JP5749226B2 - 緩衝部材 - Google Patents

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Description

本発明は、植木鉢,コップ,茶碗,湯呑み等の容器を積み重ねて搬送したりストックしたりする際に使用する緩衝部材に関する。
食器類等の割れ物運搬用の箱が、例えば、特許文献1に開示されている。
このものは、箱本体に、割れ物収納部材支持体が設置されている。割れ物収納部材支持体の一対の側壁の上縁に、複数個の下向き円弧状凹部を設け、この凹部にハンガー部両端部を掛止して割れ物収納部材を2つ折り状態で垂下する。この割れ物収納部材の内側に食器類等の割れ物を収納する。
上述の箱は、割れ物を搬送するために特別に形成された特殊な箱である。
このため、誰もが簡単に利用できるというものではない。
そこで、誰もが簡単に利用できるものとして、例えば、食器類等の割れ物を積み重ねる際に、下段の(下の)食器と上段の(上の)食器との間に、新聞紙やエアーパック等の緩衝材を挟みこむ方法がよく採用されている。
特開平9−216675号公報
しかしながら、上下の食器等の容器間に緩衝材を挟み込む方法は、上下の容器の間を大きく離間させて、そこに緩衝材を挟み込む作業が必要なため、結構、煩雑な作業で、また、時間がかかるという問題がある。逆に緩衝材を除去する場合も同様である。
また、開梱時には、除去した緩衝材が散乱するという問題もある。
また、間に緩衝材を挟み込んで容器を積み重ねた場合、横方向の力に対しては、対抗することができず、重ねた容器が簡単にずれてしまうという問題もある。
また、挟み込んだ緩衝材が、容器の外周を守る緩衝材として作用することもない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、緩衝材の挟み込みや除去を簡単な作業で短時間に行うことができ、また、除去した緩衝材が散乱することもなく、また、挟み込み後には横方向の力に対して容器が崩れにくく、しかも、容器の側面も緩衝対象とすることができる緩衝部材を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、上方に向かって開口する開口部を有する複数の容器を、下段の容器の前記開口部に上段の容器の下端側を挿入するようにして複数段に積み重ねる際に使用される緩衝部材において、窓部を有し、前記複数段の容器の側面に当接されるシート状のベース部と、前記窓部に配設され、前記ベース部に連結された連結部と、前記窓部の内周縁に間隙を介して対向する外周縁とを有する緩衝フラップと、を備え、前記連結部は、前記緩衝フラップの上端側に設けられ、前記緩衝フラップは、前記連結部が、前記下段の容器の前記開口部よりも外側でかつ上側に位置した状態で、前記連結部を基準として前記容器側に向けて内側に折曲され、前記下段の容器と前記上段の容器との間に挿入されて、前記下段の容器と前記上段の容器との直接接触を防止する、ことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1に係る緩衝部材において、前記緩衝フラップは、上下方向に直交する左右方向の幅が、前記連結部の幅よりも大きく形成されている、ことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に係る緩衝部材において、前記間隙は、前記緩衝フラップの折曲時に前記外周縁が前記内周縁に干渉するのを防止する幅に設定されている、ことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に係る緩衝部材において、前記緩衝フラップは、前記ベースの上下方向に複数段形成され、上下に隣接する前記緩衝フラップ間のピッチが、積み重ね状態の前記複数の容器の積み重ねピッチと略同じに設定されている、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、容器をあらかじめ積み重ねておき、シート状のベースを容器の側面に当接させ、緩衝フラップを挿入する上下の容器の間を少し開いてそこに緩衝フラップ折曲して挿入することができる。また、緩衝フラップを引き抜く際は、ベース部の上端を掴んで上方に引っ張るだけで簡単に引き抜くことができる。また、複数の緩衝フラップをベース部で1つにまとめることができるので、引き抜き後に多数の緩衝材が散乱するおそれがない。また、緩衝フラップを容器間に挿入した後は、積み重ねた容器に対して横方向に作用する力に対して、ベース部が対抗するので、荷崩れしにくい。また、ベース部が多段の容器の側面の緩衝材として作用する。
また、緩衝フラップの連結部を、下段の容器の開口部よりも外側でかつ上側に位置した状態で、連結部を基準として容器側に向けて内側に折曲することができるので、2つの容器の間に、緩衝フラップを斜め上方から容易に挿入することができる。また、緩衝フラップを引き抜く際も、ベース部を上方に引くだけで簡単に除去することができる。
請求項2の発明によれば、緩衝フラップに対して、連結部の幅が狭いので、連結部を折曲させるのが容易であり、また、緩衝フラップの幅が広いので、緩衝部材として作用する部分の長さを十分に確保することができる。
請求項3の発明によれば、緩衝フラップの折曲時に、緩衝フラップの外周縁が窓部の内周縁に干渉するのを防止する間隙が設けてあるので、緩衝フラップを連結部で支障なく折曲させることができる。
請求項4の発明によれば、緩衝フラップのピッチと、容器の積み重ねピッチが略同じなので、緩衝フラップの挿入、除去作業が容易となる。

(A)は緩衝部材1の正面図であり、(B),(C)は(A)中の緩衝部材1の上部の右側に円形で示す部分のX線矢視図である。 (A)は緩衝フラップ20の正面図であり、(B)は半円状に湾曲させた緩衝部材1の緩衝フラップ20を右側から見た図であり、(C)は折曲後の緩衝フラップ20の拡大図である。 2枚の緩衝部材1の接続を説明する正面図である。 4段に積み重ねた植木鉢A、及びこれに使用する緩衝部材1Aを説明する斜視図である。 4段の植木鉢Aに、緩衝部材1Aを被せるようすを説明する図である。 4段の植木鉢Aのそれぞれの間に、緩衝部材1Aの緩衝フラップ20の挿入が終了した状態を説明する斜視図である。 緩衝部材1Bの正面図である。 緩衝部材1Cの正面図である。 4段の植木鉢Aに、緩衝部材1Cを被せるようすを説明する図である。 4段の植木鉢Aのそれぞれの間に、緩衝部材1Cの緩衝フラップ20の挿入が終了した状態を説明する斜視図である。 緩衝部材1A,1B,1Cを4段の植木鉢A使用したもの6組を、別の段ボール箱Bに並べて収納した状態を上から見た上面図である。 緩衝部材1Dの斜視図である。 緩衝部材1A〜1Dにおいて、上端に一対の突起10aを設けた例を説明する斜視図である。 (A)〜(D)は、緩衝フラップ20の変形例である緩衝フラップ20A〜20Dを説明する正面図である。 緩衝部材1A〜1Dの外側に、さらに円筒状の緩衝部材2を設けた例を説明する斜視図である。 緩衝部材1が使用可能な、4段に重ねた角錐台状の植木鉢Sを説明する斜視図である。
以下、本発明を適用した実施形態を、図面に基づいて詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同一又は類似の構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図7を参照して本発明を適用した実施形態1に係る緩衝部材1について説明する。なお、以下では、図4〜図6に示すように、上下4段に積み重ねた容器としての植木鉢Aに対して、緩衝部材1を使用する場合を例に説明する。なお、緩衝部材1や植木鉢Aの厚さは、適宜省略している。
図1(A)は緩衝部材1の正面図であり、(B),(C)は(A)中の緩衝部材1の上部の右側に円形で示す部分PのX線矢視図である。なお、以下では説明の便宜上、図1(A)中の上部の左側に矢印で示す上下左右が、緩衝部材1の上下左右に対応し、また、これら上下左右の矢印に直交する方向が、緩衝部材1の厚さ方向に対応するものとして説明する。
図1(A)に示すように、緩衝部材1は、全体が1枚のシート状の部材によって形成されていて、ベース部10と、緩衝フラップ20とを備えている。
緩衝部材1全体は、長方形のシート状に形成されている。緩衝部材1は、材質としては、例えば、図1(B)に示すように、一方の面にライナー1aを有し、他方の面に中芯1bを有する片面段ボールを使用することができる。後述するように、緩衝部材1は、使用時には、上面視において表面側が外側に位置し、裏面側が内側に位置する半円状に湾曲される。このため、緩衝部材1は、片面段ボールを使用する場合、図1(B)に示すように、ライナー1aが外側で、中1bが内側に向いて、上面視において波型が現れるように使用する。これにより、緩衝部材1を半円状に湾曲させる際に容易に湾曲させることができる。
なお、緩衝部材1は、図1(C)に示すように、(B)とは表裏反転して、ライナー1aが内側に位置し、中芯1bが外側に位置するようにして使用してもよい。
緩衝部材1は、材質としては、片面段ボールの外に、両面段ボール、複両面段ボール等の段ボールを使用することができる。また、段ボール以外の材質としては、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、ポリエチレン(エアパッキン)等を使用することもできる。
ベース部10は、長方形状に形成されていて、緩衝フラップ20が配置される窓部11が上下3段に設けられている。窓部11は、ベース部10の左右方向の中心をとおる中心線Cを基準として、左右対称の5角形状に形成されていて、同形の内周縁12を有している。
緩衝フラップ20は、ベース部10の窓部11に、配置されている。緩衝フラップ20は、上側にベース部10との連結部21を有し、連結部21以外の外周縁22は、間隙Gを介してベース部10の窓部11の内周縁12と対向している。
緩衝フラップ20は、上端が連結部21を介して、ベース部10に連結されている。緩衝フラップ20は、連結部21も含めると、中心Cを基準とした左右対称の7角形に形成されている。
外周縁22は、それぞれ一対の、上端縁22a、側端縁22b、下端縁22cを有している。上端縁22aは、中心線Cから離れるほど下方に位置するように傾斜している。側端縁22bは、上端縁22aの下端(外端)から下方に延びている。下端縁22cは、側端縁22の下端から中心線Cに向かって下がるように傾斜して、先端22dで交差している。
緩衝フラップ20の外周縁22と、ベース部10の窓部11の内周縁12との間には、間隙Gが形成されている。つまり、緩衝フラップ20の外周縁22は、間隙Gを介して、ベース部10の窓部11の内周縁12に対向している。この間隙Gは、緩衝フラップ20の屈曲を可能にしたり、容易にしたりするためのものである。
図2(A)は緩衝フラップ20の正面図であり、(B)は半円状に湾曲させた緩衝部材1の緩衝フラップ20を右側から見た図であり、(C)は折曲後の緩衝フラップ20の拡大図である。
図2(A)に示す間隙Gについて、幅G1は、緩衝フラップ20の上端縁22aから側端縁22bの上端までの距離である。また幅G2は、窓部11の内周縁12と緩衝フラップ20の側端縁22bとの距離である。さらに、幅G3は、窓部11の内周縁12と緩衝フラップ20の下端縁22cとの距離である。
これら幅G1,G2,G3は、半円状に湾曲された状態の緩衝部材1について、緩衝フラップ20を連結部21を基準として、図2(B)に示すように内側に屈曲させた際に、図2(C)に示すように、開閉フラップ20の先端22dが長さZだけ内側に入るまで、外周縁22が内周縁12に干渉しないように設定されている。ここで、長さZは、緩衝部材1の厚さT1と植木鉢Aの上端縁の厚さ(開口部A1における厚さ)T2とを加えた長さである。
このように設定することにより、屈曲状態の緩衝フラップ20を植木鉢Aの内側に挿入することが可能となる。
上述の緩衝部材1は、長方形状に形成されていて4つの辺、すなわち上端1c、左端1d、右端1e、下端1fによって囲まれている。
ここで、緩衝部材1の各部分の、上下方向に直交する左右方向の幅(左右寸法)について、連結部21の幅をW1、緩衝フラップ20の幅をW2、窓部11の幅をW3、緩衝部材1の幅をW4とする。
また、緩衝部材1の各部分の上下方向の高さ(上下寸法)について、上端1cから最上段(3段目)の緩衝フラップ20の連結部21までの高さH1、上下に隣接する緩衝フラップ20のピッチをP1、最下段(1段目)の緩衝フラップ20の連結部21から下端1fまでの高さH2、緩衝部材1全体の高さ(上端1cから下端1fまでの距離)をH3、緩衝フラップ20の連結部21から先端22dまでの高さをH4とする。
上述の緩衝フラップ20は、その左右方向の幅W2が、連結部21の幅W1よりも大きく設定されている。緩衝フラップ20は、上下に隣接する2つの植木鉢A間に挿入されて、両者の緩衝材として作用する。このように、緩衝材として作用する緩衝フラップ20の幅W2を大きくとることで、緩衝作用を増大させることができる。一方、連結部21は、緩衝フラップ20を内側に屈曲させる際に、その屈曲時の基準となる。そして、この連結部21は、屈曲前には、図4に示すように、円弧状に湾曲される。このため、連結部21の幅W1が広いと、屈曲を容易に行うことができなくなり、作業性が低下する。このため、連結部21の幅W1を狭くすることで、屈曲を容易にして作業性を向上させている。
以上より、緩衝フラップ20について、
W1<W2
となるように設定した。
なお、連結部21の幅W1は、狭すぎる場合には、後述するように、上下に隣接する植木鉢A間から緩衝フラップ20を引き抜く際に、連結部21の部分で引きちぎれるおそれがある。
そこで、W1/W2の値を、
0.3≦W1/W2≦0.6
程度に設定するとよい。
また、幅W1と幅W3については、W1/W3の値が、
0.05≦W1/W3≦0.35
となるのが好ましく、さらに、
0.1≦W1/W3≦0.3
であると、一層、好ましい。
また、幅W2と幅W4については、上述のように、緩衝フラップ20が上下に隣接する2つの植木鉢A間に挿入されて両者の緩衝材となることを考慮すると、緩衝フラップ20の幅W2は広い方がいいが、これが広いと窓部11の幅W3も広くなって、その分、ベース部10における窓部12の左端側から緩衝部材1の左端1dまでの幅、及び窓部12の右端側から緩衝部材1の右端1eまでの幅が狭くなり、ベース部10の強度が低下してします。これらの点を考慮すると、W2/W4については、
0.3≦W2/W4≦0.7
となるのが好ましく、さらに、
0.4≦W2/W4≦0.6
であると、一層、好ましい。
一方、緩衝フラップ20の上下寸法については、高さH1は、上端1cを最上段(4段目)の植木鉢Aの上端の開口部A1に合わせたときに、各緩衝フラップ20の連結部21が、3段目から下に位置する各植木鉢Aの開口部A1よりも少し上に位置するように設定されている。すなわち、高さH1は、上端1cを最上段の植木鉢Aの上端の開口部A1に合わせたときに、各段の緩衝フラップ20が、これらを上限に隣接する植木鉢A間に挿入しやすい位置に位置するようになっている。
また、上下に隣接する2個の緩衝フラップ20は、ピッチP1で配置されている。このピッチP1は、図4に示す植木鉢Aの積み重ねピッチP2と略同じに設定されている。ここで、略同じという意味は、緩衝部材1の厚さT1を無視した場合に同じであるという意味である。このため、緩衝部材1の厚さT1が厚くて厚さを考慮する必要がある場合には、植木鉢の積み重ねピッチP2を、緩衝フラップ20を上下に隣接する植木鉢A間に挿入した状態のピッチに変更し、この変更後のピッチに合わせて、緩衝部材1の緩衝フラップ20のピッチP1を設定するとよい。
また、高さH2については、図4に示す最下段の植木鉢Aの上端の開口部A1から下端(底部)までの高さA2よりも短くなるように設定されている。
ここで、図1(A)、図2(A)に示す各寸法についての数値の一例を示す。いずれも単位はmmである。なお、各寸法については、これらの数値に限定されるものではない。
W1=30、W2=90、W3=100、W4=170、
H1=50、H2=70、H3=236、H4=31、
G1=5、G2=5、G3=1
P1=P2=58、
なお、上述の幅W4=170は、図4に示す植木鉢Aの開口部A1の外周長のほぼ半分と一致するものである。
上述構成の緩衝部材1は、1枚で単独で半円状に湾曲させて使用することも、また、2枚を使用して、例えば、それぞれの緩衝部材1の緩衝フラップ20が、植木鉢Aの開口部A1の相互に対向する位置にくるように使用することも可能である。
上述の緩衝部材1は、例えば、左右方向に2枚接続して、全体を円筒状に形成して使用すると、作業性、荷崩れ防止等にさらに効果的である。
図3は、2枚の緩衝部材1の接続を説明する図である。
左の緩衝部材1の右端1eと、右の緩衝部材1の左端1dとを突き合わせて、この突き合わせ部分の全長にわたってテープを貼る(二点鎖線参照)。全体を筒状に湾曲させて、左の緩衝部材1の左端1dと、右の緩衝部材1の右端1eとを突き合わせて、この突き合わせ部分の全長にわたってテープを貼る(二点鎖線参照)。これにより、円筒状の緩衝部材1Aを構成する。
図4は、4段に積み重ねた植木鉢A、及びこれに使用する緩衝部材1Aを示す斜視図である。緩衝部材1Aは、図3に示す2枚の緩衝部材1を円筒状に貼り合わせて構成したものである。
図5は、4段の植木鉢Aに、緩衝部材1Aを被せるようすを説明する図である。
4段に積み重ねた植木鉢Aのうちの、最上段(4段目)の植木鉢Aの開口部A1に、緩衝部材1Aの下端1fを被せ、さらに緩衝部材1A全体を下におろして、最上段(4段目)の植木鉢Aの開口部A1に、緩衝部材1Aの上端1cを合わせる。これにより、上下に隣接する2つの植木鉢A間に緩衝フラップ20を挿入するための準備が完了する。
なお、4段の植木鉢Aに緩衝部材1Aを被せて下方におろしていく際に、6つある緩衝フラップ20のいずれかの先端22dが少し内側に位置していると、緩衝部材1Aを下方におろしていく際に、この先端22dが植木鉢Aの開口部1Aに引っ掛かって下方におろす作業の妨げになるおそれがある。例えば、緩衝部材1Aは使い捨てではなく、繰り返しの使用が可能であるため、一度使用した緩衝部材1Aは、緩衝フラップ20が内側に折れ込んでいる場合がある。このような場合には、緩衝部材1Aは、次に使用時に、上述のように、装着時に、緩衝フラップ20が植木鉢Aの開口部A1に引っ掛かる可能性が高くなる。
このような場合には、4段に重ねた植木鉢Aを、上下ひっくり返して、4段目の植木鉢Aの開口部A1を載置面に置く。次に、緩衝部材1Aを上下反転して、上端1cが下側に位置するようにして、植木鉢Aに上から被せる。そして、緩衝部材1Aをそのままおろして、上端1cを載置面に当接させる。その後、4段の植木鉢Aと緩衝部材1Aとを一体にして上下反転する。これにより、緩衝部材1Aを、その緩衝フラップ20が植木鉢Aのそ開口部A1に引っ掛かることなく円滑に装着することができ、また、4段目の植木鉢Aの上端の開口部A1に緩衝部材1Aの上端1cを一致させて、緩衝部材1Aの位置決めをすることもできる。
次に、4段目の植木鉢Aを緩衝部材1Aの外側から押して、緩衝部材1Aとともに持ちあげて、3段目の植木鉢Aの開口部A1に隙間を形成する。このとき、3段目の緩衝フラップ20の先端22dが、3段目の植木鉢Aの開口部A1よりも少し上に位置するようにする。この状態を維持したまま、3段目の緩衝フラップ20を連結部21で内側に屈曲させて折り込む。これにより、緩衝フラップ20の先端22dが、3段目の植木鉢Aの開口部A1の内側に位置する。この状態を維持したまま、緩衝部材1Aとともに4段目の植木鉢Aを下降させる。これにより、4段目の植木鉢Aと3段目の植木鉢Aとの間に緩衝フラップ20を挿入することができる。
以下同様にして、上から順に2つの植木鉢A間に緩衝フラップ20を順次挿入していく。
図6は、4段の植木鉢Aの、上下に隣接する植木鉢A間のそれぞれに緩衝フラップ20の挿入が終了した状態を示す斜視図である。
このように、緩衝部材1Aは、積み重ねた状態の植木鉢Aに対して、上下に隣接する植木鉢A間に簡単に緩衝フラップ20を挿入することができる。また、挿入後は、円筒状のベース部10が積み重ね状態の植木鉢Aの側面に当接するため、横方向に作用する外力に対して、荷崩れしにくい。また、円筒状のベース部10は、4段の植木鉢Aの側面を保護する緩衝材として作用する。この際、隣接する2つの植木鉢A間に挿入された緩衝フラップ20により、緩衝材として作用するベース部10を確実に保持することができる。つまり、緩衝部材1Aは、緩衝フラップ20が上下に隣接する2個の植木鉢A間に挿入されて、相互の緩衝材として作用し、これに加え、円筒状のベース部10が4段の植木鉢Aの側面に位置して、側面の緩衝材として作用する。そして、このとき、上下に隣接する2個の植木鉢Aに挟持された緩衝フラップ20により、緩衝部材1A全体を不要に外れたりずれたりすることなく確実に保持することができる。
緩衝フラップ20を引き抜くに際しては、円筒状の緩衝部材1Aを上方に引き上げるだけで、略同時にすべての緩衝フラップ20を引き抜いて除去することができる。すなわち、緩衝部材1Aを上方に引き上げると、上下に隣接する2個の植木鉢A間に挿入されている各緩衝フラップ20が、上側に位置する植木鉢Aを持ちあげるようにして、上側に引き抜かれるので、容易に引き抜くことが可能である。さらに、従来の緩衝部材が各植木鉢A間に独立して個別に挿入されていたために引き抜き後には散乱するおそれがあったのに対し、緩衝部材1Aは、全体が一体となっているので、散乱するおそれがない。
<実施形態2>
図7を参照して、本発明を適用した実施形態2に係る緩衝部材1Bについて説明する。
図7は、緩衝部材1Bの正面図である。
同図に示す緩衝部材1Bは、図3に示す緩衝部材1Aでは2枚の緩衝部材1を接続して円筒状の緩衝部材1Aを構成したのに代えて、1枚で円筒状を構成できるようにしたものである。
緩衝部材1Bのベース部10Bは、図3に示す緩衝部材1のベース部10に対し、左右方向の幅が2倍となっている。さらに、3段の緩衝フラップ20を、左右方向に2列設けている。
緩衝部材1Bは、全体を円筒状に湾曲させて、ベース部10Bの左端1dと右端1eとを突き合わせ、突き合わせ部分の全長にわたって上下方向にテープを貼着する(二点鎖線参照)。これによって、円筒状の緩衝部材1Bを形成することができる。
本実施形態の緩衝部材1Bによれば、上述の緩衝部材1Aの作用効果に加え、さらに、2枚の緩衝部材1を貼り合わせる必要がないので、緩衝部材1Bを作製する際の作業性が向上する。
<実施形態3>
図8〜図10を参照して、本発明を適用した実施形態3に係る緩衝部材1Cについて説明する。
このうち、図8は、緩衝部材1Cの正面図である。また、図9は、4段の植木鉢Aに、緩衝部材1Cを被せるようすを説明する図である。また、図10は、4段の植木鉢Aのそれぞれの間に緩衝部材1Cの緩衝フラップ20の挿入が終了した状態を示す斜視図である。
本実施形態の緩衝部材1Cは、図7に示す緩衝部材1Bに対して、ベース部10Bの最下段(1段目)の緩衝フラップ20の連結部21から下端1fまでの高さ(距離)がH2であったのに対し、ベース部10Cにおいて、これを延長して高さ(距離)H6としている。
長さH6は、図9,図10に示すように、各植木鉢A間に緩衝フラップ20を挿入した後に、最下段(1段目)の植木鉢Aの下端A2と、緩衝部材1Cの下端1fの上下方向の位置とが一致するようにしている。
本実施形態によれば、4段の植木鉢Aに取り付けた後の緩衝部材1Cは、その上端1cが最上段の植木鉢Aの上端(開口部A1)と一致し、またその下端1fが最下段の植木鉢Aの下端A2に一致する。
このため、緩衝部材1Cが装着された状態の4段の植木鉢Aに対して上下方向の荷重が作用した場合に、この荷重を円筒状の緩衝部材1Cによって受け止めることができ、植木鉢Aの破損を防止することができる。つまり、上下方向の荷重に強い緩衝部材1Cを構成することができる。
また、緩衝部材1Cによれば、4段に重ねた植木鉢Aを平らな載置面に置き、これに円筒状の緩衝部材1Cを被せて、その下端1fを載置面に当接させれば、各緩衝フラップ20を好適な位置に位置決めすることができる。つまり、緩衝部材1Cの上端1cを最上段の植木鉢Aの上端の開口部A1に合わせて位置決めする代わりに、下端1fを載置面に当接させることで、緩衝部材1C全体の位置決めをすることができる。
以上のように、本実施形態の緩衝部材1Cは、上述の実施形態2の緩衝部材1Bの作用効果に加え、さらに、最下段(1段目)の植木鉢Aの下端A2と、緩衝部材1Cの下端1fの上下方向の位置が一致するため、積み重ね状態の植木鉢Aや緩衝部材1Cに上方から作用する荷重に対し、円筒状の緩衝部材1Cの下端fで受けることができるので、強度の高い構成とすることができる。
<実施形態4>
図11は、上述の緩衝部材1A,1B,1Cを4段の植木鉢A使用したもの6組を、別の段ボール箱Bに並べて収納した状態を示す上面図である。
緩衝部材1A〜1Cを適用すると、緩衝フラップ20に対応する部分に、植木鉢Aの一部が露出する。このため、図11に示すように、隣接する組相互では、緩衝フラップ20の位置が90度ずれるようにして、植木鉢Aの露出部分が向きあわないようにしている。これにより、植木鉢Aの露出部分が当接することによる植木鉢Aの破損を防止することができる。
<実施形態5>
図12を参照して、本発明を適用した実施形態5に係る緩衝部材1Dについて説明する。同図は、緩衝部材1Dの斜視図である。
同図に示すように、緩衝部材1Dは、上下3段の緩衝フラップ20が、周方向のずれた位置に配置されている。例えば、緩衝部材1Dが、全体として6個の緩衝フラップ20を有している場合には、各緩衝フラップ20間の角度θを60度に設定すれば、6個の緩衝フラップ20が等角度で配置されることになる。
なお、この角度θは、任意に設定することができるが、4段に重ねた植木鉢Aのガタつきを少なくするという観点からは、等間隔(60度)に設定することが好ましい。
つまり、上下3段の緩衝フラップ20が同一直線上に並ぶ場合と比較して、植木鉢Aの上下方向のガタつきを低減させることができる。
次に、図13は、上述の緩衝部材1A〜1Dにおいて、上端に一対の突起10Aを設けた例を示す。前述のように、各緩衝部材1A〜1Dは、その上端1cの高さ位置が、最上段の植木鉢Aの上端の開口部A1の高さ位置と同じため、円筒状の緩衝部材1A〜1Dを上方に持ちあげて、緩衝フラップ20を引き抜く際の作業性が悪い。
そこで、図示のように上端1cに突起10aを設け、ここを掴んで緩衝部材1A〜1Dを持ち上げることにより、作業性を向上させることができる。
図14(A)〜(D)は、緩衝フラップの変形例を説明する図である。
これらの図に示すように、緩衝フラップ20A〜20Dは、任意の形状とすることができる。ただし、いずれの場合も、緩衝フラップ20A〜20Dの左右方向の幅よりも、連結部21の幅の方が狭くなるように構成し、また、緩衝フラップ20A〜20Dの折曲時に、これらの外周縁22が、ベース部の窓部11の内周縁12に干渉しないようにするものとする。
図15は、段積みした植木鉢Aに緩衝部材1A〜1Dを装着し、さらにその外側を円筒状の外緩衝部材2で覆う例を示す斜視図である。
このように、外緩衝部材2で覆うことにより、上下方向の耐荷重が増加するとともに、側面落下の緩衝としても作用する。
図16は、本発明を適用可能な、四角の容器Sを示す斜視図である。
このように積み重ねられた四角の容器Sに対して、例えば、図1に示す緩衝部材1を湾曲させることなく、平面状のまま使用し、各緩衝フラップ20を上下に隣接する容器S間に挿入することができる。
このように、本発明に係る緩衝部材は、容器が、上述の植木鉢Aのように円錐台状のものに限らず、四角錐台状のものに対しても適用することが可能である。
さらには、同様に、五角形、六角形状等の多角錐台状のものや、スープ皿状の容器や、カレー皿のような平面に近い形状の容器に対しても適用することができる。
以上の実施形態では、容器としての植木鉢Aや容器Sが4段である場合を例に説明したが、本発明は、2段以上の任意のN段のものに対して適用することができる。この場合、緩衝フラップ20の段数を(N−1)段に設定すればよい。
以上の実施形態では、容器が割れ物である場合を例に説明したが、本発明は、割れ物以外の容器、例えば、木製の容器や金属製の容器に対しても有効に使用することができる。これらの容器に適用した場合には、容器相互の接触による傷を防止することができる。
1,1A〜1D 緩衝部材
10,10B,10C,10D ベース部
11 窓部
12 内周縁
20 緩衝フラップ
21 連結部
22 外周縁
A 植木鉢(容器)
A1 開口部
G 間隙
S 四角の容器
P1 緩衝フラップ間のピッチ
P2 容器の積み重ねピッチ
W1 連結部の幅
W2 緩衝フラップの幅
W3 窓部の幅
W4 緩衝部材の幅

Claims (4)

  1. 上方に向かって開口する開口部を有する複数の容器を、下段の容器の前記開口部に上段の容器の下端側を挿入するようにして複数段に積み重ねる際に使用される緩衝部材において、
    窓部を有し、前記複数段の容器の側面に当接されるシート状のベース部と、
    前記窓部に配設され、前記ベース部に連結された連結部と、前記窓部の内周縁に間隙を介して対向する外周縁とを有する緩衝フラップと、を備え、
    前記連結部は、前記緩衝フラップの上端側に設けられ、
    前記緩衝フラップは、前記連結部が、前記下段の容器の前記開口部よりも外側でかつ上側に位置した状態で、前記連結部を基準として前記容器側に向けて内側に折曲され、前記下段の容器と前記上段の容器との間に挿入されて、前記下段の容器と前記上段の容器との直接接触を防止する、
    ことを特徴とする緩衝部材。
  2. 前記緩衝フラップは、上下方向に直交する左右方向の幅が、前記連結部の幅よりも大きく形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝部材。
  3. 前記間隙は、前記緩衝フラップの折曲時に前記外周縁が前記内周縁に干渉するのを防止する幅に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝部材。
  4. 前記緩衝フラップは、前記ベース部の上下方向に複数段形成され、
    上下に隣接する前記緩衝フラップ間のピッチが、積み重ね状態の前記複数の容器の積み重ねピッチと略同じに設定されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の緩衝部材。
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