JPH03163265A - 自動変速機の締結要素調圧装置 - Google Patents

自動変速機の締結要素調圧装置

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JPH03163265A
JPH03163265A JP1299315A JP29931589A JPH03163265A JP H03163265 A JPH03163265 A JP H03163265A JP 1299315 A JP1299315 A JP 1299315A JP 29931589 A JP29931589 A JP 29931589A JP H03163265 A JPH03163265 A JP H03163265A
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JP
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pressure
speed
valve
solenoid
pressure regulating
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JP1299315A
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English (en)
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Naoshi Shibayama
尚士 柴山
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機のパワートレインに設けられる締
結要素(クラッチやブレーキ等)への締結圧や解放圧を
変速フィーリング向上のため調圧する調圧装置のフェイ
ルセーフ技術に関する。
(従来の技術) 従来、自動変速機の締結要素調圧装置を含む変速制御装
置としては、例えば、下記に列挙する文献に記載されて
いるものが知られている。
■[i’SAEペーパー890529A(FIGURE
3−HYDRAuLIC SC}lEuATIc)■I
i’SAEペーパー880480,jl(Fig.4−
}1ydraulic Schematic)■『ポッ
シュ技報(Bosch Techn. Bericht
e 7(1983)4J (Gild 6 }{ydraulisches St
euergerat fur Gr−uppensch
altgetriebe )■『小松技報(1988 
VOL.34 NOl22) J(15ページ  図7
 ) これらの変速制御装置では、変速フィーリング向上の為
に、締結要素油圧をソレノイド調圧弁を用いて電子制御
する技術が用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの従来の自動変速機の締結要素調
圧装置にあっては、ソレノイド調圧弁からの出力が締結
要素と直結、あるいは、シフト弁を通じて直結という横
成である為、ソレノイドの電気配線に故障が生じてソレ
ノイド油圧が発生したままになってしまった場合には、
他の締結要素圧力を発生させた時に、締結要素間にイン
ターロックと呼ばれる周知の競合締結現象が発生し、走
行不能や締結要素の焼損、あるいは走行中に急ブレーキ
がかかってしまう。
一方、変速制御においては、変速過渡期にある程度のイ
ンターロックは必要であり、むしろ適度にインターロッ
クさせることによりエンジンの吹き上がりを抑え、変速
ショックを防止して変速フィーリングを向上させるとい
う現象も周知の事実である。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもので
、締結要素への調圧を直接ソレノイド調圧弁で行なう自
動変速機の締結要素調圧装置において、ソレノイド調圧
弁の電気系に故障が生じた時に高い信頼性により確実に
インターロックを防止することを第1の課題とする。
また、ソレノイド調圧弁の正常時には良好な変速フィー
リングを得ながらソレノイド調圧弁の電気系に故障が生
じた時に高い信頼性により確実にインターロックを防止
することを第2の課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記第1の課題を解決するために請求項1記載の自動変
速機の締結要素調圧装置では、インターロックし得る他
の締結圧を信号圧として作動するインターロック防止弁
を設けた。
即ち、複数の前進変速段を有し、少なくとも1つのソレ
ノイド調圧弁が締結要素とマニュアル弁とを連通ずる油
路中に挿入された自動変速機の締結要素調圧装置におい
て、前記ソレノイド調圧弁と締結要素との間に、インタ
ーロックし得る他の締結圧を信号圧として作動し、信号
圧が一つでも発生している時には締結要素への締結圧出
力を禁止するインターロック防止弁を設けた事を特徴と
する。
上記第2の課題を解決するために請求項2記載の自動変
速機の締結要素調圧装置では、インターロック防止弁の
作動時期を遅らせる弁作動遅延手段を追加した。
即ち、インターロック防止弁を作動させる信号圧油路中
に、信号圧が発生していても所定時間だけインターロッ
クを許可する弁作動遅延手段を設けた事を特徴とする。
(作 用) 請求項1記載の発明の作用を説明する。
ソレノイド調圧弁の電気系に故障が生じてソレノイド油
圧が発生したままになってしまった状態であるにもかか
わらず変速指令に基づいて他の締結要素圧力を発生させ
た時には、ソレノイド調圧弁と締結要素との間に設けら
れているインター口ック防止弁が故障により発生し続け
ているソレノイド油圧を信号圧として作動し、変速後に
締結される締結要素への締結圧出力が禁止される。
請求項2記載の発明の作用を説明する。
ソレノイド調圧弁の電気系が正常である時には、インタ
ーロック防止弁を作動させる信号圧油路中に、信号圧が
発生していても所定時間だけインターロックを許可する
弁作動遅延手段を設けている為、この所定時間は入り側
締結圧制御及び抜け側締結圧制御が可能であり、良好な
変速フィーリングを得ることができる。
また、ソレノイド調圧弁の電気系に故障が生じてソレノ
イド油圧が発生したままになってしまった時には、弁作
動遅延手段により所定時間だけインターロックが許可さ
れるものの、この所定時間を経過した時点で、上記のよ
うにソレノイド調圧弁と締結要素との間に設けられてい
るインターロック防止弁が故障による発生し続けている
ソレノイド油圧を信号圧として作動し、変速後に締結さ
れる締結要素への締結圧出力が禁止される。
(第1実施例) まず、請求項1記載の発明に対応する第1実施例の自動
変速機の締結要素調圧装置を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
まず、構成を説明する。
第1図は第1実施例の締結要素調圧装置を備える自動変
速機全体システム図を示すもので、平行2軸式ギアトレ
インにより前進4速後退1速の変速段を達成し、隣接す
る変速段相互の変速時(1速02速,2速03速,3速
04速)を含む全ての変速において、変速前に締結して
いたクラッチ(締結要素)を解放し、変速前に解放して
いたクラッチ(締結要素)を締結する、いわゆる、掛け
替え変速を行なうようにしている。
第1実施例装置が適用される自動車のパワートレインは
、エンジン1と、クランクシャフト2と、ロックアップ
クラッチ3を有する3要素2相型のトルクコンバータ4
と、トランスミッション入力軸5と、平行2軸式ギアト
レイン6と、トランスミッション出力軸7とを備えてい
る。
そして、前記平行2軸式ギアトレイン6には、入力ギア
6aと、入力力ウンタギア6bと、カウンタシャフト6
cと、カウンタ1速ギア6dと、1速ギア6eと、カウ
ンタ2速ギア6fと、2速ギア69と、カウンタ3速ギ
ア6hと、3速ギア6lと、カウンタ4速ギア6jと、
4速ギア6kと、カウンタリバースギア6βと、リバー
スアイドラーギア6mと、リバースギア6nとを有して
横成され、上記1速ギア6e,2速ギア69,3速ギア
61.4速ギア6k,  リバースギア6nのそれぞれ
とトランスミッション出力軸7との間には、締結要素と
して、1速クラッチ11.2速クラッチ12.3速クラ
ッチ13.4速クラッチ14,リバースクラッチ15が
設けられている。
上記各締結要素11,12.13.14.15への油圧
を調圧する調圧装置は、弁構成として、ドライバーのセ
レクト操作により切り替るマニュアル弁20と、各締結
要素11,+2.13,14.15とマニュアル弁20
とを連遇する油路中に挿入された1速ソレノイド調圧弁
21,2速ソレノイド調圧弁22,3速ソレノイド調圧
弁23.4速ソレノイド調圧弁24,リバースソレノイ
ド調圧弁25と、前進段例の各ソレノイド調圧弁21,
22.23.24と各締結要素11,12,13.14
との油路中に設けられた1速インターロック防止弁31
,2速インターロック防止弁32.3速インターロック
防止弁33.4速インターロック防止弁34を備えてい
る。
そして、油路横成としては、図外のプレッシャレギュレ
ータバルブにより作り出されたライン圧PLの作動油が
供給されるライン圧油路40と、Dレンジセレクト時に
ライン圧PLが導入されるDレンジ圧油路41と、リバ
ースレンジセレクト時にライン圧PLが導入されるリバ
ースレンジ圧油路42と、1速デューティソレノイド圧
油路51と、2速デューティソレノイド圧油路52と、
3速デューティソレノイド圧油路53と、4速デューテ
ィソレノイド圧油路54と、リバースデューティソレノ
イド圧油路55と、1速クラッチ圧油路61と、2速ク
ラッチ圧油路62と、3速クラッチ圧油路63と、4速
クラッチ圧油路64とを備えている。
前記1速ソレノイド調圧弁21.2速ソレノイド調圧弁
22.3速ソレノイド調圧弁23,4速ソレノイド調圧
弁24,リバースソレノイド調圧弁25は、車速信号,
スロットル開度信号,エンジン回転数信号,負圧信号,
セレクトレバー信号等を入力し、検出による車速及びス
ロットル開度と予め設定されているシフトスケジュール
との対比に基づく変速位置判断に基づいて、締結する入
り側クラッチ圧の目標調圧特性を決め、この目標調圧特
性が得られるデューティソレノイド電流を出力するA/
Tコントローラ70からの駆動指令により作動する。
前記1速インターロック防止弁31,2速インターロッ
ク防止弁32.3速インターロック防止弁33,4速イ
ンターロック防止弁34は、インターロックし得る他の
締結圧を信号圧として作動し、信号圧が一つでも発生し
ている時には締結するクラッチへの締結圧出力を禁止す
る。
例えば、1速インターロック防止弁31は、1速デュー
ティソレノイド圧油路51に連通ずる入力ポート31a
,1速クラッチ圧油路61に連通ずる出力ポート31b
及びドレーンポート31c.31dを有するスブールバ
ルブ穴31eと、該スブールバルブ穴31e内に摺動可
能に設けられた同径ランドスプール31fと、2速クラ
ッチ圧油路62,3速クラッチ圧油路63,4速クラッ
チ圧油路64にそれぞれ連通ずる信号圧ポート31g.
31h,31i及びドレーンポート31jを有するプラ
グ穴31kと、プラグ穴31k内に摺動可能に設けられ
ると共に前記スブール31fとは互いに連接し他のクラ
ッチ圧を受ける受圧面積が確保された異径ブラグ31β
と、前記スブール31f及びプラグ31℃を図面右方向
に付勢する付勢手段としてのスプリング31mとによっ
て構成されている。
尚、2速インターロック防止弁32.3速インターロッ
ク防止弁33,4速インターロック防止弁34について
も同様の構成である。
次に、作用を説明する。
Dレンジでの1速,2速,3速,4速の各変速位置は、
変速位置に対応するソレノイド調圧弁に対してA/Tコ
ント口−ラ70からデューティソレノイド電流による駆
動指令を出力し、変速位置以外のソレノイド調圧弁に対
してA/Tコントローラ70からOFF信号によるドレ
ーン指令を出力することで得られる。
例えば、ニュートラルレンジからDレンジへセレクトす
る場合について説明する。
まず、ニュートラルレンジにおいては、Dレンジ圧油路
41へのライン圧PLの供給がないと共に1速インター
ロック防止弁31.2速インターロック防止弁32,3
速インターロック防止弁33.4速インターロック防止
弁34のスブール31f,32f,33f,34f及び
プラグ31I2,32j2,33fl,34℃は、スプ
リング31m,32m,33m,34mによる付勢力に
より図面右方向位置に押し付けられている。
この状態からDレンジにセレクトすると、1速ソレノイ
ド調圧弁21のみに対してA/Tコントローラ70から
デューティソレノイド電流による駆動指令が出力され、
2速,3速,4速のソレノイド調圧弁22,23.24
に対してA/Tコントローラ70からOFF信号による
ドレーン指令を出力が出力される。
この調圧指令により、1速クラッチ11へは、第1図に
示すように、ライン圧油路40→マニュアル弁20−D
レンジ圧油路41→1速ソレノイド調圧弁21→1速デ
ューティソレノイド圧油路51−1速インターロック防
止弁31→1速クラッチ圧油路61を経過してライン圧
PLを基圧として1速ソレノイド調圧弁21で最適に調
圧された1速クラッチ圧が供給され、1速クラッチ11
が締結して1速状態が得られる。
そして、1速クラッチ圧油路61に油圧か発生すると、
この1速クラッチ圧を信号圧として2速インターロック
防止弁32.3速インターロック防止弁33,4速イン
ターロック防止弁34の各プラグ32j2,33β,3
4J2で図面左方向の油圧力が発生し、スプリング32
m,33m.34mによる付勢力に抗してスプール32
f,’33f.34fを第1図に示すように図面左位置
に押し付け、各クラッチ12,13.14の作動油をド
レーンポート32d.33d,34dから排除する強制
ドレーン状態が作り出される。
次に、Dレンジ1速からDレンジ2速への変速時には、
2速ソレノイド調圧弁22のみに対してA/Tコントロ
ーラ70からデューティソレノイド電流による駆動指令
が出力され、1速,3速,4速のソレノイド調圧弁21
,23.24に対してA/Tコントローラ70からOF
F信号によるドレーン指令を出力が出力される。
このドレーン指令により、まず、1速クラッチ圧が1速
ソレノイド調圧弁21のドレーンポートから抜かれ、2
速インターロック防止弁32,3速インターロック防止
弁33.4速インターロック防止弁34のブラグ32β
,33C 34℃に作用する信号圧が所定の圧力レベル
(弁作動点)以下に低下することで、スプール32f,
33f,34fはスプリング32m,33m,34mに
よる付勢力で図面右位置にストロークする。
そして、2速ソレノイド調圧弁22で最適に調圧された
2速クラッチ圧が、2速デューティソレノイド圧油路5
2→2速インターロック防止弁32→2速クラッチ圧油
路62を経過して2速クラッチ12に供給されると共に
、2速クラッチ圧油路62で発生した油圧が所定の圧力
レベル(弁作動点)に達すると、この油圧を信号圧とし
て1速インターロック防止弁31,3速インターロック
防止弁33.4速インターロック防止弁34のプラグ3
1β.33L 34j2及びスブール31f,33f,
34fが図面左方向にストロークし、各クラッチ11,
13.14の作動油をドレーンポート31d,33d,
34dから排除する強制ドレーン状態が作り出される。
従って、調圧弁電気系正常時には、第2図の実線特性に
示すように、変速指令後、抜け側クラッチ圧がインター
ロック防止弁作動点以下の圧力レベルになった時点から
入り側クラッチ圧の上昇か開始され、さらに、入り側ク
ラッチ圧がインターロック防止弁作動点以上の圧力レベ
ルになったら抜け側クラッチ圧をインターロック防止弁
を経過して強制的にドレーンするというクラッチ圧特性
により変速が行なわれる。
また、調圧弁電気系異常時で、変速時に抜け側クラッチ
圧の低下がなく1つのクラッチが締結状態のままである
場合には、第2図の点線特性に示すように、抜け側クラ
ッチ圧の出力がある限り、入り側クラッチを含む他のク
ラッチは強制ドレーン状態にあり、入り側クラッチの油
圧出力が禁止され、複数のクラッチが同時に締結される
インターロック状態の発生が確実に防止される。
以上説明してきたように、第1実施例の自動変速機の締
結要素調圧装置にあっては、インターロックし得る他の
締結圧を信号圧として作動するインターロック防止弁3
1,32,33.34を設けた為、ソレノイド調圧弁2
1,22,23.24の電気系に故障が生じた時には機
械的油圧作動による高い信頼性により確実にインターロ
ックを防止することができる。
つまり、電気的にインターロック状態を推定検出してイ
ンターロックを防止する案もあるが、この場合には、油
圧センサや回転センサやアクチュエー夕を要するばかり
でなく、電気的手段であるので、インターロック防止装
置自体の作動信頼性が低い。
(第2実施例) この第2実施例は、請求項1記載の発明に対応する例で
、第3図は第2実施例の締結要素調圧装置を備える自動
変速機全体システム図を示す。
第1実施例装置と異なる横成を説明すると、第1実施例
では3つの異なるランド径によるランドを一体に有する
異径プラグ312,32j2,33β.34βを有する
インターロック防止弁31.32.33.34の例を示
したが、異径ブラグを3つの同径プラグに分割し、例え
ば、312,.31β2.31j2,とした例である。
尚、他の構成については第1実施例と同様であるので対
応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
また、作用効果に関しては、第1実施例と同様であるの
で説明を省略する。
(第3実施例) この第3実施例は、請求項1記載の発明に対応する例で
、第4図は第3実施例の締結要素調圧装置を備える自動
変速機全体システム図を示す。
この第3実施例は、第1実施例及び第2実施例装置にお
いてプラグを有するインターロック防止弁31,32.
33.34の例を示したが、このプラグに代えて信号圧
の論理和をとるシャトルボール弁を設けた横成とした。
例えば、インターロック防止弁31は、1速デューティ
ソレノイド圧油路51に連通ずる入力ポート31a,1
速クラッチ圧油路61に連通ずる出力ポート31b,ド
レーンポート31c及び31d,信号圧ポート31nを
有するスブールバルブ穴31eと、該スプールバルブ穴
31e内に摺動可能に設けられた同径ランドスプール3
1fと、該スプール31fを図面右方向に付勢するスプ
リング31mと、2速クラッチ圧油路62及び3遍クラ
ッチ圧油路63に連通ずる第1シャトルポール弁31o
.第1シャトルポール弁31oの出ブ油路と4速クラッ
チ圧油路64に連通ずると共(こその出力ポートが信号
圧油路65を介して前記信号圧ポート31nに連通ずる
第2シャトルポー几弁31pとによって構成されている
。他のインターロック防止弁32,33.34について
も同杓である。
尚、他の構成については第1実施例と同様であるので対
応する橋成に同一符号を付して説明を省呻する。
また、作用効果に関しては、第1実施例と同様であるの
で説明を省略する。
(第4実施例) この第4実施例は、請求項2記載の発明に対応する例で
、第5図は第4実施例の締結要素調圧装置を備える自動
変速機全体システム図を示す。
この第4実施例は、第3実施例装置のインターロック防
止弁31.32,33.34を作動させる信号圧油路6
5.66,67.68中に、信号圧が発生していても所
定時間だけインターロックを許可する弁作動遅延手段を
設けた例である。
この第4実施例での弁作動遅延手段は、信号圧油路65
.66,67.68に並列に設けられた逆流防止弁80
及びオリフィス81と、アキュムレータ82(第5図に
は考え得るアキュムレータのバリエーション82a.8
2b.82c.82dを示す。)とによって構成されて
いる。
尚、他の構成については第3実施例と同様であるので対
応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に、作用を説明する。
第6図はインターロック防止作用を示すタイムチャート
である。
まず、ある1つのクラッチを締結している変速前におい
ては、このクラッチ締結圧が他の3つのクラッチの弁作
動遅延手段に対し信号圧として供給され、これによりア
キュムレータ83のピストンストロークは最大ストロー
ク位置となっていて、インターロック防止弁のスブール
位置も図面左側位置となっている。
例えば、Dレンジ1速時には、第5図に示すように、1
速クラッチ圧を信号圧として他の2速,3速.4速クラ
ッチ12.13.14のアキュムレータ83b,83c
.83dのピストンストロークは最大ストローク位置と
なっている。
そして、Dレンジ1速からDレンジ2速へ変速が開始さ
れると、1速クラッチ圧の低下に伴なって他のクラッチ
への信号圧が逆流防止弁8oを経過して直ちに抜かれ、
各スプール32f,33f.34fが図面右側位置まで
ストロークすると共にアキュムレータ83b,83c,
83dのピストンストロークは最小ストローク位置とな
る。
そして、2速ソレノイド調圧弁22から2速クラッチ1
2に2速クラッチ圧が供給されると同時に2速クラッチ
圧油路62から1速,3速,4速の信号圧油路65,6
7.68に2速クラッチ圧が供給される。
しかし、各信号圧油路65.67.68には、弁作動遅
延手段が設けられている為、各スブール3If.33f
,34fが図面左方向にストロークする弁作動時期がオ
リフィス80による絞り作用とアキュムレータ83a.
83c,83dによる油圧上昇抑制作用で所定時間だけ
遅れ、この遅れ時間経過後に弁作動が行なわれ、インタ
ーロック防止弁31.33.34を経過しての強制ドレ
ーン状態が実現される。
従って、抜き側クラッチである1速クラッチ11のアキ
ュムレータ83aのピストンストロークが図面左位置か
ら図面右位置まで変化してアキュムレータ室圧がインタ
ーロック防止弁作動点レベルに達するまでの遅延時間T
の間は、抜き側クラッチである1速クラッチ11と入り
側クラッチである2速クラッチ12とのインターロック
か許可される為、第6図の特性に示すように、調圧弁電
気系か正常である時には、抜け側クラッチの圧力を調圧
することができ、変速フィーリングの向上効果が図れる
また、調圧弁電気系に故障が生じ、例えば、1速クラッ
チ圧が出っぱなしの時には、上記第1実施例と同様に、
2速クラッチ圧の出力禁止作用により確実にインターロ
ックが防止される。
尚、第7図にはアキュムレータ82a,82b.82c
.82dのライン圧に対する各アキュムレタ作動圧特性
を示す。
(第5実施例) この第5実施例は、請求項2記載の発明に対応する例で
、第8図は第5実施例の締結要素調圧装置を備える自動
変速機全体システム図を示す。
この第5実施例は、第4実施例装置の弁作動遅延手段が
オリフィス+アキュムレータによる手段とした例である
のに対し、オリフィス+バルブ切替遅延機横による手段
とした例である。
バルブ切替遅延機構は、第8図の1速インターロック防
止弁に示すように、ポート間距離L,, L2を不等長
にしてロングストロークとしても良いし、第8図の2速
,3速インターロック防止弁に示すように、信号圧受圧
するスブール32f゛やブラグ33f2゜の受圧面積を
大径とし、多量の油量によりストロークするようにして
も良いし、第8図の4速インターロック防止弁に示すよ
うに、ライン圧ボート34qによりスブール34f゜に
対向圧を与えておくようにしても良い。
尚、他の構成については第3実施例と同様であるので対
応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
従って、この第5実施例では、第9図に示すように、イ
ンターロック防止弁のストロークが初期位置から切換点
まで達する時間が遅延時間Tとなり、この遅延時間Tは
インターロックが許可されることで、第4実施例と同様
に、調圧弁正常時には抜け側クラッチ圧の調圧により良
好な変速フィーリングを得ることが出来るし、調圧弁故
障時にはインターロックの防止を図ることが出来る。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
発明に含まれる。
例えば、実施例では2軸平行式のギアトレーンを有する
変速機への適用例を示したが、プラネタリーギアセット
により複数の変速段を達成する変速機にも適用できるの
は言うまでもない。
また、実施例では、ソレノイド調圧弁を複数有するもの
を示したが、ソレノイド調圧弁は1つだけであってもよ
く、そのソレノイド調圧弁と締結要素との間にインタロ
ツク防止弁を設けることにより本発明の目的は達成でき
る。すなわち、他の調圧弁はソレノイド駆動されている
必要はない。
(発明の効果) 以上説明してきたように、請求項1記載の本発明にあっ
ては、締結要素への調圧を直接ソレノイド調圧弁で行な
う自動変速機の締結要素調圧装置において、インターロ
ックし得る他の締結圧を信号圧として作動するインター
ロック防止弁を設けた為、ソレノイド調圧弁の電気系に
故障が生じた時に高い信頼性により確実にインターロッ
クを防止することが出来るという効果が得られる。
また、請求項2記載の本発明にあっては、インターロッ
ク防止弁の作動時期を遅らせる弁作動遅延手段を追加し
た為、ソレノイド調圧弁の正常時には良好な変速フィー
リングを得ながらソレノイド調圧弁の電気系に故障が生
じた時に高い信頼性により確実にインターロックを防止
することが出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の締結要素調圧装置を備える
自動変速機全体システム図、第2図は第1実施例装置で
の変速過渡特性を示すタイムチャート、第3図は本発明
第2実施例の締結要素調圧装置を備える自動変速機全体
システム図、第4図は本発明第3実施例の締結要素調圧
装置を備える自動変速機全体システム図、第5は本発明
第4実施例の締結要素調圧装置を備える自動変速機全体
システム図、第6図は第4実施例装置での変速過渡特性
を示すタイムチャート、第7図は各アキュムレータ作動
圧特性を示す図、第8図は本発明第5実施例の締結要素
調圧装置を備える自動変速機全体システム図、第9図は
第5実施例装置での変速過渡特性及びインターロック防
止弁ストローク特性を示すタイムチャートである。 11・・・1速クラッチ(締結要素) 12・・・2速クラッチ(締結要素) 13・・・3速クラッチ(締結要素) 14・・・4速クラッチ(締結要素) 15・・・リバースクラッチ(締結要素)20・・・マ
ニュアル弁 21・・・1速ソレノイド調圧弁 22・・・2速ソレノイド調圧弁 23・・・3速ソレノイド調圧弁 24・・・4速ソレノイド調圧弁 31・・・1速インターロック防止弁 32・・・2速インターロック防止弁 33・・・3速インターロック防止弁 34・・・4速インターロック防止弁 61・・・1速クラッチ圧油路 62・・・2速クラッチ圧油路 63・・・3速クラッチ圧油路 64・・・4速クラッチ圧油路 70・・・A/Tコントローラ 第2図 ライン圧PL

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の前進変速段を有し、少なくとも1つのソレノ
    イド調圧弁が締結要素とマニュアル弁とを連通する油路
    中に挿入された自動変速機の締結要素調圧装置において
    、 前記ソレノイド調圧弁と締結要素との間に、インターロ
    ックし得る他の締結圧を信号圧として作動し、信号圧が
    一つでも発生している時には締結要素への締結圧出力を
    禁止するインターロック防止弁を設けた事を特徴とする
    自動変速機の締結要素調圧装置。 2)前記インターロック防止弁を作動させる信号圧油路
    中に、信号圧が発生していても所定時間だけインターロ
    ックを許可する弁作動遅延手段を設けた事を特徴とする
    請求項1記載の自動変速機の締結要素調圧装置。
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