JP2006178751A - ネットワーク、データ処理方法、データ処理プログラム及び周辺装置 - Google Patents

ネットワーク、データ処理方法、データ処理プログラム及び周辺装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 同じファームウエアやリソースを利用可能な複数の周辺装置が設けられているときに、ファームウエアやリソースの更新が容易となるようにする。
【解決手段】 プリンタでは、何れかのプリンタがロムデータを更新して公開すると、ロムデータを更新したプリンタのステータス情報から、自機で利用可能なデータが含まれている可能性があるか否かを判断し(ステップ120〜128)、自機で利用可能なデータが含まれるときには、公開されたロムデータを取得し、自機のデバイス情報を考慮して、自機のロムデータと比較することにより、自機で利用可能なデータを選択し、利用可能なデータが選択されたときには、該当データをROMにインストールする(ステップ130〜136)。これにより、何れかのプリンタにファームウエアないしリソースをインストールすることにより、該当データを利用可能な他のプリンタへ自動的にインストールされる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、仮想的に相互に接続した情報処理装置の間でデータを共有可能としたピアツーピアシステム等を適用したネットワークに係り、詳細には、情報処理装置として、プリンタ等のデバイスを含む所謂周辺装置が接続されているネットワーク、周辺装置におけるデータ処理方法、データ処理プログラムに関する。
コンピュータなどの情報処理装置を、ネットワークを介して相互に接続するネットワークシステムの形態としては、クライアントサーバシステムに加えて、P2P(Peer to Peer:ピアツーピア)システムがある。
クライアントサーバシステムは、サーバが各種の情報資源を管理したり各種のアプリケーションなどを提供するサービスを実行し、クライアントがサーバから提供されるサービスを受けるシステムとなっている。
これに対して、P2Pシステムは、基本的には専用のサーバを設けず、ネットワークに接続された個々のピア(例えばパーソナルコンピュータなど)が対等なシステムであり、個々のピアが所定のサービスを提供する他のピアに提供するサーバとして動作可能とするシステムとなっている。
すなわち、P2Pシステムでは、各種のサーバを設けることができるが、サーバとしての動作を個々のピアで分散して行うこともできるようになっており、このようなP2Pシステムに対する種々の技術提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
一方、このようなP2Pシステムは、ネットワーク接続可能なハードウエアないしソフトウエアを用いてピアを形成することができ、ここから、ピアとしては、パーソナルコンピュータなどの各種のコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などに限らず、プリンタ、コピー機、プリンタ機能とコピー機能を含む複数の機能を備えた複合機、ファクシミリ、スキャナなどの周辺装置を含ませることができる。
ところで、周辺装置では、ROMに自機の作動を制御するファームウエアなどが格納されている。これにより、各周辺装置が備えた機能の実行が可能となる。例えば、プリンタ等においては、フォントデータなどに加えて、本体の制御に用いるファームウエアがROMに記録されている。また、ステープル処理機能、スタック処理機能などの後処理機能を備えているときには、それぞれの機能に応じたファームウエアがROMに記録されている。
一方、ファームウエアのバージョンアップや、フォントデータの追加が行われることがあり、このために、ROMとしては、フラッシュEEPROM(flash electrical erasable programmable read only memory) が用いられ、新たなデータやファームウエアのインストールが可能となるようにしている。
一方、ネットワークには、例えば、複数のプリンタが接続されることが多く、このときに同じ機種や同等の機能を備えて機種が設けられることがある。このようなときには、1台のプリンタに対して、フォントデータやファームウエアのインストールが必要となると、他のプリンタでも同様の処理を行う必要が生じることがある。
このとき、多数台のプリンタごとにインストール操作を行う必要があり、プリンタ等の周辺装置の機能アップに要する時間や操作が煩わしくなることがある。
特開2002−335269号公報 特開2002−256363号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、ネットワーク接続された多数台の周辺装置に対して、ROMデータの適切な管理を可能とするネットワーク、データ処理方法、データ処理プログラム及び周辺装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の情報処理装置と共に、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、情報処理装置の要求に応じた処理を実行する複数の周辺装置が接続されたネットワークであって、前記周辺装置のそれぞれが自機の記憶手段に記憶しているデータを共有データとして公開して、他の周辺装置で取得可能とすると共に、前記周辺装置のそれぞれが前記公開されているデータから、自機で利用可能なデータを取得して、自機の記憶手段に格納することを特徴とする。
この発明によれば、記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースによって作動する周辺装置のそれぞれが、記憶手段に記憶しているデータを共有データとして公開する。また、周辺装置は、共有データとして公開しているデータを取得して、記憶手段に記憶可能となっている。
これにより、複数の周辺装置の何れかに新たなプログラムやリソースがインストール(格納)されることにより、該当するプログラムやリソースを利用可能な他の周辺装置が、該当プログラムやリソースを取得して自機にインストールすることができるようにしている。
これにより、同じ機種や互換性のある機種が複数設けられているときには、何れか1台にプログラムやリソースをインストールすることにより、他の周辺装置に、該当プログラムやリソースをインストールすることができるので、複数の周辺機器のそれぞれを最適な状態で使用可能とすることができると共に、そのためのプログラムやリソースの管理が極めて容易となる。
このような本発明に適用される周辺機器は、プリンタ、複写機、複合機、スキャナ、ファクシミリ、各種の記憶媒体を用いた記憶装置を適用することができ、 また、周辺装置のそれぞれは、ROM等の記憶手段に記憶しているファームウエアなどのプログラム、フォントデータなどのリソースを用い、ネットワークを介して接続されるパーソナルコンピュータなどの情報処理装置からの処理要求に応じた処理を実行する。
また、データの共有は、同じ種別の周辺装置の間で行われ、また、プリンタ、複写機、複合機などのように、共通機能を含むものであれば、互換性を有するものとして、同じ種別とみなすこともできる。これにより、例えば、複写機は、プリンタ等の画像形成装置(印刷出力装置)の種別として含むことができると共に、画像読取り機能を含むことから、スキャナと同じ種別に含まれることにもなる。
このような本発明においては、前記周辺装置のそれぞれが、自機の記憶手段に新たなデータが格納されたときに、該当データを共有データとして公開することが好ましく、これにより、最新のデータを共有データとすることができる。
このような本発明を適用するためのデータ処理方法は、情報処理装置とネットワーク接続され、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、前記情報処理装置の要求に応じた処理を実行する周辺装置において、記憶手段に記憶しているデータのデータ処理方法であって、前記記憶手段に記憶している前記データを共有データとして他の周辺装置が前記ネットワークを介して取得可能に公開すると共に、前記ネットワーク上で共有データとして公開されている前記データから自機で利用可能なデータを選択し、
選択された前記データを取得して、自機で使用可能となるように前記記憶手段に格納する、ことを特徴とする。
また、本発明を達成するためのデータ処理プログラムは、情報処理装置とネットワーク接続され、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、前記情報処理装置の要求に応じた処理を実行する周辺装置において、記憶手段に記憶しているデータに対するデータ処理プログラムであって、前記記憶手段に記憶している前記データを共有データとして他の周辺装置が前記ネットワークを介して取得可能に公開するステップと、前記ネットワーク上で共有データとして公開されている前記データから自機で利用可能なデータを選択するステップと、選択された前記データを取得するステップと、取得した前記データを自機で使用可能となるように前記記憶手段に格納するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に適用される周辺装置は、情報処理装置とネットワーク接続され、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、前記情報処理装置の要求に応じた処理を実行する周辺装置であって、前記記憶手段に記憶している前記データを共有データとして他の周辺装置が前記ネットワークを介して取得可能に公開する公開手段と、前記ネットワーク上で共有データとして公開されている前記データから自機で利用可能なデータを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記データを取得して、自機で使用可能となるように前記記憶手段に格納する格納手段と、を含むものであれば良い。
また、本発明が適用される周辺装置は、前記公開手段が、前記格納手段によって前記記憶手段にデータが格納されるごとに該データを共有データとして公開するものであることが好ましい。
また、本発明が適用される周辺装置は、自機の種別、機種、機能を含む自機情報を記憶して保持する保持手段を含み、前記選択手段が前記保持手段に保持している自機情報に基づいて利用可能なデータを選択することを特徴とする。
この発明によれば、自機で利用可能なデータを適切に選択できるようにするために、自機の種別は勿論、機種や自機が備えている機能などを含む自機情報が保持されるようにしている。
記憶手段に記憶されているデータと保持手段に保持している自機情報を用いて、公開されているデータから自機で必要なデータ、利用可能なデータなどを適正に選択することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、同じ機種や互換性のある複数の周辺機器が設けられているときに、それぞれの周辺機器最適な状態で利用可能とすることができると共に、そのためのプログラムやリソースの管理が極めて容易となるという優れた効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に適用したネットワーク10の概略構成を示している。このネットワーク10では、多数の情報処理装置12が接続されて形成されている。
このネットワーク10では、情報処理装置12が仮想的に相互に接続されたP2P(Peer to Peer)ネットワークを形成している。すなわち、ネットワーク10では、情報処理装置12がピアとなる(以下、情報処理装置をピア12とする)P2Pシステムが適用されている(以下、ネットワークをP2Pネットワーク10とする)。
なお、P2Pネットワーク10では、各ピア12が、ファイアウォールによるアクセス制限下にあってもよく、NAT(Network Address Translation)によってアドレス変換されて接続されるものであっても良く、ピア12同士の接続方式は、IPv4(Internet Protocol version 4)の機能を用いるTCP(Transmission Control Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いることができる。
ピア12としては、パーソナルコンピュータなどの各種のコンピュータのみならず、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などが適用可能であると共に、プリンタ、コピー機、プリンタ機能とコピー機能を含む複数の機能を備えた複合機、スキャナ、ファクシミリ、HDD等を用いた種々の記憶装置などの各種の周辺機器など、ネットワーク接続可能なハードウェア、又は、これらの機能を実現するソフトウエアを含むことができる。
なお、P2Pネットワーク10では、ピア12が各種のサーバ機能を持つことができるが、SMPTサーバなどの各種サーバが接続された所謂ハイブリッドP2Pネットワークの形態とすることができ、このような、P2Pネットワーク10の基本的構成は、従来公知の構成を適用でき、以下では、P2Pネットワーク10の基本的構成については概略のみを説明する。
P2Pネットワーク10では、目的等に応じて複数のピア12ごとにグループ(以下、「ピアグループ16」とする)を構成することができる。このとき、ピア12は、少なくとも一つのピアグループ16に属するが、単一のピアグループ16のみに属すものであっても良く、複数のピアグループ16に属するものであってもよく、さらに、P2Pネットワーク10が一つのピアグループ16を形成したものであってもよい。
図2には、ピア12の基本構成の概略を示している。ピア12には、P2Pネットワーク10内でデータ等を共有するためのデータ共有部18が設けられている。データ共有部18には、P2P基盤構成部20及びP2P基盤管理データ記憶部22が形成されている。
また、ピア12には、データ共有部18外に、それぞれの本来の機能を実現するための本体制御部24が設けられている。例えば、ピア12がパーソナルコンピュータであるときには、本体制御部24が、ネットワーク接続やデータ共有機能を除く本来の機能を実現する。
P2P基盤構成部20は、メッセージ制御部28、送信部30、受信部32及びデータ管理部34を含んで形成されている。送信部30は、メッセージ制御部28から受け取ったメッセージやデータなどを、P2Pネットワーク10内へ配信する。
また、受信部32は、P2Pネットワーク10内で配信されるデータや情報のうち自機ないし自機の属するピアグループ16に必要なデータや情報、ピアグループ16内で配信されるデータや情報を受信し、受信したデータや情報をメッセージ制御部28へ受け渡す。なお、送信部30と送信部32は、並列動作するようになっている。
メッセージ制御部28は、サービス実行部36及びメッセージディスパッチ部38を含んで形成されている。サービス実行部36は、ピア検索サービス、告知情報公開サービス、告知情報取得サービス、グループ管理サービス、ユーザー管理サービス及び、ピア管理サービスなどの各種のサービスを実行する。このときに、サービス実行部36では、各サービスの情報を相互に授受しながら、それぞれのサービスを実行する。
ピア検索サービスは、ピアグループ16を含むP2Pネットワーク10に参加しているピア12及び、自機が必要とするサービス(機能)を提供可能なピア12を検索する。なお、検索範囲は、必要とするサービスの名称や属性、メッセージ等を送信する際に経由するピア数であるホップ数の閾値などを指定して制御する公知の任意の方法を適用することができる。
告知情報公開サービスは、自機が提供可能なサービスなどの情報を告知情報とし、この告知情報をP2Pネットワーク10内に公開する機能を備えている。このとき、本体制御部24で各種のアプリケーションを用いて実行する処理を提供可能に設定することにより、該当処理等を告知情報に含めることができる。なお、告知情報の公開は、例えば、他のピア12から問い合わせがあった場合に行うものであっても良く、自機がP2Pネットワーク10にログインするときに行ってもよく、また、ログイン中に定期的ないし不定期的などの任意のタイミングで行うものであっても良い。
告知情報取得サービスは、ピア検索サービスによって検索されたピア12から送信された告知情報及び、ピア12が自発的に送信した告知情報を取得する。また、告知情報取得サービスでは、取得したピア12ごとの告知情報を用いたデータ管理を行うことができる。
P2P基盤管理データ記憶部22には、HDDなどを用いた共有データ記憶部40が設けられており、データ管理部34は、告知情報を受け取ると供給データ記憶部40に記憶する。これにより、ピア12では、P2Pネットワーク10やピアグループ16内の各ピア12のそれぞれが提供しているサービスの把握が可能となるようにしている。
グループ管理サービスは、ピアグループ16への参加や脱退、新たなピアグループ16の作成などをグループ情報を管理する。ここで管理するグループ情報は、例えば、グループIDと、ピア12ごとに決められているユーザーIDとの対応関係を示す情報を用いることができる。
このグループ情報は、共有データ記憶部40に記憶され、このグループ情報を参照することにより、自機と共にピアグループ16ないしP2Pネットワーク10に属しているピア12の把握が可能となっている。
ユーザー管理サービス(ステータス情報管理サービス)は、ピア12のステータス情報を管理する。ステータス情報には、各ピア12のピアID、ピア12を使用するユーザーを特定するユーザーID、ユーザー名、メールアドレスなどの情報を含んでいる。なお、ピアIDとしては、IPアドレスやURI(Uniform Resource Identifier)などを用いることができる。
このステータス情報は、前記したグループ情報に対比させて共有データ記憶部40に記憶されるようになっており、これにより、ピア12では、ピアグループ16内のピア12やP2Pネットワーク10内のピア12のステータスの把握が可能となっている。
メッセージディスパッチ部38は、本体制御部24で作成されたメッセージや他のピア12との間で送受信されるメッセージを解析し、解析結果をサービス実行部36へ受け渡す。サービス実行部36では、メッセージディスパッチ部38で解析した情報に基づいたサービスを実行する。
また、P2P基盤管理データ記憶部22は、P2Pネットワーク10におけるスパンニングツリーに関する情報などの経路情報、ピア12ごとの公開情報、自機の属するピアグループ16に関するグループ情報、ピア12ごとのステータス情報などに加え、隣接情報、ユーザー情報などを含む各種の情報を記憶する。
隣接情報には、自機に隣接するピア12に関するピアIDなどであり、隣接するピア12としては、例えば自機から送信したパケットに対する応答時間が予め設定している時間内のピア12であり、例えば、他のピア12と通信する過程において得られる応答時間などを用いて作成、更新することができ、また、手動的に設定するものであっても良い。
ピア12の公開情報は、サービス実行部36のピア検索サービスによって検索されたピア12のピアIDなどのステータス情報、告知情報取得サービスによって取得したP2Pネットワーク10上やピアグループ16内の各ピア12が提供しているサービスに関する情報を含む。
このように構成されているピア12では、ピアグループ16内のピア12やP2Pネットワーク10に設けているピア12を指定してメッセージをマルチキャストすることができる。
また、ピア12では、P2Pネットワーク10にブロードキャストすることにより、P2Pネットワーク10への告知情報の公開や、他のピア12の告知情報の取得が可能となっている。
一方、P2Pネットワーク10内では、他のピア12へメッセージを転送する機能を有する転送機能付きのピア12(転送機能付きピア12A)と、転送機能付きピア12Aを用いてメッセージの転送を行うエンドピア(エンドピア12B)を含むことができる。このときの転送機能付きピア12Aには、サービス実行部36にメッセージ転送サービス機能が設けられている。
これにより、例えば、エンドピア12Bは、共有データから転送機能付きピア12Aを検索し、転送機能付きピア12Aにメッセージを発信する。転送機能付きピア12Aでは、メッセージを受信すると受信したメッセージを解析し、メッセージに記述された処理サービスを実行する。
このときに、メッセージの転送要求であれば、転送先のピア12にメッセージを転送する。
また、要求されるサービスが、例えば、ファイルやコンテンツなどを取得するためのファイル探索であれば、共有データから該当ファイルやコンテンツの有無、該当ファイルやコンテンツを保持しているピア12に関する情報の有無を確認する。
このときに、ピア12が該当ファイルやコンテンツを保持しているか、又は該当ファイルやコンテンツを保持しているピア12に関する情報を取得していれば、該当する情報のメッセージを発信元(検索元)のピア12へ送信する。
また、転送機能付きピア12Aでは、該当ファイルやコンテンツに関する情報を保持していなければ、ファイル探索メッセージを作成し、作成したメッセージを周囲のピア12へブロードキャスト又はマルチキャストし、応答メッセージから検索ファイルやコンテンツに関する情報を取得すると、取得した情報を発信元のピア12へ配信する。
これにより、発信元のピア12(エンドピア12B)は、検索ファイルやコンテンツに関する情報を取得することができ、この情報に基づいて検索ファイルやコンテンツをダウンロードすることにより取得可能となる。
一方、転送機能付きピア12Aでは、自機に予め他の転送機能付きピア12Aが記憶されており、他の転送機能付きピア12Aに対してマルチキャスト又はブロードキャストによって、グループ情報やユーザー情報等の各情報の発信要求を行う。
この要求に基づいて転送機能付きピア12Aのそれぞれでグループ情報やユーザー情報を取得することにより、P2Pネットワーク10を構成している各ピア12のユーザー情報、ピア情報を共有データとして共有データ記憶部40に記憶する。
また、ピア12のそれぞれでは、隣接情報を記憶している。この隣接情報は、周囲のピア12にメッセージを発信したときに、該当メッセージに対する応答時間などから取得するようになっている。また、ピア12のそれぞれは、隣接情報に、隣接している転送機能付きピア12Aを含んでいる。
転送機能付きピア12Aでは、各ピア12(主として転送機能付きピア12A)に隣接情報要求をブロードキャストして、各ピア12の隣接情報を取得する。すなわち、転送機能付きピア12Aは、自機が保持している各ピア12の隣接情報及び自機の隣接情報を、他の転送機能付きピア12Aにマルチキャストすると共に、他の転送機能付きピア12Aが保持している隣接情報を要求することにより、隣接情報の交換を行う。
転送機能付きピア12Aでは、隣接情報を定期的に取得してスパンニングツリーの計算を行う。スパンニングツリーは、メッセージの転送経路を、転送機能付きピア12Aが分岐点又は通過点となるツリー構造とするものであり、転送機能付きピア12Aでは、スパンニングツリーの計算を行って、各エンドピア12Bへの経路情報として記憶する。このときの経路情報には、経由するピア12の数であるホップ数も計算されて記憶される。
P2Pネットワーク10では、このように構成されることにより、各ピア12で他のピア12の公開情報を把握と共に、公開情報に基づいた各種の処理が可能となっている。
ところで、本実施の形態に適用したP2Pネットワーク10では、ピア12として、プリンタ、複写機、プリンタ機能や複写機能などの複数の機能を併せ持つ複合機などの画像形成装置、スキャナ、ファクシミリ、HDD等を用いた記憶装置などの各種の周辺装置を用いることができるようになっている。なお、以下では、周辺装置の一例としてプリンタを例に説明する。
図1に示すように、P2Pネットワーク10には、ピア12として複数台のプリンタ(以下、プリンタ12Cとする)が接続されている。P2Pネットワーク10では、これらのプリンタ12Cが、別々のピアグループ16に属していてもよく、また、これに加えて、プリンタ12Cによってプリンタグループなどの一つのピアグループ16を形成してもよく、さらに、プリンタ12Cと共に、スキャナ、ファクシミリなどの周辺装置によって周辺装置グループなどのピアグループ16を形成していてもよい。
図3に示すように、プリンタ12Cは、データ共有部18と本体制御部24を含んで形成されている。本体制御部24は、プリンタ12Cの本来の機能である印刷制御を行う。なお、プリンタ12Cの基本的構成(本体制御部24の基本的構成)は、従来公知の一般的プリンタの構成を適用でき、ここでは詳細な説明を省略する。
プリンタ12CなどのP2Pネットワーク10にピア12として接続されている周辺装置では、自機のステータスとして装置の種別、機種、主たる機能等の情報を公開しており、ステータス情報を取得することにより、種別、機種、機能などの判別が可能となるようにしている。
プリンタ12Cの本体制御部24には、ファームウエアなどの印刷処理、後処理等の実行制御を行うためのプログラム及び、各種のフォントデータなどのリソースが記憶されるROM50が設けられている。
プリンタ12Cでは、ROM50に記憶されているファームウエアなどのプログラムや、フォントデータなどのリソースの書換えや追加が可能となるようにフラッシュEEPROMなどの、書換え可能な不揮発性メモリが設けられている。
また、本体制御部24には、ロムデータインストール部52が設けられており、このロムデータインストール部52によってROM50へのデータの書き込みを制御している。
すなわち、プリンタ12Cでは、ロムデータインストール部52が設けられていることにより、ROM50への各種のプログラムやリソースのインストールやデータの更新が可能となっている。
また、プリンタ12Cには、例えば、本体制御部24内にデバイス情報保持部54が設けられている。このデバイス情報保持部54には、プリンタ12Cの機種に関する情報、機能に関する情報などのステータス情報に加えて、自機が備えている機能などのバイス情報が記憶されて保持されている。プリンタ12Cでは、このデバイス情報から、種別や機種の判別、プリンタ12Cで使用可能なファームウエアなどのプログラム、リソースの判別が可能となるようにしている。
このようなデバイス情報としては、例えば、排出トレイオプションなどが接続されているか、ステープル処理機能などの後処理機能が付加されているか、何書体分のフォントを持つことができる及び保持している書体数などを含むことを含むようになっている。さらに、プリンタ12Cのデバイス情報としては、PostScript Interpreterなどの有無を含むことができる。
一方、P2Pネットワーク10に設けられるプリンタ12Cでは、ROM50に記憶されているファームウエアなどのプログラム、フォントデータなどのリソースが自機の告知情報として公開されるようになっている。すなわち、プリンタ12Cでは、ROM50に記憶されているロムデータを共有データ記憶部40に記憶して公開することにより、他のプリンタ12Cから取得可能となるようにしている。
また、プリンタ12Cには、デバイスチェック部56が設けられている。このデバイスチェック部56は、他のプリンタ12Cがロムデータを公開したときに、該当プリンタ12Cのステータス情報と自機のデバイス情報を対比することにより、公開されたロムデータが自機で使用可能な否かを判断する。
また、デバイスチェック部56では、公開されている他のプリンタ12Cのロムデータが自機で使用可能であるときには、公開されているロムデータを、自機のデバイス情報や、ROM50に記憶しているロムデータを対比することにより、該当ロムデータのインストールの要否を判断するようにしている。
ロムデータインストール部52では、デバイスチェック部56で、他のプリンタ12Cのロムデータの少なくとも一部が自機で使用可能であり、かつ、使用することが好ましいと判断したときに、該当ロムデータのインストール処理を実行するようになっている。
これにより、P2Pネットワーク10では、各プリンタ12Cが、自機と同等のプリンタ12Cに新たなプログラムやリソースがインストールされることにより、該当プログラムやリソースを取得してインストールできるようにしている。
ここで、P2Pネットワーク10でピア12として設けているプリンタ12Cで、ROM50に格納しているロムデータの管理(更新処理)を、本実施の形態の作用として説明する。
P2Pネットワーク10に設けているプリンタ12Cは、任意のタイミングで個別にROM50に記憶しているファームウエアなどのプログラムの更新、追加や、リソースとして設けているフォントデータなどの追加などのロムデータのインストール処理が可能となっている。
なお、ロムデータのインストール処理は、インストールするデータに応じて予め設定しているタイミングで、設定に応じた動作状態に移行して行われる。また、インストールされたロムデータを用いるときには、例えば、再起動後などの予め設定した動作が実行されることにより可能となる。なお、このようなインストール処理は、従来公知の方法を適用することができる。
一方、プリンタ12Cでは、ロムデータのインストール後などの予め設定されたタイミングで、共有データとして公開するロムデータ、すなわち、共有データ記憶部40に記憶するロムデータの更新を行うようになっている。なお、新たなデータをROM50にインストールすることにより、例えば、保持しているフォント数などが変更されるときには、デバイス情報の更新も行う。
図4には、ロムデータの公開処理の概略を示している。このフローチャートは、例えば、ロムデータのインストールが実行された後などの予め設定されたタイミングで実行され、最初のステップ100では、ROM50に記憶しているロムデータと、共有データ記憶部40に格納しているロムデータを比較し、ステップ102では、一致しているか否かを確認する。なお、ROM50へのインストールが行われ、ROM50に記憶しているロムデータと共有データ記憶部40のロムデータが異なることが明白であれば、ステップ100、102を省略することができる。
ここで、ROM50のロムデータと共有データ記憶部40のロムデータが一致していないときには、ステップ102で否定判定してステップ104へ移行する。このステップ104では、ROM50に記憶しているロムデータを読み出して、共有データ記憶部40へ格納するデータコピーを実行する。
これと共に、ステップ106では、共有データ記憶部40に格納したロムデータを公開する。すなわち、ロムデータを更新したことを示すメッセージをマルチキャストする。
これにより、P2Pネットワーク10のプリンタ12Cへ、ロムデータを公開したことが知らされる。なお、プリンタ12Cによって一つのピアグループ16を構成しているときには、該当ピアグループ16内でロムデータを公開するものであってもよい。また、プリンタ12Cを含む周辺装置によってピアグループ16を形成しているときなどでは、ピアIDなどによってプリンタ12Cを特定してメッセージをマルチキャストするものであってもよい。
一方、プリンタ12Cでは、他のプリンタ12Cが公開したロムデータを、必要に応じて自機のROM50にインストールするようになっている。
ここで、図5を参照しながら、公開されているロムデータのインストール処理を説明する。このフローチャートは、最初のステップ120で、新たなロムデータを公開したことを示すメッセージを取得したか否かを確認し、新たなロムデータの公開を示すメッセージを取得すると、ステップ120で肯定判定してステップ122へ移行し、該当メッセージの発信元のピア12、すなわち、新たなロムデータを公開したピア12のステータス情報を取得する。
次のステップ124では、先ず、取得したステータス情報から同じ種別であるか否かを判断する。ここで、例えば、プリンタ12Cに対して、ロムデータを公開したピア12がスキャナやファクシミリなどのように種別が異なるときには、ステップ122で否定判定する。
これに対して、同じ種別であったり、また、自機がプリンタ12Cであるのに対して、複写機や複合機など、互換性を有するピア12であるときには、ステップ124で肯定判定してステップ126へ移行する。なお、プリンタ12Cによって形成しているピアグループ16内でロムデータを公開するときや、他のプリンタ12が同じ種別であるプリンタ12Cを指定してメッセージをマルチキャストしているときには、種別確認(ステップ124)を省略することができる。
このステップ126では、取得したステータス情報と、自機のステータス情報であるデバイス情報を比較し、自機で利用可能なファームウエアなどのプログラムやリソースが含まれている可能性があるか否かを確認する(ステップ128)。
ここで、同じ機種であったり、ファームウエアやフォントデータが利用可能な互換性のある機種であるときには、ステップ128で肯定判定して、ステップ130へ移行し、公開されているロムデータを取得する。
この後、ステップ132では、自機のデバイス情報を考慮して、取得したロムデータと自機のロムデータを比較して、自機のROM50にインストールする必要があるデータ又は、インストール可能なデータがあるか否かを確認し、取得したロムデータか、自機のROM50にインストールするデータを選択する。また、次のステップ134では、インストールするデータがあるか否かを確認する。すなわち、ステップ134では、インストールするように選択したデータがあるか否かを確認する。
ここで、例えば、自機で使用可能なファームウエアで、かつ自機にインストールされている高いバージョンであるときには、該当ファームウエアをインストールするデータとして選択するが、自機で使用可能なファームウエアであるが自機のバージョンと同じか低いときには、選択から外す。
また、自機で利用可能であっても、自機の備えていない後処理機能などに用いるファームウエアに対しては、インストールするデータから外す。例えば、後処理機能のオプションとして、ステープル機能や排出トレイの選択機能があるとき、自機に該当機能が付加されていないときには、該当機能に対するファームウエアを、インストールするデータの選択から外す。
さらに、自機で使用できないフォントデータは外すが、自機で使用可能なフォントデータなどは、インストールするデータとして選択するようにするが、このとき、保持しているフォント数(書体数)が、自機の保持可能な数に達しているときには、選択から外すことは勿論、ライセンス数が設定されているときには、ライセンス数から、インストールするか否かを判定する。
このようにして、自機に有効なデータが選択されたときには、ステップ134で肯定判定してステップ136へ移行し、選択したデータのインストールを実行する。すなわち、公開されたロムデータの自動インストールを実行する。
なお、インストール処理は、インストールするデータに応じて行われることが好ましく、例えば、インストール時に装置の停止、インストール後に装置再起動を行うときには、直ちに装置を停止したり、装置の作動が終了して電源がオフされるときに行うようにしてもよく、また、オフされた電源が次にオンされたときにインストールを実行するようにしてもよい。
さらに、プリンタ12Cがパワーセーフモードに移行したときに、インストールを実行するようにしてもよく、深夜帯などの時間を指定してインストールを実行するものであってもよい。
また、更新されたデータに対するモジュールのみの停止/再起動を行うようにしてもよい。
このように、P2Pネットワーク10では、プリンタ12Cなどの周辺装置のROM50に格納するファームウエアなどのプログラムや、フォントデータなどのリソースを共有データとして公開することにより、同機種の他のプリンタ12Cが、公開されたロムデータを取得してインストール可能となるようにしている。
これにより、P2Pネットワーク10内に、同機種のプリンタ12Cが複数台あるときや、互換性のあるプリンタ12Cがあるときに、何れか1台のプリンタ12Cに新たなファームウエアやリソースをインストールするのみで、該当するファームウエアやリソースを利用可能な他のプリンタ12Cが、該当ファームウエアやリソースを自動的にインストールすることができ、多数のプリンタ12Cが、簡単にかつ的確に最適な動作環境となるようにすることができる。
なお、本実施の形態では、プリンタ12Cによって一つのピアグループ16を形成するようにしたが、同じ種別の周辺装置によって自動的に一つのピアグループ16が自動的に形成されるようにしてもよい。すなわち、新たな、プリンタ12CをP2Pネットワーク10に接続して、プリンタ12Cのステータス情報を公開することにより、既にピアグループ16を形成している他のプリンタ12Cが、このプリンタ12Cを、自機の属するピアグループ16に含めてしまうようにしてもよい。
このように、同じ種別の周辺装置が一つのピアグループ16を形成することにより、通信効率の向上を図り、ネットワーク負荷を軽減することができる。また、同じ種別の周辺装置によってピアグループ16を形成することにより、ピアグループ16内で専用のプロトコルを用いた通信などを行うことができる。
また、ピアグループ16は、プログラム、リソースなどがライセンス管理された周辺装置のみを含むものと、ライセンス管理がなされていない周辺装置のみによって形成されるものに分けるようにしてもよく、これにより、ファームウエアなどのライセンス管理も合わせて行うことができる。
なお、以上説明した本実施の形態では、主として新たなロムデータを公開したことを示すメッセージを配信することにより、他のプリンタ12Cが、インストール処理を実行するようにしたが、例えば、ロムデータを公開したことを報知するメッセージに、データの種別、データ名、バージョン情報など、ロムデータに関する具体的な情報を合わせて配信するようにしてもよい。これにより、他のプリンタ12Cは、公開されたロムデータを取得する前に、メッセージとして配信した情報から、インストールが必要なデータが含まれているか否かを判断することができ、ネットワーク負荷の軽減などを図ることができる。
また、以上説明した本実施の形態では、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、周辺装置の一例としてプリンタ12Cを用いて説明したが、本発明は、スキャナやファクシミリ、記憶装置など、ネットワーク接続されることより、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で利用可能となる各種の周辺装置に適用することができる。
さらに、本発明は、P2Pシステムを適用した任意の構成のネットワーク及び該ネットワークに設けられる周辺装置に適用することができる。
本実施の形態に係るP2Pネットワークの基本構成を示す概略図である。 P2Pネットワークを形成するピアの基本的構成を示す要部の概略構成図である。 本発明を適用するプリンタの要部の概略構成図である。 ROMにインストールしているデータの公開処理の一例を示す流れ図である。 公開されているロムデータのインストール処理の概略を示す流れ図である。
符号の説明
10 P2Pネットワーク(ネットワーク)
12(12A、12B) ピア(情報処理装置)
12C プリンタ(周辺装置)
18 データ共有部(公開手段)
20 P2P基盤構成部
22 P2P基盤管理データ記憶部
24 本体制御部
40 共有データ記憶部
50 ROM(記憶手段)
52 ロムデータインストール部(格納手段)
54 デバイス情報保持部(保持手段)
56 デバイスチェック部(選択手段)

Claims (7)

  1. 複数の情報処理装置と共に、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、情報処理装置の要求に応じた処理を実行する複数の周辺装置が接続されたネットワークであって、
    前記周辺装置のそれぞれが自機の記憶手段に記憶しているデータを共有データとして公開して、他の周辺装置で取得可能とすると共に、
    前記周辺装置のそれぞれが前記公開されているデータから、自機で利用可能なデータを取得して、自機の記憶手段に格納することを特徴とするネットワーク。
  2. 前記周辺装置のそれぞれが、自機の記憶手段に新たなデータが格納されたときに、該当データを共有データとして公開することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク。
  3. 情報処理装置とネットワーク接続され、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、前記情報処理装置の要求に応じた処理を実行する周辺装置において、記憶手段に記憶しているデータのデータ処理方法であって、
    前記記憶手段に記憶している前記データを共有データとして他の周辺装置が前記ネットワークを介して取得可能に公開すると共に、
    前記ネットワーク上で共有データとして公開されている前記データから自機で利用可能なデータを選択し、
    選択された前記データを取得して、自機で使用可能となるように前記記憶手段に格納する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  4. 情報処理装置とネットワーク接続され、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、前記情報処理装置の要求に応じた処理を実行する周辺装置において、記憶手段に記憶しているデータに対するデータ処理プログラムであって、
    前記記憶手段に記憶している前記データを共有データとして他の周辺装置が前記ネットワークを介して取得可能に公開するステップと、
    前記ネットワーク上で共有データとして公開されている前記データから自機で利用可能なデータを選択するステップと、
    選択された前記データを取得するステップと、
    取得した前記データを自機で使用可能となるように前記記憶手段に格納するステップと、
    を含むことを特徴とするデータ処理プログラム。
  5. 情報処理装置とネットワーク接続され、書換え可能でかつ書き込まれたデータの保持が可能な不揮発性の記憶手段にデータとして記憶しているプログラムないしリソースに基づいて作動を制御して、前記情報処理装置の要求に応じた処理を実行する周辺装置であって、
    前記記憶手段に記憶している前記データを共有データとして他の周辺装置が前記ネットワークを介して取得可能に公開する公開手段と、
    前記ネットワーク上で共有データとして公開されている前記データから自機で利用可能なデータを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記データを取得して、自機で使用可能となるように前記記憶手段に格納する格納手段と、
    を含むことを特徴とする周辺装置。
  6. 前記公開手段が、前記格納手段によって前記記憶手段にデータが格納されるごとに該データを共有データとして公開することを特徴とする請求項5に記載の周辺装置。
  7. 自機の種別、機種、機能を含む自機情報を記憶して保持する保持手段を含み、前記選択手段が前記保持手段に保持している自機情報に基づいて利用可能なデータを選択することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の周辺装置。
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