JP5159122B2 - 文章作成装置および文字の入力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話のテンキーにより文字を入力する携帯電話における文章作成装置に関する。
近年、携帯電話は、インターネット接続を用いたWebサイトの閲覧、メール送受信など文字の電子データを取り扱うことが多く、その結果携帯電話より文字を入力する頻度が高まっている傾向にある。
しかしながら、持ち運びされることが前提の携帯電話はその筐体を出来る限り小型化しなければならないといった制約があり、その結果文字入力は電話番号を入力するために用いられる「0」〜「9」のテンキーやその他数個のキーのみで従来から行われてきた。このような場合文字の入力方式は、例えば「1」キーを5回押下すると、あ行の「お」が入力される。また、濁点付きの文字の場合、例えば「か」を入力した後に濁点、半濁点がキーアサインされている「*」を1回押下することにより「が」が入力される。また「きゃ」「じょ」といった表現に用いられる小文字においては、「ゃ」を入力する際には「8」キーを4回押下、「ゅ」を入力する際には「8」キーを6回押下することにより入力される。
ところがこのような方法では、目的の文字を入力するためのテンキー押下回数は、多数のキーを具備しているパーソナルコンピュータ等に比べて多くなってしまうので、テンキーによる文字入力の操作性はパーソナルコンピュータ等のキーの多い入力部を持つ装置に比べて劣ってしまう。
かかる問題に対応して、このようなテンキーを用いた文字入力の操作性を向上させる方法は幾つか提案されている。例えば特開2003−256416に示されているように、予測変換入力処理を用いる方法がある。これは予め、平仮名文字列(文字列)と、その平仮名文字列と最初の読み部分に一致する語句群との組合せを記録した予測変換データを用意しておき、外部から入力された前記平仮名文字列に対応した前記語句群の一覧である予測変換候補群を外部へ表示し、ユーザへその一覧内から前記語句群を選択させるというものである。
また、例えば特開2002−342012に示されているように、母音子音入力処理を用いる方法もある。これは、例えば「あ行」→「1」、「か行」→「2」、「さ行」→「3」、「た行」→「4」…といった具合で50音表の子音にテンキーのキーがアサインされ、同様にして「あ音」→「1」、「い音」→「2」、「う音」→「3」、「え音」→「4」、「お音」→「5」と母音にもテンキーのキーがアサインされている。このようにテンキーがアサインされることによって、例えば「く」を入力する場合は1タッチ目に「か行」にアサインされている「2」を入力、続いて2タッチ目に「う音」にアサインされている「3」を入力すればよい。このように母音子音入力処理は、子音のキーを1回、母音のキーを1回押下するだけで平仮名一文字を入力することが出来るので、当該母音子音入力処理に慣れたユーザに対して文字入力の操作性を向上させることが可能である。
図10は、1タッチ目、2タッチ目の数字の組合せと、平仮名一文字との関係を示した表を示したものである。図10に示された表においては、平仮名一文字の他にもアルファベット、記号、数字も1タッチ目、2タッチ目の入力に対応している。
特開2003−256416 特開2002−342012
しかしながら、例えば先行技術の特開2003−256416に開示された発明においては、予測変換入力処理のみを用いることが出来ても母音子音入力処理を併せて使用することは難しい。
また母音子音入力処理は、50音表を覚えている熟練者のユーザにとっては文字入力の操作性は向上するものの、50音表を覚えていない初心者のユーザにとっては文字入力の操作性は通常の入力よりも悪くなってしまう。
本発明の目的は、どのようなユーザにとってもより快適な文字入力環境を提供することにある。
本発明の文章作成装置は、数字の入力を受付ける操作部と、各種表示を行う入力エリアと補助エリアとを備える表示部と、前記テンキーにより入力される1回目入力数字と2回目入力数字と、平仮名一文字との対応が複数記録されている50音データと、文字列と語句群との対応が記録されている予測変換データと、を記憶している記憶部と、所定の文字列が入力エリアに表示された場合、予測変換データの内容を参照して、対応する所定の語句群を前記補助エリアへ表示させる予測変換入力処理と、前記操作部から1回目入力数字と2回目入力数字とを受付けた場合、50音データを参照して、対応する所定の文字一つを前記入力エリアへ表示させる母音子音入力処理とが可能である制御部とを備え、前記制御部は所定の条件に応じて前記補助エリアへ50音データに基づく50音表を表示する。
好適には、前記所定の条件とは、前記操作部が前記1回目入力数字の入力を受付けた後前記一定時間のあいだ前記操作部より入力を受付けなかったときである。
好適には、前記所定の条件とは、前記2回目入力数字が前記操作部より入力されてから前記一定時間前記操作部より入力を受付けないときである。
好適には、前記制御部は前記1回目入力数字の内容に該当する箇所が強調表示された前記50音表を前記補助エリアへ表示させる。
好適には、前記補助エリアへ前記50音表を表示していないとき、前記制御部が前記50音表を前記補助エリアへ表示させる50音受付けキーを前記操作部に更に備える。
本発明によれば、どのようなユーザにとってもより快適な文字入力環境を提供することが出来る。
以下、本発明を実施する為の最良の実施形態について説明する。
図1は、本発明における実施例の一つである携帯電話機100(文章作成装置)の外観斜視図である。また図2は、本発明における実施形態の一つである携帯電話機100の主要な構成を示したブロック図である。
携帯電話機100は、表示部101を外面に備える上部筐体と操作部102を外面に備える下部筐体の二つの筐体から成り、上部筐体、下部筐体の互いの端部をヒンジ部にて結合することにより一体形成されている。また、携帯電話機100は、その筐体内部に後に詳述する記憶部103、制御部104が備えられている。携帯電話機100は、通話、メール送受信などで使用される場合、図1(a)に示されたとおりに上部筐体と下部筐体が開かれた状態となる。また、鞄やポケットの中へ収納された状態で持ち歩かれる際には、図1(b)に示すように表示部101と操作部102が重ね合わせられるように上部筐体と下部筐体が折り畳まれた閉状態となる。
操作部102には、押下されることにより「0」から「9」までの全ての一桁の数字が携帯電話機100へ入力できるテンキーが配されている。または同様に押下されることにより「#」や「*」記号を携帯電話機100へ入力することが出来る記号ボタンが配されている。また、表示部101に表示された内容が選択される際に用いられる上下左右キーや、選択事項が決定される際に用いられる決定キーなども配されている。また、表示部101のヒンジ側に適宜表示される内容を選択する為のソフトキーも配されているほか、閉状態においても外部からの入力の受付けが可能となるように、下部筐体に備えられる面のうち、操作部102が配されている面以外にサイドキーと呼ばれるボタンなどが配されている。
表示部101は、例えば液晶や有機EL(Organic Light Emitting Diode)等のディスプレイを有するデバイスであり各種表示を表示する。携帯電話機100は、文字入力を操作部102から受付けた際に表示部101へ図5に示すような画面構成で表示を行わせる。つまり、表示部101の画面を上下方向に三分割し、上段に入力エリア101A(第1表示エリア)を、中断に補助エリア101B(第2表示エリア)を、下段に母音子音入力表示部101Cを表示する。
入力エリア101Aは、表示部101の略上半分の画面からなるもので、操作部102から受付けた内容や予測変換候補群から選択された語句群などが書き込まれてゆく箇所である。また補助エリア101Bは、ユーザによって入力エリア101Aへ文字が書き込まれる際に、ユーザを補助する各種情報を表示する箇所である。例えば後に詳述する50音表101B1(対応関係情報)や、予測変換候補群101B2(語句群)などを表示する。
記憶部103は、携帯電話機100が機能するために必要な様々なデータが保存されているデバイスであり、例えばユーザにより登録されるアドレス帳の名前、電話番号、e−メールアドレスなどが保存されている。更に、予測変換入力処理の際になどに用いられる予測変換データ103A(後に詳述)と、母音子音入力処理の際などに用いられる50音データ103B(後に詳述)などが保存されている。
制御部104は、携帯電話機100が機能するために必要な様々な各種制御を行うデバイスであり、例えばアンテナ部(不図示)から受信した信号を音声信号へ変換しスピーカ部(不図示)へ伝達したり、また逆にマイク部(不図示)から入力された音声信号を符号化してアンテナ部に外界へ送信させたりする機能を持つ。また、前述した表示部101への表示を制御する機能や記憶部103に記録されている各種データの内容を参照して各種制御を行う機能も併せて持つ。更にこの制御部104は、予測変換入力処理と母音子音入力処理とを行う機能も有する。
最初に予測変換入力処理について説明する。予測変換入力処理とは、前述したとおり平仮名文字列(文字列)と、その平仮名文字列と最初の読み部分に一致する語句群との対応関係が記録された記憶部103に格納されている予測変換データを用い、操作部102から入力された前記平仮名文字列に対応した前記語句群の一覧である予測変換候補群を補助エリア101Bへ表示し、ユーザへその一覧内から前記語句群を選択、決定させ入力エリア101Aへ文字を表示してゆくというものである。
次に母音子音入力処理について説明する。母音子音入力処理とは、2タッチ入力とも呼ばれるものであり、1回目入力数字と2回目入力数字からなる二桁数字(数字の組合せ)と平仮名一文字(文字一つ)との対応関係が記録された記憶部103に格納されている50音データを用い、操作部102から入力された前記二桁数字に対応した平仮名一文字を入力エリア101Aへ表示するというものである。また、この二桁数字は、操作部102のテンキーが二回押下されることによって入力され、1タッチ目に入力される値(1回目入力数字)が二桁数字の10の位となり、2タッチ目に入力される値(2回目入力数字)が二桁数字の1の位となる。
これは、例えば「あ行」→「1」、「か行」→「2」、「さ行」→「3」、「た行」→「4」…といった具合で50音表の子音に操作部102のテンキーがアサインされ、同様にして「あ音」→「1」、「い音」→「2」、「う音」→「3」、「え音」→「4」、「お音」→「5」と母音にも操作部102のテンキーがアサインされている。このようにテンキーがアサインされることによって、例えば「く」を入力する場合は1タッチ目(1回目入力数字)に「か行」にアサインされている「2」を入力、続いて2タッチ目(2回目入力数字)に「う音」にアサインされている「3」を入力すれば「く」が入力エリア101Aへ入力される。言い換えれば、二桁数字「23」に対して、「く」という平仮名一文字が割り当てられている。同様にして、例えば「52」という二桁数字には「に」という平仮名一文字が対応していることとなるので、1タッチ目に「5」、2タッチ目に「2」という入力を操作部102が受付ければ制御部104は、「に」という入力を受付けたと認識する。この二桁数字(1タッチ目の数字と2タッチ目の数字の組合せ)と平仮名一文字の対応関係は、50音データ103Bに記録されているものであり、それを模式的に表したものが図10に示した50音表である。図10において示した50音表、つまり記憶部103に格納されている50音データ103Bには、二桁数字と平仮名一文字の対応以外に、所定の二桁数字とアルファベット一文字、数字一つ、記号一つとの対応関係も記されている。このように母音子音入力処理は、子音のキーを1回、母音のキーを1回押下するだけで平仮名一文字を入力することが出来るので、当該母音子音入力処理に慣れたユーザに対して文字入力の操作性を向上させることが可能である。
次に本発明における実際の処理の流れを図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9を用いて説明する。
図3は、本発明が実施される携帯電話機100において、文字入力が開始されてから実際に、本発明が実行されるまでの流れを示したフローチャートである。まず文章入力が開始されると、制御部104は、文章入力が開始される前にユーザによって予測変換入力処理と母音子音入力処理の両方共を行うように設定されているか否かを確認する(S301)。予測変換入力処理のみが行われるように設定されていた場合は予測変換入力処理のみで文字入力を開始し(S301/N、S305/Y、S306)、母音子音入力処理のみが行われるように設定されていた場合には母音子音入力処理のみで文字入力を開始する(S301/N、S305/N、S307)。そして、予測変換入力処理と母音子音入力処理、両方が行われるように文章入力の前に予め設定されていた場合には、混合処理が開始される(S301/Y、S302)。
図4は、図3のステップS302にいて示された混合処理の具体的内容について示したフローチャートである。また図5は、図4の処理が開始された直後の表示部101の画面である。図3において示したように、予測変換入力処理と母音子音入力処理の両方を用いるように予め設定された状態で文章入力が開始されると(S401/Y)、補助エリア101Bには50音データに記録されている対応関係を示した50音表101B1が表示される(S402)(図5)。このようにして文字入力が開始されたときに既に50音表101B1が表示されるよう設定されていると、少なくとも予測変換入力処理を用いるように予め設定していたことをユーザへ認知させることが可能である。
次に携帯電話機100は、図5に示した画面の状態で操作部102から1タッチ目の入力を受付ける(S403)。図6は、1タッチ目の入力を操作部102から受付けたときの表示部101の画面構成である。1タッチ目の入力を受付けると、制御部104は実際にユーザからどのような入力を受付けたかを示す為に母音子音入力表示部101Cへ1タッチ目の入力を表示する。図6に示した例では1タッチ目の入力で「3」を受付けた状態を示している。すると、50音表101B1は既に表示されている状態なので(S404/Y)、1タッチ目に入力された「3」に対応する文字の「さ」「し」「す」「せ」「そ」「K」「L」「M」「N」「O」が他の部分よりより大きなフォントが利用される等して強調表示される(S405)。なおこの強調表示は、大きなフォントを用いられる以外にも「さ」「し」「す」「せ」「そ」「K」「L」「M」「N」「O」の書かれているマス目が色付きで表示されるような方法で強調表示されても良い。このように、1タッチ目の入力と合致する50音表101B1の内容が強調表示されることにより、ユーザに対して2タッチ目の入力に対応した文字を示すことが可能となり、ユーザへ2タッチ目に入力すべき数字へ誘導することが可能となる。
次に、操作部102より2タッチ目の入力内容を受付けたら、図7(a)に示すように入力した二桁数字(1タッチ目、2タッチ目の組合せ)に対応した平仮名一文字を入力エリア101Aへ表示させる(S408)。図7(a)に示した例では、1タッチ目に「3」2タッチ目に「3」を受付けた場合を示している。つまり、二桁数字「33」に対応した平仮名一文字「す」が携帯電話機100へ入力された状態を示している。このとき図7(a)に示すように、入力された平仮名一文字の「す」は、入力エリア101Aへ表示される。そして、このとき補助エリア101Bには、「す」という一文字の平仮名文字列に対応する予測変換候補群101B2が表示される(S409)。
次に、制御部104は、予測変換候補群101B2にフォーカスするか否かの入力を操作部102より受付けるまで待機し、この待機する時間が一定時間以上だと再び50音表101B1を表示部101へ表示させる(S410/N、S413/Y、S402、図8(a))。なお、この際の操作部102が受付けるフォーカスするか否かの入力とは、例えば上下左右のキーのうちの下キーである。つまり、平仮名一文字が入力エリア101Aへ表示されてからユーザからの入力が一定時間ない場合、当該平仮名一文字を平仮名文字列としてユーザがみなしていないと考えられる。
よって、予測変換候補群101B2の代わりに50音表101B1を表示して平仮名二文字目の入力の受付を待機している状態となる。言い換えると、平仮名一文字が入力エリア101Aへ表示されてからユーザからの入力が一定時間ない場合というのは、予測変換候補群101B2にユーザが所望する語句が存在せず、且つ母音子音入力処理を用いて更に入力エリア101Aに表示されている平仮名文字列を長くして予測変換候補群101B2の数をユーザが限定したいと考えているとみなされるときである。このような場合において、制御部104が補助エリア101Bへ50音表101B1を表示させる次に述べる効果を奏することとなる。その効果とは、つまりユーザが母音子音入力処理を用いて入力エリア101Aにある平仮名文字列の長さを増やしたいという要望に対し、50音表101B1を表示することによってユーザの平仮名二文字目の入力を助けるという効果である。この効果によって、制御部104は再び母音子音入力処理を用いて、入力エリア101Aに既に表示されている平仮名一文字目の右に平仮名二文字目を入力しようとするユーザを、50音表101B1を表示することによりアシストすることが出来る。
上述した内容について、具体的事例を用いて説明する。つまり、図7(a)にて示したように、母音子音入力処理によって入力エリア101Aへ「す」と一文字入力された状態で、操作部102が一定時間入力を受付けないと補助エリア101Bに50音表101B1が表示される(図8(a))。この状態で、操作部102からユーザが所望する平仮名二文字目の1タッチ目に相当する入力「9」の入力を受付けると、50音表101B1の「ら」「り」「る」「れ」「ろ」「1」「2」「3」「4」「5」が前述したとおり強調表示され、母音子音入力表示部101Cに「9」と表示される(図8(a))。
更にこの状態で、操作部102から平仮名二文字目の2タッチ目に相当する「2」の入力を受付けると入力エリア101Aに表示されている「す」の右に平仮名二文字目の「り」が表示され、更に補助エリア101Bには50音表101B1に代わって予測変換候補群101B2が表示されるようになる(図8(b))。このときに表示される予測変換候補群101B2には、「すり」という二文字の平仮名文字列に対応した語句群が表示される(図8(b))。つまり、入力エリア101Aへ「す」のみが表示されているときに、補助エリア101Bへ表示された予測変換候補群101B2には表示されなかった「スリッパ」を選択することが可能となる。(S408、S409)
なお、上述した一定時間は、操作部102からの入力により任意の値が設定されるようにしても良い。このように構成することにより、ユーザがより所望するタイミングで50音表101B1を補助エリア101Bへ表示することが可能となる。
また、先程図8(a)を用いて説明した際に、ステップS413において一定時間が経過しないうちに操作部102が予測変換候補群101B2へのカーソルの移動を受付けた場合、制御部104は予測変換候補群101B2を非アクティブ状態からアクティブ状態へとする(S413/N、S410/Y)。なお、カーソルを移動させて予測変換候補群101B2を非アクティブ状態からアクティブ状態へと遷移させることを、予測変換候補群101B2へフォーカスするとも言う。そして、制御部104は、図7(b)または図8(b)に示したように予測変換候補群101B2中の語句群をユーザが選択/決定できるようにする。なお、図7(b)において示したものは、入力エリア101Aへ「す」の一文字が入力された際に予測変換候補群101B2へフォーカスすることを操作部102が受付け、「すき焼き」という語句が選択/決定されたときの様子を示したものである。また、図8(b)において示したものは、入力エリア101Aへ「すり」と文字が入力された際に予測変換候補群101B2へフォーカスすることを操作部102が受付け、「スリッパ」という語句が選択/決定したときの様子を示したものである。
このようにしてステップS411まで進んだ後、図3のステップS304に示すように、制御部104は文章入力が終了するか否かを操作部102より受付け、もし文章入力が終了されるのならば制御部104は文章入力を終了する(S304/N)。また、文章入力が終了されず引き続き行われる際は、S302の処理を再び繰り返す(S304/Y)。
なお、具体的に説明すると、上に述べた文章入力が終了する場合というのは、例えばメールの作成を終了した後に送信ボタンが押された場合などである。
ステップS302が再び繰り返される際、ステップS401において母音子音入力処理と予測変換入力処理が共にONになっていることは既に確認されているので、制御部104はステップS401/Nの段階へと進む。そして、前述したとおり予測変換候補群101B2から特定の語句が選択/決定された際、予測変換候補群101B2の表示されている補助エリア101Bはアクティブ状態から非アクティブ状態へとなる。ステップS412の段階において操作部102が入力を受付けない状態が非アクティブ状態から一定時間以上続いた場合、制御部104は50音表101B1を補助エリア101Bへ表示させるよう制御する(S412/Y)。つまり、一定時間以上操作部102が入力を受付けなかった場合、ユーザが文字入力の方法に悩んでいると考えられるので、制御部104はユーザの文字入力を補助する為に50音表101B1を補助エリア101Bへ表示する(S402)。よって、上に述べた構成によって、ユーザの文字入力手助けすることが可能となる。また、一定時間内に操作部102が入力を受付けた場合、制御部104は、補助エリア101Bへ50音表101B1を表示させずにステップS404の段階へと進む(S412/N)。これは、ユーザにとって50音表101B1の表示が必要ないと解されるためである。
なお先程と同様に、上述した一定時間は、操作部102からの入力により任意の値が設定されるようにしても良い。このように構成することにより、ユーザがより所望するタイミングで50音表101B1を補助エリア101Bへ表示することが可能となる。
次に、操作部102より1タッチ目の入力を再び受付ける(S403)。すると、制御部104は、50音表101B1が補助エリア101Bに既に表示されている状態かを判断する。補助エリア101Bに既に50音表101B1が表示されていた場合(S404/Y)、先程述べたようにステップS405の段階へと進む。ステップS405より先の段階は前述したとおりである。
また、補助エリア101Bに50音表101B1が表示されていない場合、操作部102から1タッチ目の入力がなされてから、一定時間以上経過したかを制御部104は判断する(S406)。1タッチ目の入力がなされてから一定時間以上経過した場合(S406/Y)、ステップS405のときと同様に、1タッチ目の入力と合致する50音表101B1の内容が強調表示された50音表101B1が補助エリア101Bへ表示される(S407)。このように、1タッチ目の入力と合致する50音表101B1の内容が強調表示されることにより、ステップS405の時と同様にユーザに対して2タッチ目の入力に対応した文字を示すことが可能となり、ユーザへ2タッチ目に入力すべき数字へ誘導することが可能となる。
なおこの場合も先程と同様に、上述した一定時間は、操作部102からの入力により任意の値が設定されるようにしても良い。このように構成することにより、ユーザがより所望するタイミングで50音表101B1を補助エリア101Bへ表示することが可能となる。
よって、前述したように操作部102からの入力が一定時間以上受付けられなかった場合に補助エリア101Bへ50音表101B1を表示させることによって、ユーザの文字入力を手助けすることが可能となる。しかしながら、ユーザが全く50音表101B1を覚えていないときなどは、一定時間以上待つ前に、ユーザが50音表101B1を見たいという場合も考えられる。そのような場合に備え、操作部102に備えてあるキーの一つに「50音受付けキー」なる機能がアサインされていても良い。この50音受付けキーの動作内容を示したフローチャートを図9に示す。この50音受付けキーとは、補助エリア101Bの表示内容が50音表101B1以外であった場合に押下されると、補助エリア101Bの表示内容を強制的に50音表101B1へと変更するキーである(S901/N、S902)。また、補助エリア101Bに既に50音表101B1が表示されている状態で押下されても入力エリア101Aの画面表示は何も変化しない(S901/Y)。よって、上に述べたように操作部102に備えられた50音受付けキーから入力を受付ける構成によって、ユーザの望む任意のタイミングで50音表101B1を補助エリア101Bへ表示することが可能となる。
以上説明したように、本実施携帯の携帯電話機100によれば、従来技術とは違い、予測変換入力処理と母音子音入力処理の両方の機能を用いることが可能となる。更にユーザの望むタイミングで母音子音入力処理に必要な50音表101B1を補助エリア101Bへ表示し、ユーザの入力を手助けすることが可能である。また、制御部104は、補助エリア101Bへ50音表101B1を逐一表示させることにより、ユーザへ50音表101B1の記憶を促す作用をも有するので、ユーザが50音表101B1を学習する場が増えるという効果を奏することが可能となる。
なお、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、実施形態は携帯電話機100に限定されなくてもよく、PDA(Personal Digital Assistants)やPHS(Personal Handyphone System)など、テンキーによる入力が主な入力受付部である機器において実施されてもよい。
(a)本発明の実施形態に係る携帯電話機の開いた状態の外観図である。(b)本発明の実施携帯に係る携帯電話機の閉じた状態の外観図である。 本発明における実施形態の一つである携帯電話機の主要な構成を示したブロック図である。 本発明が実施される携帯電話機100において、文字入力が開始されてから実際に、本発明が実行されるまでの流れを示したフローチャートである。 図3のステップS302にいて示された混合処理の具体的内容について示したフローチャートである。 図4の処理が開始された直後の表示部101の画面構成の一例である。 1タッチ目の入力を操作部102から受付けたときの表示部101の画面構成の一例である。 (a)(b)図4の処理S408、S409が行われた際の表示部101の画面構成の一例である。 (a)(b)図4の処理S408、S409が行われた際の表示部101の画面構成の一例である。 50音受付けキーの動作を示したフローチャートである。 1タッチ目、2タッチ目の数字の組合せと、平仮名一文字との関係を示した表である。
符号の説明
100…携帯電話機
101…表示部
101A…入力エリア
101B…補助エリア
101B1…50音表
101B2…予測変換候補群
101C…母音子音入力表示部
102…操作部
103…記憶部
104…制御部

Claims (4)

  1. 数字の入力を受付ける操作部と、
    第1表示エリアと第2表示エリアとを備える表示部と、
    2桁の数字及び1つの文字の対応が記録されている50音データ、並びに文字列及び語句群の対応が記録されている予測変換データを記憶している記憶部と、
    前記50音データに基づいて、前記操作部を通じて受け付けた2桁の数字に対応する1つの文字を前記第1表示エリアに表示させる第1の処理、前記予測変換データに基づいて、前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群を前記第2表示エリアに表示させる第2の処理、及び、前記2桁の数字及び1つの文字の対応を表した対応表を前記第2表示エリアに表示させる第3の処理、が可能である制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群が前記第2表示エリアに表示されている際に、前記2桁の数字の1つ目の数字を受け付けると、当該語句群に換えて前記対応表を表示させ
    前記制御部は、前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群が前記第2表示エリアに表示されている際に、所定の時間が経過すると、当該語句群に換えて前記対応表を表示させる、文章作成装置。
  2. 前記制御部は、前記対応表が前記第2表示エリアに表示されている際に、前記2桁の数字の2つ目の数字を受け付けると、当該対応表に換えて前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群を前記第2表示エリアに表示させる、請求項1に記載の文書作成装置。
  3. 前記表示部は、前記2桁の数字の1つ目の数字を受け付けた際に、当該語句群に換えて前記対応表を表示させ、当該1つ目の数字に対応する箇所が強調表示された50音表を表示する
    請求項1または2に記載の文章作成装置。
  4. 操作部と表示部を備える文章作成装置における、第1タッチおよび第2タッチに対応付けられた文字の入力方法であって、
    前記操作部を通じて受け付けた2桁の数字に対応する1つの文字を前記第1表示エリアに表示させるステップと、
    前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群を前記第2表示エリアに表示させるステップと、
    前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群が前記第2表示エリアに表示されている際に、前記2桁の数字と異なる1つ目の数字を受け付けると、前記語句群に換えて、前記2桁の数字及び1つの文字の対応を表した対応表を表示させるステップと、
    前記第1表示エリアに表示された文字列に対応する語句群が前記第2表示エリアに表示されている際に、所定の時間が経過すると、当該語句群に換えて前記対応表を表示させるステップと、
    を備える文字の入力方法。
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