JP5166819B2 - 水中航走体 - Google Patents

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Description

本発明は、水中航走体に関するものである。
水中航走体としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2005−239027号公報
近年開発されている水中航走体、例えば、機雷等の水中敷設物を捜索する水中航走体には、ありとあらゆる運用ニーズに対応(適応)できるように、障害物探査センサー、サイドスキャンソナー、音響センサー、類別センサー、識別センサー等の各種センサー、およびサイドスラスター、等の推進装置がオールインワン(All in one)的に搭載されて(組み込まれて)いる。そのため、水中航走体が大型化し、効率のよい航走をさせることができず、水中航走体を母船上から水中(海中)に投入、あるいは水面付近から母船上に揚収するクレーン等の機械装置が大型化してしまうことや、潜水艦など寸法、質量の制約を受ける場合に水中航走体を搭載できないといった問題点があった。
特に、航空機(回転翼機や固定翼機)に搭載し、海中に投下するような運用では、小型
軽量の水中航走体が不可欠である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、効率のよい航走をさせることができるとともに、水中航走体を母船上から水中に投入、あるいは水面付近から母船上に揚収するクレーン等の機械装置を小型化することができ、また、寸法、質量の制約を受ける潜水艦への搭載、航空機での運搬および航空機から水中に投入することができる水中航走体を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る水中航走体は、分解可能な複数の円筒形の耐圧容器を互いに結合して構成される水中航走体であって、前記耐圧容器の内部には、それぞれ異なる機器が収められているとともに、各耐圧容器が、モジュール化され、前記耐圧容器同士が、共用化された結合手段を介して結合され、前記機器同士が、共用化された信号インターフェースおよび/または電力インターフェースを介して接続されており、前記耐圧容器の内部にバラストタンクを備えたバラストモジュールを配置できる構造とされ、各前記モジュールを前後配置交換することで、トリムバランスの調整ができるように構成されている。
本発明に係る水中航走体によれば、基本的な要素を構成するセンサーモジュール、バラストモジュール、管制・航法モジュール、動力モジュール、および推進・操舵モジュールの他、各種モジュール(例えば、情報収集モジュール、通信モジュール、サイドスラスタモジュール、ペイロードモジュール等)の中から、運用ニーズ(すなわち、運用場面毎の状況)にあわせて選択された、必要なモジュールだけが搭載されて(組み付けられて)、水中航走体が構成されることとなる。
これにより、水中航走体を小型化することができて、効率のよい航走が可能となる。
また、水中航走体が小型化することにより、当該水中航走体を母船上から水中に投入する(吊り降ろす)、あるいは水面付近から母船上に揚収する(吊り上げる)クレーン等の機械装置を小型化することができ、また、航空機での運搬および航空機から水中に投下することができる。
さらに、水中航走体が小型化することにより、母船上または航空機内に搭載できる水中航走体の機体数を増やすことができ、複数機の水中航走体を同時に運用することができるようになり、情報収集効率を向上させることができる。
さらにまた、モジュール同士は、母船上あるいは航空機内もしくは地上で簡単かつ容易に着脱することができるように構成されているので、運用ニーズにあわせて、モジュールを臨機応変かつ迅速に積み換えることができる。
また、本発明に係る水中航走体によれば、耐圧容器同士を互いに結合する結合手段および耐圧容器内に収容された機器同士を互いに接続する信号インターフェースおよび/または電力インターフェースが共用化されているので、異なる種類の結合手段および信号インターフェースおよび/または電力インターフェースを幾つも用意する必要がなく、部品点数を減少させることができて、製造コストの低減化を図ることができる。
さらに、本発明に係る水中航走体によれば、例えば、全体的に少し重く(もしくは少し軽く)なっているものの、トリムバランスまで調整する必要がない場合に、バラストタンク内への注水を加減することにより、水中航走体の中性浮力状態(すなわち、水中航走体の密度と水の密度とが等しくなり、水中航走体が浮きも沈みもしない状態)を容易に作り出すことができる。
上記水中航走体において、前記バラストモジュールが、当該水中航走体の重心付近に配置されているとさらに好適である。
上記水中航走体において、前記バラストモジュールが、前部および後部にそれぞれ配置されているか、もしくは中央部近傍に配置されているとさらに好適である。
このような水中航走体によれば、前部に配置されたバラストタンク内の水および後部に配置されたバラストタンク内の水をそれぞれ調整することにより、もしくは水中航走体の長手方向中央部近傍に配置されたバラストタンク内の水を調整することにより、水中航走体のトリムを調整することができ、また、水平舵を備えているものでは、水平舵の舵角を取らずに、水中航走体を一定の深度で水平方向に航走させることができるので、母船上または航空機内もしくは地上でのトリム調整作業を省略することができ、低速限界を下げることができて、航走抵抗を最小にすることができるとともに、水平舵および推進器駆動用モータ等の動力源の消費(エネルギーロス)を抑制することができて、水中航走体の航続距離を増加させる(延ばす)ことができる。
上記水中航走体において、前記バラストタンク間が、移送用ポンプを備えた移送管を介して連通されているとさらに好適である。
このような水中航走体によれば、中性浮力状態を作り出すバラストタンク内の総水量が決まれば、移送用ポンプを作動させるだけで、一方のバラストタンク内に存する水を他方のバラストタンク内に移送したり、あるいは他方のバラストタンク内に存する水を一方のバラストタンク内に移送したりすることが容易かつ迅速に行える。
なお、各モジュールは、単体毎に重量やトリムバランスが取れていないのが一般的である。そこで、例えば、重量が大きい機器を搭載する場合に、モジュール単位で中性浮力を設計すると、空隙の容積を大きくとる必要があり、モジュールが嵩張ったものとなってしまう。逆に、重量が小さい機器を搭載する場合に、モジュール単位で中性浮力を設計すると、他のモジュールとのバランスをとるため、錘等を搭載する必要があり、モジュールが必要以上に重くなってしまう。
従来のオールインワンタイプの水中航走体は、搭載機器全体でのバランスを考慮して設計されているが、機器の一部を取り外したりあるいは取り付けたりすることまで考慮して設計されていない。そのため、従来の水中航走体で、本願のような機器(モジュール)の取り付けあるいは取り外しをおこなおうとすると全体的なバランスが大きく崩れてしまうおそれがある。
そこで、本願発明では、機器(モジュール)の組み合わせに応じて、重量やトリムバランスを考慮し、バラストモジュールを必要な数だけ選択できるようにしている。
すなわち、全体的に少し重く(もしくは少し軽く)なっているものの、トリムバランスまで調整する必要がない場合には、バラストモジュールを1個、水中航走体の重心付近に配置し、注水を加減して水中航走体を中性浮力に調整する。
また、トリムバランスを調整する必要がある場合には、バラストモジュールを、前部および後部に、それぞれ配置し、各バラストタンク内への注水を加減して水中航走体のトリムバランスを調整する。
本発明によれば、効率のよい航走をさせることができるとともに、水中航走体を母船上から水中に投下、あるいは水面付近から母船上に揚収するクレーン等の機械装置を小型化することができ、また、航空機での運搬および航空機から水中に投入することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る水中航走体の第1実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る水中航走体の構成要素を分解した状態を示す縦断面図、図2は本実施形態に係る水中航走体の要部を説明するための要部縦断面図、図3は本実施形態に係る水中航走体を水面付近に投入し、水中に沈降させて、水中航走体が航走を開始するまでを説明するための説明図、図4は本実施形態に係る水中航走体に搭載可能な各種モジュールの具体例を示す縦断面図、図5は本実施形態に係る水中航走体の一使用例を説明するための説明図、図6は本実施形態に係る水中航走体の一使用例を説明するための説明図、図7は本実施形態に係る水中航走体の構成要素を分解した状態を示す縦断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る水中航走体10は、例えば、センサーモジュール11と、バラストモジュール12と、管制・航法モジュール13と、動力モジュール14と、推進・操舵モジュール15とを基本的な要素(必須の要素)として構成されたものである。
センサーモジュール11は、ケーシング(耐圧容器)11aと、障害物探査センサー11bとを備えている。また、障害物探査センサー11bは、水中航走時において前方(進行方向前側)を監視するとともに、海底面や物体等(以下、「障害物」という。)を探査(あるいは探知)するものであり、ケーシング11aの内部に収められて(収容されて)いる。なお、障害物探査センサー11bとしては、例えば、水中で音波を発射し、障害物からの反射波(エコー)を受波して、その戻り時間や方向から障害物の相対位置を計算する方式のものを採用することができる。
また、障害物探査センサー11bはパッシブ機能も有しており、例えば海中の発音体とのタイミングをとることで、位置関係(方位、距離等)を算出することができ、水中航走体10の誘導を行うことができる。
バラストモジュール12はそれぞれ、ケーシング(耐圧容器)12aと、バラストタンク12bとを備えており、バラストタンク12bは、ケーシング12aの内部に収められて(収容されて)いる。また、図2に示すように、各バラストタンク12bには、注排水管12cが接続されており、各注排水管12cには、注排水用ポンプ12dがそれぞれ接続されている。そして、注排水用ポンプ12dを作動させることにより、ケーシング12aの外部に存する水(例えば、海水)をバラストタンク12bの内部に注水したり、あるいはバラストタンク12bの内部に存する水をケーシング12aの外部に排水したりすることができるようになっている。
一方、バラストタンク12bとバラストタンク12bとは(すなわち、バラストタンク12b同士は)、バラストタンク12bに対して着脱可能に構成された移送管12eを介して接続されており、この移送管12eには、移送用ポンプ12fが接続されている。そして、移送用ポンプ12fを作動させることにより、一方(例えば、前方)のバラストタンク12b内に存する水を他方(例えば、後方)のバラストタンク12b内に移送したり、あるいは他方のバラストタンク12b内に存する水を一方のバラストタンク12b内に移送したりすることができるようになっている。
管制・航法モジュール13は、ケーシング(耐圧容器)13aと、航法装置13bと、管制装置13cとを備えており、航法装置13bおよび管制装置13cは、ケーシング13aの内部に収められて(収容されて)いる。
図2に示すように、航法装置13bは、その内部に収められた(収容された)慣性航法装置(ジャイロと加速度計)13d、対水速度計13eおよび対地速度計13fにより、水中航走時の自身の現在位置を算出(検出)するものである。また、航法装置13bにより算出された結果は、管制装置13cに伝送されるようになっている。
管制装置13cは、例えば、予め入力された航走経路情報や母船(図示せず)から順次送られてくる航走経路情報と、航法装置13bにより算出された自身の現在位置情報および/または地上の無線施設やGPS(Global Positioning System)衛星等からの電波を利用して得た自身の現在位置情報とを比較し、航走経路と自身の現在位置とのずれを検出するとともに、後述する推進器駆動用モータ15bを介して主プロペラ15eを制御したり、操舵翼制御装置15cを介して舵15fを制御して、そのずれを補正する機能を有する。
さらに、後述する情報収集モジュール21に海底地形を読み取るマルチビームエコーサウンダーなど測深センサーを搭載し、管制装置13cに予め記録してある海底地形の電子マップ情報と読み取りデータを照合することで、自己位置算出機能を有する。
動力モジュール14は、ケーシング(耐圧容器)14aと、推進器駆動用モータ15bおよび操舵翼制御装置15cを駆動させるための動力源(例えば、電池)14bとを備えており、動力源14bは、ケーシング14aの内部に収められて(収容されて)いる。また、動力源14bと推進器駆動用モータ15bとは、動力源14bおよび推進器駆動用モータ15bに対して着脱可能に構成された信号伝達用ケーブル(信号インターフェース)C1(図10参照)および動力伝達用ケーブル(電力インターフェース)C2(図10参照)を介して接続されており、動力源14bと操舵翼制御装置15cとは、動力源14bおよび操舵翼制御装置15cに対して着脱可能に構成された信号伝達用ケーブル(信号インターフェース)C1(図10参照)および動力伝達用ケーブル(電力インターフェース)C2(図10参照)を介して接続されている。
推進・操舵モジュール15は、ケーシング(耐圧容器)15aと、推進器駆動用モータ15bと、複数個(本実施形態では4個)の操舵翼制御装置15c、シュラウド15gとを備えており、推進器駆動用モータ15bはケーシング15aの内部に収められて(収容されて)おり、操舵翼制御装置15cは、シュラウド15gの内部に納められている。
推進器駆動用モータ15bには、ケーシング15aの後端部を貫通するプロペラシャフト15dの一端部(図1において右側の端部)が接続(連結)されており、プロペラシャフト15dの他端部(図1において左側の端部)には、主プロペラ15eが接続(連結)されている。そして、この主プロペラ15eは、推進器駆動用モータ15bにより正回転または逆回転させられるものであり、この主プロペラ15eが正回転または逆回転することによって、水中航走体10が前進または後進するようになっている。
ケーシング15aの外周面には、各操舵翼制御装置15cに対応して、舵15fが中心軸に対しそれぞれ90°の位置に設けられている。その配置は十字でも、X舵であっても基本的な機能は変わらず、水平舵と垂直舵の機能を持つ。
舵15fは、断面視翼型を有する板状の部材であり、主プロペラ15eの後流側に設けられている。舵15fの配置をこのようにすることで、通常、水中航走体10が低速(もしくは停止した状態)で航走するときでも、操舵翼制御装置15cで舵15fの舵角を変えることで主プロペラ15eからの流れの方向を制御し、水中航走体10の姿勢を制御するためのベクトルやモーメントを発生することができる。そのため、水中航走体10は低速でも上下・左右、ローリング等の運動が自在となる。
また、図1に示すように、ケーシング11aの後方開口端は、ケーシング12a,13a,14a,15aの前方開口端に形成された縮径部16を、ケーシング12aの後方開口端は、ケーシング12a,13a,14a,15aの前方開口端に形成された縮径部16を、ケーシング13aの後方開口端は、ケーシング12a,14a,15aの前方開口端に形成された縮径部16を、ケーシング14aの後方開口端は、ケーシング12a,13a,15aの前方開口端に形成された縮径部16を受け入れることができるように構成されている。そして、ケーシング11a,12a,13a,14a,15aは、例えば、ケーシング11a,12a,13a,14a,15aの接合部の外周面に形成された外周溝(図示せず)に、2つ割りに構成された接合環(図示せず)の半円形の環状体(図示せず)を嵌め込み、環状体の両端部をボルト締めで固定することにより互いに結合され(組み付けられ)、ケーシング11a,12a,13a,14a,15aの内部、すなわち、水中航走体10の内部に密閉空間が形成されるようになっている。
さて、図3に示すように、母船上または陸上で組み立てられた水中航走体10は、目的の水域(海域)で母船上から水中(海中)にクレーン等の機械装置(図示せず)を用いて降ろされる。このとき、各バラストタンク12bの内部は空気で満たされているので、水中航走体10は、正浮力状態(すなわち、水中航走体10の密度が水(海水)の密度よりも小さい状態)となって、水面(海面)17付近(近傍)を漂うこととなる。
つぎに、各注排水用ポンプ12d(図2参照)を作動させることにより、水中航走体10の外部に存する水(海水)18を各バラストタンク12bの内部に注水し、各バラストタンク12bの内部を水18で満たして、負浮力状態(すなわち、水中航走体10の密度が水18の密度よりも大きい状態)を作り出し、水中航走体10を沈降(沈下)させる。なお、このときの沈降速度は、対水速度計(または加速度計)13e(図2参照)により知ることができる。
水中航走体10を沈降させていき、目的の深度(深さ)まで達したら、あるいは目的の深度(深さ)に近づいたら、中性浮力状態(すなわち、水中航走体10の密度と水18の密度とが等しくなり、水中航走体10が浮きも沈みもしない状態)が作り出されるまで各注排水用ポンプ12dを再び作動させ、各バラストタンク12bの内部に存する水18を水中航走体10の外部に排水する。
そして、水中航走体10の沈降が止まったら、水中航走体10が所望の速度(例えば、1ノット)で前進するように主プロペラ15e(図1参照)を回転させ、水平舵として機能する舵15fの舵角を取らずに(すなわち、舵15fの舵角を0°に維持した状態で)、水中航走体10が一定の深度で水平方向に航走するように、移送用ポンプ12f(図2参照)を作動させて、他方(例えば、後方)のバラストタンク12b内に存する水を一方(例えば、前方)のバラストタンク12b内に移送する。
なお、図面の簡略化を図るため、図3には舵15fを2枚しか図示していないが、本発明ではそれぞれ90°ずらして計4枚配置している。
ところで、本発明に係る水中航走体10は、図4に示すような情報収集モジュール(「ペイロードモジュール」ともいう。)21や通信モジュール22、あるいは図示していないサイドスラスタモジュール等の、水中航走体10の基本的な要素を構成するセンサーモジュール11、バラストモジュール12、管制・航法モジュール13、動力モジュール14、および推進・操舵モジュール15以外の各種モジュールを、例えば、図7に示すように運用ニーズにあわせて(適宜必要に応じて)搭載する(組み付ける)ことも可能である。
情報収集モジュール21は、ケーシング(耐圧容器)21aと、情報収集センサー21bとを備え、情報収集センサー21bは、ケーシング11aの内部に収められて(収容されて)いる。情報収集センサー21bとしては、例えば、サイドスキャンソナー、音響センサー、あるいは光学センサー等を用いて物体を類別する類別センサーや、高周波音響センサー、あるいはテレビカメラ等を用いて物体を識別する識別センサーや、海象情報あるいは気象情報を収集するセンサー、海底地形データを収集する測深センサー、磁性体や環境磁場を計測する磁気センサー等がある。
通信モジュール22は、ケーシング(耐圧容器)22aと、通信機器22bとを備えている。通信機器22bは、例えば、母船、航空機、通信衛星、地上および/または海底の無線施設等と情報のやり取りを行うことができるように構成されており、ケーシング21aの内部に収められて(収容されて)いる。
サイドスラスタモジュールは、ケーシング(耐圧容器)と、このケーシングの一側面(例えば、左側面)に設けられた開口部と他側面(例えば、右側面)に設けられた開口部とを連通するスラスタトンネルとを備えている。また、このスラスタトンネル内には、ケーシング内に収められた(収容された)サイドスラスタ駆動用モータにより正回転または逆回転させられるプロペラが収められて(収容されて)おり、このプロペラが正回転または逆回転させられることによって、水中航走体10全体が横方向(左方向または右方向)に移動することとなる。そして、サイドスラスタ駆動用モータには、動力源14bおよびサイドスラスタ駆動用モータに対して着脱可能に構成された動力伝達用ケーブル(電力インターフェース)C2(図10参照)を介して電力が供給されるようになっている。
また、図4に示すように、これらケーシング21a,22aの後方開口端は、他のケーシング12a,13a,14a,15a,21a,22aの前方開口端に形成された縮径部16を受け入れることができるように構成されている。そして、ケーシング12a,13a,14a,15a,21a,22aは、例えば、ケーシング11a,12a,13a,14a,15a,21a,22aの接合部の外周面に形成された外周溝(図示せず)に、2つ割りに構成された接合環(図示せず)の半円形の環状体(図示せず)を嵌め込み、環状体の両端部をボルト締めで固定することにより互いに結合され(組み付けられ)、ケーシング11a,12a,13a,14a,15a,21a,22aの内部、すなわち、水中航走体10の内部に密閉空間が形成されるようになっている。
本発明に係る水中航走体10によれば、基本的な要素を構成するセンサーモジュール11、バラストモジュール12、管制・航法モジュール13、動力モジュール14、および推進・操舵モジュール15の他、各種モジュール(例えば、情報収集モジュール21、通信モジュール22、サイドスラスタモジュール等)の中から、運用ニーズ(すなわち、運用場面毎の状況)にあわせて選択された、必要なモジュールだけが搭載されて(組み付けられて)、水中航走体10が構成されることとなる。
これにより、水中航走体10を小型化することができて、効率のよい航走が可能となる。
また、水中航走体10が小型化することにより、当該水中航走体10を母船上から水中(海中)に投入する(吊り降ろす)、あるいは水面17付近から母船上に揚収する(吊り上げる)クレーン等の機械装置を小型化することができ、また、航空機での運搬および航空機から水中に投入することができる。
さらに、水中航走体10が小型化することにより、母船上または航空機内に搭載できる水中航走体10の機体数を増やすことができ、複数機の水中航走体10を同時に運用することができるようになり、情報収集効率を向上させることができる。
さらにまた、モジュール同士は、母船上あるいは航空機内もしくは地上で簡単かつ容易に着脱することができるように構成されているので、運用ニーズにあわせて、モジュールを臨機応変かつ迅速に積み換えることができる。
さらにまた、バラストモジュール12を水中航走体10の前部および後部に搭載(配置)して、バラストタンク12b内の水を調整することにより、水中航走体10のトリムを調整することができ、舵15fの舵角を取らずに、水中航走体10を一定の深度で水平方向に航走させることができるので、母船上または地上でのトリム調整作業を省略することができ、低速限界を下げることができて、航走抵抗を最小にすることができるとともに、動力源14bの消費(エネルギーロス)を抑制することができて、水中航走体10の航続距離を増加させる(延ばす)ことができる。
さらにまた、図5に示すように、バラストタンク12b内の水をすべて排出することにより、例えば、水面17付近の塩分濃度が極端に低いような場合でも、水中航走体10の一部(上部)を水面17よりも上方に、確実に露出させることができるので、水中航走体10を母船上に容易かつ迅速に回収することができる。
さらにまた、図6に示すように、水中航走体10の前部に搭載されたバラストタンク12b内の水をすべて排出し、水中航走体10の部に搭載されたバラストタンク12b内に水18を充填することにより、水中航走体10を水中で直立状態にすることができる。
これにより、例えば、前面が閉塞されて、その外観がセンサーモジュール11のような形状を有する通信モジュール22が水中航走体10の最前部に搭載されているような場合には、通信機器22bの送受信(アンテナ)部(図示せず)を水面17よりも上方に位置させることができることとなるので、母船、航空機、通信衛星、地上および/または海底の無線施設等と情報のやり取りをより確実に、かつ、迅速に行うことができる。
また、本発明は上述した第1実施形態に限定されるものではなく、例えば、図8に示すような水中航走体40、すなわち、バラストモジュール12を1つだけ備えた構成とすることもできる。
本実施形態は、全体的に少し重く(もしくは少し軽く)なっているものの、トリムバランスまで調整する必要がない場合に好適であり、バラストモジュール12は、水中航走体40の重心付近に配置されている。そして、バラストモジュール12のバラストタンク12b内への注水量を加減することにより、水中航走体40の中性浮力状態(すなわち、水中航走体の密度と水の密度とが等しくなり、水中航走体が浮きも沈みもしない状態)を作り出すことができるようになっている。
本実施形態に係る作用効果は、前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
さらに、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、図9に示すような水中航走体50、すなわち、バラストモジュール12を3つ以上(本実施形態では3つ)備えた構成とすることもできる。
本実施形態は、水中航走体50の中性浮力状態(すなわち、水中航走体の密度と水の密度とが等しくなり、水中航走体が浮きも沈みもしない状態)を作り出す1つのバラストモジュール12と、水中航走体50のトリムバランスを調整する2つのバラストモジュール12とを備えている。
本実施形態において、水中航走体50の中性浮力状態を作り出すバラストモジュール12は水中航走体50の前部に配置されており、水中航走体50のトリムバランスを調整するバラストモジュール12は水中航走体50の前部および後部に、それぞれ一つずつ配置されている。
本実施形態に係る水中航走体50によれば、センサーモジュール11が重い場合のトリム調整だけでなく、図6に示すような頭部を水面17からより高く突き出すことができるようになる。
その他の作用効果は、前述した実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
また、上述した機器同士(バラストタンク12bを除く機器同士)が、例えば、図10に示すような共用化された信号インターフェースC1および/または電力インターフェースC2を介して接続されているとさらに好適である。
これにより、異なる種類の信号インターフェースC1および/または電力インターフェースC2を幾つも用意する必要がなく、部品点数を減少させることができて、製造コストの低減化を図ることができる。
また、情報収集モジュール21、通信モジュール22、サイドスラスタモジュール、管制・航法モジュール13、動力モジュール14の配列を並び替えることで、トリムバランスの良い状態で接続することが可能である。
なお、本発明は、上述した実施形態および図11から明かなように、水中航走体が、着脱可能な複数の円筒形の耐圧容器からなり、かつ、各耐圧容器の内部には、それぞれ異なる機器が収められており、各耐圧容器が、各種センサーモジュール、各種通信モジュール、各種動力モジュール、サイドスラスタモジュール、各種ペイロードモジュールのいずれかとされ、これら各種モジュールが、運用ニーズに応じて適宜選択され、かつ、組み換え可能とされているという技術的思想を有するものである。そして、このような技術的思想を有するものは、上述した実施形態をいかに変形実施または変更実施したものであっても本発明の範疇に含まれる。
本発明の第1実施形態に係る水中航走体の構成要素を分解した状態を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る水中航走体の要部を説明するための要部縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る水中航走体を水面付近に投入し、水中に沈降させて、水中航走体が航走を開始するまでを説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る水中航走体に搭載可能な各種モジュールの具体例を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る水中航走体の一使用例を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る水中航走体の一使用例を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る水中航走体の構成要素を分解した状態を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る水中航走体の構成要素を分解した状態を示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る水中航走体の構成要素を分解した状態を示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態に係る水中航走体の要部を説明するための要部縦断面図である。 本発明の概念を現す概念図である。
10 水中航走体
11 センサーモジュール
11a ケーシング(耐圧容器)
11b 障害物探査センサー(機器)
12 バラストモジュール
12a ケーシング(耐圧容器)
12b バラストタンク(機器)
12e 移送管
12f 移送用ポンプ
13 管制・航法モジュール
13a ケーシング(耐圧容器)
13b 航法装置(機器)
13c 管制装置(機器)
13d 慣性航法装置
13e 対水速度計
13f 対地速度計
14 動力モジュール
14a ケーシング(耐圧容器)
14b 動力源(機器)
15 推進・操舵モジュール
15a ケーシング(耐圧容器)
15b 推進器駆動用モータ(機器)
15c 操舵翼制御装置(機器)
15d プロペラシャフト
15e 主プロペラ
15f 舵
15g シュラウド
21 情報収集モジュール(ペイロードモジュール)
21a ケーシング(耐圧容器)
21b 情報収集センサー(機器)
22 通信モジュール
22a ケーシング(耐圧容器)
22b 通信機器(機器)
30 水中航走体
31 推進モジュール
31a ケーシング
31b 推進方向変更舵制御装置(機器)
40 水中航走体
50 水中航走体
C1 信号インターフェース
C2 電力インターフェース

Claims (4)

  1. 分解可能な複数の円筒形の耐圧容器を互いに結合して構成される水中航走体であって、
    前記耐圧容器の内部には、それぞれ異なる機器が収められているとともに、各耐圧容器が、モジュール化され、
    前記耐圧容器同士が、共用化された結合手段を介して結合され、前記機器同士が、共用化された信号インターフェースおよび/または電力インターフェースを介して接続されており、
    前記耐圧容器の内部にバラストタンクを備えたバラストモジュールを配置できる構造とされ
    各前記モジュールを前後配置交換することで、トリムバランスの調整ができるように構成されていることを特徴とする水中航走体。
  2. 前記バラストモジュールが、当該水中航走体の重心付近に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の水中航走体。
  3. 前記バラストモジュールが、前部および後部にそれぞれ配置されているか、もしくは中央部近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の水中航走体。
  4. 前記バラストタンク間が、移送用ポンプを備えた移送管を介して連通されていることを特徴とする請求項3に記載の水中航走体。
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