JP3088132U - ヒートシンク固定装置 - Google Patents

ヒートシンク固定装置

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JP3088132U
JP3088132U JP2002000858U JP2002000858U JP3088132U JP 3088132 U JP3088132 U JP 3088132U JP 2002000858 U JP2002000858 U JP 2002000858U JP 2002000858 U JP2002000858 U JP 2002000858U JP 3088132 U JP3088132 U JP 3088132U
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JP
Japan
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heat sink
fixing device
connecting portion
substrate
shock
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JP2002000858U
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恒隆 陳
國星 陳
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▲とう▼ 淑貞
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートシンク固定装置の提供。 【解決手段】 留め具により連結部に上下両側が中央基
部に向けて漸縮し環状に巻かれた設計とされた緩衝手段
が套設され、該緩衝手段の基部が連接部の漸次拡張する
アーム表面に当接し位置決めされ、係止手段がヒートシ
ンクの係合部の係止孔と基板の係止孔を貫通した後、ヒ
ートシンクが緊密にチップの上表面に貼り付き、且つ基
板と安定した位置決めを形成し、並びに緩衝手段の上面
と底面内径に比較的大きな収容空間が形成され、緩衝手
段が受力圧縮後に中央の漸縮基部が収容空間に収容され
て圧接面を形成し、ヒートシンクが係止手段を利用しチ
ップを具えた基板に係止される時、歪みや傾斜の欠点の
発生を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のヒートシンク固定装置に係り、特に係止手段を利用し、連結部 の漸次拡張するアーム表面に上下両側が中央基部に向けて漸縮するよう環状に巻 かれた設計とされた緩衝手段が当接、位置決めされ、ヒートシンク固定装置が係 止手段を利用しチップを具えた基板に係止された後、緩衝手段の中央の漸縮基部 が上面と底面内径が形成する比較的大きな収容空間に収容され、これにより歪み や傾斜を防止する、ヒートシンク固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在周知のヒートシンク固定装置は、図6に示されるように、係止手段Aが上 端がヘッドA1、下端が挿入端とされた係止柱A2とされ、並びに係止柱A2の 軸部外にスプリングBが套設され、それは係止柱A2が基板2の位置決め孔C1 を通過することにより位置決めの機能を達成する。しかし、その採用するスプリ ングBは一般のコイル式の圧縮バネとされ、且つ上下端面が係止手段Aのヘッド A1と基板C表面に当接するだけであり、ゆえに以下のような欠点を有していた 。 1.スプリングBが圧縮された後、側向の保持力がなく、ぐらつきが発生し、 係止手段Aが不安定な状況を形成した。 2.一般のコイル式の圧縮バネの上下の端面が圧力を受ける時には平坦な表面 でなく、即ちスプリングBに歪みが発生し、これにより保持不安定な状況が発生 した。 3.スプリングBが圧縮された後、その外周は中空の状態とされ、スプリング Bが基板Cの回路に接触し短絡の現象を発生しやすかった。
【0003】 ゆえに、製造コストがやすく、保持が強固で受力が均一なヒートシンク固定装 置が求められている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、ヒートシンク底部の平坦面をチップの上表面に当接さ せた後、係止手段の連結部に、上下両側が中央基部に向けて漸縮するよう環状に 巻かれた設計とされた緩衝手段が套設された後、緩衝手段の中央の漸縮基部が連 接部の漸次拡大アーム表面に当接、位置決めされることにより、係止手段がヒー トシンクの係合部の係止孔と基板の係止孔を貫通してヒートシンクを緊密にチッ プ表面に当接させ、且つ基板と安定した位置決めを形成するようにした、ヒート シンク固定装置を提供することにある。
【0005】 本考案の次の目的は、緩衝手段の上面及び底面の内径に比較的大きな収容空間 を形成し、緩衝手段が圧縮された後に、中央の漸縮基部が収容空間中に収容され て一つの圧接面を形成し、ヒートシンクが係止手段を利用してチップを具えた基 板に係止される時に、緩衝手段が比較的大きな圧縮経路を有し、歪みや傾斜の欠 点の発生を防止する、ヒートシンク固定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、係止手段の上方に頭部が設けられ、頭部下方に比較的小さ い外径の連接部が延設され、且つ連接部より下向きに漸次拡大状のアームが設け られ、アーム末端部分にフック部が形成され、連接部とフック部に一つの緩衝手 段が套設されたヒートシンク固定装置において、 該緩衝手段の上下両端が中央基部に向けて漸縮するよう環状に囲む設計とされ 、該緩衝手段の基部は連接部の漸次拡張するアームの表面に当接し位置決めされ 、該緩衝手段の上面及び底面内径が比較的大きな収容空間を形成して、緩衝手段 が圧縮後に中央の漸縮基部が収容空間中に収容され、これによりヒートシンクが 係止手段を利用してチップを具えた基板に係止される時、緩衝手段が比較的大き な圧縮経路を有し、且つ歪みや傾斜の欠点が発生するのを防止することを特徴と する、ヒートシンク固定装置としている。 請求項2の考案は、前記緩衝手段が圧縮された後、緩衝手段の中央基部両側が 自然に緩衝手段上面及び底面の収容空間内に収容され、これにより緩衝手段の上 面と底面が圧縮時に平坦な圧接面を形成することを特徴とする、請求項1に記載 のヒートシンク固定装置としている。 請求項3の考案は、前記フック部と連結部間が割られて径方向に貫通する予縮 空間が形成されて、該予縮空間が係止手段が基板に係合される時に弾性変形を形 成するのに供されることを特徴とする、請求項1に記載のヒートシンク固定装置 としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、2は本考案の斜視図及び分解斜視図である。これらの図に示されるよう に、本考案は、係止手段1と緩衝手段2で組成される。
【0008】 該係止手段1の上方には頭部11が設けられ、頭部11の下方に比較的小さい 外径の連接部13が延伸され、且つ連接部13より下向きに漸次拡張状のアーム 131が設けられ、アーム131の末端部分にフック部12が設けられ、フック 部12とアーム131の間が割られて径方向に貫通する予縮空間14が形成され ている。
【0009】 該緩衝手段2は上下両側が中央基部21に向けて漸縮するように巻かれてなり 、且つその上面及び底面内径はいずれも収容空間22、23を具え、緩衝手段2 が圧縮された後に中央の漸縮基部21が収容空間22、23中に収容されて圧接 面24、25を形成する。
【0010】 以上の構造が組み合わされる時、緩衝手段2が係止手段1のフック部12より 套設され、緩衝手段2が係止手段1の連結部13及びフック部12に位置し、並 びに緩衝手段2の中央漸縮基部21が係止手段1の連結部13の漸次拡張するア ーム131表面に当接し位置決めされ、即ち緩衝手段2が連結部13に沿って圧 縮の状態を呈する。
【0011】 図3、4、5に示されるのは本考案の係止前の断面図、係止時の断面図及び係 止後の断面図である。ヒートシンク3の底部の平坦面31がチップ4の上表面に 当接させられた後、即ちヒートシンク3両側の係合部32の表面に設けられた係 止孔321と基板5の係止孔51とが対応し連通する状態とされ、続いて係止手 段1がフック部12よりヒートシンク3の係止孔321に挿入されて、緩衝手段 2の別側の圧接面25がヒートシンク3の係合部32表面に圧接させられる。さ らに、係止手段1のフック部12を基板5の係止孔51に挿入する時、そのフッ ク部12と連結部13間に径方向に貫通するよう形成された予縮空間14が弾性 変形状態を呈し、即ち緩衝手段2の中央漸縮基部21両側が緩衝手段2の収容空 間22、23内に位置してそれぞれ圧接面24、25を形成し、これによりヒー トシンク3がしっかりとチップ4の上表面に当接し、並びに係止手段1によりヒ ートシンク3と基板5が位置決め状態を形成する。
【0012】
【考案の効果】
総合すると、本考案の上述のヒートシンク固定装置は使用時に以下のような優 れた点を有する。 1.本考案の緩衝手段2の収容空間22、23は係止手段1が係合を進行する 時の緩衝手段2の圧縮経路と空間を提供し、緩衝手段2の圧縮状態に歪みや傾斜 が係止手段1の傾斜或いは不安定を形成するのを防止する。 2.本考案の緩衝手段2は上下両側が中央基部21に向けて漸縮状に巻かれて なり、このような設計は緩衝手段2が外力により圧縮される時、有効に平衡に緩 衝手段2の外力を印加させ、これにより緩衝手段2が外力の不平均により側向に 移動するの防止する。 3.本考案の緩衝手段2は一体に、上下両側が中央基部21に向けて漸縮状に 巻かれてなり、緩衝手段2が圧縮された後、中央の漸縮基部21が収容空間22 、23中で圧接面24、25を形成し、これにより緩衝手段2に外力が印加され る時、平坦な施力面を有し、これにより緩衝手段2の圧縮時の歪みや傾斜の発生 を防止する。
【0013】 以上から分かるように、本考案は実用性、新規性、進歩性、及び産業上の利用 価値を有する考案である。なお、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変 は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の係合前の断面図である。
【図4】本考案の係合時の断面図である。
【図5】本考案の係合後の断面図である。
【図6】周知の技術の側面断面図である。
【符号の説明】
1 係止手段 11 頭部 131 アーム 12 フック部 14 予縮空間 13 連結部 2 緩衝手段 21 基部 24 圧接面 22 収容空間 25 圧接面 23 収容空間 3 ヒートシンク 31 平坦面 321 係止孔 32 係合部 4 チップ 5 基板 51 係止孔 A 係止手段 A1 頭部 A2 係止柱 B スプリング C 基板 C1 位置決め孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係止手段の上方に頭部が設けられ、頭部
    下方に比較的小さい外径の連接部が延設され、且つ連接
    部より下向きに漸次拡大状のアームが設けられ、アーム
    末端部分にフック部が形成され、連接部とフック部に一
    つの緩衝手段が套設されたヒートシンク固定装置におい
    て、 該緩衝手段の上下両端が中央基部に向けて漸縮するよう
    環状に囲む設計とされ、該緩衝手段の基部は連接部の漸
    次拡張するアームの表面に当接し位置決めされ、該緩衝
    手段の上面及び底面内径が比較的大きな収容空間を形成
    して、緩衝手段が圧縮後に中央の漸縮基部が収容空間中
    に収容され、これによりヒートシンクが係止手段を利用
    してチップを具えた基板に係止される時、緩衝手段が比
    較的大きな圧縮経路を有し、且つ歪みや傾斜の欠点が発
    生するのを防止することを特徴とする、ヒートシンク固
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝手段が圧縮された後、緩衝手段
    の中央基部両側が自然に緩衝手段上面及び底面の収容空
    間内に収容され、これにより緩衝手段の上面と底面が圧
    縮時に平坦な圧接面を形成することを特徴とする、請求
    項1に記載のヒートシンク固定装置。
  3. 【請求項3】 前記フック部と連結部間が割られて径方
    向に貫通する予縮空間が形成されて、該予縮空間が係止
    手段が基板に係合される時に弾性変形を形成するのに供
    されることを特徴とする、請求項1に記載のヒートシン
    ク固定装置。
JP2002000858U 2002-02-22 2002-02-22 ヒートシンク固定装置 Expired - Lifetime JP3088132U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219250A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fujitsu Ltd ヒートシンク取付装置
JP2015037129A (ja) * 2013-08-14 2015-02-23 竹内工業株式会社 ヒートシンク保持装置
CN110052813A (zh) * 2019-05-26 2019-07-26 昆山冉洲自动化科技有限公司 散热器卡扣自动压入机构

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