JP4699884B2 - コンソールボックス - Google Patents

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Description

本発明は、ホイルローダ等の建設機械のキャブ内に搭載されるコンソールボックスおよび建設機械のキャブ内レイアウトに関する。
従来より、ホイルローダ等の建設機械のキャブ内に搭載されるコンソールボックスには、例えば、バケット等の作業機の操作を行うための操作レバーやアームレスト、各種制御系統に対応する各種スイッチ類等が取り付けられている。
例えば、特許文献1,2には、前端部付近に操作レバー、その後方に上面部がフラットなアームレストが取り付けられたコンソールボックスが開示されている。これらの構成によれば、オペレータは腕をアームレスト上に置いた状態で操作レバーを操作することができる。
さらに、特許文献3には、コンソールボックス上における前方に操作レバー、その側方に各種スイッチ類を配置した建設機械用キャブの構造が開示されている。この構成によれば、操作レバーと各種スイッチ類とが近接配置されているため、オペレータは、操作レバーを操作している際にも近接配置された各種スイッチにすぐ手が届くため、操作性が向上する。
特開2005−146738号公報(平成17年6月9日公開) 特開平10−252100号公報(平成10年9月22日公開) 特開2000−303499号公報(平成12年10月31日公開)
しかしながら、上記従来の建設機械のキャブ内に配置された装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、特許文献1,2に開示されたキャブ内に配置された装置では、フラットなアームレストと作業レバーとを備えているものの、走行系、作業系等の各種スイッチ類を手元近くに配置されていないために、操作性が悪い。そして、各種スイッチ類が手元近くに配置する場合には、オペレータの乗降用の通り道を形成するために右後方に固定配置されることになるため、スイッチ類を使用した作業を行う際にはオペレータがそのたびに右後方に振り返ってスイッチを操作しながらの作業となるため作業性が悪くなるおそれがある。
さらに、特許文献3に開示された建設機械用キャブでは、コンソールボックス上に操作レバーやスイッチ類を配置しているものの、オペレータが運転中に腕を置くはずのアームレストが運転席側に設けられている。このため、アームレストが椅子側にあるためオペレータはアームレストから操作の度に腕を伸ばして操作レバーやスイッチ類を操作する必要があり、操作性が悪い。
本発明の課題は、オペレータによる走行時や作業時における操作性、作業性を向上させることが可能なコンソールボックスおよび建設機械のキャブ内レイアウトを提供することにある。
第1の発明に係るコンソールボックスは、建設機械のキャブ内における運転席とキャブの右側の乗降用ドアとの間に配置されているコンソールボックスであって、アームレストと、作業機レバーと、操作部と、スライド機構と、を備えている。アームレストは、運転席に着座したオペレータの腕置きとなる上面部がフラットになっており、キャブの前後方向における後方寄りに配置されている。作業機レバーはキャブの前後方向におけるアームレストの前方に隣接して配置されており、建設機械に取り付けられた作業機を操作するために設けられている。操作部は、キャブの幅方向におけるアームレストの側方であって、アームレストを挟んで運転席とは反対側に隣接して配置されており、その上面に建設機械に含まれる各制御系統の動作状態を切り換える複数のスイッチ類を有する。スライド機構は、キャブ内においてキャブの前後の方向にスライド移動するために設けられている。そして、操作部の上面は、運転席側に向かって下方傾斜している。
ここでは、建設機械のキャブ内において運転席の側方に配置されるコンソールボックスが、アームレストと作業機レバーと複数のスイッチ類を含む操作部とを一体化して搭載している。そして、アームレストは、オペレータの腕置き部分となる上面部がフラットになっている。
これにより、アームレストの腕置き部分に凹みや凹凸が形成されている従来の構成と比較して、アームレストに隣接するように配置された作業機レバーや操作部のスイッチ類等に対してアームレスト上から邪魔になるものがないため、スムーズにスイッチ類まで手を移動させることができる。この結果、走行時や作業機の操作時における作業性を大幅に向上させることができる
さらに、ここでは、コンソールボックスが、例えば、運転席と同様に、キャブ内において前後方向にスライド移動する。
これにより、例えば、コンソールボックスが乗降用ドアと運転席との間に配置されている場合でも、オペレータの乗り降りの邪魔にならない位置までコンソールボックスをスライド移動させることで、乗降性を確保することができる。
の発明に係るコンソールボックスは、第1の発明に係るコンソールボックスであって、操作部に含まれる複数のスイッチ類は、前側から走行系、作業系、メンテナンス系の順に配置されている。
ここでは、コンソールボックスに設けられた複数のスイッチ類を含む操作部において、これらのスイッチ類を、走行系、作業系、メンテナンス系に分類してグループ化し、コンソールボックスにおける前側からその順に配置している。
ここで、走行系のスイッチ類には、T/Mカットオフやトルコンロックアップ等のスイッチ類が含まれる。作業系のスイッチ類には、ブームやバケット等のリモートポジショナやセミオート掘削のスイッチ類等が含まれる。メンテナンス系のスイッチ類には、ファン逆転制御のスイッチ類等が含まれる。
なお、上記前側とは、運転席にオペレータが着座した状態における前方を意味する。
これにより、最も使用頻度が高い走行系から作業系、メンテナンス系の順に複数のスイッチ類を配置することができるため、オペレータによる各種スイッチ類の操作性を向上させることができる。さらに、運転中において最も注意力を必要とする走行系のスイッチ類を最も手元に近い側に配置し、その次に停止状態で操作する作業系のスイッチ類、走行も作業機の操作もしていない状態で操作するメンテナンス系のスイッチ類を、着座したオペレータの肘よりに配置することで、より安全に建設機械を走行させたり、作業を行わせたりすることができる。
の発明に係るコンソールボックスは、第1の発明に係るコンソールボックスであって、操作部の上面には、複数のスイッチ類の前方に運転モードの切り換えを行うダイヤル式のシフト選択スイッチ、複数のスイッチ類の後方にエンジンをスタートさせるキースイッチ、それぞれ配置されている。
第4の発明に係るコンソールボックスは、第1から第3の発明のいずれか1つに係るコンソールボックスであって、複数のスイッチ類は、操作部の上面におけるオペレータがアームレストの領域から腕が外れない状態で指が届く範囲内に配置されている。
本発明に係るコンソールボックスによれば、走行時や作業時におけるオペレータの操作性、作業性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るコンソールボックスおよびこれを備えた建設機械のキャブ内レイアウトについて、図1〜図11を用いて説明すれば以下の通りである。
[ホイルローダ10全体の構成]
本実施形態に係るホイルローダ10は、図1に示すように、車体11と、車体の前部に装着されたリフトアーム12と、このリフトアーム12の先端に取り付けられたバケット13と、車体11を支持しながら回転して車体を走行させる4本のタイヤ14と、車体11の上部に搭載されたキャブ20と、を備えている。
車体11は、図示しないエンジンを収納するエンジンルームと、リフトアーム12およびバケット13を駆動するための駆動部と、を有している。
リフトアーム12は、先端に取り付けられたバケット13を持ち上げるためのアーム部材であって、併設されたリフトシリンダによって駆動される。
バケット13は、リフトアーム12の先端に取り付けられており、バケットシリンダによってダンプおよびチルトされる。
キャブ20は、複数の鋼管と鋼板とを組み合わせて構成されるオペレータ用の運転室を形成しており、車体11の中央部分よりもやや前方に配置されている。なお、キャブ20の構成およびその組立方法については、後段にて詳述する。
[キャブ20の構造]
本実施形態のキャブ20は、図2および図3に示すように、複数の柱部材21a〜21fと壁面パネルとによって形成された内部空間に、オペレータシート(運転席)22と、ステアリング23と、右側コンソールボックス(コンソールボックス)24と、前方コンソールボックス26と、オーバーヘッドコンソール27(図4参照)と、を備えている。そして、オペレータシート22にオペレータ(運転者)が着座して正面を向いた際の左右両側には、乗降用ドア25a,25bが取り付けられている。
柱部材21a〜21fは、キャブ20の四隅の近傍および左右の乗降用ドアの近傍にそれぞれ配置されている。
オペレータシート22は、ホイルローダ10を操縦するオペレータ(運転者)が着座するシートであって、キャブ20のほぼ中央付近に配置されている。そして、オペレータシート22は、後述するスライドレール22a(図7参照)に沿って前後方向に移動する。また、オペレータシート22の右側方には、後述する右側コンソールボックス24が配置されている。一方、オペレータシート22の左側方には、コンソールボックス等は一切配置されていない。よって、ホイルローダ10のオペレータは、通常時には、スペースが大きく設けられている左側から乗降用ドア25bを介して乗り降りする。
ステアリング23は、オペレータシート22の前方に配置された前方コンソールボックス26から突出するように取り付けられており、左右に回転させることでホイルローダ10の走行方向を変更する。
右側コンソールボックス24は、スイッチパネル32(図7および図8参照)等を上面に配置したボックスであって、オペレータシート22と右側の乗降用ドア25aとの間のスペースに配置されている。また、右側コンソールボックス24は、後述するスライドレール(スライド機構)24a(図7参照)に沿って前後方向に移動する。なお、この右側コンソールボックス24の構成については、後段にて詳述する。
前方コンソールボックス26は、オペレータシート22の前方であって、キャブ20の前方部分を占めるボックスである。この前方コンソールボックス26は、キャブ20の室内を快適な環境に保つために空気調和を行う空調ユニット26aを内部に収納している。なお、この前方コンソールボックス26の構成については、後段にて詳述する。
空調ユニット26aは、図2および図4に示すように、前方コンソールボックス26内におけるやや左下側に配置されている。そして、この空調ユニット26aの下側には、空調ユニット26aに対して空気を供給する吸気口に取り付けられたエアフィルタ26bが取り付けられている。エアフィルタ26bは、図4に示すように、開閉扉26cを開けると外部からアクセス可能であって、容易に交換可能となっている。
オーバーヘッドコンソール27は、図4に示すように、オペレータシート22に着座したオペレータの右側の頭上に配置されている。また、オーバーヘッドコンソール27は、後述するラジオ操作部27aやエアコン操作部27b、その他メンテナンス系のスイッチ類27c〜27e等(以上、図11参照)を有している。なお、このオーバーヘッドコンソール27の構成については、後段にて詳述する。
乗降用ドア25a,25bは、キャブ20の左右両側に取り付けられており、柱部材21e,21f側に取り付けられた丁番を回動軸として、キャブ20の外側において開閉される。
(右側コンソールボックス24)
右側コンソールボックス24は、図8に示すように、アームレスト31、スイッチパネル(操作部)32および作業機レバー33を上面に配置している。
アームレスト31は、オペレータが運転中に右腕を置いて作業機レバー33等の操作を行うための上面部分がフラットなシートであって、右側コンソールボックス24における後方寄りに配置されている。
スイッチパネル32は、運転モードの切り換えを行うシフトモード選択スイッチ32a、各種スイッチ類32b、エンジンをスタートさせるキースイッチ32c等を含んでいる。
スイッチ類32bは、図9に示すように、オペレータシート22から遠い側のスイッチ類として、前側(オペレータの手元側)から順に、T/MカットオフのON/OFFスイッチ32ba、T/Mカットオフセットスイッチ32bb、リモートポジショナ(ブーム)スイッチ32bc、リモートポジショナ(バケット)スイッチ32bd、RPMセットON/デセルスイッチ32be、RPMセットアクセル/レジュームスイッチ32bfが配置されている。そして、オペレータシート22に近い側のスイッチ類として、前側から順に、エンジンモード切換えスイッチ32bg、トルコンロックアップスイッチ32bh、FNRON/OFFスイッチ32bi、セミオート掘削スイッチ32bjおよびファン逆転スイッチ32bkが配置されている。
このうち、シフトモード選択スイッチ32aを含む、T/MカットオフON/OFFスイッチ32ba、T/Mカットオフセットスイッチ32bb、エンジンモード切換えスイッチ32bg、トルコンロックアップスイッチ32bhおよびFNRON/OFFスイッチbiのスイッチ類については、通常は走行中に操作される走行系スイッチ類として分類される。次に、リモートポジショナ(ブーム)スイッチ32bc、リモートポジショナ(バケット)スイッチ32bd、RPMセットON/デセルスイッチ32be、RPMセットアクセル/レジュームスイッチ32bfおよびセミオート掘削スイッチ32bjのスイッチ類については、通常は走行停止状態で操作される作業系スイッチ類として分類される。そして、ファン逆転スイッチ32bkのスイッチ類については、走行、作業停止状態において操作されるメンテナンス系スイッチ類として分類される。
すなわち、本実施形態のキャブ20に搭載された右側コンソールボックス24では、図9に示すように、上述した各種制御系等に分類されるスイッチ類について、エンジンモードの切り換えスイッチ32bg等を含む走行系のスイッチ類、ブームやバケットのリモートポジショナスイッチ32bc,32bdを含む作業系スイッチ類、ファン逆転スイッチ32bk等を含むメンテナンス系スイッチが、それぞれ使用頻度の高いものから順に前側から並ぶように配置されている。
このように、最も使用頻度が高く、注意力を要する走行中に操作される可能性がある走行系スイッチ類を最も前側、使用頻度は中程度で通常は走行停止中に操作される可能性がある作業系スイッチ類はその後側、走行も作業も停止中に操作される可能性が高く使用頻度が低いメンテナンス系スイッチ類を最後方に配置することで、アームレスト31に置かれたオペレータの手の位置から見て最も近い位置に走行系スイッチ類を配置することができる。よって、ホイルローダ10を走行中に走行系スイッチ類を操作する必要が生じた場合でも、手の位置からみて最も近い位置に走行系スイッチ類が配置されているため、オペレータは走行中に手や視線をほとんど移動させることなく、操作することができる。よって、操作性とともに安全性にも優れた右側コンソールボックス24を得ることができる。さらに、最も使用頻度が高いスイッチ類を、アームレスト31から見て最も近い位置に配置することで、オペレータの操作性を向上させることができる。
また、走行停止中に操作される可能性が高い作業系スイッチ類をその後方に配置することで、安全にリフトアーム12やバケット13等の作業機を操作することができる。
そして、アームレスト31に置かれた手の位置から見て最も後方側の遠い位置にあるメンテナンス系スイッチ類については、走行も作業もしていない状態において操作されるものであるため、オペレータがやや右後ろを振り返る必要がある場合でも安全に操作することができる。
作業機レバー33は、これら2本のレバーを前後に傾斜させることで、ホイルローダ10の前方に取り付けられた作業機、つまりリフトアーム12やバケット13の動きを操作する。また、作業機レバー33は、オペレータがアームレスト31に腕を置いた状態のまま握られて操作される。これにより、オペレータにとって楽な姿勢での操作が可能になる。
(前方コンソールボックス26)
前方コンソールボックス26は、図10に示すように、オペレータシート22に対して対向する位置に、前面操作パネル(前面操作部)28を備えている。
前面操作パネル28は、右前操作パネル28a、左前操作パネル28b、パーキングブレーキスイッチ28cおよびECSSスイッチ28dを有している。
さらに、右前操作パネル28aは、オペレータからみて右側、つまりアームレスト31側から順に、サイドワイパスイッチ28aa、回転灯28ab、作業灯(リア)スイッチ28acおよび作業灯(フロント)スイッチ28adを含んでいる。
一方、左前操作パネル28bは、同じくオペレータからみて右側、つまりアームレスト31側から順に、モニタ切換え(送り戻し)スイッチ28ba、モニタ切換え(モード選択)スイッチ28bb、ロードメータ(マテリアル/加算・減算)スイッチ28bcおよびロードメータ(トータル重量/作業燃費)スイッチ28bdを含んでいる。
これらの各種スイッチ類についても、使用頻度が高い順に右側、つまりアームレスト31から近い側から順に配置されている。
これにより、右側コンソールボックス24におけるスイッチ類の配置と同様に、前面操作パネル28に含まれるスイッチ類のうち最も使用頻度が高いスイッチ類を、アームレスト31から見て最も近い位置に配置することで、操作時における手の移動距離をできる限り少なくして、オペレータの操作性を向上させることができる。
なお、前方コンソールボックス26の前面操作パネル28に取り付けられた各種スイッチ類については、最もアームレスト31から近い位置に配置された右側コンソールボックス24にある各種スイッチ類と比較すると、使用頻度が低いものが配置されている。
これにより、使用頻度が高いスイッチ類を優先して右側コンソールボックス24側に配置することで、さらにオペレータの操作性および作業性を向上させることができる。
(オーバーヘッドコンソール27)
オーバーヘッドコンソール27は、図11に示すように、ラジオ操作部27a、エアコン操作部27b、リア熱線スイッチ27c、オートグリススイッチ27dおよび予備スイッチ27eを備えている。
通常、オペレータが操作する際に最も手の移動距離が長くなる位置にあるオーバーヘッドコンソール27には、主にメンテナンス系のスイッチ類が集中して配置されている。このため、オペレータは、オーバーヘッドコンソール27に含まれるスイッチ類を操作する際には、右後方を振り返りながら操作することになるが、走行停止かつ作業停止状態で操作するメンテナンス系のスイッチ類のみが配置されているため、オーバーヘッドコンソール27に含まれるスイッチ類を操作する際にも、安全性を十分に確保することができる。
また、納入時において、選択される可能性が低いオプションのスイッチ類をオーバーヘッドコンソール27に配置する。これにより、予備のスイッチ類が多い場合には、ほとんどの予備スイッチ類を、右側コンソールボックス24や前方コンソールボックス26よりも優先してオーバーヘッドコンソール27に集中させることができるため、手元のスイッチパネルに使用しないスイッチ類が増えてオペレータの操作性を低下させることを防止することができる。
<オペレータ乗降時における各部の移動>
オペレータシート22および右側コンソールボックス24は、運転時においては、図2に示すように、各オペレータが運転し易いように比較的前側の位置にそれぞれ前後方向においてスライドさせて位置決めされる。
また、オペレータが、通常時に乗り降りを行う左側の乗降用ドア25bから乗り降りする場合には、オペレータは、オペレータシート22の背面が後方壁面にぶつかる最後部の位置までオペレータシート22を引き下げるように移動させる。そして、オペレータは、オペレータシート22とステアリング23との間の間隔を十分に広くした上で、左側の空いたスペースを通って左側の乗降用ドア25bから乗り降りを行う。
一方、オペレータが、非常時等において右側の乗降用ドア25aから乗り降りを行う場合には、上述したように、オペレータシート22を最後部まで引き下げるようにスライド移動させるとともに、オペレータシート22と右側の乗降用ドア25aとの間に配置された右側コンソールボックス24についても、図5および図6に示すように、図中2点鎖線矢印に示す方向に後方スライドさせる。
通常、スイッチパネル32や作業機レバー33等を上面に配置した右側コンソールボックス24は、使用時の位置では、オペレータシート22と右側の乗降用ドア25aとの間に配置されている位置関係によって、右側の乗降用ドア25aから乗り降りする際の邪魔になってしまう。しかし、左側の乗降用ドア25bからの乗り降りができない等の非常時には、上述したように、右側コンソールボックス24を後方にスライドさせるように移動させる。これにより、十分に後方までスライド移動させることが可能なオペレータシート22から右側の乗降用ドア25aまでのオペレータの通り道を確保して、右側からの乗降性についても向上させることができる。
なお、以上のようなオペレータシート22および右側コンソールボックス24の前後方向へのスライドは、図7に示すように、キャブ20の床面等に対して固定配置されたスライドレール22a,24aに沿って行われる。これらのスライドレール22a,24aは、オペレータシート22および右側コンソールボックス24のスライド方向、つまりキャブ20における前後方向に沿って取り付けられている。
[本ホイルローダ10の特徴]
(1)
本実施形態のホイルローダ10では、図2等に示すように、キャブ20内においてオペレータシート22の右側方に配置された右側コンソールボックス24が、図8に示すように、アームレスト31とスイッチパネル32と作業機レバー33とを備えている。アームレスト31は、オペレータシート22に着座したオペレータの右腕が載置される上面部分がフラットになっている。スイッチパネル32は、走行系、作業系、メンテナンス系等の各種制御系統の動作を切り換える複数のスイッチ類32bを有している。作業機レバー33は、ホイルローダ10の前方に取り付けられたリフトアーム12やバケット13の操作を行う。
これにより、オペレータは、オペレータシート22に着座した状態で、上面がフラットのアームレスト31に右腕を置いて作業機レバー33を操作しながら、手元の側方に複数配置されたスイッチ類32bまで邪魔になるものがないため、必要に応じてスイッチ類32bへ容易にアクセスしてスイッチ類32bの操作も行うことができる。この結果、オペレータの操作性を向上させることが可能な右側コンソールボックス24を得ることができる。
(2)
本実施形態のホイルローダ10では、図2等に示すように、キャブ20内においてオペレータシート22の右側方に配置された右側コンソールボックス24が、図8に示すように、アームレスト31とスイッチパネル32と作業機レバー33とを備えている。アームレスト31は、オペレータシート22に着座したオペレータの右腕が載置される。作業機レバー33は、ホイルローダ10の前方に取り付けられたリフトアーム12やバケット13の操作を行う。スイッチパネル32は、走行系、作業系、メンテナンス系等の各種制御系統の動作を切り換える複数のスイッチ類32bを有している。そして、複数のスイッチ類32bは、使用頻度が高いものから前側から順にスイッチパネル32内に配置されている。
これにより、オペレータシート22に着座してアームレスト31に置いたオペレータの手元からみて最も近い位置から順に使用頻度が高いスイッチ類32bを配置することができるため、オペレータは頻繁に使用するスイッチ類32bに対してそれほど手を移動させることなく操作することができる。この結果、オペレータの操作性を向上させることが可能な右側コンソールボックス24を得ることができる。
(3)
本実施形態のホイルローダ10では、図2等に示すように、上面に、アームレスト31とスイッチパネル32と作業機レバー33とを備えた右側コンソールボックス24が、スライドレール24aに沿って前後方向においてスライド移動する。
これにより、上述したように、オペレータの操作性を向上させた右側コンソールボックス24を、オペレータシート22と右側の乗降用ドア25aとの間に配置した場合でも、右側コンソールボックス24を前後方向にスライド移動させることで、右側の乗降用ドア25aからの乗降性を確保することができる。
(4)
本実施形態のホイルローダ10では、上述した上面部分がフラットのアームレスト31と、スイッチパネル32と、作業機レバー33と、を備えた右側コンソールボックス24において、スイッチパネル32に含まれる各種スイッチ類32bを、使用頻度が高い順に配置している。
これにより、アームレスト31がフラットであることにより得られるスイッチ類32bに対するアクセスのし易さに加えて、スイッチ類32bが使用頻度の高い順にオペレータの手元に近い側に配置されていることにより得られる操作性の向上も同時に得ることができる。
(5)
本実施形態のホイルローダ10では、スイッチパネル32に含まれる各種スイッチ類32bを、走行系、作業系、メンテナンス系の3つの制御系統に分類し、オペレータの手元に近い側(前側)からこの順で配置している。
これにより、最も注意力を要する走行時に操作される走行系のスイッチ類を最もオペレータの手元に近い側に配置し、作業機(リフトアーム12、バケット13)を操作する作業時に操作される作業系のスイッチ類をその後方に配置し、走行作業停止状態で操作されるメンテナンス系のスイッチ類を最もオペレータの手元から遠い側に配置することで、何れの場面においても安全性を十分に確保することができる。
(6)
本実施形態のホイルローダ10では、キャブ20の内部に、上述した右側コンソールボックス24に加えて、図10に示すように、オペレータシート22の前方に配置された前方コンソールボックス26をさらに備えている。そして、この前方コンソールボックス26は、使用頻度が高いスイッチ類を、オペレータの手元に近い側から順に配置している。
これにより、前方コンソールボックス26に含まれる複数のスイッチ類に関しても、使用頻度が高いものをオペレータの手元に近い側から配置することで、前方コンソールボックス26に含まれるスイッチ類についても、オペレータの操作性を向上させることができる。
(7)
本実施形態のホイルローダ10では、キャブ20の内部に、上述した右側コンソールボックス24および前方コンソールボックス26に加えて、図4および図11に示すように、オペレータの右頭上辺りに、オーバーヘッドコンソール27をさらに備えている。そして、オーバーヘッドコンソール27は、使用頻度が高いスイッチ類を、オペレータの手元に近い側から順に配置している。
これにより、オペレータの右頭上付近に配置されたオーバーヘッドコンソール27に含まれるスイッチ類を操作する場合でも、オペレータの操作性を向上させることができる。
また、右側コンソールボックス24、前方コンソールボックス26およびオーバーヘッドコンソール27にそれぞれ配置されるスイッチ類について、各コンソールボックス間においても使用頻度の高いほうから順に、右側コンソールボックス24、前方コンソールボックス26、オーバーヘッドコンソール27と配置することで、最もオペレータの手元から距離が長いオーバーヘッドコンソール27にはメンテナンス系のスイッチ類を優先的に配置することができる。よって、操作時には右後方を振り返る必要があるオーバーヘッドコンソール27には、走行作業停止時に操作するメンテナンス系のスイッチ類のみを配置して、スイッチ類の操作時における安全性を十分に確保したキャブ20内レイアウトを構成することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、右側コンソールボックス24のスイッチパネル32に含まれる複数のスイッチ類32bが制御系統ごとに分類され、使用頻度の高い順に前側から配置されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上面部分がフラットなアームレスト31、スイッチパネル32および作業機レバー33を一体化した右側コンソールボックス24であれば、オペレータはアームレスト31に腕を置いたまま、アームレストの表面に凹凸がある従来の構成と比較して、スイッチパネル32および作業機レバー33まで手をスムーズに移動させることができるために操作性を向上させることができることから、必ずしもスイッチ類32bの配置は必要ではない。
ただし、使用頻度の高い制御系統順に配置されたスイッチ類32bを含むスイッチパネル32をさらに構成に加えることで、オペレータはアームレスト31に腕を置いたまま、使用頻度の高いスイッチ類32bを容易に操作できることから、操作性をさらに向上させるという観点では、上記実施形態のように、スイッチ類32bの配置についても考慮することがより好ましい。
(B)
上記実施形態では、右側コンソールボックス24のアームレスト31が、オペレータが着座した状態で腕を置くための上面部分がフラットである例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、アームレスト31、使用頻度に応じて配置された複数のスイッチ類を含むスイッチパネル32および作業機レバー33を一体化した右側コンソールボックス24であれば、オペレータはアームレスト31に腕を置いたまま、使用頻度の高いスイッチ類32bを容易に操作できることから、必ずしもアームレスト31の上面部分がフラットである必要はなく、上面部分に凹凸が形成されているアームレストであってもよい。
ただし、アームレスト31の上面部分をフラットにすることで、使用頻度の高いスイッチ類32bに対して、オペレータの手元がよりスムーズにアクセスできるため、さらに操作性を向上させることができるという観点では、上記実施形態のように、アームレスト31の上面の形状についても考慮することがより好ましい。
(C)
上記実施形態では、右側コンソールボックス24のスイッチパネル32に含まれるスイッチ類32bの制御系等として、走行系、作業系、メンテナンス系のスイッチ類を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、これら以外の制御系等を含むスイッチ類を使用頻度ごとに配置した右側コンソールボックスであってもよい。
(D)
上記実施形態では、本発明の構成を適用した右側コンソールボックス24が、オペレータシート22と同様に、前後方向においてスライド移動する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、キャブ20の床面に固定配置されている右側コンソールボックスであってもよい。この場合でも、アームレストの上面フラット化やスイッチ類の使用頻度に応じた配置によって、オペレータの操作性を向上させることができるという、上記と同様の効果を得ることができる。
ただし、上記実施形態のように右側コンソールボックス24を前後方向にスライド移動可能とすることで、オペレータが右側の乗降用ドア25aから乗り降りする際における乗降性を確保できる点では、上記実施形態のようにすることがより好ましい。
(E)
上記実施形態では、本発明に係るコンソールボックスとして、オペレータシート22の右側に配置された右側コンソールボックス24を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、オペレータシート22の左側に配置される左側コンソールボックスに対して本発明を適用することもできる。さらに、オペレータシートの左右両側に設けられたコンソールボックスの双方あるいはいずれか一方に対して本発明を適用することもできる。
(F)
上記実施形態では、前方コンソールボックス26およびオーバーヘッドコンソール27に含まれるスイッチ類として、回転灯や作業灯(リア、フロント)を操作するスイッチ、ラジオ操作部やエアコン操作部等を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、これらのスイッチ類の配置については、上記実施形態において説明した構成に限定されるものではなく、各コンソールボックス間においてスイッチ類を入れ替えて配置してもよい。
ただし、右側コンソールボックスも含めて、オペレータにとって最も操作しやすいのが右側コンソールボックス、その次が前方コンソールボックス、最も操作しにくいのがオーバーヘッドコンソールであることを考慮すれば、上記実施形態のように、使用頻度の高いスイッチ類から、右側コンソールボックス、前方コンソールボックス、オーバーヘッドコンソールの順に配置していくことがより好ましい。
(G)
上記実施形態では、各コンソールボックスに含まれるスイッチ類を、制御系統ごとに分類して使用頻度の高い制御系統順に並び替えて配置した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、制御系統順にグループ化することなく、単純に使用頻度の高いスイッチ類から順に、オペレータにとって操作しやすい位置から配置するようにしてもよい。
ただし、走行系、作業系、メンテナンス系等のように、作業内容によってスイッチ類を分類した場合には、建設機械が走行中に操作するスイッチ類、走行停止中に操作するスイッチ類と容易に分類することができるため、走行時等における安全性を確保するという観点では、上記実施形態のようなスイッチ類の配置とすることがより好ましい。
(H)
上記実施形態では、ホイルローダに搭載されるキャブ内レイアウトおよびコンソールボックスに対して本発明を適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ホイルローダに限らず、ブルドーザや油圧ショベル等の他の建設機械に搭載されるキャブ内レイアウトおよびコンソールボックスに対しても本発明を適用することは当然に可能である。
本発明の建設機械のキャブ内レイアウトは、オペレータの操作性、作業性を従来よりも向上させることができるという効果を奏することから、各種建設機械に搭載されるキャブおよびコンソールボックスに対して広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係るホイルローダの構成を示す外観図。 図1のホイルローダに搭載されたキャブ内部の構成を示す平面図。 図1のホイルローダに搭載されたキャブ内部の構成を示す斜視図。 図2および図3のキャブ内部に配置された前方コンソールボックス内の構成を示す側断面図。 図2および図3のキャブ内部に配置された右側コンソールボックスのスライド状態を示す平面図。 図2および図3のキャブ内部に配置された右側コンソールボックスのスライド状態を示す斜視図。 図2のキャブ内部に配置された右側コンソールボックスとオペレータシートとこれらをスライドさせるレールとを示す正面図。 図2〜図5のキャブ内部に配置された右側コンソールボックス上面に配置されたアームレスト、操作レバー、スイッチパネル示す斜視図。 図8に含まれるスイッチパネルの構成を示す拡大図。 図2のキャブ内部に配置された前方コンソールボックスの構成を示す平面図。 図2のキャブ内部に配置されたオーバーヘッドコンソールの構成を示す正面図。
10 ホイルローダ(建設機械)
11 車体
12 リフトアーム
13 バケット
14 タイヤ
20 キャブ(建設機械用キャブ)
21a〜21f 柱部材
22 オペレータシート(運転席)
23 ステアリング
24 右側コンソールボックス(コンソールボックス)
24a スライドレール(スライド機構)
25a 乗降用ドア
25b 乗降用ドア
26 前方コンソールボックス(ボックス)
26a 空調ユニット
26b エアフィルタ
27 オーバーヘッドコンソール(側上操作部)
27a ラジオ操作部
27b エアコン操作部
27c リア熱線スイッチ
27d オートグリススイッチ(メンテナンス系)
27e 予備スイッチ27e
28 前面操作パネル(前面操作部)
28a 右前操作パネル(前面操作部)
28aa サイドワイパスイッチ(走行系)
28ab 回転灯(走行系)
28ac 作業灯(リア)スイッチ(走行系)
28ad 作業灯(フロント)スイッチ(走行系)
28b 左前操作パネル(前面操作部)
28ba モニタ切換え(送り戻し)スイッチ(作業系)
28bb モニタ切換え(モード選択)スイッチ(作業系)
28bc ロードメータ(マテリアル/加算・減算)スイッチ(走行系)
28bd ロードメータ(トータル重量/作業燃費)スイッチ(走行系)
28c パーキングブレーキスイッチ
28d ECSSスイッチ
31 アームレスト
32 スイッチパネル(操作部)
32a シフトモード選択スイッチ
32b スイッチ類
32ba T/MカットオフのON/OFFスイッチ(走行系)
32bb T/Mカットオフセットスイッチ(走行系)
32bc リモートポジショナ(ブーム)スイッチ(作業系)
32bd リモートポジショナ(バケット)スイッチ(作業系)
32be RPMセットON/デセルスイッチ(作業系)
32bf RPMセットアクセル/レジュームスイッチ(作業系)
32bg エンジンモード切換えスイッチ(走行系)
32bh トルコンロックアップスイッチ(走行系)
32bi FNRON/OFFスイッチ(走行系)
32bj セミオート掘削スイッチ(作業系)
32bk ファン逆転スイッチ(メンテナンス系)
32c キースイッチ
33 作業機レバー

Claims (4)

  1. 建設機械のキャブ内における運転席と前記キャブの右側に設けられた乗降用ドアと間に配置されているコンソールボックスであって、
    前記運転席に着座したオペレータの腕置きとなる上面部がフラットになっており、前記キャブの前後方向における後方寄りに配置されたアームレストと、
    前記キャブの前後方向における前記アームレストの前方に隣接して配置されており、前記建設機械に取り付けられた作業機を操作するための作業機レバーと、
    前記キャブの幅方向における前記アームレストの側方であって、前記アームレストを挟んで前記運転席とは反対側に隣接して配置されており、その上面に前記建設機械に含まれる各制御系統の動作状態を切り換える複数のスイッチ類を有する操作部と、
    前記キャブ内において前記キャブの前後方向にスライド移動するためのスライド機構と、
    を備え、
    前記操作部の前記上面は、前記運転席側に向かって下方傾斜している、
    コンソールボックス。
  2. 前記操作部に含まれる前記複数のスイッチ類は、前側から走行系、作業系、メンテナンス系の順に配置されている、
    請求項1に記載のコンソールボックス。
  3. 前記操作部の前記上面には、前記複数のスイッチ類の前方に運転モードの切り換えを行うダイヤル式のシフト選択スイッチ、前記複数のスイッチ類の後方にエンジンをスタートさせるキースイッチ、それぞれ配置されている、
    請求項1に記載のコンソールボックス。
  4. 前記複数のスイッチ類は、前記操作部の上面におけるオペレータが前記アームレストの領域から腕が外れない状態で指が届く範囲内に配置されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のコンソールボックス。
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