JP6915019B2 - 水中航走体 - Google Patents

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Description

本開示は、水中航走体に関する。
近年、海や湖沼における比較的深い領域や広範な領域の水中調査等の作業を行うための装置として、UUV(Unmanned Underwater Vehicle)またはAUV(Autonomous Underwater Vehicle)と呼ばれる自律航走型の無人の水中航走体(自律型水中ロボット)が利用されている。このような水中航走体は、様々な目的で使用される。
特許文献1には、異なる機器が収容された複数のケーシングを備えるとともに、複数のケーシングのうち、水中航走体の使用目的に対応したケーシングのみを水中航走体の延在方向に連結させることで構成された水中航走体が開示されている。
特開2009−96396号公報
しかしながら、特許文献1に開示された水中航走体では、水中航走体の使用目的に対応した機器が収容されたケーシングを連結する際、ケーシング間の連結作業を複数の箇所において行う必要があるため、非常に煩雑であった。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、使用目的に対応した機器の取り付け作業を容易に行うことの可能な水中航走体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る水中航走体は、一方向に延び、進行方向の前方を向く前筒部と、前記前筒部の後方に配置され、前記一方向に延びるとともに、推進力を発生させる後筒部と、前記前筒部と前記後筒部との間に設けられ、前記前筒部と前記後筒部とを連結する中間部と、機器、及び前記機器を収容するコンテナ本体を有するコンテナと、を備え、前記前筒部は、前記中間部側に配置され、前記中間部と接続される第1の接続部を有し、前記後筒部は、前記中間部側に配置され、前記中間部と接続されるとともに、前記第1の接続部と同じ外径とされた第2の接続部を有し、前記コンテナの幅は、前記第1及び第2の接続部の外径よりも小さくなるように構成されており、前記コンテナ本体の上部の外面は、前記第1及び第2の接続部の上部の外面に沿う形状とされており、前記コンテナ本体の下部の外面は、前記第1及び第2の接続部の下部の外面に沿う形状とされており、前記中間部は、前記コンテナの上面を露出させる第1の開口部、及び前記コンテナの下面を露出させる第2の開口部を有するとともに、前記コンテナを着脱可能な状態で収容するコンテナ収容部と、前記コンテナ収容部の幅方向両側に設けられ、外面が前記第1及び第2の接続部の外面に沿う形状とされたフェアリング部と、を有する。
本開示の水中航走体によれば、使用目的に対応した機器の取り付け作業を容易に行うことができる。
本開示の実施形態に係る水中航走体を説明するための側面図である。 図1に示す前筒部を構成する第1の接続部のA−A線方向の断面図である。 図1に示す後筒部を構成する第2の接続部のB−B線方向の断面図である。 図1に示す水中航走体のうち、領域Rで囲まれた部分をD視した上面図である。 図1に示す水中航走体のうち、領域Rで囲まれた部分をE視した下面図である。 図4に示すコンテナ収容部の前面側をF視した前面図である。 図4に示すコンテナ収容部の背面側をG視した背面図である。 図1に示す中間部に収容されたコンテナ及び中間部のC−C線方向の断面図である。 本実施形態に係る水中航走体を構成する中間部にコンテナを装着させる様子を模式的に示す側面図である。 他のコンテナの側面図である。
<実施形態>
図1〜図9を参照して、本実施形態の水中航走体10について説明する。図1〜図9において、同一構成部分には同一符号を付す。図1では、説明の便宜上、図4、図5、及び図8に示すフェアリング部39の図示を省略する。図2では、第1の接続部23の内部構成の図示を省略する。また、図3では、第2の接続部32の内部構成の図示を省略する。
(水中航走体の全体構成)
図1に示すように、水中航走体10は、前筒部11と、後筒部12と、中間部13と、コンテナ15と、を有する。
(前筒部の構成)
前筒部11は、一方向に延びている。前筒部11は、前筒部本体21と、前方監視用センサ22と、第1の接続部23と、を有する。
前筒部本体21は、一方向に延びる気密された耐圧性容器あるいは、内部構成品に耐圧性を具備させ外面をフェアリングとした構造体で構成されている。前筒部本体21は、先端部21Aと、内側に形成された中空部と、を有する。先端部21Aは、丸みを帯びた形状とされている。先端部21Aの先端は、水中航走体10の進行方向を向いている。
第1の接続部23は、前筒部本体21の後端部に設けられている。第1の接続部23は、中間部13の前面側と接続されている。
先端部21Aを除いた前筒部11の外径は、前筒部11が延びる方向において、同じ大きさとされている。
(後筒部の構成)
後筒部12は、前筒部11と同じ方向に延びている。後筒部12は、前筒部11の後方に配置されている。後筒部12は、中間部13を介して、前筒部11と連結されている。後筒部12の軸線は、前筒部11の軸線と一致している。
後筒部12は、後筒部本体25と、プロペラ26と、駆動源29と、第2の接続部32と、を有する。
後筒部本体25は、一方向に延びる気密された耐圧性容器あるいは、内部構成品に耐圧性を具備させ外面をフェアリングとした構造体で構成されている。後筒部本体25は、内側に中空部を有する。後筒部本体25は、尾部25Aを有する。
プロペラ26は、回転可能な状態で尾部25Aに設けられている。駆動源29は、後筒部本体25の中空部に配置されている。つまり、駆動源29は、後筒部本体25内に収容されている。駆動源29は、プロペラ26を回転させることで、推進力を発生させる。
第2の接続部32は、後筒部本体25の前端部に設けられている。第2の接続部32は、中間部13の背面側と接続されている。第2の接続部32の外径R2(図3参照)は、第1の接続部23の外径R1(図2参照)と等しくなるように構成されている。
尾部25Aを除いた後筒部12の外径は、後筒部12が延びる方向において、同じ大きさとされている。
(中間部の全体構成)
図1、図4、及び図5に示すように、中間部13は、前筒部11と同じ方向に延びており、前筒部11と後筒部12との間に配置されている。中間部13は、中間部本体35と、コンテナ収容部37と、フェアリング部39と、を有する。
(中間部本体の構成)
中間部本体35は、接続部35A,35Bと、収容空間35Cと、を有する。
接続部35Aは、中間部本体35の前面側端部を構成している。接続部35Aは、第1の接続部23と接続されている。接続部35Bは、中間部本体35の背面側端部を構成している。接続部35Bは、第2の接続部32と接続されている。
収容空間35Cは、コンテナ収容部37が配置される空間である。
(コンテナ収容部の構成)
図1及び図4〜図7に示すように、コンテナ収容部37は、収容空間35Cに収容された状態で、中間部本体35に固定されている。
コンテナ収容部37は、第1の枠部41と、第2の枠部43と、第1の補強部44と、第2の補強部46と、第3の補強部48と、第1の開口部51と、第2の開口部52と、を有する。
第1の枠部41は、外形が四角形の枠体とされており、コンテナ収容部37の前面側及び背面側にそれぞれ配置されている。2つの第1の枠部41は、中間部本体35が延びる方向において対向配置されている。2つの第1の枠部41は、コンテナ収容部37の前面部及び背面部を構成している。
第2の枠部43は、外形が四角形の枠体とされており、コンテナ収容部37の幅方向両側に配置されている。2つの第2の枠部43は、コンテナ収容部37の幅方向において対向している。2つの第2の枠部43の前面側に位置する端は、前筒部11側に配置された第1の枠部41と接続されている。2つの第2の枠部43の背面側に位置する端は、後筒部12側に位置する第1の枠部41と接続されている。
第1及び第2の枠部41,43の下端部は、コンテナ15の下面の外周部を支持可能なように、内側に突出している。
第1の補強部44は、X形状とされた板材であり、第1の枠部41の内側に設けられている。第1の補強部44は第1の枠部41の内側に形成された4つの角部と接続されている。第1の補強部44は、第1の枠部41の強度を補強するための部材である。
第2の補強部46は、第1の枠部41の中央部に2つ設けられている。2つの第2の補強部46は、上下方向に位置する第1の枠部41及び第1の補強部44と接続されている。
第2の補強部46は、第1の枠部41の上方に突出する突出部46Aを有する。突出部46Aは、中間部13に収容されたコンテナ15の上面から突出しない長さとなるように構成されている。
上記構成とされた2つの第2の補強部46は、コンテナ収容部37の前面側及び背面側にそれぞれ設けられている。
コンテナ収容部37の前面側及び背面側に設けられた第2の補強部46の突出部46Aは、中間部13が延びる方向からコンテナ15の上部を挟み込むことで、中間部13が延びる方向におけるコンテナ15の位置を規制する機能を有する。
第3の補強部48は、X形状とされた板材であり、第2の枠部43の内側に設けられている。第3の補強部48は第2の枠部43の内側に形成された4つの角部と接続されている。第3の補強部48は、第2の枠部43の強度を補強するための部材である。
第1の開口部51は、2つの第1の枠部41の上端部と2つの第2の枠部43の上端部とで囲まれることで形成された開口部である。第1の開口部51は、コンテナ収容部37内にコンテナ15を収容させる際に使用する開口部である。第1の開口部51は、コンテナ15を挿入及び取り出し可能な大きさとされている。
第1の開口部51は、コンテナ収容部37内に収容されたコンテナ15の上部の外面15aを露出している。
(第1の開口部を設ける効果)
このような構成とされた第1の開口部51を有することで、中間部13に収容されたコンテナ15の上部側にアクセスすることができる。
また、第1の開口部51を有することで、例えば、コンテナ15が外面15aよりも上方に突出する部材を備えている場合でもコンテナ収容部37内にコンテナ15を収容することができる。
第2の開口部52は、2つの第1の枠部41の下端部と2つの第2の枠部43の下端部とで囲まれることで形成された開口部である。第2の開口部52は、コンテナ収容部37内に収容されたコンテナ15が落下しないように、第1の開口部51よりも開口サイズが小さくなるように構成されている。
第2の開口部52は、コンテナ収容部37内に収容されたコンテナ15の下部の外面15bを露出している。
(第2の開口部を設ける効果)
このような構成とされた第2の開口部52を有することで、中間部13に収容されたコンテナ15の下部側にアクセスすることができる。
また、第2の開口部52を有することで、例えば、コンテナ15が下部の外面15bよりも下方に突出する部材を備えている場合でもコンテナ収容部37内にコンテナ15を収容することができる。
(フェアリング部の構成)
フェアリング部39は、2つの第2の枠部43の外面43aにそれぞれ設けられている。フェアリング部39は、コンテナ収容部37の幅方向両側に設けられている。
フェアリング部39は、水と接触する外面39aを有する。外面39aは、第1及び第2の接続部23,32の外面23a,32aに沿う形状とされている。
(フェアリング部を設ける効果)
上述したように、コンテナ収容部37の幅方向両側に、外面39aが第1及び第2の接続部23,32の外面23a,32aに沿う形状とされたフェアリング部39を設けることで、水中航走体10が航走する際に中間部13の幅方向両側が抵抗となることを抑制できる。
(コンテナの全体構成)
図4、図5、及び図8を示すように、コンテナ15は、コンテナ本体55と、機器57と、を有する。
(コンテナ本体の構成)
コンテナ本体55は、非耐圧容器である。コンテナ本体55は、上部の外面55aと、下部の外面55bと、一対の外側面55cと、内側に形成された収容空間55Aと、有する。
外面55aは、コンテナ15の上部の外面15aを構成している。外面55aは、第1及び第2の接続部23,32の上部の外面23a,32aに沿う形状とされている。コンテナ15がコンテナ収容部37内に収容された状態において、外面55aは、コンテナ収容部37の第1の開口部51から露出されている。
外面55bは、コンテナ15の下部の外面15bを構成している。外面55bは、第1及び第2の接続部23,32の下部の外面23a,32aに沿う形状とされている。コンテナ15がコンテナ収容部37内に収容された状態において、外面55bは、コンテナ収容部37の第2の開口部52から露出されている。
コンテナ本体55は、外面55a側または外面55b側のうち、少なくとも一方を開閉可能な構成としてもよい。
一対の外側面55cは、コンテナ本体55の幅方向に配置されている。一対の外側面55cは、平面とされている。一対の外側面55cの上端は、外面55aと接続されている。一対の外側面55cの下端は、外面55bと接続されている。
一対の外側面55cは、コンテナ15がコンテナ収容部37内に収容された状態において、コンテナ収容部37内に配置されている。
(コンテナ本体の形状の効果)
上述したように、コンテナ本体55の上部の外面55aを第1及び第2の接続部23,32の上部の外面23a,32aに沿う形状にするとともに、コンテナ本体55の下部の外面55bを第1及び第2の接続部23,32の下部の外面23a,32aに沿う形状とすることで、水中航走体10が航走する際にコンテナ本体55が抵抗となることを抑制できる。
また、第1の開口部51からコンテナ本体55の外面55aを露出させることで、コンテナ本体55の上部側にアクセスすることができる。
また、第2の開口部52からコンテナ本体55の外面55bを露出させることで、コンテナ本体55の上部側にアクセスすることができる。
コンテナ15は、例えば、中性浮力となるように構成されていてもよい。このように、中性浮力となるようにコンテナ15を構成することで、水中航走体10の運行に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
機器57は、収容空間55Aに配置されている。機器57は、耐水性を有する耐水機器である。
このように、機器57が耐水性を有する機器である場合、コンテナ本体55として耐圧容器を用いる必要はなく、上述した非耐圧容器を用いることができる。
(コンテナの収容方法)
図9に示すように、コンテナ15は、クレーン(図示せず)等を用いて吊り上げた後、コンテナ収容部37の上方から挿入される。
(本実施形態の水中航走体の効果)
本実施形態の水中航走体10によれば、コンテナ15を着脱可能な状態で収容するコンテナ収容部37を有することで、中間部13に対するコンテナ15の着脱作業を容易に行うことができる。即ち、中間部13に対する機器57(コンテナ15の構成要素の1つ)の取り付け作業を容易に行うことができる。
ここで、図10を参照して、コンテナ15とは異なる他のコンテナ60について説明する。
コンテナ60(他のコンテナ)は、コンテナ本体61(他のコンテナ本体)と、機器62(他の機器)と、を有する。
コンテナ本体61は、機器62を収容する耐圧容器である。コンテナ本体61の外形は、先に説明したコンテナ本体55と同様な形状とされている。これにより、コンテナ60は、図1に示すコンテナ収容部37内に着脱可能な状態で収容することの可能な構成とされている。
(コンテナ収容部内に他のコンテナを収容できる効果)
このように、コンテナ収容部37に対して着脱可能な状態で、図9に示す機器57とは異なる他の機器62を収容する他のコンテナ60を収容可能な構成とすることで、水中航走体を使用する目的に応じた機器を中間部に容易に取り付けることができる。
機器62は、被耐水機器であり、先に説明した機器57とは異なる機器である。
このように、機器62が被耐水機器である場合、コンテナ本体61として耐圧容器を用いることで、水から被耐水機器を保護することができる。
コンテナ60は、例えば、中性浮力となるように構成されていてもよい。このように、中性浮力となるようにコンテナ60を構成することで、水中航走体の運行に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
以上、本開示の好ましい実施形態について詳述したが、本開示はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本開示の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、本実施形態では、一例として、前筒部本体21及び後筒部本体25の断面形状が円形の場合を例に挙げて説明したが、例えば、前筒部本体21及び後筒部本体25がフェアリング構造の場合には、前筒部本体21及び後筒部本体25の断面形状として、楕円、矩形、多角形等を適宜選択することが可能であり、円形に限定されない。
<付記>
各実施形態に記載の水中航走体は、例えば、以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る水中航走体10は、一方向に延び、進行方向の前方を向く前筒部11と、前記前筒部11の後方に配置され、前記一方向に延びるとともに、推進力を発生させる後筒部12と、前記前筒部11と前記後筒部12との間に設けられ、前記前筒部11と前記後筒部12とを連結する中間部13と、機器57、及び前記機器57を収容するコンテナ本体55を有するコンテナ15と、を備え、前記前筒部11は、前記中間部13側に配置され、前記中間部13と接続される第1の接続部23を有し、前記後筒部12は、前記中間部13側に配置され、前記中間部13と接続されるとともに、前記第1の接続部23と同じ外径とされた第2の接続部32を有し、前記コンテナ本体55の幅は、前記第1及び第2の接続部23,32の外径よりも小さくなるように構成されており、前記コンテナ本体55の上部の外面55aは、前記第1及び第2の接続部23,32の上部の外面23a,32aに沿う形状とされており、前記コンテナ本体55の下部の外面55bは、前記第1及び第2の接続部23,32の下部の外面23a,32aに沿う形状とされており、前記中間部13は、前記コンテナ本体55の上部の外面55aを露出させる第1の開口部51、及び前記コンテナ本体55の下部の外面55bを露出させる第2の開口部52を有するとともに、前記コンテナ本体55を着脱可能な状態で前記コンテナ15を収容するコンテナ収容部37と、前記コンテナ収容部37の幅方向両側に設けられ、外面39aが前記第1及び第2の接続部23,32の外面23a,32aに沿う形状とされたフェアリング部39と、を有する。
このように、コンテナ本体55を着脱可能な状態でコンテナ15を収容するコンテナ収容部37を有することで、中間部13に対するコンテナ15の着脱作業を容易に行うことができる。即ち、中間部13に対する機器57(コンテナ15の構成要素の1つ)の取り付け作業を容易に行うことができる。
また、コンテナ収容部37がコンテナ本体55の上部の外面55aを露出させる第1の開口部51を有することで、中間部13に収容されたコンテナ本体55の上部側にアクセスすることができる。
また、コンテナ収容部37がコンテナ本体55の下部の外面55bを露出させる第2の開口部52を有することで、中間部13に収容されたコンテナ15の下部側にアクセスすることができる。
また、コンテナ本体55の上部の外面55aを第1及び第2の接続部23,32の上部の外面23a,32aに沿う形状にするとともに、コンテナ本体55の下部の外面55bを第1及び第2の接続部23,32の下部の外面23a,32aに沿う形状とすることで、水中航走体10が航走する際にコンテナ本体55が抵抗となることを抑制できる。
さらに、コンテナ収容部37の幅方向両側に、外面39aが第1及び第2の接続部23,32の外面23a,32aに沿う形状とされたフェアリング部39を設けることで、水中航走体10が航走する際に中間部13の幅方向両側が抵抗となることを抑制できる。
(2)第2の態様に係る水中航走体は、(1)の水中航走体10であって、前記コンテナ収容部37は、前記機器57とは異なる他の機器62、及び前記他の機器62を収容する他のコンテナ本体61を有する他のコンテナ60を収容し、前記他のコンテナ本体61は、前記コンテナ収容部37に対して着脱可能な状態で収容されていてもよい。
このような構成とすることで、水中航走体10を使用する目的に応じた機器57,62を中間部13に容易に取り付けることができる。
(3)第3の態様に係る水中航走体10は、(1)または(2)の水中航走体10であって、前記機器57は、耐水性を有する耐水機器であり、前記コンテナ本体55は、非耐圧容器であってもよい。
このように、機器57が耐水性を有する機器である場合、コンテナ本体55として耐圧容器を用いる必要はなく、非耐圧容器を用いることができる。
(4)第4の態様に係る水中航走体10は、(1)または(2)の水中航走体10であって、前記機器62は、耐水性を有していない被耐水機器であり、前記コンテナ本体61は、耐圧容器であってもよい。
このように、機器62が被耐水機器である場合、コンテナ本体61として耐圧容器を用いることで、水から被耐水機器を保護することができる。
(5)第5の態様に係る水中航走体は、(1)から(4)のうち、いずれか1項記載の水中航走体10であって、前記コンテナ15,60は、中性浮力となるように構成されていてもよい。
このように、中性浮力となるようにコンテナ15,60を構成することで、水中航走体の運行に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
10…水中航走体
11…前筒部
12…後筒部
13…中間部
15…コンテナ
15a,15b,23a,32a,39a,43a,55a,55b…外面
21…前筒部本体
21A…先端部
22…前方監視用センサ
23…第1の接続部
25…後筒部本体
25A…尾部
26…プロペラ
29…駆動源
32…第2の接続部
35…中間部本体
35A,35B…接続部
35C,55A…収容空間
37…コンテナ収容部
39…フェアリング部
41…第1の枠部
43…第2の枠部
44…第1の補強部
46…第2の補強部
48…第3の補強部
51…第1の開口部
52…第2の開口部
55,61…コンテナ本体
55c…外側面
57,62…機器
R…領域
R1,R2…外径

Claims (5)

  1. 一方向に延び、進行方向の前方を向く前筒部と、
    前記前筒部の後方に配置され、前記一方向に延びるとともに、推進力を発生させる後筒部と、
    前記前筒部と前記後筒部との間に設けられ、前記前筒部と前記後筒部とを連結する中間部と、
    機器、及び前記機器を収容するコンテナ本体を有するコンテナと、
    を備え、
    前記前筒部は、前記中間部側に配置され、前記中間部と接続される第1の接続部を有し、
    前記後筒部は、前記中間部側に配置され、前記中間部と接続されるとともに、前記第1の接続部と同じ外径とされた第2の接続部を有し、
    前記コンテナ本体の幅は、前記第1及び第2の接続部の外径よりも小さくなるように構成されており、
    前記コンテナ本体の上部の外面は、前記第1及び第2の接続部の上部の外面に沿う形状とされており、
    前記コンテナ本体の下部の外面は、前記第1及び第2の接続部の下部の外面に沿う形状とされており、
    前記中間部は、前記コンテナ本体の上部の外面を露出させる第1の開口部、及び前記コンテナ本体の下部の外面を露出させる第2の開口部を有するとともに、前記コンテナ本体を着脱可能な状態で前記コンテナを収容するコンテナ収容部と、
    前記コンテナ収容部の幅方向両側に設けられ、外面が前記第1及び第2の接続部の外面に沿う形状とされたフェアリング部と、
    を有する水中航走体。
  2. 前記コンテナ収容部は、前記機器とは異なる他の機器、及び前記他の機器を収容する他のコンテナ本体を有する他のコンテナを収容し、
    前記他のコンテナ本体は、前記コンテナ収容部に対して着脱可能な状態で収容される請求項1記載の水中航走体。
  3. 前記機器は、耐水性を有する耐水機器であり、
    前記コンテナ本体は、非耐圧容器である請求項1または2記載の水中航走体。
  4. 前記機器は、耐水性を有していない被耐水機器であり、
    前記コンテナ本体は、耐圧容器である請求項1または2記載の水中航走体。
  5. 前記コンテナは、中性浮力となるように構成されている請求項1から4のうち、いずれか一項記載の水中航走体。
JP2019190120A 2019-10-17 2019-10-17 水中航走体 Active JP6915019B2 (ja)

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