JP5162950B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動車両のモータを制御するモータ制御装置に関する。
ハイブリッド電気自動車、電気自動車、燃料電池自動車などの電動車両は、駆動源として駆動用モータ(電動機)を備える。駆動用モータは交流電流で駆動する交流モータであり、当該交流モータを直流電流で駆動する場合にはPWMインバータなどの電力変換装置が必要である。駆動用モータは、PWMインバータなどの電力変換装置において、高周波でのスイッチングにより大電力を対象とする電力変換が行われるため、パワートランジスタが加熱するおそれがある。したがって、駆動用モータの制御を行う際には、パワートランジスタの加熱を防止する対策が必要である。
特許文献1には、インバータ電流が所定の下限電流値より小さい場合には、PWM(パルス幅変調)信号のキャリア周波数、すなわちパワートランジスタのスイッチング周波数を高く設定し、インバータ電流が所定の上限電流値より大きい場合には、キャリア周波数を低く設定し、インバータ電流が、下限電流値と上限電流値との中間にある場合には、周波数の急激な変化による異音の発生を避けるために、所定の一次関数を用いた制御を行う技術が開示されている。
特許文献2には、モータの回転数が低くトルクが高い場合はキャリア周波数を低く設定し、パワートランジスタやモータの発熱を抑制する技術が開示されている。また、特許文献2には、回転数が高い場合、キャリア周波数を高く設定することで制御を安定させるが、回転数が低くない場合でもトルクが高いときには、キャリア周波数を低く設定し、パワートランジスタの発熱を抑制する技術が開示されている。
特許文献3には、インバータが、エンジンの始動時に低いキャリア周波数でPWM制御され、車両空調用コンプレッサなどの所定の車載機器の駆動時には高いキャリア周波数でPWM制御する技術が開示されている。
特開平5−115106号公報 特開2002−10668号公報 特開2002−153096号公報
上記の通り、モータの回転数が低い場合には、一般にインバータ電流によりパワートランジスタが加熱するおそれがあるため、低いキャリア周波数でインバータはPWM制御される。電動車両の始動時においても、始動直後はモータの回転数が低いため、インバータは低いキャリア周波数で制御される。
しかし、始動時に回転数が低い時間はごく短時間であり、始動直後に回転数は高くなり、キャリア周波数は始動直後に高い周波数に切り替えられ、インバータが制御されることになる。ところが、始動時の低いキャリア周波数でインバータが駆動される際に発生するリプル電流によってモータが異音を発生することがある。
本発明は、電動車両のモータを制御するモータ制御装置において、モータの駆動により発生する異音を抑制することを目的とする。
本発明に係るモータ制御装置は、電動車両の駆動源となるモータに電力を供給するPWMインバータに対して所定のキャリア周波数のパルス変調信号を供給する信号供給部と、前記モータの回転数が所定の基準回転数より低く、かつ前記PWMインバータに入力されるインバータ電流が所定の第1基準電流値よりも大きいという条件を満たす場合、前記キャリア周波数を、前記条件を満たさない場合よりも低くなるように設定するキャリア周波数設定部と、前記インバータ電流が所定期間以上継続して所定の電流値範囲に含まれる場合、前記第1基準電流値を、前記第1基準電流値より低い第2基準電流値に変更する基準電流値変更部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るモータ制御装置の1つの態様では、前記基準電流値変更部は、前記モータが始動してから所定期間経過後は、前記インバータ電流の大きさによらず、前記第1基準電流値を前記第2基準電流値に変更することを特徴とする。
本発明に係るモータ制御装置は、電動車両の駆動源となるモータに電力を供給するPWMインバータに対して所定のキャリア周波数のパルス変調信号を供給する信号供給部と、前記モータの回転数が所定の基準回転数より低く、かつ前記PWMインバータに入力されるインバータ電流が所定の第1基準電流値よりも大きいという条件を満たす場合、前記キャリア周波数を、前記条件を満たさない場合よりも低くなるように設定するキャリア周波数設定部と、前記電動車両の車両加速度が所定の基準加速度より小さい場合、前記第1基準電流値を、前記第1基準電流値より低い第2基準電流値に変更する基準電流値変更部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るモータ制御装置は、前記基準電流値変更部は、前記モータが始動してから所定期間経過後は、前記車両加速度の大きさによらず、前記第1基準電流値を前記第2基準電流値に変更することを特徴とする。
本発明によれば、例えばモータ始動時に、インバータ電流が所定期間以上継続して所定の電流値範囲に含まれるという条件、あるいは車両の加速度が所定の基準加速度により小さいという条件を満たすまでは、比較的高めのキャリア周波数によりPWMインバータが制御される。よって、比較的低めのキャリア周波数でPWMインバータが制御されるよりもモータの駆動により発生する異音を抑制することができる。
本発明を実施するための最良の形態を具体的に示す実施形態について、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る電動車両の機能ブロックを示す図である。図1において、電動車両は、直流の電源40の放電出力を三相交流に変換するPWMインバータ22と、PWMインバータ22からの三相交流により駆動する駆動源のモータ30と、を備える。PWMインバータ22はパワートランジスタ24を有しており、モータ電子制御ユニット(モータECU)20からスイッチング信号(パルス幅変調信号)を受けてモータ30に駆動電流を送る。
モータECU20は、モータ30の回転数を検出する回転数センサ32からモータ30の回転数、電流センサ26からPWMインバータ22から出力されるインバータ電流I、モータ30から出力させるべきトルクの値であるトルク指令値をハイブリッド電子制御ユニット(ハイブリッドECU)10から入力し、キャリア周波数を演算し、PWMインバータ22へスイッチング信号を出力する。
なお、トルク指令値が大きければ、モータ30に送る駆動電流も大きくなる。ここで、トルク指令値は、ハイブリッドECU10が運転者によるアクセルペダルの踏込量を示すアクセル信号、運転者によるブレーキペダルの踏込量を示すブレーキ信号、運転者が投入したシフト位置を示すシフトポジション信号などを入力して演算する。
また、モータ30の回転数が低く、インバータ電流(つまり、モータ30のトルク)が大きい時にはキャリア周波数は低く、回転数が高くインバータ電流が小さい時にはキャリア周波数は高くなるように演算される。
一般に、モータ30の回転数が所定の基準回転数より低くインバータ電流が所定の基準電流値より大きいという条件を満たす場合には、PWMインバータ22において発生する熱量が大きい場合が多いため、キャリア周波数は通常時のキャリア周波数よりも低く設定される。モータ回転数が低いほどPWMインバータ22のパワートランジスタ24には「直流」に近い電流が流れるため発熱が大きい。そのために低い回転数ほど低いキャリア周波数に切り替わるようにインバータ電流の基準電流値(モータ30のトルク閾値)を低くしなくてはならない。電動車両の始動時においても、上記条件を満たす場合はあるが、モータ30は始動直後にその条件を満たさなくなり、PWMインバータ22が発熱する前に、低く設定されたキャリア周波数は、通常時のキャリア周波数に切り替わることが多い。始動直後に低いキャリア周波数に設定された領域を使いやすく、低いキャリア周波数を用いるとPWMインバータ22の出力電流においてリプル電流が発生しやすい。つまり、低いキャリア周波数によりPWMインバータ22の出力電流の波形が乱れやすい。このリプル電流の発生によりモータ30から異音が発生することがある。一方、モータ30の始動時に短期間のみ上記条件を満たしたとしても、PWMインバータ22において発生する熱量はそれほど大きくない。
そこで、本実施形態では、PWMインバータ22で発生する熱量を抑制しつつ、始動時におけるキャリア周波数の変動を抑制することで、モータ30で発生する異音を抑制する。
モータECU20は、PWMインバータ22やモータ30で継続的に比較的大量に熱が発生しない場合には、モータ30の始動時におけるキャリア周波数を高めに演算する。
より具体的には、モータECU20は、図2Aおよび図2Bに示すように2つのキャリア周波数マップをメモリに保持し、モータ30の回転数およびインバータ電流をパラメータとして、メモリに保持したキャリア周波数マップを参照することで、適宜キャリア周波数を算出する。
図2A、2Bにおいて、縦軸はインバータ電流Iを示し、横軸はモータ回転数Nを示す。キャリア周波数マップは、2つの領域から構成されており、各領域に対応してそれぞれ1つずつキャリア周波数が設定されている。
図2Aにおいて、領域100は、モータ回転数Nが基準回転数Ntより低く、かつインバータ電流Iが第1基準電流値It1よりも大きいという条件(1)を満たす場合の領域であり、キャリア周波数として第1キャリア周波数fc1が割り当てられる。一方、領域102は、条件(1)を満たさない場合の領域であり、キャリア周波数として第1キャリア周波数より高い第2キャリア周波数fc2(fc1<fc2)が割り当てられる。
また、図2Bにおいて、領域100’は、モータ回転数Nが基準回転数Ntより低く、かつインバータ電流Iが第2基準電流値It2よりも大きいという条件(2)を満たす場合の領域であり、キャリア周波数として第1キャリア周波数fc1が割り当てられる。
つまり、図2Aに示すキャリア周波数マップよりも、図2Bに示すキャリア周波数マップのほうが、第1キャリア周波数fc1となるキャリア電流Iの条件が高く設定されている。よって、モータECU20が、インバータ電流Iとモータ回転数Nとをパラメータとして、キャリア周波数を決定する場合、図2Bに示すキャリア周波数マップを参照したほうが第2キャリア周波数fc2をキャリア周波数として決定する確率が高い。そのため、モータECU20は、図2Bに示すキャリア周波数マップを参照するほうが、比較的高めのキャリア周波数によりPWMインバータ22を制御することができる。したがって、モータ30へ流れるインバータ出力電流に含まれるリプル電流が少なくなるため、異音の発生を抑制することができる。しかし、キャリア周波数を高めに設定すると、モータ30の回転数やトルクの大きさによってはPWMインバータ22において発生する熱量が大きくなるため、モータ30の回転数やトルク(インバータ電流)の大きさによっては、キャリア周波数を低めに設定するほうがよい場合もある。
そこで、本実施形態では、PWMインバータ22において発生する熱量を考慮して、モータ30の回転数やインバータ電流の大きさが同じでも、キャリア周波数の大きさを変更する。つまり、モータECU20が参照するキャリア周波数マップを変更する。
より具体的には、モータ30が始動してから所定期間経過するまでの間であって、インバータ電流が所定期間継続して所定の電流値範囲に含まれない(つまり、図3Aに示すようにインバータ電流がある程度の変動をもって推移する)場合には、PWMインバータ22において比較的発生する熱量が少ないことが予測されるため、モータECU20は、図2Bに示すキャリア周波数マップを参照する。
一方、モータ30が始動してから所定期間が経過する前であっても、インバータ電流が所定期間継続して所定の電流値範囲に含まれる(つまり、図3Bに示すようにインバータ電流が電流値範囲200の付近において大きな変動なく推移する)場合は、PWMインバータ22において比較的発生する熱量が多いことが予想される。よって、モータECU20は、第2キャリア周波数マップの代わりに図2Aに示す第1キャリア周波数マップを参照する。
また、モータ30が始動してから所定期間が経過後は、インバータ電流が所定期間継続して所定の電流値範囲に含まれない場合でも、短期間に発生した熱が徐々に蓄積されることで、PWMインバータ22において発生する熱量が結果的に多くなることが予想される。よって、モータECU20は、モータ30が始動してから所定期間が経過後は、インバータ電流の大きさによらず、図2Aに示す第1キャリア周波数マップを参照する。
図4は、本実施形態において、モータ30の始動時にモータECU20が参照するキャリア周波数マップを設定する際の手順を示すフローチャートである。
図4において、モータECU20は、ハイブリッドECU10からモータ始動指示を検知すると(S100)、メモリからまず図2Bに示す第2キャリア周波数マップを読み出し、参照対象のマップとして設定する(S102)。つまり、モータECU20は、まず第2キャリア周波数マップを参照して、インバータ電流Iとモータ回転数Nとに基づいて、順次キャリア周波数を算出する。次いで、モータ始動後、所定の第1期間T1を経過していなければ(ステップS104の判定結果が、否定「N」)、モータECU20は、インバータ電流Iが、所定の第2期間T2(T2<T1)継続して所定の電流範囲に含まれるか否かを判定する(S106)。判定の結果、含まれない場合には(S106の判定結果が、否定「N」)の場合には、ステップS104に戻る。
一方、所定の第1期間T1を経過した後(ステップS104の判定結果が、肯定「Y」)、もしくは、インバータ電流Iが、所定の第2期間T2継続して所定の電流範囲に含まれる場合(ステップS106の判定結果が、肯定「Y」)、モータECU20は、メモリから図2Aに示すような第1キャリア周波数マップを読み出し、参照対象のマップとして第2キャリア周波数マップの代わりに第1キャリア周波数マップを設定する(S108)。
以上の通り、本実施形態では、モータ始動時に、インバータ電流が所定期間以上継続して所定の電流値範囲に含まれるという条件を満たすまでは、比較的高めのキャリア周波数によりインバータを制御することが可能になる。よって、比較的低めのキャリア周波数でインバータが制御されるよりもリプル電流の発生が少ないため、モータの駆動により発生する異音を抑制することができる。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。本変形例では、モータ30の始動直後における電動車両の加速度の大きさによって、参照するキャリア周波数マップを変更する点が、インバータ電流の大きさの変動によりマップを変更する上記の実施形態とは異なる。なお、本変形例における電動車両の機能ブロックは、実施形態における機能ブロックと同様でよいため、説明を省略する。また、本変形例では、モータECU20は、車両の加速度を取得する必要があるが、例えば、モータECU20は、回転数センサ32で検知したモータ30の回転数に基づいて、周知の方法により車両の加速度を算出すればよい。
図5は、本変形例において、モータ30の始動時にモータECU20が参照するキャリア周波数マップを設定する際の手順を示すフローチャートである。
図5において、ステップS106がステップS107に変更されている点が、図4と異なる。
つまり、本変形例では、モータECU20は、モータ始動後、所定の第1期間T1を経過していなければ(ステップS104の判定結果が、否定「N」)、モータECU20は、車両加速度が所定の基準加速度より小さいか否かを判定する(S107)。判定の結果、含まれない場合には(S107の判定結果が、否定「N」)の場合には、ステップS104に戻る。
一方、所定の第1期間T1を経過した後(ステップS104の判定結果が、肯定「Y」)、もしくは、車両加速度が所定の基準加速度以上の場合(ステップS107の判定結果が、肯定「Y」)、モータECU20は、メモリから図2Aに示すような第1キャリア周波数マップを読み出し、参照対象のマップとして第2キャリア周波数マップの代わりに第1キャリア周波数マップを設定する(S108)。
以上、本変形例では、モータ30始動時の車両加速度が基準加速度より小さい場合には、PWMインバータ22において比較的発生する熱量が多いことが予想されるため、モータECU20は、第2キャリア周波数マップの代わりに第1キャリア周波数マップを参照する。
以上、本変形例では、モータ始動時に、車両の加速度が基準加速度より小さいという条件を満たすまでは、比較的高めのキャリア周波数によりインバータを制御することが可能になる。よって、比較的低めのキャリア周波数でインバータが制御されるよりもリプル電流の発生が少ないためモータの駆動により発生する異音を抑制することができる。
本実施形態および変形例における電動車両の機能ブロックを示す図である。 モータECUがモータ回転数とインバータ電流とに基づいてキャリア周波数を演算する際に参照するキャリア周波数マップの一例を示す図である。 モータECUがモータ回転数とインバータ電流とに基づいてキャリア周波数を演算する際に参照するキャリア周波数マップの一例を示す図である。 モータ始動時におけるインバータ電流の時間的な変化について説明するための図である。 モータ始動時におけるインバータ電流の時間的な変化について説明するための図である。 本実施形態において、モータの始動時にモータECUが参照するキャリア周波数マップを設定する際の手順を示すフローチャートである。 本変形例において、モータの始動時にモータECUが参照するキャリア周波数マップを設定する際の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ハイブリッドECU、20 モータECU、22 インバータ、24 パワートランジスタ、26 電流センサ、30 モータ、32 回転数センサ、40 電源。

Claims (4)

  1. 電動車両の駆動源となるモータに電力を供給するPWMインバータに対して所定のキャリア周波数のパルス変調信号を供給する信号供給部と、
    前記モータの回転数が所定の基準回転数より低く、かつ前記PWMインバータに入力されるインバータ電流が所定の第1基準電流値よりも大きいという条件を満たす場合、前記キャリア周波数を、前記条件を満たさない場合よりも低くなるように設定するキャリア周波数設定部と、
    前記インバータ電流が所定期間以上継続して所定の電流値範囲に含まれる場合、前記第1基準電流値を、前記第1基準電流値より低い第2基準電流値に変更する基準電流値変更部と、
    を備えるモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記基準電流値変更部は、前記モータが始動してから所定期間経過後は、前記インバータ電流の大きさによらず、前記第1基準電流値を前記第2基準電流値に変更する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 電動車両の駆動源となるモータに電力を供給するPWMインバータに対して所定のキャリア周波数のパルス変調信号を供給する信号供給部と、
    前記モータの回転数が所定の基準回転数より低く、かつ前記PWMインバータに入力されるインバータ電流が所定の第1基準電流値よりも大きいという条件を満たす場合、前記キャリア周波数を、前記条件を満たさない場合よりも低くなるように設定するキャリア周波数設定部と、
    前記電動車両の車両加速度が所定の基準加速度より小さい場合、前記第1基準電流値を、前記第1基準電流値より低い第2基準電流値に変更する基準電流値変更部と、
    を備えるモータ制御装置。
  4. 請求項3に記載のモータ制御装置において、
    前記基準電流値変更部は、前記モータが始動してから所定期間経過後は、前記車両加速度の大きさによらず、前記第1基準電流値を前記第2基準電流値に変更する、
    ことを特徴とするモータ制御装置。
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