JP5171227B2 - フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法 - Google Patents

フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5171227B2
JP5171227B2 JP2007307191A JP2007307191A JP5171227B2 JP 5171227 B2 JP5171227 B2 JP 5171227B2 JP 2007307191 A JP2007307191 A JP 2007307191A JP 2007307191 A JP2007307191 A JP 2007307191A JP 5171227 B2 JP5171227 B2 JP 5171227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photonic crystal
periodic
transparent substrate
periodic structure
optical isolator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007307191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009128879A (ja
Inventor
和憲 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Optical Industries Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Optical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Optical Industries Co Ltd filed Critical Ricoh Optical Industries Co Ltd
Priority to JP2007307191A priority Critical patent/JP5171227B2/ja
Publication of JP2009128879A publication Critical patent/JP2009128879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5171227B2 publication Critical patent/JP5171227B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)

Description

本発明は、フォトニック結晶により製作される1枚の光学素子(片側1面)によって、波長板と偏光素子との組合せによってなされるアイソレータ機能を達成するフォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法に関するものである。
従来、光通信システム等において、光源として用いられる半導体レーザから出射された光が出射光の光路上に配置された光学部品により反射され、光路上を逆方向に進行する光により戻り光が生じる。この戻り光が半導体レーザに戻って入射すると、出力や周波数変動,変調帯域抑制,LD破壊といった不安定動作の原因となる。これを防ぐために、光源と光路上の光学部品との間に、光を一方向にだけ通す光素子である光アイソレータが配置され用いられる。特許文献1には、光ストレージや光通信分野等で用いられ、半導体レーザへの戻り光を低減して、半導体レーザのレーザ発振強度を安定化させる光アイソレータが開示さている。
また、光沢性を有する対象物の光沢像を検出する方法として、偏光子および1/4波長板からなる光アイソレータを用いて、照明光を照射した対象物からの反射光像を撮像し、また光アイソレータを介さずに照明光を照射した対象物からの反射光像を撮像し、双方の反射光像間の減算処理により対象物の光沢像を検出することが特許文献2に記載されている。
図8に示すようなDVDやCD、BD(Blu-ray Disc:登録商標)、HD−DVD(High-Definition DVD)等に用いられるピックアップ光学系は、光源である半導体レーザ20、偏光ビームスプリッタ21、1/4波長板22、偏向プリズム23、対物レンズ24の組合せから構成される。
このピックアップ光学系において、半導体レーザ20からのレーザ光のP偏光を偏光ビームスプリッタ21、1/4波長板22を通し、対物レンズ24で媒体25上に集光させ、媒体25の溝の有無を捕らえ、反射光として1/4波長板22、偏光ビームスプリッタ21を逆行し、S偏光の信号として取り出すように作用する。この偏光ビームスプリッタと1/4波長板との組合せによって光アイソレータとしての機能が得られ、半導体レーザの安定性に寄与している。
特開2007−225905号公報 特許第3306513号公報 特開2001−108832号公報
前述した波長板において、例えば1/2波長板(位相差180deg)は直線偏光を回転させるために用いられ、回転角は入射偏光と遅相軸とのなす角にて調整し、直線偏光に対し遅相軸を45度に設定することで偏光面が90度回転し、また1/4波長板(位相差90deg)においては、直線偏光を円偏光または円偏光を直線偏光に変換するために用いられ、同様に直線偏光に対し遅相軸を45度に設定することで円偏光が得られる。
このため、光アイソレータとしての機能を得るためには、偏光子や偏光ビームスプリッタと組み合わせる1/4波長板の間に角度(光軸を45度ずらす)の制約を課さなければならず、これらを組み合わせた光アイソレータをコンパクトに構成することは難しいという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、同一基板上の同一面に偏光子と波長板を形成して、従来よりも薄くコンパクトな光アイソレータを実現できるフォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータは、一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体と、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を、前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体とを備え、前記第1および第2の周期構造体は、その一方が偏光子の機能を有するように構成され、他方が波長板の機能を有するように構成されたことを特徴とする。
また、請求項2に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータは、請求項1の光アイソレータにおいて、透明基板が、一方向の周期凹凸構造を表面と裏面のそれぞれに有し、透明基板の一方の面に第1,第2の周期構造体が形成され、他方の面に周期構造体の波長板が形成されたこと、さらに、第1,第2の周期構造体が、一方が偏光子、他方が波長板の機能を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータは、一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を凹凸構造上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体が偏光子であり、屈折率の異なる2種類以上の透明体を第1の周期構造体上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体が波長板であり、偏光子と波長板は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とする。
また、請求項4に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータは、一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体が波長板であり、屈折率の異なる2種類以上の透明体を第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体が偏光子であり、波長板と偏光子は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とする。
また、請求項5〜7に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータは、請求項1〜4の光アイソレータにおいて、透明基板上に積層する第1の周期構造体と第2の周期構造体の間に反射防止膜を配置してなること、さらに、透明基板と周期構造体の間に反射防止膜を配置してなること、さらに、透明基板上に積層した周期構造体の表面に反射防止膜を配置してなることを特徴とする。
また、請求項8、9に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータは、請求項1〜7の光アイソレータにおいて、透明基板の周期構造体を形成した面の裏面に反射防止膜を配置してなること、さらに、周期構造体を形成する多層膜として積層する透明体が、SiOおよびAlおよびTaおよびNbおよびTiOのいずれかにより構成されることを特徴とする。
また、請求項10に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法は、透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、第1の周期構造体として凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、第2の周期構造体として第1の周期構造体上に重ねて、屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、前記第1,第2の周期構造体の一方が偏光子、他方が波長板の機能を有するように、前記多層膜を形成する工程を行い、透明基板の同一面上に第1,第2の周期構造体を積層することを特徴とする。
また、請求項11,12に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法は、請求項1の光アイソレータの製造方法において、透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程において、透明基板の表面と裏面のそれぞれに周期凹凸構造を形成し、透明基板の一方の面には第1,第2の周期構造体を形成して、他方の面には周期構造体の波長板を形成すること、さらに、第1,第2の周期構造体が、一方が偏光子、他方が波長板の機能を有することを特徴とする。
また、請求項12に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法は、透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、第1の周期構造体の偏光子として凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、第2の周期構造体の波長板として第1の周期構造体上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、透明基板の同一面上に積層した偏光子と波長板は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とする。
また、請求項13に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法は、透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、第1の周期構造体の波長板として凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、第2の周期構造体の偏光子として第1の周期構造体上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、透明基板の同一面上に積層した波長板と偏光子は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とする。
また、請求項14〜16に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法は、請求項10〜13の光アイソレータの製造方法において、透明基板上に積層する第1の周期構造体と第2の周期構造体の間に反射防止膜を形成する工程を有したこと、さらに、透明基板と周期構造体の間に反射防止膜を形成する工程を有したこと、さらに、透明基板上に積層した周期構造体の表面に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする。
また、請求項17,18に記載したフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法は、請求項10〜16の光アイソレータの製造方法において、透明基板の周期構造体を形成した面の裏面に反射防止膜を形成する工程を有したこと、さらに、周期構造体を形成する多層膜として積層する透明体が、SiOおよびAlおよびTaおよびNbおよびTiOのいずれかにより構成されることを特徴とする。
前記構成および方法によれば、フォトニック結晶を用いて偏光子と波長板の2つの機能を基板の同一面上に形成することができる。
本発明によれば、偏光子と波長板の機能をフォトニック結晶の積層により実施し、基板の同一面上に2つの機能をフォトニック結晶の積層によって構成し、従来よりも薄くコンパクトな光アイソレータを実現でき、また一体的に製作するため、調整,組立て等の必要がなく、この作業に伴う不良の発生や製造歩留まりが低下することを低減できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態におけるフォトニック結晶の構造を示す図であり、一方向の周期凹凸構造がわかるように連続する周期構造と直行する方向から見た断面図である。図1の構造は横方向(x方向)と縦方向(z方向)に周期性があり、図示されない奥行方向(y方向)では周期性がない。
図1において、1は透明基板であり一方向の周期凹凸構造が形成されている。2は積層周期構造の多層膜4の一部分にあたる低屈折率層である。3は積層周期構造の多層膜4の一部分にあたる高屈折率層である。このような周期構造は軸方向への周期性の違いにより1軸方向への周期性を持つ構造体であれば一次元フォトニック結晶となり、光学薄膜を多層に積層して作られるダイクロイックフィルターやPBSフィルター等が古くから知られている。2軸方向への周期性を持つ構造体であれば二次元フォトニック結晶となり、図1の構造はこの二次元フォトニック結晶である。3軸方向への周期性を持つ構造体であれば三次元フォトニック結晶となり、光学軸が複数方向へ立体的に存在する構造体である。
本発明のフォトニック結晶は偏光子または波長板としての機能を有するが、二次元フォトニック結晶の場合は主に次に述べるパラメータにより光学特性が決定される。
図1において、
1.透明基板1の屈折率
2.低屈折率層2の屈折率
3.低屈折率層2の膜厚dL
4.高屈折率層3の屈折率
5.高屈折率層3の膜厚dH
6.周期凹凸構造の周期P
7.周期凹凸構造(V字状)の傾斜θv
を基本として、さらには
8.高屈折率層3と低屈折率層2の積層する層数もしくは周期数
9.積層周期毎の膜厚dLおよび膜厚dH
以上により構成されるパラメータを所望の特性が得られる値に整合させる。
また、本実施形態では、積層する透明薄膜は低屈折率材と高屈折率材の組み合わせを基本としているが、例えば、SiOとTa、SiOとNb、SiOとTiO、SiOとAl、AlとTa、AlとNb、AlとTiO等の組み合わせであっても良い。
本発明のフォトニック結晶は周期凹凸構造が形成された透明基板1を、例えばエッチング源を有する図2に示す成膜装置に導入する。この成膜装置は、図2の概略図に示すようにターゲットをスパッタリングして、基板にターゲットの材料の薄膜を形成する成膜装置であって、真空槽10、真空槽10内に設けられた円筒形の基板ホルダー11、エッチング源12、および真空槽10の内部に設けられ遮蔽板で区画された第1のターゲット13、第2のターゲット14、反応源15を有する。真空槽10の内部は、図示していない排気系で排気されて、高真空状態に保たれている。円筒形の基板ホルダー11は、所定の回転速度で回転可能であり、基板ホルダー11の外周には、単数または複数の透明基板1を保持することができる(特許文献3:図3参照)。
この成膜装置に導入した、透明基板1上の矩形形状の周期凹凸構造にエッチング加工を行いV字状の周期凹凸構造とする。さらに高屈折率材の原材料(第1のターゲット)をスパッタリング(成膜)し前述の透明基板1上に所望の膜厚となるよう高屈折率層3を形成する。このとき、同時にエッチング源を作動させてプラズマによるエッチング効果を作用させ基板に形成させたV字状の周期凹凸構造と同一の形状に整形する。
続けて低屈折率材の原材料(第2のターゲット)をスパッタリング(成膜)し前述の透明基板1上に所望の膜厚となるよう低屈折率層2を形成する。このとき、前述のエッチング源を同時に作動させてプラズマによるエッチング効果を作用し基板に形成させたV字状の周期凹凸構造と同一の形状に整形する。以降、目的の積層数に達するまで前述の高屈折率材と低屈折率材の成膜を繰り返すが、各層の膜厚は設計値に基づいた膜厚に制御しフォトニック結晶を製作する。
ここで、本実施形態について、具体的な実施例を挙げ説明する。まず、実施例において使用する透明基板は、石英基板に電子線レジストを塗布し電子線描画にて微細なラインを描画し、レジストを現像した後にドライエッチングを実施した微細加工において、一方向の周期凹凸構造を形成した透明基板を製作する。この透明基板の溝の幅は200nm、溝の深さは100nmである。図2に示す成膜装置にて前述の透明基板1を基板ホルダー11に保持し、装置内の真空槽10を1×10−4Pa以下に排気した。エッチング源12にArガスを導入し、イオンビームソースを作動させてArのイオンビームを透明基板1に照射し、透明基板1の矩形形状をV字状の周期凹凸構造に加工する(図1参照)。このときArガスを100sccm導入しエッチング源12には2.5kwの電力を供給した。
続いて、第1のターゲット13(Siターゲット)近傍からArガスを200sccm導入し、第1のターゲット13のカソードに7kwの電力を導入し、Si膜を極薄く透明基板1上に成膜する。このときSiの成膜と同時に、反応源15(酸化源)に酸素100sccmを導入し、さらに5kwの電力を供給して酸素プラズマおよびラジカルを透明基板1上に照射して、透明基板1上のSiを酸素化反応させてSiOの薄膜を形成する。その後、エッチング源12にArガスを導入し、イオンビームソースを作動させてArのイオンビームを透明基板1上に形成されたSiO薄膜に照射して、V字状の周期凹凸構造に成型する。このときのSiO薄膜の膜厚は50nmとなるように調整し成膜を実施した。
また、第2のターゲット14(Nbターゲット)近傍からArガスを200sccm導入し、第2のターゲット14のカソードに5kwの電力を導入し、Nb膜を極薄く透明基板1上に成膜する。このときNbの成膜と同時に、反応源15(酸化源)に酸素100sccmを導入し、さらに5kwの電力を供給して酸素プラズマおよびラジカルを透明基板1上に照射して、透明基板1上のNbを酸素化反応させてNbの薄膜を形成する。その後、エッチング源にArガスを導入し、イオンビームソースを作動させてArのイオンビームを基板上に形成されたNb薄膜に照射して、V字状の周期凹凸構造に成型する。このときのNb薄膜の膜厚は50nmとなるように調整し成膜を実施した。
上記SiO薄膜およびNb薄膜を成型する工程を交互に26回繰り返し、最後にSiO薄膜の成型工程を行って、合計53層の多層の成膜を実施した。
上記のように透明基板1上に多層膜を成膜したフォトニック結晶波長板を位相差測定器で、測定したところ波長405nmでの位相差は135degであった。
続けて、フォトニック結晶波長板の上に、多層膜を成膜しフォトニック結晶偏光子を形成した。多層膜の成膜は前出の波長板と同じ装置で連続して製作可能である。
波長板を形成した後、第2のターゲット14(Nbターゲット)近傍からArガスを200sccm導入し、第2のターゲット14のカソードに5kwの電力を導入し、Nb膜を極薄く透明基板1上に成膜する。このときNbの成膜と同時に、反応源15(酸化源)に酸素100sccmを導入し、さらに5kwの電力を供給して酸素プラズマおよびラジカルを透明基板1上に照射して、透明基板1上のNbを酸素化反応させてNbの薄膜を形成する。その後、エッチング源12にArガスを導入し、イオンビームソースを作動させてArのイオンビームを透明基板1上に形成されたNb膜に照射して、V字状の周期凹凸構造に成型する。このときのNb薄膜の膜厚は200nmとなるように調整し成膜を実施した。
続いて、第1のターゲット13(Siターゲット)近傍からArガスを200sccm導入し、第1のターゲット13のカソードに7kwの電力を導入し、Si膜を極薄く透明基板1上に成膜する。このときSiの成膜と同時に、反応源15(酸化源)に酸素100sccmを導入し、さらに5kwの電力を供給して酸素プラズマおよびラジカルを透明基板1上に照射して、透明基板1上のSiを酸素化反応させてSiOの薄膜を形成する。その後、エッチング源12にArガスを導入し、イオンビームソースを作動させてArのイオンビームを透明基板1上に形成されたSiO2薄膜に照射して、V字状の周期凹凸構造に成型する。このときのSiO薄膜の膜厚は240nmとなるように調整し成膜を実施した。
上記Nb薄膜およびSiO薄膜を形成する工程を交互に25回繰り返し、合計50層の多層膜の成膜を実施した。
このフォトニック結晶層を図3に示す光学系を使用して機能を確認したところ、媒体15の反射面からの戻り光がフォトニック結晶面で反射され、図4に示すものと同じ機能を有することが確認された。このフォトニック結晶層は偏光子と波長板の機能を持つ光アイソレータとして機能する。
図5は本実施形態の光アイソレータの構成を示す断面図である。図5に示すように、透明基板1上で反射防止膜(第1,第2,第3反射防止層5a,5b,5c)を介して、例えば第1フォトニック結晶層6aが1/4波長板、第2フォトニック結晶層6bが偏光子として機能するように配置した構成を示す図である。
また、前述した構成に限らず第1フォトニック結晶層6aが偏光子、第2フォトニック結晶層6bが波長板であっても良く、さらに、本実施形態によれば、基板の両面にL/S形状が同一方向に形成されたような場合であっても光アイソレータを製作することが可能であり、同様の効果が得られる。
図6は本実施形態におけるフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製作工程を説明するフローチャートである。図1に示すように、素材加工として、透明基板1上に図2の成膜装置による電子ビームリソグラフィとドライエッチングにより周期的な溝を製作する(S1)。
この透明基板1上に例えばSiOおよびSiターゲットを用い、スパッタデポジションとスパッタエッチングを組み合わせて、各層のx軸方向に周期的な凹凸形状を保存しながら交互に多層膜を積層するための、偏光子,波長板の構成設計のデータを取得する(S2)。
処理S2で取得した構成設計のデータに基づき、基板上に反射防止膜を形成し、フォトニック結晶の偏光子となる多層膜を積層する成膜加工を行う(S3)。
同様に、処理S2で取得した構成設計のデータに基づき、処理S3で成膜した偏光子の多層膜上に、反射防止膜を形成し、フォトニック結晶の波長板となる多層膜を積層する成膜加工を行う(S4)。これにより、光アイソレータを製作する。
また、図7は前述の処理S2において偏光子、波長板の構成設計をするデータ取得する処理を示すフローチャートである。図7において、まず、構成設計に用いるデータ取得するためのパラメータを入力する(S11)。このパラメータとして、フォトニック結晶を形成する各層の使用材料における屈折率,膜厚,形状の間隔(ピッチ)、また図1に示すような角度,高さ,幅等を用いる。
入力されたパラメータを用いて、光の散乱、回折等を計算機上でシミュレーションする。例えば、FD−TD法(Finite Difference Time-Domain Method)などの有限差分時間領域法により計算し構成設計するデータを取得する(S12)。計算結果からデータ取得して偏光子の構成設計をする(S13)。例えば、構成設計から導き出される波長毎の位相情報から構成されるバンド図に従って、バンドギャップの発生する構成を組み合わせて偏光子の構成設計をする。
構成設計した偏光子の偏光分離特性を確認する(S14)。この場合の偏光分離特性とは、直線偏光光を偏光子の光学軸と平行に揃えて入射したときと、直交状態で入射したときの透過率を示している。平行状態とはTM(P波)の透過率、直交状態とはTE(S波)の透過率である。また、確認方法としては、予め構成設計した偏光子の複数のデータとして、例えば複数のパラメータ毎に試作し特性を計測したものを予め取得しておき、構成設計により取得したデータとの比較を行うことにより確認する。ここで、OKの場合は、「TMの透過率≧仕様値の透過率、TEの透過率≦仕様値の透過率」、NGの場合は「TMの透過率≦仕様値の透過率、TEの透過率≧仕様値の透過率」である。この処理S14において、NGと判断したときは、処理S1に戻り別のパラメータにより再処理を行う。
このように、層厚(膜厚)をパラメータとして設計を行い、1周期(積層)あたりの位相差を算出し、「(仕様値(目標値)の位相差)/(1周期あたりの位相差)=(必要周期(層数))」を求める。したがって、積層数と膜厚を調整(パラメータとして設計)することで、所望の位相差が得られる。
次に、偏光子の処理後、波長板も同様に、計算結果からデータ取得して波長板の構成設計をする(S15)。構成設計から導き出される波長毎の位相情報から構成されるバンド図に従って、バンドギャップの発生がなくかつ位相差がある構成を組み合わせて波長板の構成設計をする。
ここで、波長板の位相差として、多層に薄膜を周期的に成膜するフォトニック結晶の波長板においては、その構造異方性により、溝の長手方向に光学軸を持つ複屈折性が生じることから、面垂直方向から光を入射して、入射光の偏光が、溝に対して45度の直線偏光のとき、出射光の偏光は入射偏光に対して90度回転して、周期構造体が半波長の位相差が与えられ、同様に、4周期の多層膜を積層した場合には、位相差は4分の1波長となり、直線偏光が円偏光に変換される。このように、フォトニック結晶の積層数により位相差が変化する。
また、構成設計した波長板の偏光分離特性を確認する(S16)。確認方法としては、処理S14の偏光子と同様の方法により行い、NGと判断したときは、処理S1に戻り別のパラメータにより再処理を行う。
基板と偏光子と波長板のそれぞれの間に配置される反射防止層の最適化設計が行わる(S17)。この最適化設計として、例えば偏光子と波長板のモデルをシミュレータで形成し所望の光学特性(透過率)が得られるように、図5に示す反射防止膜(第1,第2,第3反射防止層5a,5b,5c)を透明基板1と第1フォトニック結晶層6aと第2フォトニック結晶層6bと空気の各中間に形成する材料と膜厚を選定し構成設計を終了する。
以上のように、フォトニック結晶板を用いた偏光子と波長板を積層した光アイソレータにおいて、基板の同一面上に2つの機能を構成して、従来よりも薄くコンパクトな光アイソレータを実現でき、また一体的に製作するため、偏光子と波長板の位置調整や組立て等の必要がなく、この作業に伴う不良の発生や製造歩留まりが低下することを低減できる。
本発明に係るフォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法は、偏光子と波長板の機能をフォトニック結晶の積層により実施し、基板の同一面上に2つの機能をフォトニック結晶の積層によって構成し、従来よりも薄くコンパクトな光アイソレータを実現でき、また一体的に製作するため、偏光子と波長板の調整,組立て等の必要がなく、この作業に伴う不良の発生や製造歩留まりが低下することを低減でき、1枚の光学素子(片側1面)に、波長板と偏光素子との組合せによってなされるアイソレータに有用である。
本発明の実施形態における周期構造体の概略を示す図 成膜装置の概略構成を示す図 フォトニック結晶層の機能を確認する光学系を示す図 偏光子と波長板を一体に形成した光学系を示す図 光アイソレータの構成を示す断面図 光アイソレータの製作工程のフローチャート 偏光子、波長板の構成設計をするデータ取得処理を示すフローチャート ピックアップ光学系の概略構成を示す図
符号の説明
1 透明基板
2 低屈折率層
3 高屈折率層
4 多層膜
5a 第1反射防止層
5b 第2反射防止層
5c 第3反射防止層
6a 第1フォトニック結晶層
6b 第2フォトニック結晶層
7 波長板
8 フォトニック結晶層
10 真空槽
11 基板ホルダー
12 エッチング源
13 第1のターゲット
14 第2のターゲット
15 反応源
20 半導体レーザ
21 偏光ビームスプリッタ
22 1/4波長板
23 偏向プリズム
24 対物レンズ
25 媒体

Claims (18)

  1. 一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、
    屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体と、
    前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を、前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体とを備え、
    前記第1および第2の周期構造体は、その一方が偏光子の機能を有するように構成され、他方が波長板の機能を有するように構成されたことを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
  2. 前記透明基板が、一方向の周期凹凸構造を表面と裏面のそれぞれに有し、前記透明基板の一方の面に第1,第2の周期構造体が形成され、他方の面に周期構造体の波長板が形成されたことを特徴とする請求項1記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
  3. 一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体が偏光子であり、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体が波長板であり、前記偏光子と前記波長板は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータ
  4. 一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体が波長板であり、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体が偏光子であり、前記波長板と前記偏光子は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータ
  5. 前記透明基板上に積層する前記第1の周期構造体と前記第2の周期構造体の間に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ
  6. 前記透明基板と周期構造体の間に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ
  7. 前記透明基板上に積層した周期構造体の表面に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
  8. 前記透明基板の周期構造体を形成した面の裏面に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1,2〜7のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ
  9. 前記周期構造体を形成する多層膜として積層する透明体が、SiO およびAl およびTa およびNb およびTiO のいずれかにより構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ
  10. 透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、
    第1の周期構造体として前記凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、
    第2の周期構造体として前記第1の周期構造体上に重ねて、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、
    前記第1,第2の周期構造体の一方が偏光子、他方が波長板の機能を有するように、前記多層膜を形成する工程を行い、
    前記透明基板の同一面上に前記第1,第2の周期構造体を積層することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  11. 前記透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程において、前記透明基板の表面と裏面のそれぞれに前記周期凹凸構造を形成し、前記透明基板の一方の面には第1,第2の周期構造体を形成して、他方の面には周期構造体の波長板を形成することを特徴とする請求項10記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  12. 透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、
    第1の周期構造体の偏光子として前記凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、
    第2の周期構造体の波長板として前記第1の周期構造体上に前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、
    前記透明基板の同一面上に積層した前記偏光子と前記波長板は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  13. 透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、第1の周期構造体の波長板として前記凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、第2の周期構造体の偏光子として前記第1の周期構造体上に前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、前記透明基板の同一面上に積層した前記波長板と前記偏光子は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  14. 前記透明基板上に積層する前記第1の周期構造体と前記第2の周期構造体の間に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  15. 前記透明基板と周期構造体の間に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  16. 前記透明基板上に積層した周期構造体の表面に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10〜15のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  17. 前記透明基板の周期構造体を形成した面の裏面に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10、12〜16のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
  18. 前記周期構造体を形成する多層膜として積層する透明体が、SiO およびAl およびTa およびNb およびTiO のいずれかにより構成されることを特徴とする請求項10〜17のいずれかの1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法
JP2007307191A 2007-11-28 2007-11-28 フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法 Expired - Fee Related JP5171227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307191A JP5171227B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307191A JP5171227B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009128879A JP2009128879A (ja) 2009-06-11
JP5171227B2 true JP5171227B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=40819815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007307191A Expired - Fee Related JP5171227B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5171227B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102792468B (zh) * 2010-03-11 2015-03-11 日本电气株式会社 发光元件和使用该发光元件的图像显示设备
US8807769B2 (en) 2010-04-06 2014-08-19 Nec Corporation Wavelength plate, light emitting element, and image display device using the light emitting element
JP5508295B2 (ja) * 2011-01-04 2014-05-28 日本板硝子株式会社 光ピックアップ用1/4波長板
JP5837310B2 (ja) * 2011-02-25 2015-12-24 国立大学法人宇都宮大学 偏光子

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5979220A (ja) * 1982-10-29 1984-05-08 Toyo Commun Equip Co Ltd 重ね合わせ位相板を用いた光アイソレ−タ
JPS6188113U (ja) * 1984-11-14 1986-06-09
JP2002372620A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 偏光制御素子及びその製造方法
JP4653441B2 (ja) * 2004-08-19 2011-03-16 リコー光学株式会社 積層構造体、光学素子、及び光学製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009128879A (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012008363A (ja) 波長板の製造方法
JP2007323073A (ja) ポジティブおよび/またはネガティブcプレートのための薄膜設計
JP5171227B2 (ja) フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法
JP2001051122A (ja) 複屈折性周期構造体、位相板、回折格子型の偏光ビームスプリッタ及びそれらの作製方法
WO2011049144A1 (ja) 反射型波長板および光ヘッド装置
JP2011187139A (ja) グレーティング素子及びその製造方法、並びに、そのグレーティング素子を用いた光ピックアップ装置
JP5490891B2 (ja) 波長板及び波長板の製造方法
JP2009132989A (ja) 光学薄膜の形成方法およびその光学薄膜を備えた光学素子
WO2007142179A1 (ja) 四分の一波長板及び光ピックアップ装置
WO2004113974A1 (ja) 偏光子および偏光分離素子
JP2012159802A (ja) 光学素子、光ピックアップ、光情報処理装置、光減衰器、偏光変換素子、プロジェクタ光学系、アイソレータ及び光学機器
CN105988158B (zh) 波长板以及光学设备
JPH10302291A (ja) 偏光分離素子とその偏光分離素子を用いた光ヘッド
KR20030089439A (ko) 편광 필터 및 이 필터를 이용한 편광광 조사장치
JPWO2008117528A1 (ja) 一様でない偏光分布を有するレーザー共振器及びレーザー装置
JPWO2005036218A1 (ja) 偏光素子および偏光素子を含む光学系
JP2005326823A (ja) 反射光学素子および光ピックアップ装置
JP5171214B2 (ja) フォトニック結晶を用いた波長板の製造方法
JP6122045B2 (ja) 波長板の製造方法
JP2010153025A (ja) 開口フィルタ及び波長板機能付開口フィルタ
JP2006209891A (ja) 光ピックアップ用光学素子
JP5131244B2 (ja) 積層位相板及び光ヘッド装置
JP4975162B2 (ja) 紫外線用自己クローニングフォトニック結晶
JP2004077806A (ja) 位相板光学素子
JP2006134535A (ja) ビームスプリッタ及び光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100806

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100809

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5171227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees