JP5159466B2 - 画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5159466B2
JP5159466B2 JP2008164698A JP2008164698A JP5159466B2 JP 5159466 B2 JP5159466 B2 JP 5159466B2 JP 2008164698 A JP2008164698 A JP 2008164698A JP 2008164698 A JP2008164698 A JP 2008164698A JP 5159466 B2 JP5159466 B2 JP 5159466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
version
upgrade
image processing
program
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008164698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010010788A5 (ja
JP2010010788A (ja
Inventor
保 高谷
曜子 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008164698A priority Critical patent/JP5159466B2/ja
Priority to US12/472,109 priority patent/US20090320016A1/en
Publication of JP2010010788A publication Critical patent/JP2010010788A/ja
Publication of JP2010010788A5 publication Critical patent/JP2010010788A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5159466B2 publication Critical patent/JP5159466B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、複数の機能モジュールを備える画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ等を搭載した複合機(画像処理装置)が広く普及している。この複合機は、複数の機能を実現するために複数の機能モジュールを備える。従来、これらの機能モジュールのバージョンアップは複合機毎に手動で行われている。
しかし、複合機が広く普及するに連れて、機能モジュールのバージョンアップを手動で行う複合機の構成では、バージョンアップに要する手間と時間が膨大となり問題となっていた。そこで、サーバに置かれた機能モジュールのバージョンアッププログラムを個々の複合機がネットワークを介してダウンロードして、機能モジュールのバージョンアップを自動で行う複合機の構成が検討されている。
しかしながら、機能モジュールのバージョンアップが自動で行われると、複合機は複数の機能モジュールを備えるため、個々の複合機内における機能モジュール間の整合性が保てず、機能モジュール間でのやり取りが失敗して、複合機が正常に動作しない虞がある。例えば、画像を読み取る機能モジュールのバージョンアップが行われ、画像情報を受け取る機能モジュールのバージョンアップが行われていない場合、これらの機能モジュール間でやり取りする画像フォーマットの形式がバージョンアップによって変更されると、これらの機能モジュール間での画像情報の受け渡しに不具合が生じる虞がある。
従来、上述したような不具合の発生を防止するために、複合機内における機能モジュール間の整合性を保って機能モジュールのバージョンアップを行う複合機のバージョンアップ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−337817号公報
ところで、例えば、同一のフロアに多数の複合機を設置している場合に、どの複合機を用いて画像出力したとしても同一の画像を得たいといったニーズがある。このニーズに応えるためには、機種の異なる複合機間においても色味機能モジュールや画像処理機能モジュール等の共通の機能モジュール間の整合性を保つ必要がある。
しかしながら、機種の異なる複合機はそれぞれが別々に開発されたものであるため、共通の機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開されるタイミングが機種毎に異なることがある。個々の複合機が機能モジュールのバージョンアップを自動で行う環境下において、共通の機能モジュールのバージョンアッププログラムの公開タイミングがずれてしまうと機種の異なる複合機間における共通の機能モジュール間の整合性が保てないという問題がある。
上述した従来の技術における複合機のバージョンアップ装置では、一つの複合機内における機能モジュール間の整合性を保つことができるものの、機種の異なる複合機間における共通の機能モジュール間の整合性を保つことはできない。
また、整合性を保つように各機種の機能モジュールのバージョンアップをタイミングを合わせて行う際、或る複合機がジョブの処理中や他の機能モジュールのバージョンアップ中などであると、当該複合機においてはバージョンアップのタイミングがずれてしまうという問題がある。さらに、機能モジュールのバージョンアップを正常に終了することができない複合機が存在する場合もある。
本発明の目的は、多数の画像処理装置が同一のネットワークに接続する構成において、画像処理装置における共通の機能モジュールのバージョンアップを、画像処理装置間の整合性を保って行うことができる画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、画像処理装置のプログラムを配信する配信サーバと通信可能な画像処理装置であって、前記配信サーバに前記画像処理装置の機能モジュールのバージョンアッププログラムが有る場合に、当該バージョンアッププログラムのバージョンを示すバージョン情報を前記配信サーバから受信する受信手段と、前記画像処理装置とは異なる機機能モジュールがバージョンアップ可能なバージョンを示すバージョンアップ情報を取得する取得手段と、前記受信手段において受信されたバージョン情報と前記取得手段において取得されたバージョンアップ情報とが対応する場合に、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断する判断手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9記載の制御方法は、画像処理装置のプログラムを配信する配信サーバと通信可能な画像処理装置の制御方法であって、前記配信サーバに前記画像処理装置の機能モジュールのバージョンアッププログラムが有る場合に、当該バージョンアッププログラムのバージョンを示すバージョン情報を前記配信サーバから受信する受信ステップと、前記画像処理装置とは異なる機の機能モジュールがバージョンアップ可能なバージョンを示すバージョンアップ情報を取得する取得ステップと、前記受信ステップで受信されたバージョン情報と前記取得ステップにおいて取得されたバージョンアップ情報とが対応する場合に、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断する判断ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項10記載のプログラムは、画像処理装置のプログラムを配信する配信サーバと通信可能な画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記制御方法は、前記配信サーバに前記画像処理装置の機能モジュールのバージョンアッププログラムが有る場合に、当該バージョンアッププログラムのバージョンを示すバージョン情報を前記配信サーバから受信する受信ステップと、前記画像処理装置とは異なる機の機能モジュールがバージョンアップ可能なバージョンを示すバージョンアップ情報を取得する取得ステップと、前記受信ステップで受信されたバージョン情報と前記取得ステップにおいて取得されたバージョンアップ情報とが対応する場合に、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断する判断ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項11記載の記憶媒体は、請求項10記載のプログラムを格納することを特徴とする。
本発明によれば、多数の画像処理装置が同一のネットワークに接続する構成において、画像処理装置間における共通の機能モジュールのバージョンアップを、画像処理装置間の整合性を保って行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1において、情報処理システム100は、配信サーバ101と、それぞれ機種の異なる複合機102〜104(画像処理装置)とを備え、これらは互いにネットワーク105を介して接続されている。配信サーバ101は、複合機102〜104の各機能モジュールのプログラムを保持している。
また、配信サーバ101は、CPU106、メモリ107、ハードディスク(HD)108、ネットワーク通信部109、入出力部(IO)110を備える。
CPU106は、配信サーバ101の手順を実行する。メモリ107は、配信サーバ101の手順と、HD108が保持している複合機102〜104の各機能モジュールのプログラムのバージョンアップ情報とを記憶する。バージョンアップ情報とは、各機能モジュールがどのバージョンへバージョンアップ可能かを示す情報であり、詳細は後述する。HD108は、複合機102〜104の各機能モジュールのプログラムを保持する。IO110は、キーボード、マウス等の入力装置や、モニタ等の出力装置で構成される。
複合機102は、CPU111、メモリ112、不揮発メモリ113、ネットワーク通信部114、画像処理部115、プリンタ部116、スキャナ部117、入出力部(IO)118を備える。
CPU111は、複合機102の手順を実行する。メモリ112は、複合機102の手順と、複合機102の各機能モジュールとを記憶する。不揮発メモリ113は、複合機102の各機能モジュールのプログラムを記憶する。画像処理部115は、読み込んだ画像情報を複合機102が出力できる形式に変換する。プリンタ部116は、画像の出力を行う。スキャナ部117は、画像の読み込みを行う。IO118は、ユーザからの入力を受け付ける部分であり、例えばタッチパネル式のユーザインタフェース(UI)で構成される。
ネットワーク105は、インターネット、電話回線網、ISDN回線網、専用線、光通信回線網、無線通信網等である。
情報処理システム100において、配信サーバ101は、例えば或る拠点に存在する多数の複合機を管理するプリンタサーバである。この配信サーバ101は、複合機のメーカのサーバ(図示しない)と接続されていて、管理している複合機のバージョンアッププログラムが公開されると、メーカのサーバからバージョンアッププログラムをダウンロードする。そして、ダウンロードしたバージョンアッププログラムを一時的にHD108に保持することにより、複合機102〜104の機能モジュールのプログラムを管理している。
通常、複合機102〜104は、配信サーバ101を定期的に監視し、それぞれの機種の機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開されると、配信サーバ101からバージョンアッププログラムをダウンロードして、機能モジュールのバージョンアップを行う。
ところで、それぞれ機種の異なる複合機102〜104が同一のネットワーク105を介して配信サーバ101に接続する構成では、複合機102〜104における共通の機能モジュールのバージョンアップのタイミングがずれて、複合機102〜104における共通の機能モジュール間のバージョンが異なり、不都合が生じる場合がある。
図2は、図1の情報処理システム100において、複合機102〜104の共通の機能モジュール間のバージョンが異なり、不都合が生じる場合を説明するための図である。
図2において、配信サーバ101と、機種Aの複合機102と、機種Bの複合機103と、機種Cの複合機104とはそれぞれ互いにネットワーク105を介して接続されている。
201は、配信サーバ101のメモリ107に記憶された、複合機102〜104に配信可能な機能モジュールのプログラムのバージョン情報である。バージョン情報201は機能モジュール単位のバージョン情報で構成されている。なお、バージョン情報201はいくつかの機能モジュールをまとめた単位のバージョン情報で構成されてもよい。複合機の機種が異なると画像を出力する機構も異なり、同じ色を出すにしても当該機構の制御方法は異なる。そのため、機種の異なる複合機間において同じ色見を出すために色見標準が定義され、個々の機種は色味標準に基づいた色見機能モジュールを備えている。複合機102〜104における共通の機能モジュールとしての色見機能モジュールとは、複合機102〜104が出力する画像の色を作成する機能モジュールであり、複合機102〜104において色見を統一するための統一バージョンのプログラムが存在する。統一バージョンとは、機種の異なる複合機間における共通の機能モジュールに対して機能モジュール単位で付けられるバージョンである。この統一バージョンは、通常の機能モジュール単位でバージョンアップが行われた際に付けられるバージョンとは異なる。なお、機能モジュールになんらかのバグがあり当該機能モジュールを修正する際には当該機能モジュールのバージョンが上がるが、機種の異なる複合機間で共通な動作に影響が無ければ統一バージョンは上がらない。
202は、機種Aの複合機102の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン1(ver.1)の時の出力画像の一例である。203は、機種Bの複合機103の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン1(ver.1)の時の出力画像の一例である。204は、機種Cの複合機104の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン1(ver.1)の時の出力画像の一例であり、205は、同色味機能モジュールの統一バージョンがバージョン2(ver.2)の時の出力画像の一例である。
機種Cの複合機104の色味機能モジュールの統一バージョンがバージョン2(ver.2)のバージョンアッププログラムが公開され、配信サーバ101が当該バージョンアッププログラムを保持していたとする。機種Cの複合機104は色味機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開されたことを知ると、配信サーバ101から色味機能モジュールのバージョンアッププログラムをダウンロードして、色味機能モジュールのバージョンアップを行う。その結果、同一のネットワーク105に接続する、機種Aの複合機102、機種Bの複合機103、及び機種Cの複合機104のうち機種Cの複合機104の色見機能モジュールだけがバージョンアップされて、図2に示すように、機種Cの複合機104だけが異なる色見の画像を出力してしまうという不都合が生じる。
本実施の形態では、後述する図4のバージョン統一設定処理、及び図5のバージョンアップ処理を実行することにより、機種の異なる複合機間における共通の機能モジュール間の整合性を保って複合機の機能モジュールのバージョンアップを行う。
次に、本実施の形態におけるバージョン統一設定処理について説明する。
まず、後述する図4のバージョン統一設定処理におけるステップS401で呼び出されて、複合機102のIO118が表示するバージョン統一設定画面について説明する。
図3は、図4のバージョン統一設定処理において、複合機102のIO118が表示するバージョン統一設定画面の一例である。
図3において、301は、バージョン統一設定画面である。302〜304は、複合機102〜104においてバージョン統一の設定可能な機能モジュール名である。画面機能モジュール、画像処理機能モジュール、及び色見機能モジュールがバージョン統一の設定可能な共通の機能モジュールである。画面機能モジュールはユーザが操作するタッチパネル等の表示を行う機能モジュールである。画像処理機能モジュールは入力された画像情報から出力する画像を作成する機能モジュールである。色味機能モジュールは出力する画像の色を作成する機能モジュールである。305〜307は、チェックボックスである。バージョン統一設定画面301では、チェックボックス305〜307をチェックすることにより、対応する機能モジュールのバージョン統一を設定することができる。308は、各機能モジュールにおいてバージョン統一の設定可能な機種、及び既にバージョン統一の設定がされた機種の一覧である。一覧308では、既にバージョン統一が設定された機種はグレーアウトされる。グレーアウトは一例であり、一覧308の中でバージョン統一が設定された機種がわかればよい。一覧308では、画面機能モジュールについては機種A、機種B間がバージョン統一設定でき、バージョン統一設定はされていない。画像処理機能モジュールについては機種A、機種B、機種C間でバージョン統一設定でき、機種B、機種C間でバージョン統一設定されている。色見機能モジュールについては機種A、機種B、機種C間でバージョン統一設定でき、チェックボックス307がチェックされているため、機種A、機種B、機種C間でバージョン統一設定されている。このような選択機能を持つことにより、ユーザは任意に共通の機能モジュールのバージョン統一設定を行うことができる。或る複合機の或る共通の機能モジュールについては常に最新のバージョンとなるように設定したり、或る共通の機能モジュールについては機種毎に整合性が取れるまでバージョンアップを行わない等を設定したりすることができる。複合機102〜104はそれぞれ同一のネットワーク105内にバージョン統一のプログラムであることを示すヘッダを付けたパケットをブロードキャストし、その返信を受け取ることにより、同一のネットワーク105に接続している機種の機能モジュールを記憶する。定期的にこのパケットをそれぞれの複合機が交換することにより、どの複合機の機能モジュールとどの複合機の機能モジュールとがバージョン統一設定されているかをそれぞれの複合機が記憶することができる。
図4は、本実施の形態におけるバージョン統一設定処理を示すフローチャートである。
図4において、まず、複合機102のIO118は、図3のバージョン統一設定画面301の呼び出しを入力として受け付ける(ステップS401)。
次いで、ステップS401で複合機102のIO118が図3のバージョン統一設定画面301の呼び出しの入力を受け付けたか否かを判別する(ステップS402)。
ステップS402の判別の結果、呼び出しの入力を受け付けたときは(ステップS402でYES)、複合機102のIO118は、図3のバージョン統一設定画面301を表示して、続くステップS403の処理に進む。
続くステップS403では、複合機102のCPU111は、不揮発メモリ113に記憶されたプログラムを実行することにより、複合機102内にインストールされている機能モジュールをピックアップして、当該機能モジュールのリストを作成する(ステップS403)。
次いで、複合機102のCPU111は、ステップS403で作成されたリストの中に、同一のネットワーク105に接続する複合機に対して機能モジュールを備えているかの探索を行っていない機能モジュールが存在するか否かを判別する(ステップS404)。
ステップS404の判別の結果、探索を行っていない機能モジュールが存在するときは(ステップS404でYES)、複合機102のCPU111は、同一のネットワーク105内の複合機に対して当該機能モジュールを備えているかの問い合わせを行う(ステップS405)。なお、画面を備えた複合機であっても、画面の大きさは機種によって異なるため、画面機能モジュールのバージョン統一設定可能な機種は限定されることもある。画面機能モジュールは一例であり、その他にもバージョン統一設定が可能な機種が限定される機能モジュールは存在する。
次いで、複合機102のCPU111は、ステップ405での問い合わせの結果に基づいて、同一のネットワーク105内の複合機が当該機能モジュールを備えているか否かを判別する(ステップS406)。
ステップS406の判別の結果、複合機が当該機能モジュールを備えているときは(ステップS406でYES)、複合機102のIO118は、図3のバージョン統一設定画面301に当該機能モジュールを備える複合機の機種名を一覧308内において表示する(ステップS407)。
ステップS406の判別の結果、複合機が当該機能モジュールを備えていないとき(ステップS406でNO)、又はステップS407の処理の後、ステップS404の処理へ戻る。
ステップS404の判別の結果、探索を行っていない機能モジュールが存在しないときは(ステップS404でNO)、複合機102のIO118は、ユーザの機能モジュールのバージョン統一の設定を受け付ける(ステップS408)。
次いで、ステップS408で複合機102のIO118がユーザの機能モジュールのバージョン統一の設定を受け付けたか否かを判別する(ステップS409)。
ステップS409の判別の結果、ユーザの機能モジュールのバージョン統一の設定を受け付けたときは(ステップS409でYES)、複合機102のIO118は、一覧308内のバージョン統一の設定を受け付けた機能モジュールに対応する複合機102の機種名をグレーアウトして(ステップS410)、ステップS408の処理に戻る。
ステップS402の判別の結果、呼び出しの入力を受け付けていないとき(ステップS402でNO)、又はステップS409の判別の結果、ユーザの機能モジュールのバージョン統一の設定を受け付けていないときは(ステップS409でNO)、本処理を終了する。
次に、本実施の形態に係るバージョンアップ処理について説明する。
図5は、本実施の形態におけるバージョンアップ処理を示すフローチャートである。本処理は、予め決められたタイムスケジュール、又は複合機の機器状態に応じて実行される。
図5において、まず、複合機102のCPU111は、不揮発メモリ113に記憶されたプログラムを実行することにより、配信サーバ101へ自己の機種(自機種)の機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開されていないかの問い合わせを行う(ステップS501)。
次いで、複合機102のCPU111は、ステップS501での問い合わせの結果に基づいて、自機種の機能モジュールのバージョンアッププログラムが存在するか否かを判別する(ステップS502)。
ステップS502の判別の結果、バージョンアッププログラムが存在するときは(ステップ502でYES)、その機能モジュール名を配信サーバ101から取得して、続くステップS503の処理に進む。
続くステップS503では、複合機102のCPU111は、バージョンアッププログラムが存在する機能モジュールが上述した図4のバージョン統一設定処理でバージョン統一設定された機能モジュールであるか否かを判別する。
ステップS503の判別の結果、バージョン統一設定された機能モジュールであるときは(ステップS503でYES)、複合機102のCPU111は、当該機能モジュールの統一バージョンのバージョン情報(統一バージョン情報)を配信サーバ101から取得する(ステップS504)。なお、ステップS504の処理はステップS503の処理の直前に実行してもよい。
次いで、複合機102のCPU111は、自機種のバージョンアップ情報をステップS504で取得した統一バージョンのバージョン情報で上書きする(ステップS505)。このバージョンアップ情報は、当該機種の機能モジュールにおいてはバージョンアッププログラムが存在するが、他の機種の複合機のバージョンアッププログラムが存在しないため、他の機種の複合機との整合性が保てないために、当該機種のバージョンアップが見送られたことを示す情報である。バージョンアッププログラムが存在しない場合は、自機種内の現在の機能モジュールのプログラムのバージョン情報がバージョンアップ情報となる。
次いで、複合機102のCPU111は、同一のネットワーク105内の当該機能モジュールのバージョン統一設定された機種の複合機に対して、当該機能モジュールのバージョンアップ情報の問い合わせを行い、その返信を受ける(ステップS506)。問い合わせを行う複合機は、図3のバージョン統一設定画面301においてバージョン統一設定した機種の複合機である。
次いで、複合機102のCPU111は、ステップS506で取得したバージョン統一設定された機種のそれぞれのバージョンアップ情報に基づいて、機能モジュールのバージョンアップを行った場合においてバージョン統一設定された全ての機種の当該機能モジュールのバージョンが統一されるか否かを判別する(ステップS507)。
ステップS507の判別の結果、全ての機種のバージョンが統一されるとき、すなわち機種の異なる複合機間における機能モジュール間の整合性を保ってバージョンアップ可能なときは(ステップS507でYES)、複合機102のCPU111は、同一のネットワーク105内のバージョン統一設定された全ての機種に対して全ての機種が同じバージョンにバージョンアップ可能であることを通知する(ステップS508)。バージョンアップ可能の通知を受けた複合機は、どの機能モジュールがバージョンアップ可能であるかの情報を複合機102から取得する。なお、この情報はバージョンアップ可能の通知と共に受信してもよい。そして、配信サーバ101から当該機能モジュールのバージョンアッププログラムを受信して、複合機のメモリ上に保持している現在のプログラムを受信したバージョンアッププログラムで上書きする。
ステップS507の判別の結果、全ての機種のバージョンが統一されないときは(ステップS507でNO)、複合機102のCPU111は、当該機能モジュールの統一バージョンを上げずにバージョンアップ可能か否かを判別する(ステップS509)。このバージョンアップは機種の異なる複合機間の動作には影響しないプログラムの更新が該当する。例えば、その機種固有のプログラムのバグフィックス等が該当する。
ステップS503の判別の結果、バージョン統一設定された機能モジュールでないとき(ステップS503でNO)、ステップS508の処理の後、又はステップS509の判別の結果、統一バージョンを上げずにバージョンアップ可能であるときは(ステップS509でYES)、当該機能モジュールのバージョンアップを行う(ステップS510)。具体的には、配信サーバ101から当該機能モジュールのバージョンアッププログラムを受信して、複合機102のメモリ112上に保持している現在のプログラムを受信したバージョンアッププログラムで上書きする。なお、ステップS503の処理の直前に、バージョンアッププログラムを配信サーバ101から取得してもよいが、メモリ効率等を考慮するとバージョンアップを行うステップS510の処理において取得するのが好ましい。
ステップS502の判別の結果、バージョンアッププログラムが存在しないとき(ステップS502でNO)、ステップS509の判別の結果、統一バージョンを上げずにバージョンアップ可能でないとき(ステップS509でNO)、又はステップS510の処理の後、本処理を終了する。
図4のバージョン統一設定処理、及び図5のバージョンアップ処理によれば、多数の複合機が同一のネットワークに接続する構成において、複合機間における共通の機能モジュールのバージョンアップを複合機間の整合性を保って行うことができる。例えば、図2において、色見機能モジュールの統一バージョンが全ての機種においてバージョン2(ver.2)になったときに、初めて各機種の色見機能モジュールのバージョンアップが行われる。これにより、色見が一機種だけ変わってしまうような不具合を防ぐことができる。なお、図4のバージョン統一設定処理は必ずしも実行する必要はなく、ユーザによるバージョン統一設定の選択を無くして、全ての機能モジュールのプログラムに対して適用してもよい。
また、図3のバージョン統一設定画面301では、色見機能モジュールについては全ての機種でバージョン統一設定がされていたが、画像処理機能モジュールについては機種B、機種C間のみバージョン統一設定されていた。この場合、図5のステップS506において統一設定された機種の複合機に対するバージョンアップ情報の問い合わせの際に機種Aの複合機は除かれる。一方、機種Aの複合機においては、画像処理機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開された際に、統一設定された機能モジュールではないため、他の機種の複合機のバージョンアップに合わせることなく、当該機能モジュールのバージョンアップを行う。また、画面機能モジュールのようにバージョン統一設定された機種が一機種もない場合は、常に個々の機種で当該機能モジュールのバージョンアップを行う。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムについて説明する。
本実施の形態における情報処理システムは、同一のネットワーク内の或る特定の機種においてはバージョンアップが今後一切行われない点が、第1の実施の形態と異なるのみである。したがって、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
ところで、同一のネットワーク内の或る特定の機種においてはバージョンアップが今後一切行われない場合、当該機種と他の機種とがバージョン統一設定されていると、他の機種においてもバージョンアップが今後一切行われないという不都合が生じる。
図6は、図1の情報処理システム100において、同一のネットワーク105内の機種Aの複合機102でバージョンアップが今後一切行われず、不都合が生じる場合を説明するための図である。
図6において、配信サーバ101と、機種Aの複合機102と、機種Bの複合機103と、機種Cの複合機104とはそれぞれ互いにネットワーク105を介して接続されている。
601は、配信サーバ101のメモリ107に記憶された、複合機102〜104に配信可能な機能モジュールのプログラムのバージョン情報である。このバージョン情報601では、バージョンアッププログラムが今後一切公開されない機能モジュールのバージョンを「*」で示している。
602は、機種Aの複合機102の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン1(ver.1)の時の出力画像の一例である。603は、機種Bの複合機103の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン1(ver.1)の時の出力画像の一例であり、604は、同色味機能モジュールの統一バージョンがバージョン2(ver.2)の時の出力画像の一例である。605は、機種Cの複合機104の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン1(ver.1)の時の出力画像の一例であり、606は、同色味機能モジュールの統一バージョンがバージョン2(ver.2)の時の出力画像の一例である。
機種Bの複合機103、及び機種Cの複合機104の色見機能モジュールの統一バージョンがバージョン2(ver.2)のバージョンアッププログラムが公開され、配信サーバ101が当該バージョンアッププログラムを保持していたとする。そして、機種A、機種B、及び機種Cの色見機能モジュールがバージョン統一設定されているとする。この場合、機種Aの色見機能モジュールの開発が止まってしまい当該色見機能モジュールのバージョンアッププログラムが今後一切公開されない、すなわちバージョンアップが停止してしまうと、機種Aとバージョン統一設定されている機種B及び機種Cにおいてもバージョンアップが今後一切行われないという不都合が生じる。
本実施の形態では、後述する図7のバージョンアップ処理を実行することにより、同一のネットワーク105内の或る特定の機種でバージョンアップが今後一切行われない場合に、他の機種においてもバージョンアップが行われないという不都合を回避する。
次に、本実施の形態におけるバージョンアップ処理について説明する。
図7は、本実施の形態におけるバージョンアップ処理を示すフローチャートである。本処理は、図5のバージョンアップ処理と基本的に同じであり、ステップS506の処理の直後にステップS701やステップS702の処理を実行する点で図5のバージョンアップ処理と異なる。したがって、以下、異なる処理についてのみ説明を行う。また、本処理では、機種Aの複合機102のバージョンアップが今後一切行われないため、機種Bの複合機103が本処理を実行する場合について説明する。
なお、バージョンアッププログラムが今後一切公開されない機能モジュールについては、開発者サイドからそれを示す情報が公開される。また、配信サーバ101のメモリ107にネットワーク105経由でその情報を記憶させてもよく、サービスマンが直接メモリ107の情報を書き換えてもよい。すなわち、メモリ107の書き換えが行えれば、その方法は限定されない。
図7において、まず、図5のバージョンアップ処理と同様の処理をステップS506の処理まで行う。
次いで、複合機103のCPU(図示しない)は、不揮発メモリ(図示しない)に記憶されたプログラムを実行することにより、同一のネットワーク105内でバージョン統一設定された機種のバージョンアップ情報を取得して、バージョンアップが今後一切行われない機種が存在するか否かを判別する(ステップS701)。
ステップS701の判別の結果、バージョンアップが今後一切行われない機種が存在するときは(ステップS701でYES)、複合機103のIO(図示しない)は、図8のバージョン統一設定解除画面801を表示する(ステップS702)。
図8は、図7のバージョンアップ処理のステップS702において、複合機103のIOが表示するバージョン統一設定解除画面の一例である。
図8において、801は、バージョン統一設定解除画面である。802は、バージョン統一設定を行っているとバージョンアップが永続的に行われないことをユーザに注意するための表示である。803は、バージョンアップが永続的に行われない機種をバージョン統一設定からはずすかを選択させるための選択ボタンであり、「Yes」が選択されたときは、その機種をバージョン統一設定からはずし、「No」が選択されときは、そのままバージョン統一設定を有効にする。804は、バージョン統一設定された機種を機能モジュール毎に表示する一覧である。ユーザはこの一覧を通して、現在のバージョン統一設定状況を確認することができる。805は、この画面801を表示しないようにするためのチェックボックスである。チェックボックス805にチェックを入れることによって画面801の表示を意図的に止めることができる。
図7に戻り、ステップS701の判別の結果、バージョンアップが今後一切行われない機種が存在しないとき(ステップS701でNO)、又はステップS702の処理を実行した後、図5のステップS507以降の処理を実行して、本処理を終了する。
図7のバージョンアップ処理によれば、ユーザにバージョン統一設定がされているためにバージョンアップが行われないことを通知することができ、ユーザが任意にバージョン統一設定を解除することができる。これにより、同一のネットワーク105内の或る特定の機種でバージョンアップが今後一切行われない場合に、他の機種においてもバージョンアップが行われないという不都合を回避することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る配信サーバを備える情報処理システムについて説明する。
本実施の形態における情報処理システムは、その構成、作用が上述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態と基本的に同じであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。本実施の形態では、配信サーバが同一のネットワーク内の複合機を機能モジュール単位でグループ化して管理する。
図9は、本実施の形態における情報処理システムの構成を概略的に示す図である。
図9において、配信サーバ101と、機種Aの複合機102と、機種Bの複合機103と、機種Cの複合機104とはそれぞれ互いにネットワーク105を介して接続されている。
901は、配信サーバ101のメモリ107に記憶された、複合機102〜104に配信可能な色見機能モジュールのプログラムのバージョン情報である。902は、配信サーバ101がネットワーク105内の複合機に対して公開するバージョンアッププログラムである。配信サーバ101は、ネットワーク105内の複合機の情報を取得し、それら複合機を機能モジュール単位でグループ化する機能を有する。配信サーバ101は、グループ化の情報と配信可能なプログラムのバージョン情報901とに基づいて、公開するバージョンアッププログラムのバージョンを決定して、グループ化された各機種の機能モジュールのバージョンを一意に整える。配信サーバ101は、グループ内のバージョン統一設定された機種間で機能モジュールのバージョンが統一される際に、初めてプログラムを公開する。これにより、機種間で機能モジュールのバージョンアップのタイミングを合わすことができる。
図10は、図9の情報処理システム100において、配信サーバ101のIO110が表示するグループ化設定画面の一例である。なお、配信サーバ101は予め専用のパケットをネットワーク105内にブロードキャストし、その返信を受け取る。これにより、ネットワーク105内の機種の情報を記憶する。
図10において、1001は、グループ化設定画面である。1002は、メモリ107に保持している配信可能なプログラムを機能モジュール単位で表示するタブである。1003は、グループ化の設定画面の一例であり、予め取得している機種情報を参照して、ネットワーク105内の全ての機種情報を表示する。機種毎にチェックボックスを選択することができ、選択された機種がその機能モジュールでのグループとなる。このように、機能モジュール単位でグループ化の設定を行うことができる。
次に、本実施の形態におけるバージョンアッププログラム公開処理について説明する。
図11は、本実施の形態におけるバージョンアッププログラム公開処理を示すフローチャートである。
図11において、まず、配信サーバ101のCPU106は、メモリ107に記憶されたプログラムを実行することにより、機能モジュールのバージョンアッププログラムを受信して、受信したバージョンアッププログラムをHD108へ記憶する(ステップS1101)。なお、バージョンアッププログラムは、ネットワーク通信部109から受信してもよく、サービスマンが直接書き換えを行ってもよい。
次いで、配信サーバ101のCPU106は、受信したバージョンアッププログラムの機能モジュールがグループ化されているか否かを判別する(ステップS1102)。
ステップS1102の判別の結果、機能モジュールがグループ化されているときは(ステップS1102でYES)、配信サーバ101のCPU106は、バージョン統一設定された機種間において当該機能モジュールのバージョンアップ情報を比較する(ステップS1103)。
次いで、配信サーバ101のCPU106は、ステップS1103での比較結果に基づいて、全ての機種が同一のバージョンへバージョンアップ可能か否かを判別する(ステップS1104)。
ステップS1102の判別の結果、機能モジュールがグループ化されていないとき(ステップS1102でNO)、又はステップS1104の判別の結果、同一のバージョンへバージョンアップ可能であるときは(ステップS1104でYES)、配信サーバ101のCPU106は、当該機能モジュールのバージョンアッププログラムを同一のネットワーク105内の複合機のグループ単位で公開する(ステップS1105)。機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開された複合機は、配信サーバ101から当該バージョンアッププログラムをダウンロードする。なお、配信サーバ101主導でバージョンアッププログラムを複合機へ配信してもよい。
ステップS1104の判別の結果、同一のバージョンへバージョンアップ不可能であるときは(ステップS1104でNO)、配信サーバ101のCPU106は、当該機能モジュールのバージョンアップ情報を受信したバージョンアッププログラムのバージョン情報で更新する(ステップS1106)。
ステップS1105及びステップS1106の処理の後、本処理を終了する。
図11のバージョンアッププログラム公開処理によれば、複合機間における共通の機能モジュールのバージョンアップのタイミングを合わすことができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る画像処理装置が実行するバージョンアップ処理について説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態、第2の実施の形態、及び第3の実施の形態と基本的に同じであり、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
図12は、本実施の形態におけるバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
図12において、まず、複合機102のCPU111は、不揮発メモリ113に記憶されたプログラムを実行することにより、機能モジュールのバージョンアップを行う(ステップS1201)。具体的には、配信サーバ101からバージョンアッププログラムを受信して、複合機102のメモリ112上に保持している現在のプログラムを上書きする。
次いで、複合機102のCPU111は、当該機能モジュールのバージョンアップが完了した後に、同一のネットワーク105内のバージョン統一設定された機種に対して、当該機能モジュールのバージョンアップの完了通知を行う(ステップS1202)。この完了通知を受信した複合機は、通知元の複合機とその完了通知とを記憶する。
次いで、複合機102のCPU111は、同一のネットワーク105内のバージョン統一設定された機種において当該機能モジュールのバージョンアップが完了したか否かを判別する(ステップS1203)。具体的には、バージョン統一設定された他の機種からの完了通知(バージョンアップ進行状況情報)の有無によって、他の機種のバージョンアップが完了しているか否かを判別する。
ステップS1203の判別の結果、バージョンアップが完了していないときは(ステップS1203でNO)、複合機102のCPU111は、当該機能モジュールのバージョンアップに関連する機能に対応するIO118におけるUI上の機能表示(UI表示)をグレーアウト、又は非表示にして(ステップS1204)、ステップS1203の処理へ戻る。例えば、図13に示すような、ユーザからの入出力を受け付けるUI画面1301において、機能モジュールのバージョンアップによって、「拡張」ボタン1302が追加されたとする。ステップS1204では、「拡張」ボタン1302をグレーアウトして、一時的にユーザが利用できないようにする。
ステップS1203の判別の結果、バージョンアップが完了しているときは(ステップS1203でYES)、複合機102のCPU111は、当該機能モジュールに対応するIO118におけるUI上の機能表示をアクティブにする(ステップS1205)。これにより、ユーザが該当する機能を利用することができる。
ステップS1205の処理の後、本処理を終了する。
図12のバージョンアップ処理によれば、バージョン統一設定された機種の機能モジュールについて、該当する機種が全て正常にバージョンアップが完了するまで当該機能モジュールの機能をユーザに利用させないため、より機種間の差異が生じる時間を削減し整合性を保つことができる。
図12のバージョンアップ処理では、同一のネットワーク105内の各複合機が機能モジュールのバージョン統一設定された他の複合機の情報を保持し、その情報に基づいてステップS1202において各複合機内でバージョンアップの完了通知の通知先を判断している。しかしながら、配信サーバ101が機能モジュール単位で複合機をグループ化して管理している場合は、ステップS1202のバージョンアップの完了通知を配信サーバ101に対して行う。そして、ステップS1203のバージョンアップの完了通知の有無の判別を配信サーバ101が行い、機能モジュール単位のグループに属する各複合機に通知することで、同様のことが実現できる。
また、ステップS1203で判断する他の機種からの完了通知の有無の確認するための条件については、機能モジュールのタイプによって変更が可能である。2つ以上の複合機を連携させて使用するような機能のモジュールの場合には、必要な数の複合機でバージョンアップが完了すれば機能を使用できるので、その数のバージョンアップ完了通知が確認できればステップS1205へ進み、機能をアクティブにする。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムについて説明する。
図14は、本実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図14において、情報処理システム1400は、配信サーバ1401と、クライアント複合機1402と、サーバ複合機1403と、ライセンスサーバ1404とを備え、これらは互いにネットワーク1405を介して接続されている。配信サーバ1401は、複合機1402,1403の各機能モジュールのプログラムを保持している。
また、配信サーバ1401は、CPU1406、メモリ1407、ハードディスク(HD)1408、ネットワーク通信部1409、入出力部(IO)1410を備える。
CPU1406は、配信サーバ1401の手順を実行する。メモリ1407は、配信サーバ1401の手順と、HD1408が保持している複合機1402,1403の各機能モジュールのプログラムのバージョンアップ情報とを記憶する。HD1408は、複合機1402,1403の各機能モジュールのプログラムを保持する。IO1410は、キーボード、マウス等の入力装置や、モニタ等の出力装置で構成される。
クライアント複合機1402は、CPU1411、メモリ1412、ネットワーク通信部1413、プリンタ部1414、スキャナ部1415を備える。
CPU1411は、クライアント複合機1402の手順を実行する。メモリ1412は、クライアント複合機1402の手順と、クライアント複合機1402の各機能モジュールとを記憶する。プリンタ部1414は、画像の出力を行う。スキャナ部1415は、画像の読み込みを行う。
サーバ複合機1403は、CPU1416、メモリ1417、ハードディスク(HD)1418、ネットワーク通信部1419、プリンタ部1420、スキャナ部1421、FAX部1422、コネクタ1423を備える。
CPU1416は、サーバ複合機1403の手順を実行する。メモリ1417は、サーバ複合機1403の手順と、サーバ複合機1403の各機能モジュールとを記憶する。HD1418は、画像データ等を記憶する。プリンタ部1420は、画像の出力を行う。スキャナ部1421は、画像の読み込みを行う。FAX部1422は、FAXデータを作成し、電話回線網1424へ接続するコネクタ1423を介してFAXデータを電話回線網1424へ送信する。
ライセンスサーバ1404は、CPU1425、メモリ1426、ハードディスク(HD)1427、ネットワーク通信部1428、入出力部(IO)1429を備える。
CPU1425は、ライセンスサーバ1404の手順を実行する。メモリ1426は、ライセンスサーバ1404の手順と、HD1427が保持している複合機1402,1403の各機能モジュールのプログラムのバージョンアップ情報とを記憶する。HD1427は、複合機1402,1403の各機能モジュールのプログラムを保持する。IO1429は、キーボード、マウス等の入力装置や、モニタ等の出力装置で構成される。
ネットワーク1405は、インターネット、電話回線網、ISDN回線網、専用線、光回線通信網、無線通信網等である。
情報処理システム1400において、配信サーバ1401は、例えば或る拠点に存在する多数の複合機を管理するプリンタサーバである。この配信サーバ1401は、複合機のメーカのサーバ(図示しない)と接続されていて、管理している複合機のバージョンアッププログラムが公開されると、メーカのサーバからバージョンアッププログラムをダウンロードする。そして、ダウンロードしたバージョンアッププログラムを一時的にHD1408に保持することにより、複合機1402,1403の機能モジュールのプログラムを管理している。
通常、複合機1402,1403は、配信サーバ1401を定期的に監視し、それぞれの機種の機能モジュールのバージョンアッププログラムが公開されると、配信サーバ1401からバージョンアッププログラムをダウンロードして、機能モジュールのバージョンアップを行う。
ところで、情報処理システム1400では、クライアント複合機1402からサーバ複合機1403へFAX送信処理等の代行処理を依頼することができるが、実際にFAX送信処理を行うサーバ複合機1403のFAX機能が実行可能状態となっていない場合、サーバ複合機1403側においてもFAX送信ができない。このため、クライアント複合機1402から代行処理を依頼したユーザはFAX送信が行われたと誤認識してしまう虞がある。
図15は、図14の情報処理システム1400において、サーバ複合機1403側の機能が実行可能状態ではなく、ユーザが誤認識してしまう場合を説明するための図である。
図15において、配信サーバ1401と、機種Aのクライアント複合機1402と、機種Bのサーバ複合機1403と、ライセンスサーバ1404とはそれぞれ互いにネットワーク1405を介して接続されている。
1501は、配信サーバ1401のメモリ1407に記憶された、複合機1402,1403に配信可能な機能モジュールのプログラムの情報である。機種A向けにFAXクライアントプログラム、機種B向けにFAXサーバプログラムを公開する。
1502は、ライセンスサーバ1404のメモリ1426に記憶された、複合機1402,1403のライセンス状況の情報である。機種AはFAXクライアントプログラムのライセンスが有効であり、機種BはFAXサーバプログラムのライセンスが無効である。
クライアント複合機1402は、FAX機能を持たないため、サーバ複合機1403へFAX送信処理の代行処理を依頼する。また、クライアント複合機1402は、配信サーバ1401からFAXクライアントプログラムをダウンロードして、インストールを行っている。また、ライセンスサーバ1404においてライセンスが有効となっているため、FAXクライアント機能が実行可能状態となっている。
サーバ複合機1403は、FAX機能を有し、クライアント複合機1402からのFAX送信処理等の代行処理を行う。また、サーバ複合機1403は、配信サーバ1401からFAXサーバプログラムをダウンロードして、インストールを行っている。また、ライセンスサーバ1404においてライセンスが有効となっていないため、FAXサーバ機能が実行不可能状態となっている。
この場合、ユーザはクライアント複合機1402からサーバ複合機1403へFAX送信処理等の代行処理を依頼することができるが、実際にFAX送信処理を行うサーバ複合機1403のFAXサーバ機能が実行可能状態となっていないため、サーバ複合機1403側においてもFAX送信ができない。このため、クライアント複合機1402から代行処理を依頼したユーザはFAX送信が行われたと誤認識してしまう虞がある。また、クライアント複合機1402の操作部になんらかのメッセージを表示してユーザに認識させたとしても、ユーザは代行処理の依頼の後にFAX送信ができないことを把握することになる。
本実施の形態では、後述する図16,18のクライアント側のバージョンアップ処理、及び図17のサーバ側のバージョンアップ処理を実行することにより、代行処理を依頼する複合機と、代行処理を受ける複合機との間における機能モジュール間の整合性を保って複合機の機能モジュールのバージョンアップを行う。
次に、本実施の形態におけるクライアント側のバージョンアップ処理について説明する。
図16は、本実施の形態におけるクライアント側のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
図16において、まず、クライアント複合機1402のCPU1411は、メモリ1412に記憶されたプログラムを実行することにより、配信サーバ1401からクライアント機能モジュールのプログラムの公開通知を受信する(ステップS1601)。この公開通知は、配信サーバ1401から発信してもよく、クライアント複合機1402が問い合わせてもよい。
次いで、クライアント複合機1402のCPU1411は、配信サーバ1401からクライアント機能モジュールのプログラムをダウンロードする(ステップS1602)。このダウンロードも、クライアント複合機1402が引っ張ってもよく、配信サーバ1401が送り込んでもよい。
次いで、クライアント複合機1402のCPU1411は、同一のネットワーク1405内にサーバ機能を有する複合機が存在するか否かを判別する(ステップS1603)。具体的には、同一のネットワーク1405内の複合機にサーバ機能を有するか否かの問い合わせを行い、その返信に基づいて判別を行う。
ステップS1603の判別の結果、サーバ機能を有する複合機が存在するときは(ステップS1603でYES)、クライアント複合機1402のCPU1411は、その複合機がサーバ機能プログラムのライセンスを有し、且つサーバ機能が実行可能状態であるか否かを判別する(ステップS1604)。具体的には、サーバ機能を有する複合機にライセンスを有するか否か、並びにサーバ機能が実行可能状態であるか否かの問い合わせを行い、その返信に基づいて判別を行う。
ステップS1604の判別の結果、ライセンスを有し且つ実行可能状態であるときは(ステップS1604でYES)、クライアント複合機1402のCPU1411は、配信サーバ1401からダウンロードしたクライアント機能モジュールのインストールを行う(ステップS1605)。
次いで、クライアント複合機1402のCPU1411は、インストールしたクライアント機能モジュールのライセンスを有するか否かを判別する(ステップS1606)。具体的には、ライセンスサーバ1404へインストールしたクライアント機能モジュールのライセンス状況の問い合わせを行い、その返信に基づいて判別を行う。
ステップS1606の判別の結果、ライセンスを有するときは(ステップS1606でYES)、クライアント複合機1402のCPU1411は、インストールしたクライアント機能モジュールを有効化して、実行可能状態とする(ステップS1607)。
ステップS1603の判別の結果、サーバ機能を有する複合機が存在しないとき(ステップS1603でNO)、ステップS1604の判別の結果、ライセンスを有し且つ実行可能状態でないとき(ステップS1604でNO)、ステップS1606の判別の結果、ライセンスを有していないとき(ステップS1606でNO)、又はステップS1607の処理の後、本処理を終了する。
図16のクライアント側のバージョンアップ処理によれば、サーバ複合機1403の機能が実行可能状態になっていない場合は、クライアント複合機1402が機能モジュールのプログラムをダウンロードするもののインストールは行わないため、ユーザが誤って機能モジュールを実行することを未然に防ぐことができる。
次に、本実施の形態におけるサーバ側のバージョンアップ処理について説明する。
図17は、本実施の形態におけるサーバ側のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
図17において、まず、サーバ複合機1403のCPU1416は、メモリ1417に記憶されたプログラムを実行することにより、配信サーバ1401からサーバ機能モジュールのプログラムの公開通知を受信する(ステップS1701)。この公開通知は、配信サーバ1401から発信してもよく、サーバ複合機1403が問い合わせてもよい。
次いで、サーバ複合機1403のCPU1416は、配信サーバ1401からサーバ機能モジュールのプログラムをダウンロードする(ステップS1702)。このダウンロードも、サーバ複合機1403が引っ張ってもよく、配信サーバ1401が送り込んでもよい。
次いで、サーバ複合機1403のCPU1416は、インストールしたサーバ機能モジュールのライセンスを有するか否かを判別する(ステップS1703)。具体的には、ライセンスサーバ1404へインストールしたサーバ機能モジュールのライセンス状況の問い合わせを行い、その返信に基づいて判別を行う。
ステップS1703の判別の結果、ライセンスを有するときは(ステップS1703でYES)、サーバ複合機1403のCPU1416は、インストールしたサーバ機能モジュールを有効化して、実行可能状態とする(ステップS1704)。
次いで、サーバ複合機1403のCPU1416は、同一のネットワーク1405内にクライアント機能を有する複合機が存在するか否かを判別する(ステップS1705)。具体的には、同一のネットワーク1405内の複合機にクライアント機能を有するか否かの問い合わせを行い、その返信に基づいて判別を行う。
ステップS1705の判別の結果、クライアント機能を有する複合機が存在するときは(ステップS1705でYES)、その複合機へサーバ機能が実行可能状態となったことを通知する(ステップS1706)。
次に、本実施の形態におけるクライアント側の他のバージョンアップ処理について説明する。
図18は、本実施の形態におけるクライアント側のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
図18において、まず、クライアント複合機1402のCPU1411は、メモリ1412に記憶されたプログラムを実行することにより、サーバ複合機1403からサーバ機能の実行可能状態の通知を受信する(ステップS1801)。
次いで、クライアント複合機1402のCPU1411は、対応するクライアント機能モジュールがインストールされ、且つ当該クライアント機能が実行可能状態になっているか否かを判別する(ステップS1802)。
ステップS1802の判別の結果、対応するクライアント機能モジュールがインストールされてなく、当該クライアント機能が実行可能状態になっていないときは(ステップS1802でNO)、クライアント複合機1402のCPU1411は、対応するクライアント機能モジュールのプログラムを配信サーバ1401からダウンロードして、当該機能モジュールのインストールを行う(ステップS1803)。
次いで、クライアント複合機1402のCPU1411は、インストールしたクライアント機能モジュールのライセンスを有するか否かを判別する(ステップS1804)。具体的には、ライセンスサーバ1404へインストールしたクライアント機能モジュールのライセンス状況の問い合わせを行い、その返信に基づいて判別を行う。
ステップS1804の判別の結果、ライセンスを有するときは(ステップS1804でYES)、クライアント複合機1402のCPU1411は、インストールしたクライアント機能モジュールを有効化して、実行可能状態とする(ステップS1805)。
ステップS1802の判別の結果、対応するクライアント機能モジュールがインストールされ、且つ当該クライアント機能が実行可能状態になっているとき(ステップS1802でYES)、ステップS1804の判別の結果、ライセンスを有しないとき(ステップS1804でNO)、又はステップS1805の処理を実行した後、本処理を終了する。
図16,18のクライアント側のバージョンアップ処理、及び図17のサーバ側のバージョンアップ処理によれば、代行処理を依頼する複合機と、代行処理を受ける複合機との間における機能モジュール間の整合性を保って複合機の機能モジュールのバージョンアップを行うことができる。さらに、機能モジュールのライセンスを加味して、機能モジュール間のバージョンの整合性を保つことができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記各実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した各実施の形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図1の情報処理システムにおいて、複合機間の共通の機能モジュール間のバージョンが異なり、不都合が生じる場合を説明するための図である。 図1における複合機のIOが表示するバージョン統一設定画面の一例である。 本発明の第1の実施の形態におけるバージョン統一設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるバージョンアップ処理を示すフローチャートである。 図1の情報処理システムにおいて、同一のネットワーク内の機種Aの複合機でバージョンアップが今後一切行われず、不都合が生じる場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態におけるバージョンアップ処理を示すフローチャートである。 図7のバージョンアップ処理において、複合機のIOが表示するバージョン統一設定解除画面の一例である。 本発明の第3の実施の形態における情報処理システムの構成を概略的に示す図である。 図9の情報処理システムにおいて、配信サーバのIOが表示するグループ化設定画面の一例である。 本発明の第3の実施の形態におけるバージョンアッププログラム公開処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるバージョンアップ処理を示すフローチャートである。 図9における複合機のIOが表示するUI画面の一例である。 本発明の第5の実施の形態に係る画像処理装置を備える情報処理システムの構成を示すブロック図である。 図14の情報処理システムにおいて、サーバ複合機側の機能が実行可能状態ではなく、ユーザが誤認識してしまう場合を説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態におけるクライアント側のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるサーバ側のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態におけるクライアント側のバージョンアップ処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100,1400 情報処理システム
101,1401 配信サーバ
102,103,104 複合機
1402 クライアント複合機
1403 サーバ複合機
1404 ライセンスサーバ

Claims (11)

  1. 画像処理装置のプログラムを配信する配信サーバと通信可能な画像処理装置であって、
    前記配信サーバに前記画像処理装置の機能モジュールのバージョンアッププログラムが有る場合に、当該バージョンアッププログラムのバージョンを示すバージョン情報を前記配信サーバから受信する受信手段と、
    前記画像処理装置とは異なる機機能モジュールがバージョンアップ可能なバージョンを示すバージョンアップ情報を取得する取得手段と、
    前記受信手段において受信されたバージョン情報と前記取得手段において取得されたバージョンアップ情報とが対応する場合に、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断する判断手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理装置は複数の機能モジュールを備え、
    機能モジュール単位でバージョンアップを実行する実行手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記機能モジュールのバージョンを統一させる機種を設定する設定手段を備え、
    前記判断手段は、前記設定手段によって設定された機の前記機能モジュールのバージョンアップ情報に基づいて、前記機能モジュールのバージョンアップの実行の判断を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記機能モジュールのバージョンアップが停止した機種を判別する判別手段と、
    前記判別手段において判別された機種が前記設定手段において設定されている場合、前記設定手段における当該機種の設定を解除する解除手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記機能モジュールのバージョンアップの完了後、前記設定手段によって設定された機種の画像処理装置にバージョンアップの完了を通知する通知手段と、
    前記画像処理装置とは異なる機種の画像処理装置におけるバージョンアップの進行状況を確認し、バージョンアップが完了していない画像処理装置が確認された場合に、前記バージョンアップに関連する機能の表示をグレーアウト若しくは非表示とする表示手段とを備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記受信手段において受信されたバージョン情報に基づいて、前記機能モジュールのバージョンアップ情報を更新する更新手段を有し、
    前記判断手段は、前記更新手段において更新されたバージョンアップ情報と前記取得手段において取得されたバージョンアップ情報とに基づいて、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記機能モジュールは、画像情報から出力する画像を作成する機能モジュールであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記機能モジュールは、出力する画像の色を作成する機能モジュールであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置のプログラムを配信する配信サーバと通信可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記配信サーバに前記画像処理装置の機能モジュールのバージョンアッププログラムが有る場合に、当該バージョンアッププログラムのバージョンを示すバージョン情報を前記配信サーバから受信する受信ステップと、
    前記画像処理装置とは異なる機の機能モジュールがバージョンアップ可能なバージョンを示すバージョンアップ情報を取得する取得ステップと、
    前記受信ステップで受信されたバージョン情報と前記取得ステップにおいて取得されたバージョンアップ情報とが対応する場合に、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断する判断ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  10. 画像処理装置のプログラムを配信する配信サーバと通信可能な画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記配信サーバに前記画像処理装置の機能モジュールのバージョンアッププログラムが有る場合に、当該バージョンアッププログラムのバージョンを示すバージョン情報を前記配信サーバから受信する受信ステップと、
    前記画像処理装置とは異なる機の機能モジュールがバージョンアップ可能なバージョンを示すバージョンアップ情報を取得する取得ステップと、
    前記受信ステップで受信されたバージョン情報と前記取得ステップにおいて取得されたバージョンアップ情報とが対応する場合に、前記機能モジュールのバージョンアップの実行を判断する判断ステップとを有することを特徴とするプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
JP2008164698A 2008-06-24 2008-06-24 画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP5159466B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164698A JP5159466B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
US12/472,109 US20090320016A1 (en) 2008-06-24 2009-05-26 Image processing apparatus, control method therefor, storage medium, and distribution server

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164698A JP5159466B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010010788A JP2010010788A (ja) 2010-01-14
JP2010010788A5 JP2010010788A5 (ja) 2011-08-04
JP5159466B2 true JP5159466B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=41432633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008164698A Expired - Fee Related JP5159466B2 (ja) 2008-06-24 2008-06-24 画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090320016A1 (ja)
JP (1) JP5159466B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5368878B2 (ja) * 2009-05-25 2013-12-18 キヤノン株式会社 情報処理装置、製造装置及びデバイス製造方法
US8539472B2 (en) * 2010-06-09 2013-09-17 Lear Corporation Method and system of updating shared memory
JP6351225B2 (ja) * 2013-09-02 2018-07-04 キヤノン株式会社 画像処理装置、情報処理システム、及びその制御方法、並びに情報処理装置と画像処理装置のプログラム
JP6755706B2 (ja) * 2016-05-11 2020-09-16 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
CN106020843A (zh) * 2016-05-31 2016-10-12 乐视控股(北京)有限公司 一种系统功能的更新方法、系统、终端设备及服务器
JP6966753B2 (ja) * 2016-11-29 2021-11-17 株式会社サテライトオフィス オンサイト側モジュール用プログラム更新システム、モジュール用プログラム更新方法
JP7311245B2 (ja) * 2018-03-07 2023-07-19 トヨタ自動車株式会社 マスタ装置、マスタ、制御方法、プログラム及び車両
JP7137379B2 (ja) * 2018-07-05 2022-09-14 Juki株式会社 生産システム、管理装置、プログラム
JP7408931B2 (ja) * 2019-06-28 2024-01-09 株式会社リコー 電子機器、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
CN115496366B (zh) * 2022-09-23 2023-12-22 南京简亿网络科技有限公司 一种供应链安全评估优化方法及系统

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3688186B2 (ja) * 2000-05-25 2005-08-24 シャープ株式会社 複合機のバージョンアップ装置
JP2002132564A (ja) * 2000-10-30 2002-05-10 Nec Corp マスタファイル配信システムおよびマスタファイル配信方法
JP3636309B2 (ja) * 2001-05-29 2005-04-06 日本電気株式会社 プログラム更新管理機能付きプリンタシステム
JP2003058378A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Canon Inc 情報処理装置およびプログラムインストール方法および記憶媒体およびプログラム
US7100158B2 (en) * 2002-04-30 2006-08-29 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Program management apparatus, program management system, and program management method
JP2006178751A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd ネットワーク、データ処理方法、データ処理プログラム及び周辺装置
US20070033586A1 (en) * 2005-08-02 2007-02-08 International Business Machines Corporation Method for blocking the installation of a patch
US8291093B2 (en) * 2005-12-08 2012-10-16 Microsoft Corporation Peer-to-peer remediation
US20080052702A1 (en) * 2006-07-07 2008-02-28 Inventec Multimedia & Telecom Corporation Firmware update method and system utilizing digital broadcasting system
US7734717B2 (en) * 2006-12-05 2010-06-08 Nokia Corporation Software distribution via peer-to-peer networks
JP4899848B2 (ja) * 2006-12-13 2012-03-21 株式会社デンソー 車載システム
JP4539676B2 (ja) * 2007-04-19 2010-09-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、プログラム更新システム、プログラム更新方法およびプログラム更新プログラム
KR100857705B1 (ko) * 2007-05-28 2008-09-08 (주)케이티에프테크놀로지스 프로그램 업그레이드 방법 및 이를 수행하기 위한 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US20090320016A1 (en) 2009-12-24
JP2010010788A (ja) 2010-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5159466B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
CN101815151B (zh) 固件更新装置及固件更新方法
JP5959942B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びにファームウェア更新システム
JP2008015794A (ja) プログラム管理装置及びプログラム管理システム、ならびにプログラム提供方法
JP2011204239A (ja) 印刷制御端末装置及びこれを利用した画像形成装置のファームウェアアップグレード方法
JP6366354B2 (ja) 情報処理装置、画像形成装置、およびそのプログラムの更新方法、並びにプログラム
US8984413B2 (en) Transmission system, transmission apparatus, and method
JP2017004175A (ja) 管理システムおよびその制御方法、情報処理装置、並びにプログラム
JP2009230400A (ja) 印刷システムおよびソフトウェア導入装置およびソフトウェア導入プログラム
KR20090099857A (ko) 화상형성장치 및 그 펌웨어 이력정보 제공방법
US20100058312A1 (en) Content Data Providing System, Content Providing Apparatus and Content Data Processing Terminal
JP2013145504A (ja) 配信サーバ、監視装置、画像処理装置、および配信サーバの制御方法、およびプログラム
JP7059612B2 (ja) 画像形成装置、システム、方法およびプログラム
JP5419637B2 (ja) 管理装置、その方法及びプログラム
CN101498999B (zh) 图像形成系统和方法、以及管理设备
JP5074680B2 (ja) データ処理装置及びそのデータ処理方法、並びにプログラム
JP6885124B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP2009237815A (ja) ファームウェア管理システム、電子機器、及びファームウェア管理サーバ
US20130067452A1 (en) Management server, host device, and application management method
JP5333035B2 (ja) リモート管理システム、管理装置、機器、プログラム更新方法、プログラム、及び記録媒体
JP2007166057A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、オプション製品処理方法、プログラム
JP2009151678A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
US20200201580A1 (en) Installation of application based on platform
JP2015049862A (ja) 情報処理装置、システム、方法およびプログラム
JP2018005834A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121211

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5159466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees