JP5156524B2 - 袖看板 - Google Patents
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Description
また、前記看板部は、表示用のプレートを格納するための開閉可能な中空部を有するのが好ましい。
また、看板部にプレートを格納するための中空部が設けられているので、異なる図形や文字を記載したプレートを複数用意しておけば、目的に合わせてプレートを自在に交換することができる。そのため、一つの袖看板を複数の用途に使用することができる。
図1は、第1実施形態に係る袖看板の使用状態の一例を示した斜視図である。
袖看板1は、文字や図形などのメッセージが表示される看板部2と、看板部2を取付対象物に取り付けるための取付部3と、を有している。
図2に示すように、看板部2は、2つの板状部材21,21を接着剤や両面粘着テープなどで互いに内面の一部を貼り合わせて形成されている。板状部材21は、例えば、文字や図形を記載した2枚の紙をラミネートフィルムでそれぞれコーティングしたものなどで構成されている。2つの板状部材21,21の取付部3側の内面21aは互いに貼り合わされておらず、二股形状に分かれており、例えば図2に示すように、両面テープ4によって取付部3に固定されている。なお、取付部3への2つの板状部材21,21の固定は、特に限定されるものではなく、リベットなど物理的な方法でもよい。
図3に示すように、取付部3は、互いに対向して配置される一対の把持部31,31と、一対の把持部31,31の基端部31a,31a同士を連結する連結部32と、から構成されている。一対の把持部31,31と連結部32は、例えば発泡樹脂で一体成形されている。
各把持部31は、連結部32の両側から看板部2と反対方向にやや外向きに延出したのち、内向きに湾曲している。そして、各把持部31の先端部31bは、略直線状に形成され、連結部32と略直交する向きに延在している。各把持部31の先端部31b同士は、並列に配置されており、その間にはスリット33が形成されている。この一対の把持部31の間に取付対象物が配置される。
把持部31は、弾性変形可能な部材で構成されているので、把持部31,31同士の間隔を広げると、間隔を元に戻そうとする復元力が作用するようになっている。
また、自重が小さい(軽い)ので、持ち運びが容易であり、仮に落下したとしても怪我しない。また、看板部2をフィルムでコーティングした紙で形成すれば、容易に変形するので、ぶつかっても怪我をすることが無い。
図5は、第2実施形態に係る袖看板を示す図面であり、(a)は取付対象物に取り付けていない状態を示す斜視図、(b)は取付対象物に取り付けた状態を示す平面図、である。
留め具5は、一対の把持部31,31の湾曲した部分にそれぞれ突設された一対の円柱状の軸部51,51と、各軸部51,51の先端側にそれぞれ取り付けられた円盤状の係止部52,52と、一対の軸部51,51の係止部52よりも把持部31側に巻き付けられた留め紐53と、から構成されている。留め紐53の一方の端部は、一対の軸部51,51のうちの一方に固定されている。
これにより、把持部31,31同士の間隔が開くことがなくなるため、袖看板1Aが風などによって脱落することがない。
図6は、第3実施形態に係る袖看板の斜視図である。
図6に示すように、第3実施形態に係る袖看板1Bは、看板部6が中空状に構成されている点が、第1実施形態と異なっている。
中空部62には、図形や文字を記載したプレート64を格納する。中空部62は、雨水などが入り込まないように、下向きに開口している。中空部62の開口部にはチャック63が設けられており、開口部を開閉できるようになっている。
プレート64は、図形や文字を記載した板状の部材であり、例えば紙やプラスチックフィルムなどで形成されている。
図7(a)は、第1変形例を示す平面図であり、(b)は第2変形例を示す平面図である。
このような取付部3Aによれば、比較的幅の狭い取付対象物を把持することができる。
このような取付部3Bによれば、比較的幅の広い取付対象物を把持することができる。
2 看板部
3 取付部
31 把持部
32 連結部
Claims (3)
- 取付対象物から張り出した状態で設置される袖看板であって、
互いに対向して配置される一対の把持部と、前記一対の把持部の一方の端部同士を連結する連結部と、前記把持部及び前記連結部の少なくとも一方に固定された看板部と、を有し、
前記一対の把持部の間隔を広げて前記取付対象物を挟み、前記一対の把持部の復元力で前記取付対象物を把持するとともに、
前記看板部は、一端側が二股状に分かれた変形可能な部材で構成され、前記二股状に分かれた部分で前記把持部及び前記連結部の少なくとも一方を両側から挟むように固定されている
ことを特徴とする袖看板。 - 前記一対の把持部の他方の端部同士を連結する留め具を有し、
前記留め具は、一対の把持部にそれぞれ突設された一対の軸部と、前記各軸部の先端側にそれぞれ取り付けられた係止部と、一端側が前記一対の軸部の一方に固定され、前記把持部を前記取付対象物に取り付けた状態で前記一対の軸部の前記係止部よりも前記把持部側に巻き付けられる留め紐と、から構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の袖看板。 - 前記看板部は、表示用のプレートを格納するための開閉可能な中空部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の袖看板。
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