JP5161360B1 - ユーティリティー台を備える作業車両のキャブ - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータの乗降性を向上可能なユーティリティー台およびそれを備えるキャブを提供する。
【解決手段】ユーティリティー台140において、台本体141は、載置面141Sの平面視において、前側コーナーに形成される切り欠き部141Aを有する。前壁142は、載置面141Sの平面視において、切り欠き部141Aに沿って形成される段差部142Aを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ランチボックスなどを載置するためのユーティリティー台を備える作業車両のキャブに関する。
従来、ホイールローダなどの作業車両において、キャブの乗降口とオペレータシートとの間にユーティリティー台を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなユーティリティー台は、ランチボックスや工具箱などを載置するのに有用である。
2006−335201号公報
しかしながら、ユーティリティー台の利便性向上のために前後方向の全長を延ばすと、ユーティリティー台の前端部が乗降口から露出してしまう。そのため、乗降時に足先がユーティリティー台の前端部に引っ掛からないようにオペレータは注意しなければならないので、オペレータの乗降性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、オペレータの乗降性を向上可能なユーティリティー台を備える作業車両のキャブを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る作業車両のキャブは、乗降口が形成されるサイドパネルと、台座部と前記台座部上に配置されるシート部とを有するオペレータシートと、前記オペレータシートの後方に設けられるリヤパネルと、前記リヤパネルの前方、かつ、前記オペレータシートと前記サイドパネルとの間に配置され、前記サイドパネルの側面視において前記乗降口から露出するユーティリティー台と、を備える。前記ユーティリティー台は、載置面を有する台本体と、前記載置面の前辺に沿って形成される前壁と、を含む。前記台本体は、前記載置面の平面視において、前記乗降口に隣接する前側コーナーに形成される切り欠き部を有する。前記前壁は、前記台本体の側面視において、前記切り欠き部に沿って形成される段差部を有する。
本発明の第1の態様に係る作業車両のキャブによれば、ユーティリティー台の前側コーナーが切り欠かれているので、乗降口から露出するようにユーティリティー台が配置されていても、オペレータが足先を移動させるためのスペースを確保することができる。そのため、オペレータの乗降性を向上させることができる。また、切り欠き部に沿って段差部が形成されているので、切り欠きによって搭載スペースが小さくなっても搭載物(例えばランチボックス)のコーナー部を段差部から突出させることで従来と同等の大きさを有する搭載物を載置することができる。
本発明の第2の態様に係るキャブは、第1の態様に係り、ユーティリティー台は、平面視において、前記台座部の前側角部と前記乗降口の後端とを結ぶ第1直線よりキャブ後方側に配置されている。
本発明の第2の態様に係るキャブによれば、オペレータが足先を移動させる領域にユーティリティー台が侵入することを抑制できる。そのため、オペレータの乗降性をより向上させることができる。
本発明の第3の態様に係るキャブは、第1又は第2の態様に係り、乗降口の後端に沿って立設される支柱を備える。前記ユーティリティー台は、平面視において、前記台座部の前側角部と前記支柱とを結ぶ第2直線よりキャブ後方側に配置されている。
本発明の第3の態様に係るキャブによれば、オペレータが足先を移動させる領域にユーティリティー台が侵入することを抑制できる。そのため、オペレータの乗降性をより向上させることができる。
本発明の第4の態様に係るキャブは、第1乃至第3いずれかの態様に係り、乗降口の後端に沿って立設される支柱を備える。前記ユーティリティー台は、平面視において、前記支柱と起点として前後方向に対して45°傾く第3直線よりキャブ後方側に配置されている。
本発明の第4の態様に係るキャブによれば、オペレータが足先を移動させる領域にユーティリティー台が侵入することを抑制できる。そのため、オペレータの乗降性をより向上させることができる。
本発明の第5の態様に係るキャブは、第1乃至第4いずれかの態様に係り、台本体は、前記載置面に形成される収納凹部を有する。
本発明の第5の態様に係るキャブによれば、載置面に載置される搭載物の下方に小物を収納することができる。そのため、ユーティリティー台の利便性を向上させることができる。
本発明の第6の態様に係るキャブは、第1乃至第5いずれかの態様に係り、ユーティリティー台の上端は、前記シート部の座面よりも低い。
本発明の第6の態様に係るキャブによれば、ユーティリティー台に搭載物を載置した場合に、搭載物がオペレータの腕などに接触することを抑制できる。
本発明の第7の態様に係るキャブは、第1乃至第6いずれかの態様に係り、オペレータシートが配置される床板を備える。前記台本体の前記床板からの高さは、30mm以上である。
本発明の第7の態様に係るキャブによれば、オペレータの足先が通過する位置よりも高い位置に搭載物を配置することができる。そのため、オペレータの乗降性をより向上させることができる。
本発明によれば、オペレータの乗降性を向上可能なユーティリティー台及びそれを備えるキャブを提供することができる。
ホイールローダの全体構成を示す側面図 キャブの内部構成を示す平面図 キャブ内部の左側面図 ユーティリティー台の構成を示す斜視図 ユーティリティー台の構成を示す平面図 ユーティリティー台の構成を示す斜視図 ユーティリティー台の構成を示す平面図 ユーティリティー台の構成を示す平面図
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
以下の実施形態では、本発明に係るユーティリティー台をホイールローダに適用した場合を例に挙げて説明する。
(ホイールローダ1の全体構成)
実施形態に係るホイールローダ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るホイールローダ1の斜視図である。なお、以下の説明において、「上」「下」「左」「右」「前」「後」とは、オペレータシートに着座したオペレータを基準とする用語である。
ホイールローダ1は、フレーム10と、一対のブーム20と、バケット30と、キャブ40と、4本のタイヤ50と、を備える。
フレーム10は、キャブ40を支持する。フレーム10は、いわゆるアーティキュレート構造を有する。
一対のブーム20は、車幅方向において互いに対向して配置される。一対のブーム20は、フレーム10の前端部に揺動自在に支持される。バケット30は、一対のブーム20の前端部に揺動自在に支持される。
キャブ40は、フレーム10上に載置される。キャブ40は、サイドパネル41と、ドア42と、を有する。ドア42は、サイドパネル41に形成される乗降口41A(図3参照)に取り付けられている。キャブ40の内部構成については後述する。
4本のタイヤ50は、フレーム10を支持する。
(キャブ40の内部構成)
次に、キャブ40の内部構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、キャブ40の内部構成を示す平面図である。図3は、キャブ40内部の左側面図である。なお、図3では、ドア42が省略されており、サイドパネル41に形成された乗降口41Aが図示されている。また、図2では、ユーティリティー台140からランチボックス200が取り外された状態が示されているが、図3では、ユーティリティー台140にランチボックス200が載置された状態が示されている。
図2及び図3に示すように、キャブ40は、サイドパネル41、ドア42、フロントピラー43、サイドピラー44、リヤピラー45、リヤパネル46および床板47を備える。
サイドパネル41は、前後方向に沿って配置される。サイドパネル41には、オペレータが乗降するための乗降口41Aが形成されている。ドア42は、乗降口41Aを塞ぐように、サイドピラー44に開閉可能に取り付けられている。
フロントピラー43は、乗降口41Aの前端に沿って立設される支柱である。サイドピラー44(支柱の一例)は、乗降口41Aの後端に沿って立設される支柱である。サイドピラー44は、サイドパネル41を内側から支持する。リヤピラー45は、サイドパネル41の後端に沿って立設される支柱である。リヤピラー45は、サイドパネル41及びリヤパネル46を内側から支持する。
リヤパネル46は、サイドパネル41の後端に連結され、左右方向に沿って配置される。リヤパネル46には、電気配線などが収容されている。床板47は、各ピラー43〜45、サイドパネル41及びリヤパネル46を支持する。
また、図2及び図3に示すように、ホイールローダ1は、キャブ40内において、オペレータシート100、フロントコンソール110、サイドコンソール120、リヤスタンド130、ユーティリティー台140、バックル150およびマガジンボックス160を備える。
オペレータシート100は、オペレータが着座するためのシートである。オペレータシート100は、リヤパネル46の前方において、床板47の中央に配置されている。オペレータシート100は、図3に示すように、台座部101と、台座部101上に配置されるシート部102と、を有する。
フロントコンソール110は、オペレータシート100の前方に配置される。フロントコンソール110には、操作パネルやハンドルポストなどが取り付けられている。サイドコンソール120は、オペレータシート100の右方に配置される。サイドコンソール120には、バケット30を操作するための作業機レバーや各種スイッチが配置されている。リヤスタンド130は、サイドコンソール120の後方に配置される。リヤスタンド130は、小物などを載置するための棚である。
ユーティリティー台140は、リヤパネル46の前方、かつ、オペレータシート100とサイドパネル41との間に配置される。すなわち、ユーティリティー台140は、オペレータシート100の左斜め後ろに配置されている。ユーティリティー台140は、ランチボックス200を載置するための台であり、リヤスタンド130よりも大型である。
図3に示すように、ユーティリティー台140は、キャブ40の左側面視において乗降口41Aから露出している。すなわち、ユーティリティー台140の前端は、乗降口41Aの後端よりも前方に位置する。ただし、ユーティリティー台140の前端は、台座部101の前端よりも後方に位置している。また、ユーティリティー台140の上端は、シート部102の座面102Sよりも低い。
ここで、ユーティリティー台140は、図3に示すように、ユーティリティー台140を載置するための台本体141と、前壁142と、を有している。台本体141の左角部には、切り欠き部141Aが形成されている。前壁142には、側面視において切り欠き部141Aに沿って形成される段差部142Aを有する。前壁142は、ランチボックス200のが前方に動かないように押さえており、段差部142Aは、ランチボックス200の左下端に干渉することなく支持している。ユーティリティー台140の詳細な構成については後述する。
バックル150は、ユーティリティー台140に取り付けられている。バックル150は、ユーティリティー台140に載置されるランチボックス200や工具箱などを固定するための結束具である。
マガジンボックス160は、サイドパネル41の内側に形成される。マガジンボックス160は、操作マニュアルなどを収納するための縦穴である(図4参照)。
(ユーティリティー台140の構成)
次に、ユーティリティー台140の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、ユーティリティー台140の構成を示す斜視図である。図5は、ユーティリティー台140の構成を示す平面図である。図6は、ユーティリティー台140の構成を示す斜視図である。なお、図4では、ユーティリティー台140からランチボックス200が取り外された状態が示され、図6では、ユーティリティー台140にランチボックス200が載置された状態が示されている。また、図5では、オペレータシート100のうち台座部101のみが図示されている。
図4に示すように、ユーティリティー台140は、台本体141と、前壁142と、側壁143と、収納凹部144と、を有する。
台本体141は、箱形に形成され、床板46上に配置されている。台本体141は、図5に示すように、平面視において五角台形に形成されている。本実施形態において、台本体141は、サイドパネル41及びリヤパネル46と一体形成されている。
台本体141は、載置面141Sと、切り欠き部141Aと、を有している。載置面141Sは、ランチボックス200を載置するための上面である。載置面141Sには収納凹部144が形成されている。切り欠き部141Aは、乗降口41Aに隣接する前側コーナーに形成されている。このように、乗降口41A側の前側コーナーは斜めに取り除かれており、オペレータシート100側の前側コーナーのみが残されている。
なお、台本体141の上端、すなわち、載置面141Sは、オペレータの足先が通過する位置よりも高いことが好ましい。具体的に、台本体141の床板47からの高さは、30mm以上であることが好ましく、50mm以上であることがより好ましい。
前壁142は、図5に示すように、載置面141Sの前辺H1に沿って形成され、載置面141Sに対して立設されている。前壁142は、左側面視において切り欠き部141Aに沿って形成される段差部142Aを有する(図3参照)。すなわち、前壁142は、左右方向に沿って形成され、段差部142Aは、前壁142の左端から後方に向かって形成されている。段差部142Aは、載置面141Sと略同じ高さに位置している。そのため、図6に示すように、台本体141上にランチボックス200が載置された場合、段差部142Aは、ランチボックス200の乗降口41A側の下端部を支持し、ランチボックス200の乗降口41A側の下端部が、段差部142Aから切り欠き部141Aに突出することとなる。この場合、前壁142は、ランチボックス200のオペレータシート100側の下端前方に立設されている。
側壁143は、図5に示すように、載置面141Sの側辺H2に沿って形成され、載置面141Sに対して立設される。側壁143は、前壁142の右端から後方に向かって形成されている。そのため、図6に示すように、台本体141上にランチボックス200が載置された場合、側壁143は、ランチボックス200の右端側方をカバーする。
収納凹部144は、載置面141Sに形成される窪みである。収納凹部144には、工具などの小物を収納可能である。本実施形態において、収納凹部144は、載置面141Sのうち後端部を除く大部分に渡って形成されている。そのため、図4に示すように、収納凹部144に対応して形成される支持部145がリヤパネル46に沿って形成されている。支持部145は、載置面141Sを形成しており、図6に示すように、台本体141上にランチボックス200が載置された場合には、ランチボックス200の底面を支持する。なお、収納凹部144は載置面141Sの一部分のみに形成されていてもよく、収納凹部144及び支持部145の形状は適宜設定可能である。
ここで、図5に示すように、ユーティリティー台140は、平面視において、台座部101の前側角部101Aと、乗降口41Aの後端とを結ぶ第1直線L1(破線)よりキャブ後方側に配置されている。
また、図5に示すように、ユーティリティー台140は、平面視において、台座部101の前側角部101Aと、サイドピラー44の前端とを結ぶ第2直線L2(実線)よりキャブ後方側に配置されている。
さらに、図5に示すように、ユーティリティー台140は、平面視において、サイドピラー44の前端を起点として前後方向に対して45°傾斜する第3直線L3(一点鎖線)よりキャブ後方側に配置されている。
第1直線L1、第2直線L2及び第3直線L3のそれぞれは、乗降口41Aから乗車或いは降車するオペレータの足先が通過する領域の境界を示している。このように、ユーティリティー台140は、オペレータの足先が通過する領域よりも後方に配置されている。
(作用および効果)
(1)実施形態に係るユーティリティー台140において、台本体141は、載置面141Sの平面視において、前側コーナーに形成される切り欠き部141Aを有する。前壁142は、載置面141Sの平面視において、切り欠き部141Aに沿って形成される段差部142Aを有する。
このように、ユーティリティー台140の前側コーナーが切り欠かれているので、乗降口41Aから露出するようにユーティリティー台140が配置されたとしても、オペレータが足先を移動させるためのスペースを確保することができる。そのため、オペレータの乗降性を向上させることができる。
また、ユーティティ台140の切り欠き部141Aに沿って段差部142Aが形成されているので、切り欠き部141Aによって搭載スぺースが小さくなっても、ランチボックス200のコーナー部を段差部142Aから突出させることで従来と同等の大きさのものを載置することが可能となる。
(2)台本体141は、載置面141Sに形成される収納凹部144を有する。
従って、載置面141Sに載置されるランチボックス200の下方に小物を収納することができる。そのため、ユーティリティー台140の利便性を向上させることができる。
(3)ユーティリティー台140は、図5に示すように、台座部101の前側角部101Aと、乗降口41Aの後端とを結ぶ第1直線L1よりキャブ後方側に配置されている。
また、ユーティリティー台140は、図5に示すように、台座部101の前側角部101Aと、サイドピラー44の前端とを結ぶ第2直線L2よりキャブ後方側に配置されている。
また、ユーティリティー台140は、図5に示すように、サイドピラー44の前端を起点として前後方向に対して45°傾斜する第3直線L3(一点鎖線)よりキャブ後方側に配置されている。
このように、ユーティリティー台140は、平面視において、第1直線L1、第2直線L21及び第3直線L3の後方に位置するので、オペレータが足先を移動させる領域にユーティリティー台140が侵入することを抑制できる。そのため、オペレータの乗降性をより向上させることができる。
(4)ユーティリティー台140の上端は、シート部102の座面102Sよりも低い。
従って、ユーティリティー台140上にランチボックス200を載置した場合に、ランチボックス200がオペレータの腕などに接触することを抑制できる。
(5)ユーティリティー台140において、台本体141の高さは、30mm以上である。
従って、オペレータの足先が通過する位置よりも高い位置にランチボックス200を配置することができる。そのため、オペレータの乗降性をより向上させることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態において、乗降口41Aは、オペレータシート100の左側に位置することとしたが、オペレータシート100の右側に位置していてもよい。この場合、ユーティリティー台140は、オペレータシート100の右側に配置されればよい。
(B)上記実施形態において、ユーティリティー台140は、サイドパネル41及びリヤパネル46と一体形成されることとしたが、別々に形成されていてもよい。
(C)上記実施形態において、ユーティリティー台140は、載置面141Sに形成される収納凹部144を有することとしたが、収納凹部144を有していなくてもよい。
(D)上記実施形態では、ユーティリティー台140をホイールローダ1に適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。ユーティリティー台140は、キャブを備える作業車両(例えば、ブルドーザやショベルカーなど)に適用可能である。
(E)上記実施形態において、ユーティリティー台140にはランチボックス200が載置されることとしたが、これに限られるものではない。ユーティリティー台140には、工具箱や書類など様々な対象物を載置可能である。
(F)上記実施形態において、切り欠き部141Aは、台本体141に1つの平面を形成することとしたが、これに限られるものではない。例えば、切り欠き部141Aは、図7に示すように2つの平面1A、1Bを形成していてもよいし、図8に示すように1つの曲面1Cを形成していてもよい。
(G)上記実施形態において、ユーティリティー台140にはランチボックス200が載置されることとしたが、これに限られるものではない。ユーティリティー台140には工具や書類など様々な搭載物を載置することが可能である。
(H)上記実施形態において、ユーティリティー台140にはバックル150が取り付けられることとしたが、バックル150は取り付けられていなくてもよい。
1…ホイールローダ、10…フレーム、20…ブーム、30…バケット、40…キャブ、50…タイヤ、41…サイドパネル、41A…乗降口、42…ドア、43…フロントピラー、44…サイドピラー、45…リヤピラー、46…リヤパネル、47…床板、100…オペレータシート、101…台座部、102…シート部、102S…座面、110…フロントコンソール、120…サイドコンソール、130…リヤスタンド、140…ユーティリティー台、141…台本体、141A…切り欠き部、141S…載置面、H1…前辺、H2…側辺、142…前壁、142A…段差部、143…側壁、144…収納凹部、145…支持部、150…バックル、160…マガジンボックス、L1…第1直線、L2…第2直線、L3…第3直線

Claims (7)

  1. 乗降口が形成されるサイドパネルと、
    台座部と前記台座部上に配置されるシート部とを有するオペレータシートと、
    前記オペレータシートの後方に設けられるリヤパネルと、
    前記リヤパネルの前方、かつ、前記オペレータシートと前記サイドパネルとの間に配置され、前記サイドパネルの側面視において前記乗降口から露出するユーティリティー台と、
    を備え、
    前記ユーティリティー台は、載置面を有する台本体と、前記載置面の前辺に沿って形成される前壁と、を含んでおり、
    前記台本体は、前記載置面の平面視において、前記乗降口に隣接する前側コーナーに形成される切り欠き部を有し、
    前記前壁は、前記台本体の側面視において、前記切り欠き部に沿って形成される段差部を有する、
    作業車両のキャブ。
  2. 前記ユーティリティー台は、平面視において、前記台座部の前側角部と前記乗降口の後端とを結ぶ第1直線よりキャブ後方側に配置されている、
    請求項1に記載の作業車両のキャブ。
  3. 前記乗降口の後端に沿って立設される支柱を備え、
    前記ユーティリティー台は、平面視において、前記台座部の前側角部と前記支柱とを結ぶ第2直線よりキャブ後方側に配置されている、
    請求項1又は2に記載の作業車両のキャブ。
  4. 前記乗降口の後端に沿って立設される支柱を備え、
    前記ユーティリティー台は、平面視において、前記支柱と起点として前後方向に対して45°傾く第3直線よりキャブ後方側に配置されている、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の作業車両のキャブ。
  5. 前記台本体は、前記載置面に形成される収納凹部を有する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の作業車両のキャブ。
  6. 前記ユーティリティー台の上端は、前記シート部の座面よりも低い、
    前記1乃至5のいずれかに記載の作業車両のキャブ。
  7. 前記オペレータシートが配置される床板を備え、
    前記台本体の前記床板からの高さは、30mm以上である、
    前記1乃至6のいずれかに記載の作業車両のキャブ。
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