JP5171403B2 - フリーアクセスフロア用支持台ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、フリーアクセスフロアの床面を形成するパネル部材を、その下側から支持する複数の支持台と、これら複数の支持台の互いの間隔を維持して一体的に連結する連結部材とを備えたフリーアクセスフロア用支持台ユニットに関するものである。
図11は、部屋の床部に敷設された従来のフリーアクセスフロア2の、壁3寄りの領域を示す平面図である。この従来のフリーアクセスフロア2の敷設作業の途中段階において、壁3からある程度離れている領域では、図12に示すように、複数のパネルユニット4を、互いに間隔を空けて下地コンクリート床面6上に配置する作業が行なわれる。
このパネルユニット4は、フリーアクセスフロア2の床板となる4枚のパネル部材8と、図13及び図14に示すようなフリーアクセスフロア用支持台ユニット10(以下、支持台ユニット10という)とを備えて構成されている。
支持台ユニット10は、水平面上の縦方向及び横方向に3列ずつ、互いに交叉する方向に並んで配置された9つの支持台12と、これら9つの支持台12を互いに連結する連結部材14を備えて構成されている。
連結部材14は、合成樹脂製であって、支持台12のそれぞれを支持する9つの受け台20と、前記縦方向及び横方向に互いに隣合う受け台20同士を一体的に連結する連結帯22を備えて構成されている。また、支持台12のそれぞれは、金属性のパイプ材16、及びこのパイプ材16の上端部に設けられる合成樹脂製のキャップ18を備えて構成されている。
支持台ユニット10における連結部材14の各受け台20には、図14に示すように、一定深さの凹部24が形成されており、各凹部24には、支持台12のパイプ材16の下端部が嵌合して、パイプ材16の下端面が凹部24の底面に接触している。
各凹部24同士の水平面上の縦方向及び横方向のピッチ間隔(各凹部24の中心間の距離)は、図11に示すパネル部材8が縦方向及び横方向に配置されるピッチ間隔と同じ長さになるように設定されている。これにより、このような凹部24のそれぞれに嵌合する9つの支持台12の互いのピッチ間隔は、図12に示すように、パネル部材8が配置されるピッチ間隔と同じ長さに維持されるようになっている。
図15は、図13及び図14における支持台12のキャップ18を示す平面図である。同図に示すように、キャップ18は、その上端面18a上に開口するよう形成されて、後述するパネル部材8の折曲った側板部30と係合可能な4本の溝部26を有している。
このキャップ18の上端面18a上に開口する4本の溝部26は、これら4本の中の2本が、上端面18a上の水平一方向に延びるよう互いに平行に一定間隔を挟んで配置され、この2本と直角に交差する水平他方向に延びるよう他の2本が互いに平行に一定間隔を挟んで配置されている。これら4本の溝部26は、互いに平行に並んで配置される2本の組合せ同士が、互いの長さ方向の略中央部において交差している。
また、図16は、図12におけるパネル部材8を示す平面図である。パネル部材8は、定形部材であって、同図に示すように、略正方形の平面形状を有する天板部28と、この天板部28の四辺のそれぞれに、下地コンクリート床面6側(図16中、紙面に垂直方向の奥側)に一定高さを有するよう折曲げて設けられる側板部30とを有している。
このようなパネル部材8を、図13及び図14に示す支持台ユニット10上に、水平面上の縦方向及び横方向それぞれに2枚ずつ計4枚並べて載置することにより、図12に示すようなパネルユニット4を組立てることができる。
このようなパネルユニット4の各パネル部材8は、図16に示す天板部28の各隅部が、図13及び図14に示す支持台ユニット10の対応する各支持台12のキャップ18上に載置されると共に、図16に示す各側板部30の、互いに直角に隣合って配置される一対の端部のそれぞれが、対応する支持台12の図15に示す上端面18aの1/4の面積内の、互いに直角に隣合って配置される一対の溝部26に嵌合するようになっている。
図12に示すように、パネルユニット4のそれぞれは、互いに隣合って水平方向に対向する支持台12の中心部間が、図中縦方向及び横方向にパネル部材8の一辺の長さとほぼ同じ長さの間隔だけ互いに離れて、下地コンクリート床面6上に配置される。
そして、パネルユニット4同士の間のパネル部材8が配置されていない領域には、各パネルユニット4のパネル部材8よりも外側にはみ出す各支持台12のキャップ18の上端面18a上に、その中心部間に渡すように他のパネル部材8が配置されることにより、図11に示すように、パネル部材8が水平面における縦横二方向それぞれに連続的に並ぶ多数のパネル部材8の列が多数配置されて、フリーアクセスフロア2が形成されるようになっている。
このような従来のフリーアクセスフロア2、及び支持台ユニット10は、まだ公開公報が発行されていないので、先行特許文献として掲げることはできないが、特願2007−041492号の従来例として記載されているものである。
しかしながら、上述したような従来の支持台ユニット10においては、図13及び図14に示すように、その9つの支持台12のそれぞれを、連結部材14の9つの受け台20のそれぞれの凹部24に1つずつ嵌合させていく作業の際に、このような嵌合の作業に併せて、支持台12のキャップ18の4本の溝部26のそれぞれが延びる方向が、この次の作業工程で取り付けるパネル部材8の側板部30が延びる方向に対して傾かないように、その側板部30の延びる方向に一致させて設置しなければならないので、その作業が容易ではないという問題があった。
また、従来の支持台ユニット10においては、その組立て後において、支持台12が、連結部材14の受け台20の凹部24から脱落してしまったような場合には、上述したような煩わしい作業、すなわち、支持台12を連結部材14の受け台20の凹部24にその向きを調節しながら嵌合させるというような煩わしい作業を、再度、行なわなければならないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、支持台を連結部材の受け台の凹部に嵌合させる作業を容易にすることができると共に、支持台が受け台から容易に脱落するのを防止することができるフリーアクセスフロア用支持台ユニットを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
フリーアクセスフロアの床面を形成するパネル部材を、その下側から支持する略柱状の複数の支持台と、
前記複数の支持台のそれぞれの下端部が嵌合する凹部が形成された複数の受け台を有し、これら複数の受け台の互いの間隔を維持して一体的に連結するよう形成された連結部材と
を備えたフリーアクセスフロア用支持台ユニットであって、
前記支持台の外周面または前記受け台における前記凹部の内周面のいずれか一方と他方のそれぞれに、互いに対応して係合する凸形状部と凹形状部を設けることを特徴とするものである。
また、本発明によるフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、前記凹形状部が、鉛直方向に伸びる溝状に形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明によるフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、前記凹形状部が、穴形状に形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明によるフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、前記凹形状部が、鉤形の溝状に形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明によるフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、前記凹形状部が、前記支持台の外周面または前記受け台における前記凹部の内周面の軸周り方向に、90°の角度ずつ中心が間隔を置いて4つ形成されていることを特徴とするものである。
このような本発明に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニットによれば、
フリーアクセスフロアの床面を形成するパネル部材を、その下側から支持する略柱状の複数の支持台と、
前記複数の支持台のそれぞれの下端部が嵌合する凹部が形成された複数の受け台を有し、これら複数の受け台の互いの間隔を維持して一体的に連結するよう形成された連結部材と
を備えたフリーアクセスフロア用支持台ユニットであって、
前記支持台の外周面または前記受け台における前記凹部の内周面のいずれか一方と他方のそれぞれに、互いに対応して係合する凸形状部と凹形状部を設けることにより、
上記支持台を上記連結部材の受け台の凹部に嵌合させる作業を容易にすることができると共に、支持台が受け台から容易に脱落するのを防止することができる。
また、本発明のフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、
前記凹形状部が、鉛直方向に伸びる溝状に形成されていることにより、
上記支持台を上記連結部材の受け台の凹部に嵌合させる作業をさらに容易にすることができる。
また、本発明のフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、
前記凹形状部が、穴形状に形成されていることにより、
上記支持台の脱落防止の確実性を向上させることができる。
また、本発明のフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、
前記凹形状部が、鉤形の溝状に形成されていることにより、
上記支持台を上記連結部材の受け台の凹部に嵌合させる作業を容易にすることができると共に、上記支持台の脱落防止の確実性をさらに向上させることができる。
また、本発明のフリーアクセスフロア用支持台ユニットは、
前記凹形状部が、前記支持台の外周面または前記受け台における前記凹部の内周面の軸周り方向に、90°の角度ずつ中心が間隔を置いて4つ形成されていることにより、
上記支持台を上記連結部材の受け台の凹部に嵌合させる作業をさらに容易にすることができる。
以下、本発明に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニットを実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図6は、本発明の第1の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニット32(以下、支持台ユニット32という)について説明するために参照する図である。従来と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る支持台ユニット32は、図1及び図2に示すように、水平面上の縦方向及び横方向にそれぞれ3列ずつ、互いに交叉する方向に並んで配置された9つの支持台34と、これら9つの支持台12を支持して互いに連結する連結部材36を備えて構成されている。
支持台ユニット32の支持台34のそれぞれは、図3及び図4に示すように、ほぼ円柱状に形成され、その内部に空間を有して下端部側が開口するように形成されている。この支持台34は、合成樹脂製であって、その全体形状が一体的に形成されている。また、支持台34には、その上端面34a上に開口し、図16に示すパネル部材8の折曲った側板部30と係合可能な4本の溝部26が形成されている。
図3に示すように、この支持台34の4本の溝部26は、前述したような、図15に示す従来のキャップ18の溝部26と同様に配置されるよう形成されている。
また、支持台34には、図3及び図4に示すように、その下端部の外周面上に、4つの凸部38(凸形状部に相当)が形成されている。この4つの凸部38のそれぞれは、図3に示すように、そのピッチが互いに円周方向に90°となるよう形成されている。
この4つの凸部38のそれぞれは、支持台34の上端面34aに形成された2組の2本の溝部26それぞれの長さ方向両端部が、支持台34の外周面に開口する位置の2本の溝部26間の水平中心位置が、支持台34の鉛直方向に対応する下端部の位置に凸部38の水平中心位置がくるように配置されている。
次に、支持台ユニット32の連結部材36は、図1及び図2に示すように、9つの支持台34のそれぞれを保持する9つの受け台40を備えている。この受け台40のそれぞれには、図5及び図6に示すように、上方に開口し一定深さを有する円形状の凹部42が形成されている。この凹部42の底面の中央部には、この凹部42の直径よりも小さい直径の円形状で開口し、受け台40の底面まで貫通する貫通孔部44が形成されている。
また、受け台40には、その凹部42の内周面上部に4つの溝部46(凹形状部に相当)が形成されている。この溝部46のそれぞれは、凹部42の上下方向に高さを有して、その上端部が受け台40の上面に開口し、受け台40における凹部42の内周面から半径外方に深さを有するように形成されている。また、この4つの溝部46は、凹部42の内周面の円周方向に等間隔で離れて配置されて形成されている。
この4つの溝部46のそれぞれは、受け台40の凹部42の内周面において互いに水平方向に対向する位置に形成され、この溝部46の幅及び高さの中心位置同士を水平方向に結ぶ直線の伸びる方向が、受け台40に連結する連結帯22の長さ方向と平行になるように配置されて形成されている。
支持台ユニット32は、図1及び図2に示すように、連結部材36それぞれの受け台40の凹部42に、支持台34の下端部が嵌合し、この支持台34のそれぞれが有する4つの凸部38のそれぞれが、受け台40の対応する溝部46のそれぞれに係合するようになっている。
このような本実施の形態に係る支持台ユニット32によれば、その支持台34を連結部材36の受け台40の凹部42に嵌合させる作業の際に、凸部38を溝部46に係合させることにより、支持台34の上端面34aの溝部26の方向の位置決めが自動的に行なわれるようになっているので、支持台34を連結部材36の受け台40の凹部42に嵌合させる作業を容易にすることができる。
また、本実施の形態に係る支持台ユニット32によれば、その支持台34に凸部38を形成し、連結部材36の受け台40の凹部42の内周面に溝部46を形成したことにより、この支持台34の下端部の外周面と、連結部材36の受け台40の凹部42の内周面との間に働く摩擦力を増大させることができるので、支持台34が、連結部材36の受け台40から容易に脱落することを防止することができる。
次に、図7及び図8は、本発明の第2の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニット52(以下、支持台ユニット52という。)について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニット32と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明はできるだけ省略するものとする。
本実施の形態に係る支持台ユニット52は、図7及び図8に示すように、その連結部材54の受け台56の凹部42の円周方向の内周面に、四角形状で開口する4つの穴形状の係止部58(凹形状部に相当)が形成されている。この4つの係止部58のそれぞれは、受け台56における凹部42の内周面から半径外方に深さを有するように形成されている。また、この4つの溝部46は、凹部42の内周面の円周方向に等間隔をおいて配置されて形成されている。
この4つの係止部58のそれぞれは、受け台40の凹部42の内周面において互いに水平方向に対向する位置に形成され、この係止部58の、凹部42の内周面における係止部58の幅及び高さの中心位置同士を水平方向に結ぶ直線の延びる方向が、受け台56に連結する連結帯22の長さ方向と平行になるように配置されて形成されている。
この連結部材54の受け台56の凹部42に、図3及び図4に示す支持台34の下端部を嵌合させる作業は、図示しないが、この支持台34の下端部、及び連結部材54の受け台56のそれぞれに荷重を加えて互いに変形させながら行なうようにする。支持台34及び連結部材54のそれぞれは、合成樹脂製なので、このような嵌合作業が終了して荷重が除去されると元の形状に戻るようになる。
このような本実施の形態に係る支持台ユニット52によれば、支持台34を連結部材54の受け台56の凹部42に嵌合させる作業の際に、その支持台34に形成した凸部38が、連結部材54の受け台56に形成した係止部58に係止されるようになっていることにより、支持台34の上端面34aの溝部26の方向の位置決めが自動的に行なわれるようになるので、支持台34を連結部材54の受け台56の凹部42に嵌合させる作業を容易にすることができる。
また、本実施の形態に係る支持台ユニット52によれば、その支持台34に形成した凸部38が、連結部材54の受け台56に形成した係止部58に係止されるようになっているので、支持台34が、連結部材54の受け台56から脱落することを確実に防止することができる。
次に、図9及び図10は、本発明の第3の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニット62(以下、支持台ユニット62という。)について説明するために参照する図である。
前記第1の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台ユニット32と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明はできるだけ省略するものとする。
本実施の形態に係る支持台ユニット62は、図9及び図10に示すように、その連結部材64の受け台66の凹部42の円周方向の内周面に、鉤形状で開口する4つの鉤状溝部68(凹形状部に相当)が形成されている。この4つの鉤状溝部68のそれぞれは、受け台66における凹部42の内周面から半径外方に深さを有するように形成されている。また、この4つの溝部46は、凹部42の内周面の円周方向に等間隔で離れて配置されて形成されている。
この4つの鉤状溝部68のそれぞれは、図10に示すように、鉛直方向長さ部分68aと、円周方向長さ部分68bとを備えて構成されている。この鉤状溝部68の鉛直方向長さ部分68aは、凹部42の深さ方向(鉛直方向)に伸びる高さを有し、その上端部が受け台66の上面に開口するように形成されている。
また、鉤状溝部68の円周方向長さ部分68bは、鉛直方向長さ部分68aより低い高さを有し、図9にも示すように、凹部42の内周面の円周方向に延びて長さを有するように形成され、その一方の端部が、鉛直方向長さ部分68aの下端部に繋がっている。
また、鉤状溝部68のそれぞれは、図9に示すように、受け台66の凹部42の内周面の互いに対向する位置に形成される鉤状溝部68同士のそれぞれの、円周方向長さ部分68bにおける鉛直方向長さ部分68aとは反対側の端部68cから、鉛直方向長さ部分68a側に、図3に示す支持台34の凸部38における水平方向の幅(図3中、寸法W)の半分の長さ(図9中、W/2)だけ支持台34が回動した位置における、支持台34の凸部38の幅Wと高さの中心同士を結ぶ直線の伸びる方向が、受け台66に連結する連結帯22の長さ方向と平行になるように設定されて形成されている。
この連結部材64の受け台66の凹部42に、図3及び図4に示す支持台34の下端部を嵌合させる作業は、図示しないが、支持台34の下端部を、その凸部38のそれぞれが、連結部材64の受け台66における鉤状溝部68の鉛直方向長さ部分68a内を通るように垂直に差込んだ後、この凸部38が、受け台66における鉤状溝部68の円周方向長さ部分68bを通って支持台34を回動し、その端部68cに突き当たってその回動が停止する。
このような本実施の形態に係る支持台ユニット62によれば、支持台34を連結部材64の受け台66の凹部42に嵌合させる作業の際に、その支持台34に形成した凸部38が、連結部材64における受け台66の鉤状溝部68に係止されて、支持台34の回転方向の位置が決まるようになっていることにより、支持台34の上端面34aの溝部26の方向の位置決めが自動的に行なわれるようになるので、支持台34を、その溝部26の方向を考慮して連結部材64の受け台66の凹部42に嵌合させる作業を容易にすることができる。
また、本実施の形態に係る支持台ユニット62によれば、その支持台34に形成した凸部38が、連結部材64における受け台66の鉤状溝部68の円周方向長さ部分68bに係止されるようになっているので、支持台34が、連結部材64の受け台66から脱落することを確実に防止することができる。
なお、前記第1の実施の形態に係る支持台ユニット32においては、その支持台34に凸部38が形成され、連結部材36の受け台40に溝部46が形成されていたが、支持台34の下端部の外周面に、この支持台34の高さ方向(鉛直方向)に伸びて下端面側に開放される溝部46のような凹形状部を形成すると共に、連結部材36の受け台40の凹部42内に、このような支持台34の下端部の溝部に係合する凸部38のような凸形状部を形成するようにしてもよい。
また、前記第2の実施の形態に係る支持台ユニット52においては、その支持台34に凸部38が形成され、連結部材54の受け台56に穴形状の係止部58が形成されていたが、支持台34の下端部に、その外周面に開口する係止部58のような穴形状の係止部を形成すると共に、連結部材54の受け台56の凹部42内に、このような支持台34の下端部の穴形状の係止部に係合する凸部38のような凸形状部を形成するようにしてもよい。
また、前記第3の実施の形態に係る支持台ユニット62においては、その支持台34に凸部38が形成され、連結部材64の受け台66に鉤状溝部68が形成されていたが、支持台34の下端部の外周面に鉤状溝部を形成すると共に、連結部材64の受け台66の凹部42内に、このような支持台34の下端部の鉤状溝部に係合する凸部38のような凸形状部を形成するようにしてもよい。
ここで、支持台34の下端部の外周面に鉤状溝部を形成するとするならば、この支持台34の高さ方向(鉛直方向)に伸びて下端面側に開放される鉛直方向の溝部と、この鉛直方向の溝の上端部から円周方向に伸びる円周方向の溝部とを備えて構成されるようにすることになる。
また、前記第1の実施の形態に係る支持台ユニット32においては、その支持台34の凸部38と、連結部材36の受け台40の溝部46を、4個ずつ形成したが、4個以外の個数ずつ形成するようになっていてもよい。前記第2,第3の実施の形態に係る支持台ユニット52,62においても同様である。
また、前記第1の実施の形態に係る支持台ユニット32においては、その支持台34の凸部38と、連結部材36の受け台40の溝部46を、同じ個数ずつ形成したが、支持台34の凸部38は、連結部材36の受け台40の溝部46の個数よりも少ない個数だけ形成されるようになっていてもよい。前記第2,第3の実施の形態に係る支持台ユニット52,62においても同様である。
また、前記第1の実施の形態に係る支持台ユニット32においては、その支持台34の凸部38のそれぞれが、この支持台34の外周面上に円周方向に等間隔で離れて形成されると共に、連結部材36の受け台40の溝部46のそれぞれが、この受け台40の凹部42の内周面の円周方向に等間隔で離れて形成されるようになっていたが、これら凸部38同士の間隔と溝部46同士の間隔は、これらが互いに対応することができるようにさえなっていれば、等間隔に形成されていなくてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る支持台ユニット32を示す平面図である。 図1における支持台ユニット32のB−B線断面矢視図である。 図1中の支持台34だけを取り出して示すその平面図である。 図3に示す支持台34の側面図である。 図1中の連結部材36における中央部の受け台40、及びこの受け台40に連結する連結帯22の一部を示すその平面図である。 図5に示す受け台40及び連結帯22のC−C線矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る支持台ユニット52における、連結部材54の受け台56、及びこの受け台56に連結する連結帯22の一部を示すその平面図である。 図7に示す受け台56及び連結帯22のD−D線矢視断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る支持台ユニット62における、連結部材64の受け台66、及びこの受け台66に連結する連結帯22の一部を示すその平面図である。 図9に示す受け台66及び連結帯22のE−E線矢視断面図である。 従来のフリーアクセスフロア2を示す図であって、このフリーアクセスフロア2を敷設した部屋内の敷設開始側の壁3寄りの領域を示す平面図である。 図11に示す従来のフリーアクセスフロア2の敷設作業の途中段階にあるものを示す図であって、敷設開始側の壁3からある程度離れている領域を示す平面図である。 図12中の支持台ユニット10だけを取り出して示すその平面図である。 図13における支持台ユニット10のA−A線矢視断面図である。 図13中のキャップ18だけを取り出して示すその平面図である。 図12中のパネル部材8だけを取り出して示すその平面図である。
符号の説明
2 フリーアクセスフロア
3 壁
4 パネルユニット
6 下地コンクリート床面
8 パネル部材
10 フリーアクセスフロア用支持台ユニット
12 支持台
14 連結部材
16 パイプ材
18 キャップ
18a 上端面
20 受け台
22 連結帯
24 凹部
26 溝部
28 天板部
30 側板部
32 フリーアクセスフロア用支持台ユニット
34 支持台
34a 上端面
36 連結部材
38 凸部
40 受け台
42 凹部
44 貫通孔部
46 溝部
52 フリーアクセスフロア用支持台ユニット
54 連結部材
56 受け台
58 係止部
62 フリーアクセスフロア用支持台ユニット
64 連結部材
66 受け台
68 鉤状溝部
68a 鉛直方向長さ部分
68b 円周方向長さ部分
68c 端部

Claims (5)

  1. フリーアクセスフロアの床面を形成するパネル部材を、その下側から支持する略柱状の複数の支持台と、
    前記複数の支持台のそれぞれの下端部が嵌合する凹部が形成された複数の受け台を有し、これら複数の受け台の互いの間隔を維持して一体的に連結するよう形成された連結部材と
    を備えたフリーアクセスフロア用支持台ユニットであって、
    前記支持台の外周面または前記受け台における前記凹部の内周面のいずれか一方と他方のそれぞれに、互いに対応して係合する凸形状部と凹形状部を設ける
    ことを特徴とするフリーアクセスフロア用支持台ユニット。
  2. 前記凹形状部が、鉛直方向に伸びる溝状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロア用支持台ユニット。
  3. 前記凹形状部が、穴形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロア用支持台ユニット。
  4. 前記凹形状部が、鉤形の溝状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロア用支持台ユニット。
  5. 前記凹形状部が、前記支持台の外周面または前記受け台における前記凹部の内周面の軸周り方向に、90°の角度ずつ中心が間隔を置いて4つ形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のフリーアクセスフロア用支持台ユニット。
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