JP5164708B2 - 支持構造及びこれを備えた自動車用内装部材 - Google Patents

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Description

本発明は、支持構造及びこれを備えた自動車用内装部材に関する。
従来から、複数の支持部材によって支持する構造を備えた中空成形品、特にブロー成形による中空成形品が自動車のデッキボード等に多く採用されている。中空成形品を採用する利点としては、デッキボードに所定の厚さを持たせても内部が中空であるために軽量可能であることが挙げられる。
ブロー成形で中空成形品を製造する場合は、まず、加熱により可塑化した熱可塑性樹脂をパリスンと呼ばれる筒状の形態にして押出す。そして、パリスンの上下を封鎖して内部にエアーを吹き込むとともに、所要の形状を付与した雌雄対の成形型でパリスンをプレスする。更に、エアーによる圧力付加でパリスンを成形型の型面に圧接する。このパリスンを冷却することで、支持部材である表板、裏板、及び外周の立壁板で囲まれた中空部を有する所要の中空成形品が得られる。この中空成形品においては、意匠面に不織布等の表皮材を成形同時か成形後に貼着することが、しばしば行われる。
しかしながら、中空成形品は軽量である半面、内部が中空であるため荷重を受けた場合に変形し易い。この変形を抑制するために、必要に応じ、パリスンの外周間で表板と裏板とを部分的に(点状、線状、または面状に)接合することで両板間の間隔を規制することが行われる。両板間のこの接合により中空成形品全体の強度が高められる。
特に大型の中空成形品や自動車のデッキボードのような構造物上に重量のある荷物が載置される場合等は、構造物内部に補強部材を複数本差し渡しに配設して補強することが多く行われる。補強部材としては断面円形の長尺パイプ(例えば、鋼管)や断面が四角形のパイプ等が用いられる。補強部材の供給方法としては、中空成形品の成形後に成形品の外壁の一部を切り欠いて補強部材を所定の位置に差し込むか(特許文献1参照)、あるいは成形時に同時に補強部材を挟み込み成形する方法がある。中空成形品内での補強部材の位置決めに関する技術は、例えば特許文献2から4において開示されている。これらの特許文献では、表板または裏板に所要の形状を付与し、更にこれらの表板及び裏板を補強部材の外周に接触させることで補強部材の位置を規制する技術が開示されている。
中空成形品内に配される補強部材のこの種の支持構造においては、補強部材と中空成形品との接触により生じる異音の問題がある。この異音は、中空成形品に多少の変形が生じた際(例えば自動車のデッキボードの上に重い荷物を載せたりした場合)に、ピチッという、比較的高い音が出るものである。
従来、この異音の発生原因及び解消策について十分には検討されていなかった。そこで、本発明の発明者が鋭意研究した結果、異音の原因は、補強部材に接触している表板または裏板の接点が補強部材から離れる際の剥離音であることが判明した。特に、接触部の接触圧が大きくなると、表板または裏板と補強部材の表面とが密着し、これらが剥がれる際にピチッという音がすることが判明した。
また、実験を繰り返した結果、剥離音発生の接触圧の境界値は281N/mm2であり、この値未満の接触圧では剥離音が生じないことが判った。この境界値は、中空成形品の表板及び裏板の少なくとも1つと補強部材との材質の組合せや表面状態(塗装等)により変化する。少なくとも、最も一般的なポリプロピレン樹脂と未塗装の鋼管との組合せの場合は、完全に再現性がある。なお、他の材質の組合せでも一般的に成り立つことが判った。今回確認した材質の組合せは、補強部材がFe、Al、またはTi、板がポリプロピレン樹脂、変性PPO樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、またはHIPS樹脂の場合である。
従って、異音(剥離音)抑制方法としては、表板及び裏板の少なくとも1つと補強部材との接点での接触圧を281N/mm2未満に下げればよい。剥離音抑制だけを目的とするならば、接触圧が低ければ低いほど、その目的は達せられる。
特開2006−205686号公報 実開昭63−51719号公報 特許第2552642号公報 特許第3472460号公報
しかしながら、補強部材には30N/mm2以上の圧力による支持が必要であり、支持圧が0N/mm2以下、すなわち両板と補強部材とが全く接触していない場合にはガタツキ音が出るおそれもある。
こうした異音発生を考慮した従来の設計では、両板と補強部材との間の接触圧について制御が難しかった。その理由について図6を用いて説明する(特許文献2参照)。まず一つには、円環状の補強部材6を断面で見ると、その周りが可撓性をほとんど有していない裏板に相当する外壁21と表板に相当する下面22とで囲まれている。すなわち、補強部材6と下面22及び外壁21とは4つの接点で接触している。更に、下面22及び外壁21は補強部材6の全長に亘って接触している。これにより、製造上の誤差等で外壁21及び下面22の少なくとも1つが例えば0.5mm程度厚くなっただけでも、これらの部材は変形し難いため、補強部材6と、外壁21及び下面22との間の接点で接触圧が急激に増加し易くなる。
もう一つには、裏板に相当する上面23に溝部24a、24bが補強部材6の長手方向に沿って短い間隔で多数形成されている。外壁21及び下面22が両側に接合された溝部24a、24bの間隔が狭いと、上述のように外壁21及び下面22は変形し難い。そのため、これらの構成要素21、22と補強部材6との間の接触圧が極度に高くなる箇所が生じやすいことが、発明者の実験により判明した。なお、特許文献2において接触圧のこの上昇については考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低い接触圧で確実に補強部材を支持でき、かつ異音の発生を抑制できる支持構造及びこれを備えた自動車用内装部材を提供することを目的とする。
本発明の一態様の支持構造は、板状の第1の支持部材と、第1の支持部材と対向配置され、第1の支持部材との対向面に溝部が設けられた第2の支持部材と、第2の支持部材の溝部と第1の支持部材との間を延びる補強部材と、を有し、第2の支持部材の溝部は、補強部材の延びる方向と直交する一断面において、互いに対向する一対の稜線のみで形成され、補強部材は、一断面では、第1の支持部材に1つの接点で接触するとともに第2の支持部材の一対の稜線に2つの接点で接触することによって溝部の幅方向及び高さ方向に不動に保持され、かつ補強部材は、一断面を除く断面では、第1の支持部材と第2の支持部材の溝部との少なくとも一方に接触可能であることで溝部の幅方向及び高さ方向に可動に保持されている。
本発明の一態様の自動車用内装部材は、上述の支持構造を備えている。
本発明に係る支持構造の補強部材は、一対の稜線によって形成された溝部が設けられた第2の支持部材である裏板の一断面では、第1の支持部材である表板に1つの接点で接触するとともに裏板の一対の稜線に2つの接点で接触することによって溝部の幅方向及び高さ方向に不動に保持されている。更に、補強部材は、一断面を除く断面では、表板と裏板の溝部との少なくとも一方に接触可能であることで溝部の幅方向及び高さ方向に可動に保持されている。
これにより、従来の支持構造の補強部材は表板と裏板との両方に全長に亘って接触していたものが、本発明の支持構造によれば、補強部材は、一対の稜線で形成される溝部が設けられた裏板の一断面のみで、表板と裏板との両方に接触している。更に、この断面以外の断面箇所では、補強部材は表板と裏板の溝部との少なくとも一方に接触可能であることで溝部の幅方向及び高さ方向に可動な構成となっている。ゆえに、本発明の支持構造における補強部材の表板及び裏板との接触面積は、従来に比べ減少することになる。よって、補強部材は、表板及び裏板に拘束されにくくなることで表板と裏板との間で弾性変形し易くなる。
また、一対の稜線によって形成された溝部が設けられた裏板の箇所では、合計3つの接点で補強部材と両板とが接触している。これにより、従来の支持構造における補強部材と表板及び裏板との4つの接点による接触に比べ、接点の個数が1つ減少している。更には、従来の支持構造では補強部材と裏板とが3点接触していたものが、本発明の支持構造では補強部材と裏板とが2点接触する構成となっている。そのため、この支持構造に外部から荷重が加わった際、補強部材と裏板とは接点を含む近傍領域の面で互いに接触することになる。しかし、この接触面積が従来に比べ小さくことになることで、裏板上の接点での接触圧は減少する。
更に、この支持構造に荷重が印加された際、裏板における一対の稜線で形成される溝部と、表板と裏板とが対向して配置されることで形成される空間との存在により、裏板は表板側へ撓んで弾性変形し易くなる。よって、補強部材や裏板に製造上の寸法誤差が生じた際も裏板が容易に弾性変形し易い構造であるため、裏板と補強部材との間の接触は緩和される。そのため、裏板上の特定の箇所において接触圧が過剰に高くなることを防止できる。ゆえに、このような支持構造の構成により、低い接触圧で確実に補強部材を支持することができる。
更に、上述のように表板及び裏板の少なくとも1つと補強部材との接点での接触圧が281N/mm2未満に設定されていることにより、異音の発生を抑制することができる。
従って、低い接触圧で確実に補強部材を支持でき、かつ異音の発生を抑制できる支持構造及びこれを備えた自動車用内装部材を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る支持構造を自動車用内装部材であるデッキボードに適用した外観図を示す。図2に本発明の一実施形態に係る支持構造を構成する裏板の斜視図を示す。図3に本発明の一実施形態に係る支持構造の詳細図を示す。図3(a)は図1のIIIA−IIIA断面図であり、図2における裏板の一対の稜線で形成された溝部設置箇所に相当する。図3(b)は図1のIIIB−IIIB断面図であり、図2における裏板の低畝部の箇所に相当する。図3(c)は図1のIIIC−IIIC断面図であり、裏板と表板とが接合することで形成された、図2における裏板の高畝部の箇所に相当する。
中空成形品である支持構造1は、第1の支持部材である表板2と、第2の支持部材である裏板3と、補強部材4と、立壁板(不図示)とで構成されている。なお、図1においては、本発明の一実施形態に係る支持構造1の適用箇所が図中上下方向(デッキボードの奥行方向であって、管状の補強部材4の長手軸5と直交する方向)3箇所となっているが、この形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の支持構造1は、デッキボードの奥行方向及びこれに直交する幅方向の少なくとも1つの方向に少なくとも1箇所設けられていればよい。
平板状の表板2は、重量物が載置される側であるデッキボードの表面6側に配置される(図1参照)。表面6には、意匠性や傷つき防止性を付与するために不織布表皮材(ポリエチレン繊維製であり、単位面積当たりの重量350g/m2)が成形と同時に貼着される。表皮材は不織布以外に織物や編物でもよい。更には表皮材が貼着されていない形態も可能である。
裏板3は、図1に示す表面6とは反対側のデッキボード裏面側に配置される。図2に示すように、裏板3は、低畝部7と、高畝部8と、平坦部11と、溝部12とで構成されている。
低畝部7及び高畝部8は、それぞれ裏板3の長手方向(補強部材4の長手軸5に沿う方向)に延びている。各低畝部7は、溝部12及び平坦部11の形状により、長尺の直方体状に形成されている。各高畝部8は、各低畝部7よりも畝の高さが高く、溝部12の長手方向で各低畝部7間に配置されている。図2に示す各高畝部8は断面が楕円形状に形成されているが、この形態に限らず、円形状または多角形状に形成されていてもよい。各畝部7、8の長さは15〜30mmであることが好ましく、その幅は3〜10mmであることが好ましい。なお、畝部7、8の長さは、製品であるデッキボードの横方向(幅方向)の剛性に影響を与える。畝部7、8が長い場合は剛性が強く、畝部7、8が短い場合は剛性が弱い傾向にある。また、畝部7、8の幅は製品の縦方向(奥行方向)の剛性に影響を与える。低畝部7と高畝部8との間隔が広い場合は剛性が強く、間隔が狭い場合は剛性が弱い傾向にある。この間隔は30〜300mmであることが好ましく、支持構造1の要求仕様に合わせて補強部材4が確実に支持されるように低畝部7と高畝部8との間隔は定められる。更に、この間隔に関して、特に各高畝部8間の距離が重要な数値となる。図2に示す溝部12の凹部13箇所(図3(a)に示すように一対の稜線23を有する対向面17の箇所であり、2つの接点25、26が形成される箇所と対応)が、隣接する2つの高畝部8の中間にある場合をまず想定する。この場合、各高畝部8間の距離は、各高畝部8の端部と一対の稜線23上の各接点25、26との間の距離をL(図2参照)としたとき、Lの2倍の距離となる。一方、対向面17上の一対の稜線23が2つの高畝部8の中間に無い場合を想定する。この場合は、2つの高畝部8の端部と一対の稜線23箇所との間の距離が長い方をLとし、この距離が短い方をL´とすると、各高畝部8間の距離はL+L´となる。検討の結果、2LまたはL+L´は120mm以上であることが望ましい。この数値が120mm未満になると接触圧が急速に上昇し、その結果、剥離音が生じやすくなる。
低畝部7は、溝部12から平坦部11と平行な方向に延びる領域14と、この領域14の縁15から平坦部11と直交する方向に延びる離間領域16とで構成されている。このような構成により、低畝部7は断面U字状に形成されている。平坦部11は、低畝部7の離間領域16から溝部12側とは反対の側に延びている。溝部12は、複数の畝部7、8の間で裏板3の長手方向に延び、断面U字状あるいはV字状に形成されている。溝部12の一箇所には凹部13が設けられており、凹部13が設けられた面の反対側である表板側の面には一対の稜線23を有する対向面17が形成されている(図3(a)参照)。溝部12は、図2に示すように、2つの三角錐形状の凹領域が互いの頂点を突き合わせる形で配置されている。凹部13が設けられた溝部12内には、図3の各図に示すように、補強部材4が配設される。
補強部材4は、表板2と裏板3との間に配置され、表板2と裏板3とによる重量物の支持を補強する機能を果たす。なお、図1に示す支持構造1では、デッキボードの奥行方向に3本の補強部材4(幅方向に沿って成形品の幅とほぼ同じ長さの断面円形の長尺パイプ)が互いに平行に配置されている。補強部材4の本数に関して少なくとも1本は必要であり、補強部材4に要求される強度や使用法によって必要な箇所に必要な本数を適用することができる。補強部材4の形状は、断面円形が最も好ましい。しかしながら、円形の他に楕円形や角取りされた略円形状の形状であってもよい。更には、四角形を含む多角形状も採用することができる。補強部材4のサイズについては外径寸法が15.9mmであることが好ましい。更には8〜15.9mmであることがより好ましい。補強部材4の長手方向の長さについては支持構造1の長さ(デッキボードの幅方向の長さ)よりも少し短くするのが好適である。補強部材4の材質については鉄鋼が最も好適である。しかしながら、この材質だけに限定されることはなく、必要な強度が確保できる場合、鉄以外の金属や樹脂(ポリウレタン樹脂やポリアミド系樹脂)を補強部材4の材料として適用できる。また、補強部材4の外周面18には各種の塗装がなされていてもよい。
立壁板は表板2と裏板3との間を繋ぐ部材であり、表板2、裏板3、及び立壁板により中空空間19が形成されている。更に、立壁板は支持構造1の外周壁に相当しており、この外周壁の中間位置にリブ状の立壁(不図示)が補強部材4と平行な方向に複数列配置されている。
上述のように構成された支持構造1のサイズは、裏板3の平坦部11箇所にて幅が840mm、奥行長さが680mm、厚さが25mmである。板厚は、表板2が3.0mm、裏板3が2.0mm、立壁が2.0mmである。表板2と裏板3との間の間隔は中空空間19の高さと等しく20.0mmである。裏板3は、表板2に対して33%厚さを薄くしており、これは成形時の絞り率を変えて絞りを深くすることで成形同時に形成している。なお、裏板3の厚さを表板2の厚さよりも薄くする方法としては、この成型時の絞り条件の変更に限らない。すなわち、例えば、パリスンの肉厚を薄くしたり、成型時の温度を調整したりすることでも、裏板3の厚さを表板2より薄くなるように制御可能となる。支持構造1の材質はPP樹脂からなり、曲げ弾性率は850MPaである。その他に好ましい材質としてはPE樹脂、PET樹脂、PVC樹脂などがある。特に、支持構造1は曲げ弾性率が830〜2800MPaの範囲にある熱可塑性樹脂でできていることがより好ましい。
次に、図3を参照して本発明の一実施形態に関する支持構造について更に詳しく説明する。なお、図3に示す各断面図は、補強部材4が延びる方向と直交する断面図である。
図3(a)に示す断面において、裏板3は、表板2の意匠面である表面6とは反対側の表面21と対向するように表板2と離間して配置されている。この断面において、裏板3は、溝部12の表板2の表面21と対向する対向面17を有する溝部12を備えている。溝部12は、頂点22を挟んで互いに対向し頂点22から表板2に向かって延びる、対向面17上の一対の稜線23のみで形成されている。補強部材4は、裏板3の複数の畝部7、8と表板2との間を延びている一対の稜線23は、補強部材4の長手軸5を通りかつ表板2と直交する仮想線に関して対称形に形成されている。このように形成された一対の稜線23上で補強部材4が裏板3と接触することで、補強部材4と裏板3との接触は安定したものとなる。これにより、補強部材と裏板との間の接触圧を均等化することができる。一対の稜線23は、その中間位置付近で補強部材4の外周面18と接している。対向面17上の一対の稜線23は、直線であるか、あるいは補強部材4の断面形状の曲率半径より大きい曲率半径を有する曲線の一部であるのが好ましい。一対の稜線23をこの直線または曲線の一部の形状とすることで、裏板3と補強部材4との接触を点状にすることができる。よって、裏板3と補強部材4との間の過度な密着が回避できる。裏板3の板厚に関して表厚の33%の板厚であることが好適である。しかしながら、この数値に限定されることなく、裏板3の板厚は5%以上表板2の板厚より薄くてもよい。また、裏板3は、溝部12の幅方向の両側に、一対の稜線23に接続し一対の稜線23よりも表板2に近接した低畝部7と、低畝部7に接続し低畝部7よりも表板2から離れた平坦部11と、を有する。低畝部7の高さ及び幅については、内包される補強部材4の外径に準じ、これらの高さ及び幅は0.5mm程度、補強部材4の外径寸法より大きいことが好適である。これにより、低畝部7と補強部材4とが接しなくなることが望ましい。
次に、本発明に係る支持構造における各構成要素間の接触関係を詳細に説明する。まず、図3(a)に示す断面においては、支持構造1における補強部材4の外周面18は、表板2の表面21と1つの接点24で接触しているとともに裏板3の対向面17上の一対の稜線23と2つの接点25、26で接触している。これによって、補強部材4は、表板2と裏板3とで裏板3の溝部12の幅方向及び高さ方向に不動に保持されている。2つの接点25、26は、裏板3の平坦部11を頂点22方向に両端側から押し込んで形成された溝部12と補強部材4との接触により形成されている。裏板3の2つの接点25、26の各々での一対の稜線23は、表板2の1つの接点24での表板2の表面21の接線に対して45度未満の相対角度で傾斜している。なお、一対の稜線23を含む対向面17は補強部材4の外周面18と点接触ではなく面接触(干渉)していてもよい。補強部材4の直径方向における両部材の接触厚み(干渉量)に関して、設計上の公称寸法は0mm〜1.5mmであることが好ましい。更に、実製品の誤差を見込んで0.3mm〜1.3mmに設定することがより好ましい。実際上、このような面接触に伴う干渉部分が存在すると一対の稜線23を含む対向面17は表板2の方向に撓むことにより、荷重が外部から加わった際、裏板3と補強部材4との干渉を吸収できる。
次に図3(b)に示す断面においては、表板2と裏板3とが接触していないため、この箇所での両板2、3の間隔が拡大することで低畝部7の高さは縮小し、低畝部7が形成されている。低畝部7では裏板3は表板2に対して5〜10mmの間隔が空けられている。低畝部7は、溝部12の側に隣接する高畝部8に挟まれて形成される。更に、低畝部7は、補強部材4に接触する裏板3の溝部12を表板2から浮かせて撓み易くし、かつ表板2の表面21を所定の角度で補強部材4に接触させる機能を有する。これにより、補強部材4は、表板2の表面21と裏板3の溝部12との少なくとも一方に接触可能であることで溝部12の幅方向及び高さ方向に可動に保持されている。なお、低畝部7の深さについて限定は無く、一対の稜線23の角度が所定の角度になるように低畝部7の深さは設定されていてもよい。
更に図3(c)に断面においては、表板2と裏板3とは2点で接合されているため、この箇所での両板間の間隔が無くなることで低畝部7の高さは拡大し、高畝部8が形成されている。また、高畝部8においては、補強部材4は表板2とは1点で接触可能であり、裏板3とは接触不可である構成としてもよい。更に、高畝部8において、補強部材4が表板2及び裏板3と全く接触しない構成とすることもできる。高畝部8の機能は、表板2と裏板3とを所定の間隔だけ維持することである。支持構造1に負荷が加わって変形した場合や自動車のデッキボードに適用した支持構造1の表板2上に荷物が載せられた場合などに高畝部8が全く存在しないと、表板2と裏板3との間の間隔を規制できない。そのため、支持構造1の変形が大きくなることで補強部材4の支持もできなくなるおそれがある。また、高畝部8は、補強部材4を表板2の表面21において所定の接触圧で接触させる機構としても必要である。一方、表板2と裏板3とが接合する部分である高畝部8が多すぎると、補強部材4を支持する表面21上の部分に過剰の接触圧が生じやすくなる。このようにして、補強部材4は、表板2の表面21と裏板3の溝部12との少なくとも一方に接触可能であることで溝部12の幅方向及び高さ方向に可動に保持されている。
以上のように、本発明に係る支持構造1の補強部材4は、一対の稜線23によって形成された溝部12が設けられた第2の支持部材である裏板3の一断面では、第1の支持部材である表板2に1つの接点24で接触するとともに裏板3の一対の稜線23に2つの接点25、26で接触することによって溝部12の幅方向及び高さ方向に不動に保持されている。更に、補強部材4は、一断面を除く断面では、表板2と裏板3の溝部12との少なくとも一方に接触可能であることで溝部12の幅方向及び高さ方向に可動に保持されている。
これにより、従来の支持構造の補強部材は表板と裏板との両方に全長に亘って接触していたものが、本発明の支持構造1によれば、補強部材4は、一対の稜線23で形成される溝部12が設けられた裏板3の一断面のみで、表板2と裏板3との両方に接触している。更に、この断面以外の断面箇所では、補強部材4は表板2と裏板3の溝部12との少なくとも一方に接触可能であることで溝部12の幅方向及び高さ方向に可動な構成となっている。ゆえに、本発明の支持構造1における補強部材4の表板2及び裏板3との接触面積は、従来に比べ減少することになる。よって、補強部材は、表板及び裏板に拘束されにくくなることで表板と裏板との間で弾性変形し易くなる。
また、一対の稜線23によって形成された溝部12が設けられた裏板3の箇所では、合計3つの接点で補強部材4と両板とが接触している。これにより、従来の支持構造における補強部材と表板及び裏板との4つの接点による接触に比べ、接点の個数が1つ減少している。更には、従来の支持構造では補強部材と裏板とが3点接触していたものが、本発明の支持構造1では補強部材4と裏板3とが2点接触する構成となっている。そのため、この支持構造1に外部から荷重が加わった際、補強部材4と裏板3とは接点25、26を含む近傍領域の面で互いに接触することになる。しかし、この接触面積が従来に比べ小さくことになることで、裏板上の接点での接触圧は減少する。
更に、この支持構造1に荷重が印加された際、裏板3における一対の稜線23で形成される溝部12と、表板2と裏板3とが対向して配置されることで形成される空間19との存在により、裏板は表板側へ撓んで弾性変形し易くなる。よって、補強部材や裏板に製造上の寸法誤差が生じた際も裏板が容易に弾性変形し易い構造であるため、裏板と補強部材との間の接触は緩和される。そのため、裏板上の特定の箇所において接触圧が過剰に高くなることを防止できる。ゆえに、このような支持構造の構成により、低い接触圧で確実に補強部材を支持することができる。
次に、補強部材4と裏板3との接点に生じる接触圧について図4を参照して、より具体的に説明する。図4(a)は、裏板3と補強部材4との接触によって生じる接触圧P0、その垂直成分P1及び水平成分P2の相互関係を示す説明図である。図4(b)は、図4(a)の接触圧P0、垂直成分P1、及び水平成分P2の稜線傾斜角度に対する変化を示す説明図である。
裏板3の2つの接点25、26で生じる接触圧P0は、一対の稜線23に対し直交する方向に作用する。接触圧P0は、表板2の1つの接点24での稜線に対して垂直である垂直成分P1と、垂直成分P1に直交する水平成分P2とからなる。図4に示すように、垂直成分P1は水平成分P2よりも大きく、接触圧P0は281N/mm2未満、垂直成分P1は245N/mm2未満、かつ水平成分P2は200N/mm2未満の範囲にあることが好ましい。更に、垂直成分P1に関して84N/mm2<P1<236N/mm2、かつ水平成分P2に関して30N/mm2<P1<157N/mm2であることがより好ましい。垂直成分P1が水平成分P2よりも大きく設定できているのは、本発明の支持構造1では裏板3と補強部材4との2つの接点25、26での稜線が各々、表板2の1つの接点24での接線に対して45度未満の角度で傾斜しているという構造上の特徴に拠るものである。すなわち、本発明の支持構造1では、従来に比べ接触圧P0の水平成分P2を低減できている。
更に、図5を参照して接触圧P0と、補強部材4の両板からの剥離に伴う剥離音との関係を説明する。図5(a)は、補強部材4と裏板3との間の干渉量及び接触圧に対する剥離音発生の有無の関係を示す説明図である。図5(b)は、高畝部8と裏板3における2つの接点25、26との間の距離が剥離音発生に与える影響を示す説明図である。
図5(a)に示すように、実験の結果から接触圧P0が281N/mm2以上で剥離音が発生し易いことが判った。従って、補強部材4と裏板3とが設計値の0.8mmの干渉量で干渉する状態において接触圧が281N/mm2未満となるように設計をする。
しかしながら、実製品では構成要素の板厚や形状にごくわずかな誤差が生じることが避けられない。実験に基づく経験値から、この誤差に起因する干渉量の誤差は、最大でも設計値に対して±0.5mmを超えることはないと考察される。ゆえに、干渉量が最小値で0.3mm、最大値で1.3mmになったとしても接触圧が281N/mm2未満となるような設計を行えば異音が発生するリスクを無くすことができると判る。
本発明の一実施形態に係る支持構造と同じ材料構成を採った場合の従来技術の4点支持形態では、裏板と補強部材との干渉量が大きくなった場合、接触圧は、その上昇の勾配が大きいため異音発生の境界値である281N/mm2以上となってしまっていた。この境界値未満となるような設計をすることが従来の支持構造では困難であった。
これに対して本発明の一実施形態に係る支持構造では、干渉量の増加に対する接触圧の上昇勾配が緩やかであるため、裏板と補強部材との干渉量が最大値の1.3mmであっても接触圧は281N/mm2未満となる。本発明の一実施形態に係る支持構造の方が接触圧の上昇が緩やかである理由としては、(1)稜線が低畝部で持ち上げられていて、稜線の近くに表板と裏板とを接合した拘束点がなく稜線が撓み変形し易いこと、(2)裏板における左右どちらかの稜線に対する補強部材の干渉が大きくなった場合でも、相対する稜線の方向に裏板が変形できることで接触圧を均等化する作用があること、(3)稜線が傾斜していることにより、特に接触圧P0の水平成分P2を上昇しにくくできることが考察された。
上述のように、本発明の一実施形態に係る支持構造においては、表板及び裏板の少なくとも1つと補強部材との接点での接触圧が281N/mm2未満に設定されていることにより、異音の発生を抑制することができる。
従って、本発明の一実施形態に係る支持構造により、低い接触圧で確実に補強部材を支持でき、かつ異音の発生を抑制できる支持構造及びこれを備えた自動車用内装部材を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る支持構造を自動車用内装部材であるデッキボードに適用した外観図である。 本発明に係る支持構造を構成する裏板を示す斜視図である。 図3(a)は図1のIIIA−IIIA断面図であり、図2における裏板の一対の稜線で形成された溝部設置箇所に相当する。図3(b)は図1のIIIB−IIIB断面図であり、図2における裏板の低畝部の箇所に相当する。図3(c)は図1のIIIC−IIIC断面図であり、裏板と表板とが接合することで形成された、図2における裏板の高畝部の箇所に相当する。 (a)は、裏板と補強部材との接触によって生じる接触圧P0、その垂直成分P1及び水平成分P2の相互関係を示す説明図である。(b)は、(a)の接触圧P0、垂直成分P1、及び水平成分P2の稜線傾斜角度に対する変化を示す説明図である。 (a)は、補強部材と裏板との間の干渉量及び接触圧に対する剥離音発生の有無の関係を示す説明図である。(b)は、高畝部と裏板における2つの接点との間の距離が剥離音発生に与える影響を示す説明図である。 従来の支持構造を示す斜視図及び断面図である。
符号の説明
1 支持構造
2 表板
3 裏板
4 補強部材
5 長手軸
6 表面
7 低畝部
8 高畝部
11 平坦部
12 溝部
13 凹部
14 領域
15 縁
16 離間領域
17 対向面
18 外周面
19 中空空間
21 表面
22 頂点
23 稜線
24 1つの接点
25、26 2つの接点

Claims (9)

  1. 板状の第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材と対向配置され、該第1の支持部材との対向面に溝部が設けられた第2の支持部材と、
    前記第2の支持部材の前記溝部と前記第1の支持部材との間を延びる補強部材と、
    を有し、
    前記第2の支持部材の前記溝部は、前記補強部材の延びる方向と直交する一断面において、互いに対向する一対の稜線のみで形成され、
    前記補強部材は、前記一断面では、前記第1の支持部材に1つの接点で接触するとともに前記第2の支持部材の前記一対の稜線に2つの接点で接触することによって前記溝部の幅方向及び高さ方向に不動に保持され、かつ
    前記補強部材は、前記一断面を除く断面では、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材の前記溝部との少なくとも一方に接触可能であることで該溝部の前記幅方向及び前記高さ方向に可動に保持されている、
    支持構造。
  2. 前記2つの接点における各々の接線と前記第1の支持部材とがなす相対角度は、45度未満である、請求項1に記載の支持構造。
  3. 前記2つの接点の各々での前記第2の支持部材の接触圧は、前記第1の支持部材と垂直な方向の垂直成分が、前記一断面における該垂直成分と直交する水平成分よりも大きい、請求項1または2に記載の支持構造。
  4. 前記接触圧は281N/mm2未満、前記垂直成分は245N/mm2未満、かつ前記水平成分は200N/mm2未満の範囲にある、請求項3に記載の支持構造。
  5. 前記一対の稜線は、前記補強部材の長手軸を通りかつ前記第1の支持部材と直交する仮想線に関して対称形に形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の支持構造。
  6. 前記第2の支持部材は、前記一断面において、前記溝部の前記幅方向の両側に、前記一対の稜線に接続し該一対の稜線よりも前記第1の支持部材に近接した畝部と、該畝部に接続し該畝部よりも該第1の支持部材から離れた平坦部と、を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の支持構造。
  7. 前記第2の支持部材の前記畝部は、前記一断面を除く断面で、前記第1の支持部材に接合された複数の高畝部と、前記第1の支持部材から離間した複数の低畝部と、を有し、
    前記複数の高畝部の各々と前記一対の稜線上の前記2つの接点の各々との間の距離をLとしたときに、2Lは120mm以上である、
    請求項6に記載の支持構造。
  8. 前記第2の支持部材の板厚は、前記第1の支持部材の板厚よりも5%以上薄い、請求項1から7のいずれか1項に記載の支持構造。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の支持構造を備えた自動車用内装部材。
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