JP2006227091A - 表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが注目する複数の対象物の表示品質を低下させることなく、広範囲を表示することが可能な表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体を提供することである。
【解決手段】 スクロール表示させる際に、ユーザが指定した第1指定部分と、スクロールにより新たに表示される第2指定部分と、第1指定部分と第2指定部分との間のその他の未指定部分とを含めて表示画面に表示することにより、常に指定部分の全てを可読な状態で同時に表示する。
【選択図】 図3
【解決手段】 スクロール表示させる際に、ユーザが指定した第1指定部分と、スクロールにより新たに表示される第2指定部分と、第1指定部分と第2指定部分との間のその他の未指定部分とを含めて表示画面に表示することにより、常に指定部分の全てを可読な状態で同時に表示する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体に関し、特に、表示面積が大きな画像や文書を解像度の低い表示画面に表示する場合に、ユーザが指定した場所を表示画面上に表示しながら表示画面上において画像等をスクロールさせる表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体に関する。
近年の携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)の普及と高性能化により、これらを用いて画像や文書を表示し閲覧するという需要が高まってきた。しかし、携帯電話やPDAの画面は解像度が低いため、画像や文書の全体を等倍で表示することはできない。このため、画像や文書を縮小して画面内に全体が収まるように表示するものや、画像や文書の一部分を拡大して画面に表示してスクロールして表示部分を変更することにより全体を閲覧可能にするものがあった。
また、画面内に表示したい部分の領域座標を予め登録しておき、表示画面操作時には登録された領域情報に対応する部分を領域枠で表示し、表示されている領域枠をユーザが一つあるいは複数選択することにより、選択した領域枠内の領域および領域間の図形を画面内に表示するもの(特許文献1)があった。
さらに、画面中央部に部分画像を等倍または拡大して表示し、画面周縁部に前記部分画像の周縁部の画像を等倍または縮小して表示することにより、部分画像の表示品質を低下させずに、画像全体の概略を容易に知ることができるようにするもの(特許文献2)があった。
特開2001−184049号公報
特開2002−244635号公報
ところが従来の技術では以下の課題がある。
先に述べた一般的な方法のうち、縮小して画像全体が画面内に収まるよう表示する技術では、画像や文字が縮小表示されるため見難くなるという問題があった。また、スクロールして表示部分を変更する技術では、画像や文書全体の構成が把握し難く、また、所望の複数の対象物を画面内に収めて表示できないという問題があった。
また、特許文献1に開示されている技術では、まず、表示したい画面内の対象物の領域座標を予め登録しておく必要がある。すなわち、所望の複数の対象物を画面内に収めて表示するためには、対象物が確認できる程度の倍率で対象物を表示し、複数の対象物各々の領域座標を予め登録しておく必要があった。そして、領域座標が登録された複数の対象物を表示するときには、全体を表示し、複数の対象物に対応して表示される領域枠をそれぞれ選択する必要があった。そのため、手順が多くなり、ユーザにとって扱い難いという問題があった。
また、複数の領域枠が選択されたときには、当該領域枠全てを含む一領域内の画像が表示される。そのため、互いに距離が離れている対象物を表示させた場合には、当該対象物の表示倍率が小さくなるため、ユーザが所望する対象物が見難くなるという問題があった。
一方、特許文献2に開示されている技術では、画面周縁部に表示される画像データが縮小されるため、ユーザが見難くなることがある。そのため、ユーザが所望する対象物を常に画面中央部に表示しておくことが望ましい。しかし、互いに距離が離れている対象物を表示させる場合には、全ての対象物を画面中央部に表示できるとは限らず、表示できたとしても当該対象物の表示倍率が小さくなるため、ユーザが所望する対象物が見難くなるという問題があった。
この発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、ユーザが注目する複数の対象物の表示品質を低下させることなく、広範囲を表示することが可能な表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従う表示装置は、表示画面に表示情報の少なくとも一部分を表示する表示手段と、第1の位置指定手段と、第2の位置指定手段とを備え、第1の位置指定手段により表示情報の一部のうちで指定された第1指定部分と、第1の位置指定手段により第1指定部分が指定された際に未だ表示画面に表示されていない部分であって第2の位置指定手段により表示情報の一部のうちで指定された第2指定部分と、第1指定部分と第2指定部分との間の指定されていない表示情報の未指定部分とを含めて表示画面内に表示させる制御を行う表示制御手段をさらに備える。
好ましくは、表示制御手段は、第1指定部分および第2指定部分と、未指定部分とで、表示倍率を異ならせて、表示画面内に表示させる制御を行う。
好ましくは、表示制御手段は、第1指定部分と第2指定部分とを同じ表示倍率で、表示画面内に表示させる制御を行う。
好ましくは、表示制御手段は、第1指定部分および第2指定部分の表示倍率より、未指定部分の表示倍率を小さくして、表示画面内に表示させる制御を行う。
好ましくは、表示制御手段は、第1指定部分と第2指定部分とから表示画面内に表示する表示情報の範囲を特定する範囲特定手段をさらに含み、範囲特定手段により特定された範囲内の表示情報を表示画面内に表示させる制御を行う。
好ましくは、表示制御手段は、範囲特定手段により特定された範囲が表示画面よりも大きいときに、未指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する縮小率決定手段と、縮小率決定手段により決定された縮小率に従って、未指定部分の表示情報を表示させる制御を行う縮小表示制御手段とをさらに含み、縮小率決定手段は、未指定部分の表示情報を縮小して範囲特定手段により特定された範囲内の表示情報が表示画面内に表示されるように、縮小率を決定する。
好ましくは、表示制御手段は、縮小率決定手段が決定した縮小率が最小となる縮小率として予め定められた最小縮小率未満となったか否か判定する縮小率判定手段と、縮小率判定手段により最小縮小率となったと判定されたときに、第1指定部分および第2指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する特定時縮小率決定手段とをさらに含み、特定時縮小率決定手段は、未指定部分の表示情報を最小縮小率で縮小し、かつ第1指定部分および第2指定部分の表示情報を縮小して範囲特定手段により特定された範囲内の表示情報が表示画面内に表示されるように、第1指定部分および第2指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する。
上記の課題を解決するために、この発明の他の局面に従う表示方法は、表示装置の表示画面に表示情報の少なくとも一部分を表示させる制御を行う表示方法であって、第1の位置指定ステップと、第2の位置指定ステップとを備え、第1の位置指定ステップにより指定された表示情報の第1指定部分と、第1の位置指定ステップにより第1指定部分が指定された際に未だ表示画面に表示されていない部分であって第2の位置指定ステップにより表示情報の一部のうちで指定された第2指定部分と、第1指定部分と第2指定部分との間の指定されていない表示情報の未指定部分とを含めて表示画面内に表示させる制御を行う表示制御ステップをさらに備える。
好ましくは、表示制御ステップは、第1指定部分と第2指定部分とから表示画面内に表示する表示情報の範囲を特定する範囲特定ステップと、範囲特定ステップにより特定された範囲が表示画面よりも大きいときに、未指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する縮小率決定ステップと、縮小率決定ステップにより決定された縮小率に従って、未指定部分の表示情報を表示させる制御を行う縮小表示制御ステップとをさらに含み、縮小率決定ステップは、未指定部分の表示情報を縮小して範囲特定ステップにより特定された範囲内の表示情報が表示画面内に表示されるように、縮小率を決定する。
上記の課題を解決するために、この発明のさらに他の局面に従う表示プログラムは、表示装置の表示画面に表示情報の少なくとも一部分を表示させる制御を行う表示プログラムであって、第1の位置指定処理と、第2の位置指定処理とを備え、第1の位置指定処理により指定された表示情報の第1指定部分と、第1の位置指定処理により第1指定部分が指定された際に未だ表示画面に表示されていない部分であって第2の位置指定処理により表示情報の一部のうちで指定された第2指定部分と、第1指定部分と第2指定部分との間の指定されていない表示情報の未指定部分とを含めて表示画面内に表示させる制御を行う表示制御処理をさらに備える。
好ましくは、表示制御処理は、第1指定部分と第2指定部分とから表示画面内に表示する表示情報の範囲を特定する範囲特定処理と、範囲特定処理により特定された範囲が表示画面よりも大きいときに、未指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する縮小率決定処理と、縮小率決定処理により決定された縮小率に従って、未指定部分の表示情報を表示させる制御を行う縮小表示制御処理とをさらに含み、縮小率決定処理は、未指定部分の表示情報を縮小して範囲特定処理により特定された範囲内の表示情報が表示画面内に表示されるように、縮小率を決定する。
上記の課題を解決するために、この発明のさらに他の局面に従う記録媒体は、上記した表示プログラムを記録した。
本発明の表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体によると、第1指定部分と、第2指定部分と、第1指定部分と第2指定部分との間のその他の未指定部分とを含めて表示画面に表示することができる。これにより、たとえば、スクロール表示させる際に、ユーザが指定した部分とスクロールにより新たに表示される部分とを可読に保ちつつ表示画面上に表示し、指定した部分以外は簡略化して表示することができる。よって、ユーザは表示面積が大きな画像や文書を解像度の低い表示画面に表示する際も、指定した部分は見失うことなく広範囲を閲覧することができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を、具体例を用いて説明する。なお、本発明は、携帯電話、カーナビ、PDA、パーソナルコンピュータ、テレビ受信機等の身近な機器に限らず、計測機器、医療機器、産業機器全般等の表示器に使用される。
図1は、本発明の実施の形態に係る表示装置の外観例である。筐体1は、表示部2と、第1位置指定部3と、第2位置指定部4と、メモリカードスロット5とを備えている。メモリカードスロット5には、画像や文書のデータが保存されたメモリカード6が挿入される。そして、当該メモリカード6に保存された画像等は、表示部2に表示される。第1位置指定部3は、表示部2と、表示情報入力指示領域8と、表示情報表示終了指示領域9とを覆うタッチパネルになっており、指示棒7を用いて位置情報を入力できるように構成されている。指示棒7を用いて位置情報を入力することにより、メモリカード6に保存されている画像や文書の一部分として表示部2に表示されている部分を第1指定部分として指定することができる。第2位置指定部4は、表示部2に表示された画像等をスクロール表示させる向きを入力できるように構成されている。本実施の形態における第2位置指定部4は、4方向あるいは8方向のうちいずれか一の向きを入力できるように構成されている。一の向きを入力することにより、表示部2に表示されていない部分であってメモリカード6に保存されている画像や文書の一部分を第2指定部分として指定することができる。以下の具体例では、入力して表示する表示情報をラスタ型データ構造の画像データとして説明するが、ベクトル型データ構造のグラフィックデータや文字列のみまたは文字列や図形からなる文書データ等であってもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係る表示装置のブロック図である。本実施の形態に係る表示装置の筐体1には、表示対象となる画像を入力する入力部21と、画像の注目位置を指示する第1位置指定部3と、画像のスクロール方向を指示する第2位置指定部4と、入力部21により入力された画像を格納する画像バッファ22と、画像を表示する表示部2と、表示部2に表示する内容を格納する表示バッファ23と、表示部2に表示する内容を制御する表示制御部24と、第1位置指定部3により指定された座標値を格納する第1位置保存バッファ27と、第2位置指定部4により指定されたスクロール位置を格納する第2位置保存バッファ28と、表示部2へ表示する画像が画像バッファ22に格納された画像のどの範囲かを格納する表示範囲保存バッファ29と、表示部2へ表示する画像が画像バッファ22に格納された画像のどの位置を基準にしているかを格納する表示基準位置保存バッファ30と、これらを制御する制御部26とが備えられている。
図3は、本発明の実施の形態に係る制御部26の制御動作を示すフローチャートである。以下、図1、図2、および図3を用いて、本実施の形態に係る表示装置について説明する。
ユーザにより入力があった場合、まず、第1位置指定部3から入力された座標値が表示情報入力指示領域8内の座標値であるか否かを判定することにより、画像入力指示であるか否かを判定する(ステップS1)。画像入力指示である場合、入力部21から処理対象となる画像データを入力する(ステップS2)。すなわち、図1のメモリカード6に保存された画像や文書のデータからひとつのデータを選択して入力する。入力された画像データは、画像バッファ22に格納される。
次に、表示部2へ表示する画像の表示範囲を決定し、その座標値を表示範囲保存バッファ29へ格納する(ステップS3)。そして、表示範囲保存バッファ29へ格納された座標値をもとに、表示部2に表示する画像を生成し、表示バッファ23へ格納する(ステップS4)。最後に、表示バッファ23へ格納された画像を表示し(ステップS5)、ステップS1に戻ってユーザの次の入力を待つ。
ステップS1において画像入力指示でない場合、第1位置指定部3から入力された座標値が表示部2内の座標値であるか否かを判定することにより、第1位置指定指示であるか否かを判定する(ステップS6)。第1位置指定指示である場合、指定された座標値を第1位置保存バッファ27に格納する(ステップS7)。そして、ステップS3以降の処理を実行する。すなわち、第1位置保存バッファ27に格納されている座標値が含まれるように表示部2へ表示する画像の表示範囲を決定し、その座標値が表示範囲保存バッファ29へ格納され(ステップS3)、表示部2に表示する画像が表示バッファ23へ格納され(ステップS4)、表示バッファ23へ格納された画像を表示し(ステップS5)、ステップS1に戻ってユーザの次の入力を待つ。
ステップS6において第1位置指定指示でない場合、第2位置指定部4からの入力があるか否かを判定することにより、第2位置指定指示であるか否かを判定する(ステップS8)。第2位置指定指示である場合、指定された値を第2位置保存バッファ28に格納する(ステップS9)。そして、ステップS3以降の処理を実行する。すなわち、第2位置保存バッファ28に格納されている値から表示部2へ表示する画像の表示範囲を決定し、その座標値が表示範囲保存バッファ29へ格納され(ステップS3)、表示部2に表示する画像が表示バッファ23へ格納され(ステップS4)、表示バッファ23へ格納された画像を表示し(ステップS5)、ステップS1に戻ってユーザの次の入力を待つ。
ステップS8において第2位置指定指示でない場合、第1位置指定部3から入力された座標値が表示情報表示終了指示領域9内の座標値であるか否かを判定することにより、画像表示終了指示であるか否かを判定する(ステップS10)。画像表示終了指示である場合は画像表示を終了し、画像表示終了指示でない場合はステップS1に戻ってユーザの次の入力を待つ。
図5は、図3におけるステップS3の詳細フローチャートである。以下、図2、図4、図5を用いて、表示部2に表示する入力画像41の表示範囲を決定するステップについて説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る入力画像の表示基準位置、表示範囲の一例である。図4に示すように、入力画像41の左上を原点とするXY座標系を考え、表示部2へ表示する範囲の基準となる座標を表示基準位置43と呼ぶことにする。表示基準位置43は、表示基準位置保存バッファ30に格納されている。画像を入力して最初に表示するときは、入力画像41の中心位置の座標値が設定されていてもよいし、入力画像41の左上端部分位置の座標値が設定されていてもよい。
まず、前述した第2位置指定指示があり、第2位置保存バッファ28にスクロールする値が格納されているか否かチェックする(ステップS21)。格納されている場合、表示基準位置43を更新する(ステップS22)。更新前の表示基準位置43を(Xs−1,Ys−1)、第2位置保存バッファ28に格納されている値を(Xm,Ym)とすると、更新後の表示基準位置43(Xs,Ys)は式(1)で求められる。
(Xs,Ys)=(Xs−1,Ys−1)+(Xm,Ym)…(1)
となる。ステップS21において、第2位置保存バッファ28にスクロールする値が格納されていなければ、ステップS23へと進む。
(Xs,Ys)=(Xs−1,Ys−1)+(Xm,Ym)…(1)
となる。ステップS21において、第2位置保存バッファ28にスクロールする値が格納されていなければ、ステップS23へと進む。
次に、表示基準位置43から等倍での表示範囲を求める(ステップS23)。表示基準位置43を(Xs,Ys)、表示部2のサイズを(xd、yd)とすると、等倍での表示範囲(Xlf,Ylf)−(Xrb,Yrb)は式(2)〜(5)で求められる。なお、本発明の実施の形態における表示範囲は、(Xlf,Ylf)−(Xrb,Yrb)と標記した場合、X=Xlfの直線と、X=Xrbの直線と、Y=Ylfの直線と、Y=Yrbの直線と、で囲まれた範囲をいう。
Xlf=Xs−(xd−1)/2……(2)
Ylf=Ys−(yd−1)/2……(3)
Xrb=Xs+(xd−1)/2……(4)
Yrb=Ys+(yd−1)/2……(5)
となる。xdが偶数のときはXlfとXrbの一方を切り捨て、もう一方を切り上げる。ydが偶数のときも同様にYlfとYrbの一方を切り捨て、もう一方を切り上げる。ただし、Xlf、Ylfが0未満になるときや、Xrb、Yrbが入力サイズ以上になるときは、表示範囲が入力画像の外を含んでしまうため、ステップS22で更新した表示基準位置43(Xs,Ys)を更新前の値に戻して計算する。
Xlf=Xs−(xd−1)/2……(2)
Ylf=Ys−(yd−1)/2……(3)
Xrb=Xs+(xd−1)/2……(4)
Yrb=Ys+(yd−1)/2……(5)
となる。xdが偶数のときはXlfとXrbの一方を切り捨て、もう一方を切り上げる。ydが偶数のときも同様にYlfとYrbの一方を切り捨て、もう一方を切り上げる。ただし、Xlf、Ylfが0未満になるときや、Xrb、Yrbが入力サイズ以上になるときは、表示範囲が入力画像の外を含んでしまうため、ステップS22で更新した表示基準位置43(Xs,Ys)を更新前の値に戻して計算する。
続いて、前述した第1位置指定指示があり、第1位置保存バッファ27に点、線、矩形等を表す座標値が格納されているかをチェックする(ステップS24)。格納されていなければ、ステップS23で求めた等倍での表示範囲をそのまま移動後表示範囲とし、表示範囲保存バッファ29へ格納する。その際、これまで移動後表示範囲に格納されていた座標値は、移動前表示範囲に格納する。
第1位置保存バッファ27に点、直線、矩形等を表す座標値が格納されている場合は、それら全ての座標値が表示範囲に含まれるように、表示範囲(Xlf,Ylf)−(Xrb,Yrb)を更新する(ステップS25)。次に、例を示す。
第1位置保存バッファ27に点(X1,Y1)が格納されており、
X1<Xlf,Y1>Yrb
の場合、表示範囲は
(X1,Ylf)−(Xrb,Y1)
に更新される。
X1<Xlf,Y1>Yrb
の場合、表示範囲は
(X1,Ylf)−(Xrb,Y1)
に更新される。
また、第1位置保存バッファ27にX=X2の直線が格納されており、
X2<Xlf
の場合、表示範囲は
(X2,Ylf)−(Xrb,Yrb)
に更新され、
X2>Xrb
の場合、表示範囲は
(Xlf,Ylf)−(X2,Yrb)
に更新される。
X2<Xlf
の場合、表示範囲は
(X2,Ylf)−(Xrb,Yrb)
に更新され、
X2>Xrb
の場合、表示範囲は
(Xlf,Ylf)−(X2,Yrb)
に更新される。
さらに、第1位置保存バッファ27に矩形(X3,Y3)−(X4,Y4)が格納されており、
X4>Xrb,Y4>Yrb
の場合、表示範囲は
(Xlf,Ylf)−(X4,Y4)
に更新される。
X4>Xrb,Y4>Yrb
の場合、表示範囲は
(Xlf,Ylf)−(X4,Y4)
に更新される。
この処理を、第1位置保存バッファ27に格納されている点、直線、矩形全てに対して行い、全ての座標値が含まれる範囲を移動後表示範囲とし、表示範囲保存バッファ29へ格納する。その際、これまで移動後表示範囲に格納されていた座標値は、移動前表示範囲に格納する。
図6は、図3におけるステップS4の詳細フローチャートである。以下、図2、図4、および図6を用いて、表示部2に表示する表示画像を生成するステップについて説明する。
まず、表示範囲保存バッファ29に格納されている表示範囲を用いて入力画像41から表示範囲の画像である部分画像42を切り出す(ステップS31)。次に、部分画像42のサイズが表示部2の表示画面のサイズと等しいか否か比較する(ステップS32)。サイズが等しければ、部分画像42をそのまま表示画像とする(ステップS33)。
一方、部分画像42のサイズが表示部2の表示画面のサイズと等しくない場合は、すなわち、部分画像42のサイズが表示部2の表示画面のサイズより大きい場合は、部分画像42のサイズを表示部2の表示画面のサイズに縮小するための縮小率を決定する(ステップS34)。そして、ステップS34で決定した縮小率を用いて部分画像42を縮小し、表示画像とする(ステップ35)。
以下、図2、図7、図8を用い、図6で説明したステップS34について詳細に説明する。本実施の形態における縮小率は、部分画像42全体で一定ではなく、ユーザが指定した領域およびスクロールにより新たに表示される領域(以下、注目領域という)をできるだけ等倍に近くなるように設定する。一方、注目領域以外の領域は、縮小して表示するように設定する。
図7は、図4に示した部分画像42を拡大したものである。第1指定矩形51、52は、第1位置指定指示が行われ第1位置保存バッファ27に格納されている矩形である。また、スクロール領域53は、第2位置指定指示が行われたことにより、表示範囲保存バッファ29に格納されている移動後表示範囲と移動前表示範囲とを比較して算出された、新たに表示される範囲である。
ここで、スクロール領域53の算出について説明する。たとえば、移動前表示範囲を(Xsb,Ysb)−(Xeb,Yeb)とし、移動後表示範囲を(Xsa,Ysa)−(Xea,Yea)とする。XsbとYsbとで、移動前表示範囲の左上角の座標を表している。XebとYebとで、移動前表示範囲の右下角の座標を表している。XsaとYsaとで、移動後表示範囲の左上角の座標を表している。また、XeaとYeaとで、移動後表示範囲の右下角の座標を表している。よって、XsbとXsaまたはXebとXeaが等しくなければ左右方向に、YsbとYsaまたはYebとYeaが等しくなければ上下方向に、第2位置指定部4が操作されスクロールされたと判断される。
XsbとXsaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面左側の一定範囲となる。一定範囲とは、1回のスクロールでの移動量とする。たとえば、第2位置指定部4を1回押したら20ドット移動するように予め設定されている場合には、画面左側の20ドット分の画像のX方向がほぼ等倍で表示される。また、YsbとYsaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面上側の一定範囲となる。そして、画面上側の20ドット分の画像のY方向がほぼ等倍で表示される。
XebとXeaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面右側の一定範囲となる。そして、画面右側の20ドット分の画像のX方向がほぼ等倍で表示される。また、YebとYeaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面下側の一定範囲となる。そして、画面下側の20ドット分の画像のY方向がほぼ等倍で表示される。
次に、第2位置指定部4を操作し、右下、右上、左下、左上の4方向のいずれかにスクロールさせたときについて説明する。XebとXeaが等しくなくかつYebとYeaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面右側の一定範囲と、画面下側の一定範囲となる。そして、画面右側の20ドット分の画像のX方向がほぼ等倍で表示され、画面下側の20ドット分の画像のY方向がほぼ等倍で表示される。よって、画面右側下方の20×20ドット分の画像が、X方向にもY方向にもほぼ等倍となるように表示される。
XebとXeaが等しくなくかつYsbとYsaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面右側の一定範囲と、画面上側の一定範囲となる。そして、画面右側の20ドット分の画像のX方向がほぼ等倍で表示され、画面上側の20ドット分の画像のY方向がほぼ等倍で表示される。よって、画面右側上方の20×20ドット分の画像が、X方向にもY方向にもほぼ等倍となるように表示される。
XsbとXsaが等しくなくかつYebとYeaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面左側の一定範囲と、画面下側の一定範囲となる。そして、画面左側の20ドット分の画像のX方向がほぼ等倍で表示され、画面下側の20ドット分の画像のY方向がほぼ等倍で表示される。よって、画面左側下方の20×20ドット分の画像が、X方向にもY方向にもほぼ等倍となるように表示される。XsbとXsaが等しくなくかつYsbとYsaが等しくなければ、スクロール領域53は、画面左側の一定範囲と、画面上側の一定範囲となる。そして、画面左側の20ドット分の画像のX方向がほぼ等倍で表示され、画面上側の20ドット分の画像のY方向がほぼ等倍で表示される。よって、画面左側上方の20×20ドット分の画像が、X方向にもY方向にもほぼ等倍となるように表示される。
以上、第2位置指定部4を1回押したときには、たとえば、20ドット移動するように予め設定されており、第2位置指定部4を右下方向に操作しスクロールさせたときには、画面右側下方の20×20ドットがほぼ等倍で表示される例について説明したが、これに限らず、第2位置指定部4を操作している間1ドットずつなめらかにスクロールを続けるようなものであってもよい。その場合には、第2位置指定部4の操作方向に対応する部位の画像が、予め設定された固定値のドット分がほぼ等倍で表示されるようにしてもよい。
図7の例では、X方向、Y方向ともに正方向へ表示範囲が広くなっている。
この場合のX方向の縮小率rxを図8(a)に、Y方向の縮小率ryを図8(b)に示す。図8における横軸は部分画像42のX座標またはY座標を示しており、縦軸は縮小率を示している。なお、本実施の形態における縮小率とは、縮小して表示させるときの倍率であって、1未満の値をいう。よって、たとえば、縮小率が0.5の場合には、基となる対象物の半分の長さ(大きさ)になる。
まず、ユーザが指定した領域であるO’−X1間、X2−X3間、O’−Y1間、Y2−Y3間と、スクロールにより新たに表示される領域であるX4−X5間、Y4−Y5間は等倍で表示し、これらの間の領域であるX1−X2間、X3−X4間、Y1−Y2間、Y3−Y4間の未指定部分は表示部2に表示できるように縮小すると考える。表示部2のサイズを(xd、yd)部分画像42のサイズを(Xp、Yp)とすると、等倍以外の縮小率rx、ryは、式(6)、式(7)により求められる。
ただし、Xe=(X5−X4)+(X3−X2)+(X1−O’)とする。
ただし、Ye=(Y5−Y4)+(Y3−Y2)+(Y1−O’)とする。
また、本実施の形態においては、縮小率があまりに小さな値になると、縮小して表示している未指定部分が見づらくなるため、限界縮小率rminを予め定めておき、式(6)、式(7)で求められた縮小率が限界縮小率rminよりも小さくなる場合は、注目領域を若干縮小して表示し、それ以外の部分は限界縮小率rminで縮小する。たとえば、限界縮小率rminとして0.1が予め定められている場合、式(6)、式(7)で求められた縮小率が0.1よりも小さい値(0.09等)となったときに、注目領域を若干縮小して表示し、それ以外の未指定部分は限界縮小率rminである0.1で縮小して表示する。これにより、注目領域以外の領域である未指定部分の視認性もある程度確保することができる。縮小率が限界縮小率rminよりも小さくなる場合、注目領域の縮小率rsx、rsyは式(8)、式(9)により求められる。
以上の処理により、部分画像42を表示部2に表示するための縮小率が求められる。これらの処理は、図6のステップS34において行われる。
図9を用いて、ステップS35について詳細に説明する。
図9(a)、図9(b)は、ステップS34で決定した縮小率をもとにして作成された、表示部2上の画素と部分画像42上の画素との対応関係を表したものである。縦軸が表示部2上の座標値、横軸が部分画像42上の座標値である。たとえば、表示部2上のx=x3にある画素は、部分画像42上のX=X3にある画素値となり、表示部2上のy=y3にある画素は、部分画像42上のY=Y3にある画素値となる。実際にはX、Yは整数値にならないこともあるため、適当な内挿処理を行う必要がある。内挿処理の方法(たとえば、最近隣内挿法、共1次内挿法、3次たたみ込み内挿法)については、画像処理標準テキストブック編集委員会監修「イメージプロセッシング<画像処理標準テキストブック>」財団法人画像情報教育振興協会発行、平成9年2月25日、P.207―209に説明されているため、その説明を省略する。以上の処理により、部分画像42を表示部2に表示可能な縮小画像を作成することができる。
なお、本実施例では注目領域以外の縮小率を一定値にしているが、注目領域近傍の縮小率を大きく、すなわち等倍に近く表示し、注目領域から離れた位置の縮小率を小さく、すなわち文字や図形がより小さく表示されるようにしてもよい。このようにすることにより、注目領域とそれ以外の領域との境界部分を滑らかに表示することができる。また、本実施例では第1位置指定指示を点、直線、矩形として説明しているが、多角形や円で指定してもよい。
次に、図2、図10〜図14を用いて、本発明の実施の形態に係る表示装置の表示例を説明する。図10は入力画像41の一例である。これを入力部21から入力した場合、表示部2には図11(a)のように入力画像41の一部が表示される。ここで第2位置指定部4を上下左右に指定することにより、入力画像41上の表示基準位置43も上下左右に移動し、入力画像41の表示領域を移動することができる。たとえば、左上方向に指定した場合、図11(b)のように表示され、右下方向に指定した場合、図11(c)のように表示される。
ここで、図11(b)の状態でユーザが指定したいと考える領域を第1位置指定部3により第1指定矩形51として指定する。指定した状態を図12に示す。
図12の状態のときに、第2位置指定部4を右方向に指定し、スクロールした場合、表示範囲のY方向のサイズは変化していないため、画像のY方向は等倍で表示され、表示範囲のX方向のサイズは変化しているため、注目領域以外の画像のX方向は縮小して表示される。また、図12の状態のときに、第2位置指定部4を下方向に指定しスクロールした場合、表示範囲のX方向のサイズは変化していないため、画像のX方向は等倍で表示され、表示範囲のY方向のサイズは変化しているため、注目領域以外の画像のY方向は縮小して表示される。また、図12の状態のときに、第2位置指定部4を左方向または上方向に指定しスクロールした場合、表示範囲のX方向のサイズもY方向のサイズも変化していないため、すべて等倍で表示される。
図12の状態のときに、第2位置指定部4を左上方向に指定しスクロールした場合、表示範囲のX方向のサイズもY方向のサイズも変化していないため、すべて等倍で表示される。また、図12の状態のときに、第2位置指定部4を右上方向に指定しスクロールした場合、表示範囲のY方向のサイズは変化していないため、Y方向は等倍で表示され、表示範囲のX方向のサイズは変化しているため、注目領域以外の画像のX方向は縮小して表示される。また、図12の状態のときに、第2位置指定部4を左下方向に指定しスクロールした場合、表示範囲のX方向のサイズは変化していないため、X方向は等倍で表示され、表示範囲のY方向のサイズは変化しているため、注目領域以外の画像のY方向は縮小して表示される。
さらに、図12の状態のときに、第2位置指定部4を右下方向に指定し、図10で「W」と書かれているところが表示されるまでスクロールさせた場合、図13(a)、図13(b)の順に表示は変化し、注目領域は等倍に近い状態で表示したままスクロールしていく。ここで、さらにユーザが図14のように第1指定矩形51を指定すれば、ユーザが表示したいと考える領域は等倍に近いまま表示し、それ以外の領域は縮小して表示することにより、注目領域は細部まで確認しながらも広範囲を表示することが可能となる。
また、図13(b)の状態で第2位置指定部4を左上方向に指定すると、前述したスクロール領域53の算出にしたがって、図13(a)の表示に変化した後、図12の表示に戻る。さらに、図13(b)の状態でユーザが第1指定矩形51を削除すると、注目領域がなくなるため、図11(c)のように現在の表示基準位置43を中心に等倍で表示する。
以上の表示例では第1位置指定部3で指定する第1指定矩形51が1箇所の状態でスクロールした場合を説明したが、複数箇所指定してスクロールした場合も同様である。また、以上の表示例では第1位置指定指示を矩形として説明したが、点、直線、多角形、円で指定してもよい。その場合、第1位置指定指示が点の場合は幅1、高さ1の矩形として、第1位置指定指示が横の直線の場合は幅が画像の幅、高さが1の矩形として、第1位置指定指示が縦の直線の場合は幅が1、高さが画像の高さの矩形として、上記の表示例を適用できる。第1位置指定指示が多角形、円の場合はその外接矩形として上記の表示例を適用してもよいし、多角形の各辺や円周からの距離に応じて縮小率を求めてもよい。
さらに、入力部21から入力画像41を入力したときに、いきなり等倍で画面の一部を表示するのではなく、まずは入力画像41全体が画面内に表示されるよう、入力画像41を縮小して表示し、ユーザが第1位置指定指示をした際に、その周辺を等倍で表示するようにしてもよい。そうすることにより、最初に表示したい位置をユーザが容易に見つけることが可能となり、第1位置指定指示を行いやすくなる。
以上の実施の形態においては、図3のステップS3の処理により、第1位置指定部3により指定された領域と第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域とから表示部2の表示画面内に表示できる表示範囲を特定される。そして、図3のステップS4の処理により、第1位置指定部3により指定された領域の画像と、第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像と、第1位置指定部3により指定された領域の画像と第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像との間の指定されていない画像とが生成される。さらに、図3のステップS5の処理により、生成された表示画像が、表示部2の表示画面内に表示される。
また、図6のステップS32の処理により、ステップS31の処理によって切り出された画像の表示範囲が、画面サイズよりも大きいときに、ステップS34の処理により縮小率を決定する処理が行われ、決定された縮小率にしたがってステップS35の処理により第1位置指定部3により指定された領域の画像と、第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像と、第1位置指定部3により指定された領域の画像と第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像との間の指定されていない画像とが生成される。
図6のステップS34の処理においては、前述した式(6)、(7)を用いて、指定されていない画像の縮小率が決定される。そして、当該決定された縮小率が予め定められている限界縮小率rminよりも小さくなるか否か判定する。
当該決定された縮小率が限界縮小率rminよりも小さくならないと判定されたときに、第1位置指定部3により指定された領域と、第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域については等倍で画像が生成され、第1位置指定部3により指定された領域の画像と第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像との間の指定されていない領域については決定された縮小率にしたがって縮小された画像が生成される。
一方、当該決定された縮小率が限界縮小率rminよりも小さくなると判定されたときには、指定されていない領域について限界縮小率rminで縮小したときに、第1位置指定部3により指定された領域の画像と、第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像と、第1位置指定部3により指定された領域の画像と第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域の画像とが画面に表示されるように、前述した式(8)、(9)を用いて、第1位置指定部3により指定された領域と、第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域との縮小率を決定する処理が行われる。そして、ステップS35の処理により、第1位置指定部3により指定された領域と、第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域とが決定された縮小率にしたがって縮小され、第1位置指定部3により指定された領域と第2位置指定部4により指定され新たに表示された領域との間の指定されていない領域については限界縮小率rminにしたがって縮小された画像が生成される。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筐体、2 表示部、3 第1位置指定部、4 第2位置指定部、5 メモリカードスロット、6 メモリカード、7 指示棒、8 表示情報入力指示領域、9 表示情報表示終了指示領域、21 入力部、22 画像バッファ、23 表示バッファ、24 表示制御部、26 制御部、27 第1位置保存バッファ、28 第2位置保存バッファ、29 表示範囲保存バッファ、30 表示基準位置保存バッファ、41 入力画像、42 部分画像、43 表示基準位置、51 第1指定矩形、52 第1指定矩形、53 スクロール領域。
Claims (12)
- 表示画面に表示情報の少なくとも一部分を表示する表示手段と、
第1の位置指定手段と、
第2の位置指定手段とを備え、
前記第1の位置指定手段により前記表示情報の一部のうちで指定された第1指定部分と、前記第1の位置指定手段により前記第1指定部分が指定された際に未だ前記表示画面に表示されていない部分であって前記第2の位置指定手段により前記表示情報の一部のうちで指定された第2指定部分と、前記第1指定部分と前記第2指定部分との間の指定されていない前記表示情報の未指定部分とを含めて前記表示画面内に表示させる制御を行う表示制御手段をさらに備えることを特徴とする、表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記第1指定部分および前記第2指定部分と、前記未指定部分とで、表示倍率を異ならせて、前記表示画面内に表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記第1指定部分と前記第2指定部分とを同じ表示倍率で、前記表示画面内に表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記第1指定部分および前記第2指定部分の表示倍率より、前記未指定部分の表示倍率を小さくして、前記表示画面内に表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項2または3に記載の表示装置。
- 前記表示制御手段は、
前記第1指定部分と前記第2指定部分とから前記表示画面内に表示する表示情報の範囲を特定する範囲特定手段をさらに含み、
前記範囲特定手段により特定された範囲内の表示情報を前記表示画面内に表示させる制御を行うことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、
前記範囲特定手段により特定された範囲が前記表示画面よりも大きいときに、前記未指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する縮小率決定手段と、
該縮小率決定手段により決定された縮小率に従って、前記未指定部分の表示情報を表示させる制御を行う縮小表示制御手段とをさらに含み、
前記縮小率決定手段は、前記未指定部分の表示情報を縮小して前記範囲特定手段により特定された範囲内の表示情報が前記表示画面内に表示されるように、前記縮小率を決定することを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、
前記縮小率決定手段が決定した縮小率が最小となる縮小率として予め定められた最小縮小率未満となったか否か判定する縮小率判定手段と、
該縮小率判定手段により前記最小縮小率となったと判定されたときに、前記第1指定部分および前記第2指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する特定時縮小率決定手段とをさらに含み、
前記特定時縮小率決定手段は、前記未指定部分の表示情報を前記最小縮小率で縮小し、かつ前記第1指定部分および前記第2指定部分の表示情報を縮小して前記範囲特定手段により特定された範囲内の表示情報が前記表示画面内に表示されるように、前記第1指定部分および前記第2指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定することを特徴とする、請求項6に記載の表示装置。 - 表示装置の表示画面に表示情報の少なくとも一部分を表示させる制御を行う表示方法であって、
第1の位置指定ステップと、
第2の位置指定ステップとを備え、
前記第1の位置指定ステップにより指定された前記表示情報の第1指定部分と、前記第1の位置指定ステップにより前記第1指定部分が指定された際に未だ前記表示画面に表示されていない部分であって前記第2の位置指定ステップにより前記表示情報の一部のうちで指定された第2指定部分と、前記第1指定部分と前記第2指定部分との間の指定されていない前記表示情報の未指定部分とを含めて表示画面内に表示させる制御を行う表示制御ステップをさらに備えることを特徴とする、表示方法。 - 前記表示制御ステップは、
前記第1指定部分と前記第2指定部分とから前記表示画面内に表示する表示情報の範囲を特定する範囲特定ステップと、
前記範囲特定ステップにより特定された範囲が前記表示画面よりも大きいときに、前記未指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する縮小率決定ステップと、
該縮小率決定ステップにより決定された縮小率に従って、前記未指定部分の表示情報を表示させる制御を行う縮小表示制御ステップとをさらに含み、
前記縮小率決定ステップは、前記未指定部分の表示情報を縮小して前記範囲特定ステップにより特定された範囲内の表示情報が前記表示画面内に表示されるように、前記縮小率を決定することを特徴とする、請求項8に記載の表示方法。 - 表示装置の表示画面に表示情報の少なくとも一部分を表示させる制御を行う表示プログラムであって、
第1の位置指定処理と、
第2の位置指定処理とを備え、
前記第1の位置指定処理により指定された前記表示情報の第1指定部分と、前記第1の位置指定処理により前記第1指定部分が指定された際に未だ前記表示画面に表示されていない部分であって前記第2の位置指定処理により前記表示情報の一部のうちで指定された第2指定部分と、前記第1指定部分と前記第2指定部分との間の指定されていない前記表示情報の未指定部分とを含めて表示画面内に表示させる制御を行う表示制御処理をさらに備えることを特徴とする、表示プログラム。 - 前記表示制御処理は、
前記第1指定部分と前記第2指定部分とから前記表示画面内に表示する表示情報の範囲を特定する範囲特定処理と、
前記範囲特定処理により特定された範囲が前記表示画面よりも大きいときに、前記未指定部分の表示情報を表示するときの縮小率を決定する縮小率決定処理と、
該縮小率決定処理により決定された縮小率に従って、前記未指定部分の表示情報を表示させる制御を行う縮小表示制御処理とをさらに含み、
前記縮小率決定処理は、前記未指定部分の表示情報を縮小して前記範囲特定処理により特定された範囲内の表示情報が前記表示画面内に表示されるように、前記縮小率を決定することを特徴とする、請求項10に記載の表示プログラム。 - 請求項10または請求項11に記載の表示プログラムを記録した記録媒体。
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JP2005037883A JP2006227091A (ja) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | 表示装置、表示方法、表示プログラム及び記録媒体 |
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JP2010237777A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Fujitsu Ltd | 情報閲覧装置 |
JP2015524960A (ja) * | 2012-06-20 | 2015-08-27 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | ユーザ装置の情報表示装置及び方法 |
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2005
- 2005-02-15 JP JP2005037883A patent/JP2006227091A/ja not_active Withdrawn
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