JPH08329062A - データ縮小装置 - Google Patents
データ縮小装置Info
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- JPH08329062A JPH08329062A JP7162851A JP16285195A JPH08329062A JP H08329062 A JPH08329062 A JP H08329062A JP 7162851 A JP7162851 A JP 7162851A JP 16285195 A JP16285195 A JP 16285195A JP H08329062 A JPH08329062 A JP H08329062A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、縮小率が設定された場合に、印刷
前に印刷対象の文字や画像の潰れ等を検出して報知し、
無駄な縮小印刷を防止することである。 【構成】 ＣＰＵ２は、ＲＯＭ４内に格納されている各
種制御プログラムに応じて文書印刷装置１内の各部を制
御するとともに、拡大／縮小印刷処理に際して、文書デ
ータメモリ７に格納された文書データの各文字ポイント
数Ｘと入力指定された文字縮小率Ｙにより文字縮小サイ
ズＺを算出し、この文字縮小サイズＺのポイント数が予
め設定した所定ポイント数より小さい場合に、印刷文字
が小さすぎる旨をアラーム表示して、その縮小率で印刷
を実行するか解除するかの判断を使用者に促す処理を行
う。
前に印刷対象の文字や画像の潰れ等を検出して報知し、
無駄な縮小印刷を防止することである。 【構成】 ＣＰＵ２は、ＲＯＭ４内に格納されている各
種制御プログラムに応じて文書印刷装置１内の各部を制
御するとともに、拡大／縮小印刷処理に際して、文書デ
ータメモリ７に格納された文書データの各文字ポイント
数Ｘと入力指定された文字縮小率Ｙにより文字縮小サイ
ズＺを算出し、この文字縮小サイズＺのポイント数が予
め設定した所定ポイント数より小さい場合に、印刷文字
が小さすぎる旨をアラーム表示して、その縮小率で印刷
を実行するか解除するかの判断を使用者に促す処理を行
う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、拡大／縮小印刷機能が
付加された印刷装置において、縮小率が指定されたデー
タの潰れ等を検出して報知する報知機能を付加するデー
タ縮小装置に関する。
付加された印刷装置において、縮小率が指定されたデー
タの潰れ等を検出して報知する報知機能を付加するデー
タ縮小装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の拡大／縮小印刷機能が付加されて
いる印刷装置では、紙のサイズを設定（例えば、Ａ４サ
イズ→Ｂ４サイズ）したり、拡大縮小率を設定（例え
ば、８７％）したりして、基本となる文書データのサイ
ズを拡大、または縮小して印刷するように制御されてい
る。
いる印刷装置では、紙のサイズを設定（例えば、Ａ４サ
イズ→Ｂ４サイズ）したり、拡大縮小率を設定（例え
ば、８７％）したりして、基本となる文書データのサイ
ズを拡大、または縮小して印刷するように制御されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の拡大／縮小印刷機能が付加されている印刷装
置にあっては、縮小印刷が設定された場合、その縮小率
の設定通りに機械的に縮小印刷されるようになっていた
ため、基本となる文書中に存在する文字のポイント数が
初めから小さい場合、縮小印刷によって文字がさらに小
さく印刷されて、文字が潰れてしまい判読不可能である
ことが、印刷後に初めて判るといった問題点があった。
本発明の課題は、縮小率が設定された場合に、印刷前に
印刷対象の文字や画像の潰れ等を検出して報知し、無駄
な縮小印刷を防止することである。
うな従来の拡大／縮小印刷機能が付加されている印刷装
置にあっては、縮小印刷が設定された場合、その縮小率
の設定通りに機械的に縮小印刷されるようになっていた
ため、基本となる文書中に存在する文字のポイント数が
初めから小さい場合、縮小印刷によって文字がさらに小
さく印刷されて、文字が潰れてしまい判読不可能である
ことが、印刷後に初めて判るといった問題点があった。
本発明の課題は、縮小率が設定された場合に、印刷前に
印刷対象の文字や画像の潰れ等を検出して報知し、無駄
な縮小印刷を防止することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は以下の
通りである。請求項１記載の発明のデータ縮小装置は、
サイズが設定された文字データを記憶する文字データ記
憶手段と、この記憶された文字データを縮小して出力す
る際の任意の縮小率を指定する指定手段と、この指定さ
れた縮小率と前記記憶された文字データのサイズに基づ
いて、当該文字データを縮小した場合の文字サイズを求
める算出手段と、この算出された文字サイズと所定のサ
イズとを比較する比較手段と、この比較手段による比較
結果において、前記算出された文字サイズが前記所定の
サイズより小さい場合に報知を行う報知手段と、を備え
たことを特徴としている。
通りである。請求項１記載の発明のデータ縮小装置は、
サイズが設定された文字データを記憶する文字データ記
憶手段と、この記憶された文字データを縮小して出力す
る際の任意の縮小率を指定する指定手段と、この指定さ
れた縮小率と前記記憶された文字データのサイズに基づ
いて、当該文字データを縮小した場合の文字サイズを求
める算出手段と、この算出された文字サイズと所定のサ
イズとを比較する比較手段と、この比較手段による比較
結果において、前記算出された文字サイズが前記所定の
サイズより小さい場合に報知を行う報知手段と、を備え
たことを特徴としている。
【０００５】この場合、請求項２記載の発明のデータ縮
小装置のように、前記報知手段は、前記報知を行う前
に、前記縮小されたデータ、文字データあるいは画像デ
ータの出力を禁止して、前記指定された縮小率の解除指
定を促す報知を行うことが有効である。
小装置のように、前記報知手段は、前記報知を行う前
に、前記縮小されたデータ、文字データあるいは画像デ
ータの出力を禁止して、前記指定された縮小率の解除指
定を促す報知を行うことが有効である。
【０００６】
【作用】この発明の手段の作用は以下の通りである。請
求項１記載の発明のデータ縮小装置によれば、文字デー
タ記憶手段に記憶された文字データを縮小して出力する
際の任意の縮小率が指定手段により指定されると、算出
手段により、この指定された縮小率と前記記憶された文
字データに設定されているサイズに基づいて、当該文字
データを縮小した場合の文字サイズが求められ、比較手
段により、この算出された文字サイズと所定のサイズと
が比較されると、報知手段により、この比較結果におい
て、前記算出された文字サイズが前記所定のサイズより
小さい場合は報知が行われる。したがって、文字データ
の無駄な縮小処理を実行することを未然に回避すること
ができ、印刷装置に適用することにより文書データの拡
大／縮小印刷機能の向上を図ることができる。
求項１記載の発明のデータ縮小装置によれば、文字デー
タ記憶手段に記憶された文字データを縮小して出力する
際の任意の縮小率が指定手段により指定されると、算出
手段により、この指定された縮小率と前記記憶された文
字データに設定されているサイズに基づいて、当該文字
データを縮小した場合の文字サイズが求められ、比較手
段により、この算出された文字サイズと所定のサイズと
が比較されると、報知手段により、この比較結果におい
て、前記算出された文字サイズが前記所定のサイズより
小さい場合は報知が行われる。したがって、文字データ
の無駄な縮小処理を実行することを未然に回避すること
ができ、印刷装置に適用することにより文書データの拡
大／縮小印刷機能の向上を図ることができる。
【０００７】請求項２記載の発明のデータ縮小装置によ
れば、前記報知手段では、前記報知を行う前に、前記縮
小されたデータ、文字データあるいは画像データの出力
が禁止されて、前記指定された縮小率の解除指定が促す
報知が行われる。したがって、無駄な文字及び画像デー
タの縮小出力処理を確実に回避することができ、印刷装
置に適用することにより拡大／縮小印刷機能の向上を図
ることができる。
れば、前記報知手段では、前記報知を行う前に、前記縮
小されたデータ、文字データあるいは画像データの出力
が禁止されて、前記指定された縮小率の解除指定が促す
報知が行われる。したがって、無駄な文字及び画像デー
タの縮小出力処理を確実に回避することができ、印刷装
置に適用することにより拡大／縮小印刷機能の向上を図
ることができる。
【０００８】
【実施例】以下、図１〜図７を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。図１〜図７は、本発明を適用した文
書印刷装置の一実施例を示す図である。まず、構成を説
明する。図１は、本実施例の文書印刷装置１の要部ブロ
ック構成図である。この図１において、文書印刷装置１
は、ＣＰＵ２、キー入力部３、ＲＯＭ４、拡大／縮小メ
モリ５、キャラクタジェネレータ６、文書データメモリ
７、印字部８及び表示部９により構成されており、各部
はバス１０に接続されている。
を詳細に説明する。図１〜図７は、本発明を適用した文
書印刷装置の一実施例を示す図である。まず、構成を説
明する。図１は、本実施例の文書印刷装置１の要部ブロ
ック構成図である。この図１において、文書印刷装置１
は、ＣＰＵ２、キー入力部３、ＲＯＭ４、拡大／縮小メ
モリ５、キャラクタジェネレータ６、文書データメモリ
７、印字部８及び表示部９により構成されており、各部
はバス１０に接続されている。
【０００９】ＣＰＵ（Central Processing Unit ）２
は、ＲＯＭ４内に格納されている各種制御プログラムに
応じて文書印刷装置１内の各部を制御するとともに、後
述する拡大／縮小印刷処理に際して、文書データメモリ
７に格納された文書データの各文字ポイント数Ｘと入力
指定された文字縮小率Ｙにより文字縮小サイズＺを算出
し、この文字縮小サイズＺのポイント数が予め設定した
所定ポイント数より小さい場合に、印刷文字が小さすぎ
る旨をアラーム表示して、その縮小率で印刷を実行する
か解除するかの判断を使用者に促す処理を行う。
は、ＲＯＭ４内に格納されている各種制御プログラムに
応じて文書印刷装置１内の各部を制御するとともに、後
述する拡大／縮小印刷処理に際して、文書データメモリ
７に格納された文書データの各文字ポイント数Ｘと入力
指定された文字縮小率Ｙにより文字縮小サイズＺを算出
し、この文字縮小サイズＺのポイント数が予め設定した
所定ポイント数より小さい場合に、印刷文字が小さすぎ
る旨をアラーム表示して、その縮小率で印刷を実行する
か解除するかの判断を使用者に促す処理を行う。
【００１０】また、ＣＰＵ２の内部には、図１に示すよ
うに、各種制御プログラムを実行する際に実行中のプロ
グラムを格納するワークエリア２ａ内に、印刷対象の文
書データの指定文字位置を示す文字ポインタを格納する
ととともに、上記拡大／縮小印刷処理に際して処理され
る文字サイズＸ、文字縮小率Ｙ及び文字縮小サイズＺの
各データを格納するデータメモリ２ｂを内蔵している。
うに、各種制御プログラムを実行する際に実行中のプロ
グラムを格納するワークエリア２ａ内に、印刷対象の文
書データの指定文字位置を示す文字ポインタを格納する
ととともに、上記拡大／縮小印刷処理に際して処理され
る文字サイズＸ、文字縮小率Ｙ及び文字縮小サイズＺの
各データを格納するデータメモリ２ｂを内蔵している。
【００１１】キー入力部３は、各種印字機能を設定する
ためのファンクションキーや拡大／縮小印刷を指定する
拡大／縮小率指定キー、印刷用紙サイズを指定する用紙
サイズ指定キー等を有し、その各キー操作に応じた信号
をＣＰＵ２に出力する。ＲＯＭ（Read Only Memory）４
は、図１に示すように、ＣＰＵ２が実行する各種制御プ
ログラム４ａを格納するとともに、その各種制御プログ
ラムが実行される際に処理される各種データ４ｂを格納
する。
ためのファンクションキーや拡大／縮小印刷を指定する
拡大／縮小率指定キー、印刷用紙サイズを指定する用紙
サイズ指定キー等を有し、その各キー操作に応じた信号
をＣＰＵ２に出力する。ＲＯＭ（Read Only Memory）４
は、図１に示すように、ＣＰＵ２が実行する各種制御プ
ログラム４ａを格納するとともに、その各種制御プログ
ラムが実行される際に処理される各種データ４ｂを格納
する。
【００１２】拡大／縮小メモリ５は、上記ＣＰＵ２によ
り拡大／縮小印刷処理が実行される際に、拡大／縮小印
刷対象となる文書データの文字コードデータがキャラク
タジェネレータ６によりキャラクタイメージに変換され
たキャラクタイメージデータを格納するメモリエリアを
形成する。
り拡大／縮小印刷処理が実行される際に、拡大／縮小印
刷対象となる文書データの文字コードデータがキャラク
タジェネレータ６によりキャラクタイメージに変換され
たキャラクタイメージデータを格納するメモリエリアを
形成する。
【００１３】キャラクタジェネレータ６は、文書データ
メモリ７内に格納された文書データを構成する各文字コ
ードに対応するキャラクタデータを生成する。文書デー
タメモリ７は、印刷対象となる複数の文書ファイルを文
字コードデータとして格納する。
メモリ７内に格納された文書データを構成する各文字コ
ードに対応するキャラクタデータを生成する。文書デー
タメモリ７は、印刷対象となる複数の文書ファイルを文
字コードデータとして格納する。
【００１４】印字部８は、ＣＰＵ２の制御により拡大／
縮小メモリ５内に展開されるキャラクタデータを、指定
された拡大／縮小率で拡大／縮小処理して順次印刷用紙
に印刷して出力する。表示部９は、ＣＰＵ２の制御によ
り印刷対象として文書データメモリ７から読み出された
印刷対象の文書データを表示するとともに、上記ＣＰＵ
２の拡大／縮小印刷処理に際して印刷文字が小さすぎる
旨のアラーム表示を行う。
縮小メモリ５内に展開されるキャラクタデータを、指定
された拡大／縮小率で拡大／縮小処理して順次印刷用紙
に印刷して出力する。表示部９は、ＣＰＵ２の制御によ
り印刷対象として文書データメモリ７から読み出された
印刷対象の文書データを表示するとともに、上記ＣＰＵ
２の拡大／縮小印刷処理に際して印刷文字が小さすぎる
旨のアラーム表示を行う。
【００１５】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例の文書印刷装置１により実行される拡大／縮小印刷処
理について図２に示すフローチャートに基づいて説明す
る。まず、印刷対象の文書データが指定されると、その
文書データを文書データメモリ７から読み出して表示部
９に表示するとともに、キー入力部３における拡大／縮
小率指定キーが操作されると、図３に示すように、拡大
縮小率の入力を促すウインドウ表示を行う。このとき、
ウインドウ表示中には、拡大縮小率を入力する位置にカ
ーソル表示が行われるとともに、デフォルト値として
“１００％”が表示されている。
例の文書印刷装置１により実行される拡大／縮小印刷処
理について図２に示すフローチャートに基づいて説明す
る。まず、印刷対象の文書データが指定されると、その
文書データを文書データメモリ７から読み出して表示部
９に表示するとともに、キー入力部３における拡大／縮
小率指定キーが操作されると、図３に示すように、拡大
縮小率の入力を促すウインドウ表示を行う。このとき、
ウインドウ表示中には、拡大縮小率を入力する位置にカ
ーソル表示が行われるとともに、デフォルト値として
“１００％”が表示されている。
【００１６】そして、例えば、図４に示すように、拡大
／縮小率“８７％”が入力されると（ステップＳ１）、
読み出して表示した文書データ中の最初の文字を指定す
る（ステップＳ２）。その指定した１文字の文書データ
メモリ７に格納されているポイント数を、ＣＰＵ２のデ
ータメモリ２ｂ内に文字ポイント数Ｘとしてセットする
とともに、ステップＳ１で設定された縮小率を文字縮小
率Ｙとしてセットする（ステップＳ３）。
／縮小率“８７％”が入力されると（ステップＳ１）、
読み出して表示した文書データ中の最初の文字を指定す
る（ステップＳ２）。その指定した１文字の文書データ
メモリ７に格納されているポイント数を、ＣＰＵ２のデ
ータメモリ２ｂ内に文字ポイント数Ｘとしてセットする
とともに、ステップＳ１で設定された縮小率を文字縮小
率Ｙとしてセットする（ステップＳ３）。
【００１７】次いで、ステップＳ３でデータメモリ２ｂ
内にセットした文字ポイント数Ｘと文字縮小率Ｙにより
前記指定文字を縮小した場合のポイント数を求め、その
ポイント数を文字縮小サイズＺとしてデータメモリ２ｂ
内にセットする（Ｚ←Ｘ＊Ｙ）（ステップＳ４）。そし
て、データメモリ２ｂ内にセットした文字縮小サイズＺ
のポイント数がポイント数４より小さいか否かを判別す
る（ステップＳ５）。文字縮小サイズＺのポイント数が
ポイント数４より小さくない場合は、先の文書データ内
の次の文字を指定し（ステップＳ６）、その文書データ
メモリ７内の全文字の指定が終了したか否かを判別する
（ステップＳ７）。全文字の指定が終了していない場合
は、ステップＳ３に戻り、全文字の指定が終了するま
で、ステップＳ３〜ステップＳ６の縮小サイズの算出処
理及び文字縮小サイズ比較処理を繰り返し実行する。
内にセットした文字ポイント数Ｘと文字縮小率Ｙにより
前記指定文字を縮小した場合のポイント数を求め、その
ポイント数を文字縮小サイズＺとしてデータメモリ２ｂ
内にセットする（Ｚ←Ｘ＊Ｙ）（ステップＳ４）。そし
て、データメモリ２ｂ内にセットした文字縮小サイズＺ
のポイント数がポイント数４より小さいか否かを判別す
る（ステップＳ５）。文字縮小サイズＺのポイント数が
ポイント数４より小さくない場合は、先の文書データ内
の次の文字を指定し（ステップＳ６）、その文書データ
メモリ７内の全文字の指定が終了したか否かを判別する
（ステップＳ７）。全文字の指定が終了していない場合
は、ステップＳ３に戻り、全文字の指定が終了するま
で、ステップＳ３〜ステップＳ６の縮小サイズの算出処
理及び文字縮小サイズ比較処理を繰り返し実行する。
【００１８】また、ステップＳ５の文字縮小サイズ比較
処理において、文字縮小サイズＺのポイント数がポイン
ト数４より小さい場合は、図５に示すように、ウインド
ウ表示により印刷結果の文字が小さ過ぎる旨を表示する
アラーム表示を行い（ステップＳ８）、このウインドウ
によるアラーム表示において、このまま印刷を実行する
か、印刷を解除するかの選択を促す（ステップＳ９）。
処理において、文字縮小サイズＺのポイント数がポイン
ト数４より小さい場合は、図５に示すように、ウインド
ウ表示により印刷結果の文字が小さ過ぎる旨を表示する
アラーム表示を行い（ステップＳ８）、このウインドウ
によるアラーム表示において、このまま印刷を実行する
か、印刷を解除するかの選択を促す（ステップＳ９）。
【００１９】印刷解除が選択された場合は、今回の拡大
／縮小印刷処理を直ちに終了し、印刷実行が選択された
場合は、文書データメモリ７内の印刷対象文書データの
各文字コードに基づいてキャラクタジェネレータ６によ
りキャラクタパターンデータを生成させて、拡大／縮小
メモリ５に記憶する（ステップＳ１０）。次いで、拡大
／縮小メモリ５に記憶した各キャラクタパターンデータ
を、データメモリ２ｂ内にセットした文字縮小率Ｙの値
に基づき拡大／縮小し（ステップＳ１１）、その拡大／
縮小されたパターンデータを印字部８に転送して印字用
紙に印字出力させて（ステップＳ１２）、本処理を終了
する。
／縮小印刷処理を直ちに終了し、印刷実行が選択された
場合は、文書データメモリ７内の印刷対象文書データの
各文字コードに基づいてキャラクタジェネレータ６によ
りキャラクタパターンデータを生成させて、拡大／縮小
メモリ５に記憶する（ステップＳ１０）。次いで、拡大
／縮小メモリ５に記憶した各キャラクタパターンデータ
を、データメモリ２ｂ内にセットした文字縮小率Ｙの値
に基づき拡大／縮小し（ステップＳ１１）、その拡大／
縮小されたパターンデータを印字部８に転送して印字用
紙に印字出力させて（ステップＳ１２）、本処理を終了
する。
【００２０】以上のように、本実施例の文書印刷装置１
では、拡大／縮小印刷処理に際して、文書データメモリ
７に格納された文書データの各文字ポイント数Ｘと入力
指定された文字縮小率Ｙにより文字縮小サイズＺを算出
し、この文字縮小サイズＺのポイント数が予め設定され
た所定の文字ポイント数より小さい場合に、印刷文字が
小さすぎる旨をアラーム表示して、その縮小率で印刷を
実行するか解除するかの判断を使用者に促す処理を行う
ようにしたため、無駄な縮小印字を実行することを未然
に回避することができ、文書印刷装置１の拡大／縮小印
刷機能の向上を図ることができる。
では、拡大／縮小印刷処理に際して、文書データメモリ
７に格納された文書データの各文字ポイント数Ｘと入力
指定された文字縮小率Ｙにより文字縮小サイズＺを算出
し、この文字縮小サイズＺのポイント数が予め設定され
た所定の文字ポイント数より小さい場合に、印刷文字が
小さすぎる旨をアラーム表示して、その縮小率で印刷を
実行するか解除するかの判断を使用者に促す処理を行う
ようにしたため、無駄な縮小印字を実行することを未然
に回避することができ、文書印刷装置１の拡大／縮小印
刷機能の向上を図ることができる。
【００２１】また、図５に示したアラーム表示では、印
刷対象の文書データのポイント数は変更せずに表示して
いたが、例えば、図６に示すように、印字サイズが小さ
過ぎる部分の文字列を、算出した文字縮小サイズＺで表
示するようにして注意を促すようにしてもよい。
刷対象の文書データのポイント数は変更せずに表示して
いたが、例えば、図６に示すように、印字サイズが小さ
過ぎる部分の文字列を、算出した文字縮小サイズＺで表
示するようにして注意を促すようにしてもよい。
【００２２】すなわち、図６の表示では、「…ビューポ
イント！」までは文字が潰れずに印字できる文字ポイン
ト数であっても、「タワー…」から印字すると文字が潰
れてしまうポイント数であることを、利用者に理解し易
いように報知するようにしてもよい。
イント！」までは文字が潰れずに印字できる文字ポイン
ト数であっても、「タワー…」から印字すると文字が潰
れてしまうポイント数であることを、利用者に理解し易
いように報知するようにしてもよい。
【００２３】また、印刷実行前にアラーム表示により縮
小率が適切でないことを知らせるだけでなく、印字実行
の設定自体ができないようにしてもよく、この場合、印
刷解除のみを設定可能とすればよい。なお、上記実施例
では、文書データ中の文字について拡大／縮小印刷処理
を適用した場合を説明したが、画像データにつていも同
様に拡大／縮小印刷処理を適用することが可能である。
小率が適切でないことを知らせるだけでなく、印字実行
の設定自体ができないようにしてもよく、この場合、印
刷解除のみを設定可能とすればよい。なお、上記実施例
では、文書データ中の文字について拡大／縮小印刷処理
を適用した場合を説明したが、画像データにつていも同
様に拡大／縮小印刷処理を適用することが可能である。
【００２４】この画像データに対して上記拡大／縮小印
刷処理を適用する場合について以下に説明する。この場
合、上記図１に示した文書印刷装置１に印刷対象となっ
た画像データを縮小前に退避させる退避メモリを付加す
るとともに、この退避メモリに退避させた画像データと
縮小後の画像データとを比較する比較処理機能を上記Ｃ
ＰＵ２に付加することにより実現する。
刷処理を適用する場合について以下に説明する。この場
合、上記図１に示した文書印刷装置１に印刷対象となっ
た画像データを縮小前に退避させる退避メモリを付加す
るとともに、この退避メモリに退避させた画像データと
縮小後の画像データとを比較する比較処理機能を上記Ｃ
ＰＵ２に付加することにより実現する。
【００２５】文書データメモリ７に格納された、例え
ば、図７のに示すような画像データに対して、キー入
力部３における拡大／縮小率指定キーのキー操作により
縮小率が指定されると、この画像データを退避メモリに
退避させた後、指定された縮小率で当該画像データを縮
小し、退避させた画像データと縮小した画像データとを
比較し、元の画像データに対する縮小した画像データの
潰れ具合を検出する。
ば、図７のに示すような画像データに対して、キー入
力部３における拡大／縮小率指定キーのキー操作により
縮小率が指定されると、この画像データを退避メモリに
退避させた後、指定された縮小率で当該画像データを縮
小し、退避させた画像データと縮小した画像データとを
比較し、元の画像データに対する縮小した画像データの
潰れ具合を検出する。
【００２６】すなわち、図７のの元の画像データに対
して同図のに示すように指定縮小率で縮小された画像
データの場合は、その比較結果により縮小した画像デー
タ内の隙間が狭く、潰れ具合が多いと判断されて、上記
図５に示したウインドウアラーム表示が行われて、縮小
した画像データが小さ過ぎる旨が報知される。
して同図のに示すように指定縮小率で縮小された画像
データの場合は、その比較結果により縮小した画像デー
タ内の隙間が狭く、潰れ具合が多いと判断されて、上記
図５に示したウインドウアラーム表示が行われて、縮小
した画像データが小さ過ぎる旨が報知される。
【００２７】また、同図ので示すように指定縮小率で
縮小された画像データの場合は、その比較結果により縮
小した画像データ内の隙間が広く、潰れ具合が少ないと
判断されて、そのままの縮小サイズで印字部８から印字
出力される。したがって、画像データに対する拡大／縮
小印刷処理対しても、上記実施例と同様に縮小サイズが
小さ過ぎて縮小画像の潰れが多いことを印刷する前に報
知することができ、画像の無駄な縮小印刷を未然に防止
することができる。
縮小された画像データの場合は、その比較結果により縮
小した画像データ内の隙間が広く、潰れ具合が少ないと
判断されて、そのままの縮小サイズで印字部８から印字
出力される。したがって、画像データに対する拡大／縮
小印刷処理対しても、上記実施例と同様に縮小サイズが
小さ過ぎて縮小画像の潰れが多いことを印刷する前に報
知することができ、画像の無駄な縮小印刷を未然に防止
することができる。
【００２８】
【発明の効果】請求項１記載の発明のデータ縮小装置に
よれば、文字データの無駄な縮小処理を実行することを
未然に回避することができ、印刷装置に適用することに
より文書データの拡大／縮小印刷機能の向上を図ること
ができる。
よれば、文字データの無駄な縮小処理を実行することを
未然に回避することができ、印刷装置に適用することに
より文書データの拡大／縮小印刷機能の向上を図ること
ができる。
【００２９】請求項２記載の発明のデータ縮小装置によ
れば、無駄な文字及び画像データの縮小出力処理を確実
に回避することができ、印刷装置に適用することにより
拡大／縮小印刷機能の向上を図ることができる。
れば、無駄な文字及び画像データの縮小出力処理を確実
に回避することができ、印刷装置に適用することにより
拡大／縮小印刷機能の向上を図ることができる。
【図１】本発明を適用した文書印刷装置の要部ブロック
構成図。
構成図。
【図２】図１のＣＰＵにより実行される拡大／縮小印刷
処理のフローチャート。
処理のフローチャート。
【図３】図２の拡大／縮小印刷処理に際して図１の表示
部に表示される拡大／縮小率設定用ウインドウの一例を
示す図。
部に表示される拡大／縮小率設定用ウインドウの一例を
示す図。
【図４】図３の拡大／縮小率設定用ウインドウにおいて
拡大／縮小率が設定された状態を示す図。
拡大／縮小率が設定された状態を示す図。
【図５】図４において設定された縮小率による印刷結果
が小さ過ぎる旨のウインドウアラーム表示を行った状態
を示す図。
が小さ過ぎる旨のウインドウアラーム表示を行った状態
を示す図。
【図６】その他のウインドウアラーム表示例を示す図。
【図７】図２の拡大／縮小印刷処理を画像データに適用
して縮小された画像データの一例を示す図。
して縮小された画像データの一例を示す図。
１ 文書印刷装置 ２ ＣＰＵ ３ キー入力部 ４ ＲＯＭ ５ 拡大／縮小メモリ ６ キャラクタジェネレータ ７ 文書データメモリ ８ 印字部 ９ 表示部 １０ バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｇ 5/26 ６５０ 9288−5Ｌ Ｇ０６Ｆ 15/20 ５６２Ｃ 15/66 ３５５Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】サイズが設定された文字データを記憶する
文字データ記憶手段と、 この記憶された文字データを縮小して出力する際の任意
の縮小率を指定する指定手段と、 この指定された縮小率と前記記憶された文字データのサ
イズに基づいて、当該文字データを縮小した場合の文字
サイズを求める算出手段と、 この算出された文字サイズと所定のサイズとを比較する
比較手段と、 この比較手段による比較結果において、前記算出された
文字サイズが前記所定のサイズより小さい場合に報知を
行う報知手段と、 を備えたことを特徴とするデータ縮小装置。 - 【請求項２】前記報知手段は、前記報知を行う前に、前
記縮小されたデータ、文字データあるいは画像データの
出力を禁止して、前記指定された縮小率の解除指定を促
す報知を行うことを特徴とする請求項１記載のデータ縮
小装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162851A JPH08329062A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | データ縮小装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162851A JPH08329062A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | データ縮小装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329062A true JPH08329062A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15762455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7162851A Pending JPH08329062A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | データ縮小装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329062A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007015471A1 (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | 文字データ生成装置、電子情報機器、文字データ生成プログラムおよび可読記録媒体 |
| JP2007260954A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
| JP2009259223A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-11-05 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置およびコンピュータプログラム |
| JP2010058309A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Casio Comput Co Ltd | テープ印刷装置 |
| US8279482B2 (en) * | 2006-02-28 | 2012-10-02 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Method of printing multiple magnifications of pages per sheet in N-up printing |
| JP2014151467A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Toshiba Tec Corp | ラベル印字装置およびその制御プログラム |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7162851A patent/JPH08329062A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPWO2007015471A1 (ja) * | 2005-08-02 | 2009-02-19 | シャープ株式会社 | 文字データ生成装置、電子情報機器、文字データ生成プログラムおよび可読記録媒体 |
| JP4726017B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2011-07-20 | シャープ株式会社 | 文字データ生成装置、電子情報機器、文字データ生成プログラムおよび可読記録媒体 |
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| JP2014151467A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Toshiba Tec Corp | ラベル印字装置およびその制御プログラム |
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