JP5157978B2 - ヒートシンク取付装置 - Google Patents
ヒートシンク取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5157978B2 JP5157978B2 JP2009063472A JP2009063472A JP5157978B2 JP 5157978 B2 JP5157978 B2 JP 5157978B2 JP 2009063472 A JP2009063472 A JP 2009063472A JP 2009063472 A JP2009063472 A JP 2009063472A JP 5157978 B2 JP5157978 B2 JP 5157978B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat sink
- sink mounting
- circuit board
- printed circuit
- side bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
そのために情報処理装置に使用される電子部品は高機能化、高速化になっている。このため、電子部品は発熱量が増加し、この熱が電子回路の誤動作を招き、性能を低下させる原因となっている。そのため、この熱を効率良く放熱し冷却することが求められている。この対策として、電子部品とヒートシンクとを当接して、電子部品が発生した熱をヒートシンクに伝導し、ヒートシンクから空気中に放熱している。
図9(a)は、従来の取付構造の斜視図である。
図9(b)は、図9(a)のA方向からみた従来の取付構造図である。
従来の取付構造は、電子部品50上のヒートシンク51のヒートシンク固定部52にバネ53付きのクリップ54a、54bを差し込み、その先端部をプリント基板61の取り付け孔55に差し込むことで固定している。ヒートシンク51の対角線上の2か所の隅に設けられたヒートシンク取付部52は、ヒートシンク本体と一体構造になってヒートシンク51を形成している。
また、ヒートシンク固定部52とクリップ54a、54bの頭部との間に組み込まれたバネ53の反力によりヒートシンク51をプリント基板61に固定している。
図9上のクリップ54aは、プリント基板61にヒートシンク51を取り付けた状態であり、クリップ54bは、クリップ54をヒートシンク固定部52に通し、取付け孔55に押し込む前の状態を示している。
図1(a)は、ヒートシンク取付装置1の斜視図であり、図1(b)は、正面図である。
ヒートシンク取付装置1は、ベース部21、支柱22、サイドバー23、サイドバー24、ヒートシンク取付部25、ネジ31、ネジ32、ネジ33、バネ14を有する。ヒートシンク取付装置1は、ネジ31、ネジ32、ネジ33、バネ14およびベース部21の下部を除いて樹脂で形成されている。
図2(a)は、プリント基板61上にヒートシンク取付装置1が搭載された状態の斜視図を示す。プリント基板61上の電子部品50に取り付けられたヒートシンク51をヒートシンク取付装置1が固定している図を示す。56は、ヒートシンク51のフィンを示す。
ヒートシンク固定部52には、ヒートシンク51を固定するための孔が設けられている。ヒートシンク取付装置1は、ヒートシンク取付部25をヒートシンク51のヒートシンク固定部52の孔に挿入することで、ヒートシンク51を固定する。このとき、ヒートシンク51の対角線上にヒートシンク固定部52が2つあるので、ヒートシンク取付装置1は、2台必要である。
図2(b)は、プリント基板61上にヒートシンク取付装置1が搭載された状態を図2(a)のA方向から見た図を示す。
図2(c)は、図2(b)のDの部分の部分拡大図を示す。
図2(c)は、ヒートシンク固定部52にヒートシンク取付部25が取り付けられた部分を拡大して示している。ヒートシンク取付部25には、バネ14が巻かれている。サイドバー24とヒートシンク固定部52との間にバネ14が来るようにヒートシンク固定部52の孔にヒートシンク取付部25を挿入している。
図3〜図6にヒートシンク取付装置1の各部の詳細の説明図を示す。
図3(a)にベース部21と支柱22の結合前の図を示す。
図3(b)は、図3(a)のE部の部分拡大図である。
支柱22の下端部42とベース部21の内部には、係合のためのネジが切られており、支柱22の下端部42をベース部21に差込み回転しながら、ベース部21と支柱22とを係合する。そして、ネジ31を締めることで、任意の回転位置に支柱22を固定できる。支柱22は、360度の回転が可能である。その結果、サイドバー23およびサイドバー24を任意の方向に向けることができる。
図4(a)にヒートシンク取付装置1の平面図を示す。
サイドバー23には、支柱22を通す孔部41、ネジ32を2本、ネジ33を各2本有する。ネジ32は、支柱22にサイドバー23を固定するネジであり、ネジ33は、サイドバー24をサイドバー23に固定するためのネジである。サイドバー24は、サイドバー23の内部を図4(a)上の左右方向に移動する。
図4(b)は、サイドバー23の側面図である。
サイドバー23は、側面にネジ32とネジ33を有する。
図4(c)にサイドバー24の側面図を示す。
サイドバー24の一部は、サイドバー23に挿入する挿入部43を有する。
サイドバー24の挿入部43と反対側の端部にバネ14が外周に巻かれたヒートシンク取付部25が固定されている。
図5(a)は、ベース部21に支柱22が、ネジ31により固定され、さらに、支柱22にサイドバー23がネジ32により固定され、さらにサイドバー23にサイドバー24がネジ33により取り付けられたヒートシンク取付装置1を示す図である。
図5(b)に図5(a)のF部の部分拡大図を示す。
サイドバー24に固定されているヒートシンク取付部25には、バネ14のほかに、内部に内部固定部15を含む。
図5(c)に内部固定部15の説明図である。
内部固定部15は、バネ16と固定部17を有する。
内部固定部15は、ヒートシンク51のフィン56に固定部17を接触させて、バネ16でヒートシンク51をプリント基板61に固定するときに、使用される。
図6(a)にヒートシンク取付装置1の上面図を示す。そして、上面図上に断面図のための切断位置B−Bを示す。
図6(b)に図6(a)のB−B間の断面図を示す。
図6(b)に示すように、サイドバー24に固定されているヒートシンク取付部25には、外周にバネ14を有し、内部の中空に、固定部17とバネ16を備える内部固定部15を有する。バネ16は、サイドバー24と固定部17にバネ16の両端を接着している。
実施例2は、ヒートシンク51に図2のヒートシンク固定部52がない点およびヒートシンク取付部25に内部固定部15を備えている点が実施例1と異なる。
そして、2台のヒートシンク取付装置1がヒートシンク51のフィン56の一部をほぼ対角線の位置の2箇所で固定する。これによりヒートシンク取付装置1は、ヒートシンク51を固定する。
この場合、ヒートシンク取付部25の外周に巻かれたバネ14は使用せずに、内部固定部15(図5(c)参照)が使用される。
図7(a)は、プリント基板上にヒートシンク取付装置1が搭載された状態の斜視図を示す。
図7(b)は、プリント基板上にヒートシンク取付装置1が搭載された状態の図7(a)のA方向から見た図を示す。
プリント基板61上の電子部品50にヒートシンク51が取付けられている状態を示す。
ヒートシンク51は、実施例1の図2に示すヒートシンク固定部52を有していない。
図8(a)に、図7(b)のG部の部分拡大図を示す。
サイドバー24に固定されているヒートシンク取付部25には、バネ14のほかに、内部に内部固定部15を含む。
またヒートシンク取付部25にフィン56が挿入されていることを示す。
図8(b)にヒートシンク取付装置1の上面図を示す。そして、上面図上に断面図のための切断位置C−Cを示す。
図8(c)に図8(b)のC−C間の断面図を示す。
ヒートシンク取付部25の内部には、バネ16と固定部17を有する内部固定部15があり、サイドバー24の下方への押下により、バネ16は、固定部17を中継して図7に示すフィン56(図7参照)を押下することで、プリント基板61(図7参照)にヒートシンク51(図7参照)を固定する。
ヒートシンク取付部25が、サイドバー24と着脱可能なタイプの例である。
サイドバー24には、ヒートシンク取付部25を、ネジで取り付けるための取付部26が形成されている。
ヒートシンク取付部25は、上部を取付部26に挿入して、ネジで取付部26に取り付けられる構造である。そして、ヒートシンク取付部25が取付部26に取り付けられた後に、図5(c)と同様な内部固定部15(バネ16は、予め固定部17に接着されている)を挿入して、サイドバー24にバネ16を接着する。
このようにすることで、ヒートシンク51のフィン56の各種形状に対応するために、ヒートシンク取付部25を交換するだけでよくなる。
また、実施例1に対応するため、ヒートシンク取付部25の外周に図示を省略しているがバネ14も取り付け可能である。このようにすれば、ヒートシンク固定部52の各種穴形状に対応も可能である。
また、ヒートシンク51をプリント基板61に固定するために、プリント基板61上に固定用の穴を設ける必要がない。このため、配線上、ヒートシンク51の周辺に穴を設けることが困難な場合を避けられる。
また、従来、素子の高さ・プリント基板の厚さが個々に異なるため、ヒートシンク51の取付用のクリップが個々に必要であり、またヒートシンク固定部52の位置が異なるヒートシンク51を用意する必要があったが、ヒートシンク取付装置1は、高さ方向、水平方向、回転方向に位置調整が可能なため、1種類のヒートシンク取付装置1により各種条件の変更に対応可能である。
14、16 バネ
15 内部固定部
17 固定部
21 ベース部
22 支柱
23、24 サイドバー
25 ヒートシンク取付部
26 取付部
31〜33 ネジ
41 孔部
42 支柱の下端部
43 サイドバーの挿入部
50 電子部品
51 ヒートシンク
52 ヒートシンク固定部
56 フィン
61 プリント基板
Claims (5)
- プリント基板に搭載され、電子部品の発熱を電子部品に当接して冷却するヒートシンクをプリント基板に固定するヒートシンク取付装置であって、
プリント基板に固定されるベース部と、
前記ベース部上に立設された回転可能な支柱部と、
前記支柱部に接続された水平方向に伸縮可能であり、かつ前記支柱部に沿って上下移動可能なスライドバー部と、
前記スライドバー部から下方に突出し、前記ヒートシンクと係合するヒートシンク取付部と、を有することを特徴とするヒートシンク取付装置。 - 前記ヒートシンク取付部は、前記プリント基板に前記ヒートシンクを固定するために設けられている前記ヒートシンクの固定用穴と係合する突出部を有することを特徴とする請求項1記載のヒートシンク取付装置。
- 前記ヒートシンク取付部は、前記ヒートシンクのフィンと係合する中空の突出部を有することを特徴とする請求項1記載のヒートシンク取付装置。
- 前記ヒートシンク取付部は、前記プリント基板に前記ヒートシンクを固定するために設けられている前記ヒートシンクの固定用穴および前記ヒートシンクのフィンのいずれとも係合する中空の突出部を有することを特徴とする請求項1記載のヒートシンク取付装置。
- 前記ヒートシンク取付部は、前記突出部の外周と内周にバネを設けてあることを特徴とする請求項4記載のヒートシンク取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009063472A JP5157978B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ヒートシンク取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009063472A JP5157978B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ヒートシンク取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010219250A JP2010219250A (ja) | 2010-09-30 |
JP5157978B2 true JP5157978B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=42977774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009063472A Expired - Fee Related JP5157978B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | ヒートシンク取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5157978B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015129017A1 (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-03 | 株式会社日立製作所 | ヒートシンク、電子機器、ヒートシンクの固定構造 |
CN107072057B (zh) * | 2017-06-16 | 2019-05-10 | 吉安满坤科技股份有限公司 | 一种无销钉定位贴胶钻孔的方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000004089A (ja) * | 1998-06-16 | 2000-01-07 | Nec Corp | パワーデバイスの固定用治具 |
JP2002280499A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷却モジュール |
JP3088132U (ja) * | 2002-02-22 | 2002-08-30 | ▲とう▼ 淑貞 | ヒートシンク固定装置 |
-
2009
- 2009-03-16 JP JP2009063472A patent/JP5157978B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010219250A (ja) | 2010-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7333338B2 (en) | Memory module assembly including a clip for mounting a heat sink thereon | |
JP5223212B2 (ja) | ヒートシンクを備える電子部品の実装構造 | |
EP2561733B1 (en) | Wedge lock for use with a single board computer, a single board computer, and method of assembling a computer system | |
US7639504B2 (en) | Mounting device for mounting heat sink onto electronic component | |
JP6237006B2 (ja) | ヒートシンク及び基板ユニット | |
JP2010087044A (ja) | 電子機器 | |
JP2009123812A (ja) | 放熱構造を有する電子制御装置 | |
JP2009212236A (ja) | 電子装置の製造方法、及び、電子装置 | |
JP5157978B2 (ja) | ヒートシンク取付装置 | |
JP2010056550A (ja) | 放熱装置 | |
JP2005322690A (ja) | 半導体装置及び半導体装置の組立方法 | |
JP2006339246A (ja) | 放熱冷却構造を備えたプリント配線板 | |
JP6281622B1 (ja) | 冷却装置、搭載方法、冷却構造 | |
JP5695060B2 (ja) | 冷却装置、プリント基板ユニット、及び電子装置 | |
JP2009081157A (ja) | 放熱板取付構造 | |
JP2009238988A (ja) | ヒートシンク固定用部材 | |
JP5687992B2 (ja) | ヒートシンク | |
JP2019165167A (ja) | 電子回路モジュール | |
JP4296687B2 (ja) | 電子回路ユニットにおける混成集積回路の実装方法及び実装装置 | |
JP2008199068A (ja) | 電子部品接続構造および電子部品接続方法 | |
WO2012094111A1 (en) | Overhead-mounted heatsink | |
JP4869419B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2004335894A (ja) | 電子部品接続構造および接続方法 | |
JP4816189B2 (ja) | 放熱構造、情報装置および放熱構造の製造方法 | |
JP2008208852A (ja) | 取付部材および組立体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |