JP5166932B2 - クロマトグラフ質量分析装置 - Google Patents
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化合物を分子の大きさと物性に応じて分離するクロマトグラフ装置と、
該クロマトグラフ装置で分離された化合物を導入してイオン化し、質量分析する質量分析装置と
から成るクロマトグラフ質量分析装置において、
質量分析装置から得られるデータに基づき、予め定められた質量電荷比を持つイオンの強度を経時的に並べたデータから成るクロマトグラムデータを所定のN種の質量電荷比について求めるマスクロマトグラム作成手段と、
M個の異なる試料について、前記マスクロマトグラム作成手段により得られた前記所定のN種の質量電荷比についてのN×M個のマスクロマトグラムデータを記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶されたマスクロマトグラムデータに基づき、所望する質量電荷比について、異なる試料のマスクロマトグラムを並列に並べて表示する機能および並べて表示されたマスクロマトグラムについて出現するピークの面積値を自動的に算出する機能を備えたグラフィック・ユーザー・インターフェイスと
を備え、
前記グラフィック・ユーザー・インターフェイスは、並列に並べられたマスクロマトグラムのうち所望する1つのマスクロマトグラムにおいてイオン由来のピーク面積値を求めるための領域設定範囲が修正された時、他のマスクロマトグラムのピークに対してもその修正された領域設定範囲が設定されるように構成されていることを特徴としている。
化合物を分子の大きさと物性に応じて分離するクロマトグラフ装置と、
該クロマトグラフ装置で分離された化合物を導入してイオン化し、質量分析する質量分析装置と
から成るクロマトグラフ質量分析装置において、
質量分析装置から得られるデータに基づき、予め定められた質量電荷比を持つイオンの強度を経時的に並べたデータから成るクロマトグラムデータを所定のN種の質量電荷比について求めるマスクロマトグラム作成手段と、
M個の異なる試料について、前記マスクロマトグラム作成手段により得られた前記所定のN種の質量電荷比についてのN×M個のマスクロマトグラムデータを記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶されたマスクロマトグラムデータに基づき、所望する質量電荷比について、異なる試料のマスクロマトグラムを並列に並べて表示する機能および並べて表示されたマスクロマトグラムについて出現するピークの面積値を自動的に算出する機能を備えたグラフィック・ユーザー・インターフェイスと
を備え、
前記グラフィック・ユーザー・インターフェイスは、並列に並べられたマスクロマトグラムのうち所望する1つのマスクロマトグラムにおいてイオン由来のピーク面積値を求めるための領域設定範囲が修正された時、他のマスクロマトグラムのピークに対してもその修正された領域設定範囲が設定されるように構成されているので、
オペレータが全試料あるいは全化合物の面積値の確認と修正を容易に行なえるようなクロマトグラフ質量分析装置を提供することが可能になった。
(1)所定時間ごとに所望の質量電荷比の領域に渡るマススペクトルを測定し、それらのデータから、所定の質量電荷比を持つイオンのイオン強度の値を時間経過に合わせて接続することにより、マスクロマトグラムを合成する。
(2)感度を高めるため、特定の一種類ないし数種類のイオンピーク強度のみモニタリングし、得られたイオンピーク強度の値を時間経過に合わせて接続することにより、マスクロマトグラムを合成する。
の2通りの方法があるが、本実施例は、そのどちらの方法によって取得されたMCに対しても適用可能である。
(1)所定時間ごとに所望の質量電荷比の領域に渡るマススペクトルを測定し、それらのデータから、所定の質量電荷比を持つイオンのイオン強度の値を時間経過に合わせて接続することにより、マスクロマトグラムを合成する。
(2)感度を高めるため、特定の一種類ないし数種類のイオンピーク強度のみモニタリングし、得られたイオンピーク強度の値を時間経過に合わせて接続することにより、マスクロマトグラムを合成する。
の2通りの方法があり、本実施例も、そのどちらの方法によって取得されたMCに対しても適用可能である。
Claims (1)
- 化合物を分子の大きさと物性に応じて分離するクロマトグラフ装置と、
該クロマトグラフ装置で分離された化合物を導入してイオン化し、質量分析する質量分析装置と
から成るクロマトグラフ質量分析装置において、
質量分析装置から得られるデータに基づき、予め定められた質量電荷比を持つイオンの強度を経時的に並べたデータから成るクロマトグラムデータを所定のN種の質量電荷比について求めるマスクロマトグラム作成手段と、
M個の異なる試料について、前記マスクロマトグラム作成手段により得られた前記所定のN種の質量電荷比についてのN×M個のマスクロマトグラムデータを記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶されたマスクロマトグラムデータに基づき、所望する質量電荷比について、異なる試料のマスクロマトグラムを並列に並べて表示する機能および並べて表示されたマスクロマトグラムについて出現するピークの面積値を自動的に算出する機能を備えたグラフィック・ユーザー・インターフェイスと
を備え、
前記グラフィック・ユーザー・インターフェイスは、並列に並べられたマスクロマトグラムのうち所望する1つのマスクロマトグラムにおいてイオン由来のピーク面積値を求めるための領域設定範囲が修正された時、他のマスクロマトグラムのピークに対してもその修正された領域設定範囲が設定されるように構成されていることを特徴とするクロマトグラフ質量分析装置。
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JP2008072743A JP5166932B2 (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | クロマトグラフ質量分析装置 |
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JP2008072743A JP5166932B2 (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | クロマトグラフ質量分析装置 |
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JP5166932B2 true JP5166932B2 (ja) | 2013-03-21 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008072743A Active JP5166932B2 (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | クロマトグラフ質量分析装置 |
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2008
- 2008-03-21 JP JP2008072743A patent/JP5166932B2/ja active Active
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