JP5169462B2 - エアバッグ装置およびインフレータ - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、車両のルーフ内部に畳まれた状態で収納されるエアバッグと該エアバッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータとを備え、同インフレータにブラケットが一体に設けられるとともに前記車両のルーフにおける車幅方向および車両前後方向に対して平行に延びる固定壁部の車両下方側に前記ブラケットが固定されるエアバッグ装置において、前記ブラケットは、前記インフレータを始点として同インフレータから離間する方向に延びる形状に形成されたアーム部と、同アーム部の前記離間する方向における中間位置に設けられて前記固定壁部側に突出する形状であって先端が前記ブラケットおよび前記インフレータからなる集合体の重心側に向けて延びる鉤形状のフックと、を有してなり、前記固定壁部は、前記フックが係合する係合部が形成されてなり、前記フックは前記インフレータの外壁に沿って延びる形状に形成されてなることをその要旨とする。
請求項1または2に記載の発明は、請求項3によるように、前記アーム部の全体が平板形状に形成されたエアバッグ装置において実現することができる。
以下、本発明にかかるエアバッグ装置およびインフレータを具体化した参考例について説明する。
図1に本参考例にかかるエアバッグ装置が搭載される車両の後方部分の側面構造を示し、図2に同車両の背面構造を示す。
図3に、車両10のルーフ後端部分における図2のA−A線に沿った断面構造を示す。
すなわち先ず、畳まれた状態のエアバッグ13にインフレータ30の発生ガスが流入すると、エアバッグ13の一部が膨張し、これによってルーフヘッドライニング12が車両下方側に押圧される。これにより、ルーフヘッドライニング12がエアバッグ13よりも車両前方側の部分を支点に車両下方側(詳しくは、図3中に矢印Bで示す方向)に回動する。その結果、ルーフヘッドライニング12の車両後方側の端部とカバー片23との係合が解除され、同端部が車両下方側に変位する。そして、その後におけるエアバッグ13の内部へのガス流入に伴い、同エアバッグ13がルーフヘッドライニング12の車両後方側の端部から車両後方側に向けて展開されつつ膨張するようになる。
図4にインフレータ30の側面構造を示し、図5にインフレータ30の図4における矢印C方向から見た側面構造を示し、図6にインフレータ30の図4における矢印D方向から見た側面構造を示す。
また、各アーム部33の固定壁部19aから遠い側の面には直線状に延びる複数(本参考例では三つ)の凸部35が形成されている。それら凸部35のうちの一つは、アーム部33から固定部32まで延設されている。それら凸部35はアーム部33を補強するリブとして機能する。
図7に、インフレータ30を固定する過程における同インフレータ30周辺の構造を示す。
(1)インフレータ30に設けられたブラケット31のフック36を車両10のルーフの係合孔24に係合させることによってインフレータ30をルーフに仮止めし、その状態でインフレータ30を車両10のルーフに固定することができる。そのため、ブラケット31の位置合わせのための作業と同ブラケット31を固定するための作業とを同時に行う必要がなくなり、簡易な作業をもってインフレータ30を取り付けることができるようになる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明にかかるエアバッグ装置およびインフレータを具体化した第1の実施の形態について、参考例との相違点を中心に説明する。
図12に、車両10のルーフにインフレータ50が取り付けられた状態における同ルーフの固定壁部19aとブラケット51のフック56および突部57との関係を概略的に示す。
(1)インフレータ50に設けられたブラケット51のフック56を車両10のルーフの係合孔44に係合させることによってインフレータ50をルーフに仮止めし、その状態でインフレータ50を車両10のルーフに固定することができる。そのため、ブラケット51の位置合わせのための作業と同ブラケット51を固定するための作業とを同時に行う必要がなくなり、簡易な作業をもってインフレータ50を取り付けることができるようになる。しかも、インフレータ50を車両10のルーフに仮止めした際に同インフレータ50がルーフから脱落し易い構造にすることができ、こうした構造によってもインフレータ50の取り付けにかかる作業の簡易化を図ることができる。
なお、上記実施の形態及び参考例は、以下のように変更して実施してもよい。
・参考例において、三つ以上のブラケット31をインフレータ30に一体に設けてもよい。
・第1の実施の形態において、フック56に代えて、インフレータ50の外壁と平行な方向以外の方向において同インフレータ50の外壁に沿って延びる形状のものを設けるようにしてもよい。要は、先端がインフレータ50およびブラケット51からなる集合体の重心側に向けて延びる鉤形状のフックを設けることにより、前述した第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
Claims (5)
- 車両のルーフ内部に畳まれた状態で収納されるエアバッグと該エアバッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータとを備え、同インフレータにブラケットが一体に設けられるとともに前記車両のルーフにおける車幅方向および車両前後方向に対して平行に延びる固定壁部の車両下方側に前記ブラケットが固定されるエアバッグ装置において、
前記ブラケットは、前記インフレータを始点として同インフレータから離間する方向に延びる形状に形成されたアーム部と、同アーム部の前記離間する方向における中間位置に設けられて前記固定壁部側に突出する形状であって先端が前記ブラケットおよび前記インフレータからなる集合体の重心側に向けて延びる鉤形状のフックと、を有してなり、
前記固定壁部は、前記フックが係合する係合部が形成されてなり、
前記フックは前記インフレータの外壁に沿って延びる形状に形成されてなる
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載のエアバッグ装置において、
前記インフレータは、前記フックが間隔を置いて複数設けられてなる
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1または2に記載のエアバッグ装置において、
前記アーム部は、その全体が平板形状に形成されてなる
ことを特徴とするエアバッグ装置。 - 車両のルーフ内部に畳まれた状態で収納されるエアバッグを備えたエアバッグ装置に適用され、前記車両のルーフにおける車幅方向および車両前後方向に対して平行に延びる固定壁部に固定されて前記エアバッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータであって、
当該インフレータは固定用のブラケットが一体に形成されてなり、
同ブラケットは、前記インフレータを始点として同インフレータから離間する方向に延びる形状に形成されたアーム部と、該アーム部の前記離間する方向における中間部分に設けられて同アーム部の延設方向と交差する方向に突出する形状であって先端が前記ブラケットおよび前記インフレータからなる集合体の重心側に向けて延びる鉤形状のフックと、を有してなり、
前記フックは前記インフレータの外壁に沿って延びる形状に形成されてなる
ことを特徴とするインフレータ。 - 請求項4に記載のインフレータにおいて、
前記アーム部は、その全体が平板形状に形成されてなる
ことを特徴とするインフレータ。
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