JP5164395B2 - 電気光学装置、及び、電気光学装置の製造方法 - Google Patents

電気光学装置、及び、電気光学装置の製造方法 Download PDF

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本発明は電気光学装置、及び、電気光学装置の製造方法に係り、特に、電気光学装置のカラーフィルタ層を形成するための技術に関する。
一般に、フラットパネルディスプレイ(FPD)に用いられるカラーフィルタとしては、赤、緑、青、黒等の各色のフィルタ材料や遮光材料を基板上に順次にパターニングしてフィルタ領域及び遮光領域を形成したものがある。
ところが、このように複数の工程でカラーフィルタを形成する方法では、異なる色の領域同士が周縁部で重なり合ったり、異なる色の領域間に隙間ができたりすることで、色の再現性その他の光学特性の悪化が生じる場合があった。また、上記の重なり部分や隙間が生ずると、カラーフィルタに厚みの差(段差)が生じ、これによって電気光学物質の厚み等が場所によって変化することで表示品位が低下する場合もある。
そこで、上記のフィルタ領域間の隙間(遮光領域)にSiO等の微粒子をスピン塗布で埋めることにより、カラーフィルタ層を平坦化する方法が提案されている(たとえば、以下の特許文献1参照)。また、隣接するフィルタ領域間の遮光領域に形成される段差を、上層に形成される透明樹脂膜によって補正する方法も提案されている(たとえば、以下の特許文献2参照)。
特開平5−5875号公報 特開平9−96808号公報
しかしながら、前述のカラーフィルタの平坦化方法では、カラーフィルタの平坦化を果たすために本来のカラーフィルタ工程とは異なる専用の工程が必要になるため、製造コストが増大するという問題点がある。
また、カラーフィルタに生じた段差を別の材料で補償する方法を採用しているため、カラーフィルタの平坦化度合が不十分となる結果、電気光学物質の厚み等の均一性が十分に得られず、製品の品位向上を図ることができない場合があるという問題点もある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、電気光学装置におけるカラーフィルタ方法において従来とは異なる手法を採用することにより、カラーフィルタ層に段差が生じないようにした電気光学装置及びその製造方法を実現することにある。
斯かる実情に鑑み、一対の基板間に電気光学物質を配置してなる電気光学装置において、一対の基板のうちの一方の基板は、一方の基板の電気光学物質側の全面に、感光剤であるハロゲン化銀化合物と発色剤である複数色の発色カプラとが配合され、露光波長分布に応じた複数色の感光発色機能を有する感光性発色剤を配置して1層の感光性発色剤の層を形成した後、当該感光性発色剤の層を露光し現像してなる、複数色の領域を含むカラーフィルタ層を有し、カラーフィルタ層の形成時、電気光学物質を一対の基板間に封入するシール材の外側の領域の該カラーフィルタ層に、一方の基板と平面的に重ねて配置される他方の基板との位置調整に用いるアライメントマークが、明度と色相の少なくとも一方が周囲と異なるように形成される、電気光学装置が提供される。
この発明によれば、フィルタ領域や遮光領域の色ごとに別々に着色層を形成してパターニングする必要がなくなるので、製造工程を簡略化することができる。また、フィルタ領域や遮光領域の位置ずれが発生しないことから、それらの境界に重なり部分や隙間が生ずることがなくなるので、電気光学装置の品位低下を防止できる。また、感光性発色剤でアライメントマークを形成することで、視認性の高いマークを容易に形成できるとともに、他にマーク形成工程を設ける必要がなくなるという利点がある。
光性発色剤は、感光剤であるハロゲン化銀化合物と発色剤である複数色の発色カプラとが配合される。これによれば、露光が終了した後に、ハロゲン化銀化合物よりなる感光剤で色ごとに潜像を形成し、この潜像に基づいて発色カプラを反応させて色素に変化させることで、露光時の露光波長分布に応じた着色状態を備えた領域を形成することができる。特に、予め発色カプラを内蔵させた感光性発色剤を用いることで現像処理が容易になる。このような方法はきわめて高感度で彩度の高い発色が可能であり、しかも、一括露光にも容易に対応することが可能である。
本発明において、感光性発色剤は、ハロゲン化銀化合物及び発色カプラを含水性透光基材中に配合してなることが好ましい。これによれば、含水性透光基材により支障なく露光・現像を行うことができるようになる。現像処理としては、現像工程の漂白処理段階において銀粒子(及び必要に応じて不要なカプラ等)の可溶性化及び溶出を確実に行うことでカラーフィルタの所望の色調及びその安定性を確保できる。ここで、含水性透光基材としては、ゼラチン、含水性アクリル樹脂、ポリビニルアルコール(PVA)、その他親水性コロイドなどを主剤として含む乳剤などが挙げられる。
次に、本発明の電子機器は、上記いずれかの電気光学装置を搭載してなる。上記の電気光学装置は表示装置として構成されているものであることが好ましく、この場合、上記の電子機器は表示部に上記電気光学装置を備えたものとなる。この種の電子機器としては、たとえば、テレビジョン受像機、各種モニタ装置、電子時計、携帯電話、プロジェクタ装置などが挙げられる。
次に、本発明の電気光学装置の製造方法は、一対の基板間に電気光学物質を配置してなる電気光学装置の製造方法において、一対の基板のうちの一方の基板上の全面に、感光剤であるハロゲン化銀化合物と発色剤である複数色の発色カプラとが配合され、露光波長分布に応じた複数色の感光発色機能を有する感光性発色剤を配置して1層の感光性発色剤の層を形成する原剤配置工程と、感光性発色剤の層を異なる複数の波長分布を備えた光で複数の領域を露光して感光作用を生じさせる露光工程と、露光された感光性発色剤の層を現像して領域に発色作用を生じさせ、複数色の領域を形成する現像工程と、を具備し、露光工程において、電気光学物質を一対の基板間に封入するシール材の外側の領域に明度と色相の少なくとも一方が周囲と異なる領域を形成し、該周囲と異なる領域を一方の基板と平面的に重ねて配置される他方の基板との位置調整に用いるアライメントマークとする。
本発明において、露光工程では、異なる複数の波長分布を備えた光で一括露光することにより複数色の領域を形成することが好ましい。これによれば、感光性発色剤の配置工程のみならず、露光工程も一度に行うことができるので、さらに効率的に電気光学装置を製造できる。
また、電極等を設けない基板上にも専用工程を設けることなくアライメントマークを形成できる。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1乃至図4は本実施形態の電気光学装置に用いるカラーフィルタ基板及びその製造工程を示す工程断面図である。
本実施形態のカラーフィルタ基板を製造するに当たっては、まず、図1に示すように、ガラスやプラスチック等よりなる透明な基板20上に感光性発色剤21を配置する。基板20は後述するカラーフィルタ層を反射型で用いる場合には透明でなくてもよく、基板表面が反射面を構成する素材、たとえば、鏡面や白色面で構成されているものであってもよい。また、感光性発色剤21は含水性透光基材を含み、この含水性透光基材はいわゆる写真乳剤であり、ゼラチン、ポリヒドロキシメチルメタクリレート等の含水性アクリル樹脂、ポリビニルアルコール(PVA)、その他親水性コロイド等を主剤とし、各種の添加剤を調合したものである。感光性発色剤21には、上記含水性透光基材中に、たとえば、ハロゲン化銀化合物等の感光剤と、発色カプラ等の発色剤とが配合される。本発明の感光性発色剤は複数色の感光性発色機能を有するので、異なる波長域の感光特性を有する複数種類の感光剤が配合されることが好ましく、また、異なる波長域に対応する感光反応に対応して発色する複数種類の発色剤が配合されることが好ましい。
上記のハロゲン化銀化合物の具体例としては、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀もしくは塩沃臭化銀、並びに、これらの化合物などが挙げられる。感光剤としては、赤感光性、緑感光性、青感光性といったように複数色の波長域にそれぞれ感光性を有する複数の感光剤を配合してもよい。
本発明の感光材料の乳剤層に用いる結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用いることができる。例えばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマー、アルブミン、カゼインの蛋白質;ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル類の如きセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体などの糖誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾールの単一あるいは共重合体などといった、合成親水性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては汎用の石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラチンや日本科学写真協会誌(Bull.Soc.Phot.Japan),No.16,30頁(1966)に記載されたような酵素処理ゼラチンを用いても良く、また、ゼラチンの加水分解物を用いることができる。
一方、上記の発色剤としては、イエロー、マゼンタ、及び、シアンにそれぞれ発色するカプラーを配合することが好ましい。たとえば、イエロー形成カプラーとしては、典型例としてacylacetamide型の化合物が挙げられ、例えば米国特許第3,933,501号、同第4,022,620号、同第4,326,024号、同第4,401,752号等に記載のものが例示される。イエロー形成カプラーとして常用されるものにα−acylacetamide型の化合物がある。
また、マゼンタ形成カプラーとしては、pyrazolone型の5−ピラゾロン系及びピラゾロアゾール系の化合物が好ましい。例えば、米国特許第4,310,619号、同第4,351,897号、同第3,061,432号、同第3,725,067号、欧州特許第73,636号等に記載のものが挙げられる。また、マゼンタ形成カプラーとしては、上記のpyrazolone系のほかに、cyanoacetyl系、indazolone系などが挙げられる。
さらに、シアン形成カプラーとしては、1−hydrozy−2−phenylamine型及び1−hydrozy−2−naphtahamide型等のフェノール系及びナフトール系カプラーが好ましく、例えば米国特許第4,052,212号、同第4,146,396号、同第4,228,233号、同第4,296,200号、同第2,369,929号、同第2,801,171号、同第2,772,162号、同第2,895,826号、同第3,772,002号、同第3,758,308号、同第4,334,011号、同第4,327,173号等に記載のものが挙げられる。
なお、発色カプラーとしては、2当量カプラーでも4当量カプラーでもよく、外式カプラーでも内式カプラーでもよい。内式カプラーでは水溶性カプラーと油溶性カプラーのいずれでもよい。
また、上記に例示した複数色の感光剤及び発色剤を混合して単層としてもよく、或いは、赤感性乳剤層、緑感性乳剤層および青感性乳剤層というようにそれぞれ異なる波長域の感光性を備えた層を別々に形成するとともに、これらの各層にそれぞれ対応する1又は複数の発色剤を含有させ、感光性発色剤21を積層構造(多層式カラー感剤)としてもよい。
さらに、遮光領域は、上記の複数色の発色カプラー(CMY)をすべて発色させることで形成してもよいが、黒色形成カプラーを配合し、この黒色形成カプラーで黒色を発色させることで形成してもよい。
本技術に用いられるハロゲン化銀を含む写真乳剤は、感光材料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるいは写真性能を安定化させるなどの目的で、種々の化合物を含有させることができる。すなわちアゾール類、例えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾール類、メルカプトベンズチアゾール類、メルカプトベンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、アミノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベンゾトリアゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール);メルカプトピリミジン類、メルカプトトリアジン類;例えばオキサドリンチオンのようなチオケト化合物;アザインデン類、例えばトリアザインデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ置換(1,3,3a,7)テトラアザインデン類)、ペンタアザインデン類など;ベンゼンチオスルフォン酸、ベンゼンスルフイン酸、ベンゼンスルフォン酸アミドのようなカブリ防止剤または安定剤として知られた、多くの化合物を加えることができる。
なお、感光性発色剤21は、各種の増感剤を含むことが好ましく、また、塗布助剤、帯電防止、スベリ性改良、乳化分散、接着防止および写真特性改良(たとえば現像促進、硬調化、増感)など種々の目的で一種以上の界面活性剤を含んでもよい。
フィルター染料として、またはイラジェーションもしくはハレーション防止その他種々の目的のために親水性コロイド層中に水溶性染料を含有してもよい。このような染料として、オキソノール染料、ヘキオキソノール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、アントラキノン染料、アゾ染料が好ましく使用され、この他にシアニン染料、アゾメチン染料、トリアリールメチン染料、フタロシアニン染料も有用である。油溶性染料を水中油滴分散法により乳化して親水性コロイド層に添加することもできる。
なお、感光性発色剤21の基板20上への配置方法としては、スピンコーティング法、スクリーン印刷等の印刷法、塗布ローラを用いたロールコーティング法、ディスペンサ等を用いる塗布方法、予め感光性発色剤をシート化しておいて基板に貼着する方法、その他の任意の塗布方法を用いることができる。また、感光性発色剤の層の厚みは特に限定されないが、カラーフィルタとして十分な彩度を確保するためには5〜30μmであることが好ましく、10〜20μmの範囲内であることが特に望ましい。
また、感光性発色剤21は基板20の表面(内面)の全面に配置することが好ましい。本実施形態では従来のようにフィルタ色ごとの膜形成やパターニング処理を行わなくてもよいという効果が得られるが、感光性発色剤21を基板20の全面に配置することで、基板20上で選択的に配置するための選択的塗布法、或いは、不要部分を除去するためのパターニング処理を実施する必要がなくなるというさらなる利点が得られる。
次に、図2に示すように、図示しない光源と予め形成してなるカラーマスク22とを用いて、上記感光性発色剤21を一括露光する。カラーマスク22は、カラーフィルタに形成すべき複数の領域(フィルタ領域及び遮光領域)に対応するマスク領域22A、22B、22C、22Dを有している。たとえば、マスク領域22A、22B、22Cは赤、緑、青に相当する光学フィルタとなっており、マスク領域22Dは黒に相当する遮光フィルタとなっている。
ここで、上記カラーマスク22を用いて一括露光する代わりに、所定領域のみで透光性を有するマスクと、これに対応する所定の波長分布を有する光とを用いた露光を、異なるマスクと異なる光で順次に露光していくことも可能である。このように順次露光をする場合でも、露光対象となる感光性発色剤21は共通である。
次に、上記のように露光された感光性発色剤21を現像処理し、図3に示すように、フィルタ領域23A、23B、23C及び遮光領域23Dを有するカラーフィルタ層23を形成する。たとえば、フィルタ領域23Aは赤色フィルタであり、フィルタ領域23Bは緑色フィルタであり、フィルタ領域23Cは青色フィルタであり、遮光領域23Dは黒色の遮光部である。カラーフィルタ層23における複数の領域としては、少なくとも二色以上の異なる色を有する領域が含まれていることが好ましく、特に、3色以上の異なる色を有する領域が含まれていることが望ましい。実際には、フルカラー表示を行う場合には、3又は4色のフィルタ領域を含むことが望ましい。
上記の現像工程は、上記のようにハロゲン化銀化合物及び発色カプラを含水性透光基材中に配合してなる感光性発色剤21を用いる場合には、通常、露光による潜像を反応させて銀粒子を生成する黒白現像段階、露光されなかった部分に潜像を形成する反転処理段階、発色カプラを色素に変化させることで反転処理段階で潜像化された部分を発色させる発色現像段階、生成された銀粒子(及び必要に応じて不要なカプラ等)を可溶化するとともに水洗等で溶出させる漂白処理段階を順次行う。最後の漂白処理段階では透光基材の含水性を利用して銀粒子の除去処理が行われる。
最後に、図4に示すように、上記カラーフィルタ層23上に透明な保護膜24をアクリル樹脂等によって形成する。この保護膜24はカラーフィルタ層23を保護し、異物の進入を防止する。なお、カラーフィルタ層23が十分な耐性を備えているものである場合、或いは、カラーフィルタ層23と接する部分による影響がない場合には上記保護膜24は不要である。
本実施形態では、上記のように共通する感光性発色剤21の領域ごとに異なる波長分布で露光を実施し、その後、現像処理を施すことで、複数色のフィルタ領域23A、23B、23C及び遮光領域23Dを有するカラーフィルタ層23を形成することができるので、カラーフィルタ層の製造工程が簡略化されるとともに、カラーフィルタ層23の各領域に位置ずれが生ずることがなく、さらに、その表面に段差が生ずることもない。したがって、当該カラーフィルタ層23上に他の構造を形成する場合でも、その位置ずれや段差に伴う不具合を防止することができる。
次に、図5及び図6を参照して、本発明に係る電気光学装置の実施形態について説明する。上記のように形成されたカラーフィルタ層23は、液晶表示装置をはじめとする各種の電気光学装置のカラーフィルタとして広く用いることができるものであるが、特に、横電界方式と呼ばれる、一方の基板上に電極を形成する必要のない電気光学装置に用いることが好ましい。一例として、一方の基板上には電極が存在せず、他方の基板上にのみ液晶に電界を付与するための2種類の電極を備えた横電界方式の液晶表示装置がある。以下では、この横電界方式の液晶表示装置を例として説明する。
図5は本発明の電機光学装置の一例である液晶表示装置を構成する液晶表示パネル100の全体構成を模式的に示す概略構成縦断面図である。液晶表示パネル100は、ガラスやプラスチックなどで構成された透明な基板10及び20を、シール材30を介して貼り合わせてセル構造を形成し、その内部に液晶31を封入して構成される。ここで、図5に示すように、基板10は、基板20の外縁より外側へ張り出した張り出し部10Tを有している。また、基板10の外面上には偏光板19が設置され、また、基板20の外面上には偏光板29が設置されている。
上記の液晶表示パネル100には、一般的には、基板10側にバックライトとして図示しない照明装置(面状光源)が隣接配置され、この照明装置から放出された照明光が偏光板19、基板10、液晶31、基板20、偏光板29を順次に通過することでサブ画素Pごとに光が変調され、その結果、表示領域100Aに所望の画像が形成される。また、当該照明装置と基板10の間には、図示しない拡散シートやプリズムシートが設けられる。拡散シートは、照明装置より出射された照明光を全方位に拡散する役割を有する。プリズムシートは、照明光を液晶表示パネル100に集光する役割を有する。
ここで、液晶表示パネル100の内部構造について説明する。この液晶表示パネル100は、横電界方式の液晶表示パネルである。図6(a)には1つのサブ画素Pにおける液晶表示パネル100の拡大縦断面図を示す。ここでは、液晶表示パネル100は、一例として、FFS(Fringe Field Switching)方式の液晶表示パネルであるとする。ただし、横電界モードとしてはIPS(In−plane Switching)方式などの他形式の液晶表示パネルとしてもよい。
先にも述べたように、液晶表示パネル100は、基板10及び基板20の間に液晶31を配置することで構成されている。基板10の内面上には、ITOなどの透明導電体により共通電極11が面状に形成されている。共通電極11の内面上には、アクリル樹脂などにより絶縁層12が面状に形成され、共通電極11を被覆している。絶縁層12の内面上にはITOなどの透明導電体により画素電極13が形成されている。また、基板10の内面上の一部領域(図示例ではシール材30の外側の領域)に、アライメントマーク18が形成されている。このアライメントマーク18は後述するアライメントマーク28とともに基板10と20を貼り合わせる際のアライメントに用いられるマークである。
一方、基板20の内面上には、前述のフィルタ領域23A、23B、23C及び遮光領域23Dを含むカラーフィルタ層23が形成されている。また、カラーフィルタ層23の内面上には、必要に応じて保護膜24が形成され、さらにその内面上には配向膜25が形成されている。カラーフィルタ層23の一部領域(図示例ではシール材30の外側の領域)に、明度と色相の少なくとも一方が周囲と異なるアライメントマーク28が設けられ、このアライメントマーク28は上記アライメントマーク18と対応する位置(アライメント可能な位置)に形成されている。
図6(b)には画素電極13の平面図を示す。図6(b)に示すように、画素電極13は櫛歯形状をなしている。具体的には、画素電極13は、それぞれ直線状に構成され、相互にストライプ状に配列された導電部13a、導電部13b、導電部13c、導電部13d、導電部13eの各導電部より構成され、これらの複数の導電部が一体化されている。液晶表示パネル100は、画素電極13の各導電部13a〜13eと共通電極11との間で横方向の電界(横電界)Eを発生させる。
図5に戻り説明を続けると、上記のように構成された液晶表示パネル100では、表示領域100A内に複数のサブ画素Pが配列されている。サブ画素Pはカラーフィルタ層23のフィルタ領域23A、23B、23Cのいずれかを含み、これらの領域と対応した平面範囲を占める。また、サブ画素P間には遮光領域23Dによって形成された画素間領域Gが構成され、当該部分が遮光領域23Dによって遮光されることにより、上記電界Eによる制御が不十分な画素間領域G内の液晶31の配向状態による光漏れ等が防止され、表示品位が確保される。
ここで、図示例ではカラーフィルタ層23が基板20の内面上に全面的に形成されており、これによって上記のカラーフィルタ層23の形成工程において選択的塗布法やパターニング処理を不要とすることが可能となっている。ただし、シール材30との密着性、液晶31の厚み等に応じて、カラーフィルタ層23をシール材30の内側の領域に限定して形成してもよい。
また、基板10の張り出し部10Tの表面上には、COG(Chip On Glass)技術により、液晶駆動用IC(ドライバ)である駆動回路32が直接配置されている。液晶表示パネル100の端部には、フレキシブル基板たるFPC(Flexible Printed Circuit)33が配置されている。また、基板10の張り出し部10Tの表面上には、例えば、銅箔をフォトエッチング法などによりパターニング形成することで、配線15、16、17が形成されている。駆動回路32の一部の端子は基板10の張り出し部10T上に形成された配線17を通じてFPC33に電気的に接続されている。
共通電極11は、基板10の張り出し部10T上に形成された配線15を通じて駆動回路32の共通電位用端子(COM端子)と電気的に接続されている。画素電極13は、基板10の張り出し部10T上に形成された配線16(配線15が示される図5の断面とは異なる断面位置に形成されている。)を通じて駆動回路32の一部の端子と電気的に接続されている。駆動回路32は、外部の電子機器からFPC33を介して供給された制御信号を基に電界Eの大きさを制御する。横電界方式の液晶表示パネル100では、電界Eの大きさを制御することにより、液晶31における液晶分子の配向状態を変化させ、表示画面における階調を変化させる。
以上のことから分かるように、横電界方式の液晶表示パネル100では、基板10の内面上にのみ、画素電極13及び共通電極11といった上記電界Eを形成するための電極が形成され、基板20の内面上には電極が形成されない。そのため、例えば、カラーフィルタ基板である基板20の内面上に形成されたカラーフィルタ層23は、その内面上に電極形成工程を施す必要がなくなり、特に、ITO等の透明導電体を形成するために必要な高温プロセス、たとえば400℃を越える温度の影響を受けることがなくなる。なお、配向膜25の形成プロセスは高々200〜400℃程度の加熱で足りる。
その結果、本実施形態に係る液晶表示パネル100では、上述のように形成されたカラーフィルタ層23が高温にさらされないため、上記のような含水性透光基材を主体とする構成でも質的な影響を受けることがなくなる。したがって、カラーフィルタ層23の材質の選択肢が広がり、光透過特性の最適化を図りやすくなる。
また、本実施形態では、上述のカラーフィルタ層23を用いることにより、カラーフィルタ層23の表面に段差が生じないように構成できるので、液晶31の厚みの均一性を高めることが可能になり、その結果、表示品位を向上させることが可能になる。
(液晶装置の製造方法)
次に、本実施形態に係る液晶表示パネル100の製造方法について説明する。まず、基板形成工程として、図5に示すように、上記の基板10の内面上に共通電極11、絶縁膜12、画素電極13、配線15、16、17を形成するとともに、基板20の内面上にカラーフィルタ層23、保護膜24、配向膜25を形成する。
このとき、基板10の内面上(図示例の場合にはシール材30の外側にある領域)には、アライメントマーク18が形成される。このアライメントマーク18は、基板10の内面上の構造を形成するためのいずれかの工程と同時に形成することができる。たとえば、図示例の場合には、アライメントマーク18は共通電極11又は画素電極13の形成工程と同時に同材質で形成される。
一方、基板20の内面上((図示例の場合にはシール材30の外側にある領域)には、アライメントマーク28が形成される。このアライメントマーク28は、基板20の内面上の構造を形成するためのいずれかの工程と同時に形成することができる。たとえば、図示例の場合には、アライメントマーク28はカラーフィルタ層23の形成工程と同時に同材質で形成される。具体的に述べると、図2に示す露光工程においてカラーマスク22等で構成される露光パターン内にアライメントマーク28に対応するパターンを組み込んでおくことで、図3に示す現像工程後においてカラーフィルタ層23の一部に周囲と異なる光透過特性(たとえば、明度と色相の少なくとも一方が異なる特性)を備えたアライメントマーク28が形成される。
次に、表示パネル製造工程として、2枚の基板10と20がシール材30を介して貼り合わされる。このとき、当該貼り合わせの前に、上記のアライメントマーク28をアライメントマーク18に合わせることで、基板10と20のアライメントが行われる。なお、アライメントマーク18を設けずに、この代わりに基板10の内面上の配線、端子等の他の構造にアライメントマーク28を合わせることでもアライメントを行うことは可能である。
その後、貼り合わされた2枚の基板10、20の間に液晶31が封入され、基板10の張り出し部10T上にパターニングされた配線15、16,17と電気的に接続されるように、COG(Chip On Glass)技術により駆動回路32及びFPC33が基板10に配置され、実装される。
なお、上記の製造方法では、横電界方式の液晶表示パネル100を製造する場合を例として説明したが、このように横電界方式の電気光学パネルを形成することで、カラーフィルタ層23を形成した後に400℃を超える高温プロセスを行わなくてもよいため、カラーフィルタ層23の耐熱性の許容範囲が広がり、光学特性の最適化を図ることができる。
ただし、上記の構成ではなくても、カラーフィルタ層23の形成後のプロセスを低温化することで対応することは可能である。たとえば、基板20の内面上においてカラーフィルタ層23上にITO等の透明導電体で電極を形成する場合であっても、この電極をアモルファス透明導電膜として形成することで高温プロセスを回避することができる。また、酸素プラズマを利用した亜鉛蒸気からの成膜により酸化亜鉛薄膜を形成することでも低温プロセスで透明導電膜を形成できる。一方、反射型パネル等で用いられる金属電極でもスパッタリング法や蒸着法により低温で電極形成を行うことは可能である。
[電子機器]
最後に、上述した各実施形態に係る電気光学装置を電子機器に搭載してなる実施形態に説明する。この電子機器は、上記液晶表示パネル100を表示部に搭載してなる電子機器であり、図7は、電子機器における液晶表示装置に対する制御系(表示制御系)の全体構成を示す概略構成図である。ここに示す電子機器は、表示情報出力源291と、表示情報処理回路292と、電源回路293と、タイミングジェネレータ294と、バックライト140への電力供給を行う光源制御回路295とを含む表示制御回路290を有する。また、液晶表示装置には、上述の構成を有する液晶表示パネル100と、この液晶表示パネル100を駆動する駆動回路132と、液晶表示パネル100を照明するためのバックライト140とが設けられている。この駆動回路132は、上記のように液晶表示パネル100に直接実装されている電子部品で構成されるが、上記のような態様の他に、液晶表示パネル100の基板表面上に形成された回路パターン、或いは、液晶表示パネル100に導電接続された回路基板(上記のFPC133)上に実装された半導体ICチップ若しくは回路パターンなどによっても構成することができる。
表示情報出力源291は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ294によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路292に供給するように構成されている。
表示情報処理回路292は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路132へ供給する。駆動回路132は、走査線駆動回路、信号線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路293は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
光源制御回路295は、電源回路293から供給される電圧に基づいてバックライト140の光源に電力を供給し、所定の制御信号に基づいて光源の点灯の有無及びその輝度等を制御するようになっている。
図8は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機1000は、複数の操作ボタン、送話口などを備えた操作部1001と、受話口などを備えた表示部1002とを有し、表示部1002の内部に上記の液晶表示パネル100が組み込まれてなる。そして表示部1002の表面(内面)上に液晶表示パネル100の表示領域100A(図5参照)を視認することができるようになっている。この場合、携帯電話機1000の内部には、上記液晶表示パネル100を制御する上記の表示制御回路290が設けられる。この表示制御回路290は液晶表示パネル100の表示態様を決定する。
また、本発明に係る電子機器としては、図8に示す携帯電話機の他に、液晶テレビ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワークステーション、テレビ電話、POS端末機などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として本発明に係る液晶表示装置を用いることができる。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記の実施形態においては、液晶表示パネルを備えた液晶表示装置について説明したが、本発明は、液晶表示装置に限らず、有機エレクトロルミネッセンス表示装置や電気泳動表示装置などの他の電気光学装置であっても構わない。
実施形態のカラーフィルタ基板の製造方法を示す概略工程図。 実施形態のカラーフィルタ基板の製造方法を示す概略工程図。 実施形態のカラーフィルタ基板の製造方法を示す概略工程図。 実施形態のカラーフィルタ基板の製造方法を示す概略工程図。 実施形態の液晶表示パネルの構造を示す概略縦断面図。 実施形態の液晶表示パネルのサブ画素の構造を示す拡大縦断面図(a)及び拡大平面図(b)。 実施形態の電子機器の表示制御回路を示す概略構成図。 実施形態の電子機器の一例を示す概略斜視図。
符号の説明
10、20…基板、11…共通電極、12…絶縁層、13…画素電極、15、16、17…配線、18…アライメントマーク、19…偏光板、21…感光性発色剤、22…カラーマスク、23…カラーフィルタ層、23A,23B,23C…フィルタ領域、23D…遮光領域、24…保護膜、25…配向膜、28…アライメントマーク、29…偏光板、100…液晶表示パネル(電気光学パネル)、30…シール材、31…液晶、32…駆動回路、33…FPC、290…表示制御回路、1000…電子機器(携帯電話機)

Claims (5)

  1. 一対の基板間に電気光学物質を配置してなる電気光学装置において、
    前記一対の基板のうちの一方の基板は、
    該一方の基板の前記電気光学物質側の全面に、感光剤であるハロゲン化銀化合物と発色剤である複数色の発色カプラとが配合され、露光波長分布に応じた複数色の感光発色機能を有する感光性発色剤を配置して1層の前記感光性発色剤の層を形成した後、当該感光性発色剤の層を露光し現像してなる、複数色の領域を含むカラーフィルタ層を有し、
    前記カラーフィルタ層の形成時、前記電気光学物質を前記一対の基板間に封入するシール材の外側の領域の該カラーフィルタ層に、前記一方の基板と平面的に重ねて配置される他方の基板との位置調整に用いるアライメントマークが、明度と色相の少なくとも一方が周囲と異なるように形成される、電気光学装置。
  2. 前記感光性発色剤は、前記ハロゲン化銀化合物及び前記発色カプラを含水性透光基材中に配合してなる請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 請求項1または2に記載の電気光学装置を搭載してなる電子機器。
  4. 一対の基板間に電気光学物質を配置してなる電気光学装置の製造方法において、
    前記一対の基板のうちの一方の基板上の全面に、感光剤であるハロゲン化銀化合物と発色剤である複数色の発色カプラとが配合され、露光波長分布に応じた複数色の感光発色機能を有する感光性発色剤を配置して1層の前記感光性発色剤の層を形成する原剤配置工程と、
    前記感光性発色剤の層を異なる複数の波長分布を備えた光で複数の領域を露光して感光作用を生じさせる露光工程と、
    露光された前記感光性発色剤の層を現像して前記領域に発色作用を生じさせ、複数色の前記領域を形成する現像工程と、
    を具備し、前記露光工程において、前記電気光学物質を前記一対の基板間に封入するシール材の外側の領域に明度と色相の少なくとも一方が周囲と異なる領域を形成し、該周囲と異なる領域を前記一方の基板と平面的に重ねて配置される他方の基板との位置調整に用いるアライメントマークとする、電気光学装置の製造方法。
  5. 前記露光工程では、異なる複数の波長分布を備えた光で一括露光することにより複数色
    の前記領域を形成する請求項4に記載の電気光学装置の製造方法。
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