JP5163256B2 - 塗液供給装置およびこれを用いた塗液供給方法 - Google Patents
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Description
この装置では貯留容器に貯まった空気を排出する作業が必要であるが、この作業を手動で行う場合には、しばしば空気ばかりかレジストまで排出してしまったり、逆に排出が不十分であったりするため、注意深く行わなければならず、時間と神経を使う作業である。
方法であって、1つの塗液タンクから塗液の供給を開始するにあたり、予め該塗液タンクの塗液タンク圧力解放バルブを閉じ、気泡除去バルブを解放した後、塗液タンク加圧バルブを開いて、塗液タンク内を加圧し、内部の塗液を塗液供給配管から押し出し、配管経路内の空気と共に気泡除去配管を経由して、他の塗液タンク内に排出することにより、塗液タンクから塗液供給バルブの間の空気を予め除去しておき、しかる後に該塗液タンクの気泡除去バルブを閉じ、塗液タンク加圧バルブを閉じ、塗液タンク圧力解放バルブを開いて該塗液タンク内を大気解放した後、塗液供給バルブを開いて塗液の供給を開始することを特徴とする塗液供給方法である。
このため、空気抜き作業が確実に行えると共に、空気と一緒に押し出される塗液は、他のタンクに押し出されて再使用されるので、塗液が無駄に廃棄されることがない。
図1は、本発明に係る塗液供給装置の1実施例の構造を示した説明図である。
本発明に係る塗液供給装置は、複数の塗液タンクを有することを特徴としているが、本実施例では、塗液タンクが2つの場合について示してある。以下の説明は図1に基づいて説明する。図1において塗液タンク1は、これから切替作業を開始する新しい塗液タンクであり、塗液タンク2は現在送液中の塗液タンクである。塗液タンク1と塗液タンク2は、同じ構造を有している。
塗液タンク2には、同様にして塗液供給配管19と、加圧ガス供給配管21と、気泡除去配管13が、それぞれ接続手段8a、8c、8bによって気密に接続されている。
また塗液タンク2の加圧ガス供給配管21も同様にして、加圧ガス供給源17から塗液タンク加圧バルブ11を経由し、塗液タンク圧力解放バルブ12を分岐した後、接続手段8cによって塗液タンク2に接続されている。
加圧ガスとしては、クリーンエアーか窒素ガスを用いることが一般的であるが、塗液の変質を防ぐ観点からは、不活性な窒素ガスの方が好ましい。
また、塗液タンク2の気泡除去配管14も同様にして、塗液供給配管19の、接続手段8aと塗液供給バルブ9の中間であって、塗液供給バルブ9の直前から分岐して、気泡除去バルブ10を経由して塗液タンク1に接続されている。
図2に示した塗液供給装置は、図1に示した塗液供給装置に塗液タンク30を追加したものであり、3つの塗液タンクは、すべて同じ構造となっているので、個々の説明は省略する。
このような構造を有することにより、3つの塗液タンクはそれぞれ同等の関係になるので、3つの塗液タンクを順番に切り替えていくことができる。なお、切替時の気泡除去操作では、気泡の混入した塗液を現在使用していない塗液タンクに排出することができるので、塗液供給配管への気泡の混入を未然に防止する観点からは、より好ましい。
現在は、塗液タンク2から塗液が供給されており、塗液は塗液供給配管19、塗液供給バルブ9、塗液供給配管16を経由して、塗液供給ポンプ15によって塗工機に送液されている。
塗液タンクの切替に当たっては、新しい塗液タンクとして塗液タンク1を所定の場所にセットし、塗液供給配管18と、加圧ガス供給配管20と、気泡除去配管14を、それぞれ接続手段3a、3c、3bによって接続する。この時、塗液供給配管18の中には、空気が存在しているので、このまま塗液タンクを切り替えると、空気が塗液に混入することになるため、気泡除去操作を実施する。なお塗液供給バルブ4は、閉じた状態になっている。
気泡除去配管13は、塗液供給バルブ4の直前から分岐しているので、この時、塗液供給バルブ4の周辺の空気はすべて塗液によって押し出され、配管内には残留しない。この後、気泡除去バルブ5と塗液タンク加圧バルブ6を閉じ、塗液タンク圧力解放バルブ7を開いて圧力を解放すると、切替準備が完了する。
この間、塗液の供給が中断することはなく、従って塗工機の運転を休止する必要もない。なお各塗液タンクの塗液量は、液面センサーによって常に監視することにより、切替のタイミングを的確に判断することが可能となる。
することができる。
以上によって、一連の動作を完了し、以後はこの動作の繰り返しとなる。
一連のバルブ操作は、手動によっても十分可能であるが、各バルブを制御する制御装置を設置して、自動的に行っても良い。制御装置としては、高価なコンピューターを使用しなくても簡単なシーケンサーによって十分制御可能であるので、機構全体に要するコストは、低く抑えることが可能である。
2・・・塗液タンク
3a〜3c・・・接続手段
4・・・塗液供給バルブ
5・・・気泡除去バルブ
6・・・塗液タンク加圧バルブ
7・・・塗液タンク圧力解放バルブ
8a〜8c・・・接続手段
9・・・塗液供給バルブ
10・・・気泡除去バルブ
11・・・塗液タンク加圧バルブ
12・・・塗液タンク圧力解放バルブ
13・・・気泡除去配管
14・・・気泡除去配管
15・・・塗液供給ポンプ
16・・・塗液供給配管
17・・・加圧ガス供給源
18・・・塗液供給配管
19・・・塗液供給配管
20・・・加圧ガス供給配管
21・・・加圧ガス供給配管
30・・・塗液タンク
31a〜31c・・・接続手段
32・・・塗液供給バルブ
33・・・気泡除去バルブ
34・・・塗液タンク加圧バルブ
35・・・塗液タンク圧力解放バルブ
36・・・気泡除去配管
37・・・塗液供給配管
38・・・加圧ガス供給配管
Claims (2)
- 塗工装置に塗液を供給する塗液供給装置であって、複数の塗液タンクを有し、各塗液タンクには、塗工装置に塗液を供給する塗液供給配管と、塗液タンク内部を加圧するガスを導入する加圧ガス供給配管と、他の塗液タンクから気泡の混入した塗液を受け入れる気泡除去配管が、それぞれ接続手段によって気密に接続されており、各塗液供給配管は、各塗液タンクに接続されて塗液タンクの底部から塗液を吸い上げる構造を有し、各塗液供給配管は、それぞれ塗液供給バルブを経由した後、1本に合流し、塗液供給ポンプを経て塗工装置に接続されており、加圧ガス供給配管は、加圧ガス供給源からそれぞれ塗液タンク加圧バルブを経由し、それぞれ塗液タンク圧力解放バルブを分岐した後、各塗液タンクに接続されており、気泡除去配管は各塗液供給配管の、接続手段と塗液供給バルブの中間の、塗液供給バルブの直前から分岐して、それぞれ気泡除去バルブを経由して他の塗液タンクに接続されていることを特徴とする塗液供給装置。
- 請求項1に記載の塗液供給装置を用いて塗液を供給する方法であって、1つの塗液タンクから塗液の供給を開始するにあたり、予め該塗液タンクの塗液タンク圧力解放バルブを閉じ、気泡除去バルブを解放した後、塗液タンク加圧バルブを開いて、塗液タンク内を加圧し、内部の塗液を塗液供給配管から押し出し、配管経路内の空気と共に気泡除去配管を経由して、他の塗液タンク内に排出することにより、塗液タンクから塗液供給バルブの間の空気を予め除去しておき、しかる後に該塗液タンクの気泡除去バルブを閉じ、塗液タンク加圧バルブを閉じ、塗液タンク圧力解放バルブを開いて該塗液タンク内を大気解放した後、塗液供給バルブを開いて塗液の供給を開始することを特徴とする塗液供給方法。
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