JP5171093B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は搬送装置の技術分野に係り、特に、死点脱出機構を有する搬送装置に関する。
シリコンウェハやガラス基板等を搬送するために基板搬送装置が用いられるが、使用環境により動作範囲が制限されることが多い。例えば、半導体製造装置など、真空等の特殊環境下で基板搬送装置を動作させる場合には、装置内の限られた空間内で動作しなければならないため、基板搬送装置は旋回半径の小さいものでなければならない。
また、被搬送物をバルブで隔離されたプロセス室等へ搬送する場合には、プロセス室の環境へ与える影響をできるだけ抑制するために、基板搬送装置自体が使用環境を汚染しないクリーンなものであることが必要であるとともに、基板搬送装置がバルブおよびプロセス室へ侵入する部分をできるだけ小さくする必要がある。これらの要求を満足することは、装置やバルブ面積の縮小につながり、低コスト化および省スペース化と密接に関連しているため、非常に重要である。
ウェハやガラス基板等を搬送するための基板搬送装置には、例えば、特開2002−134584や特開平11−216691がある。
図7に特開2002−134584の概略を、図8に特開平11−216691の概略を示す。
特開2002−134584に記載された搬送装置100によれば、第1駆動軸(ここでは不図示)に固定に取り付けられた第1リンク101と、第2駆動軸(ここでは不図示)に固定に取り付けられた第2リンク102と、第1リンク101の他端に連結された第3リンク103と、第2リンク102の他端に連結された第4リンク104と、第3リンク103および第4リンク104と回転可能に取り付けられた基板保持部110から構成されている。
第1リンク101、第2リンク102、第3リンク103および第4リンク104のリンク長は全て同じであり、第1駆動軸と第2駆動軸とが同心状に配設されており、第3リンク103と基板保持部110の連結部および第4リンク104と基板保持部110の連結部も同心状に配設されている。
この搬送装置100は、第一駆動軸と第二駆動軸が同期して逆位相に回転することにより、第一及び第二駆動軸から、第1リンク101と第4リンク104の連結部と、第2リンク102と第3リンク103の連結部とを結ぶ直線におろした垂線(以下、搬送ライン)に沿って移動する。
また、第1リンク101と第2リンク102の開き角が180°となる位置を通過するための機構として、第1リンク101の回転動力を第4リンク104に伝達するための動力伝達機構を有し、動力伝達機構は、第1リンク101の駆動軸に固定された第1ギア111と、第4リンク104の一端部に固定された第4ギア114と、第1ギア111および第4ギア114と噛み合う第2ギア112、第3ギア113およびリンク115とを有している。
特開平11−216691に記載された搬送装置200によれば、第1駆動軸(不図示)に固定に取り付けられた第一上腕201と、第2駆動軸に固定に取り付けられた第二上腕202と、第一上腕201の他端に連結された第一前腕211と、第二上腕202の他端に連結された第二前腕212と、第一前腕211および第二前腕212と回転可能に取り付けられた第一手首221および第二手首222、および誤差補正機構を含んだ基板保持部210から構成されている。
第一上腕201と第二上腕202のリンク長と、第一前腕211および第二前腕212のリンク長とは異なり、第1駆動軸と第2駆動軸とが同心状に配設されており、第一前腕211の他端部は、第一手首221と回転自由に連結されており、第二前腕212の他端部は第二手首222と回転自由に連結されている。また、駆動軸の回転力を第一、第二前腕211、212へ伝達する動力伝達機構としてベルト215を使用している。
この搬送装置200は、第一上腕201と第二上腕202のリンク長と第一前腕211および第二前腕212のリンク長とが異なり、搬送ラインに沿って移動するために、第一手首221および第二手首222に連結されたばね235、第二手首222に配設されたリニアレール231、基板保持部210に配設されたリニアガイド232を有している。
上記特開2002−134584および特開平11−216691に記載された搬送装置100、200によれば、第1駆動軸と第2駆動軸とが同心状に配設されており、旋回半径が小さくできるという利点がある。
しかしながら、上記特開2002−134584に記載された搬送装置100によれば、第1リンク101に連結された第3リンク103の他端部と、第2リンク102に連結された第4リンク104の他端部が同心状に配設されているため、第2リンク102と第4リンク104との結合部が非常に厚い構造となっており、半導体製造装置等に搭載する場合にはゲートバルブ等を大きくする必要があり、不利である。
上記特開平11−216691に記載された搬送装置200によれば、第一前腕211と第一手首221の結合部および第二前腕212と第二手首222の結合部とがオフセットしているため、前腕と手首の結合部は薄い構造となっているが、ばね235およびリニアガイド232から構成される誤差補正機構が搭載されており、構成部品が増えて構造が複雑になるとともに高コストである。また、リニアガイド232からのダストやリニアガイド232に塗布したグリスの放出ガス等、装置環境を汚染する要因が増えてしまう。
特開2002−134584号公報 特開平11−216691号公報
本発明は、小型で装置環境を汚染しない死点脱出機構を有する搬送装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、同一の駆動回転軸線を中心に回転可能に構成された第一、第二の回転軸と、前記第一、第二の回転軸に根本部分が固定され、前記第一、第二の回転軸によってそれぞれ回転される第一、第二の能動リンクと、前記第一、第二の能動リンクの先端部分に配置された第一、第二の主回転軸線と、根本部分が、前記第一、第二の主回転軸線を中心に、前記第一、第二の能動リンクに回動可能に取り付けられた第一、第二の従動リンクと、前記第一、第二の従動リンクの先端部分に配置され、互いに離間した第一、第二の補助回転軸線と、前記第一、第二の従動リンクの先端部分に、前記第一、第二の補助回転軸線を中心として回動可能に取り付けられたハンド部と、前記第一、第二の補助回転軸線を結び軸間距離を構成する線分に対する前記第一、第二の従動リンクの角度を互いに等しくする姿勢制御装置とを有し、前記ハンド部は、前記姿勢制御装置によって、同じ部分を前記第一、第二の回転軸側に向けながら移動するように構成され、前記第一の主回転軸線から、前記駆動回転軸線を通り、前記第二の主回転軸線に到るまでの距離と、前記第一の主回転軸線から、前記第一の補助回転軸線と、前記第二の補助回転軸線とをこの順序で通り、前記第二の主回転軸線に到るまでの距離が等しくされ、前記駆動回転軸線と、前記第一、第二の主回転軸線と、前記第一、第二の補助回転軸線とは平行に配置され、前記ハンド部が、前記第一、第二の能動リンクの間の角度と前記第一、第二の従動リンクの間の角度の両方が180°となる死点に位置する状態から、前記ハンド部を前記死点の位置から所定方向に移動させる死点脱出機構を有する搬送装置であって、前記死点脱出機構は、前記第一の回転軸によって回転される第一の係合部材と、前記第二の能動リンクに回転可能に固定され、前記第一の係合部材と相対的に回転する第二の係合部材と、前記第二の能動リンクに回転可能に固定され、前記第二の係合部材と相対的に回転する伝達機構とを有し、前記第二の従動リンクは、前記伝達機構により、前記第一の能動リンクの回転方向と同方向に回転され、前記第一、第二の係合部材は前記死点位置から−16度以上+16度以下の範囲内でのみ係合し、前記第一、第二の係合部材の係合の解除により、前記第一の係合部材の回転力の前記第二の従動リンクへの伝達が解除される搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、前記第一、第二の係合部材の一方は突起を有し、他方は窪みを有し、前記ハンド部が前記死点に位置するときに、前記突起と前記窪みが嵌合するように構成された搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、前記姿勢制御装置は、前記第一、第二の補助回転軸線を中心に回転する第一、第二の回転部材を有し、前記第一、第二の回転部材は、互いに同角度逆方向に回転するように構成された搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、前記第一、第二の回転部材は、前記第一、第二の従動リンクに対してそれぞれ固定された歯車であり、前記歯車同士が噛み合わされている搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、前記第一、第二の回転部材は、前記第一、第二の従動リンクに対してそれぞれ固定されたプーリー又はスプロケットであり、前記第一、第二の回転部材間は離間され、ベルト又はチェーンが「8」字型に掛け渡された搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、前記第一、第二の係合部材は歯車であって、前記第一の係合部材は一枚以上の歯を有し、前記第二の係合部材は二枚以上の歯を有する搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、前記第一、第二の係合部材は歯車であって、前記第一の係合部材は一枚以上の歯を有し、前記第二の係合部材は二枚以上の歯を有し、前記ハンド部が前記死点に位置するときに、前記歯車が噛み合うようにされた搬送装置である。
本発明は搬送装置であって、側面に前記第二の係合部材が設けられ、前記第二の係合部材と離間した前記側面の一部に歯車の歯が設けられた従動歯車を有し、前記歯は、前記伝達機構が有する伝達歯車と噛み合って前記伝達歯車を回転させて、前記第二の従動リンクを、前記第一の能動リンクの回転方向と同方向に回転させる搬送装置である。

本発明は上記のように構成されており、死点脱出機構により基板保持部が第一、第二の能動リンクの間の開き角が180°となる死点位置をハンド部が滑らかに通過することができる。
また、本発明の死点脱出機構では、第一、第二の係合部材は、第一、第二の能動リンクの間の開き角θが、180°−θ0≦θ≦180°+θ0の範囲の間だけ係合して回転力を伝達し、上記範囲を超えると係合が解除され、第二の従動リンクは、第一の従動リンクの回転運動とは無関係になる。
第一、第二の係合部材の係合が維持される角度は2×θ0である。第一、第二の係合部材は、理想的にはθ0が0°となるように形成するのが好ましい。
第一、第二の補助回転軸線は、一定距離Dだけ離間されており、第一、第二の能動リンクの軸距と第一、第二の従動リンクの軸距は、第一、第二の補助回転軸線間の軸距の半分D/2だけ長さが異なる。従って、第一、第二の回転軸が回転したときの、第一、第二の能動リンクの駆動回転軸線を中心とした回転角度θ1と、第一、第二の従動リンクの、第一、第二の主回転軸線を中心とした回転角度θ2はハンド部が死点に位置するときにだけ等しくθ1=θ2=0°、死点以外に位置するときに異なる大きさになる。
第一又は第二の能動リンクと、第一又は第二の従動リンクに、各リンクの回転角度と、同じ大きさだけ回転する歯車をそれぞれ設け、歯車間をリンク機構や補助歯車で結合した場合、死点位置以外では、歯車が回転しなくなってしまう。
本発明では、ハンド部が死点位置を含み、歯車が略同角度回転できる範囲(第一、第二の能動リンク間の角度θで示し、第一、第二の係合部材の係合が維持される角度範囲を−θ0〜+θ0とすると、180°−θ0≦θ≦180°+θ0の範囲)では、第一、第二の係合部が係合し、第一又は第二の回転軸の回転力を第一、第二の従動リンクに伝達するようになっており、その範囲を超え、第一又は第二の能動リンクに設けられた歯車と、第一又は第二の従動リンクに設けられた歯車の回転角度の相違が大きくなると、係合は解除され、第一又は第二の能動リンクに設けられた歯車と、第一又は第二の従動リンクに設けられた歯車は、互いに無関係に、異なる角度回転できるようになる。
死点脱出機構が簡単な構造で厚みが薄い。また、ハンド部の連結部が薄くできるため、アーム部を挿入するゲートバルブの開口を小さくすることができる。その結果、搬送室内のダストが処理室に侵入しにくくなる。
第一、第二の回転軸が、同心状に配置されているため、装置の設置面積が小さく、また、旋回半径が小さいので、この搬送ロボットを配置する搬送室を小さくすることができる。
また、第一、第二の従動リンクとハンド部はオフセットして配設されているため、結合部を薄くすることが可能であり、省スペースおよび低コストである。
また、180°±θ0の範囲以外の位置では、死点脱出機構による拘束が無いため、円滑な動作が可能であり、ギアの摺動抵抗や磨耗粉の発生等を少なくすることができる。また、バネやリニアガイドは不要なので、ダストは一層少ない。
図1は、本発明の第一、第二例の搬送ロボット(搬送装置)1、2の側面図を示しており、図2(a)は第一例の搬送ロボット1の平面図、同図(b)は第二例の搬送ロボット2の平面図を示しており、同じ部材には同じ符号を付して説明する。
この搬送ロボット1、2は、第一、第二の回転軸11、12と、アーム部15とを有している。
第一、第二の回転軸11、12は、一方が外筒、他方が内筒となり、内筒側が外筒側の内部に配置されている。第一、第二の回転軸11、12はそれぞれモータ(不図示)に接続されており、該モータにより、鉛直に配置された同じ駆動回転軸線を中心として、それぞれ独立に回転できるように構成されている。
図3は、第一、第二例の搬送ロボット1、2の回転軸線と軸距を示す説明図であり、符号Pは、駆動回転軸線を示している。
アーム部15は、第一、第二の能動リンク21、22と、第一、第二の従動リンク25、26と、ハンド部20を有している。
第一、第二の能動リンク21、22と、第一、第二の従動リンク25、26は、細長の板であり、ハンド部20は正方形に近い長方形形状の板であり、その先端には搬送対象を載置するための、基板保持部(不示図)が取り付けられる。
第一、第二の能動リンク21、22は、駆動回転軸線Pと垂直な方向(ここでは水平な方向)に伸ばされた状態で、その根本部分が、それぞれ第一、第二の回転軸11、12に固定されており、第一、第二の回転軸11、12が回転すると、第一、第二の能動リンク21、22は、駆動回転軸線Pを中心に、第一、第二の回転軸11、12の回転角度だけ、第一、第二の回転軸11、12とそれぞれ同一方向に回転するように構成されている。
第一、第二の能動リンク21、22の先端と、第一、第二の従動リンク25、26の根本部分には、それぞれ孔45、46が形成されており、第一、第二の能動リンク21、22の先端と、第一、第二の従動リンク25、26の根本部分は、孔45、46が連通するように重ねられており、第一、第二の従動リンク25、26は、孔45、46内に挿通された第一、第二の主軸部材31、32によって、それぞれ第一、第二の能動リンク21、22に回動可能に取り付けられている。
従って、第一、第二の能動リンク21、22と第一、第二の従動リンク25、26の結節点は、第一、第二の主軸部材31、32の中心軸線である第一、第二の主回転軸線上に位置し、第一、第二の従動リンク25、26は、第一、第二の主回転軸線を中心として回動可能に構成されている。図3の符号Q1、Q2は、第一、第二の主回転軸線を示している。
第一、第二の主回転軸線Q1、Q2は駆動回転軸線Pに対して平行であり、第一、第二の従動リンク25、26は、第一、第二の主回転軸線Q1、Q2に対して垂直な方向に伸ばされており、従って、第一、第二の従動リンク25、26は第一、第二の主回転軸線Q1、Q2に垂直な平面内で回動する。
また、第一、第二の従動リンク25、26の先端とハンド部20の左右両端位置には孔47、48が形成されている。
第一、第二の従動リンク25、26とハンド部20は、第一、第二の従動リンク25、26の先端の孔47、48がハンド部20の一端と他端の孔47、48とそれぞれ連通された状態で重ね合わされ、孔47、48内に挿通された第一、第二の補助軸部材35、36によって連結されている。
ハンド部20は、第一、第二の従動リンク25、26に対し、第一、第二の補助軸部材35、36の中心軸線である第一、第二の補助回転軸線を中心として、回動可能にされている。図3の符号S1、S2は、第一、第二の補助回転軸線をそれぞれ示している。
従って、第一の従動リンク25と第二の従動リンク26は、先端部分がハンド部20を介して連結されている。
第一、第二の補助回転軸線S1、S2は、駆動回転軸線Pに対して平行であり、ハンド部20は、第一、第二の補助回転軸線S1、S2に対して垂直に配置されている。
第一、第二の従動リンク25、26とハンド部20の間には、姿勢制御装置40が取り付けられている。
姿勢制御装置40は、第一、第二の従動リンク25、26に対してそれぞれ固定され、互いに噛み合わされた第一、第二の規制歯車41、42で構成されている。第一、第二の規制歯車41、42は、回転中心が第一、第二の補助回転軸線S1、S2上に配置されており、第一、第二の規制歯車41、42は、第一、第二の従動リンク25、26の回動と共に、ハンド部20に対して、第一、第二の補助回転軸S1、S2を中心として回動できるように構成されている。
図3の符号A1、A2は、駆動回転軸線Pと第一、第二の主回転軸線Q1、Q2との間の距離(軸距)をそれぞれ示しており、軸距A1、A2は、それぞれ第一、第二の能動リンク21、22の長さである。
また、同図符号B1、B2は第一の主回転軸線Q1と第一の補助回転軸線S1の間の距離(軸距)と、第二の主回転軸線Q2と第二の補助回転軸線S2の間の距離(軸距)をそれぞれ示しており、軸距B1、B2は、それぞれ第一、第二の従動リンク25、26の長さである。
また、同図符号R1、R2は第一、第二の規制歯車41、42の半径であり、第一、第二の規制歯車41、42は噛み合わされており、第一、第二の規制歯車41、42の半径R1、R2の合計値が第一、第二の補助回転軸線間の距離(軸距)Dになる(D=R1+R2)。
本発明では、第一、第二の規制歯車41、42の半径R1、R2の値は等しく、それぞれ第一、第二の補助回転軸線S1、S2間の軸距Dの半分の値である(R1=R2=D/2)。
また、本発明では、第一、第二の能動リンク21、22の長さA1、A2同士は等しく(A1=A2)、第一、第二の従動リンク25、26の長さB1、B2同士も等しい(B1=B2)。
第一、第二の能動リンク21、22が成す角度を符号θで表わすと、θ=180°のときに、第一、第二の能動リンク21、22の軸距A1、A2は、一直線に並び、両端が第一、第二の主回転軸線Q1、Q2に位置する線分を形成する。
第一の従動リンク25の軸距B1と、第一、第二の補助回転軸線S1、S2間の軸距Dと、第二の従動リンク26の軸距B2も同じ線分を形成するから、A1+A2=B1+D+B2 (A1=A2 ,B1=B2)である。D>0であるから、B1=B2<A1=A2である。
軸距が、A1=A2 ,B1=B2の関係にある場合は、第一、第二の規制歯車41、42の回転中心を結ぶ線分が、第一、第二の主回転軸線Q1、Q2と垂直に交差する直線に対して平行にすることができる。
第一、第二の規制歯車41、42は、その状態で噛み合わされており、第一、第二の規制歯車41、42の回転中心を結ぶ線分と第一の従動リンク25が成す角度と、前記線分と第二の従動リンク26とが成す角度が等しく、また、第一の能動リンク21と第一の従動リンク25の成す角度と、第二の能動リンク22と第二の従動リンク26の成す角度とが等しくなっている。
第一、第二の回転軸11、12が回転し、第一、第二の能動リンク21、22が成す角度が変化する場合、第一、第二の規制歯車41、42は、互いに逆方向に同角度回転し、第一、第二の規制歯車41、42の回転中心を結ぶ線分と第一の従動リンク25が成す角度と、前記線分と第二の従動リンク26とが成す角度が等しい状態が維持されるから、第一、第二の回転軸11、12にはハンド部20の同じ部分が向けられており、第一、第二の規制歯車41、42の接点は、第一、第二の能動リンク21、22の成す角度を二分する直線上にある。
第一、第二の能動リンク21、22の成す角度が180°であるとき、第一、第二の規制歯車41、42の接点は、駆動回転軸P線上に位置している。この状態が、ハンド部20が死点上に位置する状態である。
その状態から第一、第二の回転軸11、12が回転し、第一、第二の能動リンク21、22が閉じる方向に移動すると、ハンド部20は第一、第二の能動リンク21、22が閉じる方向か、又は、それとは反対側の二方向に移動し得る。
第一、第二の回転軸11、12の回転だけでは、ハンド部20がどちらの方向に移動するかは決まらないため、第一、第二の能動リンク21、22が閉じる方向とは逆向きに移動する場合、アーム部15は伸びなくなる。
本発明では、第一又は第二の能動リンク21、22と第二の従動リンクの間には、死点脱出機構50が設けられており、第一、第二の能動リンク21、22が180°から閉じる場合、死点脱出機構50により、ハンド部20が第一、第二の能動リンク21、22が閉じる方向と同方向に移動するように、第一又は第二の従動リンク25、26が回転させられる。
死点脱出機構50を説明すると、該死点脱出機構50は、第一の能動リンク21に取り付けられた駆動円盤51と、該駆動円盤51に隣接し、第二の能動リンク22に取り付けられた従動円盤52を有している。
駆動円盤51は、その中心が駆動回転軸線P上に配置され、第一の回転軸11及び第一の能動リンク21に対して固定されており、従って、第一の能動リンク21が回転すると、駆動円盤51は、駆動回転軸線Pを中心として、第一の能動リンク21と同方向に同角度回転されるように構成されている。
従動円盤52は、回転中心が第二の能動リンク22に回転可能に取り付けられており、回転中心が第二の能動リンク22に対して静止した状態で回転するように構成されている。
図5(a)、(b)に示すように、駆動円盤51と従動円盤52の円周側面には、第一、第二の係合部材55、56がそれぞれ設けられている。
第一、第二の係合部材55、56は、一方が突起であり、他方が窪みであり(図5(a)、(b)では、第一の係合部材55が突起、第二の係合部材56が窪み)、第一、第二の係合部材の55、56相対的な位置関係は、第一、第二の能動リンクの角度が180°を成すとき、即ち、ハンド部20が死点に位置するときに、係合する(突部が窪みにはまり込む)ように構成されている。図5(a)は第一、第二の係合部材55、56が係合した状態を示している。
第一、第二の回転軸11、12が相対的に回転し、第一、第二の能動リンク21、22の間の角度が180°の状態から閉じる方向に回転するとき、従動円盤52の回転中心は、駆動回転軸線Pを中心として円運動し、駆動円盤51と従動円盤52とが接する位置が移動する。
このとき、第二の係合部材56は、係合が解除されるまで、駆動円盤51の第一の係合部材55から回転力を受け、第一の能動リンク21の第二の能動リンク22に対する回転とは、同角度反対方向に回転させられる。図5(b)は係合が解除された状態を示している。
従動円盤52は、円周側面の、第二の係合部材56を中心とする半円周の範囲には、第二の係合部材以外の突起や窪みは設けられておらず、第二の係合部材56の反対側の半円周(中心角180°)の範囲には、歯車の歯57が設けられている。
第二の従動リンク26には、第二の主回転軸線Q2を中心として回転する従動歯車53が設けられている。
従動円盤52と従動歯車53の間には伝達機構65が配置されており、第一の係合部材55が第二の係合部材56を回転させると、伝達機構65内部の従動円盤52の歯57と噛み合う部材と従動歯車53と噛み合う部材とを介して、第二の係合部材56の回転力が、従動歯車53を回転させるように構成されている。
ここでは、伝達機構65は、従動円盤52の歯57と噛み合う第一の伝達歯車66と、第一の伝達歯車66と従動歯車53の両方に噛み合う第二の伝達歯車67を有しており、従動円盤52の歯57と従動歯車53間が連結され、駆動円盤51の回転は、従動円盤52と、第一、第二の伝達歯車66、67によって変換され、従動歯車53が、第一の能動リンク21と同じ方向に回転されるように構成されている。
第一の伝達歯車66は、従動円盤52よりも小径であり、第二の従動リンク26が最大±90°回転したとき、第一の伝達歯車66は、従動円盤52の半円周以下の範囲と接触するようになっている。
第一の伝達歯車66に替え、図2(b)に示すように、従動歯車53に噛み合わされた第二の伝達歯車67を、従動円盤52の外周付近と第二の伝達歯車67の外周付近に回動可能に設けられたロッド71に変更し、ロッド71によって結合された従動円盤52と第二の伝達歯車67を、同方向同角度回転させるようにしてもよい。この場合、従動円盤52の歯57は不要となる。
従動歯車53の回転力方向は、第一の能動リンク21の第二の能動リンク22に対する回転方向と同方向である。例えば、第一の能動リンク21が第二の能動リンク22に対して時計方向に回転するとき、従動歯車53は時計方向に回転され、第一の能動リンク21が第二の能動リンク22に対して反時計方向に回転するとき、従動歯車53は反時計方向に回転される。
その結果、ハンド部20は、第一、第二の能動リンク21、22が閉じる方向に移動し、アーム部15が伸ばされることになり、第一、第二の能動リンク21、22が閉じてもハンド部20が死点上に静止したままになってしまう脱出ミスが防止される。
第一、第二の能動リンク21、22の長さと、第一、第二の従動リンク25、26の長さが異なっているので、第一、第二の能動リンク21、22の間の角度が180°以外のとき、第一、第二の回転軸11、12が相対回転し、第一、第二の能動リンク21、22がそれぞれθ1回転したとすると、第一、第二の従動リンク25、26及び従動歯車53は、θ1とは異なる大きさの角度θ2主回転軸の周りに回転する(θ2>θ1)。この回転力は従動歯車53と従動円盤52はそれらの歯57と伝達機構65によって連結されているから、従動歯車53の回転力は従動円盤52に伝達される。
よって、従動円盤52には、θ=180°のとき第一、第二の係合部材55、56によって、第一、第二の能動リンク21、22の回転角度θ1に応じた角度回転するような回転力が印加され、θ≠180°のとき、従動歯車53によって、伝達機構65を介して、第一、第二の従動リンク25、26の回転角度θ2に応じた角度回転するような回転力が印加される。
第一、第二の係合部材55、56は、第一、第二の能動リンク21、22の間の開き角θが、180°−θ0≦θ≦180°+θ0の範囲の間、係合しているとすると、その範囲のθ=180°を除く間、従動円盤52は、第一の係合部材55と伝達機構65の両方から、同じ方向であるが、異なる角度回転させる力を受ける。理想的にはθ0=0°とするのが好ましいが、θ0=0°となる係合部材の製作が困難であることや、θ=180°の位置で確実に動力が伝達されるようにするため、本発明ではθ0が16°以下となるように第一、第二の係合部材55、56が形成されており、本発明では、第一、第二の係合部材55、56間の遊びや、伝達機構65内部に遊びなどによって角度差を吸収させ、第一、第二の係合部材55、56や歯が破壊しないようにされている。
第一、第二の能動リンク21、22の角度θが、0°以上180°−θ0未満、又は180°+θ0を超え360°以下の角度範囲では、第一、第二の係合部材55、56の係合は解除され、第二の係合部材56は、第一の係合部材55から力を受けなくなる。
この状態では、従動円盤52は、従動歯車53から、伝達機構65を介して伝達される回転力によって回転されている。その回転は、第一の従動リンク25の回転角度と同方向同角度(第二の従動リンク26の回転角度とは反対方向同角度)である。
他方、駆動円盤51は、第一の能動リンク21の回転と同方向同角度回転し(第二の能動リンク22の回転とは反対方向同角度回転している)、その結果、第一、第二の係合部材55、56が係合しない位置にある第一、第二の能動リンク21、22が、その間の角度が180°開く位置に戻ったときに、第一、第二の係合部材55、56は再度係合するようになっている。
なお、上記実施例では、第一、第二の係合部材55、56を突起と窪みで構成させたが、図6に示すように、第一、第二の係合部材75、76のうち、一方が歯車、他方が歯車の一部と係合する突起や窪みであってもよい。
また、上記姿勢制御装置40は、第一、第二の補助回転軸線を回転中心とし、互いに噛み合わされた同半径の歯車であったが、図4に示すように、第一、第二の補助回転軸線間の軸距の1/2よりも小さい第一、第二の補助円盤(プーリー)71、72が、第一、第二の従動リンク25、26に対して固定され、「8」字型に交差して掛け渡されたベルト73(第一、第二の補助円盤がスプロケットを有する場合にはチェーン)で連結された姿勢制御装置70であってもよい。
第一、第二の補助円盤71、72は、第一、第二の補助回転軸線S1、S2をそれぞれ中心に、第一、第二の従動リンク25、26と同角度同方向に回転する。
なお、上記第一、第二の能動リンク21、22と、第一、第二の従動リンク25、26は、細長の板であり、表面が水平に配置され、狭いゲートバルブを通れるようになっていたが、棒状の部材であってもよい。
本発明の搬送装置1、2が、半導体製造装置等の真空中で処理を行う装置で使用されるためには、装置側の真空状態を保持しなければならないため、駆動源を大気側に配設するので、大気側に配設された駆動源の回転力を真空側の第一、第二の回転軸11、12に伝達するための回転シールからなる回転導入機構が必要となる。
本発明では、第一、第二の回転軸11、12とハウジングの間に回転導入機構が配設されている。接触式の回転シールである樹脂製シールとOリングシールとを組み合わせて構成してもよいし、要求される装置側の圧力に応じて、真空シールの個数を増やしてもよい。また、中間排気を行ってもよいし、磁性流体シール等の他の回転導入機構を使用してもよい。
また、上記実施例では、第二の従動リンク26に加えられる回転力を生成するために、駆動回転軸線を中心とする駆動円盤51を第一の能動リンク21に固定したが、腕部を伸ばして死点を脱出する際に、少なくとも第二の能動リンク22を回動させる場合は、第二の従動リンク26に加えられる回転力を生成するために、駆動回転軸線を中心とする駆動円盤51を真空槽に対して固定し、その駆動円盤と、第二の能動リンク22に回転可能に設けた上記の従動円盤52に、第一、第二の係合部材55、56を配置してもよい。
本発明第一、第二例の搬送ロボットの側面図 (a):第一例の搬送ロボットの平面図、(b):第二例の搬送ロボットの平面図 第一、第二例の搬送ロボットの回転軸線と軸距を示す説明図 姿勢制御装置の他の例を示す説明図 (a):第一、第二の係合部材が係合した状態を示す平面図、(b):第一、第二の係合部材の係合が解消された状態を示す平面図 第一、第二の係合部材の他の例を示す平面図 従来技術の搬送装置の一例を示す平面図 従来技術の搬送装置の他の例を示す平面図
符号の説明
1、2…搬送装置 11、12……第一、第二の回転軸 20……ハンド部 21、22…第一、第二の能動リンク 25、26……第一、第二の従動リンク 40……姿勢制御装置 50……死点脱出機構 P……駆動回転軸線 Q1、Q2……第一、第二の主回転軸線 S1、S2……第一、第二の補助回転軸線

Claims (8)

  1. 同一の駆動回転軸線を中心に回転可能に構成された第一、第二の回転軸と、
    前記第一、第二の回転軸に根本部分が固定され、前記第一、第二の回転軸によってそれぞれ回転される第一、第二の能動リンクと、
    前記第一、第二の能動リンクの先端部分に配置された第一、第二の主回転軸線と、
    根本部分が、前記第一、第二の主回転軸線を中心に、前記第一、第二の能動リンクに回動可能に取り付けられた第一、第二の従動リンクと、
    前記第一、第二の従動リンクの先端部分に配置され、互いに離間した第一、第二の補助回転軸線と、
    前記第一、第二の従動リンクの先端部分に、前記第一、第二の補助回転軸線を中心として回動可能に取り付けられたハンド部と、
    前記第一、第二の補助回転軸線を結び軸間距離を構成する線分に対する前記第一、第二の従動リンクの角度を互いに等しくする姿勢制御装置とを有し、
    前記ハンド部は、前記姿勢制御装置によって、同じ部分を前記第一、第二の回転軸側に向けながら移動するように構成され、
    前記第一の主回転軸線から、前記駆動回転軸線を通り、前記第二の主回転軸線に到るまでの距離と、
    前記第一の主回転軸線から、前記第一の補助回転軸線と、前記第二の補助回転軸線とをこの順序で通り、前記第二の主回転軸線に到るまでの距離が等しくされ、
    前記駆動回転軸線と、前記第一、第二の主回転軸線と、前記第一、第二の補助回転軸線とは平行に配置され、
    前記ハンド部が、前記第一、第二の能動リンクの間の角度と前記第一、第二の従動リンクの間の角度の両方が180°となる死点に位置する状態から、前記ハンド部を前記死点の位置から所定方向に移動させる死点脱出機構を有する搬送装置であって、
    前記死点脱出機構は、前記第一の回転軸によって回転される第一の係合部材と、
    前記第二の能動リンクに回転可能に固定され、前記第一の係合部材と相対的に回転する第二の係合部材と、
    前記第二の能動リンクに回転可能に固定され、前記第二の係合部材と相対的に回転する伝達機構とを有し、
    前記第二の従動リンクは、前記伝達機構により、前記第一の能動リンクの回転方向と同方向に回転され、
    前記第一、第二の係合部材は前記死点位置から−16度以上+16度以下の範囲内でのみ係合し、
    前記第一、第二の係合部材の係合の解除により、前記第一の係合部材の回転力の前記第二の従動リンクへの伝達が解除される搬送装置。
  2. 前記第一、第二の係合部材の一方は突起を有し、他方は窪みを有し、前記ハンド部が前記死点に位置するときに、前記突起と前記窪みが嵌合するように構成された請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記姿勢制御装置は、前記第一、第二の補助回転軸線を中心に回転する第一、第二の回転部材を有し、前記第一、第二の回転部材は、互いに同角度逆方向に回転するように構成された請求項1記載の搬送装置。
  4. 前記第一、第二の回転部材は、前記第一、第二の従動リンクに対してそれぞれ固定された歯車であり、前記歯車同士が噛み合わされている請求項3記載の搬送装置。
  5. 前記第一、第二の回転部材は、前記第一、第二の従動リンクに対してそれぞれ固定されたプーリー又はスプロケットであり、前記第一、第二の回転部材間は離間され、ベルト又はチェーンが「8」字型に掛け渡された請求項3記載の搬送装置。
  6. 前記第一、第二の係合部材は歯車であって、前記第一の係合部材は一枚以上の歯を有し、前記第二の係合部材は二枚以上の歯を有する請求項1記載の搬送装置。
  7. 前記第一、第二の係合部材は歯車であって、前記第一の係合部材は一枚以上の歯を有し、前記第二の係合部材は二枚以上の歯を有し、前記ハンド部が前記死点に位置するときに、前記歯車が噛み合うようにされた請求項1記載の搬送装置。
  8. 側面に前記第二の係合部材が設けられ、前記第二の係合部材と離間した前記側面の一部に歯車の歯が設けられた従動歯車を有し、
    前記歯は、前記伝達機構が有する伝達歯車と噛み合って前記伝達歯車を回転させて、前記第二の従動リンクを、前記第一の能動リンクの回転方向と同方向に回転させる請求項1記載の搬送装置。
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