JP5153863B2 - オーバラップ式フライウエイトシステムを備えたガバナシーブ - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータかごの速度を制御する装置に関し、特に、遠心作動ガバナに関する。
エレベータを設計する際の一般的な課題は、エレベータの故障を防止するように、または故障に対処するように安全システムを設計することである。このような安全システムの1つは、ガバナである。エレベータのガバナは、設定された速度限界を超過してエレベータかごが移動することを防止するように設計されている。ガバナは、自動安全システムの構成要素であり、この構成要素は、設定された速度を超過してエレベータかごが移動するときに作動され、制御システムに信号を送信してかごを停止させるか、または直接に非常止め装置と係合してかごを停止させる。1つの周知のガバナは、遠心作動ガバナである。
エレベータシステムに使用される遠心ガバナの一般的な設計では、フライウエイトと呼ばれることもある2つの質量部が使用されており、これらの質量部は、対向する配置をとるようにリンクによって運動力学的に接続されており、共通の軸を中心に回転するトリッピングシーブにピン係合されている。このように相互に接続された部品によってガバナ機構が形成され、このガバナ機構は、シーブの角速度と等しい角速度で回転する。回転する質量部の角速度により生じる遠心力によって、これらの質量部は、シーブの回転軸から互いに離れて行こうとする。質量部は、シーブに対するピン係合部を中心に半径方向外側へと実質的に片持ち形式で移動する。カプラは、設定されたエレベータかご速度に達するまで、質量部の半径方向外側への移動を防止する。一般的に、カプラは、シーブと質量部の1つとの間に接続されたばねを備えており、このばねは、設定された速度に達するまで、回転するシーブの角速度により生じる遠心力に抵抗する。エレベータかごが、過速状態とも呼ばれる設定された速度限界に達する、もしくはこの速度限界を超過するときに、ガバナは作動する。過速状態では、ガバナのカプラ、例えば、ばねカプラの力が、質量部に作用する遠心力によって打ち負かされる。2つの質量部が半径方向外側に移動するとともに通常はセンサと係合し、エレベータシステムの安全装置に信号を送信することにより、エレベータかごが減速または停止される。
従来の遠心ガバナの設計には、いくつかの制限がある。2つのみの片持ち式質量部を備えたガバナ機構には、周方向の非作動空間があり、この非作動空間では、質量部は、ガバナの作動後にセンサと即座に係合せずに、エレベータの安全装置の係合が遅れることがある。かごが過速状態に達してから安全装置が係合してかごが減速または停止するまでの間にエレベータかごの速度が増加する危険が、従来の遠心ガバナ機構の非作動空間によって増大する。従来のガバナ機構の非作動空間が生じさせるエレベータかご速度の増加の危険によって、エレベータかごシステムにいくつかの問題が生じる。例えば、かご速度の増加によって、ガイドレールやエレベータ安全装置の能動的構成要素のようなシステム構成要素が損傷する危険が増大し得る。さらに、かご速度の増加によって、バックアップの安全構成要素が作動し、乗客の救助により時間がかかったり、もしくはこの救助がより複雑になったりすることがある。
したがって、本発明は、従来のガバナにおける1つまたは複数の上記の問題を解決することを目的とする。
本発明は、エレベータガバナアッセンブリに使用される機構を備えており、この機構は、グラウンド軸を中心に回転するように構成されたグラウンドと、このグラウンド軸から半径方向に離間した3つ以上のグラウンドピボット点の1つにおいて回動可能にグラウンドにそれぞれ取り付けられ、かつ周方向にオーバラップしている3つ以上のカムと、複数のリンクピボット点において回動可能に3つ以上のカムを互いに連結するための複数のリンクとを有する。周方向にオーバラップしているカムによって、グラウンド軸を中心とした実質的に連続した円形リングが形成される。グラウンド、カムおよびリンクを相互接続することによって、概ね円形の機構が形成される。
上記の一般的な説明および以下の詳細な説明は、例示および説明のみを目的とするものであり、特許請求されているように本発明を限定するものではないことを理解されたい。
ガバナを備えたエレベータシステムの斜視図である。 本発明のガバナの実施例を含むガバナアッセンブリの部分的な図である。 図2に示したガバナの斜視図である。 図2に示したガバナの斜視図である。 図2,図3Aおよび図3Bのガバナの作動状態を示した斜視図である。 本発明のガバナにおける第2の実施例を示した正面図である。 図5に示したガバナの背面図である。
同一または同様の構成要素に対して同一または同様の符号を使用するように、図面が構成されている。
図1には、エレベータかご12、ガイドレール14およびガバナアッセンブリ16を備えたエレベータシステム10が示されている。ガバナアッセンブリ16は、トリッピングシーブ18、ガバナ20、ループ状ロープ22およびテンションシーブ24を備える。エレベータかご12は、昇降路(図示せず)内において、ガイドレール14上を移動し、あるいはガイドレール14にスライド可能に接続されている。本実施例では、トリッピングシーブ18およびガバナ20は、昇降路の上端部に取り付けられている。ループ状ロープ22は、トリッピングシーブ18および(本実施例では昇降路の底部に位置している)テンションシーブ24の周囲に部分的に巻き付けられている。また、ループ状ロープ22は、エレベータかご12に接続されており、これにより、トリッピングシーブ18の角速度が、エレベータかご12の速度に確実に対応する。
図1に示されたエレベータシステム10では、昇降路内におけるエレベータかご12の移動時に、エレベータかご12が設定された速度を超過して移動することがガバナアッセンブリ16によって防止される。図1に示されているガバナアッセンブリ16は、昇降路の上端部に取り付けられているが、ガバナアッセンブリ16の位置および配置は、本発明の他の実施例によって異なり得る。例えば、ガバナアッセンブリ16を、昇降路の底部即ちピットを含む昇降路内のループ状ロープ22に沿った実質的にどんな箇所にも取り付けることができる。他の実施例では、代替的に、ガバナアッセンブリ16をエレベータかご12に取り付けて、かご12と共に移動させることもできる。このような代替の実施例では、昇降路の上部および底部に固定され、トリッピングシーブ18と、これに隣接したアイドラシーブと、に部分的に巻き付けられた静的なロープが必要となり得る。
図2には、ガバナアッセンブリ16の部分図が示されており、該ガバナアッセンブリ16は、トリッピングシーブ18(「グラウンド」とも呼ばれる)と、ガバナ20と、ハウジング26と、スイッチ29を有したセンサ28と、を備える。ガバナ20は、トリッピングシーブ18に取り付けられており、該トリッピングシーブ18は、ハウジング26に回転可能に取り付けられている。ガバナ20およびトリッピングシーブ18は、(図3Aおよび図3Bに示されている)共通の軸30を中心に回転する。また、センサ28もハウジング26に取り付けられている。センサ28としては、状態変化を示す信号を出力する種々の装置を用いることができ、図2に示されているような機械的に作動される電気スイッチ29を含み得る。ガバナ20は、ハウジング26内のトリッピングシーブ18と共に回転するが、センサ28は、ハウジング26に固定された状態を維持する。以下に説明される条件において、作動時のガバナ20の1つの機能は、センサ28と係合することであり、これにより、制御システム(図示せず)にエレベータ制御信号を伝達し、安全回路の直列のリレーを開き、駆動機構への電力供給を遮断し、ブレーキの作動を開始することによって、エレベータかご12を減速または停止させる。
図3Aおよび図3Bは、図2に示されているガバナ20の斜視図である。図3Aおよび図3Bにおいて、ガバナ20は、シーブ回転軸30を中心に回転する。ガバナ20は、第1の質量部32a、第2の質量部32b、第3の質量部32c(「カム」とも呼ばれる)、第1の質量部支持体34a、第2の質量部支持体34b、第3の質量部支持体34c、第1のリンク36a、第2のリンク36b、第3のリンク36cおよびカプラ38を備える。第1の質量部32aは、第1の質量部支持体34aに取り付けられている。第2の質量部32bは、第2の質量部支持体34bに取り付けられている。第3の質量部32cは、第3の質量部支持体34cに取り付けられている。第1の質量部支持体34aは、第1の質量部支持体ピボット点40aにおいて回動可能にトリッピングシーブ18に取り付けられている。第2の質量部支持体34bは、第2の質量部支持体ピボット点40bにおいて回動可能にトリッピングシーブ18に取り付けられている。第3の質量部支持体34cは、第3の質量部支持体ピボット点40cにおいて回動可能にトリッピングシーブ18に取り付けられている。第1の質量部支持体34aは、第1のリンク36aによって、第1のリンクピボット点44aにおいて回動可能に第2の質量部支持体34bにピン係合されている。第2の質量部支持体34bは、第2のリンク36bによって、第2のリンクピボット点44bにおいて回動可能に第3の質量部支持体34cにピン係合されている。第3の質量部支持体34cは、第3のリンク36cによって、第3のリンクピボット点44cにおいて回動可能に第1の質量部支持体34aにピン係合されている。第1の質量部32a、第2の質量部32bおよび第3の質量部32cは、実質的に同じものとし得る。第1の質量部支持体34a、第2の質量部支持体34bおよび第3の質量部支持体34cは、概ね弓形であり、実質的に同じものとし得る。さらに、第1のリンク36a、第2のリンク36bおよび第3のリンク36cも実質的に同じものとし得る。
図3Aおよび図3Bでは、質量部32a,32b,32cおよび支持体34a,34b,34cは、シーブ回転軸30を中心とした連続した円形リングを形成するように、周方向にオーバラップした構成で配置されている。質量部32a,32b,32cおよび支持体34a,34b,34cは、ピボット点40a,40b,40cにおいてシーブに回動可能に取り付けられ、かつリンク36a,36b,36cによって互いに回動可能に連結されており、これにより、概ね円形の機構42が形成される。ここで、この円形機構42の角速度は、トリッピングシーブ18の角速度と等しい。機構42の角速度による遠心力によって、質量部32a,32b,32cおよび支持体34a,34b,34cは、トリッピングシーブ18上のピボット点40a,40b,40cを中心に回動し、シーブ回転軸30から離間する。
また、ガバナ20は、質量部支持体34cとトリッピングシーブ18との間にカプラ38を備える。カプラ38は、質量部支持体34cとトリッピングシーブ18との間に接続をもたらし、この接続は、シーブ18の回転によって生じる遠心力に抵抗する。シーブ18が規定範囲内の角速度で回転する場合には、質量部支持体34cは、質量部支持体ピボット点40cを中心に半径方向外側に実質的に移動することはなく、さらに、質量部支持体34cに互いに接続された他の2つの質量部支持体34a,34bも半径方向外側に実質的に移動することはなく、センサ28と係合せずにシーブ18と共に回転する。
ガバナ20は、図4に示されているように、シーブ18の設定された角速度において、カプラ38によって生じる連結が打ち負かされたときに作動するように構成することができる。トリッピングシーブの設定されたこのような角速度において、質量部32a,32b,32cに作用する遠心力がカプラ38によって生じる力を上回ることにより、質量部32a,32b,32cおよび質量部支持体34a,34b,34cは、質量部支持体ピボット点40a,40b,40cを中心に半径方向外側へ移動し、質量部32a,32b,32cの1つがスイッチ29に接触したときに、センサ28が係合される。
本発明のガバナは、ガバナの作動を制御するために、永久磁石ガバナのように切り離し可能な非弾性カプラを備えることもできる。図5および図6には、代替のガバナ20’が、このような実施例の一例として示されており、これらの図5および図6は、代替のガバナ20’の正面図および背面図である。この実施例では、ガバナ20’は、シーブ回転軸30を中心に回転する。ガバナ20’は、第1の質量部32a、第2の質量部32b、第3の質量部32c、第1の質量部支持体34a、第2の質量部支持体34bおよび第3の質量部支持体34cを備える。第1の質量部32aは、第1の質量部支持体34aに取り付けられている。第2の質量部32bは、第2の質量部支持体34bに取り付けられている。第3の質量部32cは、第3の質量部支持体34cに取り付けられている。第1の質量部支持体34aは、第1の質量部支持体ピボット点40aにおいて回動可能にトリッピングシーブ18(図示せず)に取り付けられている。第2の質量部支持体34bは、第2の質量部支持体ピボット点40bにおいて回動可能にシーブ18に取り付けられている。第3の質量部支持体34cは、第3の質量部支持体ピボット点40cにおいて回動可能にシーブ18に取り付けられている。第1の質量部支持体34aは、第1のリンク36aによって回動可能に第2の質量部支持体34bにピン係合されている。第2の質量部支持体34bは、第2のリンク36bによって回動可能に第3の質量部支持体34cにピン係合されている。第3の質量部支持体34cは、第3のリンク36cによって回動可能に第1の質量部支持体34aにピン係合されている。
また、ガバナ20’は、質量部支持体34a,34b,34cの1つとシーブ18との間に、もしくは、質量部支持体の中の2つの間、例えば、質量部支持体34aと質量部支持体34bとの間に、切り離し可能な非弾性カプラ38’を備える。この実施例では、切り離し可能な非弾性カプラ38’は、第1のエレメント90および第2のエレメント92を備えた永久磁石である。第1のエレメント90は、第2の質量部支持体34bに取り付けられた永久磁石とすることができる。同様に、第2のエレメント92は、第1の質量部支持体34aに取り付けられた強磁性材料とすることができる。このような実施例では、コネクタ38’は、第1の質量部支持体34aと第2の質量部支持体34bとの間に磁性連結をもたらし、この磁性連結は、シーブ(図示せず)の回転によって生じる遠心力に抵抗する。シーブが規定範囲内の角速度で回転する場合には、質量部支持体34a,34bは磁性連結を維持し、ガバナ20’は、センサ28と係合することなくシーブ18と共に回転する。シーブ18の設定された角速度において、質量部32a,32b,32cに作用する遠心力が磁性連結力を上回るので、カプラ38’によって生じる磁性連結力が打ち負かされてガバナ20’が作用する。
概ね円形のガバナ機構42を形成するように、質量部32a,32b,32c、支持体34a,34b,34c、リンク36a,36b,36cを互いに接続することによって、質量部支持体34a,34b,34cの動きが規定される。ここで、質量部支持体34a,34b,34cは、非作動状態では、シーブ回転軸30を中心として半径方向に離間して位置しており、作動状態では、質量部支持体34a,34b,34cの弓状外端部がセンサ28と係合するまで、概ね円形の外周を実質的に形成するように、角速度の関数として半径方向外側へ移動する。この機構42は、質量部支持体34a,34b,34cの外縁部が実質的に連続した円を形成し、上述したような制御された動きをもたらすので、ガバナ20,20’が作動したときに、シーブ回転軸30を中心とした機構42の角度位置に拘わらず、即座にセンサ28と係合する。つまり、ガバナ20,20’においては、従来のガバナに関連した非作動空間が非常に減少する。
質量部32a,32b,32c、支持体34a,34b,34c、リンク36a,36b,36cを、回転軸30を中心として周方向に繰り返しとなるように配置することによって、部品種類の総数が減少されるので、図2および図5に示されたガバナ20,20’の製造コストが減少され得る。また、これらの実施例では、質量部32a,32b,32c、支持体34a,34b,34c、リンク36a,36b,36cを相互に交換可能となるように形成することによって、ガバナ20,20’のメンテナンスが容易となり得る。
質量部32a,32b,32c、支持体34a,34b,34c、リンク36a,36b,36cは、当業者に周知である製造技術を用いて製造され得る。例えば、質量部32a,32b,32cは、様々な鋳造金属材料やプレス加工された金属薄板材料によって形成され得る。他の例では、質量部支持体34a,34b,34cおよびリンク36a,36b,36cは、金属薄板、プラスチック、または金属とプラスチックとを組み合わせたものによって形成され、プレス加工、鋳造または射出成形によって製造され得る。
本発明の実施例によって、従来の遠心作動ガバナの多くの欠点が解消される。本発明のガバナ機構を形成するように、質量部、質量部支持体およびリンクを互いに接続することによって、質量部支持体の動きが規定される。ここで、質量部支持体は、調整可能な概ね円形のリングを形成し、この概ね円形のリングの直径は、質量部支持体の弓状外縁部が安全装置のセンサと係合するまで角速度の関数として増加する。この機構は、質量部支持体の外縁部が実質的に連続した円を形成し、上述したような制御された動きをもたらすので、ガバナが作動したときに、シーブ回転軸を中心とした機構の角度位置に拘わらず、即座にセンサと係合する。つまり、本発明のガバナは、エレベータの安全装置に信号を送信し、エレベータかごを減速または停止させることを遅延させ得る非作動空間を取り除くように構成されている。本発明の遠心ガバナから非作動空間を取り除くことによって、かごが過速状態に達してからエレベータの安全装置が係合してかごが減速または停止するまでの間にエレベータかごの速度が増加する危険が減少する。従来のガバナ機構の非作動空間によるエレベータかご速度の増加の危険を減少させることによって、例えば、システム構成要素の損傷が低減し、エレベータかごシステムの全体の安全が向上する。
上記の説明は、本発明を単に例示することを目的としており、添付の請求項を特定の実施例または特定の実施例の群に限定するものとして解釈されるべきではない。たとえば、本発明のガバナの実施例は、4つ以上の質量部支持体および質量部を備え、これらの質量部支持体および質量部がシーブ回転軸を中心として周方向にオーバラップした構成で配置されるようにしてもよい。したがって、本発明は、本発明における特定の例示的な実施例について特に詳細に説明してきたが、添付の請求項に記載されているような本発明の真の範囲を逸脱することなく、多くの修正および変更が本発明になされ得ることを理解すべきである。
したがって、明細書および図面は、例示的なものであって、添付の請求項の範囲を限定することを意図していない。本発明の上記の開示を考慮することにより、本発明の範囲内において他の実施例が存在し、修正が可能であることを理解するであろう。したがって、本発明の範囲内において本発明の開示から当業者が到達できる修正の全てが、本発明における他の実施例として含まれるべきである。本発明の範囲は、添付の請求項のように定義される。

Claims (24)

  1. グラウンド回転軸を中心に回転するように構成されたグラウンドと、
    記グラウンド回転軸から半径方向に離間した3つ以上のグラウンドピボット点の1つにおいて回動可能に前記グラウンドにそれぞれ取り付けられ、かつ周方向にオーバラップしている3つ以上のカムであって各カムが、前記グラウンド回転軸を中心とした実質的に連続した円形リングを共に形成する弓状外端部を有し、前記弓状外端部は、該弓状外端部によって形成された前記実質的に連続した円形リングに沿ってセンサと係合可能である、3つ以上のカムと、
    概ね円形の機構を形成するように、複数のリンクピボット点において回動可能に3つ以上のカムを互いに連結するための複数のリンクと、
    を備えるエレベータガバナアッセンブリに使用される機構。
  2. 前記3つ以上のカムは、実質的に同一形状であることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  3. 前記3つ以上のカムの各々は、該カムに取り付けられたフライウエイトをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の機構。
  4. 前記概ね円形の機構は、角速度の関数として前記グラウンド回転軸を中心とした直径が増加するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  5. カプラをさらに備え、第1の速度より低いグラウンド角速度では、前記概ね円形の機構の前記グラウンド回転軸を中心とした直径が増加することを防止し、前記第1の速度以上の速度では、前記概ね円形の機構の前記グラウンド回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加することを許容するように、前記カプラが構成されていることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  6. エレベータかごの速度に対応した速度でシーブ回転軸を中心に回転するように構成されたシーブと、
    記シーブ回転軸から半径方向に離間した3つの質量部ピボット点の1つにおいて回動可能に前記シーブにそれぞれ取り付けられ、かつ周方向にオーバラップしている3つの質量部であって各質量部が、前記シーブ回転軸を中心とした実質的に連続した円形リングを共に形成する弓状外端部を有し、前記弓状外端部は、該弓状外端部によって形成された前記実質的に連続した円形リングに沿ってセンサと係合可能である、3つの質量部と
    概ね円形の機構を形成するように、複数のリンクピボット点において回動可能に前記3つ質量部を互いに連結するための複数のリンクと、
    を備えたエレベータガバナアッセンブリ。
  7. 前記3つの質量部は、実質的に同一形状であることを特徴とする請求項6に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  8. 前記3つの質量部の各々は、弓状質量部支持体と、該弓状質量部支持体に取り付けられた質量部とからなることを特徴とする請求項6に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  9. 前記概ね円形の機構は、前記シーブ回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  10. カプラをさらに備え、第1の速度より低いシーブ角速度では、前記概ね円形の機構の前記シーブ回転軸を中心とした直径が増加することを防止し、前記第1の速度以上の速度では、前記概ね円形の機構の前記シーブ回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加することを許容するように、前記カプラが構成されていることを特徴とする請求項6に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  11. 前記カプラは、前記周方向にオーバラップしている質量部の中の少なくとも2つの間に連結されたばねからなることを特徴とする請求項10に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  12. 前記カプラは、前記3つの質量部の中の1つまたは複数の質量部と前記シーブとの間に連結された1つまたは複数のばねからなることを特徴とする請求項10に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  13. エレベータかごの速度に対応した速度でシーブ回転軸を中心に回転するように構成されたシーブと、
    前記シーブ回転軸から半径方向に離間した3つの質量部ピボット点の1つにおいて回動可能に前記シーブにそれぞれ取り付けられた3つの質量部であって各質量部が、前記シーブ回転軸を中心とした実質的に連続した円形機構を共に形成する弓状外端部を有し、前記弓状外端部は、該弓状外端部によって形成された前記実質的に連続した円形機構に沿ってセンサと係合可能である、3つの質量部と、
    を備え、
    前記3つの質量部は、リンクによって複数のリンクピボット点において回動可能に互いに連結され、前記実質的に連続した円形機構は、前記シーブ回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加するように構成されていることを特徴とするエレベータガバナアッセンブリ。
  14. 前記3つの質量部は、実質的に同一形状であることを特徴とする請求項13に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  15. 前記3つの質量部の各々は、弓状質量部支持体と、該弓状質量部支持体に取り付けられた質量部とからなることを特徴とする請求項13に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  16. カプラをさらに備え、第1の速度より低いシーブ角速度では、前記実質的に連続した円形機構の前記シーブ回転軸を中心とした直径が増加することを防止し、前記第1の速度以上の速度では、前記概ね円形の機構の前記シーブ回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加することを許容するように、前記カプラが構成されていることを特徴とする請求項13に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  17. 前記カプラは、前記3つの質量部の少なくとも2つの間に連結されたばねからなることを特徴とする請求項16に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  18. 前記カプラは、前記3つの質量部の1つまたは複数の質量部と前記シーブとの間に連結された1つまたは複数のばねからなることを特徴とする請求項16に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  19. エレベータかごの速度に対応した速度でシーブ回転軸を中心に回転するように構成されたシーブと、
    記シーブ回転軸から半径方向に離間した3つの質量部ピボット点の1つにおいて回動可能に前記シーブにそれぞれ取り付けられ、かつ周方向にオーバラップしている3つの質量部であって各質量部が、前記シーブ回転軸を中心とした実質的に連続した円形リングを共に形成する弓状外端部を有し、前記弓状外端部は、該弓状外端部によって形成された前記実質的に連続した円形リングに沿ってセンサと係合可能である、3つの質量部と
    概ね円形の機構を形成するように、複数のリンクピボット点において回動可能に前記3つの質量部を互いに連結するための複数のリンクであって、前記概ね円形の機構は、前記シーブ回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加するように構成されている、複数のリンクと、
    第1の速度より低いシーブ角速度では、前記概ね円形の機構の前記シーブ回転軸を中心とした直径が増加することを防止し、前記第1の速度以上の速度では、前記概ね円形の機構の前記シーブ回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加することを許容するように構成されたカプラと、
    を備えたエレベータガバナアッセンブリ。
  20. 前記3つの質量部は、実質的に同一形状であることを特徴とする請求項19に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  21. 前記3つの質量部の各々は、弓状質量部支持体と、該弓状質量部支持体に取り付けられた質量部とからなることを特徴とする請求項19に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  22. 前記カプラは、前記周方向にオーバラップしている3つの質量部の少なくとも2つの間に連結されたばねからなることを特徴とする請求項19に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  23. 前記カプラは、前記周方向にオーバラップしている3つの質量部の中の1つまたは複数の質量部と前記シーブとの間に連結された1つまたは複数のばねからなることを特徴とする請求項19に記載のエレベータガバナアッセンブリ。
  24. グラウンド回転軸を中心に回転するように構成されたグラウンドと、
    前記グラウンド回転軸から半径方向に離間した3つ以上のグラウンドピボット点の1つにおいて回動可能に前記グラウンドにそれぞれ取り付けられ、かつ周方向にオーバラップしている3つ以上のカムであって各カムが、前記グラウンド回転軸を中心とした実質的に連続した円形リングを共に形成する弓状外端部を有し、前記弓状外端部は、該弓状外端部によって形成された前記実質的に連続した円形リングに沿ってセンサと係合可能である、3つ以上のカムと、
    概ね円形の機構を形成するように、複数のリンクピボット点において回動可能に3つ以上のカムを互いに連結するための複数のリンクと、
    第1の速度より低いグラウンド角速度では、前記概ね円形の機構の前記グラウンド回転軸を中心とした直径が増加することを防止し、前記第1の速度以上の速度では、前記概ね円形の機構の前記グラウンド回転軸を中心とした直径が角速度の関数として増加することを許容するように構成されたカプラと、
    を備え、
    前記カプラは、前記周方向にオーバラップしているカムの中の少なくとも2つの間に永久磁石および強磁性材料を有した切り離し可能な非弾性カプラであることを特徴とするエレベータガバナアッセンブリに使用される機構。
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