JP3181069U - 石碑 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一石材3,第二石材5,および第三石材7が順に積み上げられて構成される。第一石材3の上面には凹部11が形成されており、凹部11には溝19が形成されている。第二石材5は、下端部に凹部27が形成されている。凹部27には、溝37が形成されている。第二石材5の下端部の周縁5aは、円弧状面に形成されている。第一石材3と第二石材5の間に第一接続部材41が設けられる。第一接続部材41には、上下に離隔して第一係止部材45が2本設けられる。第一係止部材45,45が取り付けられた第一接続部材41は、その下端部が第一石材3の凹部11にはめ込まれ、上端部が第二石材5の下側の凹部27にはめ込まれる。下側の第一係止部材45は、第一石材11の溝19にはめ込まれ、上側の第一係止部材45は、第二石材5の溝37にはめ込まれる。
【選択図】図6
Description
また、ボルトや金具などで石材同士を固定する場合、加工が複雑となってしまっていた。さらに、戒名を追加する場合に、石材を取り外すことが困難であった。
本実施例の石碑1は、3つの石材3,5,7が順に積み上げられて構成される墓石とされる。
また、図5は、図4のA−A断面図であり、図6は、図5のB−B断面図である。
傾斜面13は湾曲した形状とされ、水平な上面15と傾斜面13の境界部13aは円弧面に形成されている。
水平な上面15の中央部に断面円形の凹部11が形成されている。
第二石材5は、第一石材3より横寸法が小さく形成されている。
傾斜面31は湾曲した形状とされ、水平な上面33と傾斜面31の境界部31aは円弧面に形成されている。
水平な上面33の中央部に円形状の凹部25が形成されている。
凹部27の外周部の一部には、径方向外側へ突出して断面矩形状の溝37が、軸方向に沿って形成されている。
また、第一石材3の凹部11と、第二石材5の下側の凹部27は、同じ直径とされ、第一石材3に第二石材5が載せ置かれた状態において、各凹部11,27および各溝19,37は、同一直線上に配置される。
この第二石材5の下端部周縁5aの円弧状部の半径R1は、1cm〜4cmとされ、好ましくは、1.5cm〜3cmとされる。
この際、第一石材3の凹部11と、第二石材5の下側の凹部27に第一接続部材41がはめ込まれる。
第一接続部材41の周側面には、上下に離隔して、断面円形状の穴43が2つ形成されている。
各穴43には、円柱状の第一係止部材45の一端部がはめ込まれる。第一係止部材45は、第一石材3の溝19および第二石材5の溝37に対応した外径とされる。
各穴43は、第一接続部材45の上下端部に出来るだけ近い位置に形成される。
この際、下側の第一係止部材45の他端部が、第一石材3の溝19にはめ込まれる。
この際、第二石材5の下側の凹部27に、第一接続部材41の上端部がはめ込まれ、上側の第一係止部材45の他端部が、第二石材5の溝37にはめ込まれる。
第三石材7は、その下端部の周縁7aは、円弧状面に形成されている。
この第三石材7の下端部周縁7aの円弧状の半径R2は、1cm〜4cmとされ、好ましくは、1.5cm〜3cmとされる。
この際、第一石材3と第二石材5の場合と同様、第二石材5の上側の凹部25と、第三石材7の凹部51に円柱形状の第二接続部材55がはめ込まれる。
この際、下側の第二係止部材59の他端部が、第二石材5の溝35にはめ込まれる。
この際、第三石材7の凹部51に第二接続部材55の上端部がはめ込まれ、上側の第二係止部材59の他端部が、第三石材7の溝53にはめ込まれる。
本実施例では、各石材3,5,7同士が接続部材41,55により一体化されることで、地震などの振動による各石材3,5,7の転倒を防止できる。
また、係止部材45,59により各石材3,5,7が回転することもない。
これにより、地震などの振動で第二石材5が揺れ動き、その下端部周縁5aが第一石材3の上面に当接したとしても、円弧状面5aが第一石材3の上面に当接することになり、破損するおそれがない。
つまり、第二石材5の下端部外周には、鋭角な角部が存在せず、第一石材3に対して揺動したとしても、第二石材5が破損するおそれがない。
これにより、地震などの振動で第三石材7が揺れ動き、第三石材7の下端部周縁7aが第二石材5の上面に当接したとしても、円弧状面7aが第二石材5の上面に当接することになり、破損するおそれがない。
また、地震などの振動により、下側の石材3,5に対して、上側の石材5,7が揺動したとしても、上側の石材5,7は、外部から視認される箇所が破損し難い。
これら各石材3,5,7の凹部11,25,27,51、接続部材41,55および係止部材45,59は、コアカッターや旋盤により加工することができ、製作が容易とされる。
たとえば、各石材3,5,7の形状は、適宜変更可能である。
また、上記実施例では、3つの石材3,5,7により石碑を構成したが、2つまたは4つ以上の石材を積み重ねて石碑を構成してもよい。
3 第一石材
5 第二石材
5a 円弧状面
7 第三石材
11 凹部
25 凹部
27 凹部
41 第一接続部材
45 第一係止部材
Claims (4)
- 上部に凹部が形成された下側石材と、
この下側石材に載せ置かれ、下部に凹部が形成された上側石材と、
前記下側石材と前記上側石材との間に配置され、前記下側石材の前記凹部に下部がはめ込まれ、前記上側石材の前記凹部に上部がはめ込まれる接続部材と
を備えることを特徴とする石碑。 - 前記上側石材は、前記下側石材の上面に配置される下端部の周縁の角部が、円弧状面に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の石碑。 - 前記接続部材は、円柱形状とされ、
前記接続部材には、2本の円柱状の係止部材が径方向外側へ突出して設けられ、
前記係止部材のうち、下側の係止部材が、前記下側石材の前記凹部の外周部に形成された溝にはめ込まれ、上側の係止部材が、前記上側石材の前記凹部の外周部に形成された溝にはめ込まれる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の石碑。 - 前記上側石材および前記下側石材は、平面視正方形状とされ、
前記溝は、前記上側石材または前記下側石材の対角線上に形成される
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の石碑。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006748U JP3181069U (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 石碑 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006748U JP3181069U (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 石碑 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3181069U true JP3181069U (ja) | 2013-01-24 |
Family
ID=50425330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012006748U Expired - Lifetime JP3181069U (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 石碑 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181069U (ja) |
-
2012
- 2012-11-06 JP JP2012006748U patent/JP3181069U/ja not_active Expired - Lifetime
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