JP4726017B2 - 文字データ生成装置、電子情報機器、文字データ生成プログラムおよび可読記録媒体 - Google Patents

文字データ生成装置、電子情報機器、文字データ生成プログラムおよび可読記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、文字データを指定サイズに拡大・縮小する場合に、小ドットサイズで潰れが目立って、可読性や判読性が低下することを抑えることができる文字データ生成装置、これを用いて文字データを生成する液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの文字表示デバイス(表示装置)、通信ネットワークを介して通信可能とする通信装置、プリンタなどの印刷デバイス(印刷装置)、さらには携帯電話装置やパーソナルコンピュータなどの電子情報機器、これらに用いられる文字データ生成処理をコンピュータに実行させるための文字データ生成プログラムおよびこのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体に関する。
複数の構成部品を有する文字のベクトルフォントデータを拡大・縮小して指定サイズのビットマップデータを生成する際に、例えば12ドット前後の比較的小さい文字サイズでは、構成部品の一つが小さくなりすぎて、潰れてしまうことがある。この問題について、図23を用いて説明する。
図23(a)〜図23(c)は、従来の文字データ生成装置において、単位記号である12ドットの「オングストローム」の”A”上のring「○」が文字の縮小処理により潰れる事例を示す図である。
図23(a)には、アルファベットの”A”上にアクセント記号のring「○」を付けた文字のストロークデータが示されている。このストロークデータは、文字の骨格形状を表す線分上の座標点が含まれているデータである。このストロークデータを12ドットのビットマップデータに変換すると、図23(b)に示すようにアクセント記号のring「○」が潰れてしまう。このため、図23(c)に示すように”A”にアクセント記号のtilde「〜」を付けた文字と間違えられる虞がある。このビットマップデータは、画面表示において小さな点の集合で文字(記号を含む)や図形を表現するものである。
このように、小ドットサイズで文字などに潰れが生じて可読性や判読性が低下することを防ぐために、以下のような各文字生成方法が提案されている。
特許文献1に開示されている従来の文字処理装置では、指定された文字パターンに対応するアウトラインデータを展開してビットマップデータを生成している。このアウトラインデータとは、文字の輪郭形状を表す線分上の座標点が含まれているデータである。この場合、ビットマップデータの密度から文字に潰れが生じるか否かを判定して、潰れが生じると判断された場合に、小ドットサイズでも潰れが生じにくい代替文字に置き換えている。
特許文献2に開示されている従来の文字生成方法では、文字に予め付与された限界解像度から、出力しようとしている文字が潰れるか否かを判定している。文字に潰れが生じると判定されると、予め付与された優先度に基づいて、優先度が高い構成部品が潰れないように、その構成部品が使用可能な領域一杯まで部品を拡大してからドットパターンを生成する。また、優先度が高くない構成部品は多少縮小してドットパターンを生成する。これについて図24を用いて説明する。
図24(a)〜図24(c)は、特許文献2に開示されている従来の文字生成方法の概要を説明するための図である。
図24(a)には、文字「雪」のアウトラインデータを示している。これを単純にビットマップ化すると、例えば13ドット×13ドットでは、図24(b)に示すように「雪」の字の特徴である「ヨ」の部分が潰れてしまい、「雷」の字と識別できない状態になる。これに対して、特許文献2に開示されている方法では、「雪」の構成部品である「雨」と「ヨ」に優先度が設定されている。この優先度が高い構成部品「ヨ」は潰れないように大きさを調整し、優先度が低い「雨」はある程度は潰れても良いものとする。この結果、図24(c)に示すように、「雪」の字を容易に識別できる状態になる。
特開平9−190172号公報 特開平6−318063号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている従来の文字生成方法では、潰れの発生しない代替文字が存在しない場合には潰れを回避できないという問題がある。さらに、代替文字を予め保持しておく必要があるため、必要なメモリ量が増大するという問題もある。
また、特許文献2に開示されている従来の文字生成方法では、優先度が高い構成部品の潰れを回避することができるものの、生成される文字サイズが小さくなると、文字の構成部品の大きさに偏りが発生して文字のバランスが悪くなる。さらに、生成される文字サイズが非常に小さい場合には、文字の構成部品の潰れを回避することができないため、文字全体が潰れてしまう。この問題について、図25を用いて説明する。
図25(a)は文字「雪」のアウトラインデータを示している。図24で説明したような文字サイズ(13×13ドット)から、さらに小さい図25(b)の文字サイズ(11×11ドット)でも、「雪」の字を識別可能なビットマップデータを生成することができる。しかしながら、さらに小さな文字サイズ(9×9ドット)では、図25(c)に示すように、文字の構成部品同士の接触による視認性の低下や、文字を構成する部品の大きさに偏りが生じて、表示品位の低下を招く。さらに小さな文字サイズ(7×7ドット)では、図25(d)に示すように、文字の構成部品「雨」の潰れと共に、文字の構成部品「ヨ」の潰れをも回避することができない程度に小さくなって、文字全体が潰れてしまい、判読することができなくなってしまう。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、指定された文字サイズに文字を縮小する際に、文字の潰れの有無を判定して、代替文字を用意することなく、予め定義した構成部品の最小形状及び、構成部品の重ね処理、構成部品のストローク省略を用いることにより、構成部品の大きさのバランスを保持しつつ、文字の潰れを回避して文字データを生成できる文字データ生成装置、これを用いて文字データを生成する携帯電話装置やパーソナルコンピュータなどの電子情報機器、これらに用いられる文字データ生成処理をコンピュータに実行させるための文字データ生成プログラムおよびこのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の文字データ生成装置は、文字データが複数の構成部品データからなる場合に、該複数の構成部品データに対して、最小形状情報を予め記憶する記憶手段と、指定された文字枠内に文字が納まるように該文字を縮小する際に、その縮小される文字の構成部品が、該記憶手段からの当該構成部品の最小形状よりも小さくなる場合に、当該構成部品の最小形状を文字の構成部品の形状として文字データを生成制御する制御手段とを有し、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における制御手段は、前記文字の各構成部品の形状を該構成部品の最小形状よりも小さくならない範囲で該各構成部品毎の縮小比率を調整する比率調整手段と、該文字の各構成部品の形状を表す構成部品情報、該各構成部品の位置関係を表す構成部品組合せ情報および、該比率調整手段による該各構成部品の縮小比率を用いて、該各構成部品を縮小してベクトルデータを文字合成する文字合成手段とを有する。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における制御手段は、前記文字合成時またはその後に、文字枠内で前記構成部品同士に重なりが生じる場合に、重なりが生じる各構成部品を所定の優先順位で重ねて配置する構成部品重ね手段をさらに有する。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における構成部品重ね手段は、前記各構成部品を前記所定の優先順位で重ねて配置する際に、該各構成部品の重なりによって潰れが生じる場合に、これを検出して該優先順位が低い方の構成部品の形状を変更して当該構成部品の重なりによる潰れを回避可能に構成する。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における構成部品重ね手段は、前記各構成部品を前記所定の優先順位で重ねて配置する際に、前記優先順位が高い構成部品に縁取り部を設ける。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置において、前記文字の各構成部品が合成されたベクトルデータからビットマップデータを生成することにより前記文字データを生成する文字データ生成手段をさらに有する。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置において、前記制御手段からの文字データを表示する表示単位である複数のピクセルが表示画面上に配置され、該複数のピクセルがそれぞれ、該表示単位よりもサイズが小さく、かつ、複数の色要素の一つにそれぞれ対応する複数のサブピクセルを含み、該サブピクセル毎の各色要素を独立して表示制御可能とする表示デバイスをさらに有し、前記構成部品の最小形状を構成している各表示単位がそれぞれ該サブピクセルで構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における表示デバイスは、前記構成部品の最小形状を構成している各表示単位において、前記サブピクセルで表されているものと、前記ピクセルで表されているものとがそれぞれ一つ以上含まれている。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における構成部品情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号と、該部品番号に対応する構成部品の形状を表す線分上の各座標点と、該構成部品の外枠の座標点との各情報が含まれている。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における構成部品組み合せ情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号およびその配置と、該各構成部品の判読性に関する優先順位との各情報が含まれている。このように、中心軸は文字サイズから求めてもよい。中心軸を含めると、次のようになる。本発明の文字データ生成装置における構成部品組み合せ情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号およびその配置と、該各構成部品を上下に配置する場合の中心軸と、該各構成部品の判読性に関する優先順位との各情報が含まれている。さらに、部品組合せは上下、左右もあるので、中心軸より基準位置の方が自由度は高い。これを表わすと、次のようになる。本発明の文字データ生成装置における構成部品組み合せ情報にはさらに、前記文字を構成する各構成部品を配置する場合の基準位置の座標値の情報が含まれている。
さらに、好ましくは、本発明の文字データ生成装置における最小形状情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号と、該部品番号に対応する構成部品の判読に必要なドット数、または該構成部品の判読に必要な座標点間の間隔情報が含まれている。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記文字データ生成装置を用いて生成された文字データに対して、表示処理、印字処理および通信処理の少なくともいずれかの処理を行うものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の文字データ生成プログラムは、文字が複数の構成部品からなる場合に、該複数の構成部品のそれぞれに対して最小形状を定義するか、または該最小形状を導出するための最小形状情報を用いて、指定された文字枠内に納まるように文字を縮小する際に、その縮小される構成部品が該最小形状よりも小さくなる場合に、当該構成部品の最小形状を文字の構成部品の形状として設定する構成部品形状設定ステップをコンピュータに実行させるためのものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の文字データ生成プログラムにおいて、前記構成部品形状設定ステップの処理後に、前記文字枠内で前記構成部品同士に重なりが生じる場合に、当該構成部品を所定の優先順位で重ねて文字データを生成するステップをコンピュータに実行させる。
本発明の可読記録媒体は、本発明の上記文字データ生成プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下に、本発明の作用について説明する。
本発明にあっては、文字が複数の構成部品で構成されている場合に、文字の構成部品毎に最小形状を定義するか、または最小形状を導出するための最小形状情報を付加する。文字を縮小(または拡大)する際に、その文字の最小形状と比較して、その文字の構成部品がその最小形状よりも小さくなる場合に、その最小形状をその構成部品の形状として採用することによって、その文字の構成部品の潰れを回避して判読可能な文字とすることが可能となる。
また、文字の構成部品同士に重なりが生じる場合には、各構成部品を、文字の可読性や判読性に関して、できるだけ影響がないような所定の優先順位で重ねて文字の各構成部品を配置する。これによって、優先度が低い構成部品は裏側(優先度が高い構成部品の裏側)に隠されるが、文字の可読性や判読性により必要な優先度が高い構成部品は潰れずに表側に表示される。
さらに、文字の構成部品の重なりによって一部の構成部品に潰れが生じる場合には、優先順位が低い構成部品の形状を変更することによって、構成部品の重なりによる潰れを回避することが可能となる。
さらに、構成部品を所定の優先順位で重ねる際に、優先順位が高い構成部品に縁取り部を設けることによって、優先度が高い構成部品を判別しやすくすることが可能となる。
さらに、文字の構成部品の最小形状の単位は、ピクセルで表してもよく、サブピクセルで表してもよく、それらを組み合わせてもよい。
以上により、本発明によれば、文字の構成部品毎に最小形状を定義するか、またはその最小形状を導出するための最小形状情報を付加することによって、文字の縮小または拡大を行なう際に、その最小形状と比較して構成部品の潰れの有無を前もって検出することが可能となる。
また、その最小形状を維持するように、即ち、その最小形状よりも小さくならないように、構成部品毎に個別に拡大・縮小比率を適用して、構成部品を所定の優先順位で前後(表裏)に重ねることにより、特許文献2の従来技術に比べて、構成部品の大きさのバランスを保持しつつ、文字の潰れを回避することができる状態で、文字データを生成することができる。
さらに、特許文献1の従来技術と比べて、代替文字を定義して予め用意することも不要であり、確実に文字の構成部品の潰れを回避して文字を判読することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る文字データ生成装置のシステム構成例を示すブロック図である。 図2は、図1の補助記憶装置に格納された文字データ生成プログラムおよびそのデータに基づいて、制御部が実行するための各機能手段を説明するためのブロック図である。 図3(a)〜(c)は、図2の構成部品DBのデータ構成例を示す図である。 図4は、図2の構成部品組み合わせDBのデータ構成例を示す図である。 図5(a)〜(c)は、図2の最小形状DBのデータ構成例を示す図である。 図6(a)〜(c)は、図2の最小形状DBの他のデータ構成例を示す図である。 図7は、図1の文字データ生成プログラムに基づく文字データ生成処理の制御を説明するためのフローチャートである。 図8は、図7のフローチャートに沿う文字生成処理の一例を示す図である。 図9は、図2の文字合成手段の処理を説明するための図である。 図10は、図2の文字合成手段の処理を説明するためのフローチャートである。 図11(a)〜(c)は、図2の比率調整手段の処理例を説明するための図である。 図12(a)〜(c)は、図2の比率調整手段の他の処理例を説明するための図である。 図13は、図2の比率調整手段の処理を説明するためのフローチャートである。 図14(a)および(b)は、図2の構成部品重ね手段の処理例を説明するための図である。 図15は、図2の構成部品重ね手段の処理を説明するためのフローチャートである。 図16は、図2の構成部品重ね手段による縁取り処理を説明するための図である。 図17(a)および(b)は、図2の文字データ生成手段の処理例を説明するための図である。 図18は、図2の文字データ生成手段の処理を説明するためのフローチャートである。 図19(a)〜(c)は、サブピクセル単位で”A”のアクセント記号の「grave」を調整する例を示す図である。 図20は、図2の最小形状DBをサブピクセルによって記述する例を示す図である。 図21(a)〜(d)は、図1の文字データ生成プログラムおよびそのデータに基づいて制御部が生成する文字データの例について説明するための図である。 図22(a)〜(c)は、図21において、各構成部品が重ね合せられる様子を説明するための図である。 図23(a)〜(c)は、従来の文字データ生成装置において、12ドットのオングストロームの「A」上のring「○」が文字の縮小処理により潰れる事例を示す図である。 図24(a)〜(c)は、特許文献2に開示されている従来の文字生成方法の概要を説明するための図である。 図25は、特許文献2に開示されている従来の文字生成方法の問題を説明するための図である。 図26は、本発明の縁取りの仕方の定義の一例を示す図である。
符号の説明
1 文字データ生成装置
10 表示デバイス
20 制御部
201 文字合成手段
202 比率調整手段
203 構成部品重ね手段
204 文字データ生成手段
21 CPU(中央演算処理装置)
22 主メモリ
30 入力デバイス
40 補助記憶装置
41 文字データ生成プログラム
42 データ
421 構成部品DB
422 構成部品組合せDB
43 最小形状DB
以下に、本発明の文字データ生成装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、ここでは、文字としては、日本語や英語さらには韓国語、中国語などの言語の他、例えば単位などの記号や、○や△などの各種図形、さらには絵文字なども含んでいる。 また、本発明の文字データ生成装置について説明する。本発明の文字データ生成装置は、例えばパーソナルコンピュータやワードプロセッサなどの電子情報機器に用いることができる。このパーソナルコンピュータとしては、デスクトップ型またはラップトップ型などの任意のタイプのコンピュータが使用され得る。また、本発明の文字データ生成装置は、カラー表示またはモノクロ表示が可能な表示デバイスなどの表示部を有した電子情報機器に用いてもよい。例えば、カラー液晶表示デバイスなどの表示装置を有した電子情報機器として、例えばパーソナルコンピュータやワードプロセッサなどの他、携帯情報ツールである携帯情報端末、PHSを含む携帯電話装置、一般の電話機/FAXなどの電子通信機器などであってもよい。さらに、本発明の文字データ生成装置は、電子情報機器として、カラー印刷またはモノクロ印刷が可能なプリンタなどの印刷用デバイス(印刷装置)に用いてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る文字データ生成装置のシステム構成例を示すブロック図である。
図1において、本実施形態の文字データ生成装置1は、表示画面上に文字表示が可能な表示デバイス10と、この表示デバイス10への表示を制御する制御部20と、ユーザによる入力操作を行うための入力デバイス30と、本実施形態の文字データ生成処理を制御部20に実行させるための文字データ生成処理プログラムおよびそのデータが格納されたコンピュータ読み出し可能な可読記録媒体として例えばROMなどの補助記憶装置40とを有している。
表示デバイス10は、表示画面上に複数のピクセル(画素部)が表示単位として2次元状(またはマトリクス状)に配列されており、各ピクセル(画素部)を制御することによって任意の文字(記号を含む)を表示可能としている。表示デバイス10の一例としては、カラー表示またはモノクロ表示が可能な液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの各種ディスプレイが挙げられる。また、表示デバイス10としては、単色のピクセルで文字を表示するものや、ピクセルの階調レベル(輝度レベル)を制御することができるもの、さらに、カラー表示可能なものなどを好適に使用することができる。カラー表示が可能な表示デバイス10の場合、表示デバイス10の表示画面上の各ピクセル(画素部)に、これよりも小さく分割された最小の表示単位として複数のサブピクセルが含まれており、その各サブピクセルにRGBなどの色要素の一つがそれぞれ対応している。この表示デバイス10には、次に説明する制御部20から表示データが入力されるようになっている。
制御部20は、中央演算処理装置(CPU)21と、ワークメモリ(RAM)として働く主メモリ22とを有しており、CPU21によって主メモリ22内の文字データ生成プログラムおよびそのデータにしたがって、本実施形態の文字データ生成処理が行われて、表示デバイス10の表示画面上に文字、図形を表示するように、表示用の各ピクセル(画素部)が表示制御される。なお、カラー表示が可能な表示デバイスの場合には、制御部20によって、表示デバイス10の各ピクセルに含まれる各サブピクセルの色要素を、それぞれ独立して制御することができる。制御部20のCPU21には入力デバイス30が接続されて、主メモリ22には補助記憶装置40が接続されている。
CPU21は、文字データ生成装置1の全体を制御および監視する。CPU21は、主メモリ22に格納された各種のデータに基づいて文字データ生成プログラムを実行することにより、本発明の特徴構成として詳細に後述するが、文字の拡大縮小を行う際に、その文字の構成部品の最小形状と比較して、その構成部品が最小形状よりも小さくなる場合に、その最小形状をその文字の構成部品形状として採用する本実施形態の文字データ生成処理を行って判読性のよい文字データを生成する。CPU21は、生成された文字データを、主メモリ22に一旦格納した後に、これを読み取って表示デバイス10側に表示データとして出力する。この文字データが主メモリ22から読み出されて表示デバイス10側に出力されるタイミングを、このCPU21が管理制御している。
主メモリ22には、CPU21の起動時に、可読記録媒体としてのROMの補助記憶装置40に格納されている文字データ生成プログラムおよびそのデータが読み込まれるようになっている。また、主メモリ22には、入力デバイス30から入力された各種データ、表示デバイス10に表示するための表示データおよび、文字データ生成プログラムを実行するために必要なデータが一時的に格納されている。主メモリ22は、CPU21によってアクセスされる。
入力デバイス30は、表示デバイス10の表示画面上に表示される文字や図形を表す文字情報および、操作者からの入力指示(入力指令)などを制御部20に入力するために使用される。この文字情報には、例えば、文字を識別するための文字コード、および文字の大きさを示す文字サイズなどが含まれている。入力デバイス30としては、文字コードや文字サイズ(大きさ)を入力することが可能な任意のタイプのデバイスが使用され得る。この入力デバイス30として、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルおよびペン入力装置、さらには通信ネットワーク(例えばインターネット)を介して受信入力する入力装置などが好適に使用され得る。
補助記憶装置40には、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42(プログラムに使用される各種データ)が格納されている。補助記憶装置40としては、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42を格納することが可能な可読記録媒体としての任意タイプの記憶装置が使用され得る。例えば、光ディスク、磁気ディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、ICカード、光カードなどの各種可読記録媒体が好適に使用され得る。なお、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42は、補助記憶装置40における可読記録媒体に格納されることに限定されない。例えば、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42は、始めから主メモリ22に格納されていてもよく、また、補助記憶装置40以外のROM(図示せず)に格納されていてもよい。このROMは、例えば、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどであり得る。このROM方式の場合には、そのROMを交換するだけで、色々な処理のバリエーションを容易に電子情報機器に実現させることができる。例えば、ROM方式は、携帯型の端末装置や携帯電話装置などに好適に適用され得る。さらに、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42を格納する可読記録媒体は、上記ディスクやカードなどの記憶装置や半導体メモリなどのようにプログラムおよびそのデータを固定的に担持する媒体以外に、通信ネットワーク(例えばインターネット)においてプログラムおよびそのデータを伝送するために使用される通信媒体のようにプログラムおよびそのデータを流動的に担持する媒体であってもよい。または、本実施形態の文字データ生成装置1がインターネットを含む通信回線に接続するための手段を備えている場合には、その通信回線から文字データ生成プログラム41およびそのデータ42を主メモリ22に、直接、ダウンロードすることもできる。この場合、ダウンロードに必要なローダープログラムは、いずれかのROM(図示せず)に予め格納されていてもよく、また、補助記憶装置40から制御部20の主メモリ22にインストールされていてもよい。
図2は、図1の補助記憶装置40に格納された文字データ生成プログラム41およびそのデータ42に基づいて、制御部20が実行する各機能手段を説明するためのブロック図である。
図2において、データ42を記憶する記憶手段としては、構成部品データベース(DB)421、構成部品組み合わせデータベース(DB)422および構成部品の最小形状データベース(DB)423が含まれている。
構成部品データベース(DB)421には文字の構成部品情報が格納されており、構成部品情報として、文字を構成する各構成部品の形状を表す線分上の座標点と、この構成部品の外枠の座標点の情報とが含まれている。
構成部品組み合わせデータベース(DB)422には文字毎に構成部品組み合せ情報が格納されており、文字毎に構成部品組み合せ情報として、文字を構成する各構成部品の配置情報と、この各構成部品を上下または左右に配置する場合の基準位置座標と、この各構成部品の優先順位とが含まれている。
最小形状データベース(DB)423には最小形状情報が構成部品毎に格納されており、最小形状情報として、構成部品に必要なドット数、または各構成部品の座標点間に必要な間隔情報が含まれている。
制御部20は、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42に基づいて、文字合成手段201と、比率調整手段202と、構成部品重ね手段203と、文字データ生成手段204との各機能をCPU21により実行するものであって、指定された文字枠内に文字が納まるように文字を縮小する際に、その縮小される構成部品が、最小形状データベース(DB)423から得られるその構成部品に対応した最小形状よりも小さくなる場合に、その構成部品の最小形状を文字の構成部品の形状として文字データを生成制御するものである。
文字合成手段201は、文字の各構成部品の形状を表す構成部品情報、各構成部品の位置関係を表す構成部品組合せ情報および、比率調整手段202による縮小比率を用いて、各構成部品を構成する文字を指定サイズに縮小してベクトルデータを合成する。
比率調整手段202は、文字の構成部品の形状を構成部品の最小形状よりも小さくならない範囲で文字の構成部品毎の縮小比率を調整する。
構成部品重ね手段203は、文字合成時またはその後に、文字枠内で各構成部品同士に重なりが生じる場合に、重なりが生じる各構成部品を所定の優先順位で重ねて配置する。この構成部品重ね手段203は、各構成部品を所定の優先順位で重ねて配置する際に、各構成部品の重なりによって一部の構成部品に潰れが生じる場合に、これを検出して優先順位が低い構成部品の形状を変更してその構成部品の重なりによる潰れを回避させる構成とする。また、構成部品重ね手段203は、各構成部品を所定の優先順位で重ねて配置する際に、その優先順位が高い構成部品には縁取り部を設ける。
文字データ生成手段204は、構成部品重ね手段203により文字の各構成部品が合成されたベクトルデータからビットマップデータを生成することにより文字データを生成する。
以下に、まず、図2の各データ42の各構成例から順次説明する。
図3は、図2の構成部品データベース(DB)421のデータ構成例を示す図である。
図3に示すように、図2の構成部品DB421には、文字を構成する各構成部品の部品番号と、その部品番号に対応する構成部品情報とが一対として複数格納されている。この構成部品情報としては、各構成部品の形状を表す線分上の各座標点(線分の両端の各座標点;線分を導出可能とする各座標点)と、この構成部品の外枠の最大および最小の二つの座標点(長方形枠の互いに対向する角部の各座標点)との各情報が含まれている。
例えば、図3(a)に示すように、部品番号008の構成部品は、「A」であり、座標(73,200)と座標(7,27)を結ぶ線分と、座標(75,200)と座標(141,27)を結ぶ線分と、座標(31,84)と(116,84)を結ぶ線分の3つの線分によって構成されている。また、部品番号008の構成部品の外枠は、最小の座標(0,0)と最大の座標(255,210)を向かい合う頂点(互いに対向する頂点)とする長方形である。
また、図3(b)に示すように、部品番号033の構成部品は、アクセント記号のringであり、座標(74,54),座標(60,48),座標(54,34),座標(60,20),座標(74,14),座標(88,20),座標(97,34),座標(88,48)および座標(74,54)を結ぶ線分によって構成されている。また、この部品番号033の構成部品の外枠は、最小の座標(0,0)と最大の座標(255,55)を向かい合う頂点(互いに対向する頂点)とする長方形である。
さらに、図3(c)に示すように、部品番号035の構成部品は、アクセント記号の「grave」であり、座標(66,55),座標(71,44)および座標(85,33)を結ぶ線分によって構成されている。また、部品番号033の構成部品の外枠は、最小の座標(0,0)と最大の座標(255,55)を向かい合う頂点(互いに対向する頂点)とする長方形である。
図4は、図2の構成部品組み合わせデータベース(DB)422のデータ構成例を示す図である。
図4に示すように、図2の構成部品組み合わせDB422には、文字を表す文字コードと、その文字コードに対応する構成部品の組み合わせ情報とが格納されている。この構成部品の組み合わせ情報としては、その文字を構成する各構成部品の部品番号およびその配置と、構成部品を上下に配置するときに位置関係を調整するための基準位置、例えば中心軸の座標値と、構成部品を重ねて表示する場合に判読性に関係する表示の優先順位との各情報が含まれている。なお、構成部品の配置は上下に限らず、左右に配置される場合もあり得る。
図4において、例えば文字コード197番の文字「オングストローム」には、部品番号008の構成部品と部品番号033の構成部品が含まれている。部品番号008の構成部品に対する部品番号033の構成部品の配置を示す配置2の情報「上」によって、部品番号008の構成部品「A」の上部に部品番号033の構成部品「ring」が配置することを表している。3つ目の部品(部品3)はないため、空欄になっている。また、構成部品の優先順位は、部品1の「A」の優先順位が一番低く、部品2の「ring」および部品3の順番に優先順位が高くなるものとする。さらに、部品番号008の構成部品「A」と部品番号033の構成部品「ring」を上下に配置するときの中心軸のx座標は、その座標値がx=74であることを示している。
また、文字コード192番の文字には、部品番号008の構成部品「A」と部品番号035の構成部品「grave」が含まれている。この部品番号008の構成部品「A」に対する部品番号035の構成部品「grave」の配置2の情報「上」によって、部品番号008の構成部品「A」の上部に部品番号035の構成部品「grave」が配置されることを表している。3つ目の部品(部品3)はないため、空欄になっている。さらに、部品番号008の構成部品「A」と部品番号035の構成部品「grave」を上下に配置するときの中心軸のx座標は、その座標値がx=74である。なお、この値は、構成部品組み合わせDBに設けず、文字幅の半分として求めてもよい。
図5は、図2の構成部品の最小形状データベース(DB)423のデータ構成例を示す図である。
図2の構成部品の最小形状DB423には、文字を構成する各構成部品の部品番号と、その部品番号に対応する最小形状情報とが格納されている。図5に示すように、この最小形状情報としては、文字の構成部品の判読に最小限必要なドット数が含まれている。これを予め設定しておく。
例えば、図5(a)に示すように、部品番号008の「A」の最小形状は、横5ドットおよび縦7ドットである。また、図5(b)に示すように、部品番号033の「ring」の最小形状は、横3ドットおよび縦3ドットである。さらに、図5(c)に示すように、部品番号035の「grave」の最小形状は横3ドットおよび縦2ドットである。
図6は、図2の構成部品の最小形状データベース(DB)423の別のデータ構成例を示す図である。
図2の構成部品の最小形状DB423には、文字を構成する各構成部品の部品番号と、その部品番号に対応する最小形状情報とが格納されている。図6に示すように、この最小形状情報としては、構成部品の判読に最小限必要な座標点間に必要な間隔の情報(ドット数)が含まれている。これは予め設定しておく。
例えば、図6(a)に示すように、部品番号008の「A」では、点aと点bの横方向の間隔、点aと点dの横方向の間隔、点bと点cの横方向の間隔、点dと点eの横方向の間隔は、縦方向の矢印に挟まれた空間であり、横方向にそれぞれ0ドット以上開ける必要がある。よって、線幅を含めると、構成部品”A”全体として横方向に最小形状が5ドット以上必要となる。同様に、点aと点bの縦方向の間隔と点aと点dの縦方向の間隔、および、点bと点cの縦方向の間隔と点dと点eの縦方向の間隔は、横方向の矢印に挟まれた空間であり、縦方向にそれぞれ3ドットおよび1ドット以上開ける必要がある。よって、線幅を含めると、この構成部品「A」全体として縦方向に最小形状が7ドット以上必要となる。
また、図6(b)に示すように、部品番号033の「ring」では、点fと点gの横方向の間隔は、縦方向の矢印に挟まれた空間であり、横方向に1ドット以上開ける必要がある。よって、線幅も含めると、構成部品「ring」の全体として横方向に最小形状が3ドット以上必要である。同様に、点hと点iの縦方向の間隔は、横方向の矢印にはさまれた空間であり、縦方向に1ドット以上開ける必要がある。よって、線幅も含めると、構成部品「ring」の全体として縦方向に最小形状が3ドット以上必要である。
さらに、図6(c)に示すように、部品番号035の「grave」では、点jと点kの横方向の間隔および点kと点lの横方向の間隔は、縦方向の矢印に挟まれた空間であり、横方向に0ドット以上開ける必要がある。よって、線幅も含めると、構成部品「grave」の全体として横方向に最小形状が縦3ドット以上必要である。同様に、点jと点lの縦方向の間隔は、横方向の矢印に挟まれた空間であり、縦方向に0ドット以上開ける必要がある。よって、線幅も含めると、構成部品「grave」の全体として縦方向に最小形状が2ドット以上必要である。
なお、ここでは構成部品の最小形状として、欧文アルファベットを例に、元の構成部品と同一のストローク構成を説明したが、日本語の漢字部首のようにストロークの数が多く、最小形状が大きくならざるを得ない構成部品については、ストロークの省略情報を含めた最小形状を定義することも可能である。その場合、ストロークの省略を行うことにより、より小さな最小形状の構成部品を用いることが出来、構成部品同士のバランスを改善する効果を奏する。
次に、文字データ生成プログラム41に基づくCPU21が実行する文字データ生成処理について説明する。
図7は、図1の文字データ生成プログラム41に基づく文字データ生成処理の制御を説明するためのフローチャートである。
図7に示すように、まず、ステップS1では、文字サイズと文字コードとが入力デバイス30から入力される。
次に、ステップS2では、文字合成手段201によって、文字コードに該当する部品番号が構成部品組み合せDB422から読み出されると共に、構成部品DB421から部品番号に該当する構成部品情報が読み出される。
さらに、ステップS3では、文字合成手段201によって、構成部品組み合わせDB422の配置および中心軸に応じて、各構成部品が文字として合成される。
さらに、ステップS4では、比率調整手段202によって、文字の拡大または縮小時に、その構成部品の最小形状DB43の最小形状情報を用いて、その最小形状よりも小さいかどうかが判定され、その最小形状よりも小さくなった構成部品が検出された場合には、その構成部品の最小形状に置き換えられる。
さらに、ステップS5では、全ての構成部品を文字として組み合わせたときに、その各構成部品がその文字枠をはみ出すか(文字枠内で重なるか)否かを後述する比率調整手段202内の処理にて判定した結果である重ね処理のフラグを調べる。その文字の文字枠を構成部品がはみ出す、即ち重ね処理フラグが立っている場合には、ステップS6の処理に進み、その文字の文字枠を構成部品がはみ出さない、即ち重ね処理フラグが立っていない場合にはステップS7の処理に進む。
さらに、ステップS6では、構成部品重ね手段203によって、構成部品組み合わせDB422の優先順位に応じて、各構成部品が重ね合わされる。この場合に、上に描画される優先順位が高い構成部品に縁取り部が設けられ、文字データ生成手段204により各構成部品が文字として合成されたベクトルデータからビットマップデータが生成される。処理の詳細については、図15を用いて後述する。
さらに、ステップS7では、各構成部品を重ねる必要がないため、構成部品重ね手段203による処理を通過して、文字データ生成手段204によって、各構成部品が文字として合成されたベクトルデータからビットマップデータの生成が行われる。
図8は、図7のフローチャートに沿う文字生成処理の事例を示す図であって、文字を縮小して表示する場合に、文字の各構成部分の形状の変化を表す図である。
図8に示すように、元データ101が縮小されて文字102になり、さらに縮小されると、文字103のようにアクセント記号の「ring;○」が潰れてしまう。これを回避するために、文字104のようにアクセント記号の形状として所定の最小形状を採用する。文字104からさらに縮小されると、文字105のように”A”にも潰れが生じる。そこで、文字106のように”A”とアクセント記号の「ring;○」とを互いに重ねることにより”A”の上にアクセント記号の「ring;○」を食い込ませる。これは、アクセント記号の「ring;○」の方が”A”よりも優先度が高いためである。
次に、文字データ生成プログラムに基づく各機能手段の処理について、さらに詳しく説明する。
図2に示す文字合成手段201では、構成部品DB421と構成部品組み合わせDB422とを用いて、構成部品が指定サイズに縮小されたベクトルデータが合成される。
図9は、図2の文字合成手段201の処理例を示す図である。
例えば、部品番号008の”A”の画像111は画像112のようにスケーリングされ、部品番号033の「ring」の画像113は画像114のようにスケーリングされる。これは、部品番号008の外枠からオフセット値が求められてスケーリングされている。その後、画像117のように、スケーリングされた部品番号008の”A”の画像112から、オフセット値だけずらした場所に、スケーリングされた部品番号033の「ring」の画像114が配置される。
一方、部品番号008の”A” は画像112のようにスケーリングされ、部品番号035の「grave」の画像115は画像116のようにスケーリングされる。これは、部品番号008の外枠からオフセット値が求められてスケーリングされている。その後、画像118のように、スケーリングされた部品番号008の”A”の画像112から、オフセット値だけずらした場所に、スケーリングされた部品番号035の「grave」の画像116が配置される。
図10は、図2の文字合成手段201の文字合成処理を説明するためのフローチャートである。
図10に示すように、まず、ステップS11では、構成部品組み合わせDB422に登録された一つ目の構成部品の情報が構成部品DB421から読み出される。
次に、ステップS12では、出力される文字の出力サイズNが入力デバイス30から取得され、(N−1)/(256−1)がスケーリング比率として設定される。
次のステップS13では、一つ目の構成部品が上記スケーリング比率に基づいてスケーリングされる。
ステップS14では、構成部品組み合わせDB422に登録された次の構成部品の情報が構成部品DB421から読み出される。
ステップS15では、読み出された構成部品が上記スケーリング比率に基づいてスケーリングされる。
ステップS16では、一つ目の構成部品のベクトルデータに対して、二つ目の構成部品の配置位置に合せてオフセット値が求められ、オフセット値だけずらしたベクトルデータが追加されて合成される。
ステップS17では、二つの各構成部品の中心軸が一致するように、各構成部品の位置調整が行われる。
ステップS18では、構成部品組み合わせDB422に他の構成部品があればステップS14の処理に戻り、構成部品組み合わせDB422に他の構成部品がなければ、図2の文字合成手段201による文字合成処理は終了される。
例えば、文字コード197の文字(オングストローム)について、出力サイズが12ドットの場合、部品番号008の構成部品のスケーリングは、以下のようにして行われる。
図3に示す文字コード197の文字において、部品番号008の構成部品”A”は、図3に示すように、点(73,200)と点(7,27)を結ぶ線分と、点(75,200)と点(141,27)を結ぶ線分と、点(31,84)と点(116,84)を結ぶ線分によって構成されている。
点(73,200)をスケーリングしたときの座標は、
73×11/255=3.1490
200×11/255=8.6274
という計算式によって座標(3,9)のように求められる。なお、上記式において、11は出力サイズ−1であり、255は元のサイズ−1である。また、値を整数にするために、計算結果を四捨五入している。同様にして、点(7,27)は座標(0,1)にスケーリングされる。よって、部品番号008の構成部品のスケーリング結果は、
(3,9)、(0,1)、
(3,9)、(6,1)、
(1,4)、(5,4)
となる。
同様に、部品番号033の構成部品「ring」のスケーリング結果は、
(3,2)、(3,2)、(2,1)、(3,1)、(3,1)、(4,1)、(4,1)、(4,2)、(3,2)・・・[1]
となる。
また、部品番号008の構成部品”A”の外枠のスケーリング結果は、
最小の座標(0,0)、最大の座標(11,9)
となる。
したがって、文字コード197番の文字として文字合成されるデータは、前記[1]のy座標に「9」を足したものとなり、
(3,9),(0,1)
(3,9),(6,1)
(1,4),(5,4)
(3,11),(3,11),(2,10),(3,10),(3,10),(4,10),(4,10),(4,11),(3,11)
となる。
同様に、部品番号035の構成部品「grave」のスケーリング結果は、
(3,2),(3,2),(4,1)・・・[2]
となる。
したがって、文字コード192番の文字として文字合成されるデータは、前記[2]のy座標に「9」を足したものとなり、
(3,9),(0,1)
(3,9),(6,1)
(1,4),(5,4)
(3,11),(3,11),(4,10)
となる。
次に、図2に示す比率調整手段202について説明する。
この比率調整手段202では、各構成部品の最小形状DB423を用いて、指定された文字枠内に納まるように文字を縮小する際に、文字の構成部品が所定の最小形状よりも小さくなる場合に、その構成部品の最小形状を文字の構成部品の形状として採用し、他の構成部品の形状が最小形状よりも小さくならない範囲で縮小されるように調整する。
図11(a)〜図11(c)は、図2の比率調整手段202の処理例を示す図である。
例えば図11(a)に示す文字データを12ドットに縮小する場合、即ち、アクセントつき大文字を12ドットに縮小し、アクセントに3ドットをとる場合について考える。この場合、図23に示すように全体のサイズが12ドットではアクセント記号の「ring」が潰れる。そこで、図11(b)に示すように、アクセント記号の「ring」の形状が縦横3ドットの最小形状となるように比率を設定する。
一方、英字”A”は全体のサイズが12ドットでも潰れない。そこで、図11(b)に示すように、英字”A”の外枠が9ドットとなるように比率を設定する。
このとき、元のデータのオフセット位置y1は、図11(b)に示すように「ring」ではy1×3/(255−y1)となり、”A”ではy1×(11−3)/y1となるため、これらの値を一致させて境界線とする。この境界線の位置に合せて「ring」のy座標値を調整する。
さらに、”A”と「ring」とを異なる比率に設定すると、図11(b)に示すように中心位置がずれる。よって、図11(c)に示すように、中心位置調整も行う。左右の中心位置は、それぞれの比率で縮小させた各構成部品について、文字枠の幅の差の1/2だけ移動させることにより、各構成部品の中心位置を揃えることができる。よって、元のデータの中心位置x1は、図11(b)に示すように「ring」ではx1×3/(255−y1)となり、”A”ではx1×(11−3)/y1となるため、中心位置調整のための移動量は(255×3(255−y1)−255×(11−3)/y1)×1/2となる。この中心位置に合せて「ring」のx座標を調整する。
なお、中心位置の調整方法として、構成部品組合せDBに格納されている基準位置情報、例えば図4のコード197における「位置調整」の値74を中心位置のx座標値として用い、位置調整を行う方法もある。
図12(a)〜図12(c)は、図2の比率調整手段202の他の処理例を示す図である。
例えば、図12(a)に示す文字データを12ドットに縮小する場合、即ち、アクセントつき大文字を12ドットに縮小し、アクセントに3ドットをとる場合について考える。この場合、上記と同様に、全体のサイズが12ドットではアクセント記号の「grave」が潰れる。そこで、図12(b)に示すように、アクセント記号の「grave」の形状が縦3ドット横2ドットの最小形状となるように比率を設定する。
一方、英字”A”は全体のサイズが12ドットでも潰れない。そこで、図12(b)に示すように、英字”A”の外枠が9ドットとなるように比率を設定する。
このとき、元のデータのオフセット位置y1は、図12(b)に示すように「grave」ではy1×3/(255−y1)となり、”A”ではy1×(11−3)/y1となるため、これらの値を一致させて境界線とする。この境界線の位置に合せて「grave」の座標値を調整する。
さらに、”A”と「grave」を異なる比率に設定すると、図12(b)に示すように中心位置がずれる。よって、図12(c)に示すように、中心位置調整も行う。左右の中心位置は、それぞれの比率で縮小させた各構成部品について、文字枠の幅の差の1/2だけ移動させることにより、各構成部品の中心位置を揃えることができる。よって、元のデータの中心位置x1は、図12(b)に示すように「grave」ではx1×3/(255−y1)となり、”A”ではx1×(11−3)/y1となるため、中心位置調整のための移動量は(255×3(255−y1)−255×(11−3)/y1)×1/2となる。この中心位置に合せて「grave」のx座標を調整する。
なお、中心位置の調整方法として、構成部品組合せDBに格納されている基準位置情報、例えば図4のコード192における「位置調整」の値74を中心位置のx座標値として用い、位置調整を行う方法もある。
なお、図10、11、12を用いて説明した文字の合成処理における、構成部品のスケーリングの仕方として、それぞれの構成部品をそれぞれの倍率でスケーリングし、後で中心軸を揃えて配置する方法を説明したが、スケーリングの計算をする際に、構成部品の中心軸を原点としてそれぞれの構成部品をそれぞれの倍率でスケーリングする方法を用いることもできる(図示せず)。その場合、後から中心軸を揃えなくてもよい。
図13は、図2の比率調整手段202の処理を説明するためのフローチャートである。
図13に示すように、まず、ステップS21では、文字の各構成部品の最小形状のチェックが済んでいない構成部品について、部品番号のリストが作成される。
次に、ステップS22では、最小形状のチェックが済んでいない構成部品の部品番号のリストから未チェックの構成部品の部品番号が取り出される。
その後、ステップS23では、構成部品に外接する矩形(BoundingBox)について、スケーリング後の座標が求められる。
ステップS24では、構成部品の外接矩形(BoundingBox)について、縦横のいずれかが最小形状よりも小さいか否かが確認される。その外接矩形の縦横のいずれかが最小形状の縦横のいずれかよりも小さい場合(YES)には、次のステップS25の処理に進み、そうでない場合(NO)にはステップS29の処理に進む。
ステップS25では、処理対象の構成部品の形状として最小形状が採用される。
次に、ステップS26では、他の構成部品に対しても、その形状が最小形状よりも小さくならない範囲で文字サイズを縮小するように(大きさのバランスを取った状態で)、その比率が調整される。
ステップS27では、構成部品の外枠を組み合わせたときに文字枠をはみ出すか否かが判定される。構成部品の外枠を組み合わせたときに文字枠をはみ出す場合(YES)にはステップS28の処理に進み、構成部品の外枠を組み合わせたときに文字枠をはみ出さない場合(NO)にはステップS29の処理に進む。
ステップS28では、重ね処理のフラグを立て、ステップS29に進む。
ステップS29では、未チェックの部品がまだあるかどうかが判定され、未チェックの構成部品がまだあれば(YES)、ステップS22の構成部品の取出し処理に戻り、未チェックの構成部品がない場合(NO)には、比率調整手段202による比率調整処理が終了する。
例えば、文字コード197番の文字(オングストローム)を12ドット×12ドットのサイズに縮小して出力する場合、最初のリストに部品番号008と部品番号033が入っている。リストから部品番号033を取り出して、部品番号033の構成部品「ring」をスケーリングすると、その形は前記[1]に示すように、
(3,2),(3,2),(2,1),(3,1),(3,1),(4,1),(4,1),(4,2),(3,2)
となる。よって、スケーリングされた「ring」に外接する矩形サイズは(横3,縦2)となる。これは、最小形状DB423に登録された最小形状(横3,縦3)よりも小さいため、構成部品「ring」の形状を最小形状に置き換える。
このとき、他の構成部品”A”のスケーリング比率を(11−3)/210に調整する。ただし、210は構成部品の部品番号008の外枠の縦幅である。スケーリング比率(11−3)/210で文字「A」を構成する点の座標をスケーリングすると、”A”の座標は
(3,8),(0,1)
(3,8),(5,1)
(1,3),(4,3)
となる。よって、スケーリングされた”A”に外接する矩形サイズは(横6,縦8)で最小形状より大きいため、このスケーリング比率を採用する。
このままでは、図11(b)に示すように、”A”と「ring」の中心軸がずれるため、中心軸を揃える。ここで、構成部品組み合わせDB422には”A”と「ring」の中心軸の値(x=74)が設定されている。また、この値は文字幅の半分として求めることもできる。この値に”A”のスケーリング比率8/210と「ring」のスケーリング比率3/55とを掛けると、それぞれ、
74×8/210=2.8190
74×3/55=4.036
となり、四捨五入すると、それぞれ「3」および「4」となる。そこで、「3」と「4」との差である「1」だけ、「ring」を左に移動させる。
また、他の例として、文字コード192番の文字を12ドット×12ドットのサイズに縮小して出力する場合、最初のリストには部品番号008と部品番号035が入っている。リストから部品番号035を取り出して、部品番号033の構成部品「grave」をスケーリングすると、その形は前記[2]に示すように、
(3,2)、(3,2)、(4,1)
となる。よって、スケーリングされた「grave」に外接する矩形のサイズは(横2,縦2)となる。これは、最小形状DB423に登録された最小形状(横3,縦2)よりも小さいため、構成部品「grave」の形状を最小形状に置き換える。
このとき、他の構成部品”A”のスケーリング比率を(11−3)/210に調整する。ただし、210は構成部品008の外枠の縦幅である。スケーリング比率(11−3)/210で文字「A」を構成する点の座標をスケーリングすると、”A”の座標は
(3,8),(0,1)
(3,8),(5,1)
(1,3),(4,3)
となる。よって、スケーリングされた”A”に外接する矩形サイズは(横6,縦8)で最小形状より大きいため、このスケーリング比率を採用する。
このままでは、図12(b)に示すように、”A”と「grave」の中心軸がずれるため、中心軸を揃える。ここで、構成部品組み合わせDB422には”A”と「grave」の中心軸の値(x=74)が設定されている。この値に”A”のスケーリング比率8/210と「grave」のスケーリング比率3/55を掛けると、それぞれ、
74×8/210=2.8190
74×3/55=4.036
となり、四捨五入すると、それぞれ「3」および「4」となる。そこで、「3」と「4」との差である「1」だけ、「grave」を左に移動させる。
次に、図2に示す構成部品重ね手段203について詳細に説明する。
この構成部品重ね手段203では、文字枠内で構成部品同士に重なりが生じる場合に、各構成部品が所定の優先順位で重ねられて文字データが生成される。また、優先順位が高い構成部品には縁取り部が設けられる。さらに、構成部品の重なりによって一部の構成部品に潰れが生じる場合には、優先順位が低い構成部品の形状が変更されて構成部品の重なりによる潰れが回避される。
図14は、図2の構成部品重ね手段203の処理例を示す図である。
図14(a)に示すように、文字の出力サイズが小さいために、構成部品を全て最小形状にしても、文字121のように構成部品の間に重なりが生じる場合がある。この場合、図14(b)に示す文字122のように、予め定められた優先順位に応じて構成部品が重ねられ、上に重ねられる構成部品には縁取り処理が行われる。
図15は、図2の構成部品重ね手段203の処理を説明するためのフローチャートである。
図15に示すように、まず、ステップS31では、優先度が低い構成部品の部品番号が構成部品組み合わせDB422から選ばれる。
次に、ステップS32では、構成部品の点と点を結ぶ線が描画される。
その後、ステップS33では、優先度が次に高い構成部品が構成部品組み合わせDB422から選ばれる。
ステップS34では、構成部品の点と点を結ぶ線が縁取りされて描画される。
ステップS35では、未描画の構成部品があれば(YES)、ステップS33の処理に戻り、未描画の構成部品がなければ(NO)、重ね処理が終了する。
例えば、出力サイズが9ドット×9ドットの場合、構成部品”A”のスケーリング結果は、
(2,6),(0,1)
(2,6),(4,1)
(1,3),(4,3)
となる。よって、スケーリングされた”A”に外接する矩形は(横5,縦6)であり,最小形状よりも小さくなるため、最小形状を採用する。
また、構成部品「ring」のスケーリング結果は、(2,2),(2,2),(2,1),(2,1),(2,0),(3,1),(3,1),(3,2),(2,2)
となる。よって、スケーリングされた「ring」に外接する矩形は(横2ドット、縦3ドット)であり、これは最小形状よりも小さくなるため、最小形状を採用する。
ここで、”A”の最小形状の外接矩形(横5,縦7)と、「ring」の最小形状の外接矩形(横3,縦3)を足すと、縦方向に10ドットとなり、9ドット×9ドットの文字枠をはみ出すことになる。
そこで、構成部品重ね手段203によって”A”の上に「ring」を重ね書きする。まず、図16の画像123に示すように”A”を9ドット×9ドットの文字枠内に描画する。
次に、図16の画像124に示すように「ring」に縁取り部を設けて描画する。それらの合成結果として、図16の画像125に示すような文字データ(ビットマップデータ)が生成される。
次に、図2に示す文字データ生成手段204について詳細に説明する。
この文字データ生成手段204では、指定サイズに縮小され、複数の構成部品が合成されたベクトルデータからビットマップデータが生成される。
図17(a)および図17(b)は、図2の文字データ生成手段204の処理例を示す図である。
図17(a)に示すように、指定サイズに縮小された複数の構成部品が合成されたベクトルデータの点と点を直線で結ぶ処理が行われて、図17(b)に示すように、対応するビットマップデータが生成される。
図18は、図2の文字データ生成手段204の処理を説明するためのフローチャートである。
図18に示すように、まず、ステップS41では、ベクトルデータの2点の座標が取得され、図17(a)に示すように2点を結ぶ直線が描画される。
次に、ステップS42では、図17(b)に示すように、その直線描画に対応するビットマップデータが生成される。
その後、ステップS43では、未処理の点があれば(終了;NO)、ステップS41の処理に戻り、未処理の点がなければ(終了;YES)、文字データ生成手段204による文字データ生成処理が終了する。
なお、上記説明では、最小形状をピクセル単位で表したが、カラー表示が可能な表示デバイスにおいては、表示デバイス10の各ピクセルに最小の表示単位として複数のサブピクセルが含まれており、各サブピクセルにRGBなどの色要素の一つがそれぞれ対応している場合、構成部品の最小形状をサブピクセルで表すことも可能であり、また、ピクセル単位とサブピクセル単位とを組み合わせて表すことも可能である。
図19は、サブピクセル単位で”A”のアクセント記号の「grave」を調整する例を示す図である。
図19(a)に示す形状の元の文字データに対してスケーリングを行うと、小さい方のサイズでは、図19(b)に示すように「grave」に傾きがなくなる。
この場合、RGBのサブピクセル単位で「grave」を表示することにより、サブピクセルが横方向(x方向)に並んでいる場合に横方向の解像度が3倍になるため、図19(c)に示すように、横方向に1ピクセルで傾きを表現することが可能となる。なお、実際には、着色が発生しないように、所定数のサブピクセルに対して階調パターンを設定することになる。
図20は、図2の最小形状DB423をサブピクセルによって記述する例を示す図である。
ここでは、部品番号035の「grave」に対して、最小形状がサブピクセル単位で表され、横方向に3サブピクセル、縦方向に2サブピクセルで表されている。
以上により、本実施形態の文字データ生成装置1は、文字データ生成プログラム41およびそのデータ42に基づいて、文字の構成部品毎に最小形状が定義されているか、または最小形状を導出するための情報が格納されている最小情報DB423を用いることによって、文字の拡大・縮小を行なう際に最小形状と比較して構成部品の潰れを検出することが可能となる。また、比率調整手段202によって、少なくとも最小形状を維持するように構成部品毎に個別に拡大縮小比率を適用し、構成部品重ね手段203によって、構成部品を所定の優先順位で重ねることにより、特許文献2の従来技術に比べて、構成部品の大きさのバランスを保持しつつ、潰れを回避することができる状態で、文字データを生成することができる。さらに、特許文献1の従来技術と比べて、代替文字を定義することも不要であり、確実に構成部品の潰れを回避することができる。したがって、指定された文字サイズに文字を縮小する際に、文字の潰れを判定して、予め代替文字を用意することなく、構成部品の大きさのバランスを保持しつつ、潰れを回避して文字データを生成することができる。
以下に、本実施形態の文字データ生成装置1により生成される文字データの例について、図21および図22を用いて説明する。
例えば図21(a)に示す漢字「雪」のアウトラインデータから、小さなサイズの文字をビットマップデータとして生成する場合、11ドット×11ドットでは図21(b)に示すようなビットマップデータが生成される。また、9ドット×9ドットでは図21(c)に示すようなビットマップデータが生成される。さらに、7ドット×7ドットでは図21(d)に示すようなビットマップデータが生成される。
図21(a)および図21(d)において、文字の各構成部品が重ね合せられる様子を図22(a)〜図22(c)を用いて説明する。
図22(a)では、図21(b)の場合と同様に、11ドット×11ドットの文字サイズで漢字「雪」のビットマップデータを生成する様子を示す。
この場合、構成部品「ヨ」は潰れが発生しないように最小形状として生成される。また、構成部品「雨」は大きさのバランスを取った状態で(図13のステップS26では、最小形状より小さくならない範囲で文字サイズを縮小する。構成部品「雨」は「ヨ」の最小形状とバランスが取れた大きさに設定される。)生成される。構成部品「雨」の生成結果に縁取り部が施され、構成部品「ヨ」の生成結果と一部が重ねられることにより、文字「雪」のデータが得られる。生成された「雪」の文字データでは、構成部品「ヨ」の一番上の横線は構成部品「雨」の縁取り部に隠されている。これは、構成部品「雨」の背景に当たるドット(白いドット)は、構成部品「ヨ」の横線のドットよりも優先されるためである。
なお、ここでは、構成部品組み合わせDB422の優先順位は「雨」の方が高く、「雨」が「ヨ」の上に重ねられ、縁取りもされているが、逆に、構成部品組み合わせDB422の優先順位で「ヨ」の方が高い場合には、「ヨ」が「雨」の上側に重ねられ、縁取りもされる。
図22(b)では、図21(c)の場合と同様に、9ドット×9ドットの文字サイズで漢字「雪」のビットマップデータを生成する様子を示している。
この場合、構成部品「ヨ」は潰れが発生しないように最小形状として生成される。また、構成部品「雨」は大きさのバランスを取った状態で生成される。構成部品「雨」の生成結果に縁取り部が施され、構成部品「ヨ」の生成結果と重ねられることにより、文字「雪」のデータが得られる。生成された「雪」の文字データでは、構成部品「ヨ」の上の横線部分は構成部品「雨」の縁取りに隠されている。
図22(c)では、図21(d)の場合と同様に、7ドット×7ドットのサイズで漢字「雪」のビットマップデータを生成する様子を示している。
この7ドット×7ドットの文字サイズでは、構成部品「雨」を表現することができないため、「雨」の「点々」が別の構成部品として分離される(構成部品DB421にサイズ毎に設けられていてもよい。また、「雨」は潰れる場合に最小形状として構成部品が細分化された部品群として構成されても良い)。ここで、元々2つの点で構成される「点々」が小さいサイズにおいて1つの点になっているのは、最小形状としてストローク(点を含む)の省略を最小形状の情報として付加して定義しておくことで可能となる。構成部品の「雨」の「点々」の生成結果に縁取りが施され、他の部分の生成結果(他の部分は「ヨ」と大きさのバランスを取った状態で生成される)と重ねられることにより、構成部品「雨」のデータが生成される。ここで、「点々」の縁取りが左右のみに施されているのは、縁取りの仕方の定義の一例を示す図26に示すように、サイズに応じて縁取りの仕方(周囲、左右、上下など)が個別に定義されるためである。例えば、「雨」の部品のうち7dotの文字には部品番号11と部品番号12の部品が適用され、部品番号12の「点々」には左右の縁取りが施される。一方、構成部品「ヨ」は潰れが発生しないように最小形状として生成される。構成部品「雨」の生成結果と構成部品「ヨ」の生成結果とが重ねられることにより、文字「雪」のデータが得られる。生成された「雪」の文字データでは、構成部品「ヨ」の最も上側の横線部分は構成部品「雨」の一部および縁取り部に隠されている。
以上のように、本実施形態の文字データ生成装置1によれば、構成部品同士の接触による視認性の低下や、構成部品の大きさの偏りを回避して、文字全体が潰れて判読できなくなることを防ぐことができる。
なお、以上の説明では、アクセント記号の「ring」または「grave」を有する英字”A”と漢字「雪」を生成する場合を例として挙げて説明したが、他の言語の文字でも本発明を適用することが可能である。例えば、日本語の仮名文字で濁点や半濁点が付いた文字では、本発明を適用することにより濁点や半濁点が潰れて可読性・判読性が低下することを防ぐことができる。また、韓国語のハングル文字のように、複数の構成部品の組合せにより文字が表現される場合にも、本発明を適用することが可能である。さらに、上記説明では、表示デバイスを備え、表示デバイスに文字を表示する文字データ生成装置について説明したが、印刷デバイスを備え、印刷デバイスにより文字を印刷する文字データ生成装置などについても、本発明を適用することが可能である。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、文字データを指定サイズに拡大・縮小する場合に、小ドットサイズで潰れが目立って、可読性や判読性が低下することを抑えることができる文字データ生成装置、これを用いて文字データを生成する液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの文字表示デバイス(表示装置)、通信ネットワークを介して通信可能とする通信装置、プリンタなどの印刷デバイス(印刷装置)、さらには携帯電話装置やパーソナルコンピュータなどの電子情報機器、これらに用いられる文字データ生成処理をコンピュータに実行させるための文字データ生成プログラムおよびこのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体の分野において、表示画面上に文字を表示したり、紙面上に文字を印刷したりする際に、構成部品毎に最小形状を定義するか、または最小形状を導出するための情報を付加することによって、文字の拡大縮小を行なう際に最小形状と比較することによって構成部品の潰れの有無を検出することが可能となる。構成部品に潰れが有ると検出された場合に、構成部品の最小形状を維持するように、構成部品毎に個別に拡大縮小比率を適用して、構成部品を所定の優先順位で重ねることにより、特許文献2の従来技術に比べて、構成部品の大きさのバランスを保持しつつ、潰れを回避することができる状態で、文字データを生成することができる。さらに、特許文献1の従来技術と比べて、代替文字を定義することも不要であり、より確実に構成部品の潰れを回避することができる。

Claims (13)

  1. 文字を示す文字データが、該文字を構成する複数の構成部品を示す複数の構成部品データからなる場合に、該複数の構成部品データに対して、該複数の構成部品の各々に予め決められた最小形状を示す最小形状情報を予め記憶する記憶手段と、
    指定された文字枠内に文字が納まるように該文字を縮小する際に、その縮小される文字の構成部品が、該記憶手段からの当該構成部品の最小形状よりも小さくなる場合に、当該構成部品の最小形状を文字の構成部品の形状として文字データを生成制御する制御手段とを有し、
    該制御手段は、該文字合成時またはその後に、該文字枠内で該構成部品同士に重なりが生じる場合に、重なりが生じる各構成部品を所定の優先順位で重ねて配置する構成部品重ね手段をさらに有し、
    該構成部品重ね手段は、該各構成部品を該所定の優先順位で重ねて配置する際に、該各構成部品の重なりによって潰れが生じる場合に、これを検出して該優先順位が低い方の構成部品の形状を変更して当該構成部品の重なりによる潰れを回避可能に構成する文字データ生成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記文字の各構成部品の形状を該構成部品の最小形状よりも小さくならない範囲で該各構成部品毎の縮小比率を調整する比率調整手段と、
    該文字の各構成部品の形状を表す構成部品情報、該各構成部品の位置関係を表す構成部品組合せ情報および、該比率調整手段による該各構成部品の縮小比率を用いて、該各構成部品を縮小してベクトルデータを文字合成する文字合成手段とを有する請求項1に記載の文字データ生成装置。
  3. 前記構成部品重ね手段は、前記各構成部品を前記所定の優先順位で重ねて配置する際に、前記優先順位が高い構成部品に縁取り部を設ける請求項に記載の文字データ生成装置。
  4. 前記文字の各構成部品が合成されたベクトルデータからビットマップデータを生成することにより前記文字データを生成する文字データ生成手段をさらに有する請求項1に記載の文字データ生成装置。
  5. 前記制御手段からの文字データを表示する表示単位である複数のピクセルが表示画面上に配置され、該複数のピクセルがそれぞれ、該表示単位よりもサイズが小さく、かつ、複数の色要素の一つにそれぞれ対応する複数のサブピクセルを含み、該サブピクセル毎の各色要素を独立して表示制御可能とする表示デバイスをさらに有し、
    前記構成部品の最小形状を構成している各表示単位がそれぞれ該サブピクセルで構成されている請求項1に記載の文字データ生成装置。
  6. 前記表示デバイスは、前記構成部品の最小形状を構成している各表示単位において、前記サブピクセルで表されているものと、前記ピクセルで表されているものとがそれぞれ一つ以上含まれている請求項に記載の文字生成装置。
  7. 前記構成部品情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号と、該部品番号に対応する構成部品の形状を表す線分上の各座標点と、該構成部品の外枠の座標点との各情報が含まれている請求項2に記載の文字データ生成装置。
  8. 前記構成部品組み合せ情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号およびその配置と、該各構成部品の判読性に関する優先順位との各情報が含まれている請求項2に記載の文字データ生成装置。
  9. 前記構成部品組み合せ情報にはさらに、前記文字を構成する各構成部品を配置する場合の基準位置の座標値の情報が含まれている請求項に記載の文字データ生成装置。
  10. 前記最小形状情報には、前記文字を構成する各構成部品の部品番号と、該部品番号に対応する構成部品の判読に必要なドット数、または該構成部品の判読に必要な座標点間の間隔情報が含まれている請求項1に記載の文字データ生成装置。
  11. 請求項1に記載の文字データ生成装置を用いて生成された文字データに対して、表示処理、印字処理および通信処理の少なくともいずれかの処理を行う電子情報機器。
  12. 文字が複数の構成部品からなる場合に、該複数の構成部品のそれぞれに対して最小形状を予め定義するか、または該予め定義した最小形状を導出するための最小形状情報を用いて、
    指定された文字枠内に納まるように文字を縮小する際に、その縮小される構成部品が該最小形状よりも小さくなる場合に、当該構成部品の最小形状を文字の構成部品の形状として設定する構成部品形状設定ステップをコンピュータに実行させ
    該構成部品形状設定ステップの処理後に、該文字枠内で該構成部品同士に重なりが生じる場合に、当該構成部品を所定の優先順位で重ねて文字データを生成する構成部品重ねステップをコンピュータに実行させるための文字データ生成プログラムであって、
    該構成部品重ねステップは、該各構成部品を該所定の優先順位で重ねて配置する際に、該各構成部品の重なりによって潰れが生じる場合に、これを検出して該優先順位が低い方の構成部品の形状を変更して当該構成部品の重なりによる潰れを回避可能に構成するステップを有する、文字データ生成プログラム。
  13. 請求項12に記載の文字データ生成プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な可読記録媒体。
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