JP5161189B2 - トランスインピーダンスアンプ - Google Patents

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Description

本発明は、フォトダイオード等の受光素子において得られた電流信号を電圧信号へ変換するトランスインピーダンスアンプに関し、特に広帯域かつ平坦な周波数特性を実現可能なトランスインピーダンスアンプに関するものである。
光アクセスシステムの代表的な網構成として、加入者側装置(Optical Network Unit:ONU)と局側装置(Optical Line Terminal:OLT)とが1対1で接続されるシングルスター(Single Star:SS)構成と、複数のONUが1つのOLTに接続される受動光ネットワーク(Passive Optical Network:PON)構成とがある。
SS方式においては、ONUがOLTを占有出来るので高速通信が可能であるが、装置コストが高いという欠点がある。一方、PON方式においては、複数のONUが1つのOLTや光ファイバ設備を共有するために経済性に優れる。このような理由から、多くの光アクセスシステムではPON方式が採用されている。
PON方式の上り伝送では、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)が用いられる。すなわち、信号の衝突を避けるために、各ONUはOLTから指定されたタイミングで信号を伝送する。ONUとOLTとの間の伝送距離がONU毎に異なるために、各ONUからの上り信号は互いに強度と位相が異なる間欠的な信号であるという特徴がある。このため、上り信号はバースト信号と呼ばれる。
図9にOLTの受信回路を示す。OLTの受信回路は、一般に図9に示すように、フォトダイオード(Photodiode:PD)と、等化増幅回路(Equalizing Amplifier:EQA)とを有する。EQAは、トランスインピーダンスアンプ(Transimpedance Amplifier:TIA)と、リミッタアンプ(Limiting Amplifier:LIA)により構成される。さらに、LIAの後段には、信号の識別再生を行う識別器(不図示)等の回路が設けられている。受信回路への入力光信号は、PDによって電流信号に変換され、さらにTIAによって電流信号から電圧信号に変換される。LIAは、電圧信号を後段の識別器で識別再生可能なレベルに振幅制限して増幅する。
PON方式の光伝送システムにおいては、上り信号がバースト信号であるため、TIAおよびLIAは強度の著しく異なるバースト信号を歪み無く増幅する必要がある。上り通信サービスを提供するという観点からは、広域収容のために大きな伝送路損失をサポートする必要があるため、EQAには高感度かつ広ダイナミックレンジな受信性能が求められる。
このような高感度受信と広ダイナミックレンジ受信とを両立するために、TIAにおいては、自動利得制御(Automatic Gain Control:AGC)によって入力信号強度に応じて利得を制御する技術が用いられる。TIAは、PDから出力された電流信号を帰還抵抗Rfの値に比例する利得によって電圧信号に変換するものなので、帰還抵抗Rfの大きさを調整することによってTIAの利得を制御することができる。すなわち、入力信号強度が小さいときには帰還抵抗Rfの値を大きくして利得を大きくすることによって高感度受信を可能にし、入力信号強度が大きいときには帰還抵抗Rfの値を小さくして利得を小さくすることによって入力オーバーロード耐力を高くする。
しかしながら、帰還抵抗Rfの大きさを変えると、TIAの周波数帯域が変化してしまうという問題点があった。図10は帰還抵抗Rfの変化によるTIAの周波数帯域の変化を示す図であり、横軸は周波数、縦軸はTIAのトランスインピーダンス利得(インピーダンス変換利得)である。図10に示すように、帰還抵抗Rfの値をR1,R2,・・・・,Rn(R1>R2>・・・・>Rn)と変えていくと、TIAの周波数帯域はf1,f2,・・・・,fn(f1<f2<・・・・<fn)と変化する。言い換えると、帰還抵抗Rfの値を大きくすると、TIAの利得は大きくなるが、周波数帯域は狭くなる。したがって、帰還抵抗Rfの値を大きくしてTIAの利得を大きくしたときに、周波数帯域が不足してしまう可能性があった。
従来、TIAを広帯域化する技術として、特許文献1、非特許文献1に開示された技術が知られている。図11は特許文献1に開示されたTIAの構成を示す回路図である。このTIAは、トランジスタQ20,Q21,Q22と、コレクタ抵抗Rc20と、エミッタ抵抗Re20,Re21,Re22,Re23,Re24と、帰還抵抗Rf20と、キャパシタCe21,Ce22,Ce23とから構成される。INは入力信号、OUTは出力信号、VCC,VEEは電源電圧、VCSはバイアス電圧である。
図11に示したTIAでは、エミッタ抵抗Re21,Re22,Re23とキャパシタCe21,Ce22,Ce23とからなるピーキング回路20によって、高周波領域の利得を増大させている。低周波領域の利得は、ピーキング回路20がない場合と同じである。このようなピーキング回路20による高周波ピーキング効果によって、TIAの広帯域化を実現している。非特許文献1に開示されたアンプにおいても同様のピーキング回路によって、アンプの広帯域化を実現していた。
特開2009−16979号公報
R.Schmid,et al.,"20Gbit/s Transimpedance Preamplifier and Modulator Driver in SiGe Bipolar Technology",IEEE,Electronics Letters,Vol.33,No.13,19th June,1997
特許文献1、非特許文献1に開示されたTIAでは、ピーキング回路20による広帯域化を実現しているが、図10の場合と同様に、帰還抵抗Rf20の値を大きくしてTIAの利得を大きくしたときに、周波数帯域が不足してしまう可能性があった。その理由は、帰還抵抗Rf20の値を大きくすると、TIAの周波数帯域が狭くなるので、ピーキング回路20を設けた場合であっても、高周波領域の利得が不足してしまう可能性があるからである。
また、帰還抵抗Rf20の値を大きくした場合でも高周波領域の利得が不足しないようにするためには、ピーキング回路20による高周波ピーキング効果を強くする必要がある。しかし、高周波ピーキング効果を強くすると、例えば高周波領域に利得のピークとなるリップルが生じてしまい、TIAの利得の周波数特性を平坦化できない可能性があった。入出力線形性・信号波形再現性が必要とされるアプリケーションに図9に示した受信回路を使用する場合、TIAの入出力線形性が強く求められることから、利得の周波数特性は平坦であることが好ましい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、出力信号の振幅に応じて帰還抵抗の値を変化させるAGCを行う場合であっても、広帯域かつ平坦な周波数特性を実現可能なトランスインピーダンスアンプを提供することを目的とする。
本発明のトランスインピーダンスアンプは、電流信号を帰還抵抗の値に比例するトランスインピーダンス利得によって増幅すると同時に電圧信号に変換するコア回路と、このコア回路の出力振幅を検出し、検出した出力振幅に応じた制御電圧を出力するレベル検出回路とを有し、前記コア回路は、信号入力端子から入力される電流信号を増幅し電圧信号に変換して出力するエミッタ接地回路と、このエミッタ接地回路からの電圧信号を電力増幅して信号出力端子に出力するエミッタフォロア回路と、一端が前記信号出力端子に接続され、他端が前記信号入力端子に接続された前記帰還抵抗と、前記ピーキング回路とを備え、前記エミッタ接地回路は、ベースが前記信号入力端子に接続された増幅用トランジスタと、一端に第1の電源電圧が供給され、他端が前記増幅用トランジスタのコレクタに接続されたコレクタ抵抗と、一端が前記増幅用トランジスタのエミッタに接続され、他端に第2の電源電圧が供給される第1のエミッタ抵抗とから構成され、前記エミッタフォロア回路は、ベースが前記増幅用トランジスタのコレクタに接続され、コレクタに第1の電源電圧が供給され、エミッタが前記信号出力端子に接続された出力用トランジスタと、この出力用トランジスタに一定の電流を供給する電流源とから構成され、前記ピーキング回路は、ゲートに前記制御電圧が入力され、ドレインが前記増幅用トランジスタのエミッタに接続された制御用トランジスタと、一端が前記制御用トランジスタのソースに接続され、他端に第2の電源電圧が供給される第2のエミッタ抵抗と、一端が前記制御用トランジスタのソースに接続されたキャパシタと、一端が前記キャパシタの他端に接続され、他端に第2の電源電圧が供給される第3のエミッタ抵抗とから構成されることを特徴とするものである。
また、本発明のトランスインピーダンスアンプの1構成例において、前記コア回路は、さらに、前記制御電圧に応じてコア回路の出力信号が所望の振幅になるように前記帰還抵抗の値を変化させる利得制御回路を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のトランスインピーダンスアンプの1構成例において、前記レベル検出回路は、検出した出力振幅に応じた異なる制御電圧を前記利得制御回路と前記ピーキング回路に別個に出力することを特徴とするものである。
また、本発明のトランスインピーダンスアンプの1構成例において、前記レベル検出回路は、検出した出力振幅に応じた共通の制御電圧を前記利得制御回路と前記ピーキング回路に出力することを特徴とするものである。
また、本発明のトランスインピーダンスアンプの1構成例は、さらに、前記レベル検出回路と前記利得制御回路との間に設けられ、前記レベル検出回路から出力された制御電圧に第1の係数を乗算した制御電圧を前記利得制御回路に出力する第1の係数乗算器と、前記レベル検出回路と前記ピーキング回路との間に設けられ、前記レベル検出回路から出力された制御電圧に第2の係数を乗算した制御電圧を前記ピーキング回路に出力する第2の係数乗算器とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のトランスインピーダンスアンプの1構成例において、前記コア回路は、さらに、コア回路の周波数帯域が前記電流信号の伝送速度に応じた帯域になるように前記帰還抵抗の値を変化させる周波数帯域制御回路を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、コア回路の出力振幅を検出し、検出した出力振幅に応じた制御電圧を出力するレベル検出回路と、制御電圧に応じてコア回路のトランスインピーダンス利得の周波数特性が所望の特性になるように周波数ピーキング制御を行うピーキング回路とを設けることにより、広帯域かつ利得の周波数特性が平坦なトランスインピーダンスアンプを実現することができる。本発明によれば、出力信号の振幅に応じて帰還抵抗の値を変化させる自動利得制御を行う場合であっても、広帯域かつ平坦な周波数特性を実現することができる。
また、本発明では、コア回路の出力信号が所望の振幅になるように帰還抵抗の値を変化させる利得制御回路を備えている場合に、レベル検出回路が、検出した出力振幅に応じた共通の制御電圧を利得制御回路とピーキング回路に出力することにより、制御電圧の配線を削減することができる。また、本発明では、共通の制御電圧を用いることにより、利得制御と周波数ピーキング制御の関係を安定させることができ、トランスインピーダンスアンプの動作を安定させることができる。
また、本発明では、レベル検出回路から出力された制御電圧に第1の係数を乗算した制御電圧を利得制御回路に出力する第1の係数乗算器と、レベル検出回路から出力された制御電圧に第2の係数を乗算した制御電圧をピーキング回路に出力する第2の係数乗算器とを設けることにより、利得制御と周波数ピーキング制御に用いる制御電圧をそれぞれ別個に調整することができるので、周波数ピーキング制御をより適切に実施することができる。
また、本発明では、コア回路の周波数帯域が電流信号の伝送速度に応じた帯域になるように帰還抵抗の値を変化させる周波数帯域制御回路を設けることにより、トランスインピーダンスアンプの周波数帯域が適切な帯域になるように調整することができる。電流信号はフォトダイオード等の受光素子から得られるので、電流信号の伝送速度に応じた周波数帯域制御を行うことは、結果として入力光信号の伝送速度に応じた周波数帯域制御を行うことになる。
本発明の第1の実施の形態に係る局側装置の受信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトランスインピーダンスアンプのコア回路の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトランスインピーダンスアンプの周波数ピーキング制御の効果を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る局側装置の受信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るトランスインピーダンスアンプのコア回路の構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係るピーキング回路の別の構成例を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る局側装置の受信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係るトランスインピーダンスアンプのコア回路の構成を示す回路図である。 PON方式の光伝送システムにおける局側装置の受信回路の構成を示すブロック図である。 帰還抵抗の変化によるトランスインピーダンスアンプの周波数帯域の変化を示す図である。 従来のトランスインピーダンスアンプの構成を示す回路図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るOLTの受信回路の構成を示すブロック図である。
OLTの受信回路は、PDと、TIAのコア回路1と、レベル検出回路2とを有する。図9で説明したとおり、TIAのコア回路1の後段にはLIAや識別器等の回路が設けられているが、図1ではこれらの回路の記載を省略している。
受信回路への入力光信号はPDによって電流信号に変換される。コア回路1は、PDから出力された電流信号を帰還抵抗Rfの値に比例するトランスインピーダンス利得によって電圧信号に変換する。
レベル検出回路2は、コア回路1の出力信号の振幅を検出し、この振幅に比例した大きさのAGC制御電圧V_AGCcontを出力すると共に、コア回路1の出力信号の振幅に反比例した大きさのピーキング制御電圧V_Peakcontを出力する。
AGC制御電圧V_AGCcontに応じて帰還抵抗Rfの値を変化させることにより、コア回路1の出力信号が所望の振幅になるようにコア回路1の利得を調節する制御、すなわちAGCが行われる。
一方、ピーキング制御電圧V_Peakcontに応じてコア回路内のピーキング回路の可変抵抗または可変キャパシタの値を変化させることにより、コア回路1の利得の周波数特性が所望の特性になるようにコア回路1の高周波領域の利得を調節する制御、すなわち周波数ピーキング制御が行われる。
さらに、本実施の形態では、入力光信号の伝送速度に応じてコア回路1の周波数帯域を制御するための周波数帯域制御電圧Rate_Selが入力される。この周波数帯域制御電圧Rate_Selに応じて帰還抵抗Rfの値を変化させることにより、コア回路1の周波数帯域が入力光信号の伝送速度に応じた帯域になるようにコア回路1の利得を調節する制御が行われる。
以下、本実施の形態のTIAの構成および動作をより詳細に説明する。図2はTIAのコア回路1の構成を示す回路図である。
本実施の形態のコア回路1は、ベースが信号入力端子に接続された増幅用トランジスタQ1と、ベースが増幅用トランジスタQ1のコレクタに接続され、コレクタに電源電圧VCCが供給され、エミッタが信号出力端子に接続された出力用トランジスタQ2と、ゲートにバイアス電圧VCSが供給され、ドレインが出力用トランジスタQ2のエミッタおよび信号出力端子に接続された電流源トランジスタQ3と、一端に電源電圧VCCが供給され、他端が増幅用トランジスタQ1のコレクタおよび出力用トランジスタQ2のベースに接続されたコレクタ抵抗Rc1と、一端が増幅用トランジスタQ1のエミッタに接続され、他端に電源電圧VEEが供給されるエミッタ抵抗Re1と、一端が電流源トランジスタQ3のソースに接続され、他端に電源電圧VEEが供給されるエミッタ抵抗Re2と、一端が信号出力端子に接続され、他端が信号入力端子に接続された帰還抵抗Rfと、ピーキング回路10とから構成される。
増幅用トランジスタQ1とコレクタ抵抗Rc1とエミッタ抵抗Re1とは、エミッタ接地回路を構成し、出力用トランジスタQ2と電流源トランジスタQ3とエミッタ抵抗Re2とは、エミッタフォロア回路を構成している。すなわち、図2に示したコア回路1は、エミッタ接地回路とエミッタフォロア回路と帰還抵抗Rfとを備えたエミッタ接地・並列帰還型の回路構成からなっており、信号入力端子から増幅用トランジスタQ1のベースに入力される入力信号IN(電流信号)を、帰還抵抗Rfの値に応じて増幅して、電圧信号に変換し、しかる後、出力用トランジスタQ2のエミッタから、電力増幅した出力信号OUT(電圧信号)として低インピーダンスで出力する。なお、エミッタフォロア回路の電流源トランジスタQ3とエミッタ抵抗Re2とは、出力用トランジスタQ2に一定の電流を供給する電流源となっている。
本実施の形態の帰還抵抗Rfは、ゲートにAGC制御電圧V_AGCcontが入力され、ソースが信号出力端子に接続され、ドレインが信号入力端子に接続されたトランジスタQ4と、ゲートに周波数帯域制御電圧Rate_Selが入力され、ソースが信号出力端子に接続されたトランジスタQ5と、一端が信号出力端子に接続され、他端が信号入力端子に接続された帰還抵抗Rf1と、一端がトランジスタQ5のドレインに接続され、他端が信号入力端子に接続された帰還抵抗Rf2とから構成される。トランジスタQ4は利得制御回路を構成し、トランジスタQ5と帰還抵抗Rf2とは周波数帯域制御回路を構成している。
ピーキング回路10は、ゲートにピーキング制御電圧V_Peakcontが入力され、ドレインがトランジスタQ1のエミッタに接続されたトランジスタQ6と、一端がトランジスタQ6のソースに接続され、他端に電源電圧VEEが供給されるエミッタ抵抗Re3と、一端がトランジスタQ6のソースに接続されたキャパシタCe1と、一端がキャパシタCe1の他端に接続され、他端に電源電圧VEEが供給されるエミッタ抵抗Re4とから構成される。
トランジスタQ4は、AGC制御電圧V_AGCcontに応じてドレイン−ソース間の抵抗値が連続的に変化する連続可変抵抗となる。このトランジスタQ4は、帰還抵抗Rf1に対して並列に接続されていることから明らかなように、帰還抵抗Rfの抵抗値を連続的に変化させる役割を果たす。
コア回路1の出力信号の振幅が大きくなると、AGC制御電圧V_AGCcontが上昇するので、トランジスタQ4のドレイン−ソース間の抵抗値が小さくなる。これにより、帰還抵抗Rfの抵抗値(トランジスタQ4と帰還抵抗Rf1の合成の抵抗値)が小さくなるので、コア回路1の利得が小さくなる。反対に、コア回路1の出力信号の振幅が小さくなると、AGC制御電圧V_AGCcontが低下するので、トランジスタQ4のドレイン−ソース間の抵抗値が大きくなる。これにより、帰還抵抗Rfの抵抗値が大きくなるので、コア回路1の利得が大きくなる。こうして、コア回路1の出力信号が所望の振幅になるようにAGCを行うことができる。
トランジスタQ6は、ピーキング制御電圧V_Peakcontに応じてドレイン−ソース間の抵抗値が連続的に変化する連続可変抵抗となる。このトランジスタQ6およびエミッタ抵抗Re3,Re4は、エミッタ抵抗Re1に対して並列に接続されていることから明らかなように、エミッタ抵抗Re1の抵抗値を連続的に変化させる役割を果たす。さらに、エミッタ抵抗Re4と直列に挿入されているキャパシタCe1は、エミッタ抵抗Re1の高周波領域におけるインピーダンスを変化させる役割を果たす。
コア回路1の出力信号の振幅が小さくなると、ピーキング制御電圧V_Peakcontが上昇するので、トランジスタQ6のドレイン−ソース間の抵抗値が小さくなる。これにより、エミッタ抵抗Re1とピーキング回路10の合成の抵抗値が小さくなるので、コア回路1の利得が大きくなる。このとき、低周波領域においてはトランジスタQ6とエミッタ抵抗Re3とからなる回路がエミッタ抵抗Re1に並列に接続されている状態と等価であるのに対して、高周波領域においては更にキャパシタCe1とエミッタ抵抗Re4とからなる回路がエミッタ抵抗Re3に並列に接続されている状態となるので、エミッタ抵抗Re1とピーキング回路10の合成のインピーダンス値は低周波領域に比べて高周波領域でより小さくなる。こうして、コア回路1の高周波領域の利得を増大させることができる。
反対に、コア回路1の出力信号の振幅が大きくなると、ピーキング制御電圧V_Peakcontが低下するので、トランジスタQ6のドレイン−ソース間の抵抗値が大きくなる。これにより、エミッタ抵抗Re1とピーキング回路10の合成の抵抗値が大きくなるので、コア回路1の利得が小さくなる。トランジスタQ6のドレイン−ソース間の抵抗値が大きくなると、キャパシタCe1によるインピーダンス低減効果が弱くなるので、コア回路1の高周波領域の利得を増大させる高周波ピーキング効果も弱くなる。
以上のようにして、ピーキング制御電圧V_Peakcontに応じた周波数ピーキング制御を行うことができる。
図3は本実施の形態の周波数ピーキング制御の効果を説明するための図である。図3において、横軸は周波数、縦軸はコア回路1のトランスインピーダンス利得であり、100は図11に示した従来のTIAと同様にピーキング量(開ループ利得)を固定した場合のコア回路の周波数特性、200は本実施の形態のピーキング回路10によってピーキング量をコア回路1の出力信号の振幅の変化に合わせて変化させた場合のコア回路1の周波数特性である。
従来のTIAでは、出力信号の振幅の変化に合わせて帰還抵抗Rfの値をR1,R2,・・・・,Rn(R1>R2>・・・・>Rn)と変えていくと、TIAの周波数帯域がf1,f2,・・・・,fn(f1<f2<・・・・<fn)と変化するので、帰還抵抗Rfの抵抗値を大きくしてTIAの利得を大きくしたときに、周波数帯域が不足してしまう。
これに対して、本実施の形態では、従来と同様にコア回路1の出力信号の振幅が小さくなったときに、帰還抵抗Rfの抵抗値が大きくなるが、帰還抵抗Rfの抵抗値の増大に合わせてピーキング回路10による高周波ピーキング効果を強くするので、帰還抵抗Rfの抵抗値の増大によって不足してしまう高周波領域の利得を補うことができる。したがって、本実施の形態では、出力信号の振幅に応じて帰還抵抗Rfの抵抗値が変化しても、コア回路1の利得の周波数特性が所望の特性になるように制御することができ、TIAを広帯域化することができる。また、帰還抵抗Rfの抵抗値に合わせてピーキング回路10によるピーキング量を制御することができるので、高周波ピーキング効果が適切になるように制御することができ、TIAの利得の周波数特性を平坦化することができる。
上記のAGCでは、トランジスタQ4によって帰還抵抗Rfの抵抗値を連続的に変化させているが、本実施の形態では、さらに、トランジスタQ5のオン/オフによって帰還抵抗Rfの抵抗値を変化させることができる。本実施の形態では、入力光信号の伝送速度が遅いときには(例えば1Gbit/s)、上位の制御装置(不図示)から与える周波数帯域制御電圧Rate_SelによりトランジスタQ5をオフにする。この場合、帰還抵抗Rfの抵抗値は、主としてトランジスタQ4と帰還抵抗Rf1の合成抵抗によって決まり、トランジスタQ5および帰還抵抗Rf2が帰還抵抗Rfの抵抗値に及ぼす影響は小さくなる。
一方、入力光信号の伝送速度が速いときには(例えば10Gbit/s)、周波数帯域制御電圧Rate_SelによりトランジスタQ5をオンにする。これにより、帰還抵抗Rfの抵抗値(トランジスタQ4,Q5と帰還抵抗Rf1,Rf2の合成の抵抗値)が小さくなるので、コア回路1の利得は下がるが、コア回路1の周波数帯域は広くなる。
以上のように、本実施の形態では、ピーキング回路10を設けることにより、コア回路1の出力信号の振幅に応じてピーキング量を変化させることができ、その結果として帰還抵抗Rfの抵抗値に応じてピーキング量を変化させることが可能になるので、広帯域かつ利得の周波数特性が平坦なTIAを実現することができる。さらに、本実施の形態では、コア回路1の周波数帯域が入力光信号の伝送速度に応じた帯域になるようにコア回路1の利得を調節する制御を実現することができる。
なお、本実施の形態では、レベル検出回路2が、コア回路1の出力信号の振幅に反比例した大きさのピーキング制御電圧V_Peakcontを出力するようになっているが、出力信号の振幅に比例した大きさのピーキング制御電圧V_Peakcontを出力してもよい。この場合には、トランジスタQ6をNチャネルトランジスタでなく、Pチャネルトランジスタにすればよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係るOLTの受信回路の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態では、AGCと周波数ピーキング制御に別々の制御電圧を用いていたが、本実施の形態は、AGCと周波数ピーキング制御に同一のAGC制御電圧V_AGCcontを用いるものである。この場合、図2に示したピーキング回路10のトランジスタQ6をPチャネルトランジスタにして、トランジスタQ6のゲートにAGC制御電圧V_AGCcontを入力すればよい。
また、図5に示すようなTIAのコア回路の構成を用いてもよい。図5のコア回路は、増幅用トランジスタQ1と、出力用トランジスタQ2と、電流源トランジスタQ3と、コレクタ抵抗Rc1と、エミッタ抵抗Re1と、エミッタ抵抗Re2と、帰還抵抗Rfと、ピーキング回路11とから構成される。
ピーキング回路11は、ゲートにAGC制御電圧V_AGCcontが入力され、ドレインがコレクタ抵抗Rc1の一端に接続され、ソースがコレクタ抵抗Rc1の他端に接続されたトランジスタQ7から構成される。
トランジスタQ7は、AGC制御電圧V_AGCcontに応じてドレイン−ソース間の抵抗値が連続的に変化する連続可変抵抗となる。このトランジスタQ7は、コレクタ抵抗Rc1に対して並列に接続されていることから明らかなように、コレクタ抵抗Rc1の抵抗値を連続的に変化させる役割を果たす。
コア回路の出力信号の振幅が小さくなると、AGC制御電圧V_AGCcontが低下するので、トランジスタQ7のドレイン−ソース間の抵抗値が大きくなる。これにより、トランジスタQ7とコレクタ抵抗Rc1の合成の抵抗値が大きくなるので、コア回路の利得が大きくなる。その結果として、ピーキング回路11によるピーキング効果を増大させることができる。
反対に、コア回路の出力信号の振幅が大きくなると、AGC制御電圧V_AGCcontが上昇するので、トランジスタQ7のドレイン−ソース間の抵抗値が小さくなる。これにより、トランジスタQ7とコレクタ抵抗Rc1の合成の抵抗値が小さくなるので、コア回路の利得が小さくなる。その結果、ピーキング効果も弱くなる。
こうして、図5に示した回路によれば、AGC制御電圧V_AGCcontに応じた周波数ピーキング制御を行うことができる。コア回路の他の構成は、第1の実施の形態で説明したとおりである。
以上のように、本実施の形態では、AGCと周波数ピーキング制御に同一のAGC制御電圧V_AGCcontを用いるので、ピーキング制御電圧V_Peakcontが不要となり、制御電圧の配線を削減することができる。
なお、ピーキング回路11の構成は、図5に示した回路に限るものではなく、例えば図6(A)に示すようにトランジスタQ7と直列にコレクタ抵抗Rc2を挿入したものであってもよい。さらに、図6(B)に示すように抵抗Rc2と並列にキャパシタCc1と抵抗Rc3の直列接続回路を挿入したものであってもよい。また、図5、図6(A)、図6(B)に示したトランジスタQ7をNチャネルトランジスタでなく、Pチャネルトランジスタにして、トランジスタQ7のゲートにピーキング制御電圧V_Peakcontを入力すれば、図5、図6(A)、図6(B)に示した回路を第1の実施の形態に適用することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図7は本発明の第3の実施の形態に係るOLTの受信回路の構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態では、AGC制御電圧V_AGCcontをそのまま帰還抵抗Rfとピーキング回路に与えていたが、本実施の形態は、AGC制御電圧V_AGCcontの大きさをAGCと周波数ピーキング制御のそれぞれの用途に合わせて別個に調整した上で帰還抵抗Rfとピーキング回路に与えるものである。
係数乗算器3は、AGC制御電圧V_AGCcontに所定の係数αを乗算した制御電圧VRfを帰還抵抗RfのトランジスタQ4に出力する。係数乗算器4は、AGC制御電圧V_AGCcontに所定の係数βを乗算した制御電圧VPeakをピーキング回路に出力する。係数乗算器3,4は、それぞれオペアンプによって実現することができる。
第2の実施の形態で説明したとおり、本実施の形態で用いるコア回路1としては、図2に示したコア回路においてピーキング回路10のトランジスタQ6をPチャネルトランジスタにしたものを用いてもよいし、図5、図6(A)、図6(B)に示したコア回路を用いてもよい。
こうして、本実施の形態では、AGCと周波数ピーキング制御に用いる制御電圧をそれぞれ別個に調整することができるので、第2の実施の形態に比べて周波数ピーキング制御をより適切に実施することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図8は本発明の第4の実施の形態に係るTIAのコア回路の構成を示す回路図である。
本実施の形態のコア回路は、第1の実施の形態において、図2に示した構成の代わりに用いるものであり、増幅用トランジスタQ1と、出力用トランジスタQ2と、電流源トランジスタQ3と、コレクタ抵抗Rc1と、エミッタ抵抗Re1と、エミッタ抵抗Re2と、帰還抵抗Rfと、ピーキング回路12とから構成される。
ピーキング回路12は、エミッタ抵抗Re1と並列に接続された可変キャパシタCe2から構成される。可変キャパシタCe2は、ピーキング制御電圧V_Peakcontに応じて容量値が連続的に変化する。この可変キャパシタCe2は、エミッタ抵抗Re1に対して並列に接続されていることから明らかなように、エミッタ抵抗Re1のインピーダンス値を連続的に変化させる役割を果たす。
コア回路の出力信号の振幅が小さくなると、ピーキング制御電圧V_Peakcontが上昇し、可変キャパシタCe2の容量値が大きくなる。これにより、エミッタ抵抗Re1とピーキング回路12の合成のインピーダンス値が小さくなるので、コア回路の利得が大きくなる。特に、合成のインピーダンス値は低周波領域に比べて高周波領域でより小さくなるので、コア回路の高周波領域の利得を増大させることができる。
反対に、コア回路の出力信号の振幅が大きくなると、ピーキング制御電圧V_Peakcontが低下し、可変キャパシタCe2の容量値が小さくなる。これにより、エミッタ抵抗Re1とピーキング回路12の合成のインピーダンス値が大きくなるので、コア回路の利得が小さくなり、ピーキング効果も弱くなる。以上のようにして、ピーキング制御電圧V_Peakcontに応じた周波数ピーキング制御を行うことができる。
第1〜第3の実施の形態で説明したピーキング回路はいずれも可変抵抗を構成要素とするピーキング回路であるが、本実施の形態によれば、可変キャパシタを構成要素とするピーキング回路を実現することができる。
なお、本発明は、第1〜第4の実施の形態の構成に限定されるものではない。例えばピーキング回路を可変抵抗と可変キャパシタの両方を構成要素とする回路としてもよい。
本発明は、フォトダイオード等の受光素子において得られた電流信号を電圧信号へ変換するトランスインピーダンスアンプに適用することができる。
1…コア回路、2…レベル検出回路、3,4…係数乗算器、10,11,12…ピーキング回路、PD…フォトダイオード、TIA…トランスインピーダンスアンプ、Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7…トランジスタ、Rc1,Rc2,Rc3,Re1,Re2,Re3,Re4,Rf,Rf1,Rf2…抵抗、Cc1,Ce1…キャパシタ、Ce2…可変キャパシタ。

Claims (6)

  1. 電流信号を帰還抵抗の値に比例するトランスインピーダンス利得によって増幅すると同時に電圧信号に変換するコア回路と、
    このコア回路の出力振幅を検出し、検出した出力振幅に応じた制御電圧を出力するレベル検出回路とを有し、
    前記コア回路は、信号入力端子から入力される電流信号を増幅し電圧信号に変換して出力するエミッタ接地回路と、このエミッタ接地回路からの電圧信号を電力増幅して信号出力端子に出力するエミッタフォロア回路と、一端が前記信号出力端子に接続され、他端が前記信号入力端子に接続された前記帰還抵抗と、前記制御電圧に応じてコア回路のトランスインピーダンス利得の周波数特性が所望の特性になるように周波数ピーキング制御を行うピーキング回路とを備え、
    前記エミッタ接地回路は、ベースが前記信号入力端子に接続された増幅用トランジスタと、一端に第1の電源電圧が供給され、他端が前記増幅用トランジスタのコレクタに接続されたコレクタ抵抗と、一端が前記増幅用トランジスタのエミッタに接続され、他端に第2の電源電圧が供給される第1のエミッタ抵抗とから構成され、
    前記エミッタフォロア回路は、ベースが前記増幅用トランジスタのコレクタに接続され、コレクタに第1の電源電圧が供給され、エミッタが前記信号出力端子に接続された出力用トランジスタと、この出力用トランジスタに一定の電流を供給する電流源とから構成され、
    前記ピーキング回路は、ゲートに前記制御電圧が入力され、ドレインが前記増幅用トランジスタのエミッタに接続された制御用トランジスタと、一端が前記制御用トランジスタのソースに接続され、他端に第2の電源電圧が供給される第2のエミッタ抵抗と、一端が前記制御用トランジスタのソースに接続されたキャパシタと、一端が前記キャパシタの他端に接続され、他端に第2の電源電圧が供給される第3のエミッタ抵抗とから構成されることを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
  2. 請求項記載のトランスインピーダンスアンプにおいて、
    前記コア回路は、さらに、前記制御電圧に応じてコア回路の出力信号が所望の振幅になるように前記帰還抵抗の値を変化させる利得制御回路を備えることを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
  3. 請求項記載のトランスインピーダンスアンプにおいて、
    前記レベル検出回路は、検出した出力振幅に応じた異なる制御電圧を前記利得制御回路と前記ピーキング回路に別個に出力することを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
  4. 請求項記載のトランスインピーダンスアンプにおいて、
    前記レベル検出回路は、検出した出力振幅に応じた共通の制御電圧を前記利得制御回路と前記ピーキング回路に出力することを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
  5. 請求項記載のトランスインピーダンスアンプにおいて、
    さらに、前記レベル検出回路と前記利得制御回路との間に設けられ、前記レベル検出回路から出力された制御電圧に第1の係数を乗算した制御電圧を前記利得制御回路に出力する第1の係数乗算器と、
    前記レベル検出回路と前記ピーキング回路との間に設けられ、前記レベル検出回路から出力された制御電圧に第2の係数を乗算した制御電圧を前記ピーキング回路に出力する第2の係数乗算器とを備えることを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のトランスインピーダンスアンプにおいて、
    前記コア回路は、さらに、コア回路の周波数帯域が前記電流信号の伝送速度に応じた帯域になるように前記帰還抵抗の値を変化させる周波数帯域制御回路を備えることを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
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