JP5161265B2 - Misoおよびmimo受信機を同時支援するマルチアンテナシステム - Google Patents

Misoおよびmimo受信機を同時支援するマルチアンテナシステム Download PDF

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Description

米国特許法第119条のもとでの優先権の主張
本特許出願は、2003年12月5日に出願された仮出願第60/527,201号( “Incremental Pilot Insertion for Hybrid MISO/MIMO Systems”)に対して優先権を主張しており、これは、本発明の譲受人に譲渡され、それによって参照によって本明細書に明示的に取り入れられている。
本発明は、概ね、データ通信、より具体的には、無線マルチアンテナ通信システムのためのパイロット送信に関する。
マルチアンテナ通信システムは、データおよびパイロット送信のために、多数(T)の送信アンテナと、1本以上(R)の受信アンテナとを採用する。したがって、マルチアンテナシステムは、多数入力多数出力(multiple-input multiple-output, MIMO)システム、または多数入力単一出力(multiple-input single-output, MISO)システムであり得る。MIMOシステムにおいて、多数の送信アンテナおよび多数の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、S≦min{T,R}として、S本の空間チャネルから構成される。S本の空間チャネルが使用され、データを並列に送信して、より高い総スループットを達成すること、または冗長して送信して、より大きい信頼性を達成すること、あるいはこの両者を達成し得る。MISOシステムにおいて、多数の送信アンテナおよび1本の受信アンテナによって形成されるMISOチャネルは、1本の空間チャネルから構成される。しかしながら、多数の送信アンテナが使用され、データを冗長して送信し、より高い信頼性を達成し得る。
無線チャネルを介して送られるデータを復元するために、送信機と受信機との間の無線チャネルの正確な推定値が通常必要とされる。チャネル推定は、一般に、送信機からパイロットを送り、受信機においてパイロットを測定することによって行われる。パイロットは、送信機および受信機の両者によって事前に知られている変調シンボルから構成される。したがって、受信機は、受信パイロットシンボルおよび既知の送信パイロットシンボルに基づいて、チャネル応答を推定することができる。
マルチアンテナシステムは、MISO受信機(1本のアンテナを備えた受信機)およびMIMO受信機(多数のアンテナを備えた受信機)の両者を同時に支援し得る。別途記載されるように、MISOおよびMIMO受信機は、一般に、異なるチャネル推定値を必要とし、したがって、パイロット送信のための異なる要件をもつ。パイロット送信はマルチアンテナシステムにおけるオーバーヘッドを表すので、パイロット送信を可能な範囲まで最小化することが望ましい。しかしながら、パイロット送信は、MISOおよびMIMO受信機の両者が十分な品質のチャネル推定値を得ることができるようなものであるべきである。
したがって、マルチアンテナシステムにおいてパイロットを効率的に送信する技術が当分野において必要とされている。
シングルキャリアおよびマルチキャリアのマルチアンテナ通信システムのための効率的なパイロット送信方式が、本明細書に記載されている。MISO受信機は、通常、受信パイロットシンボルをフィルタにかけて、より高い品質のチャネル推定値を得ることができるように、パイロットが多数(T)の送信アンテナから1空間方向において送られるのを好む。MIMO受信機は、一般に、異なる送信および受信アンテナの対のチャネル利得を推定することができるように、パイロットがT本の送信アンテナから異なる空間方向において送られるのを要求する。
1つのパイロット送信方式では、MISOおよびMIMO受信機の両者へのパイロット送信に使用されることができる係数の1つの“訓練”行列が定められる。M≧Tとして、訓練行列は、M個の訓練ベクトルを含み、各訓練ベクトルは、T個の係数を含む。M個の訓練ベクトルは、M本の異なる空間方向のために存在し、このパイロット送信方式では、互いに直交していない。各訓練ベクトルは、T本の送信アンテナから送信されるT個の基準化されたパイロットシンボルの各組を生成するのに使用される。T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組は、M個の訓練ベクトルで生成され、例えば、Mシンボル期間において送信されることができる。T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組は、MISOおよびMIMO受信機の両者によるチャネル推定に使用するのに適している。例えば、訓練行列内のM×T個の係数は、MISOおよびMIMO受信機の両者によるチャネル推定誤差を最小化するように選択され得る。
別の(“インクリメンタル”)パイロット送信方式では、T個の基準化されたパイロットシンボルの第1の組は、第1の訓練ベクトルで生成され、T本の送信アンテナから(例えば、連続的に)送信される。少なくとも1つのMIMO受信機が、システムによって支援されるとき、T個の基準化されたパイロットシンボルの少なくもT−1個の追加の組が、少なくともT−1個の追加の訓練ベクトルで生成され、T本の送信アンテナから送信される。例えば、基準化されたパイロットシンボルの追加の組は循環されることができ、基準化されたパイロットシンボルの各追加の組は、各シンボル期間において送信されることができる。チャネル推定の性能を向上するために、訓練ベクトルは、互いに直交するように定められ得る。各MISO受信機は、基準化されたパイロットシンボルの第1の組に基づいて、そのMISOチャネルを推定することができる。各MIMO受信機は、基準化されたパイロットシンボルの第1および追加の組に基づいて、そのMIMOチャネルを推定することができる。
マルチアンテナシステムが、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)を使用するとき、各基準化されたパイロットシンボルは、各送信アンテナから、P>1として、P本のサブバンドのグループ上で送信され得る。これは、MISOおよびMIMO受信機が、それらのMISOおよびMIMOチャネルの全周波数応答を、それぞれ推定することを可能にする。本明細書には、チャネル推定技術も記載される。本発明の種々の態様および実施形態も、さらに詳しく別途記載される。
1つの送信機および2つの受信機をもつマルチアンテナシステムを示す図。 4×4のシステムにおいて、MISO受信機によって行われるチャネル推定を示す図。 4×4のシステムにおいて、MIMO受信機によって行われるチャネル推定を示す図。 マルチアンテナOFDMシステムのサブバンド構造を示す図。 MISOおよびMIMO受信機の両者における共通訓練行列を用いたパイロット送信方式を示す図。 インクリメンタルパイロット送信方式を示す図。 インクリメンタルパイロット送信方式を使用して、マルチアンテナシステムにおいてパイロットを送信する処理を示す図。 マルチアンテナシステムにおける送信機、MISO受信機、およびMIMO受信機のブロック図。 送信機における送信(TX)空間プロセッサおよび送信機ユニットを示す図。 MIMO受信機のための受信機ユニットを示す図。 MIMO受信機のためのチャネル推定器を示す図。
本発明の特徴および性質は、後述の詳細な記載から、同じ参照符号が全体的に対応して同定している図面と共に採用されるとき、より明らかになるであろう。
“例示的”という用語は、本明細書において“例、事例、または実例としての役割を果たす”ことを意味するために使用されている。本明細書に“例示的”として記載されている何れの実施形態または設計も、他の実施形態または設計よりも好ましいまたは好都合であると、必ずしも解釈されるとは限らない。
1.シングルキャリアのマルチアンテナシステム
図1は、送信機110と2つの受信機150a、150bとをもつマルチアンテナ通信システム100を示している。単純にするために、送信機110は2本の送信アンテナをもち、MISO受信機150aは1本の受信アンテナをもち、MIMO受信機150bは2本の受信アンテナをもつ。
送信機における2本のアンテナと、MISO受信機における1本のアンテナとによって形成されるMISOチャネルは、1×2のチャネル応答行ベクトル misoによって特徴付けられることができ、次のように表現され得る。
miso=[h1 h2] 式(1)
ここで、エントリh(なお、j=1,2)は、送信アンテナjと、MISO受信機における1本のアンテナとの間の複素チャネル利得を示す。ベクトルは、通常、列として表現され、行ベクトルは、通常、行として表現される。
送信機における2本のアンテナと、MIMO受信機における2本のアンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、2×2のチャネル応答行列によって特徴付けられることができ、次のように表現され得る。
Figure 0005161265
ここで、エントリhi,j(なお、i=1,2、およびj=1,2)は、送信アンテナjと、MIMO受信機における受信アンテナiとの間の複素チャネル利得を示す。単一入力単一出力(single-input single-output, SISO)チャネルは、各送信/受信アンテナの対間に存在する。内の4つのエントリは、MIMOチャネルの4本のSISOチャネルのチャネル利得を示す。行列は、各受信アンテナiに対する1本のチャネル応答行ベクトル も含むと考えられ得る。
送信機は、各送信アンテナからパイロットシンボルを送信し、MISOおよびMIMO受信機が各MISOおよびMIMOチャネル応答を推定するのを可能にすることができる。各パイロットシンボルは、送信機および受信機の両者によって事前に知られている変調シンボルである。受信機によるチャネル推定を容易にするために、図1に示されているように、送信機は、送信アンテナからの送信前に、乗算器112を使用して、各送信アンテナjのパイロットシンボルpを、各係数uj,mと乗算することができる。
したがって、MISO受信機における受信シンボルは、次のように表現され得る。
miso,m miso +nmiso=h・u1,m+h・u2,m+nmiso 式(3)
ここで、rmiso,mは、MISO受信機の受信シンボルであり、
=[u1,m2,m]は、パイロット送信に使用される係数の2×1のベクトルであり、なお、“T”は、転置を示し、
misoは、MISO受信機における雑音である。
ベクトル は、パイロット送信に使用されるので、“訓練”ベクトルとも呼ばれる。
同じパイロット送信に対するMIMO受信機における受信シンボルは、次のように表現さ得る。
Figure 0005161265
ここで、 =[r1,m2,m]は、MIMO受信機の受信シンボルの2×1のベクトルであり、
=[n]は、MIMO受信機の雑音ベクトルである。
単純にするために、パイロットシンボルは、式(3)および(4)において示されていない。
送信機は、一般に、両者の送信アンテナからMISO受信機へ冗長してデータを送信する。この場合に、MISO受信機は、hmiso=h+hである複合MISOチャネルを推定することだけが必要であり、MISOチャネルを構成している個々のSISOチャネルのチャネル利得hおよびhを推定する必要はない。2つの係数が等しい(すなわち、u1,m=u2,mである)とき、MISO受信機は、多数のシンボル期間の間に得られた受信シンボルを平均し(または、フィルタにかけ)、より高い品質のチャネル推定値を求めることができる。シンボル期間は、データまたはパイロットシンボルが送信される時間の継続期間を指す。
送信機は、両者の送信アンテナからMIMO受信機へ並列にデータを送信し、スループットを向上し得る。この場合に、MIMO受信機は、(1)MIMOチャネルを構成している個々のSISOチャネルのチャネル利得h1,1、h1,2、h2,1、およびh2,2を推定し、(2)これらのチャネル利得推定値を使用して、データ送信を復元する必要があるであろう。しかしながら、上述のパイロット送信において、MIMO受信機は、式(4)に示されているように、2つの受信シンボルr1,mおよびr2,mについての2つのみの式をもつ。MIMO受信機は、4つの未知のチャネル利得について解くために、2つの追加の式を必要とするであろう。送信機は、2シンボル期間において、2つの異なる訓練ベクトル および を使用して、パイロットシンボルを送信することによって、MIMOチャネル推定を容易にすることができる。したがって、MIMO受信機における受信シンボルは、次のように表現され得る。
および 式(5)
ここで、 および は、2シンボル期間における受信シンボルの2個のベクトルである。MIMOチャネルは、2シンボル期間において一定であると仮定される。ここで、MIMO受信機は、2個のベクトル および における4つの受信シンボルのための4つの式をもつ。訓練ベクトル および における係数が適切に選択されると、MIMO受信機は、ベクトル 、および に基づいて4つの未知のチャネル利得を解くことができる。
単純にするために、上述は、送信機が2本の送信アンテナをもち、受信機が、多くとも2本の受信アンテナをもつ2×2のシステムに関する。一般に、マルチアンテナシステムは、任意の数のアンテナをもつ、すなわち、TおよびRが任意の整数であり得る、送信機および受信機を含み得る。MIMO受信機によるチャネル推定を容易にするために、送信機は、(例えば、Mシンボル期間において)M個の訓練ベクトルを使用して、パイロットを送信することができる。なお、通常、M≧Tである。各訓練ベクトルは、T本の送信アンテナに対してT個の係数を含む。
T×RのシステムにおけるMIMO受信機の受信シンボルは、次のように表現され得る。
式(6)
ここで、は、Mシンボル期間における受信シンボルのR×Mの行列であり、
は、MIMO受信機のR×Tのチャネル応答行列であり、
は、Mシンボル期間において使用される係数のT×Mの訓練行列であり、
は、Mシンボル期間におけるMIMO受信機における雑音のR×Mの行列である。
行列は、M個の訓練ベクトルまたは列を含み(すなわち、=[ ... ])、ここで、1個の訓練ベクトルは、各シンボル期間におけるパイロット送信に使用される。行列は、Mシンボル期間における受信シンボルのMベクトルまたは列を含む(すなわち、=[ ... ])である。MIMO受信機は、次のように、MIMOチャネル推定値を求めることができる。
Figure 0005161265
T×Rのシステムにおける同じパイロット送信に対するMISO受信機の受信シンボルは、次のように表現され得る。
miso miso miso 式(8)
ここで、 misoは、Mシンボル期間における受信シンボルの1×Mの行ベクトルであり、
misoは、MISO受信機における1×Tのチャネル応答行ベクトルであり、
misoは、Mシンボル期間におけるMISO受信機における雑音の1×Mの行ベクトルである。
行ベクトル misoは、Mシンボル期間におけるM個の受信シンボルを含む(すなわち、 miso=[rmiso,amiso,b...rmiso,M])。
MISO受信機は、一般に、hmiso=h+h+...+hである複合MISOチャネルを推定することのみが必要があり、MISOチャネルの個々のSISOチャネルを推定する必要はない。複合MISOチャネルは、内の1個のみの訓練ベクトルで推定されることができる。例えば、訓練ベクトルが、全て1を含むとき、複合MISOチャネルを、受信シンボルとして推定することができ、すなわち、
Figure 0005161265
である。MISO受信機は、受信シンボルrmiso,aないしrmiso,Mをフィルタにかけて、より正確な複合MISOチャネル推定値を得ることができるように、内の訓練ベクトルが同じであり、同じ空間方向を指していることを好む。
MIMO受信機は、一般に、MIMOチャネルの個々のSISOチャネルのチャネル利得、すなわちチャネル応答行列のR・Tの要素を推定する必要がある。これは、内のM個の訓練ベクトルが異なり、異なる空間方向を指していることを必要とする。MIMOチャネル推定の最良の性能は、がユニタリー行列であり、M個の訓練ベクトルが互いに直交しているときに達成することができる。この直交性の条件は、 のように表現されることができ、ここで、は、恒等行列であり、“H”は、共役転置を示す。したがって、直交性の条件は、次のように表現され得る。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
既に記載され、式(9)に示されたように、MISOおよびMIMO受信機は、異なる訓練行列を好む。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
係数を選択するのに、他の基準も使用され得る。誤差および損失は、計算、コンピュータシミュレーション、経験的測定、等によって判断され得る。係数は、例えば、システム内のMISO受信機の数およびMIMO受信機の数、MIMO受信機の優先度に対するMISO受信機の優先度、等のような、システムパラメータまたは必要条件、あるいはこの両者に基づいても選択され得る。係数は、一度、選択されると、その後で、パイロット送信に使用され得る。また、係数は、定期的に、または種々の要因(例えば、MISOおよびMIMO受信機の数、MISOおよびMIMO受信機間の相対優先度、等)に基づいて動的に変更され得る。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
Figure 0005161265
図2Aは、第1のパイロット送信方式で、4×4のシステム内のMISO受信機によって行われるチャネル推定を示している。送信機は、既に記載したように、
Figure 0005161265
における4個の訓練ベクトルを循環することによって、パイロットを送信する。MISO受信機の受信パイロットは、図2Aに示されているように、シンボル期間nにおいてrmiso(n)= misou′ +nmiso、シンボル期間n+1においてrmiso(n+1)= misou′ +nmiso、等である。
Figure 0005161265
ここで、c(i)(なお、i=L...L)は、FIRフィルタの係数であり、
およびLは、FIRフィルタの時間の範囲である。
Figure 0005161265
図2Bは、第1のパイロット送信方式で、4×4のシステム内のMIMO受信機によって行われるチャネル推定を示している。送信機は、既に記載したように、訓練行列
Figure 0005161265
を使用して、パイロットを送信する。図2Bに示されているように、MIMO受信機の受信シンボルは、シンボル期間nにおいて(n)=u′ 、シンボル期間n+1において(n+1)=u′ 、等である。“パイロットブロック”は、全訓練ベクトルがパイロット送信に使用される最小のスパンとして定められ得る。図2Bに示されている例において、パイロットブロックは、4シンボル期間である。MIMO受信機は、同じ訓練ベクトルで送信されたパイロットに対する受信シンボル、例えば、訓練ベクトルu′ に対して(n−2)および(n+2)、訓練ベクトルu′ に対して(n−1)および(n+3)、等をフィルタにかけることができる。図2Bに示されているように、MIMO受信機は、1パイロットブロックにおいて得られる(フィルタにかけられた、またはフィルタにかけられていない)受信シンボルに基づいて、個々のチャネル利得推定値を求めることもできる。例えば、行列は、4つの受信シンボルベクトル(n)ないし(n+3)で形成され、チャネル利得推定値は、式(7)に示されているように、について計算され得る。
単純にするために、図2Aおよび2Bは、シンボル期間n−2ないしn+5の全ての時間の継続期間において静的であるMISOおよびMIMOチャネルを示している。向上したチャネル推定の性能では、パイロットブロックは、MISOおよびMIMOチャネルのコヒーレンス時間よりも短くなるはずである。コヒーレンス時間は、無線チャネルがほぼ一定であり続けると予測される時間の継続期間である。
4×4のシステムについての上述の概念は、T×Rのシステムに拡張され得る。
Figure 0005161265
MISOおよびMIMO受信機は、パイロット送信に対する受信シンボルの全てに基づいて、それらのMISOおよびMIMOチャネルをそれぞれ推定することができる。
マルチキャリアのマルチアンテナシステム
マルチアンテナシステムは、データおよびパイロット送信に多数の搬送波を使用し得る。多数の搬送波は、OFDM、何か他のマルチキャリア変調技術、または何か他の構成よって与えられ得る。OFDMは、全システムバンド幅(W)を多数(N)の直交サブバンドへ効率的に分割する。これらのサブバンドは、トーン、サブキャリア、ビン、および周波数チャネルとも呼ばれる。OFDMを用いると、各サブバンドは、データで変調され得る各サブキャリアと関係付けられる。マルチアンテナOFDMシステムは、データおよびパイロット送信にN本の全サブバンドのサブセットのみを使用し、残りのサブバンドを保護サブバンドとして使用して、システムがスペクトルマスクの要件を満たすことを可能にする。単純にするために、次の記載は、全部でN本のサブバンドが、データおよびパイロット送信に使用され得ると仮定する。
マルチアンテナOFDMシステムにおける送信機と受信機との間の無線チャネルは、周波数選択フェージングを経験し得る。これは、システムバンド幅全体で変化する周波数応答によって特徴付けられる。次に、各SISOチャネルのN本のサブバンドは、異なる複素チャネル利得と関係付けられ得る。これらのサブバンドの幾つか、または全てにおけるデータ送信を復元するために、全N本のサブバンドの正確なチャネル推定値が必要とされ得る。
マルチアンテナOFDMシステムにおけるMISO受信機のMISOチャネルは、N個のチャネル応答行ベクトル miso(k)(なお、k=1...N)の組によって特徴付けられ得る。各行ベクトル miso(k)は、1×Tの次元をもち、サブバンドkにおけるT本の送信アンテナと1本の受信アンテナとの間のチャネル利得のT個の要素を含む。マルチアンテナOFDMシステムにおけるMIMO受信機のMIMOチャネルは、N個のチャネル応答行列(k)(なお、k=1...N)の組によって特徴付けられ得る。各行列(k)は、R×Tの次元をもち、サブバンドkにおけるT本の送信アンテナとR本の受信アンテナとの間のチャネル利得のR・T個の要素を含む。
各SISOチャネルのチャネル応答は、時間領域チャネルインパルス応答または対応する周波数領域チャネル周波数応答の何れかによって特徴付けられ得る。チャネル周波数応答は、チャネルインパルス応答の離散的フーリエ変換(discrete Fourier transform, DFT)である。各SISOチャネルのチャネルインパルス応答は、L個の時間領域タップによって特徴付けられることができ、なお、Lは、一般に、サブバンドの総数よりも相当に少なく、すなわち、L<Nである。したがって、インパルスが送信アンテナにおいて加えられると、このインパルスの刺激のために受信アンテナにおいて得られるWメガヘルツのサンプルレートにおけるL個の時間領域サンプルは、SISOチャネルの応答を特徴付けるのに十分であるだろう。チャネルインパルス応答のタップ(L)の必要数は、システムの遅延拡散、すなわち受信機における十分なエネルギをもつ最も早く到達した信号のインスタンスと最も遅く到達した信号のインスタンスとの間の時間差に依存する。チャネルインパルス応答には、L個のみのタップが必要とされるので、各SISOチャネルの周波数応答は、全N本のサブバンドではなく、L本の適切に選択されたサブバンドと同数のチャネル利得推定値に基づいて、完全に特徴付けられ得る。
図3は、マルチアンテナOFDMシステムにおいてパイロット送信に使用され得るサブバンド構造を示す。パイロットシンボルは、パイロット送信に使用されるサブバンドであるP本のパイロットサブバンド上で送信される。なお、通常、N>P≧Lである。向上した性能および単純化された計算のために、P本のパイロットサブバンドは、N本の全サブバンド間で均等に分散され、連続するパイロットサブバンドは、N/P本のサブバンド分、間隔を置かれている。残りのN/P本のサブバンドは、データ送信に使用されることができ、データサブバンドと呼ばれる。
パイロットは、マルチアンテナOFDMシステムにおいて、種々のやり方で送信され得る。パイロット送信は、使用に選ばれた個々の訓練行列に依存し得る。いくつかの例示的なパイロット送信方式が、別途記載される。
図4Aは、マルチアンテナOFDMシステムのための第1のパイロット送信方式を示している。この方式において、送信機は、訓練行列 comを使用して、パイロットを送信し、その要素/係数は、MISOおよびMIMO受信機の両者を同時に支援するように選択される。送信機は、 com内の訓練ベクトルを循環し、各OFDMシンボル期間において1つの訓練ベクトルu´ を使用することができる。同じ訓練ベクトルu´ を、P本のパイロットサブバンドの各々に使用することができる。単純にするために、図4Aは、4本の送信アンテナをもつシステムのパイロット送信を示している。
マルチアンテナOFDMシステムにおけるMISO受信機は、種々のチャネル推定技術を使用して、MISOチャネルの完全な周波数応答を推定することができる。直接最小二乗推定技術において、MISO受信機は、最初に、各OFDMシンボル期間におけるP本のパイロットサブバンドに対してP個の受信シンボルの組を得る。これは、P×1ベクトル =[rmiso(k)rmiso(k)...rmiso(k)]として示され得る。
Figure 0005161265
MISO受信機は、次に、複合MISOチャネルのインパルス応答の最小二乗推定値を次のように計算する。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
Figure 0005161265
Figure 0005161265
マルチアンテナOFDMシステムにおけるMIMO受信機は、直接最小二乗推定技術を使用して、MIMOチャネルの完全な周波数応答を推定することもできる。各OFDMシンボル期間において、MIMO受信機は、R本の受信アンテナの各々においてP本のパイロットサブバンドのP個の受信シンボルの組を得る。訓練ベクトルu´ が、OFDMシンボル期間nにおけるパイロット送信に使用されるとき、各受信アンテナiのP個の受信シンボルの組は、k∈Psetとして、{ri,m(k)}またはri,m(k)として示される。なお、Psetは、P本のパイロットサブバンドの組またはグループを表す。MIMO受信機は、M個の異なる訓練ベクトルで、R本の受信アンテナで、R・M組の受信シンボルを得る。これらのR・M個の受信シンボルの組は、k∈Psetとして、1組のP行列{(k)}または(k)として示され得る。
Figure 0005161265
各パイロットサブバンドの受信シンボル行列(k)は、R×Mの次元をもち、そのパイロットサブバンドのM個の訓練ベクトルに対して受信シンボルのM列を含む。したがって、行列(k)は、シングルキャリアのマルチアンテナシステムについて上述で記載した受信シンボル行列(k)の形式に類似している。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
Figure 0005161265
次に、MIMO受信機は、MIMOチャネルにおける個々のSISOチャネルのためのインパルス応答推定値を、次のように求めることができる。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
MIMO受信機は、多数のOFDMシンボル期間において同じ訓練ベクトルで得られる受信シンボル{ri,m(k)}に対してフィルタリングを行い得る。ここでフィルタリングは、各受信アンテナの各サブバンドに対して行われる。
Figure 0005161265
MIMO受信機は、何か他のやり方で、各SISOチャネルのN本のサブバンドの完全な周波数応答推定値も求めることができ、これは本発明の範囲内である。例えば、最小二乗推定技術の代わりに、他の形の補間も使用され得る。
Figure 0005161265
R×Tのシステムにおいて、T×Tのウォルシュ行列は、訓練行列 mimoとして使用され得る。他の訓練行列は、第2のパイロット送信方式にも使用され得る。
Figure 0005161265
共通パイロットは、システム内のMISO受信機によってチャネル推定に使用されることができる。共通およびMIMOパイロットは、MIMO受信機によるチャネル推定に使用されることができる。
向上した性能において、図4Bに示されているように、第1のグループ内のパイロットサブバンドは、N本の全サブバンド全体で均等に分散され得る。同じく図4Bに示されているように、第2のグループ内のパイロットのサブバンドも、N本の全サブバンド全体で均等に分散され、さらに加えて、第1のグループ内のパイロットのサブバンドとインターレースされる。
MISO受信機は、マルチアンテナOFDMシステムの第1のパイロット送信方式について既に記載されたやり方で、共通パイロットに基づいて、複合MISOチャネル応答を推定することができる。MISO受信機は、(1)第1のグループ内のP本のパイロットサブバンドに対してP個の受信シンボルの組を得て、(2)受信シンボルの組に基づいて、複合MISOチャネルの初期周波数応答推定値を求めて、(3)初期周波数応答推定値に基づいて、最小二乗チャネルインパルス応答推定値を計算し、(4)最小二乗チャネルインパルス応答推定値に基づいて、複合MISOチャネルの最終周波数応答推定値を求めることができる。
MIMO受信機は、次のように共通およびMIMOパイロットに基づいて、MIMOチャネルの個々のSISOチャネルの全周波数応答を推定することができる。各OFDMシンボル期間において、MIMO受信機は、(1)訓練ベクトルu´´ を使用して、パイロットサブバンドの第1のグループ上で送信されるパイロットに対するR本の受信アンテナの受信シンボルのR個の組と、(2)別の訓練ベクトルu´´ (なお、m=b、c、またはdである)を使用して、パイロットサブバンドの第2のグループ上で送信されるパイロットに対するR本の受信アンテナの受信シンボルのR個の組とを得る。
Figure 0005161265
図2Bに関して既に記載したのと類似したやり方で、MIMO受信機は、同じ訓練ベクトルu´´ を使用して送信されるパイロットに対して、多数のOFDMシンボル期間において得られる受信シンボル{ri,m(k)}を平均し得る。MIMO受信機は、同じOFDMシンボル期間において得られる複合MISOチャネルインパルス応答推定値
Figure 0005161265
も平均し得る。図4Bに示されている例において、MIMO受信機は、6個のOFDMシンボルにおいて2個のパイロットブロック、9個のOFDMシンボルにおいて3個のパイロットブロック、等に対して時間領域のフィルタリングを行うことができる。例えば、3タップの因果関係のない時間領域フィルタにおいて、現在のパイロットブロックのチャネル推定値は、前のパイロットブロック、現在のパイロットブロック、および次のパイロットブロックのチャネル推定値の線形結合であり得る。具体的な例として、u´´ のチャネル推定値は、OFDMシンボル期間n−2、n+1、およびn+4において得られるチャネル推定値の線形結合として得られ得る。
Figure 0005161265
例えば、訓練行列
Figure 0005161265
を使用する2×2のシステムにおいて、送信機は、(1)訓練ベクトルu´´ =[1 1]を使用して、パイロットサブバンドの第1のグループ上で共通パイロット、および(2)訓練ベクトルu´´ =[1 −1]を使用して、パイロットサブバンドの第2のグループ上でMIMOパイロットを送信し得る。MIMO受信機は、パイロットサブバンドの第1のグループ、Pset1に対する2本の受信アンテナの2組の受信シンボル、{r1,a(k)}および{r2,a(k)}を得る。これらは、次のように表現され得る。
1,a(k)=h1,1(k)+h1,2(k)+n
2,a(k)=h2,1(k)+h2,2(k)+n、 なお、k∈Pset1 式(22)
MIMO受信機は、パイロットサブバンドの第2のグループ、Pset2に対する2本の受信アンテナの2組の受信シンボル、{r1,b(k)}および{r2,b(k)}も得る。これらは、次のように表現され得る。
1,b(k)=h1,1(k)−h1,2(k)+n
2,b(k)=h2,1(k)−h2,2(k)+n、 なお、k∈Pset2 式(23)
単純にするために、パイロットシンボルは、式(22)および(23)から省かれる。
MIMO受信機は、受信シンボルの各組に対してP点のIFFTを行って、対応する複合MISOチャネルインパルス応答を得る。2個の異なる訓練ベクトルを用いた2本の受信アンテナの4つの複合MISOチャネルインパルス応答は、
Figure 0005161265
として示される。MIMO受信機は、個々のSISOチャネルの最小二乗インパルス応答推定値を求めることができる。
Figure 0005161265
MIMO受信機は、第1の受信アンテナのSISOチャネルインパルス応答推定値を、その受信アンテナのための、2個の訓練ベクトルで得られる2つの複合MISOチャネルインパルス応答推定値を結合することによって、次のように求めることができる。
Figure 0005161265
MIMO受信機は、同様に、第2の受信アンテナのSISOチャネルインパルス応答推定値を、その受信アンテナのための、2つの訓練ベクトルで得られる2つの複合MISOチャネルインパルス応答推定値を結合することによって、次のように求めることができる。
Figure 0005161265
既に記載したように、MIMO受信機は、SISOチャネルインパルス応答推定値をさらに処理して、SISOチャネルの最終周波数応答推定値を得ることができる。
Figure 0005161265
したがって、MIMO受信機は、各OFDMシンボル期間におけるチャネル推定値の実行平均を得ることができる。他のフィルタリング方式も使用されることができ、これは、本発明の範囲内である。
共通およびMIMOパイロットは、第2のパイロット送信方式において種々のやり方で送信され得る。一般に、何れかのサブバンドが、共通パイロットの第1のグループおよびMIMOパイロットの第2のグループに含まれ得る。各グループ内のパイロットサブバンドの数、Pが、2の倍数であり、P本のサブバンドがN本の全サブバンド全体で均等に分散され、N/P本のサブバンド分、間隔を置かれているとき、チャネルインパルス応答を、IDFTの代わりに、IFFTで計算することができ、計算を相当に簡単にすることができる。第1のグループのパイロットサブバンドおよび第2のグループのパイロットサブバンドは、何れのサブバンドの指数からも開始することができる。
図4Bに示されているように、第1および第2のグループは、同数のサブバンドを含むことができる。第1および第2のグループは、異なる数のサブバンドを含むこともできる。例えば、Pが、チャネルインパルス応答を推定するのに必要とされるタップ数であるとして、第2のグループが、P/2本のサブバンドを含むとき、MIMOパイロットの各訓練ベクトルは、2つのOFDMシンボル期間において、P/2本のパイロットのサブバンドの2つの異なるグループに対して使用され得る。MIMO受信機は、2つのOFDMシンボル期間においてパイロット送信を受信するとき、MIMOパイロットに使用される各訓練ベクトルに対して、1組のR個の複合MISOチャネルインパルス応答を求めることができる。別の例として、第2のグループが、2P本のサブバンドを含むとき、MIMOパイロットの2個の訓練ベクトルは、各OFDMシンボル期間において使用され、2個の訓練ベクトルは、交互のサブバンド上で使用され得る。
マルチアンテナOFDMシステムにおける第3のパイロット送信方式において、パイロット送信は、システムによって支援される受信機のタイプに基づいて調節される。インクリメンタルパイロット送信方式とも呼ばれるこの方式において、送信機は、T×1の訓練ベクトル (例えば、全て1の訓練ベクトル)を使用して、共通パイロットを常に送信する。既に記載したように、MISO受信機は、複合MISOチャネルのチャネル推定に共通パイロットを使用することができる。1つ以上のMIMO受信機が、システムによって支援されるとき、送信機は、訓練ベクトル ないし を使用して、MIMOパイロットも送信する。訓練ベクトル ないし は、訓練ベクトル と異なり、訓練ベクトル ないし は、互いに直交していても、直交していなくてもよい。例えば、訓練ベクトル ないし は、直交行列(例えば、ウォルシュ行列)の列であるか、またはMISOおよびMIMO受信機の両者を支援するように選択された係数を含み得る。(例えば、図4Aに示されているように)送信機は、訓練ベクトル ないし を循環し得る。送信機は、(例えば、図4Bに示されているように)(1) を使用して、継続的に、パイロットサブバンドの1つのグループ上で共通パイロットを、(2) ないし を循環することによって、パイロットサブバンドの第2のグループ上でMIMOパイロットを送信し得る。同じく既に記載されたように、MIMO受信機は、MIMOチャネルのチャネル推定に共通およびMIMOパイロットを使用することができる。
図5は、インクリメンタルパイロット送信方式を使用して、無線マルチアンテナ通信システムにおいてパイロットを送信する処理500を示している。T個の基準化されたパイロットシンボルの第1の組は、T個の係数の第1の訓練ベクトルで生成され(ブロック512)、各送信アンテナから1つの基準化されたパイロットシンボルずつ、T本の送信アンテナから送信される(ブロック514)。基準化されたパイロットシンボルの第1の組は、MISO受信機によるチャネル推定に使用するのに適している。ブロック516において判断されるように、少なくとも1つのMIMO受信機が、システムによって支援されるとき、T個の基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組が、T個の係数の少なくともT−1個の追加のベクトルで生成される(ブロック522)。T個の基準化されたパイロットシンボルの各追加の組が、T本の送信アンテナから送信される(ブロック524)。基準化されたパイロットシンボルの第1および追加の組は、MIMO受信機によるチャネル推定に使用するのに適している。第1および追加のベクトルは、訓練行列における異なるベクトルであり、互いに直交していても、直交していなくてもよい。既に記載されたように、基準化されたパイロットシンボルの組は、種々のやり方で送信され得る。各基準化されたパイロットシンボルは、マルチアンテナOFDMシステムにおけるP本のパイロットサブバンドのグループ上で送信され得る。
MIMOパイロットが、MIMO受信機が存在する場合のみ送信されるとき、時間のフィルタリングは、一様ではない。MIMOパイロットに使用される訓練ベクトルの中で、いくつかの訓練ベクトルは、他のものよりも、(例えば、パケットのサイズ、および何れの訓練ベクトルが、MIMOパイロットに使用されたかに依存して)より多くの時間フィルタリングを受け得る。データパケットの境界において使用される訓練ベクトルは、一般に、データパケットの中間のものよりも、より少ないフィルタリングを受け得るが、これは、必ずしもそうであるとは限らない。例えば、再び図4Bを参照すると、データパケットおよびMIMOパイロットは、OFDMシンボルnないしn+3において送信されなくてもよい。送信ベクトルu′′ のチャネル推定値は、2つのOFDMシンボル期間nおよびn+3において受信されるパイロットシンボルに基づいて得られる一方で、各送信ベクトルu′′ ないしu′′ のチャネル推定値は、1つのOFDMシンボル期間において受信されるパイロットシンボルに基づいて得られ得る。非均一の時間フィルタリングは、MIMOパイロットがバーストで送信されることから生じる。共通パイロットは連続的に送信されるので、この現象は、それに対しては認められない。
共通パイロットが、1個の訓練ベクトルを使用して、連続的に送信され、MIMOパイロットが、残りの訓練ベクトルを循環することによって送信されるとき、共通パイロットで得られるチャネル推定値は、MIMOパイロットで得られるチャネル推定値よりも良いものであり得る。共通パイロットがより頻繁に送信されるとき、より多くのフィルタリングをそれに使用することができる。各訓練ベクトルにおいて、MIMO受信機は、R本の受信アンテナの各々に対する複合MISOチャネル応答を得る。ここで、各複合MISOチャネル応答は、MISOチャネルを構成する全T本のSISOチャネルに関する情報を含む。したがって、チャネル推定誤差が、MIMOパイロットに使用される訓練ベクトルに対して、より大きいときでも、誤差は、全SISOチャネルのチャネル推定値全体で分散される。
図6は、マルチアンテナOFDMシステムにおける送信機110x、MISO受信機150x、およびMIMO受信機150yのブロック図を示している。送信機110xにおいて、送信(TX)データプロセッサ620は、トラヒックデータを受信し、符号化し、インターリーブし、シンボルマップし(または変調し)、データシンボル{s(k)}を与える。各データシンボルは、データの変調シンボルである。TX空間プロセッサ630は、データシンボルを受信し、空間的に処理し、基準化し、パイロットシンボルにおいて多重化し、送信シンボルのT本のストリームをT個の送信機ユニット(TMTR)632aないし632tに与える。各送信シンボルは、データシンボルまたはパイロットシンボルのためにあり、1本の送信アンテナの1本のサブバンド上で送信される。各送信機ユニット632は、送信シンボルのそのストリームに対してOFDM変調を行って、OFDMシンボルを得て、さらに加えて、OFDMシンボルを調整して、被変調信号を得る。T個の送信機ユニット632aないし632tは、T本のアンテナ634aから634tから送信されるT個の被変調信号を与える。
MISO受信機150xにおいて、アンテナ652xは、T個の送信信号を受信し、受信信号を受信機ユニット(RCVR)654xに与える。ユニット654xは、送信機ユニット632によって行われる処理と相補的な処理を行い、(1)受信データシンボルを検出器660xへ、(2)受信パイロットシンボルを制御装置684x内のチャネル推定器684xへ与える。チャネル推定器684xは、MISO受信機のチャネル推定を行い、複合MISOチャネル応答推定値
Figure 0005161265
を与える。検出器660xは、受信データシンボルに対して、複合MISOチャネル推定値で検出(例えば、整合フィルタリングまたは等化、あるいはこの両者)を行い、検出されたシンボル、すなわち送信機110xによって送られたデータシンボルの推定値を与える。次に、受信(RX)データプロセッサ670xは、検出されたシンボルをシンボルデマップし、デインターリーブし、復号し、復号されたデータ、すなわち送信トラヒックデータの推定値を与える。
MIMO受信機150yにおいて、R本のアンテナ652aないし652rは、T個の送信信号を受信し、各アンテナ652は、受信信号を各受信機ユニット654に与える。各ユニット654は、送信機ユニット632によって行われた処理と相補的な処理を行い、(1)受信データシンボルをRX空間プロセッサ660yに、(2)受信パイロットシンボルを制御装置680y内のチャネル推定器684yに与える。チャネル推定器684yは、MIMO受信機のチャネル推定を行い、MIMOチャネル応答推定値
Figure 0005161265
を与える。受信空間プロセッサ660yは、R個の受信機ユニット654aないし654rからのR本の受信データシンボルストリームに対して、MIMOチャネル応答推定値で空間処理を行い、検出されたシンボルを与える。次に、RXデータ処理装置670yは、検出されたシンボルをシンボルデマップし、デインターリーブし、復号し、復号されたデータを与える。
制御装置640、680x、および680yは、それぞれ、送信機110x、MISO受信機150x、およびMIMO受信機150yにおける種々の処理ユニットの動作を制御する。メモリユニット642、682x、および682yは、制御装置640、680x、および680yによって使用されるデータまたはプログラムコード、あるいはこの両者を記憶する。
図7は、送信機110xにおけるTX空間プロセッサ630および送信機ユニット632の実施形態のブロック図を示している。TX空間プロセッサ630は、データ空間プロセッサ710、パイロットプロセッサ720、およびT本の送信アンテナのためのT個のマルチプレクサ(multiplexer, Mux)730aないし730tを含む。
データ空間プロセッサ710は、TXデータプロセッサ620からデータシンボル{s(k)}を受信し、それに対して空間処理を行う。例えば、データ空間プロセッサ710は、データシンボルを、T本の送信アンテナのためのT本のサブストリームにデマルチプレックスし得る。データ空間プロセッサ710は、システムの設計に依存して、これらのサブストリームに対して追加の空間処理を行うことも、または行わないこともある。パイロットプロセッサ720は、T本の送信アンテナのためのパイロットシンボルp(k)ないしp(k)を、行列内の訓練ベクトル ないし で多重化する。これは、使用に選ばれたパイロット送信方式に依存して、直交していても、直交していなくてもよい。同じまたは異なるパイロットシンボルが、T本の送信アンテナに使用され、同じまたは異なるパイロットシンボルが、パイロットサブバンドに使用され得る。パイロットプロセッサ720は、各送信アンテナに1つの乗算器ずつ、T個の乗算器722aないし722tを含んでいる。各乗算器722は、関係付けられた送信アンテナjのパイロットシンボルを、訓練ベクトル からの各係数uj,mと乗算し、基準化されたパイロットシンボル
Figure 0005161265
を与える。各マルチプレクサ730は、データ空間プロセッサ710から各データシンボルサブストリームを受信し、関係付けられた乗算器722からの基準化されたパイロットシンボルで多重化し、送信シンボルストリーム{x(k)}を、その関係付けられた送信アンテナjに与える。
各送信機ユニット632は、各送信シンボルストリームを受信し、処理し、被変調信号を与える。各送信機ユニット632内では、IFFTユニット742は、N点のIFFTを使用して、N本の全サブバンドのN個の送信シンボルの各組を時間領域へ変換し、N時間領域チップを含む対応する“変換された”シンボルを与える。各変換されたシンボルにおいて、循環プレフィクス生成器744は、変換されたシンボルの一部を反復し、N+Cチップを含む対応するOFDMシンボルを形成する。なお、Cは、反復されるチップ数である。反復された部分は、循環プレフィクスとして知られており、無線チャネルにおいて拡散された遅延を抑制するために使用される。TX RFユニット746は、OFDMシンボルストリームを、1つ以上のアナログ信号に変換し、さらに加えて、アナログ信号を増幅し、フィルタにかけ、周波数アップコンバートし、被変調信号を生成し、これは、関係付けられたアンテナ634から送信される。
図8Aは、受信機ユニット654iの実施形態のブロック図を示しており、これは、MISO受信機150xおよびMIMO受信機150yにおける各受信機ユニットとして使用され得る。受信機ユニット654i内では、RX RFユニット812は、関係付けられたアンテナ652iからの受信信号を調整し(例えば、フィルタにかけ、増幅し、周波数ダウンコンバートし)、調整された信号をディジタル化し、サンプルのストリームを与える。循環プレフィクス除去ユニット814は、各OFDMシンボルに追加された循環プレフィクスを除去し、受信された変換されたシンボルを与える。FFTユニット816は、N点のFFTを使用して、各受信された変換されたシンボルのN個のサンプルを、周波数領域へ変換し、N本のサブバンドのためのN個の受信シンボルを得る。FFTユニット816は、(1)データサブバンドの受信データシンボルを、MISO受信機150xの検出器660xまたはMIMO受信機150yのRX空間プロセッサ660yの何れかに、(2)パイロットサブバンドの受信パイロットシンボルを、MISO受信機150xのチャネル推定器684xまたはMIMO受信機150yのチャネル推定器684yの何れかに与える。
図8Bは、MIMO受信機150yのチャネル推定器684yの実施形態を示し、これは、直接最小二乗推定技術を実施する。
Figure 0005161265
Figure 0005161265
本明細書に記載されているパイロット送信方式およびチャネル推定技術は、種々のOFDMに基づくシステムに使用され得る。1つのこのようなシステムは、OFDMを使用する直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access, OFDMA)通信システムであり、多数のユーザを同時に支援することができる。OFDMに基づくシステムは、周波数ホッピングも使用することができ、したがって、データは、異なるサブバンド上で、“ホップ期間”とも呼ばれる異なる時間間隔において送信される。各ユーザにおいて、各ホップ期間におけるデータ送信に使用される個々のサブバンドは、例えば、そのユーザに割り当てられた擬似ランダムな周波数ホッピング系列によって判断され得る。周波数ホッピングOFDMシステムにおいて、各ユーザの周波数ホッピング系列は、共通およびMIMOパイロットに使用されるパイロットのサブバンドを、データ送信に選ばれないようにする。周波数ホッピングのために、N本のサブバンドの中の1本または小さいサブセットのみがデータ送信に使用されても、各ユーザは、通常、(例えば、全N本のサブバンドに対する)全MISOまたはMIMOチャネル応答を推定する必要がある。
本明細書に記載されているパイロット送信方式およびチャネル推定技術は、種々の手段によって実施され得る。例えば、パイロット送信およびチャネル推定のための処理は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその組合せにおいて実施され得る。ハードウェアの実施では、送信機におけるパイロット送信のための処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、ディジタル信号処理デバイス(digital signal processing device, DSPD)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device, PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、または本明細書に記載されている機能を行うように設計された他の電子ユニット、あるいはその組合せの中で実施または実行され得る。受信機におけるチャネル推定のための処理ユニットも、ASIC、DSP、等の中で実施され得る。
ソフトウェアの実施では、本明細書に記載されている処理は、本明細書に記載されている機能を行うモジュール(例えば、手続き、機能、等)で実施され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図6のメモリユニット642、682x、および682y)に記憶され、プロセッサ(例えば、制御装置640、680x、および680y)によって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサ内またはプロセッサの外部に構成されることができ、プロセッサの外部に構成される場合は、メモリユニットは、当技術において知られている種々の手段によってプロセッサに通信上で接続されることができる。
開示されている実施形態の上記説明は、当業者が本発明を作成または使用することを可能にすべく提供されている。これらの実施形態への種々の変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書において定義されている一般的な原理は、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は本明細書に示されている実施形態に制限されることを意図されるものではなく、本明細書に開示されている原理および新規な特徴と合致する最大の範囲に一致すべきものである。
以下に本願出願の当初の特許請求の範囲について記載された発明を付記する。
[1]
無線マルチアンテナ通信システムにおいてパイロットを送信する方法であって、
Tが1よりも大きい整数であるとして、T個の基準化されたパイロットシンボルの第1の組を、T個の係数の第1のベクトルで生成することと、なお、前記基準化されたパイロットシンボルの第1の組が、1本のアンテナをもつ受信機によるチャネル推定に使用するのに適している、
多数のアンテナをもつ少なくとも1つの受信機が、前記システムによって支援されているとき、T個の基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組を、少なくともT−1個の追加のベクトルで選択的に生成することと、なお、各追加のベクトルがT個の係数を含み、前記第1および少なくともT−1個の追加のベクトルが、行列内の異なるベクトルであり、前記基準化されたパイロットシンボルの第1および少なくともT−1個の追加の組が、多数のアンテナをもつ前記少なくとも1つの受信機によるチャネル推定に使用するのに適している、
T個の基準化されたパイロットシンボルの各組を、各送信アンテナ上で1個の基準化されたパイロットシンボルずつ、T本の送信アンテナを介して送信することと、を含む方法。
[2]
前記第1および少なくともT−1個の追加のベクトルが、互いに直交している、[1]記載の方法。
[3]
前記T個の基準化されたパイロットシンボルのT−1個の追加の組が、T−1個の追加のベクトルで生成される、[1]記載の方法。
[4]
前記第1のベクトルおよびT−1個の追加のベクトルが、ウォルシュ行列のT個のベクトルである、[3]記載の方法。
[5]
前記T個の基準化されたパイロットシンボルの各組が、1シンボル期間において送信される、[1]記載の方法。
[6]
前記マルチアンテナ通信システムが、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)を使用し、Pが1よりも大きい整数であるとして、各組内の前記T個の基準化されたパイロットシンボルの各々が、P本のサブバンドのグループ上で前記T本の送信アンテナの各1本から送信される、[1]記載の方法。
[7]
前記P本のサブバンドが、N本の全サブバンド全体で均等に分散されていて、N/P本のサブバンド分、間隔を置かれている、[6]記載の方法。
[8]
前記基準化されたパイロットシンボルの第1の組が、サブバンドの第1のグループ上で送信され、前記基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組が、前記サブバンドの第1のグループから分離したサブバンドの第2のグループ上で送信される、[6]記載の方法。
[9]
前記第1および第2のグループの各々における前記サブバンドが、N本の全サブバンド全体で均等に分散されている、[8]記載の方法。
[10]
前記基準化されたパイロットシンボルの第1の組が、前記サブバンドの第1のグループ上で連続的に送信される、[8]記載の方法。
[11]
前記基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組が循環され、基準化されたパイロットシンボルの各追加の組が、各時間間隔において前記サブバンドの第2のグループ上で送信される、[8]記載の方法。
[12]
前記第1および第2のグループが、同数のサブバンドを含む、[8]記載の方法。
[13]
無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
パイロットプロセッサであって、
Tが1よりも大きい整数であるとして、T個の基準化されたパイロットシンボルの第1の組を、T個の係数の第1のベクトルで生成し、前記基準化されたパイロットシンボルの第1の組が、1本のアンテナをもつ受信機によるチャネル推定に使用するのに適していて、
多数のアンテナをもつ少なくとも1つの受信機が、前記システムによって支援されるとき、T個の基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組を、少なくともT−1個の追加のベクトルで選択的に生成し、各追加のベクトルがT個の係数を含み、前記第1および少なくともT−1個の追加のベクトルが、行列内の異なるベクトルであり、前記基準化されたパイロットシンボルの第1および少なくともT−1個の追加の組が、多数のアンテナをもつ前記少なくとも1つの受信機によるチャネル推定に使用するのに適しているように動作するパイロットプロセッサと、
T個の基準化されたパイロットシンボルの各組を調整し、各送信アンテナ上で1つの基準化されたパイロットシンボルずつ、T本の送信アンテナを介して送信するように動作する複数の送信機ユニットと、を含む装置。
[14]
前記パイロットプロセッサが、T個の基準化されたパイロットシンボルのT−1個の追加の組を、T−1個の追加のベクトルで生成するように動作し、前記第1のベクトルおよびT−1個の追加のベクトルが、ウォルシュ行列のT個のベクトルである[13]記載の装置。
[15]
前記マルチアンテナ通信システムが、直交周波数分割多重化(OFDM)を使用する[13]記載の装置。
[16]
前記各組内のT個の基準化されたパイロットシンボルの各々が、前記T本の送信アンテナの各1本から、Pが1よりも大きい整数であるとして、P本のサブバンドのグループ上で送信され、前記P本のサブバンドが、N本の全サブバンド全体で均等に分散され、N/P本のサブバンド分、間隔を置かれている、[15]記載の装置。
[17]
前記基準化されたパイロットシンボルの第1の組が、サブバンドの第1のグループ上で連続的に送信され、前記基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組が、前記サブバンドの第1のグループから分離しているサブバンドの第2のグループ上で送信される、[15]記載の装置。
[18]
無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
Tが1よりも大きい整数であるとして、T個の基準化されたパイロットシンボルの第1の組を、T個の係数の第1のベクトルで生成する手段と、なお、前記基準化されたパイロットシンボルの第1の組が、1本のアンテナをもつ受信機によるチャネル推定に使用するのに適している、
多数のアンテナをもつ少なくとも1つの受信機が、前記システムによって支援されるとき、T個の基準化されたパイロットシンボルの少なくともT−1個の追加の組を、少なくともT−1個の追加のベクトルで選択的に生成する手段と、なお、各追加のベクトルがT個の係数を含み、前記第1および少なくともT−1個の追加のベクトルが、行列内の異なるベクトルであり、基準化されたパイロットシンボルの前記第1および少なくともT−1個の追加の組が、多数のアンテナをもつ少なくとも1つの受信機によるチャネル推定に使用するのに適している、
T個の基準化されたパイロットシンボルの各組を、各送信アンテナ上で1個の基準化されたパイロットシンボルずつ、T本の送信アンテナを介して送信する手段と、を含む装置。
[19]
T個の基準化されたパイロットシンボルのT−1個の追加の組が、T−1個の追加のベクトルで生成され、前記第1のベクトルおよびT−1個の追加のベクトルが、ウォルシュ行列のT個のベクトルである、[18]記載の装置。
[20]
無線マルチアンテナ通信システムにおいてパイロットを送信する方法であって、
Tが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとして、T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組を、行列のM個の異なるベクトルで生成することと、なお各ベクトルがT個の係数を含む、
前記T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組の各々をT本の送信アンテナから送信することと、を含み、なお、前記T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定に使用にするのに適している、方法。
[21]
前記M個のベクトルが互いに直交していない[20]記載の方法。
[22]
前記M個のベクトル内のM×T個の係数が、前記1本のアンテナをもつ受信機および前記多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定誤差を最小化するように選択される、[20]記載の方法。
[23]
前記M個のベクトル内のM×T個の係数が、前記1本のアンテナをもつ受信機および前記多数のアンテナをもつ受信機のために、重み付けされた平均二乗チャネル推定誤差の和に基づいて選択される、[20]記載の方法。
[24]
前記T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組が循環され、各組が、前記T本の送信アンテナから、各時間間隔において送信される[20]記載の方法。
[25]
前記マルチアンテナ通信システムが、直交周波数分割多重化(OFDM)を使用し、各組内の前記T個の基準化されたパイロットシンボルの各々が、前記T本の送信アンテナの各1本から、Pが1よりも大きい整数であるとして、P本のサブバンドのグループ上で送信される、[20]記載の方法。
[26]
前記P本のサブバンドが、N本の全サブバンド全体で均等に分散され、N/P本のサブバンド分、間隔を置かれている、[25]記載の方法。
[27]
無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
Tが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとして、T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組を、行列のM個の異なるベクトルで生成するように動作するパイロットプロセッサと、なお、各ベクトルがT個の係数を含む、
前記T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組の各々を調整し、T本の送信アンテナから送信するように動作する複数の送信機ユニットと、を含み、なお、前記T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定に使用するのに適している、装置。
[28]
前記M個のベクトルが互いに直交していない、[27]記載の装置。
[29]
前記無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
Tが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとして、T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組を、行列のM個の異なるベクトルで生成する手段と、なお、各ベクトルがT個の係数を含む、
前記T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組の各々をT本の送信アンテナから送信する手段と、を含み、なお、T個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定に使用するのに適している、装置。
[30]
直交周波数分割多重化(OFDM)を使用する無線マルチアンテナ通信システムにおいて、受信機においてチャネル推定を行う方法であって、
R、T、およびPが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であり、R個の組からなるM個のグループが、R×M個の組のために形成され、T個の組からなるM個のグループが、T×M個の組のために形成されるとき、T×M行列内のT×M個の係数で生成されたP個の基準化されたパイロットシンボルの前記T×M個の組に対するP個の受信パイロットシンボルの前記R×M個の組を、R本の受信アンテナを介して得ることと、なお、前記T×M行列内の1つの係数が、P個の基準化されたパイロットシンボルの各組を生成するのに使用され、P個の基準化されたパイロットシンボルのT個の組の各グループが、T本の送信アンテナから、P本のサブバンド上で送信される、
P個の受信パイロットシンボルの各組に対する初期周波数領域周波数応答推定値を導くことと、なお、R×Mの初期周波数応答推定値が、P個の受信パイロットシンボルのR×M個の組のために導かれる、
各初期周波数応答推定値に対する初期時間領域インパルス応答推定値を導くことと、なお、R×M個の初期インパルス応答推定値が、R×Mの初期周波数応答推定値のために導かれる、
前記R×Mの初期インパルス応答推定値と前記T×Mの行列とに基づいて、R×Tの最終時間領域インパルス応答推定値を導くことと、
各最終インパルス応答推定値に対する最終周波数領域周波数応答推定値を導くことと、を含み、なお、R×Tの最終周波数応答推定値が、R×Tの最終インパルス応答推定値のために導かれ、前記T本の送信アンテナと前記R本の受信アンテナとの間の多数入力多数出力(multiple-input multiple-output, MIMO)チャネルの推定値を表す、方法。
[31]
MがTに等しく、前記T×Mの行列がウォルシュ行列である、[30]記載の方法。
[32]
前記T×Mの行列内の前記T×M個の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定誤差を最小化するように選択される、[30]記載の方法。
[33]
前記T個のベクトル内の前記T×M個の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機のために、重み付けされた平均二乗チャネル推定誤差の和に基づいて選択される、[30]記載の方法。
[34]
P個の基準化されたパイロットシンボルのT個の組の1グループが、常に送信され、P個の基準化されたパイロットシンボルのT個の組の残りのM−1グループが、多数のアンテナをもつ少なくとも1つの受信機が前記システムによって支援されるときのみ送信される、[30]記載の方法。
[35]
P個の受信パイロットシンボルのR個の組の1グループが、P本のサブバンドの第1のグループ上で前記R本の受信アンテナを介して得られ、P個の受信パイロットシンボルのR個の組の残りのM−1グループが、P本のサブバンドの第2のグループ上で前記R本の受信アンテナを介して得られる、[30]記載の方法。
[36]
前記R×T個の最終インパルス応答推定値の各々において、特定の閾値よりも低いタップ値をゼロに設定することをさらに含む、[30]記載の方法。
[37]
前記R×T個の最終インパルス応答推定値の各々において、Lが前記システムにおいて拡散された予測遅延であるとして、最後のLないしP番目のタップをゼロに設定することをさらに含む、[30]記載の方法。
[38]
前記T×Mの行列内のT個の係数の同じベクトルで生成される、基準化されたパイロットシンボルの組に対応する受信パイロットシンボルの組をフィルタにかけることをさらに含む[30]記載の方法。
[39]
前記T×Mの行列内のT個の係数の同じベクトルで生成される、基準化されたパイロットシンボルの組に対応する初期周波数応答推定値をフィルタにかけることをさらに含む、[30]記載の方法。
[40]
前記T×Mの行列内のT個の係数の同じベクトルで生成される、基準化されたパイロットシンボルの組に対応する初期インパルス応答推定値をフィルタにかけることをさらに含む、[30]記載の方法。
[41]
前記最終インパルス応答推定値をフィルタにかけることをさらに含む、[30]記載の方法。
[42]
前記最終周波数応答推定値をフィルタにかけることをさらに含む、[30]記載の方法。
[43]
直交周波数分割多重化(OFDM)を使用する無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
R、T、およびPが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であり、R個の組からなるM個のグループが、R×M個の組のために形成され、T個の組からなるM個のグループが、T×M個の組のために形成されるとき、T×M行列内のT×M個の係数で生成されるP個の基準化されたパイロットシンボルの前記T×M個の組に対するP個の受信パイロットシンボルの前記R×M個の組を、R本の受信アンテナを介して得るように動作する複数の受信機ユニットと、なお、前記T×Mの行列内の1つの係数が、P個の基準化されたパイロットシンボルの各組を生成するのに使用され、P個の基準化されたパイロットシンボルのT個の組の各グループが、T本の送信アンテナから、P本のサブバンド上で送信される、
チャネル推定器であって、
P個の受信パイロットシンボルの各組に対する初期周波数領域周波数応答推定値を導き、なお、前記R×M個の初期周波数応答推定値が、P個の受信パイロットシンボルのR×M個の組に対して導かれる、
各初期周波数応答推定値に対する初期時間領域インパルス応答推定値を導き、なお、R×M個の初期インパルス応答推定値が、前記R×M個の初期周波数応答推定値に対して導かれる、
前記R×Mの初期インパルス応答推定値と前記T×M行列とに基づいて、R×Tの最終時間領域インパルス応答推定値を導き、
各最終インパルス応答推定値に対する最終周波数領域周波数応答推定値を導く、ように動作するチャネル推定器と、を含み、なお、R×T最終周波数応答推定値が、R×T最終インパルス応答推定値に対して導かれ、前記T本の送信アンテナと前記R本の受信アンテナとの間の多数入力多数出力(MIMO)チャネルの推定値を表す、装置。
[44]
前記チャネル推定器が、受信パイロットシンボル、初期周波数応答推定値、初期インパルス応答推定値、最終インパルス応答推定値、または最終周波数応答推定値をフィルタにかけるようにも動作する[43]記載の装置。
[45]
直交周波数分割多重化(OFDM)を使用する無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
R、T、およびPが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であり、R個の組からなるMグループが、R×M個の組のために形成され、T個の組のMグループが、T×M個の組において形成されるとき、T×M行列内のT×M個の係数で生成されるP個の基準化されたパイロットシンボルの前記T×M個の組のP個の受信パイロットシンボルの前記R×M個の組を、R本の受信アンテナを介して得る手段と、なお、前記T×M行列内の1つの係数が、P個の基準化されたパイロットシンボルの各組を生成するのに使用され、前記P個の基準化されたパイロットシンボルのT個の組の各グループが、T本の送信アンテナから、P本のサブバンド上で送信される、
P個の受信パイロットシンボルの各組に対して、初期周波数領域周波数応答推定値を導く手段と、なお、R×Mの初期周波数応答推定値が、P個の受信パイロットシンボルのR×M個の組に対して導かれる、
各初期周波数応答推定値に対する初期時間領域インパルス応答推定値を導く手段と、なお、なお、R×Mの初期インパルス応答推定値が、前記R×Mの初期周波数応答推定値に対して導かれる、
前記R×Mの初期インパルス応答推定値と前記T×M行列とに基づいて、R×T個の最終時間領域インパルス応答推定値を導く手段と、
各最終インパルス応答推定値に対する最終周波数領域周波数応答推定値を導く手段と、を含み、なお、R×Tの最終周波数応答推定値が、前記R×T個の最終インパルス応答推定値に対して導かれ、T本の送信アンテナとR本の受信アンテナとの間の多数入力多数出力(MIMO)チャネルの推定値を表す、装置。
[46]
受信パイロットシンボル、初期周波数応答推定値、初期インパルス応答推定値、最終インパルス応答推定値、または最終周波数応答推定値をフィルタにかける手段をさらに含む、[45]記載の装置。
[47]
無線マルチアンテナ通信システム内の受信機においてチャネル推定を行う方法であって、
RおよびTが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとき、行列のM個の異なるベクトルで生成され、T本の送信アンテナを介して送信されたT個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組に対するR個の受信パイロットシンボルのM個の組を、R本の受信アンテナを介して得ることと、なお、各ベクトルがT個の係数を含み、前記M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定を容易にするように選択されること、
R個の受信パイロットシンボルのM個の組を逆行列と行列乗算することと、を含み、なお、前記T本の送信アンテナと前記R本の受信アンテナとの間のR×Tチャネル利得を得る、方法。
[48]
前記M個のベクトルが互いに直交していない、[47]記載の方法。
[49]
前記M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定誤差を最小化するように選択される、[47]記載の方法。
[50]
前記M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機のために、重み付けされた平均二乗チャネル推定誤差の和に基づいて選択される、[47]記載の方法。
[51]
無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
RおよびTが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとき、行列のM個の異なるベクトルで生成され、T本の送信アンテナを介して送信されるT個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組に対するR個の受信パイロットシンボルのM個の組を、R本の受信アンテナを介して得るように動作する複数の受信機ユニットと、なお、各ベクトルがT個の係数を含み、M個のベクトルにおける係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定を容易にするように選択される、
前記R個の受信パイロットシンボルのM個の組を逆行列と行列乗算して、前記T本の送信アンテナと前記R本の受信アンテナとの間のR×Tチャネル利得の推定値を得るように動作するチャネル推定器と、を含む装置。
[52]
無線マルチアンテナ通信システム内の受信機においてチャネル推定を行う方法であって、
Tが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとき、行列のM個の異なるベクトルで生成され、T本の送信アンテナを介して送信されたT個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組に対するM個の受信パイロットシンボルを、1本の受信アンテナを介して得ることと、なお、各ベクトルがT個の係数を含み、M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定を容易にするように選択される、
前記M個の受信パイロットシンボルをフィルタにかけて、前記T本の送信アンテナと前記1本の受信アンテナとの間の複合多数入力単一出力(MISO)チャネルの推定値を得ることと、含む方法。

100・・・マルチアンテナ通信システム、500・・・処理、112,722・・・乗算器。

Claims (5)

  1. 無線マルチアンテナ通信システム内の受信機においてチャネル推定を行う方法であって、
    RおよびTが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとき、行列のM個の異なるベクトルで生成され、T本の送信アンテナを介して送信されたT個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組に対するR個の受信パイロットシンボルのM個の組を、R本の受信アンテナを介して得ることと、なお、各ベクトルがT個の係数を含み、前記M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定を容易にするように選択されること、
    R個の受信パイロットシンボルのM個の組を逆行列と行列乗算することと、を含み、なお、前記T本の送信アンテナと前記R本の受信アンテナとの間のR×Tチャネル利得を得
    前記M個のベクトルにおけるM×T個の係数は、前記1本のアンテナを持つ受信機および前記多数のアンテナを持つ受信機の両方のために使用され、且つ
    前記M個のベクトルにおけるM×T個の係数は、
    前記1本のアンテナを持つ受信機および前記多数のアンテナを持つ受信機の両方に対してチャネル推定誤差を最小化するように選択される、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機および前記多数のアンテナを持つ受信機の両方に対して検出性能損失を最小化するように選択される、または
    システムパラメータに基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の数および前記多数のアンテナを持つ受信機の数と、システムパラメータとに基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の優先度と相対的な前記多数のアンテナを持つ受信機の優先度と、システムパラメータとに基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の数および前記多数のアンテナを持つ受信機の数に基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の優先度と相対的な前記多数のアンテナを持つ受信機の優先度に基づく、
    方法。
  2. 前記M個のベクトルが互いに直交していない、請求項記載の方法。
  3. 前記M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定誤差を最小化するように選択される、請求項記載の方法。
  4. 前記M個のベクトル内の係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機のために、重み付けされた平均二乗チャネル推定誤差の和に基づいて選択される、請求項記載の方法。
  5. 無線マルチアンテナ通信システムにおける装置であって、
    RおよびTが1よりも大きい整数であり、MがT以上の整数であるとき、行列のM個の異なるベクトルで生成され、T本の送信アンテナを介して送信されるT個の基準化されたパイロットシンボルのM個の組に対するR個の受信パイロットシンボルのM個の組を、R本の受信アンテナを介して得るように動作する複数の受信機ユニットと、なお、各ベクトルがT個の係数を含み、M個のベクトルにおける係数が、1本のアンテナをもつ受信機および多数のアンテナをもつ受信機の両者によるチャネル推定を容易にするように選択される、
    前記R個の受信パイロットシンボルのM個の組を逆行列と行列乗算して、前記T本の送信アンテナと前記R本の受信アンテナとの間のR×Tチャネル利得の推定値を得るように動作するチャネル推定器と、を含み、
    前記M個のベクトルにおけるM×T個の係数は、前記1本のアンテナを持つ受信機および前記多数のアンテナを持つ受信機の両方のために使用され、且つ
    前記M個のベクトルにおけるM×T個の係数は、
    前記1本のアンテナを持つ受信機および前記多数のアンテナを持つ受信機の両方に対してチャネル推定誤差を最小化するように選択される、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機および前記多数のアンテナを持つ受信機の両方に対して検出性能損失を最小化するように選択される、または
    システムパラメータに基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の数および前記多数のアンテナを持つ受信機の数と、システムパラメータとに基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の優先度と相対的な前記多数のアンテナを持つ受信機の優先度と、システムパラメータとに基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の数および前記多数のアンテナを持つ受信機の数に基づく、または
    前記1本のアンテナを持つ受信機の優先度と相対的な前記多数のアンテナを持つ受信機の優先度に基づく、
    装置。
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