JP4784344B2 - 光ファイバ分布型温度測定装置 - Google Patents
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Description
光ファイバをセンサとして温度を測定する光ファイバ分布型温度測定装置において、
パルス光を出射するパルス光源と、前記パルス光を前記光ファイバに入射し、前記光ファイバから戻ってくる後方ラマン散乱光をストークス光及びアンチストークス光に分波する波長分波器と、前記ストークス光を電気信号に変換する第1の受光部と、前記アンチストークス光を電気信号に変換する第2の受光部と、前記第1の受光部からの電気信号をサンプリングする第1のサンプリング部と、前記第2の受光部からの電気信号をサンプリングする第2のサンプリング部と、前記パルス光の光強度を設定し、前記ストークス光が自然ラマン散乱光である測定条件下で前記第1のサンプリング部にサンプリングされた第1のデータと、前記アンチストークス光が誘導ラマン散乱光であると共に線形となる測定条件下で前記第2のサンプリング部にサンプリングされた第2のデータを用いて温度を算出する演算制御部とを備えたことにより、測定時間の短縮及び測定精度の向上が可能になる。
光ファイバをセンサとして温度を測定する光ファイバ分布型温度測定装置において、
パルス光を出射するパルス光源と、前記パルス光を前記光ファイバに入射し、前記光ファイバから戻ってくる後方ラマン散乱光をストークス光とアンチストークス光に分波する波長分波器と、前記ストークス光、若しくは、前記アンチストークス光を選択する光スイッチと、この光スイッチから出射される光を電気信号に変換する受光部と、前記受光部からの電気信号をサンプリングするサンプリング部と、前記パルス光の光強度を設定し、前記ストークス光が自然ラマン散乱光である測定条件下で前記ストークス光を選択するように前記光スイッチを制御すると共に前記サンプリング部にサンプリングされた第1のデータを取得し、前記アンチストークス光が誘導ラマン散乱光であると共に線形となる測定条件下で前記アンチストークス光を選択するように前記光スイッチを制御すると共に前記サンプリング部にサンプリングされた第2のデータを取得し、前記第1のデータ及び前記第2のデータを用いて温度を算出する演算制御部とを備えたことにより、測定時間の短縮及び測定精度の向上が可能になる。
請求項1若しくは請求項2記載の光ファイバ分布型温度測定装置において、
前記パルス光源が、
レーザダイオードを使用していることにより、測定時間の短縮及び測定精度の向上が可能になる。
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイバ分布型温度測定装置において、
前記パルス光源が、
光アッテネータにより前記パルス光の光強度を変化させていることにより、測定時間の短縮及び測定精度の向上が可能になる。
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイバ分布型温度測定装置において、
前記パルス光源が、
光アンプにより前記パルス光の光強度を変化させていることにより、測定時間の短縮及び測定精度の向上が可能になる。
請求項1,3,4及び請求項5の発明によれば、自然ラマン散乱光の条件下でストークス光強度を取得し、誘導ラマン散乱光の条件下でアンチストークス光強度を取得し、強度比から光ファイバの温度分布を求めることにより、S/N比が改善されたアンチストークス光強度を取得することができるので、測定時間の短縮及び測定精度の向上が可能になる。
2 波長分波器
3,5 受光部
4,6 サンプリング部
7,9,11 演算制御部
10 光スイッチ
100 光ファイバ
Claims (5)
- 光ファイバをセンサとして温度を測定する光ファイバ分布型温度測定装置において、
パルス光を出射するパルス光源と、
前記パルス光を前記光ファイバに入射し、前記光ファイバから戻ってくる後方ラマン散乱光をストークス光及びアンチストークス光に分波する波長分波器と、
前記ストークス光を電気信号に変換する第1の受光部と、
前記アンチストークス光を電気信号に変換する第2の受光部と、
前記第1の受光部からの電気信号をサンプリングする第1のサンプリング部と、
前記第2の受光部からの電気信号をサンプリングする第2のサンプリング部と、
前記パルス光の光強度を設定し、前記ストークス光が自然ラマン散乱光である測定条件下で前記第1のサンプリング部にサンプリングされた第1のデータと、前記アンチストークス光が誘導ラマン散乱光であると共に線形となる測定条件下で前記第2のサンプリング部にサンプリングされた第2のデータを用いて温度を算出する演算制御部と
を備えたことを特徴とする光ファイバ分布型温度測定装置。 - 光ファイバをセンサとして温度を測定する光ファイバ分布型温度測定装置において、
パルス光を出射するパルス光源と、
前記パルス光を前記光ファイバに入射し、前記光ファイバから戻ってくる後方ラマン散乱光をストークス光とアンチストークス光に分波する波長分波器と、
前記ストークス光、若しくは、前記アンチストークス光を選択する光スイッチと、
この光スイッチから出射される光を電気信号に変換する受光部と、
前記受光部からの電気信号をサンプリングするサンプリング部と、
前記パルス光の光強度を設定し、前記ストークス光が自然ラマン散乱光である測定条件下で前記ストークス光を選択するように前記光スイッチを制御すると共に前記サンプリング部にサンプリングされた第1のデータを取得し、前記アンチストークス光が誘導ラマン散乱光であると共に線形となる測定条件下で前記アンチストークス光を選択するように前記光スイッチを制御すると共に前記サンプリング部にサンプリングされた第2のデータを取得し、前記第1のデータ及び前記第2のデータを用いて温度を算出する演算制御部と
を備えたことを特徴とする光ファイバ分布型温度測定装置。 - 前記パルス光源が、
レーザダイオードを使用していることを特徴とする
請求項1若しくは請求項2記載の光ファイバ分布型温度測定装置。 - 前記パルス光源が、
光アッテネータにより前記パルス光の光強度を変化させていることを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイバ分布型温度測定装置。 - 前記パルス光源が、
光アンプにより前記パルス光の光強度を変化させていることを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイバ分布型温度測定装置。
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