JP5168718B2 - Id通知アダプタおよびプレゼンス管理装置および電話システム - Google Patents

Id通知アダプタおよびプレゼンス管理装置および電話システム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置又は情報端末の使用者の所在場所を特定できるID通知アダプタおよび前記通信装置と連携するプレゼンス管理装置や電話システムに関するものである。
人の所在位置に電話転送する電話システム等、人の所在位置(プレゼンス)情報と連携したサービスが提供されつつある。
しかしながら、従来のこの種のサービスは、サービスを受ける人が自分の所在位置を特定するため情報をサービス提供システム側に通知する必要があり、このための情報端末のキー操作等が煩わしかった。
これを改善する技術として、特許文献1では、人が携帯する物品に無線タグを装着し、予め設置された無線タグリーダ、無線LAN端末、無線LANアクセスポイントにより、無線タグから受信したID情報を位置管理サーバに送信し、それぞれの機器から見た無線タグの相対位置情報として、携帯電話端末等からその情報を確認できる技術が開示されている。
特開2005−109919
しかしながら、特許文献1では、各所に無線タグリーダや無線LAN端末を多数設置する必要があることから、システムの導入コストやその保守コストが極めて高価になるという欠点があった。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、タグリーダを各所に設置するのではなく、安価なタグを各所に装着し、人が携帯する通信装置側で、場所を特定する前記タグを読み取ると共に、その位置情報に基ついてプレゼンス機能や転送電話機能等のサービスを提供することを可能とするものである。
上記課題を解決するために、本発明では、自ID通知アダプタを含む通信装置または自ID通知アダプタに接続された情報端末の所在位置を特定するID情報を所定の宛先に通知するID通知アダプタであって、近傍に存在するタグからタグIDを読取るタグID読み取り手段と、該通信装置または該情報端末または該ID通知アダプタによるデータ送受信の開始を監視し、前記データ送受信の開始を検知した場合に、当該データ送受信を開始する直前または当該データ送受信中に前記タグID読み取り手段が読み取った該タグIDおよび該通信装置または該情報端末または該ID通知アダプタの端末IDとをID情報として予め定められた所定の宛先に通知するID情報通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によると、タグリーダに比べてはるかに安価なタグを各所に装着するので、システムコストや保守コストを大幅に削減できるという効果がある。
実施例1は、無線タグ(以下、単にタグと称することもある)ID(IDentification)の読み取り機能を実装した本発明のID通知アダプタにより、読み取った無線タグIDを自端末IDとともに予め定められたサーバに送付し、該サーバが予め登録されたID通知アダプタまたは情報端末の使用者情報、読み取った無線タグの位置情報をもとにプレゼンスサービスや電話転送サービスを実現する通信システムに関するものである。
具体的には、本発明のタグID読み取り手段および通知手段を利用して、人の所在場所や通信状態を検知して情報化することにより、プレゼンスサーバやテレフォニーサーバの機能と連携させて、サービスを提供することができる。
例えば、連絡をとりたい相手の所在場所および通信状態をパソコンなどのデータ端末や電話端末から確認でき、確実にその場所に存在していることを確認してから連絡相手の傍にある電話端末に電話をかけたり、簡易メッセージを送信したりすることができるようになる。
又自身のホームポジションにある電話端末宛の着信を自動的に移動先の電話端末に転送する転送サービス、留守録や移動先を音声メッセージで通知する留守番機能を自動的に起動するサービス、電話会議の接続先を自動的に設定するサービスなどと連携させることもできる。
更には、単に存在のみを情報とするのではなく、通信装置が接続されているだけの状態、通信を行っている状態、通信の頻度、キーボードの操作頻度などの組み合わせによってクラス分けを行って情報化することで、完全に移動したのか、少しの間離席しているだけなのか、忙しい状態なのか否かを表現することもでき、高度なプレゼンスサービスとして展開することも可能である。
以下図面を用いて具体的に説明する。
図1は実施例1のシステム構成図を示し、10は本発明のID通知アダプタを内蔵した通信装置であって、従業員等が携帯する。従業員等が通信装置10により移動先で通信を実行する際、通信装置10は、各所に装着されたタグ30の内、近傍のタグのIDを読み取り、読み取ったタグIDと自端末IDを、LAN(Local Area Network)60を介して、サーバ20に通知する。これにより、サーバ20は通信装置10の使用者の所在を把握でき、データ端末50からの所在場所問い合わせや、電話システムの中枢である呼制御装置70を制御して、通信装置10の使用者への着信を、所在場所近隣にある電話端末(内線)へ転送すること等が可能となる。
図2は、本発明の通信装置10の機能ブロック図を示している。通信装置10はID通知アダプタ1と情報端末2から成り、ID通知アダプタ1は、タグID読み取り部11及びタグID・端末ID通知部12から構成され、情報端末2は、端末機能部13と通信部14から構成される。これらの各部は、一体構成であってもよく、任意の構成要素のユニット単位に分離していてもよい。
ここで、タグID・端末ID通知部12が通知する端末IDは、通信装置10を識別するIDであり、通知アダプタ1のIDであってもよく、情報端末2のIDであってもよい。要は、使用者を特定できる装置やユニットのIDであればよい。
なお、ID通知アダプタ1と情報端末2が分離していて、ID通知アダプタ1が共用の場合、個人毎の情報端末2のIDを端末IDとするが、この場合、タグID・端末ID通知部12は情報端末2の通信部14の送信データをモニタし、送信データの中から情報端末2のIDを抽出して、その抽出したIDを端末IDとして、タグIDと共にサーバ20へ送付する。
図3は、本発明のID通知アダプタ1と協業するサーバ20の機能ブロック図を示し、IDテーブル部21とタグID・端末ID受信部22とサーバ機能部23、通信部24から構成されている。
会社等において、従業員等が自席または出先の席で自己の携帯パソコン等の情報端末2をLAN60に接続して業務を行うことは一般的に普及している業務形態である。
その従業員等が通信装置10を操作して業務を遂行する際に、通信装置10はサーバ20との間で、LAN60を介したデータの送受信を開始することになるが、そのデータ送受信の直前またはデータの送受信中に本発明のID通知アダプタ1のタグID読み取り部11を起動して、近傍にある無線タグ30のIDを読み取る。次に該ID通知アダプタ1内に実装されたタグID・端末ID通知部12が動作し、読み取ったタグIDと自通信装置10の端末IDを、情報端末2の通信部14を利用して、LAN60を介してサーバ20へ送付する。

サーバ20は、通信部24がLAN60を介して、通信装置10とデータの送受信を行うが、データ送受信の直前またはデータ送受信中に、通信装置10より送られてくる無線タグ30のID及び通信装置10のIDを受信し、サーバ20内にあるタグID・端末ID受信部22へ転送する。
サーバ20には、IDテーブル部21があり、図4にIDテーブル21の1具体例を示す。
このうち、無線タグの位置情報テーブル210は、無線タグ30の設置場所を管理するテーブルで、無線タグのID 2101、無線タグの位置情報2102、および近隣内線2103の情報が管理者により予め登録されている。
近隣内線とは、無線タグ30の設置位置の近隣にあり、電話着信があったときに近傍に所在する通信装置10の使用者を呼び出し可能な電話端末の内線電話番号を意味する。これらテーブル内容は、無線タグ30の設置位置が変更になるか、近隣の電話端末の配置変更または内線番号変更がない限り、変わることはない。
一方、通信装置の使用者テーブル211は、装置の使用者と当該装置の現在位置を管理するためのテーブルである。このテーブルには、端末ID2111、装置の使用者2112、および通常内線2113が予め登録されている。通常内線とは、装置の使用者が通常業務を遂行しているとき使用する電話端末の内線電話番号を意味する。
このテーブル内容は、やはり使用者変更、電話端末の配置変更または内線番号変更がない限り、変わることはない。しかし、テーブル211には、この他に読み取り無線タグID2114が登録されている。読み取り無線タグID2114とは、通信装置10が、先に読み取った近傍の無線タグ30のIDであって、自端末ID2111とともにサーバ20に送付されてきたもので、前述のサーバ20内のタグID・端末ID受信部22に格納されたものである。該受信部22は、受信・格納している端末ID2111をキーとしてテーブル211を検索し、該当する端末ID2111に対応する読み取り無線タグID 2114欄の内容を該受信部22に格納されている無線タグ30のIDによって更新する。
このようにして、読み取り無線タグID 2114の内容は、サーバ20が通信装置10より読み取り無線タグIDを受信する度に更新され、常に最新の状態におかれる。
プレゼンスサービスは、例えば、データ端末50等からAさんの所在問い合わせがあった場合、テーブル211を検索しAさんが使用する端末ID2111欄に対応する読み取り無線タグのID2114を取得する。取得した無線タグID2114をキーとしてテーブル210を検索し、該無線タグID2114の内容と一致する無線タグ30のID2101に対応して予め登録されている位置情報2102、近隣内線電話番号2103を読みだし、それらをデータ端末50に通知する。 通知を受けたデータ端末50は、Aさんが他席で業務中であることを認識し、近隣の内線電話番号と共に他席で業務中であることをデータ端末50の画面に表示する。 データ端末50の使用者は画面を見て、Aさんが他席で業務中であることを知り、表示されている内線番号に電話をかけるか否かを判断する。
又Aさん宛に電話の着信呼があった場合、同様の検索手順でAさんが業務を行っている場所を検索し、呼制御装置70と連携して、近隣の電話端末40(内線)に当該着信呼を自動的に転送することも可能となる。 Aさんに関連付けられた無線タグのID2114が存在しない場合、テーブル211の2113に示す通常内線電話番号を表示するか、もしくは留守番機能などを活用する。 尚プレゼンスサービスはこれに限ったものではなく、本発明の機能で登録される情報を利用して自由に構成されるものである。
図5は、本発明の通信装置10の無線タグID読み取り及び端末IDの送信処理フローチャートを示す。本処理は、例えば通信装置10の電源がONになったときに開始される。
S501でデータの送受信が開始されたか否かを判定する。判定は例えばTCP、UDP等の一般的なLANプロトコルメッセージの送受信の有無で判断して良いし、サーバ20への登録処理などの予め決められた特定のメッセージの送受信の有無で判断しても良い。
尚、ユーザが操作せずとも電源が入っている限り自動的に送受信されるデータは判定対象として入れることでも良いし、また判定対象から省くようにしても良い。ユーザが電源投入していることでその場に居ると判断し、所在位置を表示するためには判定対象に入れることが考えられる。しかし、電源投入のまま中座し、データ送受信を行っていないときには、それでは、必ずしも正しい所在位置を表示しないことになる。中座時の厳密さを求めるなら電源投入しているときにデータ送受信を行っていなくても自動的に送受信されるデータは判定対象から省くべきであると考えられる。しかし、中座していなくても電源投入のまま、長時間操作をしない場合と本当に中座しているときの区別がつかないので、厳密さを求めることは困難なので、用途に応じて適宜選択設定すればよい。
S501でデータ送受信が開始された場合(YES)、S502で無線タグ30のIDの読み取り動作を実行する。次にS503で、読み取った無線タグ30のIDと自端末IDを、予め定められた宛先(本実施例1では、サーバ20)にペアで送信する。ここで自端末IDとしては自端末に設定されているIPアドレスまたはMACアドレス等を用いればよい。なお、近傍に無線タグ30が存在してなく、S502で無線タグ30のIDを読み取れなかった場合は、読み取れなかった旨のIDを所定の宛先に通知すればよい。
ユーザの業務が一段落し、ユーザが通信装置10の操作を終了した場合には、最早、ユーザが通信装置10のそばに存在し続けるか不確定である。したがって、通信装置の使用者テーブル211に記載されている当該端末ID2111に対応する読み取り無線タグID 2114の内容は、削除することが望ましい。
そこでS504で、データ送受信が停止し、かつ一定時間が経過したか否かを判定する。一定時間とは予め決められた数値であり、例えば10分、30分などが設定され、この間一切のデータ送受信が行われなかったときは、ユーザが業務を終了したと判断する。なお、上述と同様にユーザが操作せずとも自動的に送受されるデータは判定対象に含めることも省くことも何れも考えられ、一長一短があることは上述の通りである。
S504でデータ送受信が停止し、かつ一定の時間が経過した場合(YES)、前述の無線タグID2114と自端末IDを送信した宛先(本実施例1ではサーバ20)に無線タグID2114の削除通知を行い、S501に戻ってデータ送受信の再開を待つ。
ユーザが業務を必ずしも終了していないが、データ送受信が停止して一定時間が経過したためにS504でYESと判定され、サーバ20の通信装置の使用者テーブル211より、無線タグID2114の情報が削除されても、S501に戻ってデータ送受信の再開をまっているので、データ送受信が再開されるとS501のYESのルートで再び無線タグID2114が読み取られ、サーバ20に送付され、テーブル211に書き込まれるので支障は生じない。
図6は、本発明のサーバ20におけるID通知受信処理及び無線タグ削除処理のフローチャートを示す。
サーバ20が電源投入され、処理可能状態になると通信装置10からID受信をしたか否かの判定を開始する(S601)。ここでIDとは該端末ID2111及び読み出された無線タグID2114をいう。
S601で端末ID2111と無線タグID2114を受信したと判定された場合(YES)、端末ID2111をキーとしてIDテーブル21の通信装置の使用者管理テーブル211を検索する(S602)。
検索した該端末ID2111に対応する読み取り無線タグID2114欄に受信した無線タグIDを登録し、内容を更新する(S602a)。その後、通信装置10からのID通知待ちを続ける(S601)。
S601で通信装置10からのID通知を受信していない場合(NO)、通信装置10から無線タグID削除通知を受信したか否かの判定をする(S603)。
S603で通信装置10から無線タグID削除通知を受信した場合(YES)、受信した端末IDをキーとして、通信装置の使用者管理テーブル211を検索する(S604)
検索した端末ID2111に対応する読み取り無線ID2114欄の内容を削除する(S605)。
内容削除は、テーブル内容を例えばall‘1’あるいはall‘0’に書き換えることにより行う。
その後、通信装置10からのID通知待ちを続ける(S601)。
S603で通信装置10から無線タグ削除通知を受信していない場合(NO)、通信装置10からのID通知待ちを続ける(S601)
本発明の実施例2は、情報端末2と本発明のID通知アダプタ1が別筺体となっており、しかもID通知アダプタ1とサーバ20間の通信手段として電力線搬送通信を用いるものである。以下図面を用いて説明する。
図7は実施例2のシステム構成図を示す。
本発明では、電源コンセント80-1,80-2の所定の部位に無線タグ30-1,30-2がそれぞれ装着されている。電力線通信機能付きID通知アダプタ100,110は情報端末50-1,50-2とは物理的に独立しており、電源用プラグと一体形となっている。電力線通信機能付きID通知アダプタには、情報端末50-1とのデータ送受信を有線で行う有線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタ100と、情報端末50-2とのデータ送受信を無線で行う無線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタ110の2種類がある。
電源プラグ一体の電力線通信アダプタ(親機)90は、電力線通信機能付きID通知アダプタ100,110とLAN60との間のデータを中継する。これにより、電力線通信機能付きID通知アダプタ100,110からのID情報は、コンセント80-1または80-2,電力線61,コンセント80-4,電源プラグ一体の電力線通信アダプタ90,LAN60を経由してサーバ20に届く。
同様の経路で、情報端末50-1,50-2はLAN60に接続された各機器とデータ通信が可能であり、ゲートウェイ(図示せず)を介してWAN(Wide Area
Network)とも通信可能である。
なお、データ端末50および呼制御装置70との連携動作については実施例1と同じなので、説明を省略する。
図8は、本発明の有線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタ100の機能ブロック図を示し、図9は、本発明の無線アクセスポント型電力線通信機能付きID通知アダプタ110の機能ブロック図を示す。
本実施例2の電源プラグ一体型の電力線通信機能付きID通知アダプタ100または110は、電源コンセント80-1または80-2に挿入されるとサーバ20との間で、電源コンセント80-4および電源プラグ90を経由して電力線搬送通信路を確立する。
それと同時に、電力線通信機能付きID通知アダプタ100または110は、タグID読み取り部101または111を起動し、電源コンセント80-1または80-2に予め装着されている無線タグ30-1または30-2から、それぞれのIDを読み取る。読み取られた無線タグIDはタグID・端末ID通知部102または112に登録される。
データ中継部105または115は有線LAN通信部103または無線LAN通信部113を経由して情報端末50-1または50-2とデータ授受を開始し、そのデータを中継して、電力線通信部104または114を経由してサーバ20とデータ授受を行う。
このデータ中継動作の中で、データ中継部105または115は、中継データの内容をモニタして、情報端末50-1または50-2の端末IDを読み取り、読み取った端末IDをタグID・端末ID通知部102または112へ登録する。
タグID・端末ID通知部102または112は、登録を受けたタグID及び端末IDをペアで所定の宛先であるサーバ20に対して、電力線通信部104または114、電源コンセント80-1または80-2、電力線61、電源コンセント80-4、電源プラグ90を経て送付する。
なお、電源部106,116は電源コンセント80より商用交流電力を受電し、電力線通信機能付きID通知アダプタ100または110の内部に直流電力を供給する。また、給電部107は電源部106からの電力を端末50-1へ直流給電する電源アダプタとして機能する。
図10に、電力線通信機能付きID通知アダプタ100および110の処理フローチャートを示す。
本処理は、例えば、電源プラグと一体形の電力線通信機能付きID通知アダプタ100または110を電源コンセント80-1または80-2に挿入し、電源投入された時点で開始される。
すなわち、電源投入で電源コンセント80-1または80-2に装着されている無線タグ30-1または30-2のIDの読み取りを行う(S1001)。
次に配下に接続された情報端末50-1または50-2のデータ送受信が開始されたか否かを判定する(S1002)。判定は、実施例1の場合と同様であって、例えばTCP、UDP等の一般的なプロトコルメッセージの送受信の有無で判断して良いし、サーバ20への登録処理などの予め決められた特定のメッセージの送受信の有無で判断しても良い。
尚、ユーザが操作せずとも電源が入っている限り自動的に送受信されるデータは判定対象として入れることでも良いし、また判定対象から省くようにしても良い。その理由は、実施例1と同じである。
S1002でデータの送受信が開始された場合(YES)、そのデータをモニタして端末IDを読み取る(S1003)。この場合、端末IDはIPアドレス等が考えられる。
読み取られた無線タグIDとモニタした配下の端末IDは、ペアで所定の宛先であるサーバ20に送付される(S1004)。
次にデータ送受信が停止しかつ一定時間経過したか否かを判定する(S1005)。一定時間とは予め定められた数値であり、例えば10分、30分などが設定される。
なお、上述と同様にユーザが操作せずとも自動的に送受されるデータは判定対象に含めることも省くことも何れも考えられ、一長一短があることは実施例1で述べた通りである。
S1005 でデータ送受信が停止しかつ一定時間が経過した場合(YES)、以前に無線タグIDと端末IDを送信した宛先に無線タグIDの削除通知を行い、その後データ送受信の再開を待つ(S1002)。
なお、本電力線通信機能付きID通知アダプタに複数の端末が接続される場合にはS1002以降の処理を端末ごとに実施する。
サーバ20のIDテーブル(図4)および処理フローチャート(図6)は実施例1と実施例2に共通であり、また、本発明のID通知アダプタにおけるID読み取り手段および通知手段を利用して、人の所在場所や作業状態を検知して情報化することにより、プレゼンスサーバ(サーバ20)やテレフォニーサーバ(呼制御装置70)の機能と連携させて、サービスを提供することができる点についても、実施例1と実施例2に共通であるので、ここでは説明を省略するが、プレゼンスサーバ(サーバ20)やテレフォニーサーバ(呼制御装置70)は同一のサーバのハードウェアに搭載されたソフトウェアで実現することも可能である。
なお、本実施例1及び2では、タグとして無線タグを、タグ読み取り手段として無線タグリーダを具体例として説明したが、無線タグとしては、無線タグリーダからの電波が照射された時にその電波から電力を生成してID情報を含む電波を発するパッシブ型と、電池を内蔵して自ら電波を発するアクティブ型があり、そのどちらも適用可能である。ただし、本願では多数の無線タグを各所に装着するので、コストおよび保守性の点からパッシブ型の方が適している。
ところで、タグはバーコードタグ等、読み取り手段はバーコードリーダ等でもよく、無線タグ、無線タグリーダに限定されるものではない。

実施例1のシステム構成図 通信装置の機能ブロック図 サーバの機能ブロック図 サーバ上のIDテーブル部 ID読み取りおよび送信処理フローチャート ID通知受信処理および無線タグID削除処理フローチャート 実施例2のシステム構成図 有線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタの機能ブロック図 無線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタの機能ブロック図 電力線通信機能付きID通知アダプタの処理フローチャート
符号の説明
1
ID通知アダプタ
2
情報端末
10 通信装置
11 タグID読み取り部
12 タグID・端末ID通知部
13 端末機能部
14 通信部
20 サーバ
21 IDテーブル部
22 タグID・端末ID受信部
23 サーバ機能部
24 通信部
30 無線タグ
40 電話装置
50 データ端末
60 LAN
61 電力線
80 電源コンセント
90 電源プラグ一体の電力線通信アダプタ(親機)
100 電源プラグ一体の有線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタ
101 タグID読み取り部
102 タグID・端末ID通知部
103 有線LAN通信部
104 電力線通信部
105 データ中継部
106 電源部
107 給電部
110 電源プラグ一体の無線アクセスポイント型電力線通信機能付きID通知アダプタ
111 タグID読み取り部
112 タグID・端末ID通知部
113 無線LAN通信部
114 電力線通信部
115 データ中継部
116 電源部
210 無線タグの位置情報テーブル
211 通信装置の使用者テーブル
2101 無線タグのID
2102 無線タグの位置情報
2103 隣接端末
2111 端末ID
2112 使用者
2113 通常の内線
2114 読み取り無線タグID

Claims (6)

  1. 自ID通知アダプタを含む通信装置または自ID通知アダプタに接続された情報端末の所在位置を特定するID情報を所定の宛先に通知するID通知アダプタであって、
    近傍に存在するタグからIDを読取るタグID読み取り手段と、
    該通信装置または該情報端末または該ID通知アダプタによるデータ送受信の開始を監視し、前記データ送受信の開始を検知した場合に、当該データ送受信を開始する直前または当該データ送受信中に前記タグID読み取り手段が読み取った該タグIDおよび該通信装置または該情報端末または該ID通知アダプタの端末IDとをID情報として予め定められた所定の宛先に通知するID情報通知手段と、
    を有することを特徴とするID通知アダプタ。
  2. 請求項1に記載のID通知アダプタにおいて、
    前記近傍に存在するタグは無線タグであって、前記タグID読み取り手段は無線タグリーダであることを特徴とするID通知アダプタ。
  3. 請求項1または2に記載のID通知アダプタにおいて、
    前記タグID読み取り手段は、自ID通知アダプタの電源プラグと一体構成を成すかまたは該電源プラグの近傍に装着され、電源コンセントの近傍に装着されたタグのIDを読み取ることを特徴とするID通知アダプタ。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のID通知アダプタにおいて、
    前記端末IDは、自ID通知アダプタを含む該通信装置または自ID通知アダプタに接続された該情報端末が送信するデータの中から抽出することを特徴とするID通知アダプタ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のID通知アダプタから前記ID情報を受信するプレゼンス管理装置であって、
    前記タグの装着場所を該タグIDと関連付けて記憶するタグ装着場所記憶手段と、
    該ID通知アダプタまたは該通信装置または該情報端末の端末IDと該通信装置または該情報端末の使用者を関連付けて記憶する使用者記憶手段と、該ID通知アダプタより通知されてくるID情報を受信するID情報受信手段と、
    さらに有し、受信した該ID情報から、該通信装置または該情報端末の使用者の所在位置を特定することを特徴とするプレゼンス管理装置。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載のID通知アダプタと請求項5に記載のプレゼンス管理装置を含む電話システムであって、
    該プレゼンス管理装置の該タグ装着場所記憶手段には、該タグID及び該タグの装着場所に加えて、該タグの近隣の内線電話番号が予め登録され、
    また、該使用者記憶手段には、前記ID通知アダプタまたは該通信装置または該情報端末の端末ID及び該通信装置または該情報端末の使用者に加えて、該使用者が通常使用する内線電話番号が予め登録され、かつ該ID通知アダプタが通知してくる読み取りタグID及び自端末IDより、該自端末IDに対応させて該読み取りタグIDが更新登録され、
    使用者の通常使用する内線電話番号への着信呼があった場合に、該内線電話番号をキーとして該使用者記憶手段を検索し、該内線電話番号に対応する該読み取りタグIDを特定し、
    該読み取りタグIDをキーとして、前記タグ装着場所記憶手段を検索し、該読み取りタグIDに対応するタグの近隣の内線電話番号を特定し、前記着信呼を特定した当該近隣の内線電話に転送し、
    該内線電話番号に対応する読み取りタグIDが存在しないときには、留守応答に接続すること特徴とする電話システム。
JP2007292653A 2007-11-10 2007-11-10 Id通知アダプタおよびプレゼンス管理装置および電話システム Active JP5168718B2 (ja)

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