JP5160468B2 - 建設機械の荷重計測装置 - Google Patents

建設機械の荷重計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5160468B2
JP5160468B2 JP2009033094A JP2009033094A JP5160468B2 JP 5160468 B2 JP5160468 B2 JP 5160468B2 JP 2009033094 A JP2009033094 A JP 2009033094A JP 2009033094 A JP2009033094 A JP 2009033094A JP 5160468 B2 JP5160468 B2 JP 5160468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
construction machine
speed
final
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009033094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010190617A (ja
JP2010190617A5 (ja
Inventor
俊和 美濃島
隆雄 黒沢
真司 秋野
隆 柳生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2009033094A priority Critical patent/JP5160468B2/ja
Priority to US12/699,233 priority patent/US8437982B2/en
Priority to CN201010115293.XA priority patent/CN101806610B/zh
Priority to AU2010200508A priority patent/AU2010200508B2/en
Publication of JP2010190617A publication Critical patent/JP2010190617A/ja
Publication of JP2010190617A5 publication Critical patent/JP2010190617A5/ja
Priority to US13/666,491 priority patent/US20130185019A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5160468B2 publication Critical patent/JP5160468B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/08Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for incorporation in vehicles
    • G01G19/10Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for incorporation in vehicles having fluid weight-sensitive devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

本発明は、建設機械の荷重計測装置に係り、特に、ダンプトラックの荷重の計測精度を向上させるに好適な建設機械の荷重計測装置に関する。
上述した建設機械の荷重計測において、通常の積荷走行中に、荷重の計測に適した状態を得られるかは、経路に依存するところが多い。例えば、地山の切り崩しによる採石現場に見られる山の上方で採石を積込んでそのまま斜面を下る場合などは、走行路に平坦な場所がないため、精度のよい荷重計測が行えないという問題があった。
この点を改善するために、走行状態や地面の状態の影響が少ないタイミング、例えば、建設機械の放土の際に行う後進の間に、荷重を計測し、計測値を記録するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−43267号公報
上述した建設機械の荷重計測においては、荷重計測データを早い段階で取り込むことがデータ管理上望まれている。このため、通常の積荷走行中に荷重を計測することが、有効である。
しかしながら、建設機械が曲線状の積荷走行経路を走行している場合、建設機械の左右のバランスが崩れることがあるので、建設機械がこのような曲線状の経路を走行している際には、荷重計測を避ける必要がある。
また、前述した特許文献1に記載の発明においても、建設機械の放土の際に行う後進の間の移動経路が、曲線状であることもあるので、このような場合にも、同様に荷重計測を控える必要があるが、このような計測環境に対する対応がなされていないのが現状である。
本発明は、上述の事柄に基づいてなされたもので、その目的とするところは、建設機械が曲線状の経路を走行している際には、その際に計測した積荷の荷重の出力を無効する建設機械の荷重計測装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、建設機械のボディに積載した積載荷重を、圧力センサによって前側サスペンションシリンダ、及び後側サスペンションシリンダのシリンダ圧を取込んで演算する処理装置を備えた建設機械の荷重計測装置において、前記建設機械の左右の後輪の速度をそれぞれ検出する後輪速度検出器と、前記各後輪速度検出器からの速度差を検出する速度差検出器と、車体の速度を検出する車体速度検出器と、前記処理装置からの積載荷重Wを一定の時間内で数回サンプリング計測する積載荷重Wの振れ幅計測部と、前記積載荷重Wの振れ幅計測部からの計測値の平均値を求め、この平均値に対し最大計測値と最小計測値の差が最小になったことを確認する積載荷重の最小振れ幅確認部と、前記車体速度検出器からの車体の速度が予め設定した設定値以上に達した場合(条件1)と,前記積載荷重の最小振れ幅確認部からの積載荷重が最小振れ幅内である場合(条件2)と,前記速度差検出器からの左右の後輪の速度の差が予め設定した設定値より小さい場合(条件3)とが満たされた場合に、前記処理装置で演算した積載荷重Wを最終の積載荷重として出力し、前記条件のいずれか1つが満たされていない場合に、前記処理装置で演算した積載荷重Wを最終の積載荷重の出力として無効とする最終確認演算部を有する最終積載荷重確認手段とを備えたことを特徴とする。
また、第の発明は、第の発明において、前記最終積載荷重確認手段における前記最終確認演算部は、前記車体速度検出器からの車体の速度を数回取込み、その平均値処理後、数秒間の速度変化が設定値以内であれば、条件1が満たされたとして扱う手を更に備えたことを特徴とする。
更に、第の発明は、第の発明において、前記最終積載荷重確認手段における前記最終確認演算部は、前記速度差検出器からの後輪速度検出器からの各速度の差が前記設定値よりも小さい値で、数秒後に前述した条件1,2が満たされていれば、前記処理装置からの積載荷重Wを最終の積載荷重として出力する手を更に備えたことを特徴とする。
また、第の発明は、第1乃至第の発明のいずれかにおいて、前記建設機械は、ボディに積載した積載荷を移送するダンプトラックであることを特徴とする。
本発明によれば、建設機械が曲線状の経路を走行している際には、その際に計測した積荷の荷重の出力を無効するようにしたので、建設機械の走行中における積載荷重の計測の精度が向上する。その結果、建設機械の生産性の管理が向上する。
本発明の荷重計測装置が適用される建設機械の一例であるダンプトラックの側面図である。 本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態を示す構成図である。 本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態の機能構成図である。 本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態の処理フロー図である。
以下、本発明の建設機械の荷重計測装置の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図4は、本発明の建設機械の荷重計測装置の実施の形態を示すもので、図1は本発明の荷重計測装置が適用される建設機械の一例であるダンプトラックの側面図、図2は本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態を示す構成図、図3は本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態の機能構成図、図4は本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態の処理フロー図である。
本発明の荷重計測装置が適用されるダンプトラックは、図1に示すように、車体1と、車体1の前部に設けた運転室2と、車体1に保持され、積荷が積み込まれるボディ3と、このボディ3を一点鎖線で示すように上方向、下方向に回動させるボディ操作シリンダ4と、左右の前輪に配置され、車体1、ボディ3、及びボディ3に積み込まれた積荷を含む重量物を支持する前側の左右のサスペンションシリンダ5aと、左右の後輪に配置され、車体1、ボディ3、及びボディ3に積み込まれた積荷を含む重量物を支持する後側の左右サスペンションシリンダ5bとを備えている。
各サスペンションシリンダ5a,5bには、積荷の荷重を計測する機器として、サスペンションシリンダ5a,5bのシリンダ圧力を計測するための圧カセンサ6a,6bがそれぞれ取り付けられている。車体1の運転室2内には、車体1の前後方向の傾斜角度を検出する傾斜センサ7が設けられている。左右の後輪には、左右の各後輪の回転速度を検出する後輪速度検出器8a,8bが設けられている。車体1には、車体1の速度を検出する車体速度検出器9が設けられている。これらのセンサからの計測信号は、後述する荷重の計算を行う荷重計測の処理装置へ送られる。
次に、荷重計測を行う処理装置の構成、及び機能ブロックを図2及び図3を用いて説明する。
図2は、本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態に係る処理装置の構成を示す構成図、図3は、図2に示す本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態に係る処理装置の機能構成を示すブロック図であり、これらの図において、図1に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
荷重計測装置の処理装置10には、図2に示すように、前側の左右のサスペンションシリンダ5a、及び後側の左右サスペンションシリンダ5bの各シリンダ圧力を計測するための圧カセンサ6a,6bからの検出信号と、左右の各後輪6の回転速度を検出する後輪速度検出器8a,8bからの検出信号と、車体1の速度を検出する車体速度検出器9からの検出信号とが入力される。
処理装置10は、図2に示すように、演算を行う演算部11と、演算部11を駆動するタイマ12と、時刻を取得するための時計13と、各種処理(プログラム)を保存する読み込み専用のメモリ(ROM)14と、変数値や荷重計測の結果である荷重データを保存するランダムアクセスメモリ(RAM)15と、センサ入力や通信を行う入力インターフェース16と、演算部11の演算結果を表示装置や外部装置へ出力を行う出力インターフェース17とを有している。また、処理装置10は、出力インターフェース17を介して管理センター又は車体1の運転室内に設置した表示装置20に荷重量を表示することができる。
RAM15には、図3に示す前側の左右のサスペンションシリンダ5a、及び後側の左右サスペンションシリンダ5bの各シリンダの断面積の値Dと、前側の左右のサスペンションシリンダ5a及び後側の左右サスペンションシリンダ5bによって支持されている車体1側の重量Gと、サスペンションシリンダ5a,5bに作用する全荷重Ptを傾斜センサ7からの車体1の傾斜角度θに基づいて傾斜が作用していない場合の全荷重Ptとして求めるための補正全荷重Pt特性Aと、前側のサスペンションシリンダ5aに作用する荷重PFと後側のサスペンションシリンダ5bに作用する荷重PRとのサスペンション荷重比Xt(Xt=PF/PR)を傾斜センサ7からの車体1の傾斜角度θに基づいて傾斜が作用していない場合の荷重比Xとして求めるための補正前後荷重比Xの特性Bと、補正前後荷重比Xに基づいて全荷重Ptの偏心積込補正比率Xaを求めるための全荷重Ptの補正比率の特性Cとを記憶している。
次に、処理装置10における演算部11の処理機能の構成を、図3を用いて説明する。演算部11は、大略的にボディ3に積み込まれた積荷量(積載量)を演算する積載荷重演算手段110と、最終積載量を確認する最終積載量確認手段130とを備えている。
積載荷重演算手段110は、前側の左右のサスペンションシリンダ5aの各シリンダ圧力を計測するための圧カセンサ6aからのシリンダ圧と予め記憶したシリンダ5aの断面積の値Dとをそれぞれ掛け算して前側の左右のサスペンションシリンダ5aにそれぞれ作用する荷重を演算する各掛算器111と、後側の左右のサスペンションシリンダ5bの各シリンダ圧力を計測するための圧カセンサ6bからのシリンダ圧と予め記憶したシリンダ5bの断面積の値Dとをそれぞれ掛け算して後側の左右のサスペンションシリンダ5bにそれぞれ作用する荷重を演算する各掛算器112と、各掛算器111からの前側の左右のサスペンションシリンダ5aの荷重を加算して前側のサスペンションシリンダ5aに作用する前側荷重PFを演算する加算器113と、各掛算器112からの後側の左右のサスペンションシリンダ5bに作用する後側荷重PRを演算する加算器114と、加算器113からの前側荷重PFと加算器114からの後側荷重PRとを加算してサスペンションシリンダ5a,5bの全荷重Ptaを演算する加算器115と、加算器115からのサスペンションシリンダ5a,5bの全荷重Ptaを傾斜センサ7からの傾斜角度θと予め記憶した補正全荷重Pt特性Aとに基づいて車体1が傾斜していない場合の補正全荷重Ptを演算する全荷重補正演算部116と、加算器113からの前側荷重PFと加算器114からの後側荷重PRとの前後荷重比Xt(Xt=PF/PR)を演算する除算器11と、除算器11からの前後荷重比Xtを傾斜センサ7からの傾斜角度θと予め記憶した補正前後荷重比Xの特性Bとに基づいて車体1が傾斜していない場合の補正前後荷重比Xを演算する前後荷重比補正演算部11と、前後荷重比補正演算部11からの補正前後荷重比Xと全荷重Ptの偏心積込補正比率の特性Cとに基づいて全荷重Ptの偏心積込補正比率Xaを演算する全荷重補正比率演算部11と、全荷重補正演算部116からの補正全荷重Ptに全荷重補正比率演算部11からの全荷重Ptの偏心積込補正比率Yを除算する除算器120と、除算器120からの全荷重Ptから前側の左右のサスペンションシリンダ5a及び後側の左右サスペンションシリンダ5bによって支持されている車体1側の重量Gを減算して積載荷重Wを演算する減算器12とを備えている。
前述した最終積載荷重確認手段130は、積載荷重演算手段110からの積載荷重Wを一定の時間内で数回サンプリング計測する積載荷重Wの振れ幅計測部131と、積載荷重Wの振れ幅計測部131からの計測値の平均値を求め、この平均値に対し最大計測値と最計測値の差が最小になったことを確認する積載荷重の最小振れ幅確認部132と、左右の各後輪の回転速度を検出する後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差を演算する速度差検出器133と、車体速度検出器9からの車体1の速度が予め設定した設定値(例えば、数km/h)以上に達した場合、所謂、荷重計測可能な走行状態の場合(条件1)と,積載荷重の最小振れ幅確認部132からの積載荷重が最小振れ幅内である場合(条件2)と,速度差検出器133からの後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差が予め設定した設定値より小さい場合、所謂、曲線状の経路ではなく直線状の経路を走行していると判断できる場合(条件3)とが満たされた場合に、減算器121からの積載荷重Wを最終の積載荷重として出力し、条件が満たされない場合には、減算器121からの積載荷重Wを最終の積載荷重の出力として無効とする最終確認演算部(論理積演算部)134とを備えている。
次に、上述した本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態の処理動作を、図2乃至図4を用いて説明する。
なお、図4は、本発明の建設機械の荷重計測装置の一実施の形態の処理フローを示す図である。
図3に示す処理装置10における演算部11の積載荷重演算手段110における各掛算器111は、積載荷重演算手段110に取り込まれた圧カセンサ6aからの前側の左右のサスペンションシリンダ5aの各シリンダ圧力(図4の手順S1)と予め記憶したシリンダ5aの断面積の値Dとをそれぞれ掛け算して、前側の左右のサスペンションシリンダ5aにそれぞれ作用する荷重を演算する(図4の手順S2)。
また、各掛算器112は、積載荷重演算手段110に取り込まれた後側の左右のサスペンションシリンダ5bの各シリンダ圧力を計測するための圧カセンサ6bからのシリンダ圧(図4の手順S1)と予め記憶したシリンダ5bの断面積の値Dとをそれぞれ掛け算して後側の左右のサスペンションシリンダ5bにそれぞれ作用する荷重を演算する(図4の手順S2)。
加算器113は、各掛算器111からの前側の左右のサスペンションシリンダ5aの荷重を加算して前側のサスペンションシリンダ5aに作用する前側荷重PFを演算する。また、加算器114は、各掛算器112からの後側の左右のサスペンションシリンダ5bに作用する後側荷重PRを演算する。加算器115は、加算器113からの前側荷重PFと加算器114からの後側荷重PRとを加算してサスペンションシリンダ5a,5bの全荷重Ptaを演算する(図4の手順S3)。
除算器11は、加算器113からの前側荷重PFと加算器114からの後側荷重PRとの前後荷重比Xt(Xt=PF/PR)を演算する(図4の手順S4)。
全荷重補正演算部116は、加算器115からのサスペンションシリンダ5a,5bの全荷重Ptaを傾斜センサ7からの傾斜角度θ(図4の手順S5)と予め記憶した補正全荷重Pt特性Aとに基づいて車体1が傾斜していない場合の補正全荷重Ptを演算する(図4の手順S6)。
前後荷重比補正演算部11は、除算器11からの前後荷重比Xtを傾斜センサ7からの傾斜角度θ(図4の手順S5)と予め記憶した補正前後荷重比Xの特性Bとに基づいて車体1が傾斜していない場合の補正前後荷重比Xを演算する(図4の手順S6)。
全荷重補正比率演算部11は、前後荷重比補正演算部11からの補正前後荷重比Xと全荷重Ptの偏心積込補正比率の特性Cとに基づいて全荷重Ptの偏心積込補正比率Xaを演算する(図4の手順S6)。
除算器120は、全荷重補正演算部116からの補正全荷重Ptに全荷重補正比率演算部11からの全荷重Ptの偏心積込補正比率Yを除算する(図4の手順S6)。減算器12は、除算器120からの全荷重Ptから前側の左右のサスペンションシリンダ5a及び後側の左右サスペンションシリンダ5bによって支持されている車体1側の重量Gを減算して積載荷重Wを演算する(図4の手順S6)。
次に、最終積載荷重確認手段130における積載荷重Wの振れ幅計測部131は、積載荷重演算手段110からの積載荷重Wを一定の時間内で数回サンプリング計測する。積載荷重の最小振れ幅確認部132は、積載荷重Wの振れ幅計測部131からの計測値の平均値を求め、この平均値に対し最大計測値と最計測値の差が最小になったことを確認する(図4の手順S7)。また、速度差検出器133は、左右の各後輪の回転速度を検出する後輪速度検出器8a,8bからの各速度(図4の手順S8)の差を演算する(図4の手順S9)。
最終確認演算部134は、車体速度検出器9からの車体1の速度が予め設定した設定値(例えば、数km/h)以上に達した場合、所謂、荷重計測可能な走行状態の場合(条件1)と,積載荷重の最小振れ幅確認部132からの積載荷重が最小振れ幅内である場合(条件2)と,速度差検出器133からの後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差が予め設定した設定値より小さい場合、所謂、曲線状の経路ではなく直線状の経路を走行していると判断できる場合(条件3)とが満たされた場合(図4の手順S10)に、減算器121からの積載荷重Wを最終の積載量として出力する(図4の手順S11)。また、最終確認演算部134は、条件1乃至3が満たされない場合には、減算器121からの積載荷重Wを最終の積載荷重の出力として無効とする。
上述した本発明の実施の形態によれば、建設機械が曲線状の経路を走行している際には、その際に計測した積載荷重の出力を無効にするので、建設機械の走行中における積載荷重の計測の精度が向上する。その結果、建設機械の生産性の管理が向上する。
なお、上述の実施の形態においては、最終確認演算部134は、車体速度検出器9からの車体1の速度が予め設定した設定値(例えば、数km/h)以上に達した場合、所謂、荷重計測可能な走行状態の場合(条件1)と、積載荷重の最小振れ幅確認部132からの積載荷重が最小振れ幅内である場合(条件2)と、速度差検出器133からの後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差が予め設定した設定値より小さい場合、所謂、曲線状の経路ではなく直線状の経路を走行していると判断できる場合(条件3)との条件が満たされた場合に、減算器121からの積載荷重Wを最終の積載荷重として出力するようにしたが、前述した条件3が満たされた場合に、最終確認演算部134は、減算器121からの積載荷重Wを最終の積載量として出力することも可能である。

また、最終確認演算部134において、車体速度検出器9からの車体1の速度が予め設定した設定値(例えば、数km/h)以上に達した場合、所謂、荷重計測可能な走行状態の場合(条件1)として設定したが、車体速度を数回取込み、その平均値処理後、数秒間の速度変化が設定値以内であれば、条件1が満たされたとして扱うことも可能である。
また、最終確認演算部134において、速度差検出器133からの後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差が予め設定した設定値以上の場合、条件3を満たしていないとして、無効にしたが、無効後、後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差が設定値よりも小さい値で、数秒後に前述した条件1,2が満たされていれば、減算器12からの積載荷重Wを最終の積載荷重として出力することも可能である。
なお、上述の実施の形態においては、建設機械であるダンプトラッックが曲線状の経路を走行している状態を、後輪速度検出器8a,8bからの各速度の差から求めるようにしたが、建設機械の左右の前輪の操舵角度をそれぞれ検出する操舵角度検出器で求めることも可能である。
この場合、最終積載荷重確認手段130における最終確認演算部134は、前記操舵角度検出器からの操舵角度が予め設定した設定値(例えば、直線状の経路走行時における操舵角)と同じ場合、前記処理装置で演算した積載荷重Wを最終の積載荷重として出力し、予め設定した設定値以上に達した場合には、前記処理装置で演算した積載荷重Wを最終の積載荷重の出力として無効する手順を実行する。
1 車体
2 運転室
3 ボディ
4 ボディ操作シリンダ4
5a 前側のサスペンションシリンダ
5b 後側のサスペンションシリンダ
6a 圧カセンサ
6b 圧カセンサ
8a 後輪速度検出器
8b 後輪速度検出器
9 車体速度検出器
10 荷重計測装置の処理装置
11 演算部
14 読み込み専用のメモリ(ROM)
15 ランダムアクセスメモリ(RAM)
110 積載荷重演算手段
130 最終積載量確認手段
134 最終確認演算部

Claims (4)

  1. 建設機械のボディに積載した積載荷重を、圧力センサによって前側サスペンションシリンダ、及び後側サスペンションシリンダのシリンダ圧を取込んで演算する処理装置を備えた建設機械の荷重計測装置において、
    前記建設機械の左右の後輪の速度をそれぞれ検出する後輪速度検出器と、
    前記各後輪速度検出器からの速度差を検出する速度差検出器と、
    車体の速度を検出する車体速度検出器と、
    前記処理装置からの積載荷重Wを一定の時間内で数回サンプリング計測する積載荷重Wの振れ幅計測部と、
    前記積載荷重Wの振れ幅計測部からの計測値の平均値を求め、この平均値に対し最大計測値と最小計測値の差が最小になったことを確認する積載荷重の最小振れ幅確認部と、
    前記車体速度検出器からの車体の速度が予め設定した設定値以上に達した場合(条件1)と,前記積載荷重の最小振れ幅確認部からの積載荷重が最小振れ幅内である場合(条件2)と,前記速度差検出器からの左右の後輪の速度の差が予め設定した設定値より小さい場合(条件3)とが満たされた場合に、前記処理装置で演算した積載荷重Wを最終の積載荷重として出力し、前記条件のいずれか1つが満たされていない場合に、前記処理装置で演算した積載荷重Wを最終の積載荷重の出力として無効とする最終確認演算部を有する最終積載荷重確認手段とを備えた
    ことを特徴とする建設機械の荷重計測装置。
  2. 請求項に記載の建設機械の荷重計測装置において、
    前記最終積載荷重確認手段における前記最終確認演算部は、前記車体速度検出器からの車体の速度を数回取込み、その平均値処理後、数秒間の速度変化が設定値以内であれば、条件1が満たされたとして扱う手を更に備えた
    ことを特徴とする建設機械の荷重計測装置。
  3. 請求項に記載の建設機械の荷重計測装置において、
    前記最終積載荷重確認手段における前記最終確認演算部は、前記速度差検出器からの後輪速度検出器からの各速度の差が前記設定値よりも小さい値で、数秒後に前述した条件1,2が満たされていれば、前記処理装置からの積載荷重Wを最終の積載荷重として出力する手を更に備えた
    ことを特徴とする建設機械の荷重計測装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の建設機械の荷重計測装置において、
    前記建設機械は、ボディに積載した積載荷を移送するダンプトラックである
    ことを特徴とする建設機械の荷重計測装置。
JP2009033094A 2009-02-16 2009-02-16 建設機械の荷重計測装置 Active JP5160468B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033094A JP5160468B2 (ja) 2009-02-16 2009-02-16 建設機械の荷重計測装置
US12/699,233 US8437982B2 (en) 2009-02-16 2010-02-03 Apparatus for measuring load of construction machine
CN201010115293.XA CN101806610B (zh) 2009-02-16 2010-02-11 工程机械的载重计测装置
AU2010200508A AU2010200508B2 (en) 2009-02-16 2010-02-11 Apparatus for measuring load of construction machine
US13/666,491 US20130185019A1 (en) 2009-02-16 2012-11-01 Apparatus for measuring load of construction machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009033094A JP5160468B2 (ja) 2009-02-16 2009-02-16 建設機械の荷重計測装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010190617A JP2010190617A (ja) 2010-09-02
JP2010190617A5 JP2010190617A5 (ja) 2012-08-23
JP5160468B2 true JP5160468B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=42560684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009033094A Active JP5160468B2 (ja) 2009-02-16 2009-02-16 建設機械の荷重計測装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US8437982B2 (ja)
JP (1) JP5160468B2 (ja)
CN (1) CN101806610B (ja)
AU (1) AU2010200508B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015025362A1 (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 日立建機株式会社 ダンプトラック
WO2016181697A1 (ja) * 2015-05-13 2016-11-17 日立建機株式会社 作業機械の荷重計測装置
US10317273B2 (en) 2015-05-26 2019-06-11 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Load measuring apparatus for construction machine

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5160468B2 (ja) * 2009-02-16 2013-03-13 日立建機株式会社 建設機械の荷重計測装置
US8755977B2 (en) * 2012-09-21 2014-06-17 Siemens Industry, Inc. Method and system for preemptive load weight for mining excavating equipment
DE102013201630A1 (de) * 2013-01-31 2014-07-31 Siemens Aktiengesellschaft Bremseinheit für ein Fahrzeug und Fahrzeug mit einer derartigen Bremseinheit
US9303715B2 (en) 2013-03-10 2016-04-05 Oshkosh Defense, Llc Limiting system for a vehicle suspension component
DE102013103312A1 (de) 2013-04-03 2014-10-09 Schmitz Cargobull Gotha GmbH Wiegesystem und Verfahren zum Wiegen einer Ladung eines Kippsattelzugs
US9109942B2 (en) 2013-04-15 2015-08-18 Caterpillar Inc. Method of calculating payload material weight and machine using same
JP5997720B2 (ja) * 2014-03-31 2016-09-28 日立建機株式会社 建設機械の荷重計測装置
GB201503872D0 (en) * 2015-03-06 2015-04-22 Hyva Holding Bv Method and system for operating a tipper
JP2018077810A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 富士通株式会社 積載判定プログラム、積載判定方法及び積載判定装置
JP6737202B2 (ja) * 2017-02-16 2020-08-05 株式会社島津製作所 フォークリフト
US10752075B1 (en) * 2017-04-28 2020-08-25 Oshkosh Defense, Llc Systems and methods for determining vehicle characteristics
CN110646072A (zh) * 2019-09-29 2020-01-03 武汉依迅电子信息技术有限公司 施工车的载重量测量方法及装置
KR102340301B1 (ko) * 2020-01-28 2021-12-15 전형율 컨테이너 자동 잠금장치
CN112757996B (zh) * 2021-02-26 2022-09-09 苏州市正和汽车贸易有限公司 一种螺旋输送机卸料的pta运输车

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5182712A (en) * 1990-09-14 1993-01-26 Caterpillar Inc. Dynamic payload monitor
US5376760A (en) * 1993-04-26 1994-12-27 Horsley; Charles L. Truck load indicator apparatus
JP3524605B2 (ja) * 1994-12-13 2004-05-10 西松建設株式会社 無人排土搬出車両及び無人排土計量方法
JP3441564B2 (ja) * 1995-07-07 2003-09-02 本田技研工業株式会社 後輪転舵装置の制御方法
US6044313A (en) * 1997-11-26 2000-03-28 Caterpillar Inc. Method and apparatus for monitoring ton-miles-per-hour for tires on a mobile machine
DE19837380A1 (de) * 1998-08-18 2000-02-24 Zahnradfabrik Friedrichshafen Verfahren und Einrichtung zur Ermittlung der Masse eines Fahrzeuges
JP2000198402A (ja) * 1999-01-05 2000-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 物体検出装置
JP2002037405A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Sumitomo Metal Ind Ltd ごみ発生情報収集システムおよびごみ収集車
FR2814238B1 (fr) * 2000-09-15 2004-06-25 Dufournier Technologies S A S Procede et systeme ou centrale de surveillance de l'etat des pneumatiques, et de detection de presence de chaines ou ou clous a neige, sur un vehicule
DE10243516A1 (de) * 2002-09-19 2004-04-01 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Bestimmung einer Gesamtmasse eines Fahrzeugs
JP4433688B2 (ja) * 2003-02-12 2010-03-17 日本精工株式会社 転がり軸受ユニットの荷重測定装置及び荷重測定用転がり軸受ユニット
JP2005008094A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Honda Motor Co Ltd タイヤ空気圧低下検知装置の閾値設定方法
JP2005043267A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の荷重計測装置
JP2005084003A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Honda Motor Co Ltd タイヤ空気圧検知装置
US7247803B2 (en) * 2004-01-15 2007-07-24 Komatsu Ltd. Loaded weight measurement method and loaded weight measurement device for dump truck
JP4161923B2 (ja) * 2004-03-09 2008-10-08 株式会社デンソー 車両安定化制御システム
US20090102277A1 (en) * 2005-08-24 2009-04-23 Toshiki Ezoe Automatic Brake Control Device
JP2007210592A (ja) * 2005-10-28 2007-08-23 Hino Motors Ltd 自動制動制御装置
US20100198491A1 (en) * 2009-02-05 2010-08-05 Paccar Inc Autonomic vehicle safety system
JP5160468B2 (ja) * 2009-02-16 2013-03-13 日立建機株式会社 建設機械の荷重計測装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015025362A1 (ja) * 2013-08-20 2015-02-26 日立建機株式会社 ダンプトラック
JP6027248B2 (ja) * 2013-08-20 2016-11-16 日立建機株式会社 ダンプトラック
WO2016181697A1 (ja) * 2015-05-13 2016-11-17 日立建機株式会社 作業機械の荷重計測装置
JP2016212055A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 日立建機株式会社 作業機械の荷重計測装置
US10337909B2 (en) 2015-05-13 2019-07-02 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Load measuring apparatus for a working machine
US10317273B2 (en) 2015-05-26 2019-06-11 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Load measuring apparatus for construction machine

Also Published As

Publication number Publication date
AU2010200508B2 (en) 2011-07-21
CN101806610A (zh) 2010-08-18
CN101806610B (zh) 2014-01-08
AU2010200508A1 (en) 2010-09-02
US8437982B2 (en) 2013-05-07
JP2010190617A (ja) 2010-09-02
US20130185019A1 (en) 2013-07-18
US20100211356A1 (en) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5160468B2 (ja) 建設機械の荷重計測装置
WO2016189654A1 (ja) 建設機械の荷重計測装置
EP3165885B1 (en) Load weighing method and system for wheel loader
US8155798B2 (en) Method and device for determining the roll angle of a motorcycle
JP5457201B2 (ja) 車両タイヤのタイヤ空気圧偏差検出におけるサスペンション情報の使用
US10337909B2 (en) Load measuring apparatus for a working machine
JP2010190617A5 (ja)
US8700274B1 (en) Method of determining when a bed of a hauling machine is empty
US8903612B2 (en) Method of determining when a payload loading event is occurring in a hauling machine
WO2014156903A1 (ja) 運搬車両
JP2006273108A (ja) 車両状態検出装置
WO2014176063A1 (en) Method of estimating mass of a payload in a hauling machine
JP5680940B2 (ja) トラックスケールにおける被計量車両の重心位置計測装置
US8019516B2 (en) Method for measuring the useful load of a telehandler
JP5997720B2 (ja) 建設機械の荷重計測装置
JP3852840B2 (ja) 車両の積載重量計測装置
KR102556402B1 (ko) 건설기계에서의 지면 경사각 측정 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5160468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3