JP6705327B2 - 画像形成装置、特殊パターンの合成方法及び合成プログラム - Google Patents

画像形成装置、特殊パターンの合成方法及び合成プログラム Download PDF

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Description

この発明は、画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳して印刷することが可能な画像形成装置、同装置で実行される特殊パターンの合成方法及び合成プログラムに関する。
例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能等の複数の機能を備えた多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像形成装置として、パーソナルコンピュータなどの端末装置から、所定モードのプリントジョブとして、図14(A)に示すような周囲に余白領域を有する電子データからなる元画像700を受信すると、画像内の位置情報を有する同図(B)の特殊パターン701を元画像700に重畳して印刷することにより、同図(C)の特殊パターン付きの印刷物702を作成可能な画像形成装置が知られている。この画像形成装置によって印刷された特殊パターン付きの印刷物に対して、同図(D)に示すように、ユーザーが電子ペン703で文字等の情報704を書き込むと、書き込んだ画像内の位置が電子ペン703と特殊パターン701によって特定され、これによって同図(E)に示すように、書き込んだ情報705が元画像の同一位置に反映されるようになっている。
このような電子ペンによる情報の書き込みは、印刷物の余白領域に対して行われることが多い。
特開2010−178084号公報 特開2011−61875号公報 特開2003−134330号公報
ところで、ユーザーは特殊パターン付きの印刷物のサイズを図15(C)のように縮小したい場合がある。この場合、画像はユーザーが望む倍率に縮小できるが、特殊パターンを縮小することはできない。そこで、同図(C)のように、特殊パターン701の一部711を縮小後の画像サイズ710と同じ大きさに切り出して縮小画像に重畳することが考えられる。しかし、この場合は、印刷物712の余白領域における特殊パターンの位置は、縮小前の元画像の余白領域における位置とは相違するため、ユーザーが印刷物712の余白領域に電子ペン703で情報704を書き込んだとしても、同図(D)のように、元画像700上の余白領域とは異なるずれた位置に情報705が書き込まれることになり、意図した位置に情報を反映することができない。
なお、図14(A)は元画像700を縮小することなく特殊パターン701を重畳して印刷することにより印刷物702を作成する様子を示している。作成された印刷物702の余白領域と元画像700の余白領域とは位置関係が同じであるから、印刷物702の余白領域に記載された文字704等は、同図(B)に示すように元画像700の同じ余白領域に、符号705で示されるように反映される。
一方、図16(A)に示すように、特殊パターン701を画像701の縮小倍率に合わせて間引くことも考えられる。例えば図16(B)に示す各矩形11〜88からなる特殊パターン721があるとし、この特殊パターン721を間引きする場合を考える。各矩形11〜88は特殊パターン721の基準サイズを示し、特殊パターン721の基準サイズは変更できないため、基準サイズ毎に間引きすることになる。縮小倍率が50%のときに、この縮小倍率に合わせて特殊パターン721を間引きした状態の特殊パターン722を同図(B)の右部に示す。なお、図16(B)において、グレー表示された各矩形は間引き前後で使用されている矩形であることを示す。
この状態で、同図(C)のように、印刷物712の余白領域に文字Aを記載した場合を考える。元画像の対応する余白領域における特殊パターン731を図17(A)に示す。この特殊パターン731は「11」〜「84」の矩形から構成されている。縮小画像の余白領域に対応する特殊パターン732を同図(B)に示す。縮小後の特殊パターン732は、縮小前の特殊パターン731が基準サイズ単位で間引かれて、「11」「13」「31」「33」「51」「53」「71」「73」の6個の矩形から構成されているものとする。
同図(C)に示すように、間引き後の特殊パターン732上で文字を描くと、元画像の反映時には、間引かれた矩形については周囲の間引かれなかった矩形に描かれたデータを用いて補完される。このため、間引き後の特殊パターン732上で文字Aを描いたときは、同図(D)に示すように補完された状態で文字「A」が元画像に反映されるため、文字形状が崩れてしまい、再現性が良くない。特に、間引かれなかった矩形に描かれたデータを、間引きされた矩形上で直線状に結んで補完する方法では、文字形状の崩れが顕著になる。また、縮小倍率が大きいほど文字形状の崩れが顕著になる。
また、図18(A)に示すように、間引き後の特殊パターン741上で複雑な文字を描いたときは、同図(B)に補完後の状態を示すように、元画像に反映されても文字形状の崩れによって読めなくなってしまうという問題もある。
なお、特許文献1には、地紋や二次オリジナルコード等のドットの集合によって表現される模様を含む画像を単に画素のサンプリングによって縮小したのではドットが緊密化して縮小画像が全体的に黒っぽくなり、その内容が理解しづらくなるのを防止するため、画像を縮小する縮小手段と、縮小手段で画像を縮小するにあたって画像が情報を隠し持った付加画像を含む場合に当該付加画像を削除する削除手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置が開示されている。
特許文献2には、帳票のチェックボックスに対するチェックの有無等の回答検出処理をより高精度に行うことが可能な地紋重畳装置を提供することを目的として、回答欄を有する帳票に地紋パターンを重畳する地紋重畳装置が提供される、この地紋重畳装置は、少なくとも前記回答欄の座標の情報を有するマスク情報を取得し、当該マスク情報に基づいて、地紋パターンを帳票の回答欄を除いた部分に重畳する重畳部を備える地紋重畳装置が提案されている。
特許文献3には、複数のデータ分割領域に対して異なるアルゴリズムを適用した電子透かし埋め込みを可能とした電子透かしの埋め込み処理構成を提供するために、電子透かし埋め込み処理対象となるデータを、データの特性に基づいて、または時系列に、あるいはユーザ選択によって、複数のデータ領域に分割し、各分割領域に対して異なるアルゴリズムを適用した電子透かし埋め込みを実行する装置が提案されている。
しかし、これらの特許文献1〜3に記載された技術は、画像を縮小する場合に、縮小後の縮小画像に地紋等を合成する点についての開示はなく、従って特殊パターンの一部を縮小画像のサイズと同じ大きさに切り出して縮小画像と合成する場合や、特殊パターンを画像の縮小倍率に合わせて間引いて縮小画像と合成する場合に生じる前述の問題に対して、解決策を提供しうるものではなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを、元画像を縮小した縮小画像に重畳して印刷した場合に、印刷物の余白領域に電子ペン等で描かれた情報を、元画像の余白領域に適正かつ正確に反映させることができる画像形成装置を提供し、さらには画像形成装置で実行される特殊パターンの合成方法及び合成プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)電子データからなる元画像を縮小する縮小手段と、前記元画像の余白領域を検出する余白領域検出手段と、元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳する特殊パターン合成モードにおいて、前記縮小手段により元画像が縮小されたときは、前記余白領域検出手段により検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小手段による縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する合成手段と、前記合成手段により特殊パターンが重畳された縮小画像を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記縮小画像の余白領域のサイズを検出するサイズ検出手段を備え、前記合成手段は、前記サイズ検出手段により検出された縮小画像の余白領域のサイズが所定値以下の場合にのみ、前記特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する前項1に記載の画像形成装置。
(3)特殊パターンの前記余白対応領域は、元画像に隣接する余白領域の前記元画像との境界に沿う方向の長さの中心を含むとともに、縮小画像の余白領域のサイズに合わせて切り出された領域である前項1または2に記載の画像形成装置。
(4)元画像内の文字列を認識処理する文字認識処理手段を備え、前記文字認識処理手段によりユーザーに文字の記入を促す独立した文字列が認識され、かつ前記余白領域検出手段により、前記文字列に隣接した領域において、前記文字列に対応した文字の記入が想定される矩形の余白領域が検出されたときは、前記合成手段は、前記矩形の余白領域に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する前項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)元画像に矩形の外枠を有する表が含まれているかどうかを判定する表解析手段を備え、前記表解析手段により元画像に前記表が含まれていることが判定され、かつ前記余白領域検出手段により前記表の周囲に存在する余白領域であって、前記表に関する書き込みが想定される余白領域が検出されたときは、前記合成手段は、前記余白領域に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する前項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
(6)前記縮小手段による縮小倍率が一定値以下の場合にのみ、前記合成手段は、前記特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する前項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
(7)前記余白領域検出手段は、印刷物上における元画像を除く領域を余白領域として検出する前項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
(8)前記余白領域検出手段は、元画像内の明度が一定値以上で連続する領域を余白領域として検出する前項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
(9)電子データからなる元画像を縮小する縮小ステップと、前記元画像の余白領域を検出する余白領域検出ステップと、元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳する特殊パターン合成モードにおいて、前記縮小ステップにより元画像が縮小されたときは、前記余白領域検出ステップにより検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小ステップによる縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する合成ステップと、前記合成ステップにより特殊パターンが重畳された縮小画像を印刷する印刷ステップと、を備えたことを特徴とする画像形成装置における特殊パターンの合成方法。
(10)電子データからなる元画像を縮小する縮小ステップと、前記元画像の余白領域を検出する余白領域検出ステップと、元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳する特殊パターン合成モードにおいて、前記縮小ステップにより元画像が縮小されたときは、前記余白領域検出ステップにより検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小ステップによる縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する合成ステップと、前記合成ステップにより特殊パターンが重畳された縮小画像を印刷する印刷ステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるための特殊パターンの合成プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、元画像が縮小されたときは、余白領域検出手段により検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域が、間引かれることなくまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引かれて、縮小画像の対応する余白領域に重畳されるから、特殊パターンの対応領域と元画像の余白領域とは位置関係が適正に保持される。このため、縮小画像の印刷後の余白領域に電子ペンで文字等の情報が記載された場合、元画像の余白領域に情報を的確に反映することができる。しかも、特殊パターンの対応領域は間引かれていないかまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引かれているから、文字形状の崩れが発生したり、複雑な文字が読めなくなるといった問題を解消できる。
前項(2)に記載の発明によれば、サイズ検出手段により検出された縮小画像の余白領域のサイズが大きい場合は、ユーザーは文字等の情報を大きく記載する傾向があるため、間引き補完による文字形状の崩れが生じても可読性の悪化は避けられる。このため、縮小画像の余白領域のサイズが所定値以下の場合にのみ、特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳することにより、文字形状の崩れ等の発生防止を図ったものである。
前項(3)に記載の発明によれば、特殊パターンの余白対応領域は、元画像に隣接する余白領域の元画像との境界に沿う方向の長さの中心を含むとともに、縮小画像の余白領域のサイズに合わせて切り出された領域とすることにより、印刷物に電子ペンで描かれた情報を、元画像の余白領域の中心部に反映することができ、見栄えが良くなる。
前項(4)に記載の発明によれば、文字認識処理手段によりユーザーに文字の記入を促す独立した文字列が認識され、かつ余白領域検出手段により、文字列に隣接した領域において、文字列に対応した文字の記入が想定される矩形の余白領域が検出されたときは、その余白領域はサイン記入欄等と考えられ文字の可読性を重視する必要がある。このため、矩形の余白領域に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳することによって、文字崩れ等の発生を抑制でき、文字の可読性を良好に確保できる。
前項(5)に記載の発明によれば、元画像に矩形の外枠を有する表が含まれている場合は、表の周囲に存在する余白領域に文字等の情報を書き込むことが多いことが予想される。このため、表解析手段により元画像に表が含まれていることが判定され、かつ表の周囲に存在する余白領域であって、表に関する書き込みが想定される余白領域が検出されたときは、表の周囲に存在する余白領域余白領域に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳することとしている。
前項(6)に記載の発明によれば、縮小手段による縮小倍率が大きい場合、縮小画像の余白領域が小さくなり、この余白領域に電子ペンで描かれた文字等も小さくなる。このため、特殊パターンの余白対応領域を間引くことなくまたは間引き率を抑制して、縮小画像の余白領域に重畳すると、元画像に反映される文字等のサイズも小さくなりすぎて、却って可読性が悪化する。このため、縮小手段による縮小倍率が一定値以下の場合にのみ、特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳することとしている。
前項(7)に記載の発明によれば、印刷物上における元画像を除く領域が余白領域として検出されるから、元画像の周囲に存在する余白領域を簡単かつ確実に検出できる。
前項(8)に記載の発明によれば、元画像内の明度が一定値以上で連続する領域が余白領域として検出されるから、元画像の中に存在する余白領域であっても、確実に検出することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、縮小画像の余白領域には、特殊パターンの対応領域が間引かれることなくまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引かれて重畳されるから、特殊パターンの対応領域と元画像の余白領域とは位置関係が適正に保持されることになり、このため、縮小画像の印刷後の余白領域に電子ペンで文字等の情報が記載された場合、元画像の余白領域に情報を的確に反映することができる。しかも、文字形状の崩れが発生したり複雑な文字が読めなくなるといった問題も解消できる。
前項(10)に記載の発明によれば、特殊パターン合成モードにおいて、元画像が縮小されたときは、元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する処理を、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 余白領域検出処理方法の一例を説明するための図である。 余白領域検出処理方法の他の例を説明するための図である。 特殊パターンの基準サイズにおけるパターンの一例を示す図である。 (A)は元画像の上下左右に余白領域が存在する様子を示す図、(B)は元画像を縮小した縮小画像が印刷された印刷物を示す図、(C)は印刷物の余白領域に文字を記入した図、(D)は文字が元画像に反映された状態の図である。 (A)は、特殊パターンにおける元画像の左側の余白領域に対応する部位を示す図、(B)は中央部の8個の基準サイズのパターンで構成される特殊パターン領域を切り出し部として切り出した図、(C)は切り出し部に文字Aを描いた状態の図、(D)は元の特殊パターンの中央部の位置に文字Aを反映させた状態の図である。 この発明の他の実施形態を示すものであり、(A)は周囲に余白領域がある元画像を示す図、(B)は(A)の元画像を縮小して印刷した印刷物を示す図、(C)は印刷物に記述された文字が反映された元画像を示す図である。 (A)は内部に余白領域がある元画像を示す図、(B)は(A)の元画像を縮小して印刷した印刷物を示す図である。 縮小画像の縮小倍率と同等の間引き率で基準サイズ単位で間引いて形成した切り出し部を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態を示すもので、文字等を記入するための余白領域を有する元画像を示す図である。 (A)は表がある元画像を示す図、(B)は(A)の元画像を縮小して印刷した印刷物を示す図である。 この発明のさらに他の実施形態を説明するための図であり、(A)は元画像を示す図、(B)は(A)の元画像を縮小して印刷した印刷物を示す図である。 特殊パターンの合成モードにおける画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 元画像に特殊パターンを合成して印刷し、印刷物に記載された情報を元画像に反映させる処理を説明するための図である。 (A)は元画像に特殊パターンを合成し印刷して印刷物を取得するときの説明図、(B)は(A)に示す印刷物に記載された文字が反映された元画像を示す図、(C)は元画像を縮小し特殊パターンの一部を合成し印刷して印刷物を取得するときの説明図、(D)は(C)に示す印刷物に記載された文字が反映された元画像を示す図である。 (A)は元画像を縮小した縮小画像に、特殊パターンを間引いて合成するときの説明図、(B)は特殊パターンを間引いたときの図、(C)は元画像を縮小した縮小画像に特殊パターンを間引いて合成し印刷した得られた印刷物に文字を記載した状態を示す図である。 特殊パターンを間引いたときに、記載された文字を補完して元画像に反映させるときの説明図である。 特殊パターンを間引いたときに、記載された文字を補完して元画像に反映させるときの問題点の一つを説明するための図で、(A)は間引きされた状態で文字が記載された図、(B)は元画像に反映させるための補完後の図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示すブロック図である。画像形成装置1として、この実施形態では、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能等の複数の機能を備えた多機能デジタル画像形成装置である前述のMFPが用いられている。
画像形成装置1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、スキャナ部14と、記憶部15と、プリンタ部16と、操作パネル17と、ネットワークコントローラ(N1C)18と、文字認識処理部19と、表解析部20等を備えている。
CPU11は、画像形成装置1の全体を統括制御し、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の基本機能を使用可能に制御する。また、電子データからなる画像の余白領域を検出したり、後述する特殊パターンを画像に重畳したり、画像データに文字認識処理部19による文字認識処理を施して画像内の文字列を認識したり、表解析部20による表解析処理を施して画像内に表が含まれているかどうかを判定するが、詳細は後述する。
ROM12は、CPU11の動作プログラム等を格納するメモリである。
RAM13は、CPU11が動作プログラムに基づいて動作する際の作業領域を提供するメモリである。
スキャナ部14は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データに変換する読み取り手段である。
記憶部15は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの不揮発性の記憶デバイスにより構成されており、スキャナ部24で読み取られた原稿の画像データや、他の画像形成装置あるいはユーザー端末等から送信されてきたデータ、各種のアプリケーション等が記憶されている。また、この実施形態では、画像に重畳合成される後述の特殊パターンも記憶されている。
プリンタ部16は、前記スキャナ部14で読み取られた原稿の画像データやユーザー端末からのプリントデータ等を、指示されたモードに従って印刷するものである。特殊パターン合成モードの場合は、画像データに特殊パターンを重畳して印刷する。
操作パネル17は、各種入力操作等のために使用されるものであり、メッセージや操作画面等を表示するタッチパネル式液晶等からなる表示部と、テンキー、スタートキー、ストップキー等を備えたキー入力部を備えている。
ネットワークコントローラ18は、ネットワーク上の他の画像形成装置や、その他の外部機器例えばユーザーの端末装置等との間での通信を制御することにより、データの送受信を行うものである。
文字認識処理部19は、スキャナ部14で読み取られた原稿の画像、あるいはユーザー端末等から送信された画像に対して文字認識処理を行い、ユーザーによる文字の記入が想定される文字列、例えば「サイン」「署名」等の文字列を認識検出する。この文字認識処理部19はCPU11の機能の一部として構成される。
表解析部20は、画像データを解析して画像内に表が含まれているかどうかを判定する。この表解析部20もCPU11の機能の一部として構成される。
画像形成装置1は、この実施形態では、図14で説明したように、電子ペンによる画像(元画像)への書き込みを可能とする印刷物の作成ができるようになっている。この印刷物の作成は、画像形成装置1に特殊パターン合成モードを設定したのち、パーソナルコンピュータ等からなる端末装置から送信されてくる元画像の電子データに、元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを重畳合成して印刷することにより行われる。また、端末装置からの指示に基づいて元画像を縮小するとともに、縮小画像に特殊パターンを重畳して印刷できるようにもなっている。
以下に、特殊パターン合成モードが設定された画像形成装置1において、縮小画像に特殊パターンを重畳して印刷する場合の画像形成装置1の動作を説明する。なお、元画像、予め設定されている用紙サイズ、縮小倍率等は、端末装置からプリンタドライバ等を介して送信されてくる情報に基づいて特定することができる。
特殊パターン合成モードにおいて画像を縮小する場合、画像形成装置1は元画像の余白検知領域を検出する。この余白領域の検出は限定はされないが、図2に示すように、予め設定されているサイズの用紙(印刷物)200上における元画像100を除く領域を余白領域300として検出しても良い。これによって、元画像100の周囲に存在する余白領域300を簡単かつ確実に検出できる。
また、元画像の明度を解析して明度が一定値以上で連続する領域を余白領域として検出しても良い。この検出方法によれば、例えば図3に示すように、元画像100の中に存在する余白領域300であっても、確実に検出することができる。
元画像100と重畳される特殊パターンは基準サイズのパターンを縦横に多数配置して形成されている。図4に特殊パターン400の基準サイズにおけるパターンの一例を示す。特殊パターン400は基準サイズ毎に、向きの異なる多数の微小線分や記号等からなるパターン情報401で構成されており、特殊パターン400が元画像100に重畳されて印刷された印刷物上に、軌跡入力デバイスに付属する電子ペンで文字や図形等を記述したときに、電子ペンに搭載されたパターン読み取り装置でパターン情報を読み取り、各パターンがどの方向やどの位置にあるかを判定し、軌跡入力デバイスに搭載されているCPUで座標情報を算出する。そして、算出された座標情報を端末装置にリアルタイムで通知することにより、電子データである元画像100に紙媒体で記述された軌跡情報を付加し反映するようになっている。
前述したように、元画像100が縮小される場合、特殊パターン400はそのまま縮小することができない。また、基準サイズ単位で間引くと文字崩れや可読性の悪化を招く。
そこで、この実施形態では、検出された元画像100の余白領域300に対応する特殊パターン400の余白対応領域を、間引くことなく、縮小画像の対応する余白領域に重畳合成する。これを図5を参照して説明する。
図5(A)は元画像100の上下左右に余白領域301〜304が存在する様子を示す図であり、同図(B)は元画像100を縮小した縮小画像110が印刷された印刷物500を示す図である。ここで、元画像100の左側余白領域303に対応する特殊パターンの一部を、そのまま間引くことなく切り出すとともに、この切り出し部401を印刷物500の左側の余白領域に合成するものとする。そして、図5(C)に示すように、印刷物500の左側余白領域の切り出し部401上に例えば文字Aを電子ペンで記入すると、切り出し部401は間引かれていないため、同図(D)に示すように、切り出し部401の位置に対応する元画像100の左側余白領域303に文字Aがそのまま反映され、文字形状の崩れを生じることはない。また、切り出し部401と元画像100の左側の余白領域303とは対応する位置関係が適正に保持されているから、元画像100の余白領域303の適正な位置に文字が反映される。
この作用を特殊パターン400に焦点を当てて図6で説明する。図6(A)は、特殊パターン400における元画像の左側の余白領域に対応する部位を示し、「11」〜「84」の32個の基準サイズの矩形によって構成されているものとする。この特殊パターンの中から、同図(B)に示すように、中央部で連続している「32」「33」「42」「43」「32」「53」「62」「63」という8個の基準サイズの矩形で構成される特殊パターン領域を切り出し部401として切り出すものとする。なお、グレー表示された各矩形は、縮小前後において使用されている矩形であることを示す。
そして、この切り出し部401を縮小画像の左側の余白領域において重畳合成し、同図(C)に示すように、切り出し部401に文字Aを描くと、これがオリジナル画像100に反映される。切り出し部401は間引かれていないため、同図(D)に示すように、元の特殊パターン400の中央部の位置に文字「A」を描いたのと同じとなり、対応する元画像100の左側の余白領域303にそのままの大きさで反映される。従って、文字形状の崩れを生じたり複雑な文字が読めなくなるといった不具合を生じることなく、しかも位置のずれを生じることなく、反映させることができる。
なお、図5(A)に示すように、特殊パターン400における切り出し部401の切り出しに際しては、元画像100の左側余白領域303の上下方向の中心部に位置する領域を、縮小画像110の余白領域のサイズに合わせて切り出すのが良い。これによって、印刷物500に電子ペンで記載された情報を、元画像100の左側余白領域303の上下方向の中心部に反映することができ、見栄えが良くなる。他の余白領域301、302、304についても同様である。
図7はこの発明の他の実施形態を示すものである。この実施形態では、画像形成装置1は、縮小画像110の余白領域のサイズを検出するとともに、検出された縮小画像110の余白領域のサイズが所定値以下の場合にのみ、特殊パターン400の余白対応領域を間引くことなく切り出して、縮小画像110の対応する余白領域に重畳合成する一方、縮小画像110の余白領域のサイズが所定値を超える場合は、特殊パターン400の余白領域対応部位を縮小画像110の縮小倍率と同等の間引き率で間引いて重畳合成するものである。
図7の例では、同図(A)に示すような、元画像100の周囲上下左右に余白領域がある場合、元画像100を例えば50%の縮小倍率で縮小して同図(B)に示す印刷物500を作成する。縮小画像110の周囲上下左右にも余白領域が存在するが、左側余白領域と上側余白領域は狭くそれらのサイズは所定値以下であるとする。一方、右側余白領域と下側余白領域は広くそれらのサイズは所定値を超えるものとする。
一般に、余白領域が狭い場合、ユーザーは余白領域に収まるように文字等を記載するため、記載する文字サイズが小さくなる傾向にあるが、特殊パターン400から間引きして切り出すと、間引き部分の補完後の文字形状が崩れて可読性が大きく低下してしまう。このため、縮小画像110の余白領域のサイズが所定値以下の場合は、特殊パターン400の余白領域対応部位を間引くことなく切り出して、この切り出し部を縮小後の対応余白領域に重畳する。一方、余白領域が十分に広い場合は、ユーザーは大きい文字で記載する傾向にあるため、間引き補完により文字形状が多少崩れても可読性が悪化することはない。このため、縮小画像110の余白領域のサイズが所定値を超える場合は、元画像100に反映されたときの文字配列(レイアウト)を優先するために、特殊パターン400の余白対応領域を縮小画像110の縮小倍率と同等の間引き率で間引いて重畳する。
図7の例では、図7(B)に示すように、印刷物500の左部の余白領域に記された「渡邊」の文字が、図7(C)に示すように、そのままの大きさで文字崩れを起こすことなく反映されている。一方、印刷物500の下部の余白領域に記された「手書き文字」の文字は、間引き補完により拡大され多少の文字崩れが発生しているが、縮小前後で文字配列(レイアウト)は保持されている。
図7の例では、縮小画像110の余白領域が画像の周囲に存在する場合を示したが、図8に示すように画像の内部に存在している場合も同様に適用可能である。図8の例では、同図(A)に示すような、内部(内方領域)に2個の矩形の余白領域305、306が存在する元画像100を、例えば50%の縮小倍率で縮小して同図(B)に示す印刷物500を作成する。縮小画像110の内部にも2個の矩形の余白領域305a、306aが存在するが、一方の余白領域306aは狭くそのサイズは所定値以下であるとし、他方の余白領域305aは広くそのサイズは所定値を超えるものとする。
そこで、余白領域のサイズが所定値以下の余白領域306aについては、特殊パターン400の余白対応領域を間引くことなく切り出して、この切り出し部を縮小後の対応余白領域に合成する。一方、サイズが所定値を超える余白領域305aについては、特殊パターンの余白対応領域を縮小画像110の縮小倍率と同等の間引き率で間引いて重畳する。
縮小後の余白領域のサイズに応じて、特殊パターンの余白対応領域の間引きの有無を切り替えるために、図6(B)に示すような間引きのない切り出し部401と、図9(B)に示すように、縮小画像の縮小倍率と同等の間引き率で基準サイズ単位で間引いて形成した切り出し部402を作成しておき、余白領域のサイズを検出したときに、検出結果に応じて何れかの切り出し部を選択して合成するようにし、合成処理時間の短縮化を図っても良い。
図10はこの発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では、元画像100において、例えば署名欄のような文字等を記入するための余白領域307が検出された場合は、特殊パターンの余白対応領域を間引くことなく切り出して、縮小画像110の対応余白領域に重畳合成するものである。図10の右部は余白領域307の拡大図である。
署名欄等の余白領域307は、文字の可読性を重視する必要があるため、元画像100に反映させたときに文字形状の崩れが発生しないように、特殊パターンを間引くことなく切り出して合成する。
署名欄等の余白領域307の検出は次のようにして行う。即ち、文字認識部19により元画像100に対して文字認識処理を実行し、ユーザーによる文字の記入が想定される「サイン」「署名」等の文字列(図10の例では「サイン」)を認識する。一方、余白領域検出処理により、文字の記入が想定される文字列の近傍に矩形の余白領域307が検出されたときは、その余白領域307を署名欄等と判定して、特殊パターンの対応部位を間引くことなく切り出した切り出し部を使用する。このような構成とすることにより、縮小画像110の印刷物の署名欄に記入された文字は、そのままの形状を保持して元画像100の署名欄の余白領域307に反映されるから、文字等の可読性を悪化させることなく元画像に反映させることができる。
図11はこの発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では元画像に表が存在する場合の処理を示すものである。
図11(A)に示すように、元画像100に表120が存在する場合、表120の近傍の余白領域308については、その表120に関する書き込みが行われることが想定されるので、特殊パターンの対応部位を間引くことなく切り出すとともに、同図(B)の印刷物500に示すように、切り出し部403を縮小画像110の対応余白領域に重畳するものである。
元画像100における表120の検出は表解析部20で行われ、特殊パターンの切り出しは、表120の位置が上下方向の中心となるように行われるのが良い。
図12はこの発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では元画像100の縮小倍率に応じて、特殊パターンの余白領域を間引きすることなく合成するか否かを決定するようになっている。
即ち、図12(A)に示す元画像100を縮小して、同図(B)の印刷物500に示すように印刷した場合、縮小倍率が大きい(縮小画像がより小さくなる)と、縮小画像110の余白領域が小さくなるため余白領域に記入される文字等も小さくなる。このため、特殊パターンを間引きすることなく切り出して縮小画像110に重畳すると、元画像110に反映される文字のサイズが小さくなりすぎて、却って可読性が悪化してしまう。
そこで、縮小倍率が一定値以下の場合にのみ、特殊パターンの余白領域を間引きすることなく、縮小画像110の余白領域に重畳合成し、元画像100に反映されたときの可読性を確保する一方、縮小倍率が一定値を超える場合は、間引きして重畳することにより元画像に反映されたときに文字を拡大して反映されるようにし、可読性の悪化を防止する。
図13は、特殊パターンの合成モードにおける画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。この動作は画像形成装置1のCPU11がROM12等の記録媒体に格納された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
画像形成装置1はステップS01で、特殊パターンの合成モードかどうかを判断し、合成モードでなければ(ステップS01でNO)、処理を終了する。合成モードであれば(ステップS01でYES)、ステップS02で縮小印刷かどうかを調べ、縮小印刷でなければ(ステップS02でNO)、ステップS08に進む。
縮小印刷であれば(ステップS02でYES)、ステップS03で、縮小倍率に対応する間引き率を設定する。
次いで、ステップS04で所定の領域毎に余白領域の検出処理を行ったのち、ステップS05で余白領域かどうかを判定する。判定対象の領域が余白領域であれば(ステップS05でYES)、ステップS06で、その領域についてはステップS03で設定した間引き率を変更して、間引かない設定としたのち、ステップS07に進む。ステップS05で、判定対象の領域が余白領域でなければ(ステップS05でNO)、そのままステップS07に進む。
ステップS07では、全ての領域についての余白領域の判定を終えたかどうかを調べ、終えていなければ(ステップS07でNO)、ステップS04に戻り、全ての領域について余白領域の判定を終えるまでステップS04〜S06の処理を繰り返す。全ての領域について余白領域の判定を終えると(ステップS07でYES)、ステップS08に進む。
ステップS08では、間引かない領域と間引く領域に応じて特殊パーターンを生成する。生成された特殊パターンは縮小画像に重畳合成して印刷される。
なお、図13のフローチャートに示した動作において、縮小画像の余白領域のサイズに応じて間引かない設定としたり、縮小倍率が一定値以下の場合にのみ間引かない設定とすることも可能である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、特殊パターンの余白対応領域を間引かない構成としたが、元画像を縮小画像へ縮小する場合の縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いてもよい。この場合は、文字形状の多少の崩れ等が発生するが、縮小倍率に対応する間引き率で間引いたときよりも文字形状の崩れ等を抑制することができる。
1 画像形成装置
11 CPU
12 ROM
15 記憶部
16 プリンタ部
17 操作パネル
18 ネットワークコントローラ
19 文字認識部
20 表解析部
100 元画像
110 縮小画像
200、500 印刷物
300〜307 余白領域
400 特殊パターン
401〜403 切り出し部

Claims (10)

  1. 電子データからなる元画像を縮小する縮小手段と、
    前記元画像の余白領域を検出する余白領域検出手段と、
    元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳する特殊パターン合成モードにおいて、前記縮小手段により元画像が縮小されたときは、前記余白領域検出手段により検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小手段による縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する合成手段と、
    前記合成手段により特殊パターンが重畳された縮小画像を印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記縮小画像の余白領域のサイズを検出するサイズ検出手段を備え、
    前記合成手段は、前記サイズ検出手段により検出された縮小画像の余白領域のサイズが所定値以下の場合にのみ、前記特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 特殊パターンの前記余白対応領域は、元画像に隣接する余白領域の前記元画像との境界に沿う方向の長さの中心を含むとともに、縮小画像の余白領域のサイズに合わせて切り出された領域である請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 元画像内の文字列を認識処理する文字認識処理手段を備え、
    前記文字認識処理手段によりユーザーに文字の記入を促す独立した文字列が認識され、かつ前記余白領域検出手段により、前記文字列に隣接した領域において、前記文字列に対応した文字の記入が想定される矩形の余白領域が検出されたときは、前記合成手段は、前記矩形の余白領域に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 元画像に矩形の外枠を有する表が含まれているかどうかを判定する表解析手段を備え、
    前記表解析手段により元画像に前記表が含まれていることが判定され、かつ前記余白領域検出手段により前記表の周囲に存在する余白領域であって、前記表に関する書き込みが想定される余白領域が検出されたときは、前記合成手段は、前記余白領域に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記縮小手段による縮小倍率が一定値以下の場合にのみ、前記合成手段は、前記特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記余白領域検出手段は、印刷物上における元画像を除く領域を余白領域として検出する請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記余白領域検出手段は、元画像内の明度が一定値以上で連続する領域を余白領域として検出する請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 電子データからなる元画像を縮小する縮小ステップと、
    前記元画像の余白領域を検出する余白領域検出ステップと、
    元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳する特殊パターン合成モードにおいて、前記縮小ステップにより元画像が縮小されたときは、前記余白領域検出ステップにより検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小ステップによる縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する合成ステップと、
    前記合成ステップにより特殊パターンが重畳された縮小画像を印刷する印刷ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置における特殊パターンの合成方法。
  10. 電子データからなる元画像を縮小する縮小ステップと、
    前記元画像の余白領域を検出する余白領域検出ステップと、
    元画像内の位置を示す位置情報を有する特殊パターンを画像に重畳する特殊パターン合成モードにおいて、前記縮小ステップにより元画像が縮小されたときは、前記余白領域検出ステップにより検出された元画像の余白領域の少なくとも一部に対応する特殊パターンの余白対応領域を、間引くことなくまたは前記縮小ステップによる縮小倍率に対応する間引き率よりも小さい間引き率で間引いて、縮小画像の対応する余白領域に重畳する合成ステップと、
    前記合成ステップにより特殊パターンが重畳された縮小画像を印刷する印刷ステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させるための特殊パターンの合成プログラム。
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