JP5163365B2 - 冊子集積装置及び画像形成システム - Google Patents

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本発明は、冊子集積装置及び画像形成システムに関する。
従来、画像が形成された用紙を集積して束にした一冊の用紙束を、ステイプル綴じや糊付けなどによって表紙用紙と接合することにより、その用紙束を冊子に製本する製本装置が知られている。
このような製本装置においては、製本された冊子を集積する冊子集積装置が必要である。
冊子集積装置としては、例えば、その冊子集積装置に着脱自在な移動台車を備え、冊子集積装置に集積された冊子を、最上面の冊子の端部が集積上限に達した際に、移動台車に移載することによって、製本された冊子を冊子集積装置から取り出して運搬できるよう構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−45595号公報
しかしながら、特許文献1に記載の冊子集積装置においては、冊子集積装置に集積された最上面の冊子の端部が集積上限に達しないと、すなわち、冊子集積装置に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達しないと、冊子集積装置に集積された冊子を移動台車に移載しないため、使い勝手が悪いという問題がある。
本発明の課題は、使い勝手が良い冊子集積装置及び画像形成システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
製本装置で製本された冊子を集積する収容手段を有する冊子集積装置において、
前記冊子集積装置の本体に対して着脱自在な移動台車と、
前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載する移載手段と、
複数の移載条件の中から任意の移載条件を設定するための設定手段と、
所定の移載条件が満たされた際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させる移載制御手段と、
を備えることを特徴とする。
さらに、請求項に記載の発明は
記冊子集積装置の本体に対して前記移動台車が装着されたか否か判断する装着判断手段を備え、
前記移載制御手段は、前記設定手段によって、前記本体に対して前記移動台車が装着されたことという移載条件が設定されている場合には、前記装着判断手段により前記本体に対して前記移動台車が装着されたと判断され、かつ、移載可能と判断した際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は
記収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したか否か判断する高さ判断手段を備え、
前記移載制御手段は、前記設定手段によって、前記収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したことという移載条件が設定されている場合には、前記高さ判断手段により前記収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断された際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は
記収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したか否か判断する冊数判断手段を備え、
前記移載制御手段は、前記設定手段によって、前記収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したことという移載条件が設定されている場合には、前記冊数判断手段により前記収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したと判断された際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項1に記載の冊子集積装置において、
前記冊子集積装置は、
前記冊子集積装置の本体に前記移動台車を着脱する際に開かれる扉と、
前記扉が閉まったことを検出する扉閉検出手段と、を備え、
前記移載制御手段は、前記扉閉検出手段により前記扉が閉まっていることが検出され、かつ、前記所定の移載条件が満たされた際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項1又は2に記載の冊子集積装置において、
前記所定の移載条件が満たされた際に、前記移載手段によって前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載するか否かユーザが選択するための選択手段を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
画像形成システムにおいて、
用紙に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置により画像形成された複数枚の用紙から冊子を製本する製本装置と、
前記製本装置で製本された冊子を集積する収容手段を備えた請求項1から3の何れか一項に記載の冊子集積装置と、
を有することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
請求項に記載の画像形成システムにおいて、
前記製本装置によるジョブの実行が終了したか否か判断する終了判断手段を備え、
前記移載制御手段は、前記終了判断手段により前記製本装置によるジョブの実行が終了したと判断された際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする。
請求項1及びに記載の発明によれば、複数の移載条件の中から任意の移載条件を設定することができ、所定の移載条件が満たされた際に、収容手段に集積された冊子が移動台車に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、請求項1及び4に記載の発明によれば、冊子集積装置の筐体に移動台車が装着され、かつ、移載可能である際に、収容手段に集積された冊子が移動台車に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、請求項1及び4に記載の発明によれば、収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達した際に、収容手段に集積された冊子が移動台車に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、請求項1及び4に記載の発明によれば、収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達した際に、収容手段に集積された冊子が移動台車に自動移載されるため、使い勝手が良い。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、冊子集積装置の筐体に移動台車を着脱する際に開かれる扉が閉まっていないと、冊子の自動移載が行われないため、冊子の自動移載中は冊子集積装置の内部に触れることができず、安全である。
請求項に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、冊子の自動移載を行うか、冊子の自動移載を行わないか、をユーザが選択できるため、使い勝手が良い。
請求項に記載の発明によれば、請求項の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、製本装置によるジョブの実行が終了した際に、収容手段に集積された冊子が移動台車に自動移載されるため、使い勝手が良い。
以下、図を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施形態の画像形成システムの構成を示す模式図であり、図2は、本実施形態の画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態の冊子集積装置を備えたくるみ製本機の断面構成を模式的に示す図である。
<画像形成システム>
画像形成システム1000は、例えば、図1及び図2に示すように、大容量給紙装置1aが接続された画像形成装置1と、後処理装置であるくるみ製本機3と、を備えて構成される。具体的には、画像形成システム1000では、例えば、画像形成装置1とくるみ製本機3とがシリアル通信によりデータ送受信可能に接続されている。
画像形成システム1000では、例えば、画像形成装置1で、所定の用紙に画像を形成し、くるみ製本機3で、その画像が形成された用紙等を集積して束にした一冊の用紙束を冊子に製本して集積するようになっている。本実施形態において、くるみ製本機3に冊子集積装置としての冊子集積部33が装着されており、その本体33aに対して着脱自在な移動台車336が備えられており、製本されて集積された冊子を移動台車336に移載することによって、その冊子をくるみ製本機3から取り出して運搬できるようになっている。
<画像形成装置>
画像形成装置1は、例えば、用紙に画像を形成して出力する装置である。
具体的には、画像形成装置1は、例えば、図1及び図2に示すように、シリアル通信部11と、操作部12と、用紙収納部13と、原稿トレイ用給送部14と、画像読取部15と、画像データ記憶部16と、画像形成部17と、搬送部18と、画像形成装置制御部19と、等を備えて構成される。
シリアル通信部11は、例えば、シリアル通信I/F等により構成されている。シリアル通信部11は、例えば、くるみ製本機3のシリアル通信部311と接続され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、画像形成装置1とくるみ製本機3との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御する。
操作部12は、例えば、図2に示すように、表示部12a及び入力部12bを備えて構成される。
表示部12aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、表示画面上に各種操作ボタンや装置の状態、各機能の動作状況などの表示を行う。
入力部12bは、例えば、操作キーと、表示部12a(LCD)と一体的に形成されたタッチパネルと、等により構成され、例えば、ユーザによる操作キーの押下操作やタッチパネルの押圧操作に応じた操作信号を画像形成装置制御部19に出力する。
具体的には、入力部12bは、例えば、選択手段として、所定の移載条件が満たされた際に、冊子集積部33の移載部332によって、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載するか否かユーザが選択する際に使用される。
より具体的には、画像形成装置制御部19は、例えば、図4に示すような画面を表示部12aに表示させて、所定の移載条件が満たされた際に、移載部332によって収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載するか否かをユーザに選択させるようになっている。
ユーザは、例えば、所定の移載条件が満たされた際に、移載部332によって収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載することを選択する場合、すなわち、自動移載モードを設定する場合、「はい」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。
一方、ユーザは、例えば、所定の移載条件が満たされた際に、移載部332によって収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載することを選択しない場合、すなわち、自動移載モードを設定せずに、マニュアル移載モードを設定する場合、「いいえ」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。
次いで、図4に示す画面において、「はい」が押圧されて、その後「決定」が押圧された場合、画像形成装置制御部19は、例えば、図5に示すような画面を表示部12aに表示させて、収容部331に集積された冊子を移動台車336に自動移載するタイミング、すなわち、移載条件をユーザに設定させるようになっている。
ユーザは、例えば、自動移載するタイミングとして“冊子集積部33に移動台車336をセットした時”を設定する場合、すなわち、移載条件として“冊子集積部33(の本体33a)に移動台車336が装着されたこと”という条件を設定する場合、「1」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。
また、ユーザは、例えば、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時”を設定する場合、すなわち、移載条件として“収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したこと”という条件を設定する場合、「2」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。ここで、所定の高さは、後述するように、例えば、収容部331が満載になった時の集積高さに基づいて決定される。
また、ユーザは、例えば、自動移載するタイミングとして“収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”を設定する場合、すなわち、移載条件として“収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したこと”という条件を設定する場合、「3」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。ここで、所定の閾値は、後述するように、例えば、収容部331に集積された冊子の荷崩れが発生する虞が高まる集積冊数に基づいて決定される。
また、例えば、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時、もしくは、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”を設定する場合、すなわち、移載条件として、“収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したこと、もしくは、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したこと”という条件を設定する場合、「4」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。
また、例えば、自動移載するタイミングとして“くるみ製本機3による製本ジョブが終了した時”を設定する場合、すなわち、移載条件として“製本部31によるジョブの実行が終了したこと”という条件を設定する場合、「5」を押圧して、その後「決定」を押圧するようになっている。ここで、製本ジョブとは、くるみ製本機3(画像形成システム1000)が行う製本処理に関する一連の動作を示す。例えば、複数部数の冊子を製本する場合、その複数部数分の製本に関する一連の動作が1ジョブとなる。
用紙収納部13は、例えば、画像を転写(形成)するための用紙を収納する用紙トレイとしての給紙トレイ13a等により構成されている。本実施形態において、用紙収納部13は、画像形成装置1が備える3つの給紙トレイ13aと、大容量給紙装置1aが備える3つの給紙トレイ13aと、等により構成されている。
用紙収納部13の各給紙トレイ13aは、例えば、用紙の収納の有無を検出する有無検出部と、収納されている用紙のサイズを検出するサイズ検出部と、等を備え、検出信号を画像形成装置制御部19に出力する。
原稿トレイ用給送部14は、例えば、ADF(Auto Document Feeder)等により構成され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、原稿トレイT1に載置された原稿を一枚ずつ順に、コンタクトガラス上に自動給送する。
画像読取部15は、例えば、原稿を載置するコンタクトガラスの下部にスキャナを備えて構成され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、原稿の画像を読み取る。スキャナは、光源やCCD(Charge Coupled Device)などにより構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像をA/D変換器によりデジタル画像データに変換して画像形成装置制御部19に出力する。ここで、画像は、図形や写真などのイメージデータに限らず、文字や記号などのテキストデータ等も含む。
画像データ記憶部16は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、画像読取部15により生成された画像データを一時的に記憶する。
画像形成部17は、例えば、静電潜像が形成される感光体ドラムと、感光体ドラムを一様に帯電させる帯電装置と、画像データに応じてON/OFFされるレーザ光を一様に帯電された感光体表面に照射して静電潜像を形成するレーザユニットと、静電潜像をトナー像に顕像化する現像装置と、感光体表面のトナー像を搬送されてきた用紙に転写した後、用紙を感光体表面から分離させる転写分離装置と、転写後の感光体表面に残ったトナーを除去するクリーニング装置と、用紙上のトナー像を加熱加圧して固着する定着装置と、等により構成され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、電子写真方式等により用紙上に画像を形成する。そして、トナーの定着が行われた用紙は、搬送部18によりくるみ製本機3へ搬送される。
搬送部18は、例えば、搬送ローラや搬送ベルト、これらを駆動するモータなどにより構成され、例えば、画像形成装置制御部19から入力される制御信号に従って、用紙収納部13(給紙トレイ13a)に収納されている用紙を、搬送経路に沿って搬送してくるみ製本機3に向けて排出する。
画像形成装置制御部19は、画像形成装置1を構成する各部の動作を集中制御する。
具体的には、画像形成装置制御部19は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)191と、RAM(Random Access Memory)192と、記憶部193と、などを備えて構成される。
CPU191は、例えば、記憶部193に記憶された画像形成装置1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM192は、例えば、CPU191によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部193は、例えば、画像形成装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部193に記憶されている。
具体的には、記憶部193は、例えば、図2に示すように、設定通知プログラム193a等を記憶している。
設定通知プログラム193aを実行したCPU191は、例えば、シリアル通信部11を制御して、冊子の移動台車336への移載に関する設定情報を、くるみ製本機3に通知させる。
具体的には、CPU191は、例えば、図4や図5に示す画面においてユーザにより設定された設定情報等を、くるみ製本機3に通知する。
<くるみ製本機>
くるみ製本機3は、例えば、用紙を集積して束にした一冊の用紙束を、所定位置P1に供給された表紙用紙と接合することにより、その用紙束を冊子に製本する製本機である。
具体的には、くるみ製本機3は、例えば、図1〜図3に示すように、製本部31と、冊子集積部33と、くるみ製本機制御部35と、等を備えて構成される。製本部31を構成する各部と冊子集積部33を構成する各部とは、例えば、それぞれ別々の筐体内に収容されており、くるみ製本機制御部35は、例えば、製本部31を構成する各部が収容された筐体内に収容されている。
ここで、製本装置は、製本部31とくるみ製本機制御部35とにより構成され、冊子集積装置は、冊子集積部33とくるみ製本機制御部35とにより構成される。
製本部31は、例えば、シリアル通信部311と、サブコンパイル部312と、クランプ部313と、糊塗布部314と、断裁部315と、角背成形部316と、冊子搬送部317と、表紙用紙収納部318と、搬送部319と、メモリ部320と、等を備えて構成され、用紙束に糊を塗布して、角背成形部316内の所定位置P1に供給された表紙用紙でその用紙束をくるむことによって、冊子を作成する。
シリアル通信部311は、例えば、シリアル通信I/F等により構成されている。シリアル通信部311は、例えば、画像形成装置1のシリアル通信部11と接続され、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、くるみ製本機3と画像形成装置1との間でのシリアル通信によるデータ送受信を制御する。
サブコンパイル部312は、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、クランプ部313が一冊分の用紙束に対してクランプ処理を実施している間、画像形成装置1から搬入された次にクランプ処理される分の用紙をスタック集積する。
クランプ部313は、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、サブコンパイル部312においてスタック集積された用紙を取得して集積し、所定枚数(一冊分の枚数)に到達した時点でクランプ(固める)処理を実施する。
糊塗布部314は、例えば、くるみ製本機3の前後方向中心よりも後方側に位置しており、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、糊塗布時に前進して、後退する時にクランプ処理された用紙束の下端面に糊を塗布する。
ここで、くるみ製本機3には、例えば、図示しない糊補給部が備えられており、糊補給部によって糊塗布部314に糊が補給されるようになっている。
断裁部315は、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、所定位置P1に供給される表紙用紙又は用紙(表紙用紙の代替となる代替用紙)を、冊子の表紙に好適なサイズに断裁する。
具体的には、くるみ製本機制御部35は、例えば、クランプ部313において、クランプ処理された用紙束の厚みを計測し、次いで、その用紙束を形成する用紙のサイズ(幅及び長さ)と、計測した用紙束の厚みと、に基づいて、冊子の表紙に好適なサイズを決定し、次いで、断裁部315において、所定位置P1に供給される表紙用紙又は代替用紙をその決定したサイズに断裁する。
角背成形部316は、例えば、クランプ部313の下方に位置しており、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、所定位置P1に供給された表紙用紙又は代替用紙を載せて上昇し、糊が塗布された用紙束の下端面にその表紙用紙又は代替用紙を貼り付ける。
冊子搬送部317は、例えば、搬送ローラや搬送ベルト、これらを駆動するモータなどにより構成され、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、完成した冊子を、搬送経路に沿って搬送して冊子集積部33に向けて排出する。
表紙用紙収納部318は、例えば、表紙用紙を収納する表紙用紙トレイとしての表紙給紙トレイ318a等により構成されている。本実施形態において、表紙用紙収納部318は、くるみ製本機3の製本部31が備える1つの表紙給紙トレイ318a等により構成されている。
表紙用紙収納部318の表紙給紙トレイ318aは、例えば、表紙用紙の収納の有無を検出する有無検出部と、収納されている表紙用紙のサイズを検出するサイズ検出部と、等を備え、検出信号をくるみ製本機制御部35に出力する。
搬送部319は、例えば、搬送ローラや搬送ベルト、これらを駆動するモータなどにより構成され、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、表紙用紙収納部318(表紙給紙トレイ318a)に収納されている表紙用紙を、搬送経路に沿って搬送して所定位置P1に供給したり、画像形成装置1から搬入された用紙を、搬送経路に沿って排紙トレイT2、サブコンパイル部312又は所定位置P1に搬送したりする。
メモリ部320は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等により構成され、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、画像形成装置1から通知された設定情報等を記憶する。
冊子集積装置としての冊子集積部33は、例えば、収容部331と、移載部332と、扉閉検出部333と、台車装着検出部334と、集積高さ検出部335と、移動台車336と、などを備えて構成され、製本部31で作成された冊子を収容部331に集積したり、その集積された冊子を移動台車336に移載したりする。
例えば、図1及び図3に示すように、冊子集積部33を構成する各部(移動台車336を含む)は、前面が開口面となっている本体33a内に収容されており、その本体33aの前面側は、扉33bで覆われている。扉33bは、例えば、本体33aの製本部31側の端部33a1に開閉自在に設けられており、例えば、くるみ製本機3(冊子集積部33)に移動台車336を着脱する際に開かれるようになっている。
ここで、扉33bは、例えば、くるみ製本機3が動作している間はロックされており、開くことができないようになっている。
収容部331は、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、収容手段として、完成した冊子、すなわち、製本部31で製本された冊子を集積する。
移載部332は、例えば、ベルトコンベアやこれを駆動するモータなどにより構成され、例えば、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、移載手段として、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。
扉閉検出部333は、例えば、扉閉検出手段として、扉33bが閉まったことを検出して、検出信号をくるみ製本機制御部35に出力する。扉閉検出部333は、例えば、接触式センサにより構成され、扉33bが閉まった際にその扉33bと接触可能な位置に取り付けられており、具体的には、例えば、本体33aの製本部31側の端部33a1に取り付けられている。
台車装着検出部334は、例えば、くるみ製本機3(冊子集積部33の本体33a)に移動台車336が装着されたことを検出して、検出信号をくるみ製本機制御部35に出力する。台車装着検出部334は、例えば、接触式センサにより構成され、冊子集積部33の本体33aに移動台車336が装着された際にその移動台車336と接触可能な位置に取り付けられており、具体的には、例えば、本体33aの背面内側における、装着された移動台車336の本体部336aと対向する位置に取り付けられている。
集積高さ検出部335は、例えば、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さ(集積上限)に達したことを検出して、検出信号をくるみ製本機制御部35に出力する。集積高さ検出部335は、例えば、収容部331が満載になった時の集積高さに基づいて決定される位置に取り付けられており、具体的には、例えば、接触式センサにより構成され、収容部331に集積された冊子が集積上限に達した際にその集積上限に達した部分と接触可能な位置に取り付けられている。
移動台車336は、例えば、本体部336aと、本体部336a上面に取り付けられた取っ手部336bと、本体部336a下面に取り付けられた車輪336c,…と、などから構成され、例えば、取っ手部336bを持って、冊子集積部33の前面側から冊子集積部33の本体33aに着脱するようになっている。
移動台車336の本体部336aには、例えば、冊子搬送部336a1と、移載完了検出部336a2と、等が設けられている。
冊子搬送部336a1は、例えば、ベルトコンベアやこれを駆動するモータなどにより構成され、例えば、冊子集積部33に移動台車336が装着された際、くるみ製本機制御部35から入力される制御信号に従って、収容部331から移動台車336へ移載された冊子を、移動台車336の本体部336a上の所定位置に搬送する。
移載完了検出部336a2は、例えば、冊子集積部33に移動台車336が装着された際、収容部331から移動台車336への冊子の移載が完了したことを検出して、検出信号をくるみ製本機制御部35に出力する。
ここで、冊子の移載が完了した場合とは、例えば、移動台車336に移載された冊子の端部(製本部31側の端部と対向する側の端部)が、移動台車336の本体部336aの端部(製本部31側の端部と対向する側の端部)近傍に達した場合であり、移載完了検出部336a2は、例えば、接触式センサにより構成され、移動台車336に移載された冊子の端部が、移動台車336の本体部336aの端部近傍に達した際にその端部近傍に達した部分と接触可能な位置に取り付けられている。
そして、くるみ製本機制御部35は、例えば、移載完了検出部336a2により冊子の移載が完了したことが検出されると、冊子搬送部336a1による冊子の搬送を終了するようになっている。これにより、冊子を移動台車336の本体部336aからはみ出すことなく移動台車336に移載できるため、製本部31により作成された冊子を、移動台車336に乗せてくるみ製本機3(冊子集積部33)から取り出したり運搬したりする際に、冊子が移動台車336から落下しにくく好適である。
くるみ製本機制御部35は、くるみ製本機3を構成する各部の動作を集中制御する。
具体的には、くるみ製本機制御部35は、例えば、図2に示すように、CPU351と、RAM352と、記憶部353と、などを備えて構成される。
CPU351は、例えば、記憶部353に記憶されたくるみ製本機3用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM352は、例えば、CPU351によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部353は、例えば、くるみ製本機3で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部353に記憶されている。
具体的には、記憶部353は、例えば、図2に示すように、判断プログラム353aと、移載制御プログラム353bと、等を記憶している。
判断プログラム353aを実行したCPU351は、例えば、装着判断手段として、冊子集積部33の本体33aに移動台車336が装着されたか否か判断する。
具体的には、CPU351は、例えば、台車装着検出部334からの検出信号がくるみ製本機制御部35に入力されると、冊子集積部33の本体33aに移動台車336が装着されたと判断する。
また、判断プログラム353aを実行したCPU351は、例えば、高さ判断手段として、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したか否か判断する。
具体的には、CPU351は、例えば、集積高さ検出部335からの検出信号がくるみ製本機制御部35に入力されると、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断する。
また、判断プログラム353aを実行したCPU351は、例えば、冊数判断手段として、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したか否か判断する。
ここで、収容部331に集積される冊子は、一冊分の用紙束を形成する用紙の枚数が少ないと、荷崩れが発生しやすくなる。これは、糊が塗布された側の端部の厚み(背表紙側厚み)が、その糊が塗布された側と対向する側の端部の厚み(小口側厚み)よりも大きくなること等が影響しており、一冊分の用紙束の枚数が少ないと、各冊子に安定感がなく、また、収容部331に集積可能な集積冊数が多くなるため、その影響(糊が塗布された側の端部の厚み(背表紙側厚み)が、その糊が塗布された側と対向する側の端部の厚み(小口側厚み)よりも大きくなること等の影響)を受けやすくなるからである。そこで、本実施形態では、一冊分の用紙束の枚数が少ない場合は、集積冊数が所定の閾値に達した際に、荷崩れ条件を満たしたと判断することとする。具体的には、例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である場合、集積冊数が50冊を超えると荷崩れが発生する虞が高まるのであれば、所定の閾値を50冊として、荷崩れ条件を判断することとする。
すなわち、CPU351は、例えば、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ない場合(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である場合)、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値(例えば、50冊)に達したか否か判断する。
また、判断プログラム353aを実行したCPU351は、例えば、終了判断手段として、製本部31によるジョブの実行が終了したか否か判断する。
具体的には、CPU351は、例えば、くるみ製本機3が行う製本処理に関する一連の動作(1ジョブ)が終了すると、製本部31によるジョブの実行が終了したと判断する。
移載制御プログラム353bを実行したCPU351は、例えば、移載制御手段として、自動移載モードが設定されている場合、複数の移載条件のうちの所定の移載条件が満たされた際に、移載部332を作動させ、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させる。
具体的には、例えば、自動移載するタイミングとして“冊子集積部33に移動台車336をセットした時”が設定されている場合(移載条件として“冊子集積部33に移動台車336が装着されたこと”という条件が設定されている場合)、CPU351は、冊子集積部33に移動台車336がセットされ、かつ、移載可能状態になると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。すなわち、CPU351は、判断プログラム353aを実行したCPU351により冊子集積部33に移動台車336が装着されたと判断され、かつ、移載可能と判断した際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。
ここで、CPU351は、例えば、扉33bが閉まると(扉閉検出部333からの検出信号がくるみ製本機制御部35に入力されると)、移載可能と判断する。
また、例えば、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時”が設定されている場合(移載条件として“収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したこと”という条件が設定されている場合)、CPU351は、収容部331が冊子でフル(満載)になると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。すなわち、CPU351は、判断プログラム353aを実行したCPU351により収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断された際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。
また、例えば、自動移載するタイミングとして“収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されている場合(移載条件として“収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したこと”という条件が設定されている場合)、CPU351は、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たすと、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。すなわち、CPU351は、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ない場合(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である場合)、判断プログラム353aを実行したCPU351により収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したと判断された際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。
また、例えば、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時、もしくは、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されている場合(移載条件として“収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したこと、もしくは、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したこと”という条件が設定されている場合)、CPU351は、収容部331が冊子でフル(満載)になると、または、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たすと、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。すなわち、CPU351は、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が多い場合(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚を超える場合)、判断プログラム353aを実行したCPU351により収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断された際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。一方、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ない場合(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である場合)、判断プログラム353aを実行したCPU351により収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したと判断された際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。
また、例えば、自動移載するタイミングとして“くるみ製本機3による製本ジョブが終了した時”が設定されている場合(移載条件として“製本部31によるジョブの実行が終了したこと”という条件が設定されている場合)、CPU351は、くるみ製本機3による製本ジョブが終了すると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する。すなわち、CPU351は、判断プログラム353aを実行したCPU351により製本部31によるジョブの実行が終了したと判断された際に、収容部331に集積された冊子(そのジョブで作成された冊子)を移動台車336に移載する。
ここで、CPU351は、扉閉検出部333により扉33bが閉まっていることが検出されて(すなわち、扉閉検出部333からの検出信号がくるみ製本機制御部35に入力されて)移載可能と判断し、かつ、所定の移載条件が満たされた際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載することとする。したがって、扉33bが開いている間は、移載部332による冊子の移載は行われないようになっている。
また、移載制御プログラム353bを実行したCPU351は、例えば、マニュアル移載モードが設定されている場合、ユーザによる画像形成装置1の操作部12(入力部12b)の操作によって、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載するよう指示されると、移載部332を制御して、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
具体的には、例えば、入力部12bを構成する操作キーの中には“移載キー”が含まれており、ユーザは、その“移載キー”を押下することによって、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載するよう指示するようになっている。
<自動移載処理>
次に、画像形成システム1000が備えるくるみ製本機3による、移動台車336への冊子の自動移載に関する処理について、図6〜図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、くるみ製本機3のCPU351は、画像形成装置1から設定情報を受信したか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1で、画像形成装置1から設定情報を受信していないと判断すると(ステップS1;No)、CPU351は、ステップS1の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS1で、画像形成装置1から設定情報を受信したと判断すると(ステップS1;Yes)、CPU351は、その受信した設定情報に基づいて、自動移載モードが設定されたか否かを判断する(ステップS2)。具体的には、ユーザが画像形成装置1の操作部12(入力部12b)を操作して、自動移載モードが設定され、移載条件が設定されると、画像形成装置1のCPU191は、設定通知プログラム193aを実行して、当該設定情報をくるみ製本機3に通知する。この場合、CPU351は、自動移載モードが設定されたと判断する。一方、ユーザが画像形成装置1の操作部12(入力部12b)を操作して、マニュアル移載モードが設定されると、画像形成装置1のCPU191は、設定通知プログラム193aを実行して、当該設定情報をくるみ製本機3に通知する。この場合、CPU351は、自動移載モードが設定されていないと判断する。
ステップS2で、自動移載モードが設定されていないと判断すると(ステップS2;No)、すなわち、マニュアル移載モードが設定されたと判断すると、CPU351は、本処理を終了する。
一方、ステップS2で、自動移載モードが設定されたと判断すると(ステップS2;Yes)、CPU351は、その受信した設定情報をメモリ部320に記憶させる(ステップS3)。
次いで、CPU351は、扉33bが閉まっているか否か、すなわち、扉閉検出部333からの検出信号がくるみ製本機制御部35に入力されているか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4で、扉33bが閉まっていないと判断すると(ステップS4;No)、CPU351は、ステップS4の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS4で、扉閉検出部333により扉33bが閉まっていることが検出されていると判断すると(ステップS4;Yes)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、冊子集積部33の本体33aに移動台車336が装着されたか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5で、冊子集積部33の本体33aに移動台車336が装着されていないと判断すると(ステップS5;No)、CPU351は、本処理を終了する。
一方、ステップS5で、冊子集積部33の本体33aに移動台車336が装着されたと判断すると(ステップS5;Yes)、CPU351は、移動台車336に冊子が乗っているか否かを判断する(ステップS6)。具体的には、CPU351は、移載完了検出部336a2からの検出信号がくるみ製本機制御部35に入力されている場合、移動台車336に冊子が乗っていると判断する。
ステップS6で、移動台車336に冊子が乗っていると判断すると(ステップS6;Yes)、CPU351は、本処理を終了する。
一方、ステップS6で、移動台車336に冊子が乗っていないと判断すると(ステップS6;No)、CPU351は、メモリ部20に記憶された設定情報に基づいて、自動移載するタイミングとして“冊子集積部33に移動台車336をセットした時”が設定されているか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS7で、自動移載するタイミングとして“冊子集積部33に移動台車336をセットした時”が設定されていると判断すると(ステップS7;Yes)、CPU351は、移載制御プログラム353bを実行して、移載部332を制御して、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させ(ステップS8)、本処理を終了する。
一方、ステップS7で、自動移載するタイミングとして“冊子集積部33に移動台車336をセットした時”が設定されていないと判断すると(ステップS7;No)、CPU351は、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時”が設定されているか否かを判断する(ステップS9)。
ステップS9で、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時”が設定されていると判断すると(ステップS9;Yes)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したか否か判断する(ステップS10)。
ステップS10で、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達していないと判断すると(ステップS10;No)、CPU351は、ステップS10の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS10で、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断すると(ステップS10;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
また、ステップS9で、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時”が設定されていないと判断すると(ステップS9;No)、CPU351は、自動移載するタイミングとして“収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されているか否かを判断する(ステップS11)。
ステップS11で、自動移載するタイミングとして“収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されていると判断すると(ステップS11;Yes)、CPU351は、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ないか否か(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下であるか否か)を判断する(ステップS12)。
ステップS12で、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少なくない(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下でない)と判断すると(ステップS12;No)、CPU351は、本処理を終了する。
一方、ステップS12で、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ない(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である)と判断すると(ステップS12;Yes)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したか否か判断する(ステップS13)。
ステップS13で、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達していないと判断すると(ステップS13;No)、CPU351は、ステップS13の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS13で、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したと判断すると(ステップS13;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
また、ステップS11で、自動移載するタイミングとして“収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されていないと判断すると(ステップS11;No)、CPU351は、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時、もしくは、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されているか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14で、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時、もしくは、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されていると判断すると(ステップS14;Yes)、CPU351は、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ないか否か(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下であるか否か)を判断する(ステップS15)。
ステップS15で、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ない(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である)と判断すると(ステップS15;Yes)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、収容部331に集積された集積冊数が所定の閾値に達したか否かを判断する(ステップS16)。
ステップS16で、収容部331に集積された集積冊数が所定の閾値に達していない判断すると(ステップS16;No)、CPU351は、ステップS16の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS16で、収容部331に集積された集積冊数が所定の閾値に達したと判断すると(ステップS16;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
また、ステップS15で、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少なくない(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下でない)と判断すると(ステップS15;No)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したか否か判断する(ステップS17)。
ステップS17で、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達していないと判断すると(ステップS17;No)、CPU351は、ステップS17の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS17で、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断すると(ステップS17;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
また、ステップS14で、自動移載するタイミングとして“収容部331が冊子でフル(満載)になった時、もしくは、収容部331に集積された冊子が荷崩れ条件を満たした時”が設定されていないと判断すると(ステップS14;No)、すなわち、自動移載するタイミングとして“くるみ製本機3による製本ジョブが終了した時”が設定されている場合、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、製本部31によるジョブの実行が終了したか否か判断する(ステップS18)。具体的には、CPU351は、例えば、ステップS3でメモリ部20に設定情報が記憶された後に実行されたジョブが終了したか否かを判断する。
ステップS18で、製本部31によるジョブの実行が終了したと判断すると(ステップS18;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
一方、ステップS18で、製本部31によるジョブの実行が終了していないと判断すると(ステップS18;No)、CPU351は、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ないか否か(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下であるか否か)を判断する(ステップS19)。
ステップS19で、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少ない(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下である)と判断すると(ステップS19;Yes)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、収容部331に集積された集積冊数が所定の閾値に達したか否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20で、収容部331に集積された集積冊数が所定の閾値に達していない判断すると(ステップS20;No)、CPU351は、ステップS18以降の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS20で、収容部331に集積された集積冊数が所定の閾値に達したと判断すると(ステップS20;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
また、ステップS19で、収容部331に集積される冊子の一冊分の用紙束の枚数が少なくない(例えば、一冊分の用紙束の枚数が50枚以下でない)と判断すると(ステップS19;No)、CPU351は、判断プログラム353aを実行して、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したか否か判断する(ステップS21)。
ステップS21で、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達していないと判断すると(ステップS21;No)、CPU351は、ステップS18の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS21で、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断すると(ステップS21;Yes)、CPU351は、ステップS8の処理に移行する。
以上説明した本発明の画像形成システム1000及び画像形成システム1000が備える冊子集積装置によれば、冊子集積装置(冊子集積部33)は、製本装置(製本部31及びくるみ製本機制御部35)で製本された冊子を集積する収容部331と、冊子集積部33の本体33aに対して着脱自在な移動台車336と、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載する移載部332と、を備え、所定の移載条件が満たされた際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
すなわち、複数の移載条件のうちの所定の一の移載条件が満たされると、収容部331に集積された冊子が移動台車336に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、移載条件が複数あるため、従来の冊子集積装置のように移載条件が1つだけの場合と比較して、使い勝手が良い。
また、以上説明した本発明の画像形成システム1000及び画像形成システム1000が備える冊子集積装置によれば、冊子集積部33の本体33aに対して移動台車336が装着されたと判断し、かつ、移載可能と判断すると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
すなわち、例えば、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させたい時に、冊子集積部33の本体33aに移動台車336を装着するだけで、その冊子が移動台車336に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、以上説明した本発明の画像形成システム1000及び画像形成システム1000が備える冊子集積装置によれば、収容部331に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断すると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
すなわち、収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達すると(具体的には、例えば、収容部331が冊子でフル(満載)になった時に)、その冊子が移動台車336に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、以上説明した本発明の画像形成システム1000及び画像形成システム1000が備える冊子集積装置によれば、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したと判断すると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
すなわち、収容部331に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達すると(具体的には、例えば、収容部331に集積された冊子の荷崩れが発生する虞が高まる前に)、その冊子が移動台車336に自動移載されるため、冊子の荷崩れの発生が抑えられ、使い勝手が良い。
また、以上説明した本発明の画像形成システム1000及び画像形成システム1000が備える冊子集積装置によれば、製本装置によるジョブの実行が終了したと判断すると、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
すなわち、製本ジョブが終了すると、その製本ジョブで作成された冊子が移動台車336に自動移載されるため、使い勝手が良い。
また、以上説明した本発明の画像形成システム1000及び画像形成システム1000が備える冊子集積装置によれば、冊子集積装置は、冊子集積部33の本体33aに移動台車336を着脱する際に開かれる扉33bを備え、扉33bが閉まっていることが検出され、かつ、所定の移載条件が満たされた際に、収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載させるようになっている。
すなわち、扉33bが閉まっていないと冊子の自動移載が行われないため、冊子の自動移載中は、冊子集積部33の内部(例えば、移動台車336の冊子搬送部336a1等)に触れることができず、安全である。
また、以上説明した本発明の画像形成システム1000によれば、所定の移載条件が満たされた際に、移載部332によって収容部331に集積された冊子を移動台車336に移載するか否かユーザが選択するための入力部12bを備えている。
したがって、自動移載モードを設定するか、マニュアル移載モードを設定するか、をユーザが選択できるため、使い勝手が良い。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
画像形成装置1は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して外部装置とデータ送受信可能に接続されていても良い。この場合、画像読取部15により生成された画像データだけでなく、外部装置から入力されたデータに基づいて用紙に画像を形成して出力できるよう、画像形成装置1を構成すると良い。
画像形成装置1や大容量給紙装置1aが備える給紙トレイ13aの個数、くるみ製本機3(製本部31)が備える表紙給紙トレイ318aの個数は、上記実施形態の例に限ることはなく任意である。
画像形成システム1000は、大容量給紙装置1aを備えていなくても良く、また、くるみ製本機3以外の後処理装置(例えば、マルチ折り装置等)を備えていても良い。
本発明の製本装置は、一冊の用紙束に糊を塗布し、その用紙束を表紙用紙でくるむことによって冊子を作成するくるみ製本機3(製本部31)に限ることはなく、一冊の用紙束を、表紙用紙と接合することにより、その用紙束を冊子に製本する製本装置であれば任意であり、例えば、一冊の用紙束を、ステイプル綴じによって表紙用紙と接合することにより、その用紙束を冊子に製本する製本装置等であっても良い。
扉閉検出部333、台車装着検出部334、集積高さ検出部335、移載完了検出部336a2は、接触式のセンサに限ることはなく任意であり、具体的には、例えば、光透過式のセンサや光反射式のセンサなどであっても良い。
また、扉閉検出部333、台車装着検出部334、集積高さ検出部335、移載完了検出部336a2の配置位置や個数は、上記実施形態の例に限ることはなく任意である。
操作部12は、画像形成システム1000内に備えられていれば良く、画像形成装置1とくるみ製本機3との両方に備えられていても良いし、くるみ製本機3のみに備えられていても良い。
操作部12が、画像形成装置1とくるみ製本機3との両方に備えられている場合や、くるみ製本機3のみに備えられている場合、図4や図5に示すような画面を、くるみ製本機3が備える操作部12の表示部12aに表示できるよう、くるみ製本機制御部35を構成すると良い。
移動台車336は、本体33aに着脱できるのであれば、冊子集積部33の前面側から本体33aに着脱するに限ることはなく、例えば、冊子集積部33の左面側(製本部31側と対向する側の面)から着脱するように構成しても良い。
製本部31を構成する各部と冊子集積部33を構成する各部とは、同一の筐体内に収容されていても良い。
また、上記実施形態においては、同一の制御部(くるみ製本機制御部35)によって、製本装置(製本部31)の各部と、冊子集積装置(冊子集積部33)の各部と、を制御するようにしたが、製本装置(製本部31)の各部を制御する制御部と、冊子集積装置(冊子集積部33)の各部を制御する制御部と、は別々であっても良い。この場合、判断プログラム353aや移載制御プログラム353bは、製本装置(製本部31)の各部を制御する制御部の記憶部に記憶されていても良いし、冊子集積装置(冊子集積部33)の各部を制御する制御部の記憶部に記憶されていても良い。
また、判断プログラム353aや移載制御プログラム353bは、画像形成システム1000内に備えられていれば良く、例えば、画像形成装置制御部19の記憶部193に記憶されていても良い。
本実施形態の画像形成システムの構成を示す模式図である。 本実施形態の画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成システムが備えるくるみ製本機の断面構成を模式的に示す図である。 表示部に表示される、移載部によって収容部に集積された冊子を移動台車に移載するか否かをユーザに選択させるための画面である。 表示部に表示される、移載条件をユーザに設定させるための画面である。 本実施形態の画像形成システムが備えるくるみ製本機による、移動台車への冊子の自動移載に関する処理を説明するための第1のフローチャートである。 本実施形態の画像形成システムが備えるくるみ製本機による、移動台車への冊子の自動移載に関する処理を説明するための第2のフローチャートである。 本実施形態の画像形成システムが備えるくるみ製本機による、移動台車への冊子の自動移載に関する処理を説明するための第3のフローチャートである。 本実施形態の画像形成システムが備えるくるみ製本機による、移動台車への冊子の自動移載に関する処理を説明するための第4のフローチャートである。 本実施形態の画像形成システムが備えるくるみ製本機による、移動台車への冊子の自動移載に関する処理を説明するための第5のフローチャートである。
符号の説明
12b 入力部(選択手段)
31 製本部(製本装置)
33 冊子集積部(冊子集積装置)
33a 本体
33b 扉
35 くるみ製本機制御部(製本装置、冊子集積装置)
331 収容部(収容手段)
332 移載部(移載手段)
333 扉閉検出部(扉閉検出手段)
336 移動台車
351 CPU(装着判断手段、高さ判断手段、冊数判断手段、終了判断手段、移載制御手段)
353a 判断プログラム(装着判断手段、高さ判断手段、冊数判断手段、終了判断手段)
353b 移載制御プログラム(移載制御手段)
1000 画像形成システム

Claims (5)

  1. 製本装置で製本された冊子を集積する収容手段を有する冊子集積装置において、
    前記冊子集積装置の本体に対して着脱自在な移動台車と、
    前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載する移載手段と、
    複数の移載条件の中から任意の移載条件を設定するための設定手段と、
    所定の移載条件が満たされた際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させる移載制御手段と、
    前記冊子集積装置の本体に対して前記移動台車が装着されたか否か判断する装着判断手段と、
    前記収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したか否か判断する高さ判断手段と、
    前記収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したか否か判断する冊数判断手段と、
    を備え
    前記移載制御手段は、
    前記設定手段によって、前記本体に対して前記移動台車が装着されたことという移載条件が設定されている場合には、前記装着判断手段により前記本体に対して前記移動台車が装着されたと判断され、かつ、移載可能と判断した際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させ、
    前記設定手段によって、前記収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したことという移載条件が設定されている場合には、前記高さ判断手段により前記収容手段に集積された冊子の集積高さが所定の高さに達したと判断された際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させ、
    前記設定手段によって、前記収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したことという移載条件が設定されている場合には、前記冊数判断手段により前記収容手段に集積された冊子の集積冊数が所定の閾値に達したと判断された際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする冊子集積装置。
  2. 請求項1に記載の冊子集積装置において、
    前記冊子集積装置は、
    前記冊子集積装置の本体に前記移動台車を着脱する際に開かれる扉と、
    前記扉が閉まったことを検出する扉閉検出手段と、を備え、
    前記移載制御手段は、前記扉閉検出手段により前記扉が閉まっていることが検出され、かつ、前記所定の移載条件が満たされた際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする冊子集積装置。
  3. 請求項1又は2に記載の冊子集積装置において、
    前記所定の移載条件が満たされた際に、前記移載手段によって前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載するか否かユーザが選択するための選択手段を備えることを特徴とする冊子集積装置。
  4. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置により画像形成された複数枚の用紙から冊子を製本する製本装置と、
    前記製本装置で製本された冊子を集積する収容手段を備えた請求項1から3の何れか一項に記載の冊子集積装置と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記製本装置によるジョブの実行が終了したか否か判断する終了判断手段を備え、
    前記移載制御手段は、前記終了判断手段により前記製本装置によるジョブの実行が終了したと判断された際に、前記移載手段を作動させ、前記収容手段に集積された冊子を前記移動台車に移載させることを特徴とする画像形成システム。
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