JP5152031B2 - 画像処理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示部への表示や用紙への印刷を行うための画像作成プログラム及び情報処理装置に関し、特に文字データを含む画像データの画像サイズを、文字サイズに従って調整するようにした画像作成プログラム及び情報処理装置に関する。
文字データを含む画像データをCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal
Display)等の表示部の画面上に表示する場合、表示部の画面サイズや、そこに表示される画像のサイズによって、表示された画像の文字が判別できないことがある。下記特許文献1では、サムネイル表示によって多数の文書データを一覧表示した場合に、高い縮小率で縮小してしまうことによって画像内容の判読ができない、という問題点を解決している。
このサムネイル表示プログラムでは、サムネイル画像の元データに付与されているデータ名や作成日・更新日など、サムネイル画像の識別に用いることのできる情報を付加情報とし、予め定められた位置に重ねてサムネイル画像に対応付けて表示するようにしている。従って、サムネイル画像による文書の全体像を容易に理解でき、各サムネイル画像が似通っていても、付加情報によって各サムネイル画像を容易に識別することができるというものである。
特開2001−337994号公報
しかし、こうしたものでは、付加情報とサムネイル画像とがユーザにとって一致する場合には前述した効果は得られるものの、他人の作成した画像を取り扱うような場合、又は付加情報が適切ではないような場合には、サムネイル画像の内容が把握できないこともある。なお、このようなサムネイル画像の表示と同様の問題は、サムネイル画像をm行n列に配置し、これを印刷媒体(例えば、用紙)に印刷するいわゆるインデックス印刷においても生じ得る。
また、画像データのサイズに比較し、それを表示するための表示画面のサイズが小さい場合も上記同様の問題が生じる。すなわち、画面サイズの小さい表示部に、大きなサイズの画像データから作成した縮小画像(表示部に対して1ページ分の画像全体が表示可能な程度に縮小した縮小画像)を表示すると、その内容の把握が困難となる場合がある。
このような表示又は印刷の状態は、文字データを含む画像データである場合、特に、文字データが主又はその全てが文字データにより構成される画像データである場合において、顕著な問題となる
なお、出願人は、利用者が所望する表示又は印刷の態様とすることを可能ならしめる構成、具体的には、出力される画像について、これに含まれる文字が読みやすい大きさになるような倍率調整を行う構成について検討した上で、より容易な操作によって、これを実現することとした。
そこで、本発明は、文字データを含む画像データに基づき作成されたサイズ変更画像データの出力(表示及び印刷)に関し、サイズ変更画像データにおける文字サイズを適切な文字サイズ(例えば利用者が認識可能な程度の文字サイズ)で出力する技術を提供することを目的とする。
本発明の装置は、原画像を表す原画像データのサイズを変更してサイズ変更画像を表すサイズ変更画像データを生成し、前記サイズ変更画像データを出力デバイスに出力することによって、出力画像内の画像形成領域に画像を表現するための画像処理装置であって、
予め設定された基準文字サイズと前記原画像データに含まれる文字データに関する文字サイズとの比率と、前記原画像データの画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの目標画像サイズを決定する画像サイズ決定手段と、前記目標画像サイズに基づいて、前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成する画像データ生成手段と、前記出力画像内の前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記出力デバイスへの前記サイズ変更画像データの出力を制御する出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、出力デバイスは、例えば、表示デバイス(モニタ)であってもよいし、印刷デバイス(プリントエンジン)であってもよい。なお、出力デバイスが表示デバイスである場合には、出力画像は、表示デバイスに表示される全体画像(表示領域に相当する画像)であり、画像形成領域は、原画像(サイズ変更画像)を表現するための領域(枠)である。また、出力デバイスが印刷デバイスである場合には、出力画像は、記録媒体(例えば用紙)に印刷される全体画像(印刷領域に相当する画像)であり、画像形成領域は、原画像(サイズ変更画像)を表現するための領域(枠)である。
この装置では、サイズ変更画像データの目標画像サイズは、基準文字サイズと原画像データの文字サイズとの比率と、原画像データの画像サイズと、を用いて決定されるため、サイズ変更画像データの目標画像サイズを適切なサイズに設定することができ、この結果、サイズ変更画像に含まれる文字を適切なサイズで表現することが可能となる。
なお、文字サイズは、例えば、原画像データに含まれる複数の文字のうちの最小または最大のサイズであってもよいし、原画像データに含まれる複数の文字の平均のサイズであってもよい。さらに、文字サイズは、原画像データに含まれる複数の文字のうちの一部の文字の平均のサイズであってもよい。
また、サイズ変更画像データは、目標画像サイズを有していてもよいし、目標画像サイズよりも小さくてもよい。すなわち、サイズ変更画像データによって表わされる内容が原画像データによって表わされる内容と同じである場合には、サイズ変更画像データは目標画像サイズを有し、サイズ変更画像データによって表わされる内容が原画像データによって表わされる内容の一部である場合には、サイズ変更画像データは目標画像サイズよりも小さなサイズを有する。
上記の装置において、前記画像サイズ決定手段は、前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、特定文字を表す特定文字データを選択する選択手段を備え、前記画像サイズ決定手段は、前記文字データに関する前記文字サイズとして前記特定文字データに関する特定文字サイズを用いて、前記目標画像サイズを決定することが好ましい。
この構成を採用すれば、サイズ変更画像に含まれる特定文字が適切なサイズで表現されるように、サイズ変更画像を出力することができる。
なお、特定文字サイズは、例えば、特定文字のうちの最小または最大のサイズであってもよいし、特定文字の平均のサイズであってもよい。
上記の装置において、前記選択手段は、前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、予め設定されたキーワードと一致する文字列を示す前記特定文字データを選択するようにしてもよい。
この構成を採用すれば、キーワードと一致する文字列が適切なサイズで表現されるように、サイズ変更画像を出力することができる。
あるいは、上記の装置において、前記選択手段は、前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、最初の文字を含む1以上の文字を示す前記特定文字データを選択するようにしてもよい。
この構成を採用すれば、最初の文字を1以上の文字が適切なサイズで表現されるように、サイズ変更画像を出力することができる。なお、最初の文字を含む1以上の文字は、最初の文字を含む連続する2以上の文字であってもよい。
なお、特定文字は、例えば、原画像内において、最も多く使用されている文字(文字列)であってもいよい。
上記の装置において、前記出力制御手段は、前記特定文字データによって表わされる前記特定文字が、前記基準文字サイズとほぼ等しいサイズで前記画像形成領域内に表現されるように、前記サイズ変更画像データの出力を制御することが好ましい。
この構成を採用すれば、画像形成領域内に、特定文字を、基準文字サイズとほぼ等しいサイズで、確実に表現することが可能となる。画像形成領域内に特定文字が表現されれば、ユーザは特定文字を容易に確認することができ、この結果、ユーザは原画像の内容を容易に把握することができる。なお、基準文字サイズが、認識可能な文字サイズに設定されていれば、特定文字を認識可能に表現することができる。
上記の装置において、さらに、前記原画像データ内における前記特定文字データの出現位置を特定する特定手段を備え、前記出力制御手段は、前記サイズ変更画像データ内において、前記出現位置に対応する対応位置を特定し、前記対応位置が前記画像形成領域内に配置されるように、前記サイズ変更画像データの出力を制御するようにしてもよい。
なお、サイズ変更画像データの対応位置は、画像形成領域内の予め設定された基準の位置に一致するように、配置されてもよいし、画像形成領域内の基準の位置から所定の距離だけ離れた位置に一致するように、配置されてもよい。
上記の装置において、1つの前記出力画像内の複数の前記画像形成領域に、複数の前記原画像データから生成された複数の前記サイズ変更画像データによって表わされる複数の前記サイズ変更画像が表現される場合に、前記画像サイズ決定手段は、前記各原画像データ毎に、前記サイズ変更画像データの前記目標画像サイズを決定し、前記画像データ生成手段は、前記各原画像データ毎に、前記目標画像サイズに基づいて、前記サイズ変更画像データを生成し、前記出力制御手段は、前記複数の画像形成領域に前記複数のサイズ変更画像が表現されるように、前記複数のサイズ変更画像データの出力を制御するようにしてもよい。
上記の構成を採用すれば、1つの出力画像の複数の画像形成領域内に複数のサイズ変更画像を出力することができる。
また、各画像形成領域内に、各原画像データの文字サイズに適したサイズ変更画像を表現することができる。すなわち、各原画像データの文字サイズは互いに異なり得るが、各サイズ変更画像データの目標画像サイズは、各原画像データの文字サイズに応じて決定される。このため、各サイズ変更画像に含まれる文字が適切なサイズで表現されるように、各サイズ変更画像を出力することができる。
なお、複数のサイズ変更画像データの複数の目標画像サイズは、同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。
また、上記の装置において、複数の画像形成領域のサイズが同じであり、複数の画像形成領域がm行×n列のマトリクス状に配列される場合には、例えば、いわゆるインデックス出力(インデックス表示またはインデックス印刷)を実現することが可能である。
上記の装置において、前記画像サイズ決定手段は、前記基準文字サイズと前記原画像データに含まれる前記文字データに関する前記文字サイズとの比率と、前記原画像データの前記画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの候補画像サイズを決定する候補画像サイズ決定手段と、予め準備された互いに異なる複数種類の基準画像サイズの中から、前記候補画像サイズにほぼ等しい1種類の基準画像サイズを選択して、前記選択された1種類の基準画像サイズを、前記サイズ変更画像データの前記目標画像サイズとして決定する目標画像サイズ決定手段と、を備えていてもよい。
上記の構成を採用すれば、サイズ変更画像データの目標画像サイズが、予め準備された複数種類の基準画像サイズのうちのいずれかに設定されるため、処理を簡素化することができると共に、処理を迅速に実行することができる。
上記の装置において、前記目標画像サイズ決定手段は、前記原画像データに対応する前記候補画像サイズにほぼ等しい前記1種類の基準画像サイズを選択すると共に、前記原画像データを複数種類の配置パターンのうちの1種類の配置パターンに分類する前記分類手段であって、前記複数種類の配置パターンのそれぞれは、前記複数種類の基準画像サイズのそれぞれに対応し、前記複数種類の配置パターンのそれぞれは、対応する前記基準画像サイズを有する前記画像形成領域を規定する、前記分類手段を備えており、複数の前記原画像データから生成される複数の前記サイズ変更画像データによって表わされる複数の前記サイズ変更画像が、前記複数種類の配置パターンのうちのいずれかに従って表現される場合に、 前記画像サイズ決定手段は、前記各原画像データ毎に、前記候補画像サイズにほぼ等しい前記1種類の基準画像サイズを前記目標画像サイズとして決定すると共に、前記複数種類の配置パターンのうちの1種類の配置パターンに分類し、前記画像データ生成手段は、前記各種配置パターン毎に、前記目標画像サイズに基づいて、前記各種配置パターンに分類された前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成し、前記出力制御手段は、前記各種配置パターン毎に、前記各種配置パターンで規定される前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記サイズ変更画像データの出力を制御するようにしてもよい。
上記の構成を採用すれば、各原画像データ毎に、各原画像データを複数種類の配置パターンのうちのいずれかに分類し、各種配置パターン毎に、原画像データからサイズ変更画像データを生成してサイズ変更画像データを出力することができる。このため、各種配置パターン毎に、サイズ変更画像を出力することができる。
上記の装置において、前記目標画像サイズ決定手段は、前記複数種類の基準画像サイズと、前記候補画像サイズと、の間の複数の差分を算出し、前記複数の差分のうちの最も小さい差分に対応する前記1種類の基準画像サイズを選択することが好ましい。
上記の構成を採用すれば、サイズ変更画像内に含まれる文字が最も適切なサイズで表現されるように、サイズ変更画像を出力することができる。
なお、この発明は、画像処理装置、画像処理装置と出力デバイスとを含む画像出力装置、およびこれらの方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
実施形態の画像作成プログラムを格納したプリンタを示したブロック図である。 画面サイズでドキュメントを表示したプリンタの表示部を示した図である。 最適文字サイズでドキュメントを表示したプリンタの表示部を示した図である。 図面と文字を含むドキュメントを示した図である。 ドキュメントを表示部に表示する表示用画像作成プログラムを実行するメインフローを示した図である。 表示用画像作成プログラムのサブフローを示した図である。 表示用画像作成プログラムの実行をイメージした図である。 第2実施形態のインデックス印刷をイメージした図である。 分類管理テーブルを示した図である。 インデックス印刷用画像作成プログラムを実行するメインフローを示した図である。 インデックス印刷用画像作成プログラムのサブフローを示した図である。 インデックス印刷用画像作成プログラムの実行をイメージした図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の表示用画像作成プログラムを格納し、これを実行する情報処理装置の一例であるプリンタを示したブロック図である。
プリンタ10は、各種プログラムを実行し、プリンタ10の動作を制御するCPU11を有し、本実施形態の表示用画像作成プログラムを含むプリンタ10の動作を制御するためのプログラムなどが格納されたメモリであるROM12や、CPU11の処理に必要なデータなどを一時的に記憶するための読み書き可能なメモリであるRAM13がバスライン19を介して接続されている。
また、プリンタ10には、その他にUSBメモリなどの外部メモリを挿入するメモリ挿入部14や、パーソナルコンピュータなどから送信される印刷データの受信を可能にするインターフェース(I/F)15、そして印刷対象の画像などを表示する表示部16や各種の動作指令やデータ等を入力するための操作部17を有し、これらがバスライン19でCPU11に接続されている。表示部16は、LCDやLED等の表示素子によって構成され、操作部17は、各種のスイッチ群によって構成されている。更に、搬送された記録用紙に印字ヘッドを移動させて印刷を行う印刷部18を有し、これもバスライン19によって接続されている。
(第1実施形態)
ここで説明するプリンタ10に格納された表示用画像作成プログラムは、表示部16に画像データ(いわゆるワープロ等のソフトウェアにより作成された文書データ(レイアウト情報又は修飾情報を含むデータ)。なお、この場合において画像サイズは、レイアウト情報として設定された用紙サイズである。)及びJPEGデータ等のデータ(以下、「ドキュメント」という。)に係る画像を表示するためのプログラムである。すなわち、表示部16に表示されるドキュメントに含まれる文字データがユーザにとって適切に認識可能な程度の文字サイズで表示するようにしたものである。
図2及び図3は、プリンタ10の表示部16及び操作部17について、表示用画像作成プログラムの実行に関係する必要な構成のみを簡素化して示した図である。不図示のプリンタ本体前面には表示部16の画面160(本実施形態においては、画面160全体に画像を表示可能とする。すなわち、画面160の特定領域を表示領域として用いることができる。)が設けられ、その下には操作部17の一部である画像サイズ変更ボタンが取り付けられている。ここでは、画面160に表示された画像を5%の間隔で拡大するプラスボタン171と縮小するマイナスボタン172と、設定した文字サイズで画像を表示する最適ボタン173が設けられている。
プリンタ10によって外部メモリ20に保存されているドキュメントを印刷する場合、先ず外部メモリ20がメモリ挿入部14に差し込まれ、ドキュメントが読み出されて画面160にこのドキュメントに基づき作成された画像が表示される。そして、画面160に表示された画像を見てユーザがその内容を確認する。
本実施形態では、ドキュメントに含まれる文字を認識できる適切な文字サイズの画像を作成して、それを画面160に表示するようにしたものである。
また、表示用画像作成プログラムを実行するにあたり、プリンタ10のROM12には、予め画像を表示する画面160の画面サイズデータ(縦横寸法)が固定値として記憶されている。
なお、プリンタ10は、最適ボタン173が押下された場合、表示される画像に含まれる文字の文字サイズが最適に設定されるように構成されている。すなわち、ユーザは、かかる文字サイズを、ユーザ自身が読みやすい大きさの文字になるように入力可能で、プリンタ10はこれを設定値として記憶することができる(以下の説明において、この設定値を、「最適文字サイズ」という。)。
例えば、ドキュメントの画像を画面160に表示するに際し、先ず、図2に示すように、1ページ分の表示用縮小画像が全て画面160の表示領域160aに収まるように表示されるようになっている(全体の大きさが、表示領域160aに一致又は略等しいサイズの表示用縮小画像が表示される。以下、かかる表示がなされた状態について「初期画面」ともいう。)。しかし、これでは表示用画像に含まれる文字が小さくなり、その文字に基づいた内容の認識(ドキュメントの識別)ができない場合がある。なお、本実施形態では、ドキュメントのサイズが画面160の表示領域160aのサイズより大きいとの前提の下、説明する。したがって、画面160に表示される画像等に対して「縮小」との用語を含めた名称を用いる。
本実施形態のプリンタ10において、ユーザは2つの方法を選択することができる。その一つは、プラスボタン171を用いて初期画面の表示用縮小画像を徐々に拡大(拡大しすぎた場合においては、マイナスボタン172を用いて縮小)する方法である。
他の一つは、最適ボタン173による方法である。この方法による表示態様は、例えば、図2に示す初期画面の表示用縮小画像が、最適ボタン173の押下によって図3に示す最適縮小画像に切り換えられる、といった具合で変化する。その概念をより具体的に説明すると、図2に示す表示対象となっているドキュメントに含まれる文字データの文字サイズが12ポイントで、最適文字サイズが6ポイントであるとすると、最適ボタン173の押下によって文字サイズが半分になるように縮小された最適縮小画像サイズを有する最適縮小画像が作成され、最適縮小画像に基づいた表示が画面160にされることとなる。最適縮小画像サイズは、処理対象となっているドキュメントに含まれる所定の文字データの文字サイズが検出(決定)され、最適文字サイズと、その検出された文字サイズと、の比率に従って倍率が算出されるとともに、この倍率及び処理対象のドキュメントの画像サイズに基づき算出される。
ここで、表示対象となっているドキュメントに含まれる文字データの文字サイズの特定は、次に記載する手法等により行うことができる。
例えば、ドキュメント内の最初の文字又は最初の文字から数文字(予め設定された文字数)を対象文字として集計し、算出する。具体的には、横書きの場合には左上の位置、また縦書きの場合には右上の位置の文字を基準として行う。このような位置に記載されている文字は、文の書き出しやタイトルとなっている場合が多く、これを対象としてドキュメントの文字サイズを算出するようにする。
その他にも、ドキュメントの最初のページについて全ての文字を集計し、その中から最も使用される文字(使用回数の多い文字)を対象文字とし、その大きさをドキュメントの文字サイズとしてもよい。又は、ドキュメントの最初のページについて全ての文字を集計し、その中から最も小さい、或いは、最も大きい文字を対象文字とし、その文字サイズをドキュメントの文字サイズとしてもよい。
更に、ドキュメントの最初のページについて全ての文字を集計し、その文字サイズの平均値を算出してその大きさをドキュメントの文字サイズとしてもよい。複数ページのドキュメントについては、前述したように最初のページだけを対象としてもよいが、更に全ページの文字を集計してドキュメントの文字サイズを決定するようにしてもよい。
なお、後述する本実施形態の具体的説明では、最初の文字から6文字を対象文字とし、それらの平均値を対象文字の文字サイズとして説明する。
なお、本実施形態では、前述したように文字データを含むドキュメントを対象するのであるが、画面160への表示の対象となる外部メモリ20に保存されているドキュメントの中には、例えば、JPEGデータが混在している場合もある。このような場合には、データの本体部分には文字データが存在せず、したがって、倍率の算出ができず、その結果、最適縮小画像サイズも算出できない。そのため、文字を含まないドキュメントについては、図2に示すような態様で表示したり、ユーザが予め設定した所定の画像サイズで表示するようにする。
ところで、最適ボタン173に基づいた表示では、画面領域のサイズより最適縮小画像サイズが大きい場合もある。この場合、1ページ分の画像が全て収まりきらず一部が切れてしまう(一部のみが画面160に表示される。)。そうした場合でも、ドキュメントの内容が文字から適切に理解できるような表示を行うことが好適である。そこで、本実施形態のプリンタ10は、最適文字サイズで画面160に最適縮小画像を表示する場合には、最適縮小画像に含まれる何れかの文字が表示領域160a内に表示されるよう、最適縮小画像に基づく表示を制御するようにしている。
例えば、図4は、ドキュメントに基づく画像(複数ページから構成されているドキュメントであれば、所定(例えば、先頭ページ)の1ページ分の画像)を示した図である。このドキュメント100には、例えば、1ページ分のドキュメントサイズ枠110内に、上方の図面エリア111と下方の文字エリア112が存在し、図面エリア111には図面が含まれる一方、文字エリア112には文字が含まれている。
最適文字サイズによる表示が、例えば、図4中、最適縮小画像の左上隅、及び、表示領域160aの左上隅(角)を基準として行われた場合、何も表示されない(空白部分が表示される。)、又は画面160の表示領域160aに表示用縮小画像(の一部)のみが表示されるといった状況も発生し得る。これでは、表示される文字に基づきドキュメントの内容を把握しようとしているユーザに対し、この機能に基づく利益を十分に提供することができない(文字を表示させるべく、表示されている最適縮小画像をスクロール等する必要も生じる)。従って、最適文字サイズで最適縮小画像を画面160の表示領域160aに表示する場合には、ユーザにとって有効な箇所を表示する必要がある。そこで、本実施形態では、文字エリア112の最初の6文字は少なくとも画面160に表示することとしている。
従って、文字エリア112がドキュメント100の先頭部分に存在しない場合であっても、最適縮小画像中の文字が画面160の表示領域160a内にユーザが認識可能な程度の大きさで表示される(図3参照)。なお、本実施形態において、最適画像サイズは、最初の行の6文字を対象文字として算出されるため、文字エリア112の第1行目の文字「Abcdef」が画像データに含まれる文字データの文字サイズを求める対象文字となり、その先頭文字である「A」が、表示領域160aの左上隅(角)部分(以下、「表示領域160aの基準位置」という。)に配置されるようにして、最適縮小画像が表示される(図3参照)。
表示用画像作成プログラムの実行に当たっては、最適縮小画像を管理するための最適縮小画像管理テーブルと、表示用縮小画像を管理するための表示用縮小画像管理テーブルと、が作成される。
最適縮小画像管理テーブルには、(1)最適縮小画像サイズの算出基準となるドキュメント内に含まれる対象文字の文字サイズ(以下の説明において「ドキュメント文字サイズ」という。)、(2)最適縮小画像を表示した際に、前記対象文字を画面の所定位置に配置する位置情報を示す「最適縮小画像表示位置」、(3)最適縮小画像の画像サイズを示す「最適縮小画像サイズ」、(4)最適縮小画像サイズで表示するために作成された「最適縮小画像データ」が保存される。
一方、表示用縮小画像管理テーブルには、(1)表示に際し、表示領域160aの基準位置に配置される表示用縮小画像の位置を示す「表示用縮小画像表示位置」、(2)初期画面において表示される表示用縮小画像の画像サイズを示す「表示用縮小画像サイズ」、(3)初期画面において表示の対象となる「表示用縮小画像データ」が保存される。ここで、初期画面において表示される表示用縮小画像(以下、「初期画像」という。)の画像サイズは、画面160の表示領域160aのサイズに一致又は同等である(図2参照。図2において画面160内に描画された四角形部分はドキュメントの外延を示すとともに、これは表示領域160aに一致する。)ため、初期画像において表示用縮小画像表示位置は、左上隅(角)である。
なお、アイドリング状態の時に予め最適縮小画像データを作成して最適縮小画像管理テーブルに登録させておくことにより、最適ボタン173による方法が選択された場合に、最適縮小画像を早期に画面160に表示することができる。すなわち、最適縮小画像データをアイドル状態において作成することで、最適ボタン173の選択を条件として、これに登録された最適縮小画像データを表示用縮小画像管理テーブルにそのままコピーし、これを表示することとしている。
ところで、画面160に表示する最適文字サイズには初期値が設定されている。したがって、ユーザにとってのこの初期値とは異なる最適文字サイズを設定したい場合、設定変更を行う必要がある。そのための最適文字サイズ設定プログラムがROM12に格納されている。
例えば、プリンタ10の操作部17において不図示の最適文字設定ボタンが押されることにより、この最適文字サイズ設定プログラムが実行され、画面160に最適文字サイズを設定するためのサイズ設定メニュー(図示せず)が表示される。そして、ユーザが所望する文字サイズ(ポイント数)をテンキーによって入力することにより、その入力値への変更が行われるような構成とすることができる。或いは、初期値の文字サイズで表示されたテスト文字(abcdef…)を、ボタン171,172を押してサイズの変更を行い、ユーザが最適と判断する文字サイズで表示した状態において、例えば、最適ボタン173を長押しを条件として、その文字サイズが最適文字サイズとして設定されるような構成を採用することもできる。
続いて、画面160に表示するドキュメントに基づいた表示用縮小画像(最適縮小画像含む)の表示について説明する。図5は、ドキュメントを画面160に表示する表示用画像作成プログラムによって実行されるメインフローを示した図である。また、図7は、表示用画像作成プログラムの実行をイメージした図である。
プリンタ10では、前述したように外部メモリ20がメモリ挿入部14に差し込まれると、そこから読み出された外部メモリ20内のドキュメントが画面160に表示される。そして、表示されたドキュメント(実際には、例えば、ドキュメントのファイル名)から特定のドキュメント32が選択された場合、処理部31は、選択されたドキュメント32を読み出す。これにより、処理部31による表示用画像作成プログラムがスタートされ、表示処理が処理部31によって実行される(S101〜S104)。
先ず、処理部31は、初期画像を表示するため、その初期画像の画像サイズを表示用縮小画像サイズ34bとして、表示用縮小画像管理テーブル34に登録する(S101)。なお、本実施形態では、前述のように、初期画像の画像サイズは、画面160の表示領域160aのサイズと一致又は同等である。
また、処理部31は、ドキュメント32内に存在する文字データのドキュメント文字サイズ33aを算出するとともに、最適縮小画像表示位置33bを算出する基準となる対象文字基準位置33eを算出し、それぞれ最適縮小画像管理テーブル33に登録する(S102)。なお、本実施形態では、ドキュメント文字サイズは、前述のように、最初の文字から6文字を対象文字とし、それらの平均値を算出したものである。また、対象文字基準位置33eは、対象文字の先頭に位置する「A」を囲う四角形(例えば、「Abcdef」の文字が各々12ポイントの文字サイズである場合、1辺が12ポイントに対応する長さの正方形)の左上角の位置である(図4参照)。なお、選択されたドキュメント32が、例えば、JPEGデータであれば、文字データを含まないため、処理部31は、S102をスキップする。
次に、処理部31は、選択されたドキュメント32に基づき、予め設定し記憶されている表示用縮小画像サイズ34bで表示用縮小画像データ34cを作成し、この作成された表示用縮小画像データ34cを表示用縮小画像管理テーブル34に登録するとともに、表示領域160aの左上隅を表示用縮小画像表示位置に登録する(S103)。なお、初期画像の表示に際しては、初期画像の画像サイズが画面160の表示領域160aのサイズに一致又は同等であるため、特に表示位置に関する情報は必要ない(実際にはドキュメントとは無関係に常に表示位置は左上隅となる。)。
そして、処理部31は、こうして作成した表示用縮小画像データ34cに基づき表示用縮小画像(初期画像)37を画面160に表示する(S104)。具体的には、初期画像として図2に示す態様で表示する。
次に、処理部31は、画面160に表示されたドキュメント32に関する表示の終了指示が入力されたか否かを判断する(S105)。例えば、キャンセルボタン(操作部17に配設)が押され、このドキュメント32について印刷を行わないで終了する場合や、他に割り込み処理要求があったような場合、終了指示が入力されたと判断する。従って、キャンセルボタンが押されたような場合等には(S105:YES)、表示されたドキュメント32が画面16から消されるとともに、表示用画像作成プログラムを終了し、画面160には初期メニューが表示される。
一方、ドキュメント32の表示の終了指示の入力が認められない場合(S105:NO)、処理部31は、先の操作部17を介した何らかの入力、例えば、ボタン171〜173のいずれかについて押下から、一定時間何らの入力もなされていないかについて判断する(S106)。そして、このS106における判断が肯定される場合(S106:YES)、すなわち、プリンタ10が一定時間、アイドル状態にある場合、処理部31は、ドキュメントを最適縮小画像で表示するための最適縮小画像データ33dの作成を開始し、作成された最適縮小画像データ33dを最適縮小画像管理テーブル33に登録する(S107)。かかる処理(S107)は、最適ボタン173による方法が選択された場合に、最適縮小画像を早期に画面160に表示することができるようにするためになされる。なお、アイドル状態においては、初期画像等の画像が継続して画面160に表示されている。
次に、ボタン171〜173のいずれかが押下された場合(S106:NO)、処理部31は、押下されたボタンが最適ボタン173であるか否かを判断する(S108)。その結果、最適ボタン173ではないと判断した場合(S108:NO)、プラス(+)ボタンの押下であったかを判断する(S109)。ステップS109の判断が否定された場合(S109:NO)、処理部31は、ボタンの押下についてマイナス(−)ボタンの押下であると判断する。なお、この場合において、処理は後述するステップS116又はステップS119に移行する。
ステップS108において処理部31が最適ボタンの押下であると判断した場合には(S108:YES)、処理部31は、最適縮小画像データが既に作成されているか否かを、最適縮小画像管理テーブル33への最適縮小画像データ33dの登録の有無に基づき判断する(S110)。その結果、判断が肯定される場合にはステップS112に移行する一方、否定される場合にはステップS111に移行する。すなわち、一定時間プラス(+)ボタン等が押下されずにアイドリング状態であった場合(S106:YES)には、ステップS107で既に最適縮小画像データ33dが作成されているため、ステップS112に移行する。これに対し、一定時間が経過せずに(S106:NO)最適ボタン173が初めて押下された場合には、最適縮小画像データ33dが未だ作成されておらず(S110)、処理部31は、この段階で最適縮小画像データ33dを作成する(S111)。
図6は、処理部31がステップS107或いはステップS111で行う最適縮小画像作成処理のフローを示した図である。
処理部31は、最適縮小画像作成処理において先ずステップS102に基づいてドキュメント文字サイズが最適縮小画像管理テーブル33に登録されているか否かの判断を行う(S201)。その結果、処理部31がドキュメント文字サイズが表示用縮小画像管理テーブル34に登録されていると判断した場合(S201:YES)、最適縮小画像サイズ((最適文字サイズ36/ドキュメント文字サイズ33a)×ドキュメントのサイズ)が算出される(S202)。
ドキュメントのサイズがA4(幅210mm×縦297mm)、対象文字の文字サイズ36が12ポイント、最適文字サイズ36が6ポイントである場合を例に、より具体的に説明すると、最適文字サイズと対象文字の文字サイズとの比率は0.5(半分)であるから、幅105mm、縦148mm、すなわち、A6(幅105mm×高さ146mm)相当の(又はこれに等しい)画像サイズを、処理部31は最適縮小画像サイズとして算出する(S202)。
そして、処理部31は、算出した最適縮小画像サイズ33cを最適縮小画像管理テーブル33に登録すると共に、最適縮小画像表示位置33bを算出して最適縮小画像管理テーブル33に登録する(S204)。そして、ドキュメント32に基づき、この最適縮小画像サイズ33cの最適縮小画像データ33dを作成する(S205)。ここで、処理部31は最適縮小画像表示位置33bを次のように算出する。すなわち、ステップS102で最適縮小画像管理テーブル33に登録した対象文字基準位置33eと、最適文字サイズと対象文字の文字サイズとの比率と、に基づき算出する。より具体的に説明すると、例えば、対象文字基準位置33eが、幅方向X、縦方向Yである場合(図4参照)、最適縮小画像表示位置33bは、最適縮小画像において幅方向0.5X、縦方向0.5Yの位置となる。
一方、文字を含まないドキュメント32に対して最適ボタン173が押下された場合には、ステップS102がスキップされるため、処理部31は、ステップS201の判断を否定する(S201:NO)。ステップS201で判断が否定された場合、処理部31は、画面160の表示領域160aを最適縮小画像サイズ33cとし(S203)、最適縮小画像管理テールブル33に登録するとともに、初期画像の左上隅の位置(図4において原点0に相当する位置)を最適縮小画像表示位置33bとして登録する(S204)。そして、処理部31は、初期画像をそのまま最適縮小画像管理テーブル33に登録し(S205)、この処理を終了する。
図5のメインフローについて説明を続ける。処理部31は、ステップS112において、最適縮小画像管理テーブル33に登録されている最適縮小画像サイズ33cを、表示用縮小画像管理テーブル34の表示用縮小画像サイズ34bとして登録する。同様に、処理部31は、ステップS113において、最適縮小画像表示位置33bを、表示用縮小画像表示位置34aとして登録する。なお、ステップS112で登録された表示用縮小画像サイズ34bは、後述のステップS116及びステップS119の処理の実行において参照される。
更に、処理部31は、最適縮小画像管理テーブル33の最適縮小画像データ33dを、表示用縮小画像管理テーブル34の表示用縮小画像データ34cとして登録する(差し替える)(S114)。そして、処理部31は、これら新たに登録等された表示用縮小画像表示位置34a、表示用縮小画像サイズ34b及び表示用縮小画像データ34cに基づいて、表示用縮小画像37を画面160に表示する(S115)。具体的には、処理部31は、表示用縮小画像表示位置34aを表示領域160aの基準位置に合わせた態様で、表示用縮小画像データ34cに係る表示用縮小画像37を表示する。
すなわち、画面160の表示領域160aには、当初図2に示すように1ページ分のドキュメントが初期画像として表示されていたが、最適ボタン173が押下されたことによって、図3に示すように、ユーザによって設定された最適文字サイズの表示用縮小画像37(初期画像と比較すると拡大された画像)が表示される。従って、図2に示す初期画像では初期画像内の文字を読むことが困難である場合において、最適ボタン173を押すという簡単な操作だけで、最適文字サイズ36の表示用縮小画像37を表示可能で、これにより利用者は表示用縮小画像37内の文字を容易に読むことができるようになる。
以上、最適ボタン173が押下された場合についての処理を主として説明したが、本実施形態のプリンタ10に格納された表示用画像作成プログラムは、プラスボタン171及びマイナスボタン172の押下によっても、表示領域160aに表示された画像を拡大・縮小することができる。
ステップS104又はステップS115により表示用縮小画像37が表示された状態において処理部31がプラスボタン172の押下を検出した場合(S109:YES)、処理部31は、表示用縮小画像管理テーブル34に登録される表示用縮小画像サイズ34bを所定量増加させる(S116)。例えば、一回の押下によって5%増加させ、増加後の画像サイズを表示用画像サイズ34bとして表示用縮小画像管理テーブル34の登録を更新する(S117)。そして、制御部31は、ステップS117において更新された表示用縮小画像サイズ34bに一致する表示用縮小画像データ34cをドキュメント32に基づき再作成し、これを表示用縮小画像管理テーブル34の表示用縮小画像データ34cとして登録する(S118)。次に、処理部31は、ステップS118により作成・登録された表示用縮小画像を表示領域160aに表示する(S115)。
これに対し、処理部31が検出したボタンの押下がプラスボタン172ではない場合(S109:NO)、処理部31はマイナスボタン171の押下である判断し、ステップS119の処理を実行する。すなわち、処理部31は、表示用縮小画像管理テーブル34に登録される表示用縮小画像サイズ34bを所定量縮小させる(S119)。例えば、一回の押下によって5%縮小させ、縮小後の画像サイズを表示用縮小画像サイズ34bとして表示用縮小画像管理テーブル34の登録を更新する(S120)。なお、その後に実行されるステップS118以降の処理については、上記プラスボタン172の場合と同一であるため、その説明を省略する。
ところで、第1実施形態では、プリンタ10に格納され、その表示部16(画面160の表示領域160a)にドキュメント32に基づいた表示用縮小画像37を表示するための表示用画像作成プログラムについて説明したが、表示部16でドキュメントを表示する機能を有するものであれば、プリンタ以外の複合機やパーソナルコンピュータなどへの適用が可能である。例えば、この表示用画像作成プログラムをパーソナルコンピュータに格納し、外部メモリに保存されたドキュメントを表示する他、インターネットで取得できるドキュメントについて画面表示するような場合にも適応できる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態では、ドキュメント文字サイズは、対象文字の文字サイズを用いて決定されている。具体的には、ドキュメント内の最初の文字を含む連続する6文字(対象文字)の文字サイズの平均値が、ドキュメント文字サイズとして採用されている。しかしながら、これに代えて、ドキュメント文字サイズは、他の対象文字の文字サイズを用いて決定されてもよい。例えば、ドキュメント内に予め設定されたキーワードと一致する文字列が含まれる場合には、該文字列を対象文字として用いて、ドキュメント文字サイズが決定されてもよい。
具体的には、プリンタ10のメモリ(例えばRAM13)内には、ユーザによって設定されたキーワードが記憶される。表示用画像作成プログラムは、S102において、選択されたドキュメント内にキーワードに一致する文字列が含まれるか否かを判断する。そして、ドキュメント内にキーワードに一致する文字列が含まれる場合には、表示用画像作成プログラムは、該文字列を対象文字として用いて、ドキュメント文字サイズを決定する。この構成を採用すれば、最適ボタン173が押下される場合に、画面160の表示領域160aには、キーワードに一致する文字列を含む部分が表示される。この結果、ユーザは、表示領域160aに表示されたドキュメント内の文字列(キーワード)に基づいて、ドキュメントの内容を容易に把握することができる。なお、ドキュメント内にキーワードに一致する文字列が複数個含まれている場合には、例えば、ドキュメント内で最初に登場する1個の文字列を対象文字として用いればよい。
また、プリンタ10のメモリ内には、複数のキーワードが記憶されてもよい。この場合には、表示用画像作成プログラムは、選択されたドキュメント内に複数のキーワードのそれぞれに一致する文字列が含まれるか否かを判断する。そして、ドキュメント内に、複数のキーワードのうちのいずれかのキーワードに一致する文字列が含まれる場合には、表示用画像作成プログラムは、該文字列を対象文字として用いて、ドキュメント文字サイズを決定する。例えば、ドキュメント内に、第1のキーワードに一致する第1の文字列と、第2のキーワードに一致する第2の文字列と、が含まれる場合には、ドキュメント内で最初に登場するいずれか一方の文字列(例えば、第1の文字列)が、対象文字として選択されればよい。
なお、プリンタ10のメモリ内に、複数のキーワードが記憶される場合には、各キーワードに優先順位が設定されていてもよい。この場合には、表示用画像作成プログラムは、選択されたドキュメント内に各キーワードに一致する文字列が含まれるか否かを優先順位に従って判断する。例えば、第1のキーワードの優先順位が第2のキーワードの優先順位よりも高い場合には、まず、ドキュメント内に第1のキーワードに一致する文字列が含まれるか否かが判断され、第1のキーワードに一致する文字列が含まれない場合に、ドキュメント内に第2のキーワードに一致する文字列が含まれるか否かが判断される。この構成を採用すれば、最適ボタン173が押下される場合に、画面160の表示領域160aには、優先順位の比較的高いキーワードに一致する文字列を含む部分が表示される。この結果、ユーザは、表示領域160aに表示されたドキュメント内の文字列(キーワード)に基づいて、ドキュメントの内容をより容易に把握することができる。
以上説明したように、第1実施形態(およびその変形例)では、プリンタ10は、ドキュメントデータのサイズを変更して最適縮小画像データを生成し、最適縮小画像データを表示部16に出力することによって、画面160内の表示領域160aに画像を表現する。具体的には、処理部31(図7)は、予め設定された最適文字サイズ(例えば6ポイント)とドキュメントデータに含まれる文字データに関するドキュメント文字サイズ(例えば12ポイント)との比率と、ドキュメントデータの画像サイズ(例えばA4)と、を用いて、最適縮小画像データの目標画像サイズ(例えばA6)を決定する。また、処理部31は、ドキュメントデータのサイズを変更して、目標画像サイズを有する最適縮小画像データ33dを生成する。さらに、処理部は、画面160内の表示領域160aに最適縮小画像が表現されるように、表示部16への最適縮小画像データの出力を制御する。この構成を採用することによって、表示領域160aには、最適縮小画像に含まれる文字を適切なサイズで表現することが可能となる。具体的には、表示領域160aには、最適縮小画像データの一部によって表わされる部分画像が表示され、該部分画像に含まれる文字を適切なサイズで表現することが可能となる。
なお、上記の説明から分かるように、本実施形態では、ドキュメントデータに対応する最適縮小画像データが生成されているが、これに代えて、ドキュメントデータの一部に対応する部分画像データが生成されてもよい。なお、この場合には、部分画像データは、表示領域160aのサイズとほぼ等しいサイズを有し、部分画像データによって表わされる画像は、再適縮小画像データによって表わされる画像の一部である。
(第2実施形態)
次に説明する画像作成プログラムは、前述したように外部メモリ20から読み取った複数のドキュメントについて、印刷部18でインデックス印刷を行う場合に、印刷対象となる縮小画像各々を、各ドキュメントに基づいた縮小画像の画像サイズ毎にグループ分けして印刷するためのインデックス印刷用画像作成プログラムである。上記第1実施形態と共通する点においては、その説明を省略又は簡略化して説明する。
先ず、本実施形態に基づいたインデックス印刷が実行された場合における結果物について説明する。例えば、図8に示すように、a〜jのドキュメント各々についてインデックス印刷を行う場合、同じ縮小画像サイズに分けられたドキュメントa,b,g、ドキュメントc,f等が、それぞれの用紙にインデックス印刷される。なお、図8の各配置パターンで所定の用紙(例えば、A4サイズの用紙)にインデックス印刷された状態を描画した図形中の点線は、配置パターン各々におけるレイアウトを概念的に示すものである(図8の例に基づけば、点線部分に画像が印刷されることはない。)。
なお、インデックス印刷を行場合、複数のドキュメントについて、各ドキュメントに含まれる所定の文字サイズと最適文字サイズに基づいた比率等からそれぞれについて縮小画像サイズを決定することも考えられる。しかし、このような手法によれば、算出された縮小画像サイズが何段階にも分かれてしまうことが予測され、その結果、図8に示すような簡単な区別とすることはできずに、用紙への配置が困難になる。そこで、本実施形態では、1枚の用紙に縮小画像数が1行×2列(用紙1枚に配置される画像の数の合計2個。配置パターン(1)),2行×3列(同6個。配置パターン(2)),3行×4列(同12個。配置パターン(3)),4行×6列(同24個。配置パターン(4)),5行×8列(同40個。配置パターン(5))となる配置パターン(1)〜(5)各々に、それぞれ異なった縮小画像サイズを対応付けた構成を採用することとしている。
図9は、上記インデックス印刷の配置パターンと縮小画像サイズの対応付けがなされたインデックス印刷用のページドキュメントを分類する分類管理テーブルを示すものである。分類管理テーブルには、例えば、1行×2列,2行×3列等の配置パターン毎に、配置される画像の縮小画像サイズが予め対応付けて設定されており、各配置パターン毎に各ドキュメントのドキュメント名が登録されるようになっている。ドキュメント名は、例えば図8に示すa〜jであり、各ページドキュメントを特定できるものであればよい。
次に、図10は、ドキュメントをインデックス印刷するためのインデックス印刷用画像作成プログラムが実行する処理のメインフローを示した図である。
なお、プリンタ10(図1参照)は、全てのドキュメントについて同一サイズとし、これを所定のパターンで配置した従来のインデックス印刷についても実行可能であり、本実施形態のインデックス印刷と従来のインデックス印刷の何れを実行するかに関し、プリンタ10のユーザが選択できる構成を採用している。すなわち、図10に示すフローは、ユーザが本実施形態のインデックス印刷を選択した場合において実行される。
ここで、図12は、インデックス印刷用画像作成プログラムの実行をイメージした図である。
先ず、処理部41は、読み取られたファイル内の複数のドキュメントについて、ドキュメントに含まれる所定の文字サイズに応じたドキュメント分類処理を行う(S301)。
図11は、ドキュメント分類処理を示すフローである。ステップS401において、処理部41は、最適文字サイズ43を取得する(S401)。この最適文字サイズ43は、インデックス印刷によって縮小したドキュメントの文字が、ユーザにとって読みやすい大きさの文字になるように予め設定入力され、プリンタ10に記憶されている。
次に、処理部41は、未処理ドキュメントの存在を確認する(S402)。例えば、図8に示すように、印刷対象となっている10枚分のページドキュメントが存在する場合は、ページドキュメントaから順にグループ分けが判断される。例えば、ページドキュメントjのグループ分けが終了していない場合、この判断は肯定され(S402:YES)、未処理のドキュメントjに対してステップS402以降の処理が実行される。
ステップS403において処理部41は、処理対象のドキュメントに含まれる所定の文字データを対象として、ドキュメント文字サイズを算出する。なお、算出の詳細については、実施形態1におけるステップS102(図5参照)と同一であり、省略する。
ステップ404において処理部41は、ステップS403においてドキュメント文字サイズが算出できたか否かを判断する。その結果、判断が肯定される場合(S404:YES)、処理部41は、つづけてステップS405を実行する一方、判断が否定される場合(S404:NO)、ステップS407を実行する。
ステップS405において処理部41は、最適文字サイズと算出されたドキュメント文字サイズの比率に従って倍率が算出されるとともに、この倍率及び処理対象のドキュメントの画像サイズに基づき、最適縮小画像サイズを算出する。なお、算出の詳細については、実施形態1におけるステップS202(図6参照)と同一であり、省略する。
そして、処理部41は、最適縮小画像サイズが算出されたドキュメントにつき、算出された最適縮小画像サイズに最も近似した画像サイズが対応付けられている配置パターンに、対象となっているドキュメントを分類する。例えば、ドキュメントaについて、ステップS405において算出された最適縮小画像サイズが125×170mmであれば、1行×2列の配置パターン(1)に分類し、これを分類管理テーブル45に登録する(S406。図9及び図12参照)。具体的には、インデックス印刷の対象となる各ドキュメントの最適縮小画像サイズが、図9に示す5つの配置パターン(1)〜(5)のいずれに近似するかは、以下のように決定される。すなわち、ドキュメントの最適縮小画像サイズと、5つの配置パターンに対応する5つの縮小画像サイズと、の間の5つの差分が求められる。そして、ドキュメントは、5つの差分のうちの最も小さな差分に対応する1つの配置パターンに分類される。なお、差分は、例えば、ドキュメントの最適縮小画像サイズの短辺(または長辺)と、5つの配置パターンに対応する5つの縮小画像サイズの短辺(または長辺)と、を用いて算出されればよい。なお、最適縮小画像サイズが分類管理テーブル45に登録された縮小画像サイズに一致しない場合、上記のように分類してもよいがこれ以外の規則を定めてもよい。
ステップS407において処理部41は、ドキュメント文字サイズが算出できないドキュメントについて予め定めておいた配置パターンに、処理の対象となったドキュメントを分類し、これを分類管理テーブル45に登録する(S407)。なお、このような分類がなされるものとしては、ドキュメントが文字を含まないJPEG形式等の画像データである。
なお、ステップS406又はステップS407を実行後、処理部41は、ステップS402を実行するが、これにおいて、未処理のドキュメントがない場合、換言すれば、全てのドキュメントについて、ステップS403以降の処理を実行した場合、この処理を終了し、つづけてS302に移行する。
ステップS302において処理部41は、変数Nを初期値1に設定する。ここで、変数Nは、分類管理テーブル45に登録された配置パターン(1)〜(5)の全てについて、以降の処理が完了したかを見極めるために用いられる変数である。なお、本実施形態において配置パターンは5個規定されているため、以降の説明に用いる配置パターン数Mは5となる。
ステップS302において、変数Nは初期値1に設定されているため、先ず、処理部41は、分類管理テーブル45の第1レコード、すなわち、配置パターン(1)に対応付けられている縮小画像サイズ(120×160mm)を取得する。そして、配置パターン(1)における1ページに配置可能な縮小画像の総数Pを取得する(S304)。例えば、配置パターン(1)であれば、縮小画像の総数Pは2個、また、配置パターン(5)であれば総数Pは40個である。なお、後述するステップS313の実行後に行われるステップS303においては、ステップS313において設定された変数Nに対応する配置パターンの縮小画像サイズ及び縮小画像の総数Pが取得される(S303,S304)。
ステップS305において処理部41は、処理の対象となっている配置パターンに分類されたドキュメントの全てについて、印刷メモリへの展開が完了しているか否かについて判断する。例えば、処理の対象が配置パターン(1)であれば、ドキュメントa,b,gについて、印刷メモリへの展開が完了しているか否かを判断する。
ステップS305の判断が否定される場合(S305:NO)、処理部41は、処理の対象となっている配置パターンに分類されたドキュメントから、ステップS303において取得した縮小画像サイズに一致する縮小画像データを作成し(S306)、作成した縮小画像データを印刷メモリ46(具体的には図1に描画のRAM13に確保された所定領域がこれに相当)に展開する(S307)。
つづけて、処理部41は、縮小画像の総数P個の縮小画像データを印刷メモリに展開したか否かを判断する(S308)。図9の配置パターン(1)について、ドキュメントa,b,gの順に処理する場合を例として説明すると、ドキュメントaに基づく縮小画像データを印刷メモリに展開している場合、処理部41は、この判断を否定する(S308:NO)。そして、処理部41は、否定的判断を行った(S308:NO)後、ステップS305に移行する。この場合、処理部41は、次のドキュメントbを処理対象としてステップS306及びステップS307の処理をつづけて実行する。
これに対して、処理部41は、ドキュメントa及びドキュメントbに基づく2個の縮小画像データの展開が完了し、用紙1枚分のインデックス画像47の出力が可能な状態になっていれば、この判断を肯定する(S308:YES)。判断が肯定された場合(S308:YES)、処理部41は、既に展開されたドキュメントa及びドキュメントbに基づき印刷メモリ46に展開されたインデックス画像47を印刷部18に出力し、印刷部18はこれを印刷する(S309)。その後、処理部41は、上記同様ステップS305に移行し、最後のドキュメントであるドキュメントgに対して、ステップS306及びステップS307を実行するとともに、ステップS308において否定的判断を行い(S308:NO)、再度、ステップS305に移行する。
ここで、ドキュメントgに対してステップS306等の処理を実行した場合、ステップS305において、処理部41は、配置パターン(1)に分類されたドキュメントの全てについて印刷メモリへの展開が完了したとして、肯定的判断を行い(S305:YES)、ステップS310に移行する。
ステップS310において処理部41は、印刷メモリに未印刷の展開された縮小画像データが存在しないか否かを判断する。そして、処理部41は、展開された縮小画像データが存在する場合、肯定的な判断を行い(S310:YES)、そのデータを印刷する(S311)。これに対し、展開された縮小画像データが存在しない場合、処理部41は否定的な判断を行い(S311:NO)、ステップS312に移行する。ステップS310において肯定的判断がなされる場合について、上記配置パターン(1)の場合を例に具体的に説明する。上記のとおり処理部41は、ドキュメントgに対してステップS306等の処理を実行した場合、ステップS310に処理を移行する。したがって、ステップS310において処理部41は、印刷メモリに展開されたドキュメントgに基づいた縮小画像データが存在するとして肯定的判断を行い(S310:YES)、これを印刷する(S311)。なお、図9の配置パターン(1)に基づいた印刷イメージについては、図8の配置パターン(1)のとおりである。
ステップS312において処理部41は、分類管理テーブル45に登録された配置パターンの全てについて、ステップS303以降の処理を完了したか否かを判断する。具体的には、処理部41は、配置パターン数Mと変数Nが等しい場合、全ての配置パターンについて処理を完了したと判断する一方(S312:YES)、そうではない場合(S312:NO)、未処理の配置パターンが存するとして、現在の変数Nに「1」を付加し、これを新たな変数Nとする(S313)。そして、ステップS303に戻って処理を継続する。すなわち、配置パターン(1)を例にすると、これに対する処理をしている際の変数は、ステップS302において初期値として設定された「1」であるのに対し、配置パターンは上記のとおり5パターン存在するため配置パターン数Mは「5」であり、ステップS312において処理部41は否定的な判断を行った上で(S312:NO)、ステップS313において変数Nを「2」とし、配置パターン(2)についてステップS303以降の処理を再度実行する。これに対し、配置パターン(5)を例にすると、配置パターン数M及び変数Nともに「5」であるため(上記の処理を繰り返すことにより配置パターン(5)の処理に際し、変数Nは「5」となる。)、処理部41は、ステップS312の判断を肯定し(S312:YES)、この処理を終了する。
第2実施形態によれば、ユーザが予め設定した最適文字サイズ、或いはそれに近似した大きさの文字サイズの縮小画像が作成され、それがインデックス印刷される。従って、インデックス印刷の場合においても、印刷された画像に含まれる文字をユーザにとって読みやすいものとすることができる。
また、本実施形態では、ページドキュメントについて先ず文字サイズに応じたドキュメント分類処理を行い(S301)、作成した分類管理テーブル45に基づいて配置パターン毎に縮小画像を作成してインデックス印刷するようにしたので、印刷メモリの容量を節約することができる。
なお、1つのドキュメントが複数ページから構成されている場合、何れのページをインデックス印刷の対象とするかについては、どのような構成も採用し得る。例えば、単純に第1ページ目に基づく構成であってもよいし、また、文字が含まれている最初のページに基づいた縮小画像としてもよい。更に、ドキュメント文字サイズの算出に際し、対象となった文字を含むページに基づいた縮小画像としてもよい。
ところで、第2実施形態では、ドキュメント全体に基づいて縮小画像を作成し、縮小画像全体を印刷することとした。したがって、配置パターン各々によって、印刷される画像のサイズが異なることとなった。しかし、何れの配置パターンにおいても、印刷される画像サイズを統一してもよく、換言すれば、1種類の配置パターン(例えば配置パターン(3))のみを利用してもよく、かかる場合は、表示領域160aを一定とした実施形態1のような構成を採用すればよい。
また、前記第2実施形態では、分類管理テーブル45を作成した配置パターン毎に縮小画像サイズを対応付け、各配置パターンに分類されたドキュメントについては、同じ縮小画像サイズとしたが、算出された最適縮小画像サイズに基づきインデックス印刷を実行するような構成とすることもできる。かかる場合、空白部分がより少なくなるように各縮小画像の配置を決定すると、用紙の無駄を抑えられより好適である。
以上説明したように、第2実施形態では、プリンタ10は、ドキュメントデータのサイズを変更して縮小画像データを生成し、縮小画像データを印刷部18に出力することによって、用紙内の表示枠(図8)に画像を表現する。具体的には、処理部41は、予め設定された最適文字サイズとドキュメントデータに含まれる文字データに関するドキュメント文字サイズとの比率と、ドキュメントデータの画像サイズと、を用いて、ドキュメントデータの縮小画像サイズを決定する。具体的には、処理部41は、第1実施例と同様に、まず、ドキュメントデータの最適縮小画像サイズを算出する(S405)。次に、処理部41は、ドキュメントデータの最適縮小画像サイズに基づいて、ドキュメントデータを5種類の配置パターン(図9)のうちのいずれか1種類の配置パターンに分類する(S406)。この際、5種類の配置パターンには、互いに異なる縮小画像サイズが割り当てられているため、ドキュメントデータ(例えばドキュメントa)の最適縮小画像サイズに基づいて、最適縮小画像サイズにほぼ等しい1種類の縮小画像サイズ(例えば120×160mm)が決定される。そして、処理部41は、配置パターン毎に、ドキュメントデータのサイズを変更して、縮小画像サイズを有する縮小画像データを生成する(S306)。さらに、処理部は、用紙内の各表示枠に縮小画像が表現されるように、印刷部18への縮小画像データの出力を制御する。この構成を採用することによって、縮小画像に含まれる文字を適切なサイズで表現することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、第1実施形態の構成及び第2実施形態の構成の双方を採用したプリンタ10とすることもできる。
10 プリンタ
11 CPU
16 表示部
17 操作部
18 印刷部
20 外部メモリ
31 処理部
32 ドキュメント
33 最適縮小画像管理テーブル
34 表示用縮小画像管理テーブル
35 画面サイズ
36 最適文字サイズ
37 表示用縮小画像
173 最適ボタン

Claims (12)

  1. 原画像を表す原画像データのサイズを変更してサイズ変更画像を表すサイズ変更画像データを生成し、前記サイズ変更画像データを出力デバイスに出力することによって、出力画像内の画像形成領域に画像を表現するための画像処理装置であって、
    予め設定された基準文字サイズと前記原画像データに含まれる文字データに関する文字サイズとの比率と、前記原画像データの画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの目標画像サイズを決定する画像サイズ決定手段と、
    前記目標画像サイズに基づいて、前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記出力画像内の前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記出力デバイスへの前記サイズ変更画像データの出力を制御する出力制御手段と、
    を備え、
    前記画像サイズ決定手段は、
    前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、前記原画像に含まれる複数の文字のうちの一部である特定文字を表す特定文字データであって、前記原画像に含まれる最初の文字を含む1以上の文字を示す前記特定文字データを選択する選択手段を備え、
    前記画像サイズ決定手段は、前記文字データに関する前記文字サイズとして前記特定文字データに関する特定文字サイズを用いて、前記目標画像サイズを決定する、画像処理装置。
  2. 原画像を表す原画像データのサイズを変更してサイズ変更画像を表すサイズ変更画像データを生成し、前記サイズ変更画像データを出力デバイスに出力することによって、出力画像内の画像形成領域に画像を表現するための画像処理装置であって、
    予め設定された基準文字サイズと前記原画像データに含まれる文字データに関する文字サイズとの比率と、前記原画像データの画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの目標画像サイズを決定する画像サイズ決定手段と、
    前記目標画像サイズに基づいて、前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記出力画像内の前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記出力デバイスへの前記サイズ変更画像データの出力を制御する出力制御手段と、
    を備え、
    前記画像サイズ決定手段は、
    前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、前記原画像に含まれる複数の文字のうちの一部である特定文字を表す特定文字データであって、予め設定されたキーワードと一致する文字列を示す前記特定文字データを選択する選択手段を備え、
    前記画像サイズ決定手段は、前記文字データに関する前記文字サイズとして前記特定文字データに関する特定文字サイズを用いて、前記目標画像サイズを決定する、画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置であって、
    前記出力制御手段は、前記特定文字データによって表わされる前記特定文字が、前記基準文字サイズとほぼ等しいサイズで前記画像形成領域内に表現されるように、前記サイズ変更画像データの出力を制御する、画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置であって、さらに、
    前記原画像データ内における前記特定文字データの出現位置を特定する特定手段を備え、
    前記出力制御手段は、前記サイズ変更画像データ内において、前記出現位置に対応する対応位置を特定し、前記対応位置が前記画像形成領域内に配置されるように、前記サイズ変更画像データの出力を制御する、画像処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    1つの前記出力画像内の複数の前記画像形成領域に、複数の前記原画像データから生成された複数の前記サイズ変更画像データによって表わされる複数の前記サイズ変更画像が表現される場合に、
    前記画像サイズ決定手段は、前記各原画像データ毎に、前記サイズ変更画像データの前記目標画像サイズを決定し、
    前記画像データ生成手段は、前記各原画像データ毎に、前記目標画像サイズに基づいて、前記サイズ変更画像データを生成し、
    前記出力制御手段は、前記複数の画像形成領域に前記複数のサイズ変更画像が表現されるように、前記複数のサイズ変更画像データの出力を制御する、画像処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記画像サイズ決定手段は、
    前記基準文字サイズと前記原画像データに含まれる前記文字データに関する前記文字サイズとの比率と、前記原画像データの前記画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの候補画像サイズを決定する候補画像サイズ決定手段と、
    予め準備された互いに異なる複数種類の基準画像サイズの中から、前記候補画像サイズにほぼ等しい1種類の基準画像サイズを選択して、前記選択された1種類の基準画像サイズを、前記サイズ変更画像データの前記目標画像サイズとして決定する目標画像サイズ決定手段と、
    を備える、画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置であって、
    前記目標画像サイズ決定手段は、
    前記原画像データに対応する前記候補画像サイズにほぼ等しい前記1種類の基準画像サイズを選択すると共に、前記原画像データを複数種類の配置パターンのうちの1種類の配置パターンに分類する前記分類手段であって、前記複数種類の配置パターンのそれぞれは、前記複数種類の基準画像サイズのそれぞれに対応し、前記複数種類の配置パターンのそれぞれは、対応する前記基準画像サイズを有する前記画像形成領域を規定する、前記分類手段を備えており、
    複数の前記原画像データから生成される複数の前記サイズ変更画像データによって表わされる複数の前記サイズ変更画像が、前記複数種類の配置パターンのうちのいずれかに従って表現される場合に、
    前記画像サイズ決定手段は、前記各原画像データ毎に、前記候補画像サイズにほぼ等しい前記1種類の基準画像サイズを前記目標画像サイズとして決定すると共に、前記原画像データを前記複数種類の配置パターンのうちの1種類の配置パターンに分類し、
    前記画像データ生成手段は、前記各種配置パターン毎に、前記目標画像サイズに基づいて、前記各種配置パターンに分類された前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成し、
    前記出力制御手段は、前記各種配置パターン毎に、前記各種配置パターンで規定される前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記サイズ変更画像データの出力を制御する、画像処理装置。
  8. 請求項6または7に記載の画像処理装置であって、
    前記目標画像サイズ決定手段は、前記複数種類の基準画像サイズと、前記候補画像サイズと、の間の複数の差分を算出し、前記複数の差分のうちの最も小さい差分に対応する前記1種類の基準画像サイズを選択する、画像処理装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記出力デバイスは、表示デバイスである、画像処理装置。
  10. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像処理装置であって、
    前記出力デバイスは、印刷デバイスである、画像処理装置。
  11. 原画像を表す原画像データのサイズを変更してサイズ変更画像を表すサイズ変更画像データを生成し、前記サイズ変更画像データを出力デバイスに出力することによって、出力画像内の画像形成領域に画像を表現するために、コンピュータに画像処理を実行させるコンピュータプログラムであって、
    予め設定された基準文字サイズと前記原画像データに含まれる文字データに関する文字サイズとの比率と、前記原画像データの画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの目標画像サイズを決定する画像サイズ決定機能と、
    前記目標画像サイズに基づいて、前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成する画像データ生成機能と、
    前記出力画像内の前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記出力デバイスへの前記サイズ変更画像データの出力を制御する出力制御機能と、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記画像サイズ決定機能は、
    前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、前記原画像に含まれる複数の文字のうちの一部である特定文字を表す特定文字データであって、前記原画像に含まれる最初の文字を含む1以上の文字を示す前記特定文字データを選択する選択機能を備え、
    前記画像サイズ決定機能は、前記文字データに関する前記文字サイズとして前記特定文字データに関する特定文字サイズを用いて、前記目標画像サイズを決定する、コンピュータプログラム。
  12. 原画像を表す原画像データのサイズを変更してサイズ変更画像を表すサイズ変更画像データを生成し、前記サイズ変更画像データを出力デバイスに出力することによって、出力画像内の画像形成領域に画像を表現するために、コンピュータに画像処理を実行させるコンピュータプログラムであって、
    予め設定された基準文字サイズと前記原画像データに含まれる文字データに関する文字サイズとの比率と、前記原画像データの画像サイズと、を用いて、前記サイズ変更画像データの目標画像サイズを決定する画像サイズ決定機能と、
    前記目標画像サイズに基づいて、前記原画像データのサイズを変更して、前記サイズ変更画像データを生成する画像データ生成機能と、
    前記出力画像内の前記画像形成領域に前記サイズ変更画像が表現されるように、前記出力デバイスへの前記サイズ変更画像データの出力を制御する出力制御機能と、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記画像サイズ決定機能は、
    前記原画像データに含まれる前記文字データの中から、前記原画像に含まれる複数の文字のうちの一部である特定文字を表す特定文字データであって、予め設定されたキーワードと一致する文字列を示す前記特定文字データを選択する選択機能を備え、
    前記画像サイズ決定機能は、前記文字データに関する前記文字サイズとして前記特定文字データに関する特定文字サイズを用いて、前記目標画像サイズを決定する、コンピュータプログラム。
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