JPH0515752Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515752Y2 JPH0515752Y2 JP1987141305U JP14130587U JPH0515752Y2 JP H0515752 Y2 JPH0515752 Y2 JP H0515752Y2 JP 1987141305 U JP1987141305 U JP 1987141305U JP 14130587 U JP14130587 U JP 14130587U JP H0515752 Y2 JPH0515752 Y2 JP H0515752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating tube
- current heating
- conductor
- skin current
- electric wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 25
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、表皮電流発熱管用電線に関するもの
である。
である。
第３図は、従来の表皮電流発熱管用耐熱絶縁電
線の一例を示す斜視図であつて、１′は導体（複
合より線）、３は絶縁体である。
線の一例を示す斜視図であつて、１′は導体（複
合より線）、３は絶縁体である。
一般に、かかる耐熱絶縁電線５は、第４図に示
すように、高透磁性鋼管からなる表皮電流発熱管
内４内に通され、その一端が表皮電流発熱管の一
端に接続され、もう一方の端部が商用周波数の交
流電源６を介して表皮電流発熱管４の他端に接続
され、表皮電流発熱管４を介した電流の閉路を形
成するようにしたものである。このようにする
と、表皮電流発熱管４の内表皮に沿つて電流が流
れて該管を発熱させ、従つて、当該表皮電流発熱
管４を被加熱対象となる流体輸送管等に直接トレ
ース施工しても安全に加熱できるものである。
すように、高透磁性鋼管からなる表皮電流発熱管
内４内に通され、その一端が表皮電流発熱管の一
端に接続され、もう一方の端部が商用周波数の交
流電源６を介して表皮電流発熱管４の他端に接続
され、表皮電流発熱管４を介した電流の閉路を形
成するようにしたものである。このようにする
と、表皮電流発熱管４の内表皮に沿つて電流が流
れて該管を発熱させ、従つて、当該表皮電流発熱
管４を被加熱対象となる流体輸送管等に直接トレ
ース施工しても安全に加熱できるものである。
ところで、耐熱絶縁電線５の表皮電流発熱管４
への接続端には、接続用の圧着端子７，７′が取
り付けられ、所定の電気接続に供しているが、通
電時の表皮電流発熱管４の温度上昇により管内に
通された絶縁電線５も加熱されて導体の伸びが顕
著となり、また、非通電時には導体が上記顕著な
伸びに相応して縮み、そのように導体の伸縮が繰
り返されると、圧着端子の圧着部分で無理な力が
加わつて導体の素線が断線する恐れがあつた。
への接続端には、接続用の圧着端子７，７′が取
り付けられ、所定の電気接続に供しているが、通
電時の表皮電流発熱管４の温度上昇により管内に
通された絶縁電線５も加熱されて導体の伸びが顕
著となり、また、非通電時には導体が上記顕著な
伸びに相応して縮み、そのように導体の伸縮が繰
り返されると、圧着端子の圧着部分で無理な力が
加わつて導体の素線が断線する恐れがあつた。
本考案は、かかる実情に鑑みてなされたもので
あつて、その目的とするところは前述した従来技
術の欠点を解消し、導体の素線断線を減少できる
表皮電流発熱管用電線を提供することにある。
あつて、その目的とするところは前述した従来技
術の欠点を解消し、導体の素線断線を減少できる
表皮電流発熱管用電線を提供することにある。
本考案により提供する表皮電流発熱管用電線
は、高透磁性鋼管からなる表皮電流発熱管内に通
され一端が該表皮電流発熱管の一端に圧着端子に
より接続され他端が電源を介して当該表皮電流発
熱管の他端に圧着端子により接続される表皮電流
発熱管用電線において、電線を構成する導体が多
数の細線を網状に組んだ構造を有し、かつ該導体
と外側の絶縁被覆との間で当該導体を構成する細
線の伸縮を可能にするようにセパレータが設けら
れた構造を有することを特徴とするものである。
は、高透磁性鋼管からなる表皮電流発熱管内に通
され一端が該表皮電流発熱管の一端に圧着端子に
より接続され他端が電源を介して当該表皮電流発
熱管の他端に圧着端子により接続される表皮電流
発熱管用電線において、電線を構成する導体が多
数の細線を網状に組んだ構造を有し、かつ該導体
と外側の絶縁被覆との間で当該導体を構成する細
線の伸縮を可能にするようにセパレータが設けら
れた構造を有することを特徴とするものである。
導体に熱伸縮力が加わると、導体を構成する多
数の網状細線自身で当該熱伸縮を吸収し、而もセ
パレータで網状細線の動きを絶縁被覆からフリー
にしているので局部に集中して伸縮することが無
くなる。
数の網状細線自身で当該熱伸縮を吸収し、而もセ
パレータで網状細線の動きを絶縁被覆からフリー
にしているので局部に集中して伸縮することが無
くなる。
第１図及び第２図は、本考案にかかる表皮電流
発熱管用電線の一実施例であつて、１はニツケル
メツキ銅線等の細線を網状に組んで形成した導体
であり、２はテープの横巻等によるセパレータで
あり、３は耐熱性の良好なシリコン、テフロン、
ポリフレツクス、EPR等の押出により形成され
た絶縁体である。セパレータ２は、押出被覆され
る絶縁体３が導体に接着状態となるのを防止し、
併せて導体の伸縮をフリーにするものである。
発熱管用電線の一実施例であつて、１はニツケル
メツキ銅線等の細線を網状に組んで形成した導体
であり、２はテープの横巻等によるセパレータで
あり、３は耐熱性の良好なシリコン、テフロン、
ポリフレツクス、EPR等の押出により形成され
た絶縁体である。セパレータ２は、押出被覆され
る絶縁体３が導体に接着状態となるのを防止し、
併せて導体の伸縮をフリーにするものである。
以上のような本考案の表皮電流発熱管用電線に
よれば、導体を構成するように網状に組まれた細
線が絶縁被覆に対してセパレータを介して自由に
動けるようにしてあるため、導体にかかる熱伸縮
の吸収が電線長手方向で局部に集中することなし
に容易に行えるものとなり、表皮電流発熱管内に
通されることで加熱される導体の温度変化に伴う
端末での局部伸縮を吸収でき、導体の素線断線が
減少する。
よれば、導体を構成するように網状に組まれた細
線が絶縁被覆に対してセパレータを介して自由に
動けるようにしてあるため、導体にかかる熱伸縮
の吸収が電線長手方向で局部に集中することなし
に容易に行えるものとなり、表皮電流発熱管内に
通されることで加熱される導体の温度変化に伴う
端末での局部伸縮を吸収でき、導体の素線断線が
減少する。
第１図は本考案にかかる表皮電流発熱管用電線
の一実施例を示す横断面説明図、第２図は同上電
線の斜視説明図、第３図は従来の表皮電流発熱管
用電線の例を示す斜視説明図、第４図は耐熱絶縁
電線の表皮電流発熱管への挿通・接続状況を示す
説明図である。 符号において、１は導体（細線を網状に組んだ
もの）、２はセパレータ、３は絶縁体、４は表皮
電流発熱管、５は耐熱絶縁電線、６は電線、７，
７′は圧着端子である。
の一実施例を示す横断面説明図、第２図は同上電
線の斜視説明図、第３図は従来の表皮電流発熱管
用電線の例を示す斜視説明図、第４図は耐熱絶縁
電線の表皮電流発熱管への挿通・接続状況を示す
説明図である。 符号において、１は導体（細線を網状に組んだ
もの）、２はセパレータ、３は絶縁体、４は表皮
電流発熱管、５は耐熱絶縁電線、６は電線、７，
７′は圧着端子である。
Claims (1)
- 高透磁性鋼管からなる表皮電流発熱管内に通さ
れ一端が該表皮電流発熱管の一端に圧着端子によ
り接続され他端が電源を介して当該表皮電流発熱
管の他端に圧着端子により接続される表皮電流発
熱管用電線において、電線を構成する導体が多数
の細線を網状に組んだ構造を有し、かつ該導体と
外側の絶縁被覆との間で当該導体を構成する細線
の伸縮を可能にするようにセパレータが設けられ
た構造を有することを特徴とする表皮電流発熱管
用電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987141305U JPH0515752Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987141305U JPH0515752Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446992U JPS6446992U (ja) | 1989-03-23 |
| JPH0515752Y2 true JPH0515752Y2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=31406253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987141305U Expired - Lifetime JPH0515752Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515752Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59164185U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-02 | 日立電線株式会社 | 高粘性流体輸送管の加熱用表皮電流発熱装置 |
| JPS60105094U (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-17 | 古河電気工業株式会社 | 可撓電線 |
| JPS6273496U (ja) * | 1985-10-26 | 1987-05-11 | ||
| JPS62133397U (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-22 |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP1987141305U patent/JPH0515752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446992U (ja) | 1989-03-23 |
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