JP5171227B2 - フォトニック結晶を用いた光アイソレータとその製造方法 - Google Patents
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図1において、
1.透明基板1の屈折率
2.低屈折率層2の屈折率
3.低屈折率層2の膜厚dL
4.高屈折率層3の屈折率
5.高屈折率層3の膜厚dH
6.周期凹凸構造の周期P
7.周期凹凸構造(V字状)の傾斜θv
を基本として、さらには
8.高屈折率層3と低屈折率層2の積層する層数もしくは周期数
9.積層周期毎の膜厚dLおよび膜厚dH
以上により構成されるパラメータを所望の特性が得られる値に整合させる。
2 低屈折率層
3 高屈折率層
4 多層膜
5a 第1反射防止層
5b 第2反射防止層
5c 第3反射防止層
6a 第1フォトニック結晶層
6b 第2フォトニック結晶層
7 波長板
8 フォトニック結晶層
10 真空槽
11 基板ホルダー
12 エッチング源
13 第1のターゲット
14 第2のターゲット
15 反応源
20 半導体レーザ
21 偏光ビームスプリッタ
22 1/4波長板
23 偏向プリズム
24 対物レンズ
25 媒体
Claims (18)
- 一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、
屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体と、
前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を、前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体とを備え、
前記第1および第2の周期構造体は、その一方が偏光子の機能を有するように構成され、他方が波長板の機能を有するように構成されたことを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。 - 前記透明基板が、一方向の周期凹凸構造を表面と裏面のそれぞれに有し、前記透明基板の一方の面に第1,第2の周期構造体が形成され、他方の面に周期構造体の波長板が形成されたことを特徴とする請求項1記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体が偏光子であり、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体が波長板であり、前記偏光子と前記波長板は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 一方向に周期凹凸構造を有する透明基板と、屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記凹凸構造上に積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第1の周期構造体が波長板であり、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を前記第1の周期構造体上に重ねて積層した多層膜のフォトニック結晶よりなる第2の周期構造体が偏光子であり、前記波長板と前記偏光子は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 前記透明基板上に積層する前記第1の周期構造体と前記第2の周期構造体の間に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 前記透明基板と周期構造体の間に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 前記透明基板上に積層した周期構造体の表面に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 前記透明基板の周期構造体を形成した面の裏面に反射防止膜を配置してなることを特徴とする請求項1,2〜7のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 前記周期構造体を形成する多層膜として積層する透明体が、SiO 2 およびAl 2 O 3 およびTa 2 O 5 およびNb 2 O 5 およびTiO 2 のいずれかにより構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータ。
- 透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、
第1の周期構造体として前記凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、
第2の周期構造体として前記第1の周期構造体上に重ねて、前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、
前記第1,第2の周期構造体の一方が偏光子、他方が波長板の機能を有するように、前記多層膜を形成する工程を行い、
前記透明基板の同一面上に前記第1,第2の周期構造体を積層することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。 - 前記透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程において、前記透明基板の表面と裏面のそれぞれに前記周期凹凸構造を形成し、前記透明基板の一方の面には第1,第2の周期構造体を形成して、他方の面には周期構造体の波長板を形成することを特徴とする請求項10記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
- 透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、
第1の周期構造体の偏光子として前記凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、
第2の周期構造体の波長板として前記第1の周期構造体上に前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、
前記透明基板の同一面上に積層した前記偏光子と前記波長板は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。 - 透明基板の一方向に周期凹凸構造を形成する工程と、第1の周期構造体の波長板として前記凹凸構造上に屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程と、第2の周期構造体の偏光子として前記第1の周期構造体上に前記屈折率の異なる2種類以上の透明体を積層してフォトニック結晶よりなる多層膜を形成する工程とからなり、前記透明基板の同一面上に積層した前記波長板と前記偏光子は同じ波長に対応するアイソレータとして機能することを特徴とするフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
- 前記透明基板上に積層する前記第1の周期構造体と前記第2の周期構造体の間に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
- 前記透明基板と周期構造体の間に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
- 前記透明基板上に積層した周期構造体の表面に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10〜15のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
- 前記透明基板の周期構造体を形成した面の裏面に反射防止膜を形成する工程を有したことを特徴とする請求項10、12〜16のいずれか1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
- 前記周期構造体を形成する多層膜として積層する透明体が、SiO 2 およびAl 2 O 3 およびTa 2 O 5 およびNb 2 O 5 およびTiO 2 のいずれかにより構成されることを特徴とする請求項10〜17のいずれかの1項に記載のフォトニック結晶を用いた光アイソレータの製造方法。
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