JP4761477B2 - 文字図形表示装置、文字図形表示方法、文字図形表示プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

文字図形表示装置、文字図形表示方法、文字図形表示プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示デバイス等のような表示デバイスを有し、表示デバイスの表示画面に文字または図形を表示することができるパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の文字図形表示装置、その文字図形表示装置の表示画面に文字または図形を表示させるための文字図形表示方法、その文字図形表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるための文字図形表示プログラム、その文字図形表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
パーソナルコンピュータ、携帯電話等の文字表示装置に設けられた表示デバイスは、複数の画素が設けられた表示画面を備えており、各画素の輝度を制御することによって、表示画面に文字、図形等の画像が表示される。このような表示デバイスにおいて、表示画面に文字を表示する場合には、表示される文字を構成する画素を、文字を構成する線の幅(太さ)を任意の画素数として選択することによって、任意のサイズで文字を表示することができる。
表示画面に文字を表示する場合には、例えば、文字の骨格(芯)形状を定義する骨格データに基づいて、表示画面における画素が選択される。骨格データとは、文字の骨格(芯)形状を構成する全ての線分(ストローク)に関する座標データであり、所定の骨格平面座標において各ストロークの形状が特定されるように各ストローク上に設定された複数のサンプル点の座標データによって構成されている。そして、表示される各文字毎に、骨格データに基づいて各文字の骨格形状を構成する全てのストロークのサンプル点の座標値をスケーリングして、表示画面における座標系(実ピクセル座標系)において各サンプル点に対応する画素をそれぞれ求めて、表示サイズに基づいて設定された所定の線幅になるように、その画素の周辺の画素の輝度値を設定する。これにより、表示画面に所定サイズで文字を表示することができる。
このような文字表示方法によれば、任意のサイズで文字を表示することができるために、表示画面のサイズに対応した表示サイズで文字を表示することができる。従って、例えば表示画面が大きい場合にも、表示画面のサイズに対応させて表示される文字を構成する各線の幅を太く表示して、表示文字のサイズを大きくすることができる。
また、このように文字の線幅を太く表示する場合には、表示される文字の視認性を向上させるために、表示文字を構成する骨格画素のみならず、その周辺の画素の輝度値を制御する処理も行われており、これにより、表示文字を構成する線を滑らかに、しかも均整のとれた線幅に表示することができる。しかしながら、このような処理を実行する場合には、CPU等の演算制御装置に対する負荷が大きくなるという問題がある。このために、例えば、携帯電話機のような各種機能が設けられている機器の場合には、演算制御装置に対する負荷をできるだけ低減する必要があり、上述したような処理を効率的に行うことが可能なアルゴリズムが要求されている。
特許文献1(特開2000−267644公報)には、表示文字の骨格画素の周辺画素の輝度値を効率よく制御する方法が開示されている。この特許文献1に開示された方法では、異なる解像度のそれぞれに対して設定された複数のフォントデータを処理装置に記憶し、記憶されたフォントデータの中から2種類のフォントデータを選択し、選択された2種類のフォントデータから所望サイズのフォントデータを補間処理で求めることによって、ストロークの間隔を調整して、中間サイズ用フォントデータを生成し、生成された中間サイズ用フォントデータを多階調データに変換するようになっている。また、ストロークデータから任意の線幅のビットマップデータを生成する際に、ストロークの始点に対して、表示される文字の線幅に対応する一辺が所定画素数の正方形を構成する画素を設定し、以降は、設定された正方形を構成する画素と、ストロークのサンプル点との位置関係によって、表示に必要な画素を設定することによって、各サンプル点に対してそれぞれ設定される正方形を構成する画素が重複して設定されないようにすることによって、処理効率を向上させている。
特開2000−267644公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている従来技術では、ストロークの傾きが変化しても、設定される画素によって形成される正方形の形状は変化せずに一定になっている。このために、水平方向および垂直方向に沿った線分(横線および縦線)におけるそれぞれの端点では、コーナー部が水平方向および垂直方向にそれぞれ沿った辺によって直角に形成されことによって、ゴシック体のように各端点が明確に表示されることになるが、斜め方向の線分については、それぞれの端点において、同様に、コーナー部が水平方向および垂直方向にそれぞれ沿った辺によって直角に形成されることによって、斜め方向に対して直角になっている各コーナー部分が、横線および縦線におけるそれぞれの端点のコーナー部よりも強調されて表示されることになり、文字を構成するストローク(線分)の傾き角度によっては、表示される文字の書体が横線および縦線の場合と比較して大きく変化していると認識されるおそれがある。
さらに、前記特許文献1に開示されている従来技術では、ストロークの傾き角度の大きさにかかわらず、同一サイズの正方形が描画されるが、表示される線幅の太さは傾き角度によって変化するために、文字の線幅にばらつきが生じるという問題もある。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、その目的は、文字または図形を構成する線分が斜め方向に傾いている場合にも、横線および縦線と同様の書体で表示されていると認識できるように、文字または図形を高品位に表示することが可能な文字図形表示装置、文字図形表示方法、文字図形表示プログラムおよびその文字図形表示プログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
本発明の文字図形表示装置は、文字または図形を表示画面に表示する文字図形表示装置であって、表示されるべき文字または図形の骨格を表す骨格データを取得する骨格データ取得手段であって、該骨格データは、該文字または該図形のストロークを表すストロークデータを含み、該ストロークデータは、該ストロークに対応する複数のサンプル点の座標データを含む、骨格データ取得手段と、該文字または該図形を構成する線の太さと、該ストロークに対応する該複数のサンプル点のうち互いに隣接する2つのサンプル点の座標データとに基づいて、メインドットパターンの形状を決定するメインドットパターン形状決定手段と、該決定された形状をそれぞれ有する複数のメインドットパターンを互いに重複しないように配置することによって、該文字または該図形を表示するための表示データを生成する表示データ生成手段とを備えている。
好ましくは、前記表示データ生成手段は、前記複数のメインドットパターンによって形成される段差を埋めるように少なくとも1つのサブドットパターンを配置することによって、前記表示データを生成する。
好ましくは、前記メインドットパターン形状決定手段は、前記2つのサンプル点を結ぶ直線の傾きに応じて、前記メインドットパターンの形状を正方形および菱形の一方に決定する。
好ましくは、前記メインドットパターン形状決定手段は、前記2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であるか否かを判定し、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であると判定された場合には、前記メインドットパターンの形状を菱形に決定し、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線でないと判定された場合には、前記メインドットパターンの形状を正方形に決定する。
好ましくは、前記メインドットパターン形状決定手段は、前記2つのサンプル点を結ぶ直線の傾きθが、0°≦θ<25°、65°≦θ<113°、155°≦θ<205°、245°≦θ<295°または335°≦θ<360°の場合には、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線でないと判定し、それ以外の場合には、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であると判定する。
好ましくは、前記メインドットパターン形状決定手段は、前記文字または前記図形を構成する線の太さに応じて、前記メインドットパターンの各辺の画素数を決定する。
好ましくは、前記文字または前記図形を構成する線の太さは、該文字または該図形のサイズ、または、該文字または該図形を構成する線の本数に応じて設定される。
好ましくは、前記表示データ生成手段は、前記表示画面がスクロール中である場合、または、ストロークの傾きが所定の方向に近い場合には、前記サブドットパターンを配置しない。
好ましくは、前記メインドットパターン形状決定手段が、前記メインドットパターンの形状を正方形に決定した場合において、前記表示データ生成手段は、前記2つのサンプル点のうちの一方のサンプル点に対応する前記表示画面における画素を中心として、各辺が所定の画素数の正方形のメインドットパターンを配置し、前記表示画面において前記2つのサンプル点を結ぶ直線に対応する画素上で、該配置されたメインドットパターンの中心画素からX座標値またはY座標値の差が該所定の画素数である画素を中心として、各辺が該所定の画素数の正方形のメインドットパターンを配置することによって、前記表示データを生成する。
好ましくは、前記表示データ生成手段は、互いに隣接して配置された2つのメインドットパターンの左右にそれぞれ段差部が形成されている場合には、該2つのメインドットパターンのそれぞれの中心画素のY座標の差をΔYとして、互いに直交する2辺の長さが│ΔY│−1である直角二等辺三角形に含まれる全ての画素をサブドットパターンとして設定し、前記表示データ生成手段は、互いに隣接して配置された2つのメインドットパターンの上下にそれぞれ段差部が形成されている場合には、該2つのメインドットパターンのそれぞれの中心画素のX座標の差をΔXとして、互いに直交する2辺の長さが│ΔX│−1である直角二等辺三角形に含まれる全ての画素をサブドットパターンとして設定する。
好ましくは、前記メインドットパターン形状決定手段が、前記メインドットパターンの形状を菱形に決定した場合において、前記表示データ生成手段は、前記文字または前記図形を構成する線の太さをWとして、画素数Wに(2)1/2を乗じた値に最も近い奇数を画素数W’として求め、2本の対角線の長さがそれぞれ前記画素数W’である菱形形状のメインドットパターンを配置することによって、前記表示データを生成する。
好ましくは、前記表示データ生成手段は、前記表示画面において前記2つのサンプル点を結ぶ直線に対応する画素上で、前記配置されたメインドットパターンの中心画素とのX座標値の差の絶対値とY座標値の差の絶対値との和が前記画素数W’以上となる画素を中心として、前記菱形形状のメインドットパターンを配置する。
好ましくは、前記表示データ生成手段は、互いに隣接して配置された2つのメインドットパターンの対応する辺に沿って、該2つのメインドットパターンが互いにずれることにより段差が形成されている場合には、該2つのメインドットパターンの対応する辺における両側において最も外側に位置する各端部の画素のX座標値を、それぞれ、X1およびX2(但しX1<X2)として、X座標値がX1以上X2以下の範囲で、それぞれの段差部内に位置する全ての画素をサブドットパターンとして設定する。
好ましくは、前記表示データ生成手段は、前記ストロークの終点が他のストロークの始点と重なる場合には、該ストロークの終点および該他のストロークの始点の位置に合成パターンを配置することによって、前記表示データを生成し、該合成パターンは、該ストロークの終点に配置されるべきメインドットパターンと該他のストロークの始点に配置されるべきメインドットパターンとをあらかじめ合成したものである。
本発明の文字図形表示方法は、文字または図形を表示画面に表示する表示する文字図形表示方法であって、表示されるべき文字または図形の骨格を表す骨格データを取得するステップであって、該骨格データは、該文字または該図形のストロークを表すストロークデータを含み、該ストロークデータは、該ストロークに対応する複数のサンプル点の座標データを含む、ステップと、該文字または該図形を構成する線の太さと、該ストロークに対応する該複数のサンプル点のうち互いに隣接する2つのサンプル点の座標データとに基づいて、メインドットパターンの形状を決定するステップと、該決定された形状をそれぞれ有する複数のメインドットパターンを互いに重複しないように配置することによって、該文字または該図形を表示するための表示データを生成するステップとを包含する。
また、本発明は、前記文字図形表示方法の各ステップをコンピュータによって実行させるための文字図形表示プログラムである。
また、本発明は、前記文字図形表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、文字または図形を構成する線の太さに応じてストローク上にメインドットパターンを配置するとともに、各メインドットパターンの間にメインドットパターンの位置関係に基づいて形状が決定されるサブドットパターンを配置することによって、任意の太さのストロークを、ストロークの傾きに適した太さおよび端点を有するように表示することができ、文字の視認性を向上させることが可能となる。さらに、メインドットパターンおよびサブドットパターンを互いに重ならないように配置することによって、冗長な処理を回避して、高速に文字表示を行うことが可能となる。さらに、画面スクロール中には、サブドットパターンを配置せず、メインドットパターンによって文字のおおまかな形状のみを設定することにより、高速に文字表示を行うことが可能となる。
従って、本発明によれば、携帯電話機などのように、処理速度が低い機器に文字表示装置が搭載される場合でも、負荷を低くして、高速に、高品位な文字表示を行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る文字表示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1の文字表示装置における骨格データの構造例を示す図である。 図3は、漢字「木」の骨格形状を表す骨格データの一例を示す図である。 図4は、図3の漢字「木」の骨格データの骨格を座標平面上に表示した例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る文字表示プログラムによる処理手順について説明するためのフローチャートである。 図6は、図5のステップS1050の処理手順について説明するためのフローチャートである。 図7は、ストロークデータの一例を示す図である。 図8は、図7の骨格データ構造におけるストロークAから、実ピクセル座標系における表示データ(画素データ)を生成処理する場合の説明図である。 図9は、図7の骨格データ構造におけるストロークBから、実ピクセル座標系における表示データを生成処理する場合の説明図である。 図10は、図10は、図7の骨格データ構造におけるストロークCから、実ピクセル座標系における表示データを生成処理する場合の説明図である。 図11は、図6のステップS2030の処理手順について説明するためのフローチャートである。 図12は、図7および図8に示されるストロークAを、表示太さを示すドット数Wが「9」の場合において、ストロークAの始点Psと終点Peとを結ぶ直線(ストローク)上に位置するサンプル点から最初に選択された座標位置P2の画素と、始点Psに対応する画素とをそれぞれ中心として、一辺が9ドットの正方形のメインドットパターンによって表示した状態を示す図である。 図13は、図7のストロークAを、9ドットの表示太さで表示する場合に生成される表示データに基づいて表示デバイス2を制御して得られる表示状態を示す図である。 図14は、図6のステップS2040の処理手順について説明するためのフローチャートである。 図15は、図7のストロークBを、太さWを9ドットとして処理する場合における、座標データ1のサンプル点(始点Ps)に対応する座標位置を中心として設定された菱形形状のメインドットパターンをそれぞれ示す図である。 図16は、図7のストロークCを、太さWを9ドットとして処理する場合における、座標データ1のサンプル点(始点Ps)に対応する座標位置を中心として設定された菱形形状のメインドットパターンをそれぞれ示す図である。 図17は、図7に示されたストロークBを、9ドットの表示太さで表示する場合に生成される表示データに基づいて表示デバイス2を制御して得られる表示状態をそれぞれ示す図である。 図18は、図7に示されたストロークCを、9ドットの表示太さで表示する場合に生成される表示データに基づいて表示デバイス2を制御して得られる表示状態をそれぞれ示す図である。 図19は、2本のストロークA、Cによる折れ線を描画する様子を表す図である。 図20は、正方形と菱形とを合成したパターンを表す図である。 図21は、図11におけるステップS3010の描画処理の詳細を説明する図である。 図22は、図11におけるステップS3110の描画処理の詳細を説明する図である。 図23は、図14におけるステップS4020の描画処理の詳細を説明する図である。 図24は、図14におけるステップS4110の描画処理の詳細を説明する図である。
符号の説明
1 文字表示装置
2 表示デバイス
3 制御部
4 CPU
5 主メモリ
6 入力デバイス
7 補助記憶装置
8 文字表示プログラム
9 骨格データ
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明では、本発明の実施形態として文字表示装置を例示して説明するが、これは、本発明が、文字のみを表示することが可能な文字表示装置に限定されることを意図したものではない。文字および図形は同様に扱えることが自明であることから、文字または図形(すなわち、文字のみ、または、図形のみ、または、文字および図形の両方)を表示することが可能な文字図形表示装置に本発明を適用することができることもまた自明である。このような文字図形表示装置もまた本発明の範囲内である。
図1は、本発明の文字表示装置の実施形態の一例の構成を示すブロック図である。この文字表示装置1は、例えば、パーソナルコンピュータであり、文字等の所定の画像がカラー表示可能な表示画面を有する表示デバイス2と、表示デバイス2の表示画面に文字等の所定の画像が表示されるように表示デバイス2を制御する制御部3とを備えている。制御部3は、CPU4と主メモリ5とを有しており、主メモリ5に、表示デバイス2と、入力デバイス6と、補助記憶装置7とがそれぞれ接続されている。
表示デバイス2の表示画面は、複数の正方形の画素(ピクセル)がマトリクス状に設けられており、制御部3が、各画素の輝度値をそれぞれ独立して制御することによって、表示画面に文字等が表示される。
なお、表示デバイス2が一般的なカラー液晶表示デバイスである場合、1つの画素に対して、赤色、青色および緑色にそれぞれ発光する3つのサブピクセルが割り当てられる。そして、各サブピクセルの明るさの度合いを表す輝度値を、制御部3によって制御することにより、各画素のそれぞれの色が制御され、文字等がカラー表示される。
補助記憶装置7には、制御部3によって表示デバイス2に文字の表示動作を実行させる文字表示プログラム8と、表示デバイス2に表示される全ての文字に対して、それぞれの骨格形状を定義する骨格データとが記憶されている。骨格データとは、文字の骨格(芯)形状を構成する全ての線分(ストローク)に関するデータであり、表示デバイス2おいて表示可能な全ての文字について、各文字毎にそれぞれの骨格データが設定されている。
制御部3に設けられたCPU4は、文字表示装置1の全体を監視して制御するとともに、補助記憶装置7に格納された文字表示プログラム8を、主メモリ5に格納して、その文字表示プログラム8を実行することによって、表示デバイス2の表示画面に、画像としての文字を表示する。
制御部3に設けられた主メモリ5は、入力デバイス6から入力されるデータ、表示デバイス2に文字を表示するための骨格データ、文字表示プログラム8を実行するために必要な文字表示プログラム等を一時的に格納する。主メモリ5は、CPU4によってアクセスされる。
CPU4は、補助記憶装置7に格納された文字表示プログラム8を主メモリ5に格納して、入力デバイス6から入力される文字情報に基づいて、主メモリ5に格納された文字表示プログラム8を実行することにより、文字パターン(画素データ)を生成する。生成される文字パターンは、入力デバイス6から入力された文字情報に基づいて、表示デバイス2の表示画面上に設けられた所定個数の画素のそれぞれに対して輝度値を設定したものである。生成された文字パターンは、主メモリ5に一旦格納された後、表示デバイス2に出力される。文字パターンが表示デバイス2に出力されるタイミングは、CPU4によって制御される。
入力デバイス6にて入力される文字情報には、例えば、文字を識別する文字コード、文字の大きさを示す文字サイズ等が含まれる。入力デバイス6としては、文字コード、文字の大きさ等を入力することが可能な任意のタイプの入力デバイスを使用することができる。例えば、キーボード、マウス、ペン入力装置等が、入力デバイス6として好適に使用される。
補助記憶装置7としては、文字表示プログラム8および骨格データ9を格納することが可能な任意のタイプの記憶装置を使用することができ、例えば、制御装置3に対して着脱可能になった記録媒体が補助記憶装置7として使用することができる。このような記録媒体としては、ハードディスク、CD−ROM、MO、フロッピー(登録商標)ディスク、MD、DVD、ICカード、光カード等が挙げられる。
なお、文字表示プログラム8および骨格データ9は、補助記憶装置7に格納されることに限定されない。例えば、文字表示プログラム8および骨格データ9は、主メモリ5に格納されてもよく、また、ROM(図示せず)に格納されてもよい。ROMは、例えば、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどであってもよい。ROM方式の場合には、そのROMを交換するだけで、各種処理のバリエーションを容易に実現することができる。従って、ROM方式は、携帯型の端末装置や携帯電話機などに対して好適に適用することができる。
さらに、文字表示プログラム8および骨格データ9を格納する記録媒体は、上記ディスク、カード等の記憶装置、半導体メモリ等のように、プログラムあるいはデータを固定的に担持する媒体以外に、通信ネットワークにおいてプログラムあるいはデータを通信するために使用される通信媒体のように、プログラムあるいはデータを流動的に担持する媒体であってもよい。
文字表示装置1がインターネットを含む通信回線に接続するための手段を備えている場合には、その通信回線から文字表示プログラム8および骨格データ9をダウンロードすることができる。この場合、ダウンロードに必要なローダープログラムは、ROM(図示せず)に予め格納されていてもよく、また、補助記憶装置7から制御部3にインストールされてもよい。
このような文字表示装置1としては、例えばパーソナルコンピュータが挙げられる。パーソナルコンピュータの場合には、デスクトップ型、ラップトップ型のいずれであってもよい。なお、本発明の文字表示装置としては、パーソナルコンピュータに限らず、カラー表示あるいはモノクロ表示が可能な表示デバイスを有する電子機器、情報機器であってもよい。例えば、文字表示装置1は、カラー液晶表示デバイスを備えたワードプロセッサ等の電子機器、携帯情報ツールである携帯情報端末、PHS等の携帯電話機、一般の電話機、FAX等の通信機器であってもよい。
図2は、図1に示す補助記憶装置7に格納されている1つの文字に対する骨格データのデータ構造の一例を示している。図2に示す骨格データ構造は、文字を特定するための文字コードと、その文字コードにて特定された1つの文字の骨格を構成する全てのストロークの総数M(Mは1以上の整数)を示すストローク総数と、それぞれのストロークを特定するために必要な情報であるストロークデータとによって構成されている。文字コードにて特定される文字の骨格データ(スケルトンデータ)は、予め定義されて補助記憶装置7に格納されている。
ストロークデータは、各ストロークを、所定の大きさを有する骨格座標平面上、例えば、座標点の個数が256×256のX−Y座標平面にて構成された骨格座標平面上において、各ストロークを特定するために必要な複数のサンプル点の座標データであり、1つの文字の骨格を形成する全てのストロークのそれぞれに対して、前記座標平面上において1つのストロークを特定するために必要とされるサンプル点の総数N(Nは1以上の整数)と、N個のサンプル点それぞれの座標値である座標データとによって構成されている。
サンプル点の総数Nは、文字を構成するストロークの種類によって異なり、例えば、文字を構成する縦線および横線のような直線のストロークの場合、それぞれのストロークの始点および終点の2個のサンプル点が設定される。また、文字を構成する曲線のストロークでは、曲線が特定されるように、曲線の状態に応じて、始点および終点と、それらの間に位置する1個以上の座標点がサンプル点として設定される。従って、1つのストロークは、ストロークデータとして記録されているN個の座標データにてそれぞれ示される各サンプル点を直線で結ぶことによって前記骨格座標平面上において特定される。この骨格座標平面は、通常のX−Y座標と同様に、左下の座標を原点(0,0)とし、上方向をY座標の正方向、右方向をX座標の正方向に定義している。
このように、1つの骨格データには、M個のストロークデータ13が含まれ、M個のストロークのそれぞれに対してN個のサンプル点の座標データがそれぞれ設定されている。
図3は、漢字「木」の骨格データ構造を示しており、図4は、その骨格データ(スケルトンデータ)によって骨格座標平面にて示される骨格形状を示している。
図3において、漢字「木」の骨格データ9には、漢字「木」を指定するための文字コードが「4458」(JIS区点コード、44区58点)であること、ストローク数が「4」であることが示されている。そして、4個のストローク#1〜#4のそれぞれに対して、それぞれ所定の個数のサンプル点のストロークデータが設定されている。ストローク#1は、漢字「木」を構成する横線のストローク、ストローク#2は、漢字「木」を構成する縦線のストローク、ストローク#3および#4は、漢字「木」を構成する左右の各斜め線(曲線)のそれぞれのストロークである。
ストローク#1は、直線(横線)であるので、ストロークデータとしては、始点と終点の2個のサンプル点の座標データが、その順番で格納されており、サンプル点の個数Nとして「2」が設定され、サンプル点として、始点および終点の座標データ1および2として(4,192)、(245,192)がそれぞれ設定されている。ストローク#2は、直線(縦線)であるので、ストロークデータとしては、始点と終点の2個のサンプル点の座標データがその順番で格納されており、サンプル点の数Nとして「2」が設定され、始点としての座標データ1(128,255)および終点としての座標データ2(128,0)がそれぞれ設定されている。
ストローク#3は、左側の斜線であり、緩やかな曲線になっているので、ストロークデータとしては、始点と終点の2個のサンプル点以外に3個のサンプル点の座標データが格納されており、サンプル点の数Nとして「5」が設定され、5個のサンプル点の座標データとして、座標データ1(121,192)、座標データ2(97,141)、座標データ3(72,103)、座標データ4(41,69)、座標データ5(4,42)が、始点から終点にかけて順番に設定されている。ストローク#4は、右側の斜線であり、緩やかな曲線になっているので、ストロークデータとしては、始点と終点の2個のサンプル点以外に3個のサンプル点が格納されており、サンプル点の数Nとして「5」が設定され、5個のサンプル点の各座標データとして、座標データ1(135,192)、座標データ2(156,146)、座標データ3(182,107)、座標データ4(213,72)、座標データ5(251,42)が、始点から終点にかけて順番に設定されている。
図4は、図3に示す漢字「木」の骨格形状を表す全てのストロークを、骨格座標平面上に表示したものである。
図4において、ストローク#1は、始点(0,192)と終点(255,192)とを結ぶ直線として示され、ストローク#2は、始点(128,255)と終点(128,0)とを結ぶ直線として示される。ストローク#3は、5個のサンプル点(121,192)、(97,141)、(72,103)、(41,69)および(4,42)を順番に直線で結んだものとして示される。ストローク#4は、5個のサンプル点(135,192)、(156,146)、(182,107)、(213,72)および(251,42)を順番に直線で結んだものとして示される。
図5は、CPU4によって実行される、文字表示プログラム8による処理手順を説明するためのフローチャートである。以下に、文字表示プログラム8の具体的な処理手順を、各処理毎に詳細に説明する。
まず、入力デバイス6から文字コードおよび文字サイズ(フォントサイズ)からなる文字情報が入力されると、CPU4は、入力された文字情報を取得する(図5のステップS1000参照、以下同様)。例えば、漢字「木」を、表示デバイス2の表示画面に表示させる場合には、入力デバイス6から文字情報として、文字コードとして4458番(JIS区点コード、44区58点)が入力される。文字サイズは、実ピクセル座標系に表示される文字の全体の幅および高さのサイズが、それぞれ画素数として入力される。
ステップS1000にて入力された文字情報が取得されると、入力された文字コードに対応する1文字分の骨格データ9が、補助記憶装置7から読み出されて主メモリ5に格納される(ステップS1010)。漢字「木」の場合には、図3に示す漢字「木」の骨格データ9が読み出される。
ステップS1010にて骨格データ9が読み出されると、骨格データ9に設定された各ストローク毎に、全てのサンプル点がスケーリングされる(ステップS1020)。スケーリングとは、ある大きさを有する座標平面上の座標を、異なる大きさの座標平面上の座標にマッピングする演算処理のことであり、本発明では、骨格座標平面における各ストロークの全てのサンプル点の座標データを、表示デバイス2の表示画面における実ピクセル座標系の座標データに変換する演算処理である。実ピクセル座標系は、それぞれが正方形になった各画素がマトリクス状に配置された表示画面における各画素を、X−Y座標における座標点の座標データとして示しており、骨格座標平面と同様に、1つの文字に対して、左下の画素を原点(0,0)とし、上方向をY座標の正方向、右方向をX座標の正方向として定義している。実ピクセル座標系の座標点は、正方形の各画素にそれぞれ対応しており、正方形の各画素によって、表示画面における1ドットがそれぞれ構成されている。
なお、以下の説明においては、簡単のために、骨格座標平面の座標と、実ピクセル座標系の座標とが一致しているものとして説明する。
ステップS1020でのスケーリングが終了すると、入力された文字サイズに従って、骨格データに設定された各ストロークの表示太さ(線幅)Wがそれぞれ設定される(ステップS1030)。この処理の詳細については、後述する。
ステップS1030にて各ストロークの表示太さWがそれぞれ決定されると、補助記憶装置7から読み出された骨格データ構造に設定された最初のストロークのストロークデータが取り出される(ステップS1040)。
ステップS1040にて、骨格データ構造から最初のストロークデータ13が取り出されると、取り出された1つのストロークのストロークデータに基づいて、実ピクセル座標系においてそのストロークを、設定された表示太さWとして表示するために必要な表示データを生成する(ステップS1050)。この処理の詳細については、後述する。
ステップS1050にて、最初のストロークの表示データが生成されると、骨格データ構造に含まれる全てのストロークについて、ステップS1040〜ステップS1050の処理が完了しているかが判定される(ステップS1060)。全てのストロークに対して表示データが生成されていない場合(判定結果が「偽(N)」の場合)には、ステップS1040に戻って、骨格データ構造において、すでに表示データが生成されているストローク(最初のストローク)の次のストローク(2番目のストローク)について、同様の処理が実施され、太さWの表示データ(画素データ)が生成される。このようにして、全てのストロークに対する処理が完了し、全てのストロークに対する表示データが生成されている場合(判定結果が「真(Y)」の場合)には、文字表示処理が完了し、生成された表示データが、表示デバイス2に供給されて、表示デバイス2において、設定された太さWの線幅で、文字が表示される。
次に、図5に示す文字表示プログラム8の処理手順におけるステップS1030の表示太さの設定処理の詳細について説明する。
ストロークの表示太さWは、表示画面に表示される文字のサイズが大きくなるにつれて太くなるように設定される。この場合、例えば、表示画面における実ピクセル座標系に表示される文字サイズの幅および高さのいずれかが40ドット(画素)を超えない場合には、表示太さWとして1ドットが設定される。これにより、実ピクセル座標系における正方形の各画素(1ドット)を線幅として表示デバイス2の表示画面に文字が表示される。
表示される文字の全体幅および高さのサイズが、ともに40ドットを超えるが、いずれか一方が80ドットを超えない場合には、表示太さWとして3ドット(画素)が設定され、設定されたドット数を一辺とする1つの正方形(3ドット×3ドット)または菱形を、1つのメインドットパターンとして、そのメインドットパターンを線幅として文字を表示するための画素が設定される。以下同様に、表示される文字の全体幅および全体高さのサイズが、ともに80ドットを超えるが、いずれか一方が128ドットを超えない場合には、表示太さWとして5ドット(画素)が設定され、一辺が5ドットの正方形または菱形を1つのメインドットパターンに設定する。表示される文字の全体幅および高さのサイズが、ともに128ドットを超えるが、いずれか一方が192ドットを超えない場合には、表示太さWとして7ドット(画素)が設定されて、一辺が7ドットの正方形または菱形を1つのメインドットパターンに設定する。表示される文字の全体幅および高さのサイズが、ともに192ドットを超える場合には、表示太さWとして9ドットが設定されて、一辺が9ドットの正方形または菱形を1つのメインドットパターンに設定する。
なお、上述のストロークの表示太さWの設定方法は、表示される文字のサイズが大きくなるにつれて表示文字の線幅を太くすることにより、表示される文字サイズに適した文字の表示を得るようにした一例を示しているが、文字のサイズにかかわらずに、表示太さWを一定に設定しても良い。また、文字の画数に応じて表示太さWを小さく設定してもよい。
次に、図5の文字表示プログラム8による処理手順における各ストロークに対する表示データの生成処理(ステップS1050)の詳細を、図6に基づいて説明する。図6は、図5に示すストロークの表示データ生成処理(ステップS1050)のサブルーチンを示すフローチャート、図7は、図6に示すストロークの表示データ生成処理が実施される文字のストロークデータの一例を示す表である。
まず、表示される文字の全てのストロークのストロークデータ13を、骨格データ構造から取得する(ステップS2010)。この場合、各ストローク毎に、ストロークデータとして順番に記録されている最初の2つのサンプル点の座標データ1および2番目の座標データ2がそれぞれ取得される。
例えば、図7に示すストロークAのストロークデータは、サンプル点の数が2個であるので、ストロークAは直線であり、ストロークAの始点を示す座標データ1(27,0)と、終点を示す座標データ2(0,9)とが取り出される。ストロークBも、同様に、サンプル点の数が2個であるので、直線の始点を示す座標データ1(12,0)と終点を示す座標データ2(0,27)とが取り出される。さらに、ストロークCも、同様にサンプル点の数が2個であるので直線であり、直線の始点を示す座標データ1(15,0)と終点を示す座標データ2(0,27)とが取り出される。
なお、図8は、図7の骨格データ構造におけるストロークAから、実ピクセル座標系における表示データ(画素データ)を生成処理する場合の説明図、図9は、図7の骨格データ構造におけるストロークBから、実ピクセル座標系における表示データを生成処理する場合の説明図、図10は、図7の骨格データ構造におけるストロークCから、実ピクセル座標系における表示データを生成処理する場合の説明図である。
ステップS2010において、骨格データ9におけるストロークに対して、2つのサンプル点の座標データが取り出されると、取り出された2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であるかの判定が実施される(ステップS2020)。
具体的には、骨格座標平面において、座標データ1および2にて示されるサンプル点同士を結ぶ直線について、X軸の正方向に対する傾きをθとして、0≦θ<25°、65°≦θ<113°、155°≦θ<205°、245°≦θ<295°または335°≦θ<360°である場合には、斜め線ではない(縦線または横線)と判定し、それ以外の場合には斜め線であると判定する。
このステップS2020において、座標データ1および座標データ2にてそれぞれ示されるサンプル点を結ぶ直線が斜め線として判定された場合には、ステップS2040にて、メインドットパターンを菱形に設定して表示データが生成され、斜め線でなく縦線または横線と判定された場合には、ステップS2030にて、メインドットパターンを正方形に設定して表示データが生成される。
図7に示すストロークデータでは、ストロークAは、図8に示すように、X軸の正方向に対する傾きθが161.6°となるため斜め線ではないと判定され、ステップS2030にて、メインドットパターンを正方形に設定して表示データが生成される。ストロークBは、図9に示すように、X軸の正方向に対する傾きθが114.0°となるため、斜め線であると判定され、ステップS2040にてメインドットパターンを菱形に設定して表示データが生成される。ストロークCでは、図10に示すように、X軸の正方向に対する傾きθが119.1°となるため、斜め線であると判定され、ステップS2040にてメインドットパターンを菱形に設定して表示データが生成される。
ステップS2020において、ストロークが斜め線でないと判定されると、図5のステップS1030にて決定された表示太さWとなるように、一辺が所定のドット数の正方形のメインドットパターンによって、ステップS2020で取得された座標データ1および座標データ2のサンプル点を結ぶ直線の表示データが生成される(ステップS2030)。この処理の詳細については後述する。なお、正方形のメインドットパターンの代わりに、矩形のメインドットパターンを用いてもよい。
これに対して、ステップS2020において、ストロークが斜め線と判定されると、図5のステップS1030にて決定された表示太さWとなるように、一辺が所定のドット数の菱形のメインドットパターンによって、ステップS2020で取得された2つの座標データ1および座標データ2のサンプル点を結ぶ直線の表示データが生成される(ステップS2040)。この処理の詳細についても後述する。
ステップS2030またはステップS2040において、各ストロークにおける最初と2番目のサンプル点の座標データを結ぶ直線の表示太さWに関する表示データが得られると、各ストロークにおいて、ストロークデータとして3番目のサンプル点の座標データ3が存在するかを確認し、座標データ3が存在する場合には、ステップS2010〜ステップS2030またはステップS2040までの処理が繰り返されて、座標データ2と座標データ3との点を結ぶ直線の表示データを生成する(ステップS2050)。そして、1つのストロークについて、骨格データ構造に含まれるサンプル点を順番に結んだ直線について表示データが生成されると、図5のフローチャートにおけるステップS1050のストロークの表示データ生成処理が終了する。
図11は、図6に示すステップS2020において、斜め線でないと判定されることによってステップS2030にて実施される正方形のメインドットパターンの表示データの生成処理手順を示すフローチャートである。以下に、この図11と、図7のストロークAに対する説明図である図8に基づいて、正方形のメインドットパターンによる表示データ生成処理の手順について説明する。
図8では、図7に示すストロークAに対して、表示太さW=9として、実ピクセル座標系において、一辺が9ドット(画素)の正方形をメインドットパターンとして設定するようになっている。
図6に示すステップS2020において、ストロークが斜め線でないと判定された場合には、ステップS2010にて取得された2つのサンプル点の座標データから、最初に取得された座標データ1に対応するストロークAの始点Psを中心点Fとして、図5のステップ1030で設定された表示太さWに対応する一辺がWドットの正方形のメインドットパターンを構成する画素を設定する。そして、この始点Psを、点Gに設定する(ステップS3010)。
次に、ブレゼンハムのアルゴリズムによって、点Gに対して終点Pe側に隣接するストロークA上の画素の座標を求めて新たな点Gに設定する(ステップS3020)。その後、ストロークの始点Psと終点Peとを結ぶ直線が縦線であるかを判定する(ステップS3030)。この場合、ストロークAに対応する直線とX軸となす角θが、45°≦θ<135°または225°≦θ<315°を満たす場合には縦線と判定する。なお、ストロークAに対応する直線とX軸となす角θが上記範囲に無い場合には、横線と判定される。
始点Psと終点Peとを結ぶストロークの直線が縦線であると判定された場合には、ステップS3070に進み、縦線ではないと判定された場合には、ステップS3040に進む。
図8に示す場合には、ストロークの始点Psと終点Peとを結ぶ直線のX軸の正方向に対する傾きθは、前述したように、θ=114.0°になっているために、縦線ではなく横線であると判定され、ステップS3040の処理が実行される。
ステップS3040においては、新たに設定された点Gに対応する実ピクセル座標系のX座標値と、中心点Fに対応する実ピクセル座標系のX座標値との差の絶対値|ΔX|が、表示太さWを示すドット数(=W)と一致するかを判定する。そして、絶対値|ΔX|がドット数Wと一致する場合(|ΔX|=W)には、ステップS3050に進む。
図8において、W=9であり、点Gは、点Fに隣接していることから、|ΔX|=1であるために、ステップS3100に進む。そして、ステップS3100において、点Gが、ストロークの終点Peに対応していないことを確認し、ステップS3020に戻って、点Gに対して終点Pe側に隣接するストロークA上の画素の座標を求め、新たな点Gとする。そして、ストロークの始点Psと終点Peとを結ぶ直線が縦線であるかを確認し(ステップS3030)、新たに設定された点Gに対応する実ピクセル座標系のX座標値と、中心点Fに対応する実ピクセル座標系のX座標値との差の絶対値|ΔX|が、表示太さWを示すドット数(=W)と一致するかを判定する(ステップS3040)。以後、ステップS3040において|ΔX|=Wでない場合には、|ΔX|=Wになるまで、ステップS3100〜ステップS3020〜S3030〜ステップS3040の処理を繰り返す。
図8に、ストロークAの始点Psに対して、ブレゼンハムのアルゴリズムによって順次求められる画素の点Gを、「×」印で示す。
なお、ステップS3100において、点Gが、ストロークの終点Peに対応している場合には、ステップS3110に進み、点Gを中心とした一辺のドット数がWの正方形のメインドットパターンを構成する画素を設定して、図6のステップS2050に進む。
ステップS3040において、|ΔX|=Wになると、ステップS3050に進み、設定された点Gを中心として一辺のドット数がWの正方形のメインドットパターンを構成する画素が設定される。このとき、ステップS3040において、点Gに対応する画素のX座標値と、中心点Fに対応する画素のX座標値との差の絶対値がストロークの表示太さを示すドット数Wと一致することが確認されているために、点Gを中心として設定されるメインドットパターンと、中心点Fを中心とするメインドットパターンとは重なることなく、X方向に相互に接した状態になる。そして、メインドットパターンの中心になった点Gを、新たな中心点Fとする。
図12は、図7および図8に示されるストロークAの始点Psを中心点Fとして、表示太さを示すドット数Wが「9」の場合に設定される正方形のメインドットパターン21と、そのメインドットパターンに隣接して設定された正方形のメインドットパターン22とを示している。ストロークAの始点Psを中心点Fとして設定されるメインドットパターン21は白抜きで示しており、そのメインドットパターン21に接して設定されるメインドットパターン22は黒ベタで示している。
このように、ステップS3050において、一辺が表示太さWを示すドット数に等しい正方形のメインドットパターン21および22が相互に隣接して設定されると、ステップS3060において、各メインドットパターン21および22の中心である点Fおよび点GのY座標の差の絶対値|ΔY|を計算する。そして、1<|ΔY|の場合には、メインドットパターン21および22のY軸方向のずれによって形成される各段差部において、各メインドットパターン21および22にそれぞれ接するとともに、X方向およびY方向にそれぞれ相互に隣接して並んだ各「|ΔY|−1」個の画素のそれぞれのX方向およびY方向の長さを一辺とする二等辺三角形に含まれる全ての画素を、サブドットパターンとして選択する。すなわち、その二等辺三角形の内部に画素の全てが含まれている画素のみならず、その二等辺三角形の内部に画素の一部が含まれている画素もサブドットパターンとして選択する。
図7のストロークAを、9ドットの表示太さで表示する図12の場合は、ストロークAの始点Psを中心点Fとした9ドット×9ドットの正方形のメインドットパターン21を構成する81個の画素の座標データと、このメインドットパターン21に隣接する9ドット×9ドットの正方形のメインドットパターン22を構成する81個の画素の座標データとが、表示データ(画素データ)として設定される。この場合、各メインドットパターン21および22のY軸方向の差の絶対値|ΔY|は「3」になっていることから、メインドットパターン21および22のY軸方向にずれて形成されるそれぞれの段差部において、各メインドットパターン21および22にそれぞれ接するとともに、X方向およびY方向に相互に隣接して並んだ2個の画素のそれぞれのX方向およびY方向の長さを一辺とする二等辺三角形に含まれる3個の画素(図12に網掛け模様にて示す)が、サブドットパターン23および24としてそれぞれ設定される。
このようにしてサブドットパターンが設定されると、ステップS3120において、点GがストロークAの終点Peに対応していないかを確認し、ストロークの終点Peに対応していない場合には、ステップS3020に戻り、以後、同様の処理を繰り返す。
点Gがストロークの終点Peであることが確認されると、図6のステップS2050に進み、1つのストロークに含まれる全ての座標位置についての処理が終了したことを確認する。そして、1つのストロークに含まれる全ての座標位置についての処理が終了していることが確認されると、図5のステップS1050に進み、文字を構成する他のストロークについても同様の処理が実施されて、文字を構成する全てのストロークについての表示データが生成される。
なお、上記の説明では、ステップS3030において、ストロークの始点Psと終点Peを結ぶ直線が縦線でなく横線とみなされる場合の処理手順を説明したが、ステップS3030において、ストロークの始点Psと終点Peを結ぶ直線が縦線であると判定される場合には、ステップS3070に進み、ステップS3070において、ステップS3020にて求められた隣接する座標位置の点Gおよび中心点Fの実ピクセル座標系におけるY座標値の差の絶対値|ΔY|が、表示太さWを示すドット数(=W)と一致するかを判定する。絶対値|ΔY|がドット数Wと一致する(|ΔY|=W)場合には、ステップS3080に進み、点Gを中心とした一辺のドット数Wの正方形のメインドットパターンを設定する。このとき、ステップS3070において、点Gおよび中心点Fに対応する画素のY座標値の差の絶対値がストロークの表示太さを示すドット数Wと一致することが確認されているために、点Gを中心として設定されるメインドットパターンは、中心点Fに対して設定されたメインドットパターンとは重なることなく、Y方向に相互に接した状態になる。
ステップS3070において、絶対値|ΔY|がドット数Wと一致しない場合には、ステップS3100に進み、ステップS3100にて点Gが、ストロークの終点Peでないことを確認し、ステップS3020に戻って、点Gに隣接する画素の座標位置をブレゼンハムのアルゴリズムによって求めて点Gとし、以後、ステップS3030〜ステップS3070の処理を繰り返す。
このようにして、ステップS3070において、一辺が表示太さWを示すドット数に等しい正方形のメインドットパターンが設定されると、ステップS3090において、点Gと直前の中心点Fとの実ピクセル座標系におけるX座標値の差の絶対値|ΔX|を演算し、1<|ΔX|の場合には、点Gを中心とするメインドットパターンと、点Fを中心とするメインドットパターンとがX軸方向にずれることによって段差部が形成されているものとして、その各段差部において、各メインドットパターンにそれぞれ接するとともに、X方向およびY方向に相互に隣接して並んだ各「|ΔX|−1」個の画素のそれぞれのX方向およびY方向の長さを一辺とする二等辺三角形に含まれる全ての画素を、サブドットパターンとして設定する。
なお、ステップS3060およびステップS3090によるサブドットパターンの設定処理は、表示画面がスクロール中である場合には、省略してもよい。また、ストロークの傾きが水平方向または垂直方向に近い場合においても省略されてもよい。このことにより、線分の段差を埋めるパターンが出力結果の見た目に与える影響が軽微な場面では、描画処理を少なくして描画速度を優先することが可能である。
このようにしてサブドットパターンが選択されると、ステップS3120において、点Gがストロークの終点Peに対応していないかを確認し、ストロークの終点Peに対応していない場合には、ステップS3020に戻り、ステップS3020以降の処理を繰り返す。
ステップS3120において、点Gがストロークの終点Peに対応していることが確認されると、前述したように、図6のステップS2050に進み、1つのストロークに含まれる全ての座標位置についての処理が終了したことを確認する。そして、1つのストロークに含まれる全ての座標位置についての処理が終了していることが確認されると、図5のステップS1050に進み、文字を構成する他のストロークについても同様の処理が実施されて、文字を構成する全てのストロークについての表示データが生成される。
図13は、図7のストロークAを、9ドットの表示太さで表示する場合に生成される表示データに基づいて表示デバイス2を制御して得られる表示状態を示している。このように、文字を構成するストロークが縦線でなくて横線とみなされる場合にも、相互に隣接するメインドットパターンの間の段差部にサブドットパターンが形成されていることによって、太さWのメインドットパターン同士が、滑らかに連続して表示され、ストロークを太く表示する場合における視認性が著しく向上する。
以上の説明は、図6のステップS2020において、ストロークデータとして順番に記録されている最初のサンプル点の座標データ1と2番目のサンプル点の座標データ2とを結ぶ直線が斜め線でない(縦線または横線)と判定された場合の処理についてであったが、以下に、図6のステップS2020において、座標データ1のサンプル点と2番目の座標データ2のサンプル点とを結ぶ直線が斜め線と判定された場合のステップS2040の具体的な処理を、図14のフローチャートに基づいて説明する。
なお、この場合にも、ブレゼンハムのアルゴリズムによって、ストロークAの始点Psと終点Peとを結ぶ直線(ストローク)上に位置する座標の点Gとして、始点Psから順番に隣接する画素が設定される。図7のストロークBおよびストロークCに対して、ブレゼンハムのアルゴリズムによって抽出される点Gおよび中心点Fを、図9および図10に示す。
始点Psと終点Peとを結ぶ直線が斜め線であると判定されると、まず、図5のフローチャートのステップS1030において、設定された表示太さWに「(2)1/2」を乗算(W×(2)1/2)し、その乗算結果に最も近い1以上の奇数W’を求める(図14のステップS4010参照、以下同様)。
ステップS4010において、1以上の奇数W’が求められると、始点Ps(座標データ1のサンプル点)に対応する画素を中心点Fとして、求められたW’が、2本の各対角線のそれぞれのドット数となる菱形形状をメインドットパターンに設定する(ステップS4020)。
図15および16は、それぞれ、図7のストロークBおよびストロークCを、太さWを9ドットとして処理する場合における、座標データ1のサンプル点(始点Ps)に対応する座標位置を中心点Fとして設定された菱形形状のメインドットパターン21をそれぞれ白抜きで示している。それぞれの菱形形状のメインドットパターン21は、表示太さW=9であるので、ステップS4010において、W’は、9×(2)1/2=12.73に最も近い奇数である13を対角線の長さのドット数として設定している。
このようにして、ストロークの始点Psに対する菱形形状のメインドットパターンが設定されると、ブレゼンハムのアルゴリズムによって、点Gに対して終点Pe側に隣接する画素の座標を求めて、新たな点Gとする(ステップS4030)。ブレゼンハムのアルゴリズムは公知であるために説明を省略する。
ステップS4030において、点G求められると、求められた点Gと中心点Fとに対応する実ピクセル座標系のX座標値の差の絶対値|ΔX|と、それぞれのY座標値の差の絶対値|ΔY|との合計が、ステップS4010で求められたW’以上(|ΔX|+|ΔY|≧W’)になっているかを判定する(ステップS4040)。
ステップS4040において|ΔX|+|ΔY|≧W’を満足しない場合には、ステップS4090に進み、点Gがストロークの終点Peに対応していないことを確認して、ステップS4120に戻り、点Gに対して終点Pe側に隣接する画素の座標を求めて、新たな点Gとし(ステップS4030)、|ΔX|+|ΔY|≧W’になっているかを判定する(ステップS4040)。以後、|ΔX|+|ΔY|≧W’になるまで、ステップS4090〜S4120〜ステップS4030〜ステップS4040の処理を繰り返す。
そして、|ΔX|+|ΔY|≧W’を満足する点Gが得られると、その点を中心点Fとして、2本の各対角線がそれぞれドット数W’となった菱形形状をメインドットパターンに設定する(ステップS4050)。
このようにして設定される菱形形状のメインドットパターンは、|ΔX|+|ΔY|≧W’を満足するために、直前に中心点Fを中心として設定された菱形形状のメインドットパターンとは重なるおそれがない。
なお、点Gがストロークの終点Peに対応していれば、その点G(終点Pe)の画素をメインドットパターン中心Fとして、2本の各対角線がそれぞれドット数W’となった菱形形状をメインドットパターンに設定し(ステップS4100)、処理を終了する。
図7に示されたストロークBでは、図9に示すように、始点Psの座標(12,0)に対して、ブレゼンハムのアルゴリズムで求められた座標(8,9)の点Gにおいて、ΔXの絶対値とΔYの絶対値との和は13(=W’)(|ΔX|=5、|ΔY|=9)となり、ステップS4040における|ΔX|+|ΔY|≧W’の条件を満たすため、図15に示すように、座標(8,9)の点Gを中心として、各対角線が13ドットの菱形形状がメインドットパターン32(黒ベタで示す)として設定される。
また、図7に示されたストロークCでは、図10に示すように、始点Psの座標(15,0)に対して、ブレゼンハムのアルゴリズムで求められた座標(10,9)の点Gにおいて、ΔXの絶対値とΔYの絶対値との和は14(|ΔX|=5、|ΔY|=9)となってW’(=13)によりも大きくなる。よって、座標(10,9)の点Gが、ステップS4040における|ΔX|+|ΔY|≧W’の条件を満たすため、図16に示すように座標(10,9)の点Gを中心とした各対角線が13ドットの菱形形状がメインドットパターン32(黒ベタで示す)として設定される。この場合、ΔXの絶対値とΔYの絶対値との和が、ドット数W’に等しくなく、1ドットの差が存在するために、それぞれが菱形形状のメインドットパターン31およびメインドットパターン32の間には、相互に対向する辺に沿って間隙(図16にハッチで示す)が形成されることになる。
このようにして、ステップS4050において、図15および図16に示すように、対角線が表示太さWに対応した長さになった菱形形状のメインドットパターン32がメインドットパターン31に隣接して設定されると、各メインドットパターン31および32における相互に近接した近接辺(間隙が形成されることなく密着した辺、または、両者の間に間隙が形成された辺、図15および図16に一括して辺Bとして示す)に沿って各メインドットパターン31および32同士がずれた状態になっており、従って、それぞれ近接辺Bと、それぞれの近接辺Bに対して直交する各メインドットパターン31および32の辺Cおよび辺Aとによって段差部がそれぞれ形成されている。そして、それらの段差部を埋めるように、サブドットパターン33(網掛け模様で示す)がそれぞれ設定される(ステップS4060)。
各サブドットパターン33は、各メインドットパターン31および32におけるそれぞれの近接辺Bにおける両側において最も外側に位置する各端部の画素のX座標値を、それぞれX1およびX2(但しX1<X2)とすると、X座標値がX1以上X2以下の範囲で、それぞれの段差部内に位置する全ての画素が、サブドットパターン33として設定される。
その後、点Gに対応する実ピクセル座標系のX座標値と中心点Fに対応する実ピクセル座標系の画素のX座標値との差の絶対値|ΔX|と、それぞれのY座標値の差の絶対値|ΔY|との合計が、ステップS4010で求められたW’よりも大きくなっているか(|ΔX|+|ΔY|>W’)を判定する(ステップS4070)。そして、|ΔX|+|ΔY|>W’を満足する場合には、各メインドットパターン31および32における近接辺同士が密着していないために、それらの間に間隙を形成する画素が存在することになり、その間隙を形成する画素の全てを補正用ドットパターン34として設定する(ステップS4080)。
このようにして、メインドットパターン、サブドットパターンおよび補正用ドットパターンが設定されると、点Gがストロークの終点Peに対応しているかを確認し(ステップS4110)、ストロークの終点Peに対応していない場合には、ステップS4030に戻り、ステップS4030以降の動作が繰り返される。
なお、ステップS4060およびステップS4080におけるサブドットパターンおよび補正用ドットパターンの設定処理は、表示画面がスクロール中である場合には、省略してもよい。また、ストロークの傾きが45度方向または135度方向または225度方向または315度方向に近い場合においても省略されてもよい。このことにより、線分の段差を埋めるパターンが出力結果の見た目に与える影響が軽微な場面では、描画処理を少なくして描画速度を優先することが可能である。
その後、点Gがストロークの終点Peに対応していることが確認されると(ステップS4110)、図6のステップS2050に戻り、1つのストロークにおける全ての座標点に対する処理が終了したかを確認し、1つのストロークに対して全ての座標点に対する処理が終了している場合には、図5のステップS1060に戻り、1つの文字に含まれる全てのストロークに対する表示データの生成処理が終了しているかを確認し、全てのストロークに対する表示データの生成処理が終了している場合に、1つの文字に対する表示データの生成処理は完了する。
なお、図17および図18は、図7に示されたストロークBおよびCを、9ドットの表示太さで表示する場合に生成される表示データに基づいて表示デバイス2を制御して得られる表示状態をそれぞれ示している。いずれの場合にも、各ストロークのそれぞれの端点においては、相互に直交する斜め線によってそれぞれのコーナー部が形成されており、しかも、各メインドットパターンの間における段差が緩和されて視認されるために、視認性が著しく向上している。
図19は、前記ストロークCを描画した終点Rを始点としてストロークAを描画する場合において、ストロークAおよびストロークCの各々の始点と終点とを結ぶ直線上の点を矩形で表した図である。ここで、Rで示した点においてストロークAの始点はストロークCの終点と重なっている。このように、あるストロークの始点が他のストロークの終点に重なり合っている場合の描画手順は以下のようになる。
基本的に、ストロークCについては、図14で示した同様の手順に従って描画を行い、ストロークAについては、上述したように図11で示した同様の手順によって描画を行うが、点Rのように始点と終点とが重なる場合においては、始点および終点のメインドットパターン描画処理(具体的には、図11におけるステップS3010、ステップS3110、図14におけるステップS4020、ステップS4100の描画処理)が、以下の手順によって行われる。
図11におけるステップS3010の描画処理は、図21に示される手順で処理される。以下、図21の描画処理手順について説明する。
ステップS7010:現在の処理点Gおよび直前の描画中心点Fを始点に設定する。ストロークの始点が他のストロークの終点と重なっている場合(すなわち、ストロークの始点の座標が他のストロークの終点の座標と同一である場合)には、ステップS3010の処理を終える。そうでない場合はステップS7020に進む。
ステップS7020:始点を中心に幅、高さが共にストロークの太さWの正方形を描画し、ステップS3010の処理を終える。
図11におけるステップS3110の描画処理は、図22に示される手順で処理される。以下、図22の描画処理手順について説明する。
ステップS5010:ストロークの終点が他のストロークの始点と重なっている場合(すなわち、ストロークの終点の座標が他のストロークの始点の座標と同一である場合)には、ステップS5020に進む。そうでない場合はステップS5030に進む。
ステップS5020:他のストロークの始点と終点が重なっているストロークが斜め線であるかどうかを図6におけるステップS2020と同様の方法によって判定する。斜め線であると判定された場合はステップS5040に進み、そうでない場合はステップS5030に進む。
ステップS5030:点Gを中心に幅、高さが共にストロークの太さWの正方形を描画し、ステップS3110の処理を終える。
ステップS5040:点Gを中心に幅、高さが共にストロークの太さWの正方形と、高さW’の菱形との合成パターンを描画し、ステップS3110の処理を終える。
ここで、W’は、図14におけるステップS4010と同様の方法により求められる。
上記合成パターンは図20に示したように、正方形と菱形とを合成したもので、予めメモリ上に生成されたパターンである。すなわち、合成パターンの描画は、菱形と正方形とを重ね合わせることにより個々に描画するのではなく、予め生成している合成パターンを単純にコピーすることによって描画を行うことによって達成される。これにより、重複して画素を塗りつぶす無駄が削減されるため高速化が実現される。なお、予めメモリ上に生成した前記合成パターンを、2つの線分の傾きをパラメータとしてキャッシュメモリのような仕組みで保持しておき再利用することで、合成の処理を削減することができる。
図14におけるステップS4020の描画処理は、図23に示される手順で処理される。以下、図23の描画処理手順について説明する。
ステップS8010:現在の処理点Gおよび直前の描画中心点Fを始点に設定する。ストロークの始点が他のストロークの終点と重なっている場合(すなわち、ストロークの始点の座標が他のストロークの終点の座標と同一である場合)には、ステップS4020の処理を終える。そうでない場合はステップS8020に進む。
ステップS8020:始点を中心に2本の対角線が共にW’の菱形を描画し、ステップ4020の処理を終える。
図14におけるステップS4110の描画処理は、図24に示される手順で処理される。以下、図24の描画処理手順について説明する。
ステップS6010:ストロークの終点が他のストロークの始点と重なっている場合(すなわち、ストロークの終点の座標が他のストロークの始点の座標と同一である場合)には、ステップS6020に進む。そうでない場合はステップS6030に進む。
ステップS6020:他のストロークの始点と終点が重なっているストロークが斜め線であるかどうかを図6におけるステップS2020と同様の方法によって判定する。斜め線であると判定された場合はステップS6040に進み、そうでない場合はステップS6030に進む。
ステップS6030:点Gを中心に幅、高さが共にストロークの太さWの正方形と、高さW’の菱形との合成パターンを描画し、ステップS4110の処理を終える。合成パターンの描画方法は、図22のステップS5040における合成パターンの描画方法と同様である。
ステップS6040:点Gを中心に2本の対角線が共にW’の菱形を描画し、ステップS4110の処理を終える。
以上のように、本発明によれば、文字または図形のストロークを任意の線幅で表示する場合に、ストロークの傾きに適した太さおよび端点を有するように表示されるために、表示サイズを大きくする場合にも、文字または図形の視認性が著しく向上する。さらに、複数のメインドットパターンを互いに重複しないように配置し、メインドットパターンとサブドットパターンとを重複しないように配置することによって、冗長な処理を回避することができ、文字図形表示処理を高速に行うことが可能となる。さらに、画面スクロール中に、サブドットパターンの配置処理を実施せずに、メインドットパターンによって文字または図形の概略形状のみを表示することにより、文字図形表示処理をさらに高速に行うことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明によれば、携帯電話機、液晶テレビジョン等のように文字または図形を表示画面に表示する表示デバイスを備えた電子機器等において、文字または図形のストロークを任意の線幅で表示する場合に、ストロークの傾きに適した太さおよび端点を有するように表示することができ、しかも、高速、かつ、高品位に文字または図形を表示させることができる。

Claims (17)

  1. 文字または図形を表示画面に表示する文字図形表示装置であって、
    表示されるべき文字または図形の骨格を表す骨格データを取得する骨格データ取得手段であって、該骨格データは、該文字または該図形のストロークを表すストロークデータを含み、該ストロークデータは、該ストロークに対応する複数のサンプル点の座標データを含む、骨格データ取得手段と、
    該文字または該図形を構成する線の太さと、該ストロークに対応する該複数のサンプル点のうち互いに隣接する2つのサンプル点の座標データとに基づいて、メインドットパターンの形状を決定するメインドットパターン形状決定手段と、
    該決定された形状をそれぞれ有する複数のメインドットパターンを互いに重複しないように配置することによって、該文字または該図形を表示するための表示データを生成する表示データ生成手段と
    を備えた、文字図形表示装置。
  2. 前記表示データ生成手段は、前記複数のメインドットパターンによって形成される段差を埋めるように少なくとも1つのサブドットパターンを配置することによって、前記表示データを生成する、請求項1に記載の文字図形表示装置。
  3. 前記メインドットパターン形状決定手段は、前記2つのサンプル点を結ぶ直線の傾きに応じて、前記メインドットパターンの形状を正方形および菱形の一方に決定する、請求項1に記載の文字図形表示装置。
  4. 前記メインドットパターン形状決定手段は、前記2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であるか否かを判定し、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であると判定された場合には、前記メインドットパターンの形状を、一対の対角線の一方及び他方がそれぞれ、前記文字あるいは図面の高さ方向及び幅方向に平行となる菱形に決定し、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線でないと判定された場合には、前記メインドットパターンの形状を、隣接する2辺の一方及び他方がそれぞれ、前記文字あるいは図面の高さ方向及び幅方向に平行となる正方形に決定する、請求項1に記載の文字図形表示装置。
  5. 前記メインドットパターン形状決定手段は、前記2つのサンプル点を結ぶ直線の傾きθが、0°≦θ<25°、65°≦θ<113°、155°≦θ<205°、245°≦θ<295°または335°≦θ<360°の場合には、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線でないと判定し、それ以外の場合には、該2つのサンプル点を結ぶ直線が斜め線であると判定する、請求項4に記載の文字図形表示装置。
  6. 前記メインドットパターン形状決定手段は、前記文字または前記図形を構成する線の太さに応じて、前記メインドットパターンの各辺の画素数を決定する、請求項1に記載の文字図形表示装置。
  7. 前記文字または前記図形を構成する線の太さは、該文字または該図形のサイズ、または、該文字または該図形を構成する線の本数に応じて設定される、請求項1に記載の文字図形表示装置。
  8. 前記表示データ生成手段は、前記表示画面がスクロール中である場合、または、ストロークの傾きが所定の方向に近い場合には、前記サブドットパターンを配置しない、請求項2に記載の文字図形表示装置。
  9. 前記メインドットパターン形状決定手段が、前記メインドットパターンの形状を正方形に決定した場合において、前記表示データ生成手段は、前記2つのサンプル点のうちの一方のサンプル点に対応する前記表示画面における画素を中心として、各辺が所定の画素数の正方形のメインドットパターンを配置し、前記表示画面において前記2つのサンプル点を結ぶ直線に対応する画素上で、該配置されたメインドットパターンの中心画素からX座標値またはY座標値の差が該所定の画素数である画素を中心として、各辺が該所定の画素数の正方形のメインドットパターンを配置することによって、前記表示データを生成する、請求項4に記載の文字図形表示装置。
  10. 前記表示データ生成手段は、互いに隣接して配置された2つのメインドットパターンの左右にそれぞれ段差部が形成されている場合には、該2つのメインドットパターンのそれぞれの中心画素のY座標の差をΔYとして、互いに直交する2辺の長さが│ΔY│−1である直角二等辺三角形に含まれる全ての画素をサブドットパターンとして設定し、
    前記表示データ生成手段は、互いに隣接して配置された2つのメインドットパターンの上下にそれぞれ段差部が形成されている場合には、該2つのメインドットパターンのそれぞれの中心画素のX座標の差をΔXとして、互いに直交する2辺の長さが│ΔX│−1である直角二等辺三角形に含まれる全ての画素をサブドットパターンとして設定する、請求項9に記載の文字図形表示装置。
  11. 前記メインドットパターン形状決定手段が、前記メインドットパターンの形状を菱形に決定した場合において、前記表示データ生成手段は、前記文字または前記図形を構成する線の太さをWとして、画素数Wに(2)1/2を乗じた値に最も近い奇数を画素数W’として求め、2本の対角線の長さがそれぞれ前記画素数W’である菱形形状のメインドットパターンを、前記表示画面上に、該菱形形状のメインドットパターンの中心画素が前記2つのサンプル点を結ぶ直線に対応する画素上に位置するよう配置することによって、前記表示データを生成する、請求項4に記載の文字図形表示装置。
  12. 前記表示データ生成手段は、前記表示画面において前記2つのサンプル点を結ぶ直線に対応する画素上で、前記配置されたメインドットパターンの中心画素とのX座標値の差の絶対値とY座標値の差の絶対値との和が前記画素数W’以上となる画素を中心として、前記菱形形状のメインドットパターンを配置する、請求項11に記載の文字図形表示装置。
  13. 前記表示データ生成手段は、互いに隣接して配置された2つのメインドットパターンの対応する辺に沿って、該2つのメインドットパターンが互いにずれることにより段差が形成されている場合には、該2つのメインドットパターンの対応する辺における両側において最も外側に位置する各端部の画素のX座標値を、それぞれ、X1およびX2(但しX1<X2)として、X座標値がX1以上X2以下の範囲で、それぞれの段差部内に位置する全ての画素をサブドットパターンとして設定する、請求項11に記載の文字図形表示装置。
  14. 前記表示データ生成手段は、前記ストロークの終点が他のストロークの始点と重なる場合には、該ストロークの終点および該他のストロークの始点の位置に合成パターンを配置することによって、前記表示データを生成し、該合成パターンは、該ストロークの終点に配置されるべきメインドットパターンと該他のストロークの始点に配置されるべきメインドットパターンとをあらかじめ合成したものである、請求項1に記載の文字図形表示装置。
  15. 文字または図形を表示画面に表示する表示する文字図形表示方法であって、
    表示されるべき文字または図形の骨格を表す骨格データを取得するステップであって、該骨格データは、該文字または該図形のストロークを表すストロークデータを含み、該ストロークデータは、該ストロークに対応する複数のサンプル点の座標データを含む、ステップと、
    該文字または該図形を構成する線の太さと、該ストロークに対応する該複数のサンプル点のうち互いに隣接する2つのサンプル点の座標データとに基づいて、メインドットパターンの形状を決定するステップと、
    該決定された形状をそれぞれ有する複数のメインドットパターンを互いに重複しないように配置することによって、該文字または該図形を表示するための表示データを生成するステップと
    を包含する、文字図形表示方法。
  16. 請求項15に記載の文字図形表示方法の各ステップをコンピュータによって実行させるための文字図形表示プログラム。
  17. 請求項16に記載の文字図形表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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