JP5167224B2 - ギヤ切換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作レバーの操作により2以上の切換位置に切換可能なギヤ切換装置に関する。
従来、2以上の切換位置を有するギヤ切換装置では、操作者が意図しないギヤの切換位置の切換りを防止するために様々な検討が行われている。例えば、多段変速機構の多段変速レバーを案内するためのレバーガイドと、PTO系変速装置のPTO変速レバーを案内するためのレバーガイドとを、有する作業車において、レバーガイドは、座席の一側で、機体前後方向に沿って直線状に、且つ、互いに平行になるように配置し、PTO系変速装置は、正転作業域と中立域と逆転作業域を有し、正転作業域と中立域から逆転作業域への操作を牽制・解除可能な逆転シフト防止手段を設けている作業車の変速装置がある(特許文献1参照)。
特開2005−225490号公報(段落番号0005−0006、図2)
上述の特許文献1の技術では、逆転シフト防止手段により正転作業域と中立域から逆転作業域への操作が牽制されているため、PTO系変速装置が勝手に他の作業域に切換ることを防止することができる。
しかしながら、特許文献1の技術では、操作者がPTO系変速装置を切換える際には、逆転シフト防止手段の牽制を解除した後にPTO変速レバーを操作しなければならず、操作者に不便を強いている。
本発明の目的は、このような課題に鑑み、操作レバーの切換操作により、切換位置の切換りの許容、規制を制御可能なギヤ切換装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明のギヤ切換装置は、少なくとも第1切換位置と第2切換位置とを有するギヤ切換部と、前記ギヤ切換部の切換位置に対応する位置に切換操作可能な操作レバーと、前記操作レバーに対する切換操作がなされた際に、当該切換操作を前記ギヤ切換部に伝達し、前記ギヤ切換部の切換位置を前記操作レバーの切換位置に対応する切換位置に切換操作する第1伝達部材と、前記ギヤ切換部の前記第1切換位置から前記第2切換位置への切換りを規制する規制位置および前記ギヤ切換部の前記第1切換位置から前記第2切換位置への切換りを許容する許容位置に変位可能に備えられた規制部材と、前記操作レバーが前記第1切換位置に切換操作された際に当該切換操作を前記規制部材に伝達し、前記規制部材を前記規制位置に変位させ、前記操作レバーが前記第1切換位置から前記第2切換位置に切換操作される際に当該切換操作を前記規制部材に伝達し、前記規制部材を前記規制位置から前記許容位置に変位させる第2伝達部材と、を備えている。
この構成では、操作者が操作レバーを第1切換位置に切換操作した際には、規制部材によりギヤ切換部が第1切換位置から第2切換位置に切換ることを規制している。これにより、ギヤ切換部の負荷変動等により、操作者が意図しないギヤ切換部の第1切換位置から第2切換位置への切換りを回避することができる。一方、操作者の意図によりギヤ切換部を第1切換位置から第2切換位置に切換える際には、操作者の操作レバーへの切換操作により、規制部材が許容位置に変位され、ギヤ切換部を第1切換位置から第2切換位置に切換えることができる。このとき、特許文献1のように操作レバーの操作とは別に逆転シフト防止手段の解除等の作業は不要である。
本発明のギヤ切換装置の請求項2の構成では、前記規制部材は、揺動軸芯を中心に揺動自在に支持され、当該揺動軸芯から延出する受動アームと作動アームとを備え、前記第1伝達部材が接続される前記ギヤ切換部の部材または前記第1伝達部材に当接部材を備え、前記第2伝達部材と前記受動アームとが接続されており、前記第2伝達部材は、前記操作レバーの前記切換操作に応じて前記規制位置と前記許容位置との間を揺動し、前記規制位置において前記当接部材と前記作動アームの先端部とが当接することにより前記規制を実現するよう構成され、前記揺動軸芯と前記作動アームの先端部との間隔は、前記揺動軸芯と前記受動アームの前記第2伝達部材の接続位置との間隔よりも長く設定している。
この構成では、受動アームと作動アームとを備えた規制部材が操作レバーの切換操作に伴い、規制位置と許容位置の間を揺動する。また、当接部材は規制部材の作動アームの先端部と当接させることにより、第1切換位置から第2切換位置に切換ることを抑制することができる。揺動軸芯と作動アームの先端部との間隔は、揺動軸芯と受動アームの第2伝達部材の接続位置との間隔よりも長く設定しているため、操作レバーへの切換操作は増幅されて作動アームに伝達されて、作動アーム(規制部材)をいち早く規制位置から許容位置に、もしくは、許容位置から規制位置に変位させ、操作者の切換操作を阻害することを回避することができる。
本発明のギヤ切換装置の請求項3の構成では、前記作動アームの先端部を前記揺動軸芯と平行な軸芯周りに形成され、前記当接部材側に凸な略円弧状に形成し、前記当接部材の前記作動アームの先端部が当接する部位を前記揺動軸芯と平行な軸芯周りに形成され、前記作動アームの先端部側に凸な略円弧状に形成している。
この構成では、作動アームの先端部と当接部材とが当接する部位は、互いに向かい合う略円弧状に形成されている。これにより、作動アーム(規制部材)が許容位置から規制位置に変位する際に、当接部材の変位が遅れた場合であっても、作動アームに対する当接部材の抵抗を低減することができ、作動アームが規制位置に抵抗少なく変位することができる。
本発明のギヤ切換装置の請求項4の構成では、前記ギヤ切換部の前記第1切換位置が、前記ギヤ切換部の伝動下手側に備えられた第1出力軸および第2出力軸に前記ギヤ切換部の動力を伝達する切換位置であり、前記ギヤ切換部の前記第2切換位置が、前記ギヤ切換部の伝動下手側に備えられた前記第1出力軸に前記ギヤ切換部の動力を伝達する切換位置である。
この構成では、ギヤ切換部が第1切換位置にあるときには、規制部材が規制位置にあり、ギヤ切換部が第2切換位置に切換ることを規制するため、的確に第1切換位置から第2切換位置への切換りを抑制することができる。したがって、第1切換位置が第1出力軸および第2出力軸に動力を伝達する切換位置であり、第2切換位置が第1出力軸にのみ動力を伝達する切換位置であった場合に、ギヤ切換部において負荷の大きい第1切換位置から第2切換位置に切換る力が作用したとしても、的確に第1切換位置から第2切換位置への切換りを抑制することができる。
本発明のギヤ変速装置を用いたトラクタの全体側面図である。 図1のトラクタの前輪伝動構造の縦断側面図である。 図1のトラクタの伝動構造全体を示す縦断側面図である。 図1のトラクタの伝動構造全体のギヤトレインを示す概略図である。 標準四輪駆動モードにある図1のトラクタの前輪変速機構の縦断側面図である。 前輪増速駆動モードにある図1のトラクタの前輪変速機構の縦断側面図である。 図1のトラクタの油圧回路図である。 本発明のギヤ切換装置のPTO伝動構造の縦断側面図である。 本発明のギヤ切換装置のPTO伝動構造の縦断側面図である。 本発明のギヤ切換装置のPTO伝動構造の縦断側面図である。 本発明のギヤ切換装置のリヤミッドモードにおけるPTOモード切換操作伝動機構とPTOモード選択機構との連係構造を示す図である。 本発明のギヤ切換装置のミッドモードにおけるPTOモード切換操作伝動機構とPTOモード選択機構との連係構造を示す図である。 本発明のギヤ切換装置のPTOモード選択機構の操作構造を示す正面図である。 本発明のギヤ切換装置の別実施形態におけるPTOモード切換操作伝動機構の側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構造〕
図1は、本発明のギヤ変速装置の制御機構を採用した四輪駆動型のトラクタの全体側面である。このトラクタは、エンジン1の後部に連結されたクラッチハウジング2と、ミッションケース3とが板金製のハウジングフレーム4を介して連結されて機体ボディを構成している。エンジン1の下部には、前方に延出された前フレーム5に操向用の前輪6を備えた前車軸ケース7がローリング自在に支持されている。また、ミッションケース3の後部に後輪8が装着されている。
ミッションケース3は、前部ケース3f、ミッドケース3m、およびデフケース3dとを連結して構成されている。デフケース3dの左右には、減速ケース3eを介して後輪8が軸支されている。デフケース3dの上部には、リフトアーム9を備えたシリンダケース10が連結されており、油圧駆動されるリフトアーム9によって作業装置連結用の3点リンク機構11が昇降されるようになっている。また、デフケース3dの後面からは、リヤPTO軸12(本発明の第2出力軸)が後ろ向きに突設されている。一方、ミッドケース3mの下部には、ミッドPTO軸13(本発明の第1出力軸)が前向きに突設配備されている。
〔伝動構造〕
図2,3,4は本実施形態におけるトラクタの伝動構造である。クラッチハウジング2の上部には単板乾式の主クラッチ14が装備されている。また、前部ケース3fの内部にはHST(Hydro Static Transmission)が組み込まれ、ミッドケース3mの内部に副ギヤ変速部17が組み込まれている。
〔伝動機構:前輪変速機構〕
図2に示すように、クラッチハウジング2には主クラッチ14を収容した乾式のクラッチ室aと、クラッチ室aと隔絶された湿式(オイルバス潤滑式)の変速室bが備えられている。この変速室bの上部には、エンジン1の動力を後述するHSTに伝達する主伝動軸25が挿通支持されている。一方、変速室bの下部には、HSTからの前輪駆動用動力を受けて前輪6を変速駆動する前輪変速機構が備えられている。この前輪変速機構26には、HSTからの前輪駆動用動力を伝達する中間伝動軸27と同心状に連結された入力軸28および、入力軸28と平行な変速軸29が備えられている。
変速軸29には変速クラッチ30が備えられており、この変速クラッチ30を入り切りすることにより変速軸29を高低2段に変速することができる。この変速動力は、ケース下端部に備えられた前輪駆動軸31にギヤ伝達され、前輪駆動軸31から前方に取り出した高低2段の変速動力は前車軸ケース7に軸伝達される。
入力軸28には大径ギヤG20と小径ギヤG21とが備えられている。一方、変速軸29には大径ギヤG20および小径ギヤG21に常時咬合する小径遊転ギヤG22と大径遊転ギヤG23とが備えられている。図5に示すように、変速クラッチ30は、変速軸29に固着されたクラッチドラム32と小径遊転ギヤG22に連設されたスプラインボス部33との間に多板式の摩擦伝動部34を介在させている。また、クラッチドラム32には、ピストン部材35が内嵌装着されている。ピストン部材35は、軸内油路を介して給排される圧油および内装したバネ36によって進退変位可能であり、その進退変位により摩擦伝動部34を圧接あるいは圧接解除してクラッチ入り切りを行うように構成されている。
クラッチドラム32のボス部にシフト可能に外嵌したシフト部材37が、クラッチドラム32を貫通する連結ピン38を介してピストン部材35に一体化されており、ピストン部材35の進退移動に伴ってシフト部材37が一体にシフトされるようになっている。
図5に示すように、変速クラッチ30への圧油供給が断たれている状態では、バネ36の付勢力によってピストン部材35が図中左方に後退変位し、変速クラッチ30が「切り」状態となる。このとき、ピストン部材35と一体化されたシフト部材37が大径遊転ギヤG23の側面に咬合連結される。この連結により、入力軸28の動力が小径ギヤG21、大径遊転ギヤG23、シフト部材37、および、クラッチドラム32を介して変速軸29に減速伝達される。さらに、動力は変速軸29の前端から前輪駆動軸31を介して前車軸ケース7に伝達される。このとき、前輪6は後輪周速度と同等(あるいは、若干速い周速度)の周速度で駆動されるため、標準の四輪駆動モードとなる。
一方、図6は、変速クラッチ30が「入り」状態になった状態を示している。図から明らかなように、圧油の供給によってピストン部材35がバネ36に抗して図中右方に移動し、摩擦伝動部34を圧接することで変速クラッチ30が「入り」状態となっている。このとき、ピストン部材35と一体化されたシフト部材37は大径遊転ギヤG23から咬合解除されている。これにより、入力軸28の動力が大径ギヤG20、小径遊転ギヤG22、摩擦伝動部34、および、クラッチドラム32を介して変速軸25に増速伝達され、さらに、前輪駆動軸31を介して前車軸ケース7に伝達される。このとき、前輪6は後輪周速度の約2倍程度の周速度で駆動されるため、前輪増速駆動モードとなる。
〔伝動機構:油圧回路〕
図7に示すように、変速クラッチ30の圧油給排油路には、前輪6の操向に連動して切換え操作される前輪制御バルブV1と、前輪6の自動変速を入り切り選択する自動変速選択バルブV2と、後述する副ギヤ変速部17の変速操作に連動して切換え操作される牽制バルブV3とが直列に備えられている。エンジン1の動力は油圧ポンプOPを駆動して油圧を発生され、その油圧はパワーステアリングユニット39およびオイルクーラ40を経て、前輪変速用油圧回路cに供給される。
図5および6に示すように、前輪制御バルブV1、自動変速選択バルブV2、および、牽制バルブV3はそれぞれロータリバルブにより構成されており、クラッチハウジング2の後部に連結された単一のバルブケーシング41に組付けられている。また、前輪制御バルブV1と牽制バルブV3とは、互いに平行に配置されている。一方、前輪制御バルブV1と牽制バルブV3との中間に位置する自動変速選択バルブV2は、そのスプール軸心が前輪制御バルブV1と牽制バルブV3のスプール軸心と直交するように配置されている。
図8に示すように、前輪制御バルブV1は、前輪6のステアリング機構42に機械的に連動連結されており、前輪6が直進状態にある時には油路を遮断し、前輪6が直進位置から設定角度(例えば35°)以上に左あるいは右に操向された際に、回動して油路を開放するように構成されている。一方、自動変速選択バルブV2は、切換えレバー43にリンク連係されており、切換えレバー43が自動変速「入り」位置に操作されている状態では油路を開放し、切換えレバー43が自動変速「切り」位置に操作されている状態では油路を遮断するように構成されている。他方、牽制バルブV3は、走行速度を3段に変速する副ギヤ変速部17を切換え操作する副変速レバー44にリンク連係されており、副変速レバー44が「低速」あるいは「中速」に操作されている状態では油路を開放し、副変速レバー44が「高速」に操作されている状態では油路を遮断するように構成されている。
したがって、切換えレバー43が自動変速「入り」位置に選択され、自動変速選択バルブV2が油路を開放し、副変速レバー44が「低速」あるいは「中速」に操作され、牽制バルブV3が油路を開放している状態でのみ、前輪6の設定角度以上の操向に連動して前輪制御バルブV1が切換えられて、変速クラッチ30に圧油が供給されて前輪6が増速駆動され、円滑な小回り旋回を実現することができる。一方、切換えレバー43が自動変速「入り」位置に選択されていても、副変速レバー44が「高速」にある場合には、前輪6が設定角度以上に操向されても前輪自動増速が実行されることはない。また、切換えレバー43が自動変速「切り」位置に選択され、自動変速選択バルブV2により油路が閉じられていれば、当然ながら、前輪6の操向によっても前輪自動増速が行われることはない。
〔伝動機構:HST〕
HSTは、エンジン1の動力を油圧に変換するポンプPと、ポンプPにより発生された油圧を回転力に変換するモータMとを備えている。ポンプPには、エンジン1からの動力を伝達する入力軸18が接続されている。この入力軸18は、上述した主伝動軸25と同心状に連結されており、エンジン1からの動力をポンプPに伝動することができる。一方、モータMが発生した動力は、出力軸20に伝達され、前輪6および後輪8を駆動する(詳細は後述)。
〔伝動機構:副ギヤ変速部〕
副ギヤ変速部17は、出力軸20に突き合わせ連結された伝動軸21と、伝動軸21と平行に配置された最終出力軸22との間で3段の変速を行い、最終出力軸22の後端に備えたベベルピニオンギヤGpを介してデフ機構Dを駆動し、左右の後輪8を駆動するように構成されている。
伝動軸21の前後には大径遊嵌ギヤG12と小径遊嵌ギヤG13が装着され、大径遊嵌ギヤG12および小径遊嵌ギヤG13の間でシフト操作されるシフトギヤG14がスプライン装着されている。一方、最終出力軸22には大径遊嵌ギヤG12および小径遊嵌ギヤG13に常時咬合する小径ギヤG15および大径ギヤG16が固着されている。また、小径ギヤG15と大径ギヤG16との間には、シフトギヤG14に直接咬合可能な中径ギヤG17が固着されている。
シフトギヤG14を後方にシフトしてそのボス部を小径遊嵌ギヤG13のボス部に咬合連結することで、小径遊嵌ギヤG13と大径ギヤG16のギヤ比での伝動によって、出力軸20の動力を最終出力軸22に「低速」に伝動することができる。一方、シフトギヤG14を前後中間位置にまでシフトして中径ギヤG17に直接咬合させることで、シフトギヤG14と中径ギヤG17とのギヤ比での伝動によって「中速」での伝動を行うことができる。他方、シフトギヤG14を前方にシフトしてそのボス部を大径遊嵌ギヤG12のボス部に咬合連結することで、大径遊嵌ギヤG12と小径ギヤG15とのギヤ比での伝動によって「高速」での伝動を行うことができる。
最終出力軸22の前端部には前輪6への動力伝達用の出力ギヤG18が固着されている。また、前部ケース3fとミッドケース3mとにわたって前輪駆動用伝動軸23が貫通支架されている。前輪駆動用伝動軸23の後端部にはシフトギヤG19がスプライン嵌着されており、このシフトギヤG19を前方にシフトして最終出力軸22の出力ギヤG18に咬合させることにより、出力軸20の動力を前輪駆動用伝動軸23に伝達することができる。この前輪駆動用伝動軸23の前端は中間伝動軸27と同心状に連結されているため、伝達された動力は、上述したように中間伝動軸27等を介して前輪6を駆動する。このとき、前輪6と後輪8とは同調駆動されるため四輪駆動状態となる。一方、シフトギヤG19を後方にシフトして出力ギヤG18との咬合を解除することにより、前輪6への動力伝達を断ち、後輪8のみによる後二輪駆動状態となる。
〔PTO(Power Take Off)伝動機構〕
図2,3および8に示すように、入力軸18の後端と、前部ケース3fおよびミッドケース3mにわたって支承された伝動軸45とがPTOクラッチ47を介して同心状に連結配置されている。伝動軸45の後端には中継伝動軸48が同心状に連結され、この中継伝動軸48の後端部には設けた小径ギヤG24が設けられている。一方、リヤPTO軸12には大径ギヤG25が設けられており、小径ギヤG24と大径ギヤG25とが咬合し、走行系とは独立してリヤPTO軸12を定速で駆動することができる。
PTOクラッチ47は、伝動軸45の前部に遊嵌支持されたドラム状のクラッチドラム51、伝動軸45に外挿されたクラッチスリーブ54、クラッチドラム51とクラッチスリーブ54との間に介在した多板式の摩擦伝動部55、クラッチドラム51に内嵌配置されたクラッチ操作用のピストン部材56、ピストン部材56を摩擦解除方向(図8の左方向)に付勢するバネ57等によって構成されている。伝動軸45には油路eが穿設されている。この油路eを介して供給される油圧でピストン部材56をバネ57に抗して変位(図8の右方向)させることにより、摩擦伝動部55が圧接され、「クラッチ入り」状態となる。一方、圧油供給を解除し、バネ57の付勢力によりピストン部材56を摩擦解除方向に変位させることにより、摩擦伝動部55の圧接が解除され、「クラッチ切り」状態となる。
伝動軸45の油路eは、ミッドケース3mの前後中間位置に設けられた軸受け壁3mwの内部油路fを介して、ミッションケース3の外面に取り付けられた操作バルブV4に連通接続されている。トラクタの運転部には、PTOクラッチレバー(図示せず)が備えられており、操作者によるPTOクラッチレバーの操作に応じて操作バルブV4の連通/遮断状態が切換えられ、操作バルブV4の状態に応じて油路eの油圧が変化し、PTOクラッチ47の入り切り操作を実現している。
PTOクラッチ47の後方箇所には、「クラッチ切り」作動に連動して伝動下手側の慣性回転を阻止するPTOブレーキ60が備えられている。このPTOブレーキ60は、クラッチスリーブ54にスプライン外嵌した摩擦板61、摩擦板61を後方から受止める受け板62、前部ケース3fにステー63を介して固定した制動板64とで構成されており、PTOクラッチ47が切り作動してピストン部材56がバネ57によって図中左方に付勢移動されると、ピストン部材56と一体にクラッチスリーブ54が同方向に移動し、摩擦板61が受け板62と制動板64とで挟持されてクラッチスリーブ54に制動がかけられるようになっている。
図3に示すように、ミッドケース3mの下面には、前方に向けてミッドPTO軸13を突設支持したミッドPTOケース65が連結されている。また、PTOクラッチ47の伝動下手側には、PTO動力をリヤPTO軸12とミッドPTO軸13とから取出す形態を切換え選択するPTOモード選択機構66が備えられている。
図4に示すように、ミッドPTO軸13への伝動系は、伝動軸45の後部に遊嵌した動力取出し用ギヤG26と、ミッドPTO軸13に一体形成したギヤG27とが、中継ギヤG28,G29,G30を介して咬合連動された構造となっている。中継ギヤG28は前輪駆動用伝動軸23に遊嵌されている。一方、中継ギヤG29は走行系の伝動軸21に遊嵌支持されている。他方、中継ギヤG30はミッドケース3mの下壁部に装着した支軸67に遊嵌支持されている。
〔PTOモード選択機構〕
PTOモード選択機構66は、後述するPTOモード切換操作伝動機構80からの切換操作を受けて、PTOクラッチ47におけるクラッチスリーブ54の後部にスプライン内嵌されたシフト部材68を前後にシフトすることにより、リヤPTO軸12のみに動力を伝達するモード(以下、リヤモードと称する)と、リヤPTO軸12およびミッドPTO軸13の両者に動力を伝達するモード(本発明の第1切換位置。以下、リヤミッドモードと称する)と、ミッドPTO軸13のみに動力を伝達するモード(本発明の第2切換位置。以下、ミッドモードと称する)を選択するよう構成されている。
図9に示すように、シフト部材68を最も前方位置(図中の左方向)にシフト操作すると、シフト部材68が伝動軸45に備えたスプライン部45aにのみ咬合された状態となる。このとき、PTOクラッチ47を介してシフト部材68に伝達された動力は中継伝動軸48を経由し、リヤPTO軸12のみに伝達される。
一方、図8に示すように、シフト部材68を前後中間位置にシフト操作すると、シフト部材68が伝動軸45のスプライン部45aと動力取出し用ギヤG26のボス部にかけてスプライン咬合された状態となる。このとき、PTOクラッチ47を介してシフト部材68に伝達された動力は、中継伝動軸48を経由し、リヤPTO軸12および、ミッドPTO軸13に伝達される。
他方、図10に示すように、シフト部材68を最も後方位置(図中の右方向)にシフト操作すると、シフト部材68が動力取出し用ギヤG26のボス部にのみスプライン咬合された状態となる。このとき、PTOクラッチ47を介してシフト部材68に伝達された動力は、ミッドPTO軸13のみに伝達される。
また、PTO系の伝動軸45と中継伝動軸48とにわたって軸連結スリーブ69がスプライン外嵌されている。軸連結スリーブ69は前後シフト可能にスプライン装着されるとともに、この軸連結スリーブ69が、PTOモード選択用のシフト部材68と同期して逆方向にシフトされるように、その操作系が連係されている。この軸連結スリーブ69は、PTOモード選択機構66によってミッドモードが選択された際に、自由になったリヤPTO軸12が連れ回り回転するのを阻止するよう機能している。
したがって、シフト部材68が最前方位置および前後中間位置にシフトされて、リヤモードまたはリヤミッドモードが選択された状態では、軸連結スリーブ69はそのシフト範囲の最後方位置(図中の右方向)または前後中間位置にある。このとき、軸連結スリーブ69は単なる軸継ぎ手として機能する。図10に示すように、シフト部材68が最後方位置にシフトされて、ミッドモードが選択されると、シフト部材68の後方シフトに連動して軸連結スリーブ69が前方(図中の左方向)に移動する。このとき、軸連結スリーブ69の前端係合爪69aが、ミッドケース3mの軸受け壁3mwの後面に形成されたリブ74に後方から係合される。これにより、回転自由状態になったPTO系の伝動軸45と中継伝動軸48の回転を阻止することができる。
〔ギヤ切換部〕
図11および図13に示すように、ミッドケース3mの側壁には、回転軸芯vを中心に回転可能な操作軸92と、回転軸芯vと平行な回転軸芯wを中心に回転可能な操作軸94と、が貫通支承されている。操作軸92の内側端部には偏心操作ピン92aが備えられており、この偏心操作ピン92aがシフト部材68の係合溝68aと係合するよう構成されている。また、操作軸92には、回転軸芯vから偏芯するように連結部材91および93が備えられている。この連結部材93には、回転軸芯vと平行に操作ピン93aが備えられている。さらに、操作ピン93aは、操作軸94の外端部から延出された連係レバー95と長孔連係されている。操作軸94の内側端部には操作アーム96が連結されており、操作アーム96の端部は軸連結スリーブ69の係合溝69bと係合するよう構成されている。
このような構成により、操作軸92に加えられる回転操作がシフト部材68および軸連結スリーブ69に伝達され、シフト部材68と軸連結スリーブ69とが互いに逆方向にシフトすることができる。
なお、PTOモード選択機構66、連結部材91、操作軸92、連結部材93、操作軸94、連係レバー95および操作アーム96により、本発明のギヤ切換部が構成されている。
〔PTOモード切換操作伝動機構〕
図11は、本発明のギヤ切換装置のリヤミッドモード時のPTOモード切換操作伝動機構80とPTOモード選択機構66との連係構造を示している。操作レバー81は、揺動軸芯vと平行な揺動軸芯x周りで揺動可能に支持されており、操作者からの切換操作に伴い揺動作動する。図11に示すように、操作レバー81は、PTOモード選択機構66と同様に、リヤモード、リヤミッドモードおよびミッドモードに切換可能に構成されている。操作レバー81の端部には、切換ロッド82(本発明の第1伝達部材)の一端が連結されている。切換ロッド82の他の端部は、上述の連結部材91に連結されている。
切換ロッド82の上方には、揺動軸芯xと平行な揺動軸芯y周りで揺動可能に支持された略L字形状の揺動部材83(本発明の規制部材)が備えられている。この揺動部材83は、揺動軸芯yから切換ロッド82の軸芯方向に延出する作動アーム83bおよび揺動軸芯yから切換ロッド83の軸芯方向に直交する方向に延出する受動アーム83aから構成されている。この受動アーム83aには、長さ調節自在な揺動ロッド84(本発明の第2伝達部材)の一端が連結されており、揺動ロッド84の他の端部は操作レバー81と切換ロッド82との連結部分に連結されている。図から明らかなように、揺動軸芯yと作動アーム83bとの間隔L1は、揺動軸芯yと受動アーム83aの揺動ロッド84の接続位置との間隔L2よりも長く構成されている。
また、切換ロッド82の上部には、切換ロッド82と一体的に移動するストッパ85(本発明の当接部材)を備えている。ストッパ85は、揺動軸芯y方向視で円形(揺動軸芯yと平行な軸芯周りに形成される円形)な短い円柱であり、作動アーム83bの先端部分はストッパ85側に凸な略円弧形状をしている。このような形状とすることにより、作動アーム83bが下方に揺動する際に、ストッパ85が図中左方に移動するのが遅れたとしても、ストッパ85が作動アーム83bの揺動を阻害する力を小さくすることができる。
図11から明らかなように、リヤミッドモードの状態では、揺動部材83の作動アーム83bと切換ロッド82とが略平行姿勢となっており、作動アーム83bの先端部とストッパ85が当接している。リヤミッドモードでは、PTOモード選択機構66にかかる負荷が大きいため、負荷の小さいミッドモード(またはリヤミッドモードとミッドモードの間のニュートラル位置)にシフト部材68を変位させようとする力が生じる場合がある。このとき、シフト部材68への力は偏心操作ピン92aを介して操作軸92への回転力(図中の時計回りの力)として伝達される。操作軸92の回転力は、連結部材91を介して切換ロッド82に図中右方向への力として作用する。しかしながら、上述したように、リヤミッドモードでは切換ロッド82に備えられているストッパ85が作動アーム83bの先端部に当接しているため(本発明の規制位置)、切換ロッド82の図中右方向への移動を規制している。これにより、負荷変動等に伴って生じる、リヤミッドモードからミッドモード(またはリヤミッドモードとミッドモードの間のニュートラル位置)への意図しない切換りを防止することができる。
一方、操作者の意図によりリヤミッドモードからミッドモードへ切換操作が行われる場合には、まず操作者により操作レバー81がミッドモードに対応する位置に切換操作される。このとき、操作レバー81は揺動軸芯xを中心として図中の反時計回りに揺動する。操作レバー81の揺動は、揺動ロッド84に伝達され、揺動ロッド84は図中の右下方向に移動する。それに伴い、揺動ロッド84が連結された受動アーム83aの端部が図中の右下方向に引かれ、揺動部材83を揺動軸芯y周りで図中の時計回りに揺動させる。これにより、作動アーム83bとストッパ85との当接が解除される(本発明の許容位置)。
また、操作レバー81の揺動力は、切換ロッド82にも伝達される。このとき、切換ロッド82には、図中の右方向への力が作用する。リヤミッドモードでは、作動アーム83bとストッパ85とが当接することにより、切換ロッド82が図中の右方向へ移動することを規制していたが、上述したように、操作者が操作レバー81をミッドモードに切換操作した場合には作動アーム83bとストッパ85との当接が解除されているため、切換ロッド82は図中右方向への移動が可能となる。これ移動が連結部材91を介して操作軸92に図中時計回りの回転として伝達される。上述したように、操作軸92の回転はシフト部材68に伝達され、PTOモード選択機構66をミッドモードに切換えることができる。図12は、このようにしてミッドモードに切換えられたPTOモード切換操作伝動機構80である。
一方、ミッドモードからリヤミッドモードに切換える際には、PTOモード切換操作伝動機構80の各部材は、図12の状態から下記のように作動する。まず、操作レバー81は揺動軸芯xを中心として図中時計回りに揺動し、切換ロッド82および揺動ロッド84に対して図中左方向への力を加える。切換ロッド82への力は、連結部材91を介して操作軸92に図中反時計回りの回転力として伝達され、PTOモード選択機構66をリヤミッドモードに切換える力として作用する。一方、揺動ロッドへの力は、揺動部材83を揺同軸芯y周りの図中反時計回りに揺動させる。なお、ストッパ85は切換ロッド82とともに左方に移動するため、揺動部材83の揺動を阻害することはない。もし、ストッパ85が左方に移動するタイミングが遅れた場合でも、作動アーム83bとストッパ85との互いに当接する部位は、互いに向かい合う略円弧形状となっているため、作動アーム83bに対するストッパ85の抵抗を低減することができ、作動アーム83bの揺動を阻害する力を小さくすることができる。さらに、図から明らかなように、作動アーム83bの先端部の下部の曲率半径は、ストッパ85の周囲の曲率半径よりも大きく形成しているため、ストッパ85の移動タイミングが揺動部材83の揺動タイミングよりも若干遅れたとしても、曲率半径の違いにより揺動部材83の揺動を阻害する力をより小さくすることができる。
他方、リヤミッドモードからリヤモードへ切換える際には、図11の状態から下記のように作動する。まず、操作レバー81は揺動軸芯xを中心として図中時計回りに揺動し、切換ロッド82および揺動ロッド84に対して図中左方向への力を加える。切換ロッド82への力は、連結部材91を介して操作軸92に図中反時計回りの回転力として伝達され、PTOモード選択機構66をリヤモードに切換える力として作用する。一方、揺動ロッド84への力は、揺動部材83を揺同軸芯y周りの図中反時計回りに揺動させる。このとき、ストッパ85は作動アーム83bの先端部から離間する方向に移動するため、ストッパ85の移動タイミングと揺動部材83の揺動タイミングのずれは問題とならない。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態では、第1切換位置をリヤミッドモード、第2切換位置をミッドモードして説明したが、第2切換位置をリヤミッドモードとミッドモードの間に位置するニュートラルとしても構わない。
(2)上述の実施形態では、ストッパ85は切換ロッド82に備えられていたが、本発明の目的を達する限りにおいて他の位置に備えても構わない。例えば、図14に示すように、連結部材91に備えても構わない。この場合には、作動アーム83bの長さを適切なものにする必要がある。
本発明は、2以上の切換位置を有するギヤ切換装置に利用することができる。
12:リヤPTO軸(第2出力軸)
13:ミッドPTO軸(第1出力軸)
81:操作レバー
82:切換ロッド(第1伝達部材)
83:揺動部材(規制部材)
83a:受動アーム
83b:作動アーム
84:揺動ロッド(第2伝達部材)
85:ストッパ(当接部材)
L1:間隔
L2:間隔

Claims (4)

  1. 少なくとも第1切換位置と第2切換位置とを有するギヤ切換部と、
    前記ギヤ切換部の切換位置に対応する位置に切換操作可能な操作レバーと、
    前記操作レバーに対する切換操作がなされた際に、当該切換操作を前記ギヤ切換部に伝達し、前記ギヤ切換部の切換位置を前記操作レバーの切換位置に対応する切換位置に切換操作する第1伝達部材と、
    前記ギヤ切換部の前記第1切換位置から前記第2切換位置への切換りを規制する規制位置および前記ギヤ切換部の前記第1切換位置から前記第2切換位置への切換りを許容する許容位置に変位可能に備えられた規制部材と、
    前記操作レバーが前記第1切換位置に切換操作された際に当該切換操作を前記規制部材に伝達し、前記規制部材を前記規制位置に変位させ、前記操作レバーが前記第1切換位置から前記第2切換位置に切換操作される際に当該切換操作を前記規制部材に伝達し、前記規制部材を前記規制位置から前記許容位置に変位させる第2伝達部材と、を備えたギヤ切換装置。
  2. 前記規制部材は、揺動軸芯を中心に揺動自在に支持され、当該揺動軸芯から延出する受動アームと作動アームとを備え、
    前記第1伝達部材が接続される前記ギヤ切換部の部材または前記第1伝達部材に当接部材を備え、
    前記第2伝達部材と前記受動アームとが接続されており、前記第2伝達部材は、前記操作レバーの前記切換操作に応じて前記規制位置と前記許容位置との間を揺動し、前記規制位置において前記当接部材と前記作動アームの先端部とが当接することにより前記規制を実現するよう構成され、
    前記揺動軸芯と前記作動アームの先端部との間隔は、前記揺動軸芯と前記受動アームの前記第2伝達部材の接続位置との間隔よりも長く設定している請求項1記載のギヤ切換装置。
  3. 前記作動アームの先端部を前記揺動軸芯と平行な軸芯周りに形成され、前記当接部材側に凸な略円弧状に形成し、
    前記当接部材の前記作動アームの先端部が当接する部位を前記揺動軸芯と平行な軸芯周りに形成され、前記作動アームの先端部側に凸な略円弧状に形成した請求項2記載のギヤ切換装置。
  4. 前記ギヤ切換部の前記第1切換位置が、前記ギヤ切換部の伝動下手側に備えられた第1出力軸および第2出力軸に前記ギヤ切換部の動力を伝達する切換位置であり、
    前記ギヤ切換部の前記第2切換位置が、前記ギヤ切換部の伝動下手側に備えられた前記第1出力軸に前記ギヤ切換部の動力を伝達する切換位置である請求項1から3のいずれか一項に記載のギヤ切換装置。
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