JP2000001218A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2000001218A
JP2000001218A JP16660998A JP16660998A JP2000001218A JP 2000001218 A JP2000001218 A JP 2000001218A JP 16660998 A JP16660998 A JP 16660998A JP 16660998 A JP16660998 A JP 16660998A JP 2000001218 A JP2000001218 A JP 2000001218A
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pulley
arm
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rotation angle
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JP16660998A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Matsumura
泰秀 松村
Masabumi Kanetomo
正文 金友
Tsutomu Fujimoto
勉 藤本
Kenji Mitsusaka
賢司 三坂
Hironao Kamaya
弘直 釜谷
Kazuichi Sugiyama
和一 杉山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送装置の死点脱出機構において、死点位置以
外ではベルトの張力を弱めるようにプーリの形状を決
め、ベルトの長寿命化を図る。 【解決手段】プーリ101の回転角に対するベルト10
2の巻き取り量よりプーリ103の回転角に対するベル
ト102の巻き戻し量の方が大きく、またプーリ101
の回転角に対するベルト102の巻き戻し量が、プーリ
103の回転角に対するベルト102の巻き取り量より
大きくなるようにプーリの半径を決定する。また第1の
腕1aと1bのなす角度が180度となる位置で張力印
加機構を第1の腕1bに取付けてベルト102に張力を
印加し、所定の張力をかけた後には張力印加機構を取り
去る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置等の製造
設備に係り、特に被搬送物としてウェハを入れたウェハ
カセットを無人で搬送するのに好適な搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工場の中では、ウェハを13
枚もしくは25枚をカセットに入れ、ストッカと呼ばれ
るカセットをストックして置く場所と製造設備との間で
カセットを搬送するための搬送装置が使用されている。
また製造設備の内部でも各工程間は同様にカセットを搬
送する搬送装置が使用されている。そのなかで、ウェハ
等の基板を搬送するロボットで、連結された二本の腕を
一対持ち、一対の腕で一つのキャリアを支え、一対の腕
を同時に駆動し、キャリアを支えている腕の支点が腕の
駆動軸上を通過できるロボット、つまり死点からの脱出
機構を具備したロボットについて、また、死点からの脱
出の機構やその機構に用いられているワイヤやベルトの
張力のかけ方については、特願平8−84941号および特願
平9−22401号に詳細に述べられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1,図2,図3は従
来の搬送装置の構成図である。図1はこの搬送装置の俯
瞰図であり、同軸の駆動軸に結合された第1の腕1aと
第1の腕1bが配置され、回転自在な軸受け6aと6b
を介して第2の腕2aと第2の腕2bとが連結されてい
る。そして、第2の腕2aと第2の腕2bはそれぞれの
腕の開き角が同一になるような関節の機構7aと7bを
介してキャリア3が結合されている。キャリア3にはウ
ェハカセット4が載っている。ウェハカセット4は直進
方向8,軸心5を回転中心として回転方向9、そして上
下方向10に移動可能となっている。
【0004】図2は搬送装置の上面図である。図2(a)
は第1の腕1aと第1の腕1bの回転方向11aと11
b、それに第2の腕2aと第2の腕2bの回転方向12
aと12bを腕を伸ばす方向に回転させて直進方向8に
移動したところである。図2(b)は回転方向11aと
11b、それに回転方向12aと12bを腕を縮める方
向に回転させ、原点位置に移動したところを表してい
る。この時キャリア3を支えている腕の関節機構7aと
7bが腕の駆動軸の軸心5を通過している。
【0005】図3は搬送装置の断面図である。第1の腕
1aは同軸の駆動軸13aに結合され、歯車14aを介
して駆動モータ16aに結合した歯車15aと噛み合っ
ている。第1の腕1bも同様に、同軸の駆動軸13bに
結合され、歯車14bを介して駆動モータ16bに結合
した歯車15bと噛み合っている。
【0006】この図から明らかなように、駆動モータ1
6aと16bを回転させると、同軸の駆動軸13aと1
3bの軸心を回転中心として、第1の腕1aと1bが回
転する構造となっている。そしてこの駆動モータ16a
と16bの回転方向を逆方向に回転させればキャリア3
は直進方向8の移動を行い、同一方向に回転させればキ
ャリア3は回転方向9の移動を行う。これらの機構は直
進ガイド20aと20bで支えられ、Z軸駆動モータ17
と結合したボールネジ軸18,ボールネジナット19に
より上下方向10に移動できる構造となっている。
【0007】第1の腕1aと結合されたプーリ101
と、第2の腕2bに結合されたプーリ103との間に
は、ベルト102がかけられてプーリ101とプーリ1
03の円周面に固定されており、プーリ101の回転を
プーリ103に伝達している。
【0008】死点脱出は以下の動作で行われる。第1の
腕1a,第1の腕1bの回転開始と同時に、第1の腕1
aと結合されたプーリ101も同方向に回転を開始す
る。プーリ101の回転に伴って、第2の腕2bと結合
されたプーリ103にもベルト102を介して同方向の
回転駆動力が伝達される。つまりプーリ103の回転方
向は、プーリ103を回転支持している第1の腕1bの
回転方向とは逆方向である。従って、第1の腕1aと1
bの回転開始と同時に、第2の腕2bと結合されたプー
リ103にも回転駆動力が伝達されるので、第1の腕1
aと1bのなす開き角度が180度の死点位置からの起
動が可能となる。
【0009】まずプーリの形状の課題について説明す
る。図4はこの搬送装置の第1の腕1aと1b,第2の
腕2aと2b,関節の機構7aと7bの構成をモデル化
したもので、L1は第1の腕1aおよび1bの回転中心
間の長さ、L2は第2の腕2aおよび2bの回転中心間
の長さ、L3は関節の機構7aと7bの回転中心間の長
さである。θ1は第1の腕1aと1bの開き角が180
度で一直線になったところからの第1の腕1aと1bの
回転角、θ2は第1の腕1aと1bが一直線の状態と平
行な軸からの第2の腕2aと2bの回転角である。
【0010】ここで、θ1とθ2の関係は次の数1で表
される。
【0011】
【数1】
【0012】数1をθ2について解けば、数2となる。
【0013】
【数2】
【0014】この数2にL1=185mm,L2=155
mm,L3=60mmとして計算したものを図5に示す。ま
た図5にはL1=L2,L3=0mmとして計算した結果
も同時に示している。この結果より、L1=L2,L3
=0mmならばθ1=θ2であるが、L3が存在するなら
ば必ずθ1<θ2となることがわかる。つまりプーリ1
01とプーリ103の回転角は等しくないため、もしプ
ーリ101とプーリ103を同一円形にしたならば、プ
ーリ101とプーリ103にかけられているベルト10
2は、片側は過剰な張力がかかって切断し、もう一方は
緩むことになる。
【0015】この状態を回避する手段として、従来はプ
ーリ101の回転半径を第1の腕1bと第2の腕2bの
回転量の比率になるように、連続的に変化するカム構造
とするようにした。この方法を採用した場合、ベルトの
張力は腕の回転角度とは無関係に常に一定となる。死点
脱出を滑らかに行うためにベルトには強い張力がかけら
れており、この状態で使用した場合ベルトの寿命が短く
て信頼性が損なわれ、短期間でのメンテナンスを必要と
していた。
【0016】またプーリ103の直径をプーリ101の
直径より1mm程度小さくし、さらに駆動軸13aと第2
の腕2bの回転中心を結ぶ中心線の延長線上に偏芯させ
て固定する構造も取っていた。この方法ではプーリ10
1の直径,プーリ103の直径,偏芯量および腕の回転
角θ1,θ2から最適値を決めることは極めて困難なた
め粗い近似を行うこととなり、それ故ベルトの張力が張
りすぎ、または緩みすぎの状態となり、先と同様にベル
トの寿命が短くて信頼性が損なわれ、短期間でのメンテ
ナンスを必要としていた。
【0017】次にベルト102への張力の与え方の課題
について説明する。従来、ベルトが組み込まれている第
1の腕1bの中にベルトの張力付加機構を組み込んでい
た。具体的には、ローラをベルトに押し付けたり、プー
リにベルトを固定している部分に板バネを置き、板バネ
が変形する力で張力を与えていた。しかしこれらの方法
は、各搬送装置の腕の中に組み込むためコストが高くつ
くこと、また腕の重量が重くなることおよび慣性モーメ
ントが大きくなって駆動モータの出力を大きくする必要
があった。そして張力の定量的な管理ができないため、
搬送装置を量産する時に装置間の寿命の差が大きくなる
こと、またベルトに変形を与えるためにベルトの寿命が
短くて信頼性が損なわれ、短期間でのメンテナンスを必
要する等の課題があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記課
題を解決するために、プーリの形状を決定する方法とし
て、プーリ101とプーリ103にベルト102が接す
る位置において、プーリ101の回転角に対するベルト
102の巻き取り量と、プーリ103の回転角に対する
ベルト102の巻き戻し量とを比較した時、プーリ10
3のベルト102の巻き戻し量の方が大きく、またプーリ
101の回転角に対するベルト102の巻き戻す量と、
プーリ103の回転角に対するベルト102の巻き取る
量を比較した時、第1プーリの部材の巻き戻す量の方が
大きくなるようにプーリの半径を決定した。
【0019】また、ベルト102に張力を与える手段と
して、第1の腕1aと1bのなす角度が180度となる
位置で、第1の腕1aと1bとを角度を保って固定し、
この位置で張力印加機構を第1の腕1bに取付けてベル
ト102に張力を印加し、所定の張力をかけた後には張
力印加機構を外し、搬送装置稼動時には張力印加機構を
第1の腕1bから取り去った。
【0020】
【発明の実施の形態】図6,図7は、本発明の一実施例
の搬送装置の要部横断面図である。図6(a)は第1の腕
1aと1bが一直線に配置された状態、つまり死点位置
を表し、第1の腕1aと1bは、回転自在な軸受け6a
と6bを介して第2の腕2a(図示せず)と第2の腕2
b(図示せず)とに連結されている。第1の腕1aと結
合されたプーリ101と、第2の腕2bに結合されたプ
ーリ103との間にはベルト102がかけられ、ベルト
102はプーリ101とプーリ103の円周面にそれぞ
れ約半周ほど巻かれ、固定部材104と105でそれぞ
れのプーリに固定されている。
【0021】この図では、ベルト102は一本しか示し
ていないが、プーリ101とプーリ103の中心を結ぶ
線と対称に、プーリの高さ方向を変えてもう一本のベル
トが配置されている。プーリへの巻き付け方や固定方法
は同じである。図中のL0はプーリ101とベルト10
2の接線部から、プーリ103とベルト102の接線部
までの距離を示している。プーリ101は真円である
が、プーリ103は真円の形状をしていない。この形状
については後に詳述する。
【0022】図6(b)は第1の腕1aと1bを腕を伸
ばす方向に回転した状態を表した図である。第1の腕1
aと第1の腕1bが図6(a)で述べた死点位置よりθ
1回転すると、第1の腕1aと結合されたプーリ101
はθ1の2倍回転する。そしてプーリ103は、図4で
説明した幾何学的条件によりθ1+θ2回転する。
【0023】L(θ1)は、角度θ1におけるプーリ10
1とベルト102の接線部分と、プーリ103とベルト
102の接線部分の距離を示している。
【0024】プーリの形状について説明する。プーリ1
01は真円である。いまプーリ101がθ1の2倍回転し
てベルト102を巻き取る時、プーリ103はθ1+θ
2回転してベルト102を巻き戻している。ベルト10
2の張力は、図6(a)の死点位置で最大値となり、他
の位置では張力を弱めることがベルトの寿命を長くする
ことにとって重要である。そこで前述の巻き取り量と巻
き戻し量の関係を考えると、巻き取り量より巻き戻し量
を大きくすればよいことがわかる。図6(b)では、プ
ーリ101のθ1の2倍回転よりも、プーリ103のθ
1+θ2回転の方が大きいので、ベルト102は緩むこ
ととなり何も問題ないように見えるが、図6(a)で説
明したようにプーリ101とプーリ103の中心を結ぶ
線と対称に、もう一本ベルト102が配置されているた
め、そちら側のベルト102は巻き戻し量よりも巻き取
り量の方が大きくなり、ベルト102の張力がどんどん
大きくなって切断されることになる。
【0025】さて再びプーリ103の形状について説明
する。プーリ103の巻き戻し量とプーリ101の巻き
取り量との差を取り、その値にL(θ1)の値を加え、そ
こからL0を引いた値が常に正の値となるように、プー
リ103の半径を決めればよい。図示していない側のベ
ルト102について述べるならば、プーリ101の巻き
戻し量と、プーリ103の巻き取り量との差を取り、以
下同様に、その値にL(θ1)の値を加え、そこからL0
を引いた値が常に正の値となるように、プーリ103の
半径を決めればよい。
【0026】表1に図5で説明した腕の長さと、プーリ
101の直径が58mmの場合で設計したプーリ103に
ついて、回転角,巻き取り量,巻き戻し量,巻き戻し量
と巻き取り量の差について、その一部を示した。また、
ここではL0とL(θ1)は、ほぼ等しいので近似的にL
0−L(θ1)=0としている。この表からわかるよう
に、θ1が数度までは巻き戻し量と巻き取り量の差はほ
とんどないが、その後だんだん大きくなっていく。また
上記の腕の長さでは、θ1が60度付近で巻き戻し量と
巻き取り量の差は2mm以内が望ましい。
【0027】
【表1】
【0028】次にベルト102に与える張力のかけ方に
ついて説明する。図7(a)は第1の腕1bの部分を示
したもので、図6と同様に片側のベルト102のみ示し
ている。いま第1の腕1bは死点位置で停止している。
この時、張力印加機構111を第1の腕1bに取付け
る。張力印加機構111は張力印加機構111のケース
にガイドされた軸112と、軸112を押すバネ113
からなっている。張力印加機構111を第1の腕1bに
取付けると、軸112は固定部材104を押し、その力
はベルト102にかける張力となるようにバネ113を
調整しておく。これにより所定の張力がベルト102に
かかったならば、固定部材104をプーリ101に固定
する。そして張力印加機構111を第1の腕1bから取
外し、搬送装置を稼動させる。
【0029】ベルト102に与える張力のかけ方につい
ての他の実施例を図7(b)に示す。本実施例はエアシリ
ンダ114を用いた張力印加機構である。図7(a)の
バネ113の替わりにエアシリンダ114で力を発生さ
せる。エアシリンダ114には電磁弁115,圧力調整
器116,圧力計117が配管119で圧空源118に
つながっている。張力をかける力の調整は圧力調整器1
16で行う。所定の張力をベルト102にかけたなら
ば、その後は図7(a)と同じである。
【0030】以上、今までプーリ間の力の伝達を、ベル
ト102を用いて行う例を説明してきたが、これがワイ
ヤであっても何ら問題ないことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上述べてきた搬送装置を用いることに
よって、死点脱出機構のベルトの寿命が長くなり、信頼
性が向上することによりメンテナンスの期間を長くする
ことができた。
【0032】そして、ベルトの張力印加機構を腕の中に
組み込む必要がなくなったため、コストが安くなり、ま
た腕の重量が軽くなることおよび慣性モーメントが小さ
くなって駆動モータの出力を小さくすることができたた
めコストが削減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の搬送装置の斜視図。
【図2】従来例の搬送装置の上面図。
【図3】従来例の搬送装置の縦断面図。
【図4】搬送装置の構成のモデル図。
【図5】図4のモデル図の腕の回転角を計算したグラ
フ。
【図6】本発明の一実施例のプーリの形状の説明図。
【図7】本発明の一実施例のベルトへの張力印加手段の
説明図。
【符号の説明】
1…第1の腕、2…第2の腕、3…キャリア、4…ウェ
ハカセット、5…軸心、6…軸受、7…関節機構、8…
直進方向、9…回転方向、10…上下方向、11…第1
の腕の回転方向、12…第2の腕の回転方向、13…駆
動軸、14…歯車、15…歯車、16…駆動モータ、1
7…Z軸駆動モータ、18…ボールネジ軸、19…ボー
ルネジナット、20…直進ガイド、101…プーリ、1
02…ベルト、103…プーリ、104…固定部材、1
05…固定部材、111…張力印加機構、112…軸、
113…バネ、114…エアシリンダ、115…電磁
弁、116…圧力調整期、117…圧力計、118…圧
空源、119…配管。
フロントページの続き (72)発明者 藤本 勉 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 三坂 賢司 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 釜谷 弘直 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 杉山 和一 栃木県下都賀郡大平町富田709番地の2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3F060 AA01 AA07 BA00 DA10 EB12 EC12 GA05 GB02 5F031 BB01 CC04 CC12 CC13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二軸の駆動軸を同軸に配し、各々駆動軸の
    同一側の一端には軸を回転させるための駆動系を持ち、
    駆動軸の他端には軸と結合して駆動可能な第1の腕と第
    2の腕、第1の腕の他端には第1の腕に対して駆動軸と
    直角をなす平面で回転自在な構成からなる第3の腕を結
    合させ、また第2の腕の他端には第2の腕に対して駆動
    軸と直角をなす平面で回転自在な構成からなる第4の腕
    を結合させ、そして第3の腕と第4の腕の他端には第2
    の腕と第3の腕の開き角を同一にする機構を具備する関
    節と、各々関節の回転中心軸で支持された被搬送物を載
    置するキャリアを有し、前記第1の腕に固定した第1プ
    ーリと前記第3の腕の駆動軸に結合した第2プーリとを
    具備し、第1プーリと第2プーリを結合して回転力を伝
    える部材を有し、前記第1の腕と前記第2の腕のなす角
    度が180度となる位置での死点からの脱出機構を有す
    る搬送装置において、前記プーリを結合する部材にかけ
    た張力が死点位置で最大となり、死点位置以外では張力
    を減少させる手段を設けたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された搬送装置において、
    プーリを結合する部材を第1および第2プーリに巻き付
    け、この時、巻き付け方向を第1プーリが部材を巻き取
    る時は第2プーリは部材を巻き戻し、第1プーリが部材
    を巻き戻す時は第2プーリは部材を巻き取るように設定
    し、プーリを結合する部材が接する第1および第2プー
    リ位置において、第1プーリ回転角に対する部材の巻き
    取り量と、第2プーリ回転角に対する部材の巻き戻し量
    とを比較した時、第2プーリの部材の巻き戻し量の方が
    大きく、また第1プーリ回転角に対する部材の巻き戻す
    量と、第2プーリ回転角に対する部材の巻き取る量を比
    較した時、第1プーリの部材の巻き戻す量の方が大きく
    なるように構成した死点からの脱出機構を設けたことを
    特徴とする搬送装置。
  3. 【請求項3】半径を連続的に変化させたプーリを具備
    し、プーリを結合する部材が接する第1および第2プー
    リ位置において、第1プーリ回転角に対する部材の巻き
    取り量と、第2プーリ回転角に対する部材の巻き戻し量
    とを比較した時、第2プーリの部材の巻き戻し量の方が
    大きく、また第1プーリ回転角に対する部材の巻き戻す
    量と、第2プーリ回転角に対する部材の巻き取る量を比
    較した時、第1プーリの部材の巻き戻す量の方が大きく
    なるように構成したことを特徴とする請求項2に記載の
    搬送装置。
  4. 【請求項4】第1プーリおよび第2プーリの少なくとも
    どちらか一方のプーリの形状が真円ではないプーリを具
    備し、プーリを結合する部材が接する第1および第2プ
    ーリ位置において、第1プーリ回転角に対する部材の巻
    き取り量と、第2プーリ回転角に対する部材の巻き戻し
    量とを比較した時、第2プーリの部材の巻き戻し量の方
    が大きく、また第1プーリ回転角に対する部材の巻き戻
    す量と、第2プーリ回転角に対する部材の巻き取る量を
    比較した時、第1プーリの部材の巻き戻す量の方が大き
    くなるように構成したことを特徴とする請求項2に記載
    の搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載された搬送装置において、
    張力印加機構を第1の腕に取付けて第1プーリと第2プ
    ーリを結合して回転力を伝える部材に張力を印加し、所
    定の張力をかけた後には張力印加機構を取り去り、搬送
    装置稼動時には張力印加機構が第1の腕から取り去られ
    ていることを特徴とする搬送装置。
  6. 【請求項6】第1の腕と第2の腕のなす角度が180度
    となる位置で第1の腕と第2の腕を角度を保って固定
    し、この位置で張力印加機構を第1の腕に取付けて第1
    プーリと第2プーリを結合して回転力を伝える部材に張
    力を印加するように構成したことを特徴とする請求項5
    に記載の搬送装置。
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