JP3127986U - 耐震墓構造 - Google Patents

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寛之 二瓶
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石のカンノ株式会社
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Abstract

【課題】施工が容易で耐震性が向上すると共に、分解が容易で簡単に移動することができる耐震墓構造を提供するものである。
【解決手段】棹石4の底部に突出部5を設け、ここに連結板13の差し込み溝6を形成すると共に、突出部5にピン挿通孔7を形成し、この突出部5が挿着される凹部9を上台3の上部に形成し、この凹部9から上台3の底面に貫通する貫通孔10Aを形成すると共に、中台2および芝台1に貫通孔10B、10Cを上下方向に形成し、ピン孔12を開孔した連結板13を上部に取付け、下部にボルト部14を形成した金属製連結棒11を貫通孔10A〜10Cに貫通し、連結板13を突出部5の差し込み溝6に差し込んで連結ピン16で連結し、下部のボルト部14を角ワッシャ17とスプリングワッシャ18およびナット19で固定して、棹石4を芝台2に連結したものである。
【選択図】 図5

Description

本考案は、耐震性を向上させた墓構造に関するものである。
一般に墓石の構造は、芝台(下台)の上に、中台を重ね、この上に上台を重ね、一番上に棹石(墓標)を順次積み重ねた構造となっている。この構造では、夫々別個に加工したものを単に積み重ねたものであるため、大きな地震が発生すると、重心の高い棹石が動いたり転倒することがあった。
このため、上台の上部中心に縦溝を形成し、この上に重ねられる棹石の底部中心に前記縦溝と対向してこれと連通する縦溝を形成し、上台の縦溝に連結棒の下部側を挿着して接着剤で固定し、連結棒の上部側に接着剤を塗布して、前記棹石の底部中心に形成した縦溝の内側に連結棒の上部側から挿入し、棹石を下降させて上台の上に重ねて、上台と棹石を連結棒で連結して、地震の揺れに対して棹石の倒壊を防止していた(例えば特許文献1)。
この耐震構造では、上台の縦溝は上方に向かって開口しているので、接着剤を充填して連結棒の下部側を確実に固定することができるが、棹石の底部に形成した縦溝は下方に向かって開口しているので、接着剤を充填しても自重により流れ出してしまい、連結棒の上部側に塗布しても隙間を埋めることができず確実に固定することができなかった。
また従来の耐震構造では、接着剤で固定してしまうので、石材店で墓石を展示する場合には固定できず、展示している間に地震が発生すると、棹石が倒壊してしまう問題があった。また墓地に一旦、設置した後、移転する場合には、分解できないのでその運搬が面倒であった。
実用新案登録第3031749号公報
本考案は上記問題を改善し、施工や分解が容易で、棹石を芝台に一体に連結して耐震性を向上させると共に、分解が容易で簡単に移動することができ、特に石材店で墓石を展示する場合や、一旦、設置した後、別の墓地に移転する場合にも好適な耐震墓構造を提供するものである。
本考案の請求項1記載の耐震墓構造は、棹石の底部に突出部を設け、この突出部の底面から縦方向に連結板の差し込み溝を形成すると共に、突出部にピン挿通孔を横方向に形成し、この突出部が挿着される凹部を、上台の上部中央に形成し、この凹部底面から上台の底面に貫通する貫通孔を形成し、この上台を支える中台または/および芝台に、前記貫通孔に連通する貫通孔を上下方向に形成し、ピン孔を開孔した連結板を上部に取付け、下部にボルト部を形成した金属製連結棒の連結板を、前記棹石の突出部に形成した差し込み溝に差し込んで、ピン孔とピン挿通孔に連結ピンを挿着して連結し、金属製連結棒を上台と中台または/および芝台の貫通孔に貫通して下部のボルト部をワッシャとナットで固定して、棹石を芝台に連結したことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の耐震墓構造は、請求項1において、連結板と金属製連結棒、連結ピン、ワッシャおよびナットがステンレスで形成されていることを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の耐震墓構造によれば、墓地に設置する時に、金属製連結棒を用いて棹石と芝台を連結することにより、棹石の底面に一体に突出したブロック状の突出部が上台の凹部に嵌合し、更に棹石と上台、中台または/および芝台が連結されているので地震の横揺れや縦揺れに対しても倒壊を防止することができる。また石材店で墓石を展示する場合にも、販売する時にはナットを外して金属製連結棒を引き抜けば、分解して移動することができるので、展示場における耐震性も向上させることができる。更に墓地に一旦、設置した後に、別の墓地に移転するような場合にも、簡単に分解して移動することができる。
また請求項2記載の耐震墓構造によれば、連結板と金属製連結棒、連結ピン、ワッシャおよびナットがステンレスで形成されているので、錆びることなく耐久性に優れている。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図1は耐震墓構造を示すもので、芝台1の上に中台2を重ね、この上に上台3を重ね、更にこの上に棹石4が順次重ねられている。棹石4の底部には図2、図3および図5に示すようにブロック状の突出部5が一体に形成され、この突出部5の中央に底面から縦方向に差し込み溝6が形成されている。また突出部5には左右に貫通するピン挿通孔7が横方向に形成されている。
また棹石4の下段に位置する上台3の上部中央には、図5に示すように前記ブロック状の突出部5が挿着される中空直方体状の凹部9が形成されている。更にこの凹部9の底面中央から上台3の底面中央に上下に貫通する断面円形の貫通孔10Aが開孔されている。また中台2にも上面中央から底面中央に上下に貫通する断面円形の貫通孔10Bが開孔されている。更に芝台1にも、上面中央から底面中央に上下に貫通する断面円形の貫通孔10Cが開孔され、各貫通孔10A、10B、10Cは直線上に配置されている。
また11はステンレスで形成された金属製連結棒で、図4に示すように上部にピン孔12を開孔したステンレス製の連結板13を取付け、下部にボルト部14が形成されている。なお図5において16はステンレス製の連結ピン、17はステンレス製の角ワッシャ、18はステンレス製のスプリングワッシャ、19はステンレス製のナットである。
上記構成の耐震墓構造を組立てる場合、先ず図5に示すように芝台1の上に中台2を重ね、この上に上台3を、貫通孔10A、10B、10Cが直線上に配置されるように重ねる。次に上台3の凹部9から、貫通孔10A、10B、10Cに金属製連結棒11のボルト部14を差し込んで、上部の連結板13を上台3の上に突出させる。
次に図示しないクレーンで棹石4を吊り上げた状態で、底面に形成した突出部5の差し込み溝6に、金属製連結棒11の上部に取付けた連結板13を差し込む。この後、突出部5の側面のピン挿通孔7から連結ピン16を横方向に挿入して、連結板13のピン孔12を貫通させて、金属製連結棒11の上部を突出部5に連結する。この後、上台3の上面に接着剤を塗布してから、棹石4を下げて金属製連結棒11の下部のボルト部14を芝台1の底面から貫通させる。次に芝台1の底面から突出したボルト部14に角ワッシャ17とスプリングワッシャ18を取付けてナット19で締付けると、棹石4と芝台1が一体に連結される。
従って、墓地に設置する時に、棹石4の底面に一体に突出したブロック状の突出部5が上台3の凹部9に嵌合し、更に金属製連結棒11を用いて棹石4と芝台1を連結することにより、棹石4と上台3、中台2および芝台1が一体に連結されるので、地震の横揺れや縦揺れに対しても倒壊を防止することができる。また石材店で墓石を展示する場合にも、同様に連結して耐震性を向上し、販売する時には角ワッシャ17とスプリングワッシャ18、ナット19を外して金属製連結棒11を引き抜けば、分解して移動することができる。更に墓地に一旦、設置した後に、別の墓地に移転するような場合にも、簡単に分解して移動することができる。
また連結板13と金属製連結棒11、連結ピン16、角ワッシャ17、スプリングワッシャ18およびナット19がステンレスで形成されているので、錆びることがなく耐久性に優れている。
なお上記説明では、芝台1の上に中台2、上台3、棹石4を重ねた構造について示したが、芝墓地に設置する墓石の場合には、中台2のない構造でも良い。また金属製連結棒11は全体にボルト部14を形成したものを用いても良い。
本考案の実施の一形態による耐震墓構造を示す側面図である。 図1の耐震墓構造を分解して示す正面図である。 図1の耐震墓構造を分解して示す側面図である。 図1の金属製連結棒を示す側面図である。 図2の耐震墓構造を分解して破断した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 芝台
2 中台
3 上台
4 棹石
5 突出部
6 差し込み溝
7 ピン挿通孔
9 凹部
10A、10B、10C 貫通孔
11 金属製連結棒
12 ピン孔
12 連結板
14 ボルト部
16 連結ピン
17 角ワッシャ
18 スプリングワッシャ
19 ナット

Claims (2)

  1. 棹石の底部に突出部を設け、この突出部の底面から縦方向に連結板の差し込み溝を形成すると共に、突出部にピン挿通孔を横方向に形成し、この突出部が挿着される凹部を、上台の上部中央に形成し、この凹部底面から上台の底面に貫通する貫通孔を形成し、この上台を支える中台または/および芝台に、前記貫通孔に連通する貫通孔を上下方向に形成し、ピン孔を開孔した連結板を上部に取付け、下部にボルト部を形成した金属製連結棒の連結板を、前記棹石の突出部に形成した差し込み溝に差し込んで、ピン孔とピン挿通孔に連結ピンを挿着して連結し、金属製連結棒を上台と中台または/および芝台の貫通孔に貫通して下部のボルト部をワッシャとナットで固定して、棹石を芝台に連結したことを特徴とする耐震墓構造。
  2. 連結板と金属製連結棒、連結ピン、ワッシャおよびナットがステンレスで形成されていることを特徴とする請求項1記載の耐震墓構造。
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