JP3620126B2 - パワーシフト変速機構の油圧回路 - Google Patents

パワーシフト変速機構の油圧回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パワーシフト変速機構を備えた走行車輌の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の油圧クラッチから構成されるパワーシフト変速機構を備えた走行車輌であり、該走行車輌の油圧ポンプと接続する油圧回路より夫々の油圧クラッチに至る分岐回路を並列して設けた油圧回路が公知である。例えば、特開平7−139618号公報の実施例には、4つの油圧クラッチから構成されるパワーシフト変速機構を備えたトラクタが示されているが、このパワーシフト変速機構への油圧回路は、ポンプより通じる油圧回路から、各油圧クラッチに接続した分岐回路を並列して設け、この分岐回路には各々切替弁が設けられている。そして、変速に応じて4つの切替弁のうちの一つが高圧ポートに接続され、油圧クラッチが接続する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
油圧クラッチを接続するときには、できるだけ昇圧を緩やかに行い変速時のショックを抑えることが望まれる。しかしながら、上記公報に示されている油圧回路では、ポンプに近い分岐回路に接続された油圧クラッチを接続するときはこれより回路下手側に接続されている分岐回路の開閉状況や回路内の油密度、摩擦損失等に影響され易く、各クラッチを接続するときの昇圧にバラツキが生じるという課題があった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するために、低速、中速、高速用の油圧クラッチ1・1・1を有する少なくとも3段変速可能な走行用パワーシフト変速機構を備えた走行車輌であって、該走行車輌の油圧ポンプPの排出側と接続する油圧回路2から各々油圧クラッチ1・1・1…に至る分岐回路3・3・3…を複数並列して設けた油圧回路において、
各分岐回路3・3・3…に比例圧力制御弁4を設、並列する2本の分岐回路3・3、3・3、間の油圧回路2上に各々牽制弁5・5…を設け、前記各分岐回路3・3・3…に設けた比例圧力制御弁4の昇圧時の油圧力によって、この分岐回路より下流側に設けた最初の牽制弁5を閉側に切り替えて、この牽制弁5より下流側の油圧回路2を遮断操作すると共に、
前記分岐回路3・3・3…の内、最も上流側の分岐回路3には、スプリングで付勢したスチールボールにて上流側の油口を遮蔽するチェック弁96Mを設け、このチェック弁96Mの下流側に、前記比例圧力制御弁4M及び同制御弁4Mで昇圧制御する中速用の油圧クラッチ1Mを設けたことを特徴とするパワーシフト変速機構の油圧回路とした。
【0005】
【実施例】
以下、図例に基づいて本発明の実施例を農用トラクタについて説明する。
トラクタ10は、ボンネット11の内部に搭載されたエンジン12からクラッチハウジング、ミッションケース、及びリアミッションケース等を一体的に連結した主枠13を車体の剛体主要部とし、この主枠13の前部にフロントアクスルケースを設けケース左右両端に前輪14・14を取り付け、同じく主枠13の後部にリアアクスルケースを左右に突出して設け後輪15・15を取り付けている。主枠13の中央部から後部上方は、フロア16とこのフロア16の後端に接続し後輪15の前方から上方にかけて覆うフェンダー17・17が設けられている。ボンネット11の後方にはハンドル18が突出しており、このハンドル18の回動操作によって、前輪14が操向する構成となっている。また、ハンドル18の下方には前後進切替レバー19が設けられている。ハンドル18の後方の前記フェンダー17・17間には操縦席20が設けられ、この操縦席20の側方に走行変速用の変速レバー21が突出しており、この変速レバー21の操作をポテンショセンサ(図示せず)で検出し、コントローラ25は後述する主変速と副変速を変速する構成となっている。トラクタ10の主枠13の後部上面にはシリンダーケース22が設けられ、内蔵された単動式のメインシリンダ23の伸縮によりシリンダケース22の左右両側に枢支されているリフトアーム24・24を上下回動させる構成となっており、3点リンク機構を介してロータリ作業機27を連結している。
【0006】
前記主枠13の内部に設けられた変速装置とその伝動経路を説明する。変速装置は、前後進切換部30と主変速部31と副変速部32から構成されている。
前後進切換部30は、シンクロメッシュ式のギア式変速機構であり、エンジン12より取り出された駆動力は、前後進切替レバー19が前方に押されるとブレーキリング33とブレーキリング34が同調して、ブレーキリング33とブレーキリング34の夫々に設けられたギアが噛み合い正回転で主変速部31へ伝えられ、前後進切替レバー19が後方に引かれるとブレーキリング35とブレーキリング36が同調して、ブレーキリング35とブレーキリング36の夫々に設けられたギアが噛み合い逆回転で主変速部31へ伝えられる構成となっている。
【0007】
主変速部31は、シンクロメッシュ式のギア式変速機構であり、前記コントローラ25より切替弁78と切替弁79が切替えられて、複動式のプッシュプルシリンダー39・40の伸縮によりギア41とギア42(4速)、ギア43とギア44(3速)、ギア45とギア46(2速)、ギア47とギア48(1速)の内一つが噛み合い4段変速可能に構成され、この回転動力を副変速部32に伝えている。
【0008】
副変速部32は、高速クラッチ1Hと低速クラッチ1Lと中速クラッチ1Mと超低速クラッチ1LLとの四つの油圧クラッチにより4段(H、L、M、LL)変速可能なパワーシフト変速機構である。主変速部31にて適宜変速された回転動力は、入力軸51を介して副変速部32へ入力される。入力軸51には、ギア52とギア53が設けられ、高速クラッチ1Hの駆動側多板が一体構成され常時回転している。入力軸51の延長上に、出力軸55が枢着されている。出力軸55は、前部に高速クラッチ1Hの従動側多板と低速クラッチ1Lの従動側多板とを支持する外筒回転体を設け、後部にギア57とその後端にピニオンギア58とを一体構成して設けている。低速クラッチ1Lの駆動側多板は、ギア59とギア62と一体構成され、出力軸55の周囲にニードルベアリングを介して枢着されている。また、この低速クラッチ1Lの駆動側多板は、入力軸51の回転をギア61とギア62を設けた中継軸60を介してギア59に伝えて常時回転している。前記入力軸51と並行して変速軸70が設けられ、この変速軸70は、中速クラッチ1Mの従動側多板と、超低速クラッチ1LLの従動側多板を外筒回転体にスプラインを介して一体構成して設け、前輪駆動用のギア73と出力軸55へ伝動用のギア74を設けている。
【0009】
中速クラッチ1Mの駆動側多板は、ギア75と一体のボス外周に設けられ変速軸70にニードルベアリングを介して回転自由に設けられている。ギア75はギア52と噛み合って常時回転している。また、超低速クラッチ1LLの駆動側多板は、ギア76と一体のボス部に設けられ変速軸70にニードルベアリングを介して回転自在に設けられている。ギア76は、前記中継軸60と噛み合うギアギア62と噛み合い常時回転する構成となっている。
【0010】
出力軸55の軸内部には、高速クラッチ1Hへ接続する分岐回路3Hと低速クラッチ1Lへ接続する分岐回路3Lが設けられ、変速軸70の軸内部には中速クラッチ1Mへ接続する分岐回路3Mと超低速クラッチ1LLへ接続する分岐回路3LLが設けられている。これらの分岐回路3に油を送り込み4つのクラッチ1H・1L・1M・1LLのピストン6H・6L・6M・6LLが押され駆動側多板と従動側多板が圧着して入力軸51の回転動力が出力軸55へ伝達される構成となっている。
【0011】
即ち、「超低速(LL)」の伝動経路は、入力軸51−ギア53−ギア61−中継軸60−ギア62−ギア59−ギア62−ギア76−超低速クラッチ1LL−変速軸70−ギア74−ギア57−出力軸55と構成されている。
「低速(L)」の伝動経路は、入力軸51−ギア53−ギア61−中継軸60−ギア62−ギア59−低速クラッチ1L−出力軸55と構成されている。
【0012】
「中速(M)」の伝動経路は、入力軸51−ギア52−ギア75−中速クラッチ1M−変速軸70−ギア74−ギア57−出力軸55と構成されている。
「高速(H)」の伝動経路は、入力軸51−高速クラッチ1H−出力軸55と構成されている。
図1に即して、ポンプPより各油圧クラッチ1H・1L・1M・1LLに至るまでの油圧回路の構成を説明する。
【0013】
ポンプPより油圧を送られた油圧回路2は、減圧弁71を通りパワステ回路やメインシリンダ23と接続する回路、主変速回路72等へ回路を分岐した後、ポイントAを通過して副変速回路50へ入力され、ポイントEまで続いている。
副変速回路50へ入力した油圧回路2は、オリフィス61を通りポイントBにて末端に中速クラッチ1Mを接続する分岐回路3Mを分岐する。この分岐回路3Mには、比例圧力制御弁4Mが設けられている。この比例圧力制御弁4Mは、コントローラ25からの通電によって分岐回路3Mの圧油を前述した中速クラッチ1Mのピストン6Mに接続してこのピストン6Mを押し、非通電のときにはタンクTへ圧油を逃がす構成となっている。中速クラッチ1Mと比例圧力制御弁4Mの間には、背圧回路9Mが設けられ後述する牽制弁5Mに接続されている。
【0014】
一方、油圧回路2には、ポイントBを通過後、牽制弁5Mが設けられ、ポイントCにて末端に高速クラッチ1Hを接続する分岐回路3Hを分岐する。前記牽制弁5Mは、2ポート二位置の切替弁であって、通常、接続位置7により油圧回路の上流側と下流側を接続し、前記比例圧力制御弁4Mが開放されると、この比例圧力制御弁4Mの背圧が牽制弁5Mに伝わりバネ90を押して遮断位置8へ切り替わり油圧回路2を遮断する構成となっている。
【0015】
高速クラッチ1Hを接続する分岐回路3Hは、前述した中速クラッチ1Mを接続する分岐回路3Mと同様の構成で、比例圧力制御弁4Hと背圧回路9Hを設け、比例圧力制御弁4Hの背圧で牽制弁5Hを遮断位置に切替える構成としている。更に、油圧回路2は、牽制弁5Hを通り、ポイントDにて末端に低速クラッチ1Lを接続する分岐回路3Lを分岐する。この分岐回路3Lは、分岐回路3Mと同様の構成で、比例圧力制御弁4Lと背圧回路9Lを設け、比例圧力制御弁4Lの背圧は、下流の牽制弁5Lを遮断位置に切替る構成となっている。
【0016】
牽制弁5Lを通過した油圧回路2は、この延長上のポイントEにて末端に超低速クラッチ1LLを接続する分岐回路3LLに接続されている。分岐回路3LLは、途中に比例圧力制御弁4LLを設けた構成となっているが、ポイントE以降には油圧回路2は存在しないために、背圧回路9(LL)は設けられていない。以上のように、副変速回路50の油圧回路構成としたので、例えば、中速クラッチ1Mを接続するときには、比例圧力制御弁4Mが励磁され分岐回路3Mが中速クラッチ1Mに接続されると共に、この比例圧力制御弁4Mと中速クラッチ1M間に設けられた背圧回路9Mに背圧がかかり切替弁5Mが遮断位置に切り替えられて油圧回路2を遮断している。これにより、切替弁5Mより下流側に設けられた回路の影響、例えば、油圧クラッチ1・1・1…が膨大に接続されていたり、各油圧クラッチ間の距離が遠く離れていたり、油漏れ等から生じる圧力降下や、ゴミ等による作動不良や電気的トラブルによる複数の油圧クラッチの二重噛み等に関わらず、常に一定した状態が確保され昇圧が行われる。よって、夫々の油圧クラッチを接続するときには、夫々の昇圧パターンを固有に設定可能であり、特に接続トルクが大きく異なる油圧クラッチを接続する場合などには有効である。また、切替弁5は、背圧を吸収する簡易アキュームレータの役割を持つ効果も有する。また、ここでは分岐回路の分岐の順位を3M・3H・3L・3LLと設けたことで、前記電気的トラブルにより複数の油圧クラッチが昇圧されたとき、トラクタ1が中程度の車速である中速クラッチ1Mの速度で走行移動できるように図られている。
【0017】
図7の別実施例では、前記オリフィス61に代わり各比例圧力制御弁4M・4H・4L・4LLの手前にオリフィス94M・94H・94L・94LLを設けている。これにより、各油圧クラッチ1M・1H・1L・1LLを接続するとき、減圧弁71で定圧化した油圧回路2の圧力を、更に常時一定に保つことができ接続トルクの違いによる接続時間のずれを一律にすることができる。また、副変速回路50の入力部にて、油圧回路2は、ミッションケース内部の上方に位置する出力軸55にだけ潤滑油を送る油路52を分岐している。また、この油路52より夫々の牽制弁5M・5H・5Lへ牽制解除回路81M・81H・81Lを設けて、遮断位置に切り換えられた牽制弁5M・5H・5Lに背圧が掛らなくなると同時に、この油圧力とバネ90により開放位置に戻される構成となっている。また、各背圧回路9M・9H・9L間にアキュームレータ93M・93H・93Lを設けており、これにより、油圧クラッチ1の接続を更に滑らかにできる。また、各分岐回路3の比例制御弁4と油圧クラッチ1との間に圧力スイッチ91を設けている。これにより、回路の実際の昇圧状況を検出可能である。
【0018】
図8の別実施例では、分岐回路3Mと3Hの比例圧力制御弁4M・4Hの手前にスチールボールとスプリングからなるチェック弁96M・96Hを設けている。これは、特に路上走行で使用すると思われる高速域の油圧クラッチ1M・1Hを接続するときには、なるべくこの接続を緩やかに行い、トラクタ10の急加速を抑えることが望ましいため、チェック弁96M・96Hにて圧力損失、且つ昇圧の低下効果を生じさせて上記目的を達するものである。また、スプリングのバネ係数を変えることによりこの効果を調整可能である。尚、図7と対応する符号の説明は省略する。
【0019】
前記圧力スイッチ91M・91H・91L・91LLは、図5の(a)、(b)、(c)に示すように、比例圧力制御弁4M・4H・4L・4LLのソレノイドコイルに平行にしてバルブケース95に取り付けられている。これにより、バルブケース95の厚みを極力薄く構成して設置スペースを少さく構成でき、また油圧クラッチ1の圧力に近い場所で検出できるよう図られている。
【0020】
尚、圧力スイッチ91の別形態として、前記牽制弁のスプールが昇圧時にバルブケース95より突出する構成とて、この昇圧時にスイッチ91を押す構成としても良い。これにより、各分岐回路3の昇圧状況が直接目視可能である。
【0021】
本発明は、以上のようなパワーシフト変速機構の油圧回路としたので、一つの油圧クラッチ3を接続するときに他の回路の影響を受けることがなく、常に一定の状態から昇圧できるために油圧クラッチ3の昇圧パターンを設定可能となり、常時一定したクラッチ接続を行えるようになった。また、各分岐回路の優先順序を設けることが可能になり、電気的トラブルにより複数の比例圧力制御弁4・4…が同時に油路を開放することがあっても最も上流に位置する油圧クラッチ1のみが接続されるために油圧クラッチやギヤ等の部品の損傷を防止でき、走行車輌の安全性を向上することができるようになった。
また本発明では、低速、中速、高速用の油圧クラッチ1L・1M・1H…の内、中速クラッチ1Mを優先して、即ち最も上流側の分岐回路3Mに設け、この中速クラッチ1Mを接続する分岐回路3Mに、上流側の油口を遮蔽する様にスチールボールを付勢したチェック弁96Mを設け、このチェック弁96Mの下流側に前記比例圧力制御弁4M及び中速クラッチ1Mを設けたので、前記のような電気的トラブル時にも中速クラッチ1Mを優先的に、しかも緩やかに接続できて、車輌を迅速且つ安全に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】変速装置の油圧回路図。
【図2】トラクタ全体側面図。
【図3】トラクタの伝動機構図。
【図4】副変速部の展開図。
【図5】圧力スイッチの取り付け図。
【図6】圧力スイッチの別実施例。
【図7】図1の別実施例1。
【図8】図1の別実施例2。
【符号の説明】
1 油圧クラッチ
2 油圧回路
3 分岐回路
4 比例圧力制御弁
5 牽制弁
7 接続位置
8 遮断位置
9 背圧回路
25 コントローラ
50 副変速回路
90 バネ

Claims (1)

  1. 低速、中速、高速用の油圧クラッチ1・1・1を有する少なくとも3段変速可能な走行用パワーシフト変速機構を備えた走行車輌であって、該走行車輌の油圧ポンプPの排出側と接続する油圧回路2から各々油圧クラッチ1・1・1…に至る分岐回路3・3・3…を複数並列して設けた油圧回路において、
    各分岐回路3・3・3…に比例圧力制御弁4を設、並列する2本の分岐回路3・3、3・3、間の油圧回路2上に各々牽制弁5・5…を設け、前記各分岐回路3・3・3…に設けた比例圧力制御弁4の昇圧時の油圧力によって、この分岐回路より下流側に設けた最初の牽制弁5を閉側に切り替えて、この牽制弁5より下流側の油圧回路2を遮断操作すると共に、
    前記分岐回路3・3・3…の内、最も上流側の分岐回路3には、スプリングで付勢したスチールボールにて上流側の油口を遮蔽するチェック弁96Mを設け、このチェック弁96Mの下流側に、前記比例圧力制御弁4M及び同制御弁4Mで昇圧制御する中速用の油圧クラッチ1Mを設けたことを特徴とするパワーシフト変速機構の油圧回路。
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