JP5152540B2 - 光ファイバ温度分布測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、後方ラマン散乱光を利用した光ファイバ温度分布測定装置に関し、詳しくは、温度補正の改善に関する。
光ファイバをセンサとして用いた分布型測定装置の一種に、光ファイバに沿った温度分布を測定するように構成された温度測定装置がある。この技術は光ファイバ内で発生する後方散乱光を利用している。
後方散乱光には、レイリー散乱光、ブリルアン散乱光、ラマン散乱光などがあるが、温度測定には温度依存性の高い後方ラマン散乱光が利用され、この後方ラマン散乱光を波長分波して測定を行う。後方ラマン散乱光には、入射光の波長に対して短い波長側に発生するアンチストークス光ASと、長い波長側に発生するストークス光STがある。
光ファイバ温度分布測定装置は、これらアンチストークス光の強度Iasとストースク光の強度Istとを測定してその強度比から温度を算出し、光ファイバに沿った温度分布を表示するものであり、プラント設備の温度管理、防災関連の調査・研究、発電所や大型建設物の空調関連などの分野で利用されている。
図5は、光ファイバ温度分布測定装置の基本構成例を示すブロック図である。図5において、光源1は光分波器2の入射端に接続され、光分波器2の入出射端には光ファイバ3が接続され、光分波器2の一方の出射端には光電変換器(以下O/E変換器という)4stが接続され、光分波器2の他方の出射端にはO/E変換器4asが接続されている。
O/E変換器4stの出力端子にはアンプ5stおよびA/D変換器6stを介して演算制御部7に接続され、O/E変換器4asの出力端子にはアンプ5asおよびA/D変換器6asを介して演算制御部7に接続されている。なお、演算制御部7は、パルス発生部8を介して光源1に接続されている。
光源1としてはたとえばレーザダイオードが用いられ、パルス発生部8を介して入力される演算制御部7からのタイミング信号に対応したパルス光を出射する。光分波器2は、その入射端に光源1から出射されたパルス光が入射され、その入出射端から出射されたパルス光を光ファイバ3に出射し、光ファイバ3内で発生した後方ラマン散乱光をその入出射端から入射してストークス光とアンチストークス光に波長分離する。光ファイバ3は、その入射端から光分波器2から出射されたパルス光を入射し、光ファイバ3内で発生した後方ラマン散乱光をその入射端から光分波器2に向けて出射する。
O/E変換器4stおよび4asとしてはたとえばフォトダイオードが用いられ、O/E変換器4stには光分波器2の一方の出射端から出射されたストークス光が入射され、O/E変換器4asには光分波器2の他方の出射端から出射されたアンチストークス光が入射されて、それぞれ入射光に対応する電気信号を出力する。
アンプ5stおよび5asは、O/E変換器4stおよび4asから出力された電気信号をそれぞれ増幅する。A/D変換器6stおよび6asは、アンプ5stおよび5asから出力された信号をそれぞれディジタル信号に変換する。
演算制御部7は、A/D変換器6stおよび6asから出力されたディジタル信号に基づいて後方散乱光の2成分、すなわち、ストークス光とアンチストークス光の強度比から温度を演算し、その時系列に基づいて光ファイバ3に沿った温度分布を表示手段(図示せず)に表示する。なお、演算制御部7にはあらかじめ、強度比と温度の関係がテーブルや式の形で記憶されている。また、演算制御部7は、光源1にタイミング信号を送り、光源1から出射される光パルスのタイミングを制御する。
次に温度分布測定の原理を説明する。ストークス光およびアンチストークス光の信号強度を光源1における発光タイミングを基準にした時間の関数として表すと、光ファイバ3中の光速が既知であるので、光源1を基準にして光ファイバ3に沿った距離の関数に置き換えることができる。すなわち、横軸を距離とし、光ファイバの各距離地点で発生したストークス光およびアンチストークス光の強度、つまり距離分布とみなすことができる。
一方、アンチストークス光強度Iasとストークス光強度Istはいずれも光ファイバ3の温度に依存し、さらに、両光の強度比Ias/Istも光ファイバ3の温度に依存する。したがって、強度比Ias/Istが分かればラマン散乱光が発生した箇所の温度を知ることができる。ここで、強度比Ias/Istは距離xの関数Ias(x)/Ist(x)であるから、この強度比Ias(x)/Ist(x)から光ファイバ3に沿った温度分布T(x)を求めることができる。
図6は従来の光ファイバ温度分布測定装置の一例を示すブロック図であり、図5と共通する部分には同一の符号を付けている。
図6において、光分波器2と光ファイバ3との間には数十m巻回された光ファイバよりなる温度基準部9がコネクタ接続部13を介して設けられていて、この温度基準部9には実際の温度を測定するためのたとえば白金測温抵抗体よりなる温度計10が設けられている。この温度計10の出力信号は、演算制御部7に入力されている。なお、温度センサとして用いる光ファイバ3の近傍にも、実際の温度を測定するためのたとえば白金測温抵抗体よりなる基準温度計11が設けられている。
このような構成において、光ファイバ3のある区間の温度がT(K)の時、温度がT(K)の位置から後方散乱されるアンチストークス光(AS)とストークス光(ST)との強度比は、(1)式で求められる。
Figure 0005152540
as :アンチストークス(AS)とストークス(ST)測定系の利得の比
ω0 :光源1の光周波数
ωr :光ファイバ3のラマンシフト周波数(rad/s)
h :プランク定数(6.626×10-34 Js)
k :ボルツマン定数(1.38×10-23 JK-1
ここで、
Figure 0005152540
とした場合、実際のシステムではLnは未知であるが、この値は、温度基準部9に設けられている温度計10の温度データから以下のように求めることができる。
温度基準部9に設けられている温度計10の温度をT0温度基準部9に用いる光ファイバから後方散乱されるアンチストークス光とストークス光の強度比Ias/IstをG0(T0)とすると、式(1)、(2)から、
Figure 0005152540
となる。
この値を使い、光ファイバ3の温度がT(K)の位置から後方散乱されるASとSTの光強度比(Ias/Ist)から温度Tを求める式は、式(1)、(3)から、
Figure 0005152540
となる。
なお、ここでは、光ファイバ3のラマンシフト周波数と温度基準部9に用いる光ファイバのラマンシフト周波数は同一と仮定している。
実際には装置本体と光ファイバ3の接続部分13での損失や、光ファイバ3の真のラマンシフト周波数と計算に使っているラマンシフト周波数との違いによる誤差が生じるため、光ファイバ3の近傍に配置した基準温度計11を使って真の温度を測定しておき、温度計算に用いるラマンシフト周波数(ωr)の微調整や、式(4)で求めた温度Tに対し係数やオフセットによる補正を行っている。
また、実際には、アンチストークス光とストークス光が光ファイバを伝搬する際の光ファイバ損失が若干異なるため、この損失差に対する補正があらかじめ行われているものとする。
係数およびオフセット補正の例としては次のような方法がある。
r=A×T+C (5)
r :補正後の温度(K)
T :補正前の温度(K)
A :係数補正値
C :オフセット補正値
また、接続部13での損失や温度基準部9に用いる光ファイバと、センサとして用いる光ファイバ3のラマンシフト周波数の違いによる誤差を無くすために、たとえば特許文献1に開示されているように、温度計算のための基準となる温度基準部を装置外部の測定用光ファイバの経路に設ける方法が提案されている。
特開2008−249515号公報
しかし、図6に示す従来の構成によれば、ラマンシフト周波数の微調整を行いフィッティングする場合、計算に使うラマンシフト周波数を微調整しながら温度を再測定するという繰り返しの作業が必要であり、校正に多くの時間を要することになる。
また、ラマンシフト周波数の微調整を行っても、温度基準部9に用いている光ファイバと温度センサとして用いる光ファイバ3のラマンシフト周波数が異なることによる温度計算誤差が発生してしまう。
また、式(5)のように係数やオフセットによる補正を行う場合、ラマン散乱強度と温度の関係が非線形であるのに対し、線形での補正を行うことになるため、補正に使った温度から離れた温度測定では誤差が生じてしまう。
さらに、特許文献1に開示されているように、温度計算のための基準となる温度基準部を装置本体外部の測定用光ファイバの経路に設ける場合には、それらの構成が複雑になるとともに、温度基準部を測定用光の設置現場で構築しなければならず、温度補正に関わる作業が複雑になってしまうという問題もある。
本発明はこれら課題を解決するもので、その目的は、温度補正処理を簡略化するとともに補正精度の向上が図れる光ファイバ温度分布測定装置を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
光ファイバをセンサとして用い、ラマン後方散乱光を利用して前記光ファイバに沿った温度分布を測定するように構成された光ファイバ温度分布測定装置において、
前記センサとして用いる光ファイバの近傍に設けた基準温度測定手段と、
装置内部に設けられている温度基準部に用いる光ファイバのラマンシフト周波数、前記センサとして用いる光ファイバのラマンシフト周波数および前記基準温度測定手段で測定した真の温度値をパラメータとする補正式を用いて測定温度を補正する温度補正手段、
を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載の光ファイバ温度分布測定装置において、
前記補正式として以下の式を用いることを特徴とする。
Figure 0005152540
ω 1 :光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
ω r :温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(rad/s)
T :補正前の装置で計算した温度(K)
1 :基準温度計11で測定した基準温度(K)
1 ’:基準温度がT 1 の時の補正前の測定温度 (K)
r :補正後の温度(K)
請求項3記載の発明は、
請求項1記載の光ファイバ温度分布測定装置において、
前記補正式として請求項2の補正式とともに以下の式を用いることを特徴とする。
Figure 0005152540
ω 1 :光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
ω r :温度基準部9の真のラマンシフト周波数(rad/s)
1 ,T 2 :基準温度計11で測定した基準温度(K)
1 ’,T 2 ’:基準温度がT 1 ,T 2 の時の補正前の測定温度 (K)
請求項4記載の発明は、
請求項1から3のいずれかに記載の光ファイバ温度分布測定装置において、
前記温度補正手段は、前記基準温度測定手段の温度測定データをリアルタイムに取り込むことを特徴とする。
本発明によれば、温度校正処理を簡略化するとともに、高精度の温度補正が行える光ファイバ温度分布測定装置を提供できる。
本発明の一実施例を示すブロック図である。 演算制御部7と温度補正部12の具体例を示すブロック図である。 本発明の補正式による温度補正の効果例を示す説明図である。 本発明の他の実施例を示すブロック図である。 光ファイバ温度分布測定装置の基本構成例を示すブロック図である。 従来の光ファイバ温度分布測定装置の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、図6と共通する部分には同一の記号を付して重複する説明は省略する。図1と図6の相違点は、図1では演算制御部7に温度補正部12が接続されていることである。
温度補正部12は、温度センサとして用いる光ファイバ3の任意の位置の近傍に設けられた基準温度計11の温度測定データと本発明による補正式を用いて装置本体の演算制御部7で演算される温度に対する補正を行い、高精度の温度測定結果を出力する。
以下の説明では、温度基準部9に用いる光ファイバおよび光ファイバ3のラマンシフト周波数が異なる場合、さらに、両者の接続部13がアンチストークス光とストークス光で異なる損失値を有する場合を考える。
温度補正部12による温度補正は、以下の手順で行う。
まず、従来と同様に、アンチストークス光ASとストークス光STの強度比と装置本体に内蔵された温度基準部9に設けられている温度計10の測定データを用い、式(4)に基づき温度Tを求める。この時、式(4)の計算の際に用いる光ファイバ3のラマンシフト周波数として、温度基準部9に用いる光ファイバのラマンシフト周波数ω r を用いる。
次に、式(4)により求めた温度Tに対し、以下の補正式を用いて補正を行う。
Figure 0005152540
ここで、ω1は温度センサとして用いる光ファイバ3の真のラマンシフト周波数に相当し、基準温度計11の近傍にある光ファイバの一定区間(数m〜数十m)の温度を2点(T 1 ,T 2 )設定し、その際に、式(4)で得られる温度T 1 ’,T 2 ’を用いて式(7)で演算される値を用いる。
Figure 0005152540
ω1光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
ωr :温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(rad/s)
T :補正前の装置で計算した温度(K)
1,T2 :基準温度計11で測定した基準温度(K)
1’,T2’:基準温度がT1,T2の時の補正前の測定温度(K)
r :補正後の温度(K)
基準温度計11の近傍にある光ファイバの一定区間(数m〜数十m)の温度を2点(T 1 ,T 2 )設定する方法としては、気温の変化の少ない2つの時間帯を利用したり、一定区間を氷水に浸すことなどで実現できる。なお、このプロセスは常に必要なものではなく、基本的には1回のみでよい。
上記式(7)基準温度計11の近傍にある光ファイバの一定区間の温度を2点設定して光ファイバ3の真のラマンシフト周波数を求める方法であるが、温度センサとして用いる光ファイバ3の真のラマンシフト周波数ω1があらかじめ分かっている場合は、式(7)によるω1の計算は不要となり、式(6)により1およびT1’のみを使用した1点温度での校正が可能となる。
以上のように式(6)、(7)を使って補正することで、ラマンシフト周波数の微調整や、係数、オフセットによる調整が不要となり、パラメータの追い込みも不要で、校正が短時間で行える。また校正による誤差も少なくなる。以下に、式(6)、(7)に基づく補正について説明する。
式(1)から、温度基準部9に用いられている光ファイバから後方散乱されるアンチストークス光(AS)とストークス光(ST)との強度比は、以下の式で表せる。
Figure 0005152540
ここで、
G 0 (T 0 ):温度基準部9の温度がT 0 の時に温度基準部9に用いる光ファイバから後方散乱されるAS光とST光の強度比
Gas :ASとST測定系の利得比
ω0光源1の光周波数
ωr :温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(rad/s)
であり、Lr式(9)で表される。
Figure 0005152540
一方、演算制御部7で、光ファイバ3の任意の位置から後方散乱されるAS、STの光強度比{(Ias/Ist)=G}から温度Tを計算するのにあたっては、式(4)に基づく式(10)で計算される。
Figure 0005152540
ここで、ωdは演算制御部7で温度計算パラメータとして使用したラマンシフト周波数である。
温度センサとして用いる光ファイバ3の任意の位置の温度がTrの時、その位置において後方散乱されるアンチストークス光とストークス光の光強度比{(Ias/Ist)=G1(Tr)}は式(11)のようになる。
Figure 0005152540
ここで、式(11)における 1 は式(12)で表される。
Figure 0005152540
式(12)において、
ω1 :温度センサとして用いる光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
ΔGc装置と光ファイバ3を接続するコネクタ13のAS光とST光における損失比である。
式(10)、(11)より、光ファイバ3の任意の位置の温度がTrの時に演算制御部7で計算されるその位置の温度Tは、式(13)のように表せる。
Figure 0005152540
Figure 0005152540
Figure 0005152540
式(13)から、装置内部の温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(ωr)と計算に用いるラマンシフト周波数(ωd)が等しい場合、右辺のT0に関係する項は消えて、温度センサとして用いる光ファイバ3の温度計算値は 0 に依存しないことになる。従って、 0 が変動した場合でも式(13)から求められる温度測定値が変動しないようにするには、温度計算に用いるラマンシフト周波数として、本体温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数の値を使う必要がある。
装置内部の温度基準部9に用いる光ファイバのラマンシフト周波数が既知で、温度計算にはその真のラマンシフト周波数を用いるものとして、温度センサとして用いる光ファイバ3の温度校正について説明する。
式(13)において、ωd=ωrとすると、光ファイバ3の任意の位置の真の温度がT r の時のその位置の温度測定値Tは以下のようになる。
Figure 0005152540
式(14)からTとTrの関係を逆に求めると式(15)のようになる。
Figure 0005152540
式(15)は、演算制御部7で計算された温度Tから真の温度Trを導き出す式となる。ここで、X=−log(L1)+log(Lr)−log(ΔGc)とすると、Xは光ファイバ3の近傍に設けられた基準温度計11の温度測定データから以下のように求めることができる。
光ファイバ3の任意の位置の真の温度Trとそのときに演算制御部7で計算された温度Tとの関係は、式(14)を書き直すと式(16)のようになる。
Figure 0005152540
基準温度計11で測定した基準温度がT 1 、そのときの温度計算値がT1’であったとすると、Xは式(16)から式(17)のように求められる。
Figure 0005152540
これら式(15)と式(17)を組み合わせることにより、式(6)に示した温度校正の演算式を以下に示すように導くことができる。
Figure 0005152540
Figure 0005152540
Figure 0005152540
T:演算制御部7で計算した補正前の温度計算値(K)
1:基準温度計11で測定した基準温度(K)
1’:基準温度がT1の時の補正前の測定温度(K)
r :補正後の温度(K)
ω1:光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
ωr:温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(rad/s)
このように温度校正の式(18)を導く過程で、補正後の温度Trの計算がコネクタ13のAS光、ST光における損失比ΔGcに無関係なことがわかる。これは、本補正によって、装置と温度センサとして用いる光ファイバ3の接続部であるコネクタ13における損失の影響も含まれて補正されていることを示している。
式(18)は基本的に1点での温度校正の式であって、温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数ω r およびセンサとして用いる光ファイバ3の真のラマンシフト周波数ω1があらかじめ分かっている場合に適用できる。ラマンシフト周波数ω1が分からない場合は、以下に説明するように、式(7)を使い2点での温度校正によりω1を計算すればよい。
式(1)から、式(19)が得られる。
Figure 0005152540
温度センサとして用いる光ファイバ3の真のラマンシフト周波数がω1で、光ファイバ3の任意の位置における真の温度がT 1 の時に、補正前の測定温度としてT1’と計算されたとすると、式(1)および式(19)より次式が成り立つ。
Figure 0005152540


Figure 0005152540
また、温度センサとして用いる光ファイバ3の真のラマンシフト周波数がω1で、光ファイバ3の任意の位置における真の温度2の時に補正前の測定温度としてT2’と計算されたとすると、同様に次式が成り立つ。
Figure 0005152540
式(20)の両辺から式(21)の両辺を差し引くと、式(22)が得られる。
Figure 0005152540
この式(22)から2点での温度校正時に用いる式(7)が導かれる。
Figure 0005152540
ω1 :センサ部3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
ωr :温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(rad/s)
1,T2 :基準温度計11で測定した基準温度(K)
1’,T2’:基準温度がT1,T2の時の補正前の装置で計算した温度(K)
図2は、演算制御部7と温度補正部12の具体例を示すブロック図である。
まず、演算制御部7は、式(4)で表される温度演算を行う温度演算部7aを中心に、プランク定数hおよびボルツマン定数kを格納する定数格納部7b、装置内部の基準温度部9に用いる光ファイバのラマンシフト周波数ωr を格納する内部基準温度部ラマンシフト周波数格納部7c、装置内部の基準温度部9の温度測定値T0を格納する内部基準温度格納部7d、装置内部の基準温度部9における光強度比G0(T0)を演算する内部基準温度部光強度比演算部7e、温度センサとして用いる光ファイバ3の光強度比Ias/Istを演算するセンサ光強度比演算部7fなどで構成されている。
そして、温度補正部12は、式(5)および式(19)で表される温度補正演算を行う温度補正演算部12aを中心に、演算制御部7の温度演算部7aで演算された温度Tを格納する演算温度格納部12b、装置内部の基準温度部9に用いる光ファイバのラマンシフト周波数ωr を格納する内部基準温度部ラマンシフト周波数格納部12c、温度センサとして用いる光ファイバ3の任意の位置の近傍に設けられた基準温度計11で測定した基準温度T1,T2を格納するセンサ基準温度格納部12d、基準温度がT1,T2の時の補正前の測定温度T1’,T2’を格納するセンサ基準温度部演算温度格納部12e、温度センサとして用いる光ファイバ3のラマンシフト周波数ω1を演算するセンサラマンシフト周波数演算部12fなどで構成されている。
図3は、本発明の補正式による温度補正の効果例を示す説明図である。この例で使用した補正式のパラメータは、以下のとおりである。
補正前の温度計算に用いたラマンシフト周波数ωr:72.4×1012 (rad/s)
基準温度1,T2: 295.85(K) (22.7(℃))、521.25(K) (248.1(℃))
温度補正前の温度計算値T1’,T2’: 298.15(K) (25.0(℃)), 540.25 ( 267.1(℃))
補正前の温度測定誤差は、実際の温度100℃で約6℃、250℃で約19℃と、大きくなっている。これは、装置と温度センサとして用いる光ファイバ3の接続損失による誤差および装置内部の温度基準部9に用いている光ファイバのラマンシフト周波数と温度センサとして用いる光ファイバ3のラマンシフト周波数との差によるものと考えられる。これに対し、本発明による補正式を用いた補正後の温度測定誤差は、実際の温度100℃で−0.1℃以下になって250℃ではほぼ0℃と小さくなり、大幅に改善されている。
なお、上記実施例では、温度センサとして用いる光ファイバ3の任意の位置の近傍に基準温度計11を配置し、その温度測定データをオフラインで取得して演算制御部7の計算パラメータとして使用する方法を示したが、装置本体と温度センサとして用いる光ファイバ3との接続損失が変動してしまうような場合には、図4に実線で示すように、基準温度計11のデータをリアルタイムに取り込み、温度補正式のパラメータをリアルタイムに変化させるようにしてもよい。
1 光源
2 光分波器
3 光ファイバ
4st,4as O/E変換器
6st,6as A/D変換器
7 演算制御部
7a 温度演算部
7b 定数格納部
7c 内部基準温度部ラマンシフト周波数格納部
7d 内部基準温度格納部
7e 内部基準温度部光強度比演算部
7f センサ光強度比演算部
8 パルス発生部
9 温度基準部
10 温度計
11 基準温度計
12 温度補正部
12a 温度補正演算部
12b 演算温度格納部
12c 内部基準温度部ラマンシフト周波数格納部
12d センサ基準温度格納部
12e センサ基準温度部演算温度格納部
12f センサラマンシフト周波数演算部
13 コネクタ接続部

Claims (4)

  1. 光ファイバをセンサとして用い、ラマン後方散乱光を利用して前記光ファイバに沿った温度分布を測定するように構成された光ファイバ温度分布測定装置において、
    前記センサとして用いる光ファイバの近傍に設けた基準温度測定手段と、
    装置内部に設けられている温度基準部に用いる光ファイバのラマンシフト周波数、前記センサとして用いる光ファイバのラマンシフト周波数および前記基準温度測定手段で測定した真の温度をパラメータとする補正式を用いて測定温度を補正する温度補正手段、
    を設けたことを特徴とする光ファイバ温度分布測定装置。
  2. 前記補正式として以下の式を用いることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ温度分布測定装置。
    Figure 0005152540
    ω 1 :光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
    ω r :温度基準部9の真のラマンシフト周波数(rad/s)
    T :補正前の装置で計算した温度(K)
    1 :基準温度計11で測定した基準温度(K)
    1 ’ :基準温度がT 1 の時の補正前の測定温度(K)
    r :補正後の温度(K)
  3. 前記補正式として請求項2の補正式とともに以下の式を用いることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ温度分布測定装置。
    Figure 0005152540
    ω 1 :光ファイバ3の真のラマンシフト周波数(rad/s)
    ω r :温度基準部9に用いる光ファイバの真のラマンシフト周波数(rad/s)
    1 ,T 2 :基準温度計11で測定した基準温度(K)
    1 ’,T 2 ’:基準温度がT 1 ,T 2 の時の補正前の測定温度(K)
  4. 前記温度補正手段は、前記基準温度測定手段の温度測定データをリアルタイムに取り込むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光ファイバ温度分布測定装置。
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