JP5162350B2 - 材料供給方法及び材料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給方法及び材料供給装置に関する。
フィルム状基材の両側に金属箔を配置した3層のシート状材料をラミネート成形する装置としては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。この装置は、フィルム状基材である1枚のポリイミドフィルムと、金属箔である2枚の銅箔を、互いに重ね合わせて3層とした状態でロール状に巻き取って積層ロールを形成しておき、この積層ロールから、3層状態のシート状材料を巻き出してラミネート成形機に投入するものである。
このように、あらかじめ3枚の材料を重ね巻きした積層ロールを形成しておくことにより、3枚の材料をそれぞれ個別にロール状に巻き取った状態から、各材料を個別に巻き出してラミネート成形機に投入する装置に対し、生産効率を高めることができる。
特開2008−6610号公報
しかしながら、積層ロールから複数積層した状態のシート状材料を巻き出してラミネート成形機に投入する場合には、積層ロール状態の各シート状材料の周長差により外側のシート材料ほど巻き出し量が長くなるため、そのままの状態でラミネート成形機に投入すると、巻き出し量の増加に伴って外側のシート材料の弛みが徐々に大きくなり、この弛みによってラミネート成形品に皺や折れなどが発生しラミネート成形品の品質悪化を招く。
このため、上記した引用文献1には、複数のシート状材料相互の周長差による外側材料の緩みを防止する手段を設ける点も開示されているが、単に重ね合わせた状態の複数のシート状材料の先端部をラミネート成形機に投入したのでは、各シート状材料相互の分離や乱れが発生し、シート状材料の弛みを安定的に抑えることが困難となる。
そこで本発明は、積層ロールからシート状材料を巻き出してラミネート成形機に投入する際に、各シート材料相互の分離や乱れを抑えてシート状材料の弛みを安定的に抑えることを目的としている。
請求項1の発明は、複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給方法であって、前記積層ロールから各シート状材料を個別に分離して巻き出し、この巻き出した各シート状材料の最も内側のシート状材料を除く他のシート状材料を分離ローラに掛け渡した後、前記他のシート状材料に対して張力を付与する張力付与ローラに掛け渡し、前記張力付与ローラから引き出した前記他のシート状材料及び前記最も内側のシート状材料のそれぞれの端部を互いに重ね合わせ、この重ね合わせた端部を折り曲げて固定端部を形成し、前記各シート状材料の前記積層ロールから前記固定端部までのそれぞれの引き出し長さを、前記積層ロールから前記ラミネート成形機の材料投入口までの前記各シート状材料のそれぞれの搬送経路に対応する長さ寸法とすることを特徴とする。
請求項2の発明は、複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給方法であって、前記積層ロールから各シート状材料を個別に分離して巻き出し、この巻き出した各シート状材料の最も内側のシート状材料を除く他のシート状材料を分離ローラに掛け渡した後、前記他のシート状材料に対して張力を付与する張力付与ローラに掛け渡し、前記張力付与ローラから引き出した前記他のシート状材料及び前記最も内側のシート状材料のそれぞれの端部を互いに重ね合わせ、この重ね合わせた端部を加熱圧着して固定端部を形成し、前記各シート状材料の前記積層ロールから前記固定端部までのそれぞれの引き出し長さを、前記積層ロールから前記ラミネート成形機の材料投入口までの前記各シート状材料のそれぞれの搬送経路に対応する長さ寸法とすることを特徴とする。
請求項3の発明は、複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給装置であって、前記積層ロールから個別に分離して巻き出した各シート状材料の最も内側のシート状材料を除く他のシート状材料を、前記積層ロールにおける巻き方向と逆方向に引き出すよう分離してガイドする分離ローラと、この分離ローラから引き出したシート状材料を前記積層ロールにおける巻き方向と同方向にガイドして引き出すとともに、該シート状材料に対して前記分離ローラとの間で張力を付与する張力付与ローラと、この張力付与ローラから引き出した前記他のシート状材料及び前記最も内側のシート状材料のそれぞれの端部を互いに重ね合わせて固定する固定手段とを有し、この固定手段は、前記各シート状材料の前記積層ロールから前記重ね合わせて固定した端部までのそれぞれの引き出し長さが、前記積層ロールから前記ラミネート成形機の材料投入口までの前記各シート状材料のそれぞれの搬送経路に対応する長さ寸法となるよう固定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載の材料供給方法であって、前記重ね合わせた端部付近の各複数のシート状材料の幅を互いに揃えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2に記載の材料供給方法であって、前記複数のシート状材料の端部相互を折り曲げて加熱圧着することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の材料供給方法であって、前記複数のシート状材料は、フィルム状基材の両側に金属箔を備えた少なくとも3枚からなり、前記フィルム状基材の先端を前記両金属箔の先端よりも突出させ、前記複数のシート状材料の端部を折り曲げて重ね合わせたときに、前記突出させたフィルム状基材の先端を内側に折り曲げて、金属箔相互間に介在させることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1,2,4,5,6のいずれか1項に記載の材料供給方法であって、前記複数のシート状材料は、フィルム状基材の両側に金属箔を備えた少なくとも3枚からなり、前記分離ローラ及び張力付与ローラは、前記フィルム状基材とその外側の金属箔に対応してそれぞれ設けられ、前記各張力付与ローラは、一端側を支点として回動する回動アームの他端側にそれぞれ取り付けられ、前記複数のシート状材料の端部を重ね合わせて前記固定端部を形成するときに、前記各回動アーム相互の間隔を保持し、その後前記固定端部を前記ラミネート成形機に投入するときに、前記各回動アーム相互の間隔保持を解除することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1,2,4〜のいずれか1項に記載の材料供給方法であって、前記複数のシート状材料の固定端部をラミネート成形機に投入するときに、複数のシート状材料のうち最も内側に位置するシート状材料に張力を付与することを特徴とする。
請求項1,2,3の発明によれば、シート状材料の固定端部をラミネート成形機に投入することで、複数のシート状材料の分離や乱れを抑えることができ、張力付与ローラによるシート状材料の弛みをより確実に安定的に抑えた状態で、ラミネート成形機に供給することができる。
また、各シート状材料の重ね合わせた端部を加熱圧着する場合には、折り曲げた場合のような材料の厚さが厚くなることを防止でき、ラミネート成形機の劣化防止にも対応できる。
請求項4の発明によれば、シート状材料がその搬送方向に対して斜め方向に搬送されることを抑制し、皺や折れなどの不具合発生を抑制して、ラミネート成形品の品質を高めることができる。
請求項5の発明によれば、シート状材料の端部を折り曲げた状態で加熱圧着することで、シート状材料相互の接着面積が増大し、複数のシート状材料の分離や乱れをより確実に防止することができ、取り扱い性が向上する。
請求項6の発明によれば、端部を折り曲げて互いに接近させた状態の金属箔同士をフィルム状基材によって接着することができ、シート状材料の固定端部の厚さが増し、こし(剛性)が出て折れにくくなり取り扱い性がさらに向上する。
請求項7の発明によれば、内側のシート状材料がその外側のシート状材料よりも巻き出し量が多くなって張力付与をできなくなることを防止できる。
請求項8の発明によれば、各シート状材料の端部相互を固定した状態で、最も内側に位置するシート状材料の弛みを取ることができ、より高品質なラミネート成形品を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる材料供給装置1を示す正面図、図2は材料供給装置1の一部を省略した斜視図であり、この材料供給装置1を利用して、図2に示すように、ラミネート成形機としてのラミネート成形装置3に複数のシート状材料5(5a,5b,5c)を投入(供給)する。なお、図3では、2台の材料供給装置1を用いる形態を示しているが、さらに3台、4台と増やすこともでき、また1台のみであってもよい。
複数のシート状材料5は、互いに重ね合わせた状態で巻芯7にロール状に巻き取って積層ロール9を形成し、この積層ロール9からそれぞれのシート状材料5を後述する方法で個別に引き出し、その各端部を折り曲げることによって重ね合わせた状態で、ラミネート成形装置3に投入する。
積層ロール9は、図4に示すように、長尺帯状の複数のシート状材料5a,5b,5cを積層した状態で巻芯7にロール状に巻き取ることで形成している。この積層ロール9を製造するための図4に示す積層ロール製造装置11は、各シート状材料5a,5b,5cがそれぞれ別々にロール状に巻き取られた単層ロール13a,13b,13cを軸支する単層ロール支持部15a,15b,15cと、各単層ロール13a,13b,13cからのシート状材料5a,5b,5cを積層した状態で巻き取るための巻芯7を支持する積層ロール支持部17と、を主な構成要素として備える。
なお、この例では、複数のシート状材料5a,5b,5cは3枚で、銅箔5a,ポリイミドフィルム5b,及び銅箔5cからなる(以後、符号5a,5b,5cは、必要に応じてシート状材料と、ポリイミドフィルム及び銅箔との双方を、適宜使い分ける)。すなわち、ここでの複数のシート状材料は、フィルム状基材の両側に金属箔を備えた少なくとも3枚からなる。そのため、図5に示す積層材料の製造装置19で製造される積層材料21は、ポリイミドフィルム5bの両面が銅箔5a,5cとなる両面銅箔積層板(ラミネートシート)となる。
もちろん、複数のシート状材料は、1枚のフィルム状基材と、1枚の金属箔からなる2枚で構成されるものでもよく、また材質についてもポリイミドフィルムと銅箔に限定されるものではなく、ラミネート成形する上で考えられる各種材質を用いることができる。
図5に示す積層材料の製造装置19は、材料供給設備23と、前記したラミネート成形装置3と、製品巻取装置27と、を備えて構成されている。
材料供給設備23は、複数(ここでは2個)の積層ロール9から多層ワーク29(複数のシート状材料5a,5b,5cを積層したもの)を巻き出してラミネート成形装置3の材料投入口3aに投入して供給するものである。このラミネート成形装置3は、公知のラミネート成形装置により構成され、材料供給設備23からの多層ワーク29を加熱圧着しつつ通過させることにより該多層ワーク29を構成する複数のシート状材料5a,5b,5c同士を熱溶着(ラミネート成形)して積層材料21とするものであり、このようにしてラミネート成形した積層材料21を、製品巻取装置27で巻き取る。
なお、シート状材料5a,5b,5cが上述の材質の場合、ラミネート成形装置3による加熱圧着処理は、圧力20〜80[bar]、温度180〜400[℃]、時間1〜10[分]の範囲内で行うことが望ましい。
図6は、3枚のシート状材料5a,5b,5cをラミネート処理する際の溶着原理を示す。図6(a)のように、溶着前のシート状材料5a,5b,5cをラミネート成形装置3に投入することで、材料投入口3aで若干の予熱を加える。その後、加熱ゾーンでPI(ポリイミド)フィルム表面の熱可塑性層TP1を軟化させ、この軟化させた熱可塑性層TP1をCu(銅)のマット処理面に押し込み、その状態で冷却ゾーンにて高圧下で冷却して図6(b)の積層材料21を得る。
次に、本発明の特徴部分である材料供給設備23について説明する。
ここで、多層ワーク29は複数のシート状材料5a,5b,5c(厚さはそれぞれt1,t2,t3とする)により形成されているため、積層ロール9から巻出した際に、外側のシート状材料5cは中間のシート状材料5bよりも1周あたり2π×(t2)/2だけ長く巻き出されるとともに、内側のシート材料5aに対しては1周あたり2π×(t2+t3)/2だけ長く巻き出されることとなる。
そのため、ラミネート成形装置3に多層ワーク29を投入する際、ラミネート成形装置3の材料投入口3aにおいてシート状材料5a,5b,5cが精度よく積層されずに皺などが発生して、積層材料21の成形不良を引き起こす可能性がある。そこで、このような不具合が発生することを防止するために、本実施形態の材料供給設備23における材料供給装置1は、周長差吸収機構30を備えている。
ここでは、上記した周長差吸収機構30を備える材料供給装置1は、前記図3に示したように2台使用している。この材料供給装置1は、図1,図2に示すように、巻芯7の軸方向(図1中で紙面に直交する方向)両端を回転可能に支持する一対の側板31を備え、この一対の側板31相互間に積層ロール9が配置される。
なお、積層ロール9は前記図4に示してある積層ロール支持部17から取り外した後、一対の側板31相互間に取り付けるが、この一対の側板31への取り付け方法としては、例えば側板31の一側部にU字状の開口部を設け、この開口部から巻芯7の端部を入り込ませ、その後開口部を別の閉じ部材によって閉塞すればよい。図4の積層ロール支持部17への巻芯7の取り付け及び取り外しについても同様の構造でよい。
図1に示すように、積層ロール9をセットした一対の側板31は、下部に設けた脚部33を介して床面に設置される。この設置状態で一対の側板31の図1中で右側の側部の上部には、2本の分離ローラ35,37を、上下方向に並べて回転可能に取り付けてある。
上部の分離ローラ35は、中間のポリイミドフィルム5bを、積層ロール9における巻き方向と逆方向に引き出すよう多層ワーク29から分離してガイドし、下部の分離ローラ37は、外側の銅箔5cを、積層ロール9における巻き方向と逆方向に引き出すよう多層ワーク29から分離してガイドする。
上記した下部の分離ローラ37のさらに下方の一対の側板31には、アーム支持ピン39を介して一端側が回転可能に支持される回動アームとしての一対のローラ支持アーム41を取り付け、この一対のローラ支持アーム41の先端の他端側相互間には張力付与ローラ43を回転可能に取り付ける。
この張力付与ローラ43は、分離ローラ35から引き出したポリイミドフィルム5bを、積層ロール9における巻き方向と同方向にガイドして引き出すとともに、該ポリイミドフィルム5bに対して前記分離ローラ35との間で張力を付与する。
上記したアーム支持ピン39のさらに下方の一対の側板31には、アーム支持ピン45を介して一端側が回転可能に支持される一対のローラ支持アーム47を取り付け、この一対のローラ支持アーム47の先端の他端側相互間には張力付与ローラ49を回転可能に取り付ける。
この張力付与ローラ49は、分離ローラ37から引き出した銅箔5cを、積層ロール9における巻き方向と同方向にガイドして引き出すとともに、該銅箔5cに対して前記分離ローラ37との間で張力を付与する。
ここで、ポリイミドフィルム5bに対応する分離ローラ35と張力付与ローラ43との間隔は、外側の銅箔5cに対応する分離ローラ37と張力付与ローラ49との間隔より狭くしている。
上記した張力付与ローラ43,49がシート状材料5b,5cを押し付ける方向に向けてローラ支持アーム41,47が回転するように、これら各ローラ支持アーム41,47が付勢手段によって付勢されている。
本実施形態の付勢手段は、ローラ支持アーム41,47の先端付近に一端を連結したワイヤ51,53を、電動モータ55で駆動するスライダ57で引っ張る構造である。すなわち、電動モータ55にはねじ棒59を連結し、ねじ棒59に、ボールガイドナットで構成される前記したスライダ57を螺合させる。そして、このスライダ57に前記した各ワイヤ51,53の他端を連結する。また、一対の側板31の角部には、ワイヤガイドローラ61を回転可能に設け、このワイヤガイドローラ61に各ワイヤ51,53をガイドさせる。
ここで、前述したように外側の銅箔5cとその内側に位置するポリイミドフィルム5bとでは周長差によって巻き出し量が異なるので、対応する2本のローラ支持アーム41,47の回転角度も変化させる必要がある。そのため、本実施形態では、1つのスライダ57の移動によって回転する2本のローラ支持アーム41,47と2本のワイヤ51,53との連結部63,65と、ローラ支持アーム41,47の回転中心(アーム支持ピン39,45)との距離を異ならせている。
すなわち、外側のシート状材料5cに対応するアーム支持ピン45と連結部65との距離を、内側のシート状材料5bに対応するアーム支持ピン39と連結部63との距離より短くすることで、外側のシート状材料5cに対応するローラ支持アーム47の回転角度が、内側のシート状材料5bに対応するローラ支持アーム41の回転角度より大きくなるようにしている。
なお、本発明では、上記した付勢手段は、電動モータ55に限らず、バネ部材やエアシリンダなど様々な形態で実現されうる。
次に、上記したような周長差吸収機構30を備えた材料供給装置1における、シート状材料5a,5b,5cのラミネート成形装置3へ供給する前段階(前工程)での端部処理について説明する。
まず、前記図4に示した積層ロール製造装置11によって製造した積層ロール9から、多層ワーク29を巻き出した後、図7(a)に示すように、3枚のシート状材料5a,5b,5cを個別に分離する。その後、図7(b)に示すように、最も内側の銅箔5aをそのまま上方に向けて引き出す。
続いて、中間のポリイミドフィルム5bを、図7(c)に示すように、分離ローラ35及び張力付与ローラ43を介して銅箔5aと同方向に引き出し、さらに図7(d)に示すように、外側の銅箔5cを分離ローラ37及び張力付与ローラ49を介して銅箔5a及びポリイミドフィルム5bと同方向に引き出す。
そして、図1に示すように、一対の側板31上に設置した作業台67に、上記のようにして引き出した3枚のシート状材料5a,5b,5cの各端部を互いに重ね合わせて折り曲げる。
このとき、作業台67に載せた内側の銅箔5aの上に中間のポリイミドフィルム5bを載せ、さらにその上に、外側の銅箔5cを載せる。そして、この3枚のシート状材料5a,5b,5cの互いに重ね合わせた各端部を上記したように折り曲げ、各端部相互を固定する固定端部69を形成する。このとき、シート状材料5a,5b,5cの幅を互いに揃えておく。
ここで、積層ロール9から多層ワーク29を引き出す当初は、先端がほぼ同一位置となっている。このため、図1のように3枚のシート状材料5a,5b,5cの引き出し経路(搬送経路)が互いに異なっていると、これら3枚のシート状材料5a,5b,5cの各端部を重ね合わせる際には、引き出し経路の最も長い外側の銅箔5cの端部を作業台67まで引き出すために、それより引き出し経路の短いシート状材料5b,5cは余分に引き出す必要がある。そして、このシート状材料5b,5cの余分に引き出した部分については、適宜切断するなどして各端部の先端相互を揃えることになる。
このとき、図1に示すように2本のローラ支持アーム41,47は、図1に示すように、先端側が右斜め上方に向いた状態で互いにほぼ平行とする。また、この状態で各ワイヤ51,53はほぼ弛みがない張った状態とし、また電動モータ55は停止状態とする。
そして、上記図1のようにして3枚のシート状材料5a,5b,5cの各端部を互いに固定して固定端部69を形成した状態の材料供給装置1を、作業台67を外した状態で、図3に示すように、ラミネート成形装置3の材料投入口3a近傍にセットする。このセット作業は、図3中で紙面に直交する方向の一方側に設置してある図示しない取付壁部に着脱可能に取り付ける構成とする。
この際、本実施形態では、2台の材料供給装置1を使用しており、図3に示す下部の材料供給装置1は、図1に示す材料供給装置1を図1中で時計回り方向に90度回転させた状態とし、上部の材料供給装置1については、同様に90度回転させた状態から、上下方向に180度回転させて表裏を入れ替えた状態とする。
上記2台の材料供給装置1を図3のようにセットしたら、それぞれの固定端部69をラミネート成形装置3の材料投入口3aに投入する。このときラミネート成形装置3は連続して稼動したままであり、この稼動状態、つまり材料投入口3aにある一対のローラ71が回転している状態で固定端部69を投入する。
なお、このとき、最も内側に位置する銅箔5aに弛みが出ないように、図1の固定端部69を形成する際に銅箔5aの引き出し経路の長さを決めておく。具体的には、作業台67の図1中の左右方向位置を変えることで、銅箔5aの引き出し経路(長さ)を変更できる。
また、上記した内側の銅箔5aに弛みが出ないようにするために、図1,図3において、L02−L01>L12−L11,L03−L02>L13−L12とする。ここで、L01は、図3における積層ロール9の巻き出し位置Aとラミネート成形装置3の一対のローラ71相互間位置Bとの間の銅箔5aの長さ、L02は、図3における張力付与ローラ43と上記位置Bとの間のポリイミドフィルム5bの長さ、L03は、図3における張力付与ローラ49と上記位置Bとの間の銅箔5cの長さである。一方、L11は、図1における積層ロール9の巻き出し位置Cと作業台67の角部Dとの間の銅箔5aの長さ、L12は、図1における張力付与ローラ43と上記角部Dとの間のポリイミドフィルム5bの長さ、L13は、図1における張力付与ローラ49と上記角部Dとの間の銅箔5cの長さである。
固定端部69の材料投入口3aへの投入後は、電動モータ55を駆動して外側2枚のシート状材料5b,5cに張力を付与してセット時に発生している弛みを取り、これにより3枚のシート状材料5a,5b,5cの互いの周長差を吸収することになる。その後は、図3中で上下一対の3枚のシート状材料5a,5b,5cが、ラミネート成形装置3によって連続して搬送されつつラミネート処理がなされる。
そして、積層ロール9からの各シート状材料5a,5b,5cの巻き出しがほぼ完了した時点で、2本のローラ支持アーム41,47が例えば図3に二点鎖線で示す位置まで回転変位して、積層ロール9の1個分の各シート状材料5a,5b,5cの周長差を吸収する。
なお、本実施形態では、各シート状材料5a,5b,5cの積層ロール9から固定端部69までのそれぞれの引き出し長さを、積層ロール69からラミネート成形装置3の材料投入口3aまでの各シート状材料a,5b,5cのそれぞれの搬送経路に対応(依存)する適切な長さ寸法としてある。
このように、本実施形態によれば、積層ロール9から多層ワーク29を引き出す際に発生する、3枚のシート状材料5a,5b,5cの周長差を、2本のローラ支持アーム41,47を徐々に回転させることで吸収し、最も内側に位置する銅箔5aに対して巻き出し量が多い外側2枚のシート状材料5b,5cの弛みを抑えることができる。
その際、本実施形態では、各シート状材料5a,5b,5cの端部を折り曲げて固定端部69を形成した状態で材料投入口3aに投入するので、端部が分離したり乱れたりすることなく、その直後の電動モータ55の作動に基づくローラ支持アーム41,47の回転による張力付与を安定して実施することができ、周長差を確実に吸収することができる。
このように周長差吸収機構30を安定して作動させて、3枚のシート状材料5a,5b,5cの弛みを抑えることで、皺や折れなどの不具合発生を抑制でき、ラミネート成形品の品質を高めることができる。
また、本実施形態では、シート状材料5a,5b,5cの端部を折り曲げるという単純な作業で、3枚のシート状材料5a,5b,5cの端部を固定することができる。
さらに、本実施形態によれば、上記重ね合わせる際に幅を揃えることで、シート状材料5a,5b,5cがその搬送方向に対して斜め方向に搬送されることを抑制し、皺や折れなどの不具合発生をより確実に抑制して、ラミネート成形品の品質をより高めることができる。
なお、各シート状材料5a,5b,5cのうち、特に中間と外側の各シート状材料5b,5cは、分離ローラ35,37及び張力付与ローラ43,49をそれぞれ通すので、端部が幅方向にずれやすく、そのため上記のようにして端部を重ね合わせる際に幅を揃えることは有効である。
図8は、本発明の第2の実施形態に係わる材料供給装置1を示す正面図である。第2の実施形態は、3枚のシート状材料5a,5b,5cの各端部を重ね合わせて形成する固定端部69を加熱により接着している。
すなわち、加熱手段であるヒータ73の先端の温度上昇するコテ75上に、前記3枚のシート状材料5a,5b,5cの折り曲げた端部を載せ、その上から、加圧ヘッド77を押し付けることで、中間のポリイミドフィルム5bの熱可塑層を軟化させてその両側の銅箔5a,5cに接着させる。上記したヒータ73や加圧ヘッド77によって固定手段78を構成している。
加圧ヘッド77は揺動アーム79の先端に取り付け、揺動アーム79は支持部材81を介して揺動支持軸83を中心として揺動する。揺動支持軸83は、ヒータ73に対してブラケット84を介して回転可能に取り付けられ、このブラケット84よりも先端側に設けた加圧スプリング85によって揺動アーム79を図8中で時計回り方向に回転させ、これにより加圧ヘッド77が前記重ね合わせた固定端部69を加圧することになる。
揺動アーム79の基端側には操作部87を設け、操作部87を矢印Eで示すように押し付けることで、揺動アーム79を反時計回り方向に揺動させて加圧ヘッド77による固定端部69への加圧状態を解除する。
なお、加圧ヘッド77の固定端部69に対する加圧力は、ラミネート成形装置3における溶着時の加圧力より充分低いものとし、これにより、材料の溶融による炭化を抑制し、ラミネート成形装置3への材料投入時に製品への異物混入を防いでいる。
上記したように、3枚のシート状材料5a,5b,5cの各端部を固定する際に、加熱により接着することで、互いに重ね合わせたシート状材料5a,5b,5cの端部をラミネート成形装置3に投入する際に、各シート状材料5a,5b,5cの分離や乱れを、単に折り曲げた場合に比較してより確実に防止することができる。
また、上記したように3枚のシート状材料5a,5b,5cの端部を加熱圧着する場合には、折り曲げた場合のような積層材料の厚さが厚くなることを防止でき、ラミネート成形装置3の劣化防止にも対応できる。
また、図9(a)に示すように、3枚のシート状材料5a,5b,5cの各端部を折り曲げる際に、複数回(ここでは3回)蛇行するように折り曲げた状態で、前記第2の実施形態のように加熱により接着することで、図9(b)のように、接着部89が3箇所以上となり、複数のシート状材料5a,5b,5c相互のずれをより確実に防止することができ、取り扱い性が向上して、ラミネート成形装置3への投入作業も容易となる。
また、図10に示すように、ポリイミドフィルム5bの先端を両銅箔5a,5cの先端よりも突出させてフィルム突出部5b1を形成し、3枚のシート状材料5a,5b,5cの端部を折り曲げて重ね合わせたときに、上記突出させたポリイミドフィルム5bの先端のフィルム突出部5b1を内側に折り曲げて、銅箔5a,5c相互間に介在させる。
この状態で、第2の実施形態のように加熱により接着することで、折り曲げて接近させた銅箔5c同士を、ポリイミドフィルム5bの突出部5b1によって接着することができ、シート状材料5a,5b,5cの互いに重ね合わせて固定した固定端部69の厚さが増し、こし(剛性)が出て折れにくくなり取り扱い性がさらに向上する。
図11は、本発明の第3の実施形態を示す。第3の実施形態は、前記図1に示した第1の実施形態に対し、図11(a)に示すように、各シート状材料5a,5b,5cの端部を固定する際に、一対のローラ支持アーム41,47相互の間隔を保持する間隔保持部材91を介在させている。
間隔保持部材91は、ローラ支持アーム47側に支持ピン93を介して回転可能に取り付け、先端側を適宜方法によってローラ支持アーム41の側縁に着脱可能に連結する。この連結構造としては、間隔保持部材91の先端にローラ支持アーム41を受ける例えば二股状の受け部を形成する。
このような間隔保持部材91によって図11(a)のようにローラ支持アーム41,47相互の間隔を保持した状態で、周長差のある外側2枚のシート状材料5b,5cを張力付与ローラ43,49に掛け渡すことで、シート状材料5bがその外側のシート状材料5cより長くなって張力付与ができなくなることを防止できる。
上記図11(a)のように間隔保持部材91を使用してシート状材料5a,5b,5cの端部を固定したら、図11(b)のようにラミネート成形装置3にその固定端部69を投入した後、間隔保持部材91をローラ支持アーム41から外して間隔保持を解除し、以後は前記と同様にして電動モータ55を駆動し周長差吸収機構30を作動させる。
図12は、本発明の第4の実施形態を示す。第4の実施形態は、前記図1に示した第1の実施形態に対し、最も内側に位置する銅箔5aをガイドする可動ガイドローラ95を設けている。
この可動ガイドローラ95は、図12(a)に示すように、3枚のシート状材料5a,5b,5cの端部を固定するときには、内側の銅箔95のポリイミドフィルム5b側の面がほぼ接触して直線状となるような位置とし、この位置から図12(a)中で左方向に移動可能となるよう側板3に取り付ける。
可動ガイドローラ95の移動については、例えば側板31に該移動方向に沿ったガイド溝97を設け、このガイド溝97に対し可動ガイドローラ95の両端部を移動可能に挿入し、ガイド溝97の適宜位置で固定できるようにする。
図12(a)の状態で、材料供給装置1を前記図3と同様にして図12(b)のようにラミネート成形装置3近傍にセットし、固定端部69をラミネート成形装置3の材料投入口3aに投入した後に、可動ガイドローラ95を図12(b)中で上方に移動させて内側の銅箔95の弛みを取る。
これにより、最も内側に位置する銅箔5aの弛みを抑えてラミネート成形品の品質をより一層高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係わる材料供給装置を示す正面図である。 図1の材料供給装置の一部を省略した斜視図である。 図1の材料供給装置を用いてラミネート成形装置に複数のシート状材料を投入する状態を示す正面図である。 積層ロール製造装置の正面図である。 積層材料の製造装置の正面図である。 3枚のシート状材料をラミネート処理する際の溶着原理を示す説明図である。 積層ロールから多層ワークを巻き出して3枚のシート状材料を分離して順次引き出す作業を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係わる材料供給装置を示す正面図である。 第2の実施形態の変形例を示しており、(a)はシート状材料の端部を3回折り曲げて加熱する状態を示す部分正面図、(b)は、(a)によって接着した位置を示すシート状材料の端部の斜視図である。 の第2の実施形態の他の変形例を示す部分正面図である。 本発明の第3の実施形態を示し、(a)は図1に対応する正面図、(b)は図3に対応する正面図である。 本発明の第4の実施形態を示し、(a)は図1に対応する正面図、(b)は図3に対応する正面図である。
符号の説明
3 ラミネート成形装置(ラミネート成形機)
5(5a,5b,5c) シート状材料
5a 内側の銅箔(金属箔)
5b ポリイミドフィルム(フィルム状基材)
5b1 フィルム突出部(突出させたフィルム状基材の先端)
5c 外側の銅箔(金属箔)
9 積層ロール
35,37 分離ローラ
41,47 ローラ支持アーム(回動アーム)
43,49 張力付与ローラ
69 複数のシート状材料の固定端部(重ね合わせた端部)
78 固定手段

Claims (8)

  1. 複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給方法であって、前記積層ロールから各シート状材料を個別に分離して巻き出し、この巻き出した各シート状材料の最も内側のシート状材料を除く他のシート状材料を分離ローラに掛け渡した後、前記他のシート状材料に対して張力を付与する張力付与ローラに掛け渡し、前記張力付与ローラから引き出した前記他のシート状材料及び前記最も内側のシート状材料のそれぞれの端部を互いに重ね合わせ、この重ね合わせた端部を折り曲げて固定端部を形成し、前記各シート状材料の前記積層ロールから前記固定端部までのそれぞれの引き出し長さを、前記積層ロールから前記ラミネート成形機の材料投入口までの前記各シート状材料のそれぞれの搬送経路に対応する長さ寸法とすることを特徴とする材料供給方法。
  2. 複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給方法であって、前記積層ロールから各シート状材料を個別に分離して巻き出し、この巻き出した各シート状材料の最も内側のシート状材料を除く他のシート状材料を分離ローラに掛け渡した後、前記他のシート状材料に対して張力を付与する張力付与ローラに掛け渡し、前記張力付与ローラから引き出した前記他のシート状材料及び前記最も内側のシート状材料のそれぞれの端部を互いに重ね合わせ、この重ね合わせた端部を加熱圧着して固定端部を形成し、前記各シート状材料の前記積層ロールから前記固定端部までのそれぞれの引き出し長さを、前記積層ロールから前記ラミネート成形機の材料投入口までの前記各シート状材料のそれぞれの搬送経路に対応する長さ寸法とすることを特徴とする材料供給方法。
  3. 複数のシート状材料を積層した状態でロール状に重ね巻きした積層ロールから各シート状材料を巻き出してラミネート成形機に供給する材料供給装置であって、前記積層ロールから個別に分離して巻き出した各シート状材料の最も内側のシート状材料を除く他のシート状材料を、前記積層ロールにおける巻き方向と逆方向に引き出すよう分離してガイドする分離ローラと、この分離ローラから引き出したシート状材料を前記積層ロールにおける巻き方向と同方向にガイドして引き出すとともに、該シート状材料に対して前記分離ローラとの間で張力を付与する張力付与ローラと、この張力付与ローラから引き出した前記他のシート状材料及び前記最も内側のシート状材料のそれぞれの端部を互いに重ね合わせて固定する固定手段とを有し、この固定手段は、前記各シート状材料の前記積層ロールから前記重ね合わせて固定した端部までのそれぞれの引き出し長さが、前記積層ロールから前記ラミネート成形機の材料投入口までの前記各シート状材料のそれぞれの搬送経路に対応する長さ寸法となるよう固定することを特徴とする材料供給装置。
  4. 前記重ね合わせた端部付近の各複数のシート状材料の幅を互いに揃えることを特徴とする請求項1または2に記載の材料供給方法。
  5. 前記複数のシート状材料の端部相互を折り曲げて加熱圧着することを特徴とする請求項2に記載の材料供給方法。
  6. 前記複数のシート状材料は、フィルム状基材の両側に金属箔を備えた少なくとも3枚からなり、前記フィルム状基材の先端を前記両金属箔の先端よりも突出させ、前記複数のシート状材料の端部を折り曲げて重ね合わせたときに、前記突出させたフィルム状基材の先端を内側に折り曲げて、金属箔相互間に介在させることを特徴とする請求項5に記載の材料供給方法。
  7. 前記複数のシート状材料は、フィルム状基材の両側に金属箔を備えた少なくとも3枚からなり、前記分離ローラ及び張力付与ローラは、前記フィルム状基材とその外側の金属箔に対応してそれぞれ設けられ、前記各張力付与ローラは、一端側を支点として回動する回動アームの他端側にそれぞれ取り付けられ、前記複数のシート状材料の端部を重ね合わせて前記固定端部を形成するときに、前記各回動アーム相互の間隔を保持し、その後前記固定端部を前記ラミネート成形機に投入するときに、前記各回動アーム相互の間隔保持を解除することを特徴とする請求項1,2,4,5,6のいずれか1項に記載の材料供給方法。
  8. 前記複数のシート状材料の固定端部をラミネート成形機に投入するときに、複数のシート状材料のうち最も内側に位置するシート状材料に張力を付与することを特徴とする請求項1,2,4〜のいずれか1項に記載の材料供給方法。
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