JP2018077810A - 積載判定プログラム、積載判定方法及び積載判定装置 - Google Patents

積載判定プログラム、積載判定方法及び積載判定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の実車・空車状態を精度よく判定できる。【解決手段】積載判定プログラムは、車両が所定の速度に到達するまでの時間を取得し、取得された当該時間が所定の条件を満たす場合に、当該車両が貨物を積載していると判定する処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図3

Description

本発明は、積載判定プログラム、積載判定方法及び積載判定装置に関する。
所定の重量以上の事業用トラックは、走行中の車両の運行情報を記録することが義務付けられているので、車両の運行情報を記録するための技術が知られている。例えば、車両の積荷状態及び空荷状態など、車両の運行情報の記録動作に係る操作を有効と判定するか無効と判定するかを、車両の現在位置が予め設定された操作入力許可位置範囲に含まれるか否かに基づいて判定する技術が知られている。また、エンジン回転数、アクセル開度、車速、燃料消費量、車両質量などの各信号データに基いて演算した結果に従い、運転者への勧告表示を行う技術が知られている。さらに、記録されたエンジン回転数及び道路勾配に基づいて、エンジン回転数が過剰であることを判定するための閾値を決定し、閾値と車両のエンジン回転数とを比較して、エンジン回転数が閾値を超えたことを報知する技術も知られている。
特開2013−171297号公報 特開2009−74482号公報 特開2011−251584号公報
ところで、貨物トラック等の車両の運行状況を管理する際に、車両が貨物を積載しているか否か、すなわち車両が実車状態であるか空車状態であるかを判定する場合がある。上記の技術では、車両が実車状態であるか空車状態であるかを、例えば車両質量計測手段、又は空車/積車判定手段を用いて判定している。空車/積車判定手段としては、例えば車両の積荷状態及び空荷状態を切り換える操作が入力される実車・空車スイッチが知られている。
しかし、実車・空車スイッチを用いる場合、運転者による操作に依拠するので、運転者が実車・空車スイッチ等の操作を怠ったり、故意に誤操作したりすると、車両が実車状態であるか空車状態であるかを正しく判定できない。
また、運転者が実車・空車スイッチを操作するタイミングは、倉庫や工場などの荷積み場所に進入した段階であったり、荷積みが完了して荷積み場所から発進した時点であったりするなどバラつきがある。特に、荷待ちが発生し、荷積み場所周辺で発進と停止とを繰り返すような場合には、運転者が実車・空車スイッチを操作するタイミングのばらつきが大きくなる。したがって、実車・空車スイッチを用いると、車両の実車・空車状態が変化したタイミングを正しく特定できない場合がある。
なお、上記技術にあるように、位置情報を用いて操作を有効とするか無効とするかを判定するような構成においても、特に長時間の荷待ちが発生する場合などは、車両の実車・空車状態が変化したタイミングまでは正しく特定できないことがある。例えば車両質量計測手段を用いれば、車両の実車・空車状態が変化したタイミングを正しく判定できるが、対応可能な車両は、これらの手段を予め有する車両に限られる。
一つの側面では、車両の実車・空車状態を精度よく判定できる積載判定プログラム、積載判定方法及び積載判定装置を提供することを目的とする。
一つの態様において、積載判定プログラムは、車両が所定の速度に到達するまでの時間を取得し、取得された当該時間が所定の条件を満たす場合に、当該車両が貨物を積載していると判定する処理をコンピュータに実行させる。
一つの態様によれば、車両の実車・空車状態を精度よく判定できる。
図1は、車速の変化の一例を示すグラフである。 図2は、回転数の変化の一例を示すグラフである。 図3は、実施例1における積載判定装置の機能ブロックの一例を示す図である。 図4は、実施例1における車両DBの一例を示す図である。 図5は、実施例1における判定結果DBの一例を示す図である。 図6は、実施例1における積載判定処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施例2における積載判定装置の機能ブロックの一例を示す図である。 図8は、実施例2における車両DBの一例を示す図である。 図9は、実施例2における判定結果DBの一例を示す図である。 図10は、実施例2における地点DBの一例を示す図である。 図11は、実施例2における積載判定処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施例3における積載判定装置の機能ブロックの一例を示す図である。 図13は、実施例3における車両DBの一例を示す図である。 図14は、実施例3における判定結果DBの一例を示す図である。 図15は、実施例3における積載判定処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、積載判定装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する積載判定プログラム、積載判定方法及び積載判定装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
以下においては、図1乃至図16を用いて、積載判定装置100が実行する積載判定処理について説明する。以下の実施例において、積載判定装置100は、例えば、トラック等の車両が所定の速度に到達する際、加速時間及び車両のエンジン回転数の少なくともいずれかが所定の閾値以上である場合に、当該車両が荷物を積載している、すなわち実車状態であると判定する。また、積載判定装置100は、加速時間及び車両のエンジン回転数の両方が所定の閾値未満である場合に、当該車両が荷物を積載していない、すなわち空車状態であると判定する。なお、加速時間は、車両が第一の速度から所定の速度に到達するまでの時間の一例である。
以下の実施例においては、積載判定装置100が、加速時間及び回転数の両方を取得する構成について説明するが、これに限られず、加速時間及び回転数のうちいずれか一方だけを取得して、実車・空車状態の判定を行うような構成であってもよい。また、積載判定装置100が、加速時間及び回転数の両方が条件を満たした場合に限り実車状態であると判定する構成であってもよい。
車両の加速時間と実車・空車状態との関係について、図1を用いて説明する。図1は、車速の変化の一例を示すグラフである。図1において、縦軸は速度を示し、横軸は加速開始から経過した時間を示す。また、図1において、破線で示すグラフ1201は、空車状態である車両の速度の変化を示し、一点鎖線で示すグラフ1202は、実車状態である車両の速度の変化を示す。また、破線1001は、加速時間に関する所定の閾値を示し、破線1101は所定の速度を示す。本実施例においては、加速時間に関する所定の閾値は「5秒」であり、所定の速度は「10km/h」である場合について説明する。なお、加速時間に関する所定の閾値は、第1の閾値の一例であり、以下において、「時間閾値」と表記する場合がある。
図1に示すように、空車状態である車両は、時間閾値に示す時間が経過するより早い時点1211において、所定の速度まで加速する。すなわち、空車状態である車両の加速時間は、時間閾値よりも小さい。一方、実車状態である車両は、空車状態である車両に比べて、所定の速度まで加速するための負荷及び時間が大きくなるので、例えば時間閾値に示す時間が経過するよりも遅い時点1212において、所定の速度まで加速する。すなわち、実車状態である車両の加速時間は、時間閾値よりも大きい。
次に、車両のエンジン回転数と実車・空車状態との関係について、図2を用いて説明する。なお、以下において、車両のエンジン回転数を、単に「回転数」と表記する場合がある。図2は、回転数の変化の一例を示すグラフである。図2において、縦軸は回転数を示し、横軸は加速開始から経過した時間を示す。また、図2において、破線で示すグラフ2201は、空車状態である車両の回転数の変化を示し、一点鎖線で示すグラフ2202は、実車状態である車両の回転数の変化を示す。なお、回転数は加速時に上昇するが、グラフ2201及び2202に示すように、車両のギアチェンジの際には一時的に低下する。
図2において、破線2001は、各車両が停車している状態、すなわちアイドリング状態における回転数を示し、破線2002は、回転数に関する所定の閾値を示す。本実施例においては、アイドリング状態における回転数は「1,000rpm」であり、回転数に関する所定の閾値は「3,700rpm」である場合について説明する。なお、図2において、いずれの車両も、図2の破線2101に示す時間閾値が経過する前の時点において、所定の速度に到達したものとする。なお、回転数に関する所定の閾値は、第2の閾値の一例であり、以下において、「回転数閾値」と表記する場合がある。
図2において、空車状態の車両は、グラフ2201に示すように、回転数が回転数閾値まで上昇することなく、時点2211において所定の速度に到達する。一方、実車状態の車両は、空車状態の車両に比べて加速に要する力が大きくなるので、同じ時間で加速する場合、空車状態の車両に比べてエンジンの回転数が高くなる傾向にある。したがって、実車状態の車両における加速時の回転数は、グラフ2202に示すように、所定の速度に到達する前に、時点2212において回転数閾値まで上昇する。
[機能ブロック]
次に、本実施例における機能構成について説明する。図3は、実施例1における積載判定装置の機能ブロックの一例を示す図である。図3に示すように、本実施例における積載判定装置100は、通信部111、入出力部112、記憶部120及び制御部130を有する。なお、積載判定装置100は、コンピュータ等の機器により実現され、図3に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
また、積載判定装置100は、例えばトラックなどの車両と通信可能に接続された外部のサーバにより実装されるが、これに限られず、例えば、積載判定装置100が、トラックなどの車両に搭載されたコンピュータにより実現されてもよい。また、外部のサーバにより実装される積載判定装置100が、車両とは直接通信を行うことなく、例えば外部のデータベースにアクセスするなどの他の手段により取得された車両の速度や回転数等の情報を用いて処理を行ってもよい。
通信部111は、有線や無線を問わず、図示しないネットワークNを経由して、図示しないトラックなどの車両や、車両の速度や回転数を記録する図示しない外部のサーバなどとの間の通信を制御する。また、通信部111は、図示しない操作者の端末等に入力された指示を受信して制御部130に出力し、また制御部130から出力された処理結果を操作者の端末等に送信する。
入出力部112は、制御部130から出力された情報を、図示しない表示装置に表示させる。また、入出力部112は、図示しない操作者による操作を受け付け、制御部130に出力する。
記憶部120は、例えば制御部130が実行するプログラム、各種データなどを記憶する。また、記憶部120は、車両DB121及び判定結果DB122を有する。記憶部120は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
車両DB121は、判定の対象とする車両のスペック等の情報と、当該車両に適用される閾値とを対応付けて記憶する。図4は、実施例1における車両DBの一例を示す図である。図4に示すように、車両DB121は、「車重」と、「積載量」と、「トルク」と、「時間閾値」と、「回転数閾値」とを、「車両ID」に対応付けて記憶する。なお、車両DB121に記憶される情報は、例えば、予め積載判定装置100の利用者、管理者等により入力される。
図4において、「車両ID」は、例えば事業者が保有する車両を一意に識別する情報である。「車重」、「積載量」及び「トルク」は、車両IDに該当する車両のスペックを記憶する。「時間閾値」は、当該車両IDに適用される加速時間に関する閾値を記憶する。「回転数閾値」は、当該車両IDに適用される回転数に関する閾値を記憶する。
図4に示すように、車両DB121は、例えば、車両ID「A001」の車両の車重は「8,000kg」、積載量は「14,000kg」、トルクは「1,800N・m」であることを記憶する。また、車両DB121は、車両ID「A001」の車両には、時間閾値「5.0秒」及び回転数閾値「2,500rpm」が適用されることを記憶する。
図3に戻って、判定結果DB122は、車両の積載判定処理の途中経過及び判定結果を記憶する。図5は、実施例1における判定結果DBの一例を示す図である。図5に示すように、判定結果DB122は、「加速開始時刻」と、「加速時間」と、「最大回転数」と、「判定結果」と、「実車・空車切替時点」とを、「記録ID」に対応付けて記憶する。判定結果DB122は、例えば一つの車両IDにつき一つのテーブルを有する。なお、判定結果DB122に記憶される情報は、例えば後述する速度取得部131、回転数取得部132又は判定部133により入力される。
図5において、「記録ID」は、車両の積載判定処理の途中経過及び判定結果を一意に識別する情報である。「加速開始時刻」は、停車状態にある車両が、加速を始めた時刻を記憶する。「加速時間」は、加速開始時刻における加速において取得された車両の加速時間を記憶する。「最大回転数」は、加速時間における車両の回転数のうち、最大の値を記憶する。「判定結果」は、車両が実車状態であるか空車状態であるかを判定した結果を記憶する。なお、以下において「停車状態」は、停車状態とみなせる速度で走行している状態を含むものとする。
「実車・空車切替時点」は、車両が実車状態から空車状態に切り替わったと判定された時点、又は車両が空車状態から実車状態に切り替わったと判定された時点に関する情報を記憶する。なお、以下において、車両が実車状態から空車状態に切り替わること、及び車両が空車状態から実車状態に切り替わることをまとめて「状態切替」と表記する場合がある。本実施例における判定結果DB122は、状態切替が発生したと判定された場合に「◎」を記憶する。
例えば、図5において、判定結果DB122は、記録ID「0003」の処理結果として、車両が「07:41:20」に加速を開始し、「4.0」秒で所定の速度まで到達し、加速中における最大回転数は「2,800」rpmであったことを記憶する。また、判定結果DB122は、当該車両は加速開始時点において「空車」状態であると判定され、かつ状態切替は発生しなかったと判定されたことを記憶する。
また、図5において、判定結果DB122は、記録ID「0005」の処理結果として、車両が「8:42:48」に加速を開始し、「5.6」秒で所定の速度まで到達し、加速中における最大回転数は「3,500」rpmであったことを記憶する。また、判定結果DB122は、当該車両は加速開始時点において「実車」状態であると判定され、かつ状態切替が発生したと判定されたことを記憶する。
図3に戻って、制御部130は、積載判定装置100の全体的な処理を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部130は、速度取得部131、回転数取得部132及び判定部133を有する。なお、速度取得部131、回転数取得部132及び判定部133は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
速度取得部131は、車両の速度に関する情報を取得する。例えば、速度取得部131は、図示しない車両の速度を0.1秒単位で取得し、記憶部120に記憶する。速度取得部131は、例えば、通信部111を通じて、車両からリアルタイムで速度を受信するが、これに限られない。例えば、速度取得部131は、図示しない車両のデータベース又は外部のデータベースに蓄積された速度の情報を、1時間、1日などの周期でまとめて取得してもよい。
また、速度取得部131は、取得された速度が、所定の速度以上であるか否かを判定する。さらに、速度取得部131は、所定の閾値以上であると判定された場合、車両が加速を開始してから当該速度に到達するまでの加速時間を算出し、記録IDと対応付けて判定結果DB122に格納する。また、速度取得部131は、車両が加速を開始した時間を示す加速開始時刻も、記録IDと対応付けて判定結果DB122に格納する。
回転数取得部132は、車両の回転数に関する情報を取得する。例えば、回転数取得部132は、図示しない車両の回転数を0.1秒単位で取得し、記憶部120に記憶する。回転数取得部132は、例えば、通信部111を通じて、車両からリアルタイムで回転数を受信するが、これに限られない。例えば、回転数取得部132は、図示しない車両のデータベース又は外部のデータベースに蓄積された回転数の情報を、1時間、1日などの周期でまとめて取得してもよい。
また、回転数取得部132は、加速時間が該当する車両IDと対応付けて判定結果DB122に記憶されたか否かを判定する。回転数取得部132は、加速時間が記憶されたと判定した場合、加速時間に対応する回転数のうち最大の回転数を、記録IDと対応付けて判定結果DB122に格納する。
判定部133は、加速時間及び回転数を用いて、車両が実車状態であるか空車状態であるかを判定する。具体的には、判定部133は、判定結果DB122に記憶された加速時間が、該当する車両IDに対応して車両DB121に記憶された時間閾値以上であるか否かを判定する。判定部133は、加速時間が時間閾値以上であると判定した場合、当該車両が実車状態であることを、記録IDに対応して判定結果DB122に記憶する。
また、判定部133は、記憶された加速時間が時間閾値未満であると判定した場合、判定結果DB122に記憶された回転数が、該当する車両IDに対応して車両DB121に記憶された回転数閾値以上であるか否かを判定する。判定部133は、記憶された回転数が回転数閾値以上であると判定した場合、当該車両が実車状態であることを、記録IDに対応して判定結果DB122に記憶する。一方、判定部133は、記憶された加速時間が時間閾値未満であり、かつ記憶された回転数が回転数閾値未満であると判定した場合、当該車両が空車状態であることを、記録IDに対応して判定結果DB122に記憶する。
さらに、判定部133は、判定結果と、直前の記録IDに対応付けて記憶された実車状態又は空車状態とを比較する。判定部133は、判定結果と、直前の記録IDに対応付けて記憶された実車状態又は空車状態とが一致しない場合、すなわち状態切替が発生したと判定した場合、状態切替を示す情報として、「◎」を判定結果DB122に記憶する。
[処理の流れ]
次に、本実施例における積載判定装置100による積載判定処理について説明する。図6は、実施例1における積載判定処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、積載判定装置100の速度取得部131は、例えば、図示しない利用者の端末から処理開始の指示を受け付けるまで待機する(S100:No)。速度取得部131は、処理開始の指示を受け付けると(S100:Yes)、対象とする車両の速度のデータに基づいて算出された加速時間を、判定結果DB122に記憶する。また、回転数取得部132は、対象とする車両の回転数のデータを取得し、判定結果DB122に記憶する(S101)。
次に、判定部133は、判定結果DB122に記憶された加速時間が、時間閾値以上であるか否かを判定する(S102)。判定部133は、加速時間が時間閾値以上であると判定した場合(S102:Yes)、車両は実車状態であると判定し、処理結果を判定結果DB122に記憶する(S104)。その後、判定部133は、S106に移行する。
判定部133は、加速時間が時間閾値未満であると判定した場合(S102:No)、判定結果DB122に記憶された回転数が、回転数閾値以上であるか否かを判定する(S103)。判定部133は、回転数が回転数閾値以上であると判定した場合(S103:Yes)、車両は実車状態であると判定し、処理結果を判定結果DB122に記憶する(S104)。その後、判定部133は、S106に移行する。
判定部133は、回転数が回転数閾値未満であると判定した場合(S103:No)、車両は空車状態であると判定し、処理結果を判定結果DB122に記憶する(S105)。その後、判定部133は、S106に移行する。
次に、判定部133は、状態切替が発生したか否かを判定する(S106)。判定部133は、状態切替が発生したと判定した場合(S106:Yes)、判定結果DB122に、実車・空車切替時点を記憶し(S107)、S108に移行する。判定部133は、状態切替が発生していないと判定した場合(S106:No)、S108に移行する。
次に、判定部133は、例えば、図示しない利用者の端末から処理終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S108)。判定部133は、処理終了の指示を受け付けていないと判定した場合(S108:No)、S102に戻って処理を繰り返す。一方、判定部133は、処理終了の指示を受け付けたと判定した場合(S108:Yes)、処理を終了する。
[効果]
以上説明したように、本実施例における積載判定プログラムは、コンピュータに、車両が所定の速度に到達するまでの時間を取得し、取得された当該時間が所定の条件を満たす場合に、当該車両が貨物を積載していると判定する処理を実行させる。これにより、背景技術のように位置情報や運転者の操作に依拠することなく、また、車両に車両質量計測手段や実車・空車スイッチなどの装置を追加することなく、車両の実車・空車状態を判定できる。また、どの時点において実車・空車状態が変わったか、すなわち荷積み・荷下ろしがいつ行われたかを精度よく判定できる。
また、本実施例における積載判定プログラムは、車両が停車状態から所定の速度に到達するまでの時間を第1の閾値と比較し、当該時間が第1の閾値以上である場合に、所定の条件を満たすと判定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、回転数や車両質量等を取得することなく、簡潔な構成で車両の実車・空車状態を判定できる。
さらに、本実施例における積載判定プログラムは、当該時間が第1の閾値未満である場合、車両が停車状態から所定の速度に到達するまでの時間におけるエンジンの回転数が第2の閾値以上であるか否かを判定する処理をコンピュータに実行させる。また、本実施例における積載判定プログラムは、エンジンの回転数が第2の閾値以上であると判定された場合に、所定の条件を満たすと判定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、車両が急加速するような場合においても、車両の実車・空車状態を精度よく判定できる。
なお、本実施例における積載判定プログラムは、車両が停車状態から所定の速度に到達するまでの時間を取得することなく、回転数だけを用いて所定の条件を満たすか否かを判定する処理をコンピュータに実行させてもよい。
実施例1における積載判定装置100は、位置情報を用いることなく車両の実車・空車状態を判定できるが、実施の形態はこれに限られない。例えば、実施例2においては、図7乃至図11を用いて、位置情報をさらに用いて車両の実車・空車状態を判定する積載判定装置200について説明する。
例えば、長距離を輸送する大型トラック等においては、荷積みや荷下ろしを行う場所は、所定の倉庫や工場、港などに限られる場合が多い。そこで、積載判定装置200が、取得された位置情報が所定の条件に合致する場合にのみ、車両の実車・空車状態を判定するような構成であってもよい。
なお、位置情報は、例えば公知のGPS(Global Positioning System)受信機等を用いて取得できるが、位置情報を取得する方法はこれに限られない。例えば、積載判定装置200が、道路の高低差等の情報を含むデジタル道路地図(DRM:Digital Road Map)等のデータを用いて位置情報を取得してもよい。
例えば、上り勾配において車両が加速する場合、車両にかかる負荷は大きくなり、下り勾配において加速する場合は逆に負荷は小さくなる。このため、積載判定装置200が、道路の高低差に応じて、車両の実車・空車状態を判定する際に用いる閾値を変更するような構成であってもよい。
[機能ブロック]
本実施例における機能構成について説明する。図7は、実施例2における積載判定装置の機能ブロックの一例を示す図である。図7に示すように、本実施例における積載判定装置200は、通信部111、入出力部112、記憶部220及び制御部230を有する。なお、積載判定装置200は、コンピュータ等の機器により実現され、図7に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。また、以下の実施例において、先に説明した図面に示す部位と同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
記憶部220は、例えば制御部230が実行するプログラム、各種データなどを記憶する。また、記憶部220は、車両DB221、判定結果DB222及び地点DB223を有する。記憶部220は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDDなどの記憶装置に対応する。
本実施例における車両DB221は、実施例1における車両DB121が記憶する情報に加えて、図8に示すように、勾配に応じて閾値を変更するための情報である「勾配係数」を対応付けて記憶する。図8は、実施例2における車両DBの一例を示す図である。なお、車両DB221も、車両DB121と同様に、例えば、予め積載判定装置200の利用者、管理者等により入力された情報を記憶する。
図8において、「勾配係数」は、「時間閾値」及び「回転数閾値」を、加速開始時点から所定の速度に到達する時点までにおける道路の勾配に応じて変更するために用いられる。「勾配係数」も、「時間閾値」及び「回転数閾値」と同様に、車両IDごとに個別に設定される。
例えば、本実施例における積載判定処理においては、以下に示す式(1)により再設定された閾値が用いられる。
Figure 2018077810
例えば、車両ID「A001」の車両が、勾配が「5%」の道路において加速を開始する場合、積載判定処理に用いられる時間閾値は、式(1)により、「5.0秒+(5.0秒×5%×1.5)」=5.375秒と変更される。
なお、本実施例における積載判定処理においては、回転数閾値についても、同様に以下に示す式(2)により再設定された閾値が用いられる。
Figure 2018077810
図7に戻って、本実施例における判定結果DB222は、車両の積載判定処理の途中経過及び判定結果として、実施例1における判定結果DB122が記憶する項目に加えて、図9に示すように、「位置情報」及び「勾配」を記憶する。図9は、実施例2における判定結果DBの一例を示す図である。なお、判定結果DB222に記憶される情報は、例えば後述する速度取得部131、回転数取得部132、位置情報取得部233、勾配特定部234及び判定部236により入力される。
図9において、「位置情報」は、車両が後に説明する特定の位置に存在するか否かに関する情報を記憶する。また、「勾配」は、車両が加速を開始してから所定の速度に到達するまでの区間における道路の勾配を記憶する。
例えば、図9に示すように、判定結果DB222は、記録ID「0003」の処理結果として、車両が存在する位置は特定の位置ではないこと、及び道路の勾配が「−2%」であることをさらに記憶する。また、判定結果DB222は、記録ID「0005」の処理結果として、車両は特定の位置「エリアA」に存在すること、及び道路の勾配が「2%」であることをさらに記憶する。
図7に戻って、本実施例における地点DB223は、荷積み・荷下ろしが行われる可能性が高い地点に関する情報を記憶する。図10は、実施例2における地点DBの一例を示す図である。図10に示すように、地点DB223は、「緯度」、「経度」、「範囲」及び「種別」を「地点ID」に対応付けて記憶する。
図10において、「地点ID」は、特定の地点を一意に識別する情報を記憶する。「緯度」及び「経度」は、地点の位置を記憶する。「種別」は、倉庫、工場、港など、特定の地点にある施設の種別を記憶する。また、「範囲」は、地点に含まれる範囲の大きさを記憶する。なお、「範囲」には、倉庫、工場、港などの施設そのものに加えて、施設周辺の駐車場や道路等を含んでもよい。
例えば、図10に示す地点DB223は、地点ID「エリアA」の地点は、北緯「35°XX′XX″」、東経「138°YY′YY″」を中心とする「工場」であり、その範囲「周囲200m四方」を含むことを記憶する。
図7に戻って、制御部230は、積載判定装置200の全体的な処理を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部230は、速度取得部131、回転数取得部132、位置情報取得部233、勾配特定部234、閾値再設定部235及び判定部236を有する。なお、速度取得部131、回転数取得部132、位置情報取得部233、勾配特定部234、閾値再設定部235及び判定部236は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
位置情報取得部233は、車両の位置情報を取得する。位置情報取得部233は、例えば1秒おきなどの所定の間隔で、通信部111を通じて、図示しない車両に搭載されたGPS受信機等により取得された位置情報を取得し、判定結果DB222に記憶する。
勾配特定部234は、道路の勾配を特定する。例えば、勾配特定部234は、停車している車両が加速を開始した場合に、停車している車両の位置情報と、車両が所定の速度に到達した時点の位置情報とを特定する。また、勾配特定部234は、通信部111を通じて、図示しないDRMデータベースからデジタル道路地図情報を取得し、取得した各位置情報に対応する高度を取得する。勾配特定部234は、取得された各位置情報に対応する位置における高度の高低差を算出し、高低差と各位置間の距離とに基づいて、道路の勾配を算出する。そして、勾配特定部234は、算出された道路の勾配を判定結果DB222に記憶する。
閾値再設定部235は、勾配に関する情報を用いて、時間閾値及び回転数閾値を再設定する。例えば、閾値再設定部235は、車両DB221から時間閾値及び勾配係数を取得し、判定結果DB222から勾配を取得し、式(1)を用いて閾値を再設定する。また、閾値再設定部235は、車両DB221から回転数閾値及び勾配係数を取得し、判定結果DB222から勾配を取得し、式(2)を用いて閾値を再設定する。
本実施例における判定部236は、位置情報取得部233により取得される車両の位置情報が、地点DB223に記憶された特定の地点に該当するか否かを判定する。判定部236は、車両の位置情報が特定の地点に該当すると判定した場合に、加速時間及び回転数を用いて、車両が実車状態であるか空車状態であるかを判定する。
また、判定部236は、閾値として、車両DB221に記憶される時間閾値及び回転数閾値の代わりに、閾値再設定部235により再設定される閾値を用いる。
[処理の流れ]
次に、本実施例における積載判定装置200による積載判定処理について説明する。図11は、実施例2における積載判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、積載判定装置200の速度取得部131は、処理開始の指示を受け付けると(S100:Yes)、対象とする車両の速度のデータに基づいて算出された加速時間を、判定結果DB222に記憶する。また、回転数取得部132は、対象とする車両の回転数のデータを取得し、判定結果DB222に記憶する。さらに、位置情報取得部233は、車両が加速を開始してから所定の速度に到達するまでにおける位置情報を取得し、判定結果DB222に記憶する(S201)。
次に、判定部236は、判定結果DB222に記憶された位置情報が、所定の地点に該当するか否かを判定する(S202)。判定部236は、所定の地点に該当しないと判定された場合(S202:No)、S207に移行する。
一方、勾配特定部234は、所定の地点に該当すると判定された場合(S202:Yes)、勾配を算出して判定結果DB222に記憶する(S203)。そして、閾値再設定部235は、車両DB221に記憶された時間閾値及び回転数閾値と、判定結果DB222に記憶された勾配とを取得し、閾値を再設定する(S204)。
次に、判定部236は、判定結果DB222に記憶された加速時間が、再設定された閾値以上であるか否かを判定する(S205)。判定部236は、加速時間が再設定された閾値以上であると判定した場合(S205:Yes)、車両は実車状態であると判定し、処理結果を判定結果DB222に記憶する(S104)。その後、判定部236は、S106に移行する。
一方、判定部236は、加速時間が再設定された閾値未満であると判定した場合(S205:No)、判定結果DB222に記憶された回転数が、再設定された閾値以上であるか否かを判定する(S206)。判定部236は、回転数が再設定された閾値以上であると判定した場合(S206:Yes)、車両は実車状態であると判定し、処理結果を判定結果DB222に記憶する(S104)。その後、判定部236は、S106に移行する。
判定部236は、回転数が再設定された閾値未満であると判定した場合(S206:No)、車両は空車状態であると判定し、処理結果を判定結果DB222に記憶する(S105)。その後、判定部236は、S106に移行する。
次に、判定部236は、状態切替が発生したか否かを判定する(S106)。判定部236は、状態切替が発生したと判定した場合(S106:Yes)、判定結果DB222に、実車・空車切替時点を記憶し(S107)、S207に移行する。判定部236は、状態切替が発生していないと判定した場合(S106:No)、S207に移行する。
次に、判定部236は、例えば、図示しない利用者の端末から処理終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S207)。判定部236は、処理終了の指示を受け付けていないと判定した場合(S207:No)、S201に戻って処理を繰り返す。一方、判定部236は、処理終了の指示を受け付けたと判定した場合(S207:Yes)、処理を終了する。
[効果]
本実施例における積載判定プログラムは、車両が停車していた位置から、車両が通過する所定の地点までの距離における勾配を特定し、第1の閾値又は第2の閾値を、特定された勾配に基づいて変更する。これにより、道路の勾配等に応じて閾値を変更できるので、車両の実車・空車状態の誤判定を低減することができる。
また、本実施例における積載判定装置200は、所定の位置に該当しない場合に車両の実車・空車状態の判定処理を行わないので、処理負荷を軽減することができる。なお、積載判定装置200が、例えば勾配係数と同様の係数を用いて、取得された位置情報が所定の条件に合致する場合と合致しない場合とで、車両の実車・空車状態を判定する際に用いる閾値を変更するような構成であってもよい。例えば、積載判定装置は、荷積み・荷下ろしが行われる可能性が高い地点においては、車両の実車・空車状態を判定する際に用いる閾値を下げ、それ以外の地点においては高い閾値を用いる。かかる構成を有する積載判定装置200は、車両の実車・空車状態の誤判定を低減することができる。
上記の各実施例においては、加速時間及び回転数を用いて車両の実車・空車状態を判定する構成について説明したが、実施の形態はこれに限られない。例えば、長距離を輸送する大型トラック等においては、荷積みや荷下ろしは頻繁に発生するものではなく、また一定の停車時間を要する。さらに、荷積みや荷下ろしが発生しない場合、加速時間や回転数が大きく変化することは少ない。そこで、実施例3においては、図12乃至図15を用いて、積載判定装置300が、停車時間の長さ、及び停車時間前後の加速時間や回転数の差異に基づいて、車両の実車・空車状態を判定する構成について説明する。
[機能ブロック]
本実施例における機能構成について説明する。図12は、実施例3における積載判定装置の機能ブロックの一例を示す図である。図12に示すように、本実施例における積載判定装置300は、通信部111、入出力部112、記憶部320及び制御部330を有する。なお、積載判定装置300は、コンピュータ等の機器により実現され、図12に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。また、以下の実施例において、先に説明した図面に示す部位と同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
記憶部320は、例えば制御部330が実行するプログラム、各種データなどを記憶する。また、記憶部320は、車両DB321及び判定結果DB322を有する。記憶部320は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDDなどの記憶装置に対応する。
本実施例における車両DB321は、「車重」、「積載量」及び「トルク」に加えて、「停車時間閾値」、「時間差分閾値」及び「回転数差分閾値」を「車両ID」に対応付けて記憶する。なお、車両DB321に記憶される情報は、例えば、予め積載判定装置300の利用者、管理者等により入力される。
図13は、実施例3における車両DBの一例を示す図である。図13において、「停車時間閾値」は、当該車両IDに適用される、後に説明する停車時間に関する閾値を記憶する。「時間差分閾値」は、当該車両IDに適用される、後に説明する加速時間の差分に関する閾値を記憶する。「回転数差分閾値」は、当該車両IDに適用される、後に説明する回転数時間の差分に関する閾値を記憶する。なお、停車時間閾値は、第3の閾値の一例であり、時間差分閾値は、第4の閾値の一例である。また、回転数差分閾値は、第5の閾値の一例である。
図13に示すように、実施例3における車両DB321は、車両ID「A001」の車両に対応して、停車時間閾値「500秒」、時間差分閾値「1.0秒」及び回転数差分閾値「300rpm」を記憶する。
図12に戻って、本実施例における判定結果DB322は、実施例1における判定結果DB122が記憶する項目に加えて、車両の「停車時間」をさらに記憶する。図14は、実施例3における判定結果DBの一例を示す図である。なお、判定結果DB322に記憶される情報は、例えば後述する停車時間測定部333及び判定部334により入力される。
図14において、「停車時間」は、車両が加速を開始するまでの間、停車していた時間を記憶する。なお、停車時間は、車両が停止した時点から発進する時点までの間停車している時間の一例である。
例えば、図14に示すように、判定結果DB322は、記録ID「0003」の処理結果として、車両が「60」秒間停車した後に加速を開始したことをさらに記憶する。また、判定結果DB322は、記録ID「0005」の処理結果として、車両が「1100」秒間停車した後に加速を開始したことをさらに記憶する。
図12に戻って、制御部330は、積載判定装置300の全体的な処理を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。この制御部330は、速度取得部131、回転数取得部132、停車時間測定部333及び判定部334を有する。なお、速度取得部131、回転数取得部132、停車時間測定部333及び判定部334は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
停車時間測定部333は、車両が停止してから、加速を開始するまでの時間を測定する。例えば、停車時間測定部333は、記憶部320に記憶された直近の速度が「0km/h」であるか否かを判定する。停車時間測定部333は、記憶された直近の速度が「0km/h」であると判定した場合、タイマーを起動し、「0km/h」を超える速度が記憶部320に記憶されるまでの時間を測定する。停車時間測定部333は、「0km/h」を超える速度が記憶部320に記憶された時刻を、加速開始時刻として判定結果DB322に記憶する。また、停車時間測定部333は、タイマーにより測定された、速度が「0km/h」になってから加速開始時刻までの時間を、停車時間として判定結果DB322に記憶する。
本実施例における判定部334は、判定結果DB322を参照し、停車時間が所定の停車時間閾値以上であるか否かを判定する。例えば、判定部334は、判定結果DB322に記憶された停車時間が所定の停車時間閾値以上であると判定した場合、停車時間より前における加速時間と、停車時間以後の加速時間との差分が、所定の時間差分閾値以上であるか否かを判定する。そして、判定部334は、差分が時間差分閾値以上であると判定した場合、当該停車時において、状態切替があったと判定する。
なお、判定部334が、加速時間の代わりに、停車時間より前における回転数と、停車時間以後の回転数との差分が、所定の回転数差分閾値以上であるか否かを判定するような構成であってもよい。また、停車時間より前における所定の回数(例えば3回)の加速時間の平均値と、停車時間以後の所定の回数の加速時間の平均値との差分が、所定の回転数差分閾値以上であるか否かを判定するような構成であってもよい。なお、以下において、停車時間より前における加速時間の平均値をt0、停車時間以後における加速時間の平均値をt1と表記する場合がある。また、以下において、停車時間より前における回転数の平均値をr0、停車時間以後における回転数の平均値をr1と表記する場合がある。
例えば、車両ID「A001」の車両を判定対象とする場合、判定部334は、図14に示す記録ID「0003」については、停車時間が「500秒」未満であるため、加速時間を用いた判定処理を行わない。一方、判定部334は、図14に示す記録ID「0004」については、停車時間が「500秒」以上であるため、加速時間を用いた判定処理を行う。
例えば、判定部334は、記録ID「0004」の停車時間より前における所定の回数の加速時間、すなわち記録ID「0001」、「0002」及び「0003」の各加速時間の平均値t0「4.3秒」を算出する。同様に、判定部334は、記録ID「0004」の停車時間以後の所定の回数の加速時間、すなわち記録ID「0004」、「0005」及び「0006」の各加速時間の平均値t1「5.0秒」を算出する。
そして、判定部334は、t1とt0との差分が「1秒」未満であるため、記録ID「0004」の時点において状態切替は発生しなかったと判定する。この場合において、判定部334は、記録ID「0004」の直前の記録ID「0003」に対応する判定結果が「空車」であるため、記録ID「0004」についても「空車」であると判定し、判定結果を判定結果DB322に記憶する。
一方、判定部334は、図14に示す記録ID「0005」については、停車時間が「500秒」以上であるため、加速時間を用いた判定処理を行う。例えば、判定部334は、記録ID「0002」、「0003」及び「0004」の各加速時間の平均値t0「4.2秒」を算出する。同様に、判定部334は、記録ID「0005」、「0006」及び「0007」の各加速時間の平均値t1「5.5秒」を算出する。
そして、判定部334は、t0とt1との差分が「1秒」以上であるため、記録ID「0005」の時点において状態切替は発生したと判定する。この場合において、判定部334は、記録ID「0005」の直前の記録ID「0004」に対応する判定結果が「空車」であるため、記録ID「0005」については「実車」に状態が変わったと判定し、判定結果を判定結果DB322に記憶する。また、判定部334は、記録ID「0005」に対応して、「実車・空車切替時点」に該当することを示す情報を記憶する。
なお、判定部334は、r1とr0との差分を用いてもよい。例えば、判定部334は、車両ID「A001」の車両において、加速時間を用いた判定処理では状態切替が発生しなかったと判定された、図14に示す記録ID「0004」を判定対象として、回転数を用いた判定処理を実行する。判定部334は、記録ID「0001」、「0002」及び「0003」の各回転数の平均値r0「2,800rpm」と、記録ID「0004」、「0005」及び「0006」の各回転数の平均値r1「3,333rpm」を算出する。そして、判定部334は、r0とr1との差分が「500rpm」以上であるため、記録ID「0004」の時点において状態切替は発生したと判定する。
なお、積載判定装置300が、t0とt1との差分、又はr0とr1との差分を用いて、閾値を用いることなく実車・空車状態を判定する構成について説明したが、これに限られない。例えば、積載判定装置300が、t1とt0との平均値又はr0とr1との平均値を時間閾値又は回転数閾値として車両DB321に記憶し、以後の積載判定処理において記憶された時間閾値又は回転数閾値を用いるような構成であってもよい。
また、本実施例においてはt0及びt1とr0及びr1との両方を算出する構成について説明するが、これに限られない。例えば、実施例1と同様に、判定部334が、t0及びt1とr0及びr1とのうちいずれか一方だけを算出して、実車・空車状態の判定を行うような構成であってもよい。また、判定部334が、t0及びt1の差分とr0及びr1の差分との両方が条件を満たした場合に限り状態切替があったと判定する構成であってもよい。
[処理の流れ]
次に、本実施例における積載判定装置300による積載判定処理について説明する。図15は、実施例3における積載判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、積載判定装置300の速度取得部131は、処理開始の指示を受け付けると(S100:Yes)、対象とする車両の速度のデータに基づいて算出された加速時間を、判定結果DB322に記憶する。また、回転数取得部132は、対象とする車両の回転数のデータを取得し、判定結果DB322に記憶する。さらに、停車時間測定部333は、停車時間を測定し、判定結果DB322に記憶する(S301)。
次に、判定部334は、判定結果DB322に記憶された停車時間が、車両DB321に記憶された停車時間閾値以上であるか否かを判定する(S302)。判定部334は、停車時間閾値未満であると判定した場合(S302:No)、S301に移行する。
一方、判定部334は、停車時間閾値以上であると判定した場合(S302:Yes)、停車時間より前における加速時間の平均値t0と、停車時間より前における回転数の平均値r0とを算出する(S303)。
次に、判定部334は、停車時間以後に取得された加速時間及び回転数のサンプル数が、所定のサンプル数以上であるか否かを判定する(S304)。所定のサンプル数未満であると判定された場合(S304:No)、速度取得部131は、引き続き対象とする車両の速度のデータに基づいて算出された加速時間を、判定結果DB322に記憶する。また、回転数取得部132は、対象とする車両の回転数のデータを取得し、判定結果DB322に記憶する。さらに、停車時間測定部333は、停車時間を測定し、判定結果DB322に記憶する(S305)。その後、判定部334は、S304に移行する。
一方、判定部334は、所定のサンプル数以上であると判定した場合(S304:Yes)、停車時間以後における加速時間の平均値t1及び停車時間以後における回転数の平均値r1を算出する(S306)。そして、判定部334は、t1とt0との差分が、時間差分閾値以上であるか否かを判定する(S307)。判定部334は、時間差分閾値以上であると判定した場合(S307:Yes)、該当する記録IDに対応付けて、実車・空車切替時点を示す情報を判定結果DB322に記憶する(S308)。その後、S309に移行する。
判定部334は、時間差分閾値未満であると判定した場合(S307:No)、r1とr0との差分が、回転数差分閾値以上であるか否かを判定する(S310)。判定部334は、回転数差分閾値以上であると判定した場合(S310:Yes)、S308に移行する。一方、判定部334は、回転数差分閾値未満であると判定した場合(S310:No)、S309に移行する。
次に、判定部334は、例えば、図示しない利用者の端末から処理終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S309)。判定部334は、処理終了の指示を受け付けていないと判定した場合(S309:No)、S301に戻って処理を繰り返す。一方、判定部334は、処理終了の指示を受け付けたと判定した場合(S309:Yes)、処理を終了する。
[効果]
本実施例における積載判定プログラムは、車両が停止した時点から発進する時点までの間停車している時間を測定する処理をさらに実行させ、停車している時間が第3の閾値以上であると判定された場合に、判定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、停車時間が短く、荷積み・荷下ろしが行われる可能性が低い場合において車両の実車・空車状態の判定処理を行わないので、処理負荷を軽減することができる。
また、本実施例における積載判定プログラムは、車両が停止した時点から発進する時点までの間停車している時間を測定する処理をコンピュータに実行させる。また、積載判定プログラムは、停車している時間が第3の閾値以上であると判定された場合に、当該停車している時間の前に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間を取得する処理をコンピュータに実行させる。積載判定プログラムは、当該停車している時間の後に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間を取得し、当該停車している時間の前に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間と比較する処理をコンピュータに実行させる。さらに、積載判定プログラムは、比較の結果が、第4の閾値よりも大きい場合に、当該停車している時間において車両に対する荷積み又は荷下ろしが行われたと判定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、予め閾値を設定することなく、車両の実車・空車状態の判定を精度よく行うことができる。
さらに、本実施例における積載判定プログラムは、荷積み又は荷下ろしが行われたと判定された場合、停車している時間の前に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間を取得する処理をコンピュータに実行させる。積載判定プログラムは、停車している時間の後に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間をさらに取得する処理をコンピュータに実行させる。積載判定プログラムは、停車している時間の前に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間と停車している時間の後に取得された車両が所定の速度に到達するまでの時間とを用いて、第1の閾値を設定する処理をコンピュータに実行させる。これにより、車両の実車・空車状態を判定するための閾値を適切に設定することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。例えば、回転数閾値と比較する回転数として、加速時間中における最大の回転数を用いる構成について説明したが、これに限られず、加速時間中の回転数の平均値を用いるような構成であってもよい。
また、例えば、実施例1においては、積載判定装置100が、車両が停車状態から所定の速度に到達するまでの加速時間を取得する構成について説明したが、これに限られない。例えば、積載判定装置100が、車両が速度A(例えば10km/h)から速度B(例えば30km/h)に到達するまでの時間を取得し、時間閾値と比較するような構成であってもよい。また、積載判定装置100が、車両の加速時間ではなく、車両が所定の速度まで減速するまでの時間、又は車両が停止するまでの時間を取得するような構成であってもよい。
また、実施例1においては、積載判定装置100が、停車時間の長さについて判定を行うことなく加速時間に基づいて実車・空車判定を行う構成について説明したが、これに限られない。例えば、積載判定装置100が、実施例2と同様に、停車時間が閾値以上であると判定された場合に実車・空車判定を行うような構成であってもよい。
なお、速度取得部131が、車両が加速を開始してから、所定の速度に到達する前に減速又は停止した場合、当該加速開始後の加速時間を判定結果DB122に記憶しないような構成であってもよい。また、判定結果DB122が、所定の速度まで加速しなかったことを記憶するような構成であってもよい。同様に、回転数取得部132が、速度取得部131から速度が時間閾値以上である旨の判定結果の入力を受けなかった場合、回転数を判定結果DB122に記憶しないような構成であってもよい。また、判定結果DB122が、所定の速度まで加速しなかったことを記憶するような構成であってもよい。
また、実施例1においては、積載判定装置100が、停車時間の長さについて判定を行うことなく加速時間に基づいて実車・空車判定を行う構成について説明したが、これに限られない。例えば、積載判定装置100が、実施例2と同様に、停車時間が閾値以上であると判定された場合に実車・空車判定を行うような構成であってもよい。
また、実施例2において、積載判定装置200が、勾配に基づいて閾値を再設定する構成について説明したが、これに限られない。例えば、積載判定装置200が、気象状況や路面条件などのその他の条件に基づいて閾値を再設定するような構成であってもよい。
また、積載判定装置200の地点DB223が、事故多発地点などの要注意地点に関する情報をさらに記憶し、要注意地点に接近した際に報知を行う報知部をさらに有してもよい。この場合において、積載判定装置200の報知部は、報知対象とする車両が実車状態であるか空車状態であるかを判定し、実車状態であると判定された場合に、当該車両に報知を行う。
例えば、積載判定装置100が、車両の燃費を算定する燃費算定部をさらに有し、燃費算定部が、車両が実車状態であるか否かに基づいて燃費を算定するような構成であってもよい。
上記各実施例においては、車両IDが個別の車両に付与され、「時間閾値」及び「回転数閾値」が車両ごとに個別に設定される例を説明するが、これに限られない。例えば、車両IDが、車種ごとに設定される、すなわち同一車種の複数の車両に、同一の車両IDに対応する時間閾値及び回転数閾値が適用されるような構成であってもよい。また、車両IDが、大型、中型、小型などの車両の区分ごとに設定されるような構成であってもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、速度取得部131と回転数取得部132とを統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[ハードウェア構成]
図16は、積載判定装置のハードウェア構成例を示す図である。なお、以下においては、実施例1における積載判定装置100を例として説明するが、実施例2における積載判定装置200及び実施例3における積載判定装置300についても、同様のハードウェア構成により実現可能である。図16に示すように、積載判定装置100は、通信インタフェース201、HDD(Hard Disk Drive)202と、メモリ203、プロセッサ204、入出力インタフェース205を有する。
通信インタフェース201は、各機能部の説明時に示した通信部111に該当し、例えばネットワークインタフェースカードなどである。HDD202は、各機能部の説明時に示した処理部を動作させるプログラムやDB等を記憶する。
プロセッサ204は、各機能部の説明時に示した各処理部と同様の処理を実行するプログラムをHDD202等から読み出してメモリ203に展開することで、図3等で説明した各機能を実行するプロセスを動作させる。すなわち、このプロセスは、積載判定装置100が有する速度取得部131、回転数取得部132及び判定部133と同様の機能を実行する。入出力インタフェース205は、各機能部の説明時に示した入出力部112に該当する。
このように積載判定装置100は、プログラムを読み出して実行することで、積載判定方法を実行する情報処理装置として動作する。また、積載判定装置100は、媒体読取装置によって記録媒体から上記プログラムを読み出し、読み出された上記プログラムを実行することで上記した実施例と同様の機能を実現することもできる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、積載判定装置100によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
100、200、300 積載判定装置
111 通信部
112 入出力部
120、220、320 記憶部
121、221、321 車両DB
122、222、322 判定結果DB
223 地点DB
130、230、330 制御部
131 速度取得部
132 回転数取得部
133、236、334 判定部
233 位置情報取得部
234 勾配特定部
235 閾値再設定部
333 停車時間測定部

Claims (10)

  1. コンピュータに、
    車両が第一の速度から所定の速度に到達するまでの時間を取得し、
    取得された当該時間が所定の条件を満たす場合に、当該車両が貨物を積載していると判定する
    処理を実行させることを特徴とする積載判定プログラム。
  2. 前記第一の速度は車両が停車状態とみなせる速度であり、前記判定する処理は、前記車両が前記第一の速度から所定の速度に到達するまでの時間を第1の閾値と比較し、前記時間が前記第1の閾値以上である場合に、前記所定の条件を満たすと判定する請求項1に記載の積載判定プログラム。
  3. 前記判定する処理は、前記時間が前記第1の閾値未満である場合であっても、前記車両が前記第一の速度から所定の速度に到達するまでの時間におけるエンジンの回転数が第2の閾値以上である場合に、前記所定の条件を満たすと判定する請求項2に記載の積載判定プログラム。
  4. 前記車両が停車していた位置から、前記車両が通過する所定の地点までの距離における勾配を特定し、
    前記第1の閾値又は前記第2の閾値を、特定された前記勾配に基づいて変更する
    処理をさらに実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の積載判定プログラム。
  5. 前記車両が停止した時点から発進する時点までの間停車している時間を測定する処理をさらに実行させ、
    測定された前記停車している時間が第3の閾値以上であると判定された場合に、前記判定する処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の積載判定プログラム。
  6. 前記車両が停止した時点から発進する時点までの間停車している時間を測定し、
    測定された前記停車している時間が第3の閾値以上であると判定された場合に、当該停車している時間の前に取得された前記車両が所定の速度に到達するまでの時間と、当該停車している時間の後に取得された前記車両が所定の速度に到達するまでの時間とを比較し、
    前記比較の結果が、第4の閾値よりも大きい場合に、当該停車している時間において前記車両に対する荷積み又は荷下ろしが行われたと判定する
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の積載判定プログラム。
  7. 前記荷積み又は荷下ろしが行われたと判定された場合、前記停車している時間の前に取得された前記車両が所定の速度に到達するまでの時間と、前記停車している時間の後に取得された前記車両が所定の速度に到達するまでの時間とを用いて、前記第1の閾値を設定する処理をさらに実行させることを特徴とする請求項6に記載の積載判定プログラム。
  8. 前記車両が、要注意地点記憶部に記憶された要注意地点に接近する際において、前記車両が貨物を積載していると判定された場合に、警告を報知する処理をさらに実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の積載判定プログラム。
  9. コンピュータが、
    車両が第一の速度から所定の速度に到達するまでの時間を取得し、
    取得された当該時間が所定の条件を満たす場合に、当該車両が貨物を積載していると判定する
    処理を実行することを特徴とする積載判定方法。
  10. 車両が第一の速度から所定の速度に到達するまでの時間を取得する速度取得部と、
    取得された当該時間が所定の条件を満たす場合に、当該車両が貨物を積載していると判定する判定部と
    を有することを特徴とする積載判定装置。
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