JP2505871Y2 - 簡易型標識体 - Google Patents

簡易型標識体

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JP2505871Y2
JP2505871Y2 JP1993031825U JP3182593U JP2505871Y2 JP 2505871 Y2 JP2505871 Y2 JP 2505871Y2 JP 1993031825 U JP1993031825 U JP 1993031825U JP 3182593 U JP3182593 U JP 3182593U JP 2505871 Y2 JP2505871 Y2 JP 2505871Y2
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Japan
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Inventor
勲二 小嶋
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株式会社丸琴
日本道路公団
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は簡易型標識体にかかり、
殊に高速道路のように危険性の高い場所での使用に適す
る型式のものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、通行車両のドライバーに対して
規制や警戒等、種々の報知をする標識板は、厚さ4mmの
アルミポリ複合板又は1.2mmや2.0mmのアルミ板製
となっている。そして、この板材を円形や四角形に成形
しその一面に標識を施して支柱に取付ける。或いは、一
枚の四角形板材を山形状に屈曲し、又は、二枚の四角形
板材を山形状に連結し、その一方の前面に標識を施して
その両下縁を直接に路面に置く。更に、一枚の四角形板
材の背面に折畳み式支えを取付け、この支えを展開した
状態で路面に置く。
【0003】また、実公昭58−49218号や同60
−24730号公報に示すように、ワイヤーで枠体を形
成し、これに標識を施した布又は樹脂製のシートを取付
け、この枠体を支柱に取付けるようにした簡易型標識体
が存在する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】複合版やアルミ板は厚
さは薄いとは言いながら、面積があるためかなりの重量
となり、高速道路等での持ち運びは大変危険である。風
の強いときなどは尚更である。
【0005】また、枠体型の簡易型標識は、作業の期間
中毎日設置及び撤去が繰り返され、しかもその取扱は作
業の性格上手荒になる傾向が大である。そのため、布や
樹脂製のシートが擦り切れたり、標識のインクが静電気
同志の反発でシートから剥脱したりする。その上、軽量
ではあるがこれらのシートは風を通しにくいか或いは全
く通さないため、風の強いときなどは風圧で持ち運びが
大変困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる簡易型標
識体は、枠体と、ネットと、標識と、取付ネジを有して
いる。該枠体はL形部材を、その挟角を内側に向けかつ
端部同志を固着して、構成され、開口部方向へ突き出た
取付部に該開口部の軸線と平行に複数個の挿通孔が穿た
れ、該開口部の該正面側へ突き出た周壁部の先端が該ネ
ットの一面を越えている。
【0007】該ネットは樹脂製で該枠体の該開口部の正
面側を塞ぐ大きさを有し、かつ枠体の該挿通孔に適合す
る位置に透孔が形成される。該標識は樹脂製の薄膜で該
ネットの一面に添着されている。そして、該取付ネジは
ネットの透孔と枠体の挿通孔に挿通されてネットを枠体
に締着する。
【0008】枠体を円又は楕円形とし、該L形部材の
一本以上を採用することもできる。また、該枠体をアル
ミ製とすることもできる。
【0009】
【作用】ネットに配した標識を正面に向け、このネット
を枠体の開口部前面からその取付部に当てがい、取付ネ
ジをネットの透孔と枠体の挿通孔に通して締付ける。こ
れで標識体が形成される。この標識体を支柱等に取付
け、又は、背面に取付けた支持具により路面に置いたり
して、供用する。
【0010】枠体を円又は楕円形とし、該L形部材の
一本以上を採用すると、L形部材を曲げ加工し、端部同
志を溶接等により接続するだけで、標識に適合する枠体
を構成できる。
【0011】該枠体をアルミ製とすると、標識体が軽量
なる
【0012】
【実施例】1は枠体、2はネット、3は標識、4は取付
ネジである。枠体1は、L形部材11を、その挟角を内
側に向けかつ端部同志を溶接等により、接続して、構成
されている。そして、開口部12の方向へ突き出た取付
部13に、開口部12の軸線Xと平行に、6個の挿通孔
14が穿たれている。また、開口部12の正面側へ突き
出た周壁部15の先端は、ネット2の前面を越えてい
る。
【0013】ネット2は樹脂製となっており、枠体1の
開口部12の正面側を塞ぐ大きさを有している。そし
て、このネット2には枠体1の挿通孔14に適合する位
置に透孔21が穿たれる。
【0014】標識3は樹脂製の薄膜を、表示する内容に
応じた形状に、成形したもので、ネット2の前面に融着
等により添着されている。
【0015】取付ネジ4はボルト41と蝶ネジ42で成
り、ボルト41を枠体1の背面側から挿通孔14とネッ
ト2の透孔21に挿通し、前面側で蝶ネジ42をこのボ
ルト41に螺合して締付けることにより、ネット2を枠
体1に締着する。
【0016】図1乃至図3の例では、枠体1は四角形
で、この枠体1は、4本のL形部材11のそれぞれの挟
角を内側に向けかつ各部材の端部同志を溶接等により接
続して、構成されている。
【0017】図4の例では、枠体1は円形で、この枠体
1は、1本のL形部材11の挟角を内側に向けかつ端部
同志を溶接等により接続して、構成されている。
【0018】この枠体1はアルミで製造される。また、
ネット2の外周に沿って補強材22が配装される。この
補強材22としては剛性のある紐等が好ましい。
【0019】なお、図面で、16は、枠体1の取付部1
3に、開口部12の背面側で、かつこの開口部12を横
切って設けた、支持体Sに対する取付溝、S’はこの支
持体Sの取付溝16に適合する支持部である。
【0020】ネット2を枠体1に取付ネジ4で取付け
る。この枠体1を、取付溝16で支持体Sの支持部S’
に摺嵌して、供用する。また、図示していないが、枠体
1の背面に折畳み式の支持具を備えている場合は、その
支持具により枠体1を路面上に置いて、供用する。
【0021】標識3はドライバーに工事等の認識をさせ
る。表示の内容を変えたい場合は、ネット2を枠体1か
ら外し、その表示の標識3を備えた別のネット2を枠体
1に取付ければよい。
【0022】
【考案の効果】本考案によれば、ネットは樹脂製で該枠
体の該開口部の正面側を塞ぐように枠体の開口部方向
へ突き出たL型部材の取付部の開口部軸線と平行の挿通
孔に自身の透孔を合致させて取付ネジで取付けられるの
で、標識の供用終了時や変換の際の着脱が容易で、かつ
風圧の影響が減少するので運搬が容易となる。また、
体の開口部の該正面側へ突き出た周壁部の先端が該ネッ
トの一面を越えているので、枠体を重ねても一の枠体が
他の枠体のネット表面に触れことがなく、従ってネット
や標識を損傷する恐れがない。更に、標識は樹脂製の薄
膜でこのネットの一面に貼着されているので、種々の標
識を簡単に用意でき、また、標識体自体を軽量に保つこ
とができる。
【0023】請求項によれば、全周が一本又は複数本
のL形部材で成る円又は楕円形枠体を提供でき、標識体
の形状に容易に対応させられる。
【0024】請求項によれば、標識体を軽量にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる簡易型標識体の具体例を示す正
面側から見た斜面図である。
【図2】同背面側から見た斜面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】本考案にかかる簡易型標識体の別の例を示す正
面側から見た斜面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 ネット 3 標識 4 取付ネジ 11 L形部材 12 開口部 13 取付部 X 軸線 14 挿通孔 15 周壁部 16 取付溝 S 支持体 S’ 支持部 21 透孔 22 補強材 41 ボルト 42 蝶ナット

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体(1)と、ネット(2)と、標識(3)と、
    取付ネジ(4)を有し、 該枠体(1)は、L形部材(11)の挟角を内側に向けかつ端
    部同志を接続して、構成され、開口部(12)方向へ突き出
    た取付部(13)に該開口部(12)の軸線(X)と平行に複数個
    の挿通孔(14)が穿たれ、該開口部(12)の該正面側へ突き
    出た周壁部(15)の先端が該ネット(2)の一面を越えてお
    り、 該ネット(2)は樹脂製で該枠体(1)の該開口部(12)の正面
    側を塞ぐ大きさを有し、かつ枠体(1)の該挿通孔(14)に
    適合する位置に透孔(21)が形成され、 該標識(3)は樹脂製の薄膜で該ネット(2)の一面に添着さ
    れており、 該取付ネジ(4)はネット(2)の透孔(21)と枠体(1)の挿通
    孔(14)に挿通されてネット(2)を枠体(1)に締着すること
    を特徴とする簡易型標識体。
  2. 【請求項2】 該枠体(1)は円又は楕円形で、該L形部
    材(11)が少なくとも一本以上採用されている請求項1に
    記載の簡易型標識体。
  3. 【請求項3】 該枠体(1)がアルミ製となっている請求
    1又は2に記載の簡易型標識体。
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