JP3180013U - 石碑 - Google Patents

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浩之 田中
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Abstract

【課題】地震などの振動により転倒することがなく、かつ、破損し難い石碑を提供する。
【解決手段】地面に置かれる芝台3に、第一石材5,第二石材7,第三石材9が順に積み上げられて構成される。第一石材5の上面には、凹部31が形成され、下端部には凸部33が形成されている。第一石材5は、芝台3の上下に貫通する穴に凸部33がはめ込まれて芝台3に載置され、凸部33の下面は地面に当接する。第二石材7には、下方へ突出して凸部43が形成されており、第二石材7の下端部周縁は円弧状面7aに形成されている。第二石材7は、凸部43が第一石材5の凹部31にはめ込まれて第一石材5に載置される。第三石材9には、鍔部51が形成され、鍔部51より下方へ突出して凸部53が形成されている。鍔部51の周縁は円弧状面51aに形成されている。第三石材9は、凸部53が第二石材7の凹部41にはめ込まれて第二石材7に載置される。
【選択図】図4

Description

本考案は、石碑に関するものであり、特に墓石に関するものである。
従来、石碑は、1つの石材により構成されていたり、2つ以上の石材を積み上げて構成されたりしている。そして、石材を2つ以上積み上げて構成する場合、地震などの振動で上段の石材が倒れることがある。
そこで、下側の石材と上側の石材を粘着剤や粘着シートなどで固定したり、ボルトにより固定したりすることで、石材の転倒を防止することが行われている。
しかしながら、粘着剤や粘着シートなどで石材同士を固定する場合、年数が経過すると粘着力が弱まり、上側の石材が転倒するおそれがある。
また、ボルトなどで石材同士を固定する場合、ボルトを石材に取り付ける際、石材が割れるおそれがあった。
本考案が解決しようとする課題は、地震などによる振動で転倒することがなく、かつ、破損し難い石碑を提供することにある。
本考案は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の考案は、下側石材と、この下側石材に載せ置かれる上側石材とを備えて構成される石碑であって、前記下側石材の上部には、上方へ開口する凹部が形成され、前記上側石材の下部には、前記凹部にはめ込まれる凸部が、下方へ突出して形成されており、前記上側石材は、前記凸部が前記凹部にはめ込まれた際、前記下側石材の上面に配置される下端部の周縁の角部が、円弧状面に形成されていることを特徴とする石碑である。
請求項2に記載の考案は、前記上側石材の下端部には、鍔部が形成され、この鍔部より下方へ突出して前記凸部が形成されており、この鍔部に前記円弧状面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の石碑である。
請求項3に記載の考案は、前記下側石材の下部には、下方へ突出して凸部が形成されており、この凸部が、地面に載置される芝台の上下に貫通する穴にはめ込まれて、前記下側石材は前記芝台に載せ置かれ、前記下側石材の前記凸部の下面は、地面に当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の石碑である。
さらに、請求項4に記載の考案は、前記芝台は、複数の石片が四角形状に囲うように配置されて構成されることを特徴とする請求項3に記載の石碑である。
本考案によれば、地震などの振動で転倒することがなく、かつ、破損し難い石碑を提供できる。
本考案の石碑の一実施例を示す斜視図である。 図1の石碑を前方から見た分解斜視図である。 図1の石碑を後方から見た分解斜視図である。 図1の石碑を右側から見た断面図である。
以下、本考案の石碑の一実施例について図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本考案の石碑の一実施例を示す斜視図である。
本実施例の石碑1は、地面に置かれる芝台3に、3つの石材5,7,9が順に積み上げられて構成される墓石とされる。
図2及び図3は、本実施例の石碑の分解斜視図であり、図2は前方から、図3は後方から見た状態を示している。また、図4は、本実施例の石碑を右側から見た断面図である。
最下段の芝台3は、4つの石片11,13,15,17により構成される。
各石片11,13,15,17は、断面長方形状とされ、各石片11,13,15,17の高さ寸法aは同じとされる。
この4つの石片11,13,15,17が、四角形状に囲うように配置されて、芝台3は枠状に構成される。
具体的には、長手方向を左右方向に沿うように第一石片11が配置され、この第一石片11の両端部に第二石片13および第三石片15の各前端部が当接されて、第二石片13および第三石片15が前後方向に沿うように配置される。そして、第二石片13と第三石片15の後端部間に第四石片17が配置される。
このように、第一石片11〜第四石片17が、口字形状に配置され、中央部に正方形状の穴Hが形成される。
芝台3に載せ置かれる第一石材5は、平面視正方形状の石材とされ、その上面には上方へ開口する凹部31が形成され、下端部には下方へ突出して凸部33が形成されている。
第一石材5の上端部は、上方へ行くに従って内側に傾斜する傾斜面35に形成され、上面37は、水平面に形成されている。
傾斜面35は湾曲した形状とされ、水平な上面37と傾斜面35の境界部35aは円弧面に形成されている。
水平な上面37の中央部に正方形状の凹部31が形成されている。
凸部33は、断面正方形状とされ、芝台3の中央の穴Hに対応している。
また、凸部33の高さ寸法bは、芝台3の各石片11,13,15,17の高さ寸法a、つまり芝台3の穴Hの深さに対応している。
第一石材5の正面中央部には、奥側へ向けて空洞部39が形成されており、この空洞部39は下方へも開口している。
第一石材5は、その凸部33が、芝台3の中央部の穴Hにはめ込まれて、芝台3に載せ置かれると共に、凸部33の下面が地面に当接して配置される。
第一石材5が芝台3に載置された状態では、芝台3の各石片11,13,15,17の一端辺部が、第一石材5の下部に配置され、第一石材5は各石片11,13,15,17に囲まれて配置される。
第二石材7は、平面視正方形状の石材とされ、その上端面には、上方へ開口する凹部41が形成され、下端部には、下方へ突出して凸部43が形成されている。
第二石材7は、第一石材5より横寸法が小さく形成されている。
第二石材7の上端部は、上方へ行くに従って内側に傾斜する傾斜面45に形成され、上面47は、水平面に形成されている。
傾斜面45は湾曲した形状とされ、水平な上面47と傾斜面45の境界部45aは円弧面に形成されている。
水平な上面47の中央部に正方形状の凹部41が形成されている。
凸部43は、断面正方形状とされ、第一石材5の凹部31に対応した形状とされる。
また、第二石材7の下端部の周縁7aは、円弧状面に形成されている。
具体的には、第二石材7の下端部は、凸部43の上端部から水平に外方へ延出した後(7b)、円弧状に上方へ延出し(7a)、さらに垂直に上方へ延出して形成されている。
この第二石材7の下端部周縁7aの円弧状部の半径R1は、1cm〜4cmとされ、好ましくは、1.5cm〜3cmとされる。
第二石材7は、その凸部43が第一石材5の凹部31にはめ込まれて第一石材5に載置される。
第二石材7に載せ置かれる第三石材(棹石)9は、平面視正方形状とされる一方、上下に長い石材とされる。
第三石材9は、その下端部に鍔部51が形成され、さらに、鍔部51から下方へ突出して凸部53が形成されている。
鍔部51は、第三石材9の全周に形成され、全体として平面視正方形状とされる。
また、鍔部51の周縁は、円弧状面51aに形成されている。
具体的には、鍔部51の下端部は、凸部53の上端部から水平に外方へ延出した後(51b)、円弧状に上方へ延出して形成されている(51a)。
この第三石材9の鍔部51の下端部周縁51aの円弧状の半径R2は、1cm〜4cmとされ、好ましくは、1.5cm〜3cmとされる。
凸部53は、断面正方形状とされ、第二石材7の凹部41に対応した形状とされる。
第三石材9は、その凸部53が第二石材7の凹部41にはめ込まれて第二石材7に載置される。
このように、地面に載置された芝台3に、第一石材5、第二石材7および第三石材9が順に積み重ねられて石碑1が構成される。
本実施例では、第一石材5〜第三石材9が積み重ねられる際、下側の石材5,7の凹部31,41に、上側の石材7,9の凸部43,53がはめ込まれることで、地震などの振動による各石材5,7,9の転倒を防止できる。
また、本実施例では、第一石材5は、その凸部33が芝台3の穴Hにはめ込まれることで、第一石材5も転倒が防止される。さらに、本実施例では、第一石材5は、その凸部33の下面が地面に接地していることで、より転倒し難い構造となっている。
また、本実施例では、第二石材7の下端部周縁7aは、円弧状面に形成されている。
これにより、地震などの振動で第二石材7が揺れ動き、その下端部周縁7aが第一石材5の上面に当接したとしても、円弧状面7aが第一石材5の上面に当接することになり、破損するおそれがない。
つまり、第二石材7の下端部外周には、鋭角な角部が存在せず、第一石材5に対して揺動したとしても、第二石材7が破損するおそれがない。
さらに、本実施例では、第三石材9の鍔部51の周縁は、円弧状面51aに形成されている。
これにより、地震などの振動で第三石材9が揺れ動き、鍔部51の下端部周縁が第二石材7の上面に当接したとしても、円弧状面51aが第二石材7の上面に当接することになり、破損するおそれがない。
また、第二石材7の凹部41の上端部周縁41aや、第三石材9の凸部53の角部53aが破損したとしても、鍔部51が設けられていることで、外部から破損箇所は見えず、見栄えがよい。
このように本実施例の石碑1によれば、地震などの振動で石碑1を構成する各石材5,7,9が転倒するおそれがない。
また、地震などの振動により、下側の石材5,7に対して、上側の石材7,9が揺動したとしても、上側の石材7,9は、外部から視認される箇所が破損し難い。
しかも、鍔部51を設けた場合には、破損した箇所を外部から視認することができず、見栄えが良い。
本考案の石碑は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、芝台3や各石材5,7,9の形状は、適宜変更可能である。
また、上記実施例では、芝台3に3つの石材5,7,9を載置して石碑を構成したが、2つまたは4つ以上の石材を積み重ねて石碑を構成してもよい。
さらに、各石材5,7,9の凸部33,43,53や、凹部31,41、および芝台3の穴Hの形状は、適宜変更可能である。
また、上記実施例では、第三石材9に鍔部51を形成したが、鍔部51を形成せずに、第二石材7と同様に下端部周縁を円弧状面に形成して、第三石材9の凸部53を第二石材7の凹部41にはめ込むようにしてもよい。
さらに、第二石材7に、第三石材9と同様に、鍔部を形成し、鍔部の周縁を円弧状面として、第二石材7の凸部43を第一石材5の凹部31にはめ込むようにしてもよい。
1 石碑
3 芝台
5 第一石材
7 第二石材
7a 円弧状面
9 第三石材
31 凹部
33 凸部
41 凹部
43 凸部
51 鍔部
51a 円弧状面

Claims (4)

  1. 下側石材と、この下側石材に載せ置かれる上側石材とを備えて構成される石碑であって、
    前記下側石材の上部には、上方へ開口する凹部が形成され、
    前記上側石材の下部には、前記凹部にはめ込まれる凸部が、下方へ突出して形成されており、
    前記上側石材は、前記凸部が前記凹部にはめ込まれた際、前記下側石材の上面に配置される下端部の周縁の角部が、円弧状面に形成されている
    ことを特徴とする石碑。
  2. 前記上側石材の下端部には、鍔部が形成され、この鍔部より下方へ突出して前記凸部が形成されており、
    この鍔部に前記円弧状面が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の石碑。
  3. 前記下側石材の下部には、下方へ突出して凸部が形成されており、
    この凸部が、地面に載置される芝台の上下に貫通する穴にはめ込まれて、前記下側石材は前記芝台に載せ置かれ、
    前記下側石材の前記凸部の下面は、地面に当接する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の石碑。
  4. 前記芝台は、複数の石片が四角形状に囲うように配置されて構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の石碑。
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