JP5151956B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、特に、複写機やプリンタなどの電子写真法による画像形成装置に関する。
一般に、この種の画像形成装置に搭載されるレーザ走査光学装置としては、画像形成の高速化、高精細化に対応するために、副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点(以下、マルチビームとも称する)を有する光源を用いている。また、主走査方向の同期信号の検出方法として、マルチビームのうちの一つのビームでSOSセンサを照射して同期信号を出力させ、その他のビームは同期信号から主走査方向のビーム間隔を補正するように遅延させた同期信号により主走査方向のビーム位置を制御する方法が提案されている。
さらに、特許文献1には、高解像処理などのシステム速度が異なる画像形成モードに応じて、使用するビーム数を切り替え、特定のビームを使用することにより、ビーム位置のずれを防ぐことが記載されている。
ところが、特許文献1に記載の画像形成装置では、選択された画像処理モードによっては、画像パターンの周期がビーム本数と干渉し、マルチビームの発光点に主走査方向のずれが生じている場合には、出力される画像に干渉による筋やむらなどが発生する。また、画像処理モードによる使用ビーム数の切替えを行った場合でも、画像処理モードごとに画像パターンが異なるため、切り替えたビーム数でも画像パターンの周期と干渉し、筋やむらが発生する可能性が残されている。
特開2005−288773号公報
そこで、本発明の目的は、マルチビームによる描画に際してビームの主走査方向の位置ずれに起因する筋やむらの発生による画像の劣化を抑制できる画像形成装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明の第1形態である画像形成装置は、
副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点を有する光源と、
前記光源から出力された複数のビームを偏向器で偏向し、感光体上に走査する走査手段と、
画像領域外に配置され、前記光源のうちいずれかのビームの照射により主走査同期信号を出力する同期信号出力手段と、
前記光源を画像データに基づいて変調する駆動手段と、
を有するレーザ走査光学装置を備え、
前記複数のビームは同一色を描画し、
前記レーザ走査光学装置を制御する制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更可能であること、
を特徴とする。
本発明の第2形態である画像形成装置は、
副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点を有する複数の光源と、
前記複数の光源からそれぞれ出力された複数のビームを単一の偏向器にて偏向し、各光源ごとに対応する複数の感光体のそれぞれを走査する走査手段と、
画像領域外に配置され、前記複数の光源のうちいずれかの光源から出力された一のビームの照射により主走査同期信号を出力する同期信号出力手段と、
前記複数の光源を画像データに基づいて変調する駆動手段と、
を有するレーザ走査光学装置を備え、
前記複数の光源からそれぞれ出力される複数のビームは同一色を描画し、
前記レーザ走査光学装置を制御する制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更可能であること、
を特徴とする。
本発明の第3形態である画像形成装置は、
副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点を有する光源と、
前記光源から出力された複数のビームを偏向器で偏向し、感光体上に走査する走査手段と、
画像領域外に配置され、前記光源のうちいずれかのビームの照射により主走査同期信号を出力する同期信号出力手段と、
前記光源を画像データに基づいて変調する駆動手段と、
を有する複数のレーザ走査光学装置を備え、
各レーザ走査光学装置の前記複数のビームは同一色を描画し、
前記各レーザ走査光学装置を制御する制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更可能であること、
を特徴とする。
前記それぞれの画像形成装置において、制御手段は選択された画像処理モードに基づいて1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更することが好ましい。選択された画像処理モードとは、スクリーン線数や角度による画像パターンの周期が光源のビーム本数と干渉し、各ビームが主走査方向の位置ずれがある場合に形成される画像に干渉による筋やむらが発生するものをいう。
前記画像形成装置においては、ビーム本数と干渉する画像処理モードが選択された場合、1画像の描画に使用するビーム数が1走査ごとに変更されることにより、画像パターンの周期と描画に使用されるビームの周期とがずれることになり、即ち、主走査方向の位置ずれ量が一律でなくなり、筋やむらのない画像を得ることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。なお、各図において符号は共通して用いている。
(第1実施例、図1〜図19参照)
まず、本発明に係る画像形成装置の第1実施例について、その概略構成を図1を参照して説明する。この画像形成装置は、電子写真方式によるモノクロプリンタであって、画像形成ステーション101、感光体ドラム102、レーザ走査光学ユニット1、帯電器103、現像器104などを含む。
レーザ走査光学ユニット1から放射されたビームBが感光体ドラム102を照射し、画像を形成する。また、画像形成装置の下段には、積載されている転写材を1枚ずつ給紙する自動給紙部130が設置されている。
画像データは図示しない画像読取り装置(スキャナ)あるいはコンピュータなどから画像データとして記憶手段31(図3参照)に送信され、これらの画像データに基づいてレーザ走査光学ユニット1が駆動され、感光体ドラム102上にトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
感光体ドラム102上に形成されたトナー画像は、給紙部130から1枚ずつ給紙される転写材に転写され、定着装置135にてトナーの加熱定着が施される。その後、転写材は画像形成装置から排出される。
次に、レーザ走査光学ユニット1について説明する。図2に示すように、レーザ走査光学ユニット1は、光源部と、ポリゴンミラー4を含む走査部とで構成されている。光源部は、半導体レーザアレイ2(以下、LDアレイとも記す)と、コリメータレンズ3と、スリット板8とで構成されている。走査部は、主走査同期信号(以下、SOS信号とも記す)を出力するための光センサ5(以下、SOSセンサとも記す)と、走査レンズ6a,6bと、折返しミラー7とで構成されている。ポリゴンミラー4は駆動部11(図3参照)に入力される駆動信号に基づいて所定の速度で回転駆動される。
LDアレイ2は、副走査方向Zに異なる位置で発光する四つの発光点を有するもので、各発光点から放射されたビームは、コリメータレンズ3によって略平行光とされ、ポリゴンミラー4の各反射面にて等角速度で主走査方向Yに偏向され、走査レンズ6a,6bを透過し、折返しミラー7で反射して感光体ドラム102上で結像し、主走査方向Yに走査する。この主走査と感光体ドラム102の回転による副走査とで感光体ドラム102上に2次元の静電潜像が形成されていく。
走査レンズ6a,6bは、ポリゴンミラー4で等角速度に偏向されたビームを主走査方向Yに等速度に補正するfθ特性、及び、ビームを感光体ドラム102上で結像させる結像特性を有している。
SOSセンサ5は、画像領域外に配置され、走査レンズ6a,6bを透過しかつ折返しミラー7で反射したビームが入射する。この、SOSセンサ5はポリゴンミラー4の走査速度の検出及び各ビームの主走査方向Yの同期をとるために用いられる。
前記レーザ走査光学ユニット1は図3に示す制御部によって制御される。四つのビームのそれぞれに対応する画像データDa〜Ddは各変調回路35a〜35dに供給される。変調回路35a〜35dにおいて、各画像データDa〜DdとデータクロックDCKa〜DCKdとに基づいた信号が生成される。変調回路35a〜35dからの信号は、レーザ駆動回路10a〜10dを介してLDアレイ2の各発光点に供給され、ビームが発光される。
レーザ駆動回路10a〜10dは、水平及び垂直有効期間のみで駆動状態になるようにCPU32からの制御信号で個別に駆動される。各レーザ駆動回路10a〜10dには、LDアレイ2からのビーム光量を示す信号がフィードバックされ、その光量が一定となるようにLDアレイ2の各発光点の駆動が制御される。
LDアレイ2から出力されるレーザビームは、前述のごとく、ポリゴンミラー4によって偏向され、感光体ドラム102上を走査する。ポリゴンミラー4の1面での走査による4ビームによる描画を1走査と称する。偏向されたビームの主走査方向Yの書込み位置は、走査領域の先端側に配置されたSOSセンサ5によって検出されるSOS信号に基づいて制御される。即ち、SOSセンサ5のビーム検出信号は、CPU32を経由して画素クロック生成回路34に供給され、LDアレイ2の各発光点による画像の書込みタイミングが制御される。画素クロック生成回路34には水晶発振器33が接続されている。
LDアレイ2は四つのビームを同時に放射するマルチビームレーザであり、図4に示すように、各発光点a〜dは副走査方向Zに対して異なる位置になるように斜めに配置されている。副走査方向Zのピッチzは画像の解像度によって決定され、主走査方向Yには、発光点aを基準にすると、発光点b,c,dはL1,L2,L3のピッチを有している。
各発光点から出力されるビームa〜dの発光タイミングは図5に示すとおりである。即ち、まず、ビームaを発光させてSOSセンサ5上を走査し、SOS信号を生成する。その後、ビームaはSOS信号から時間t1だけ遅延して画像データに基づいて変調され、感光体ドラム102上を走査する。ビームb,c,dは、ビームaからそれぞれ時間t2,t3,t4だけ遅延して画像データに基づいて変調され、感光体ドラム102上を走査する。
前記遅延時間t2,t3,t4は、図4に示したビームの主走査方向YのピッチL1,L2,L3を主走査速度で除算した値である。なお、この遅延時間を変更することにより、各ビームでの主走査方向Yの書込みタイミングを変更することができる。
図6はビームa〜dの感光体ドラム102上での位置を示し、ビームb〜dが点線で示すようにそれぞれ設計上の位置よりもΔ1,Δ2,Δ3だけ主走査方向Yにずれている場合を示している。ここで、設計上の位置とは、副走査方向Zのピッチzを所望の値に配置した場合に、設計上計算される主走査方向Yの位置である。ビームが設計上の位置からずれる理由としては、LDアレイ2において製造過程で発光点の間隔がずれていたり、光学系の倍率や配置の誤差などによる。
図7はビームが図6に示したずれを生じている場合に描画された画像のずれを示している。点線は設計上の描画位置を示している。書込みタイミングを設計上の位置として設定しているので、図7ではビームb,c,dのずれ量Δ1,Δ2,Δ3に伴って画像のずれとして現われている。
これらの画像ずれはビーム本数の周期で発生する。この場合、4本のビームで走査しているため、ずれの周期も4ラインごととなっている。これらのずれは、通常の画像では品質の劣化として問題にならないが、画像処理モードによっては、画像パターンの周期とビーム本数とが干渉することにより、画像に筋やむらが発生して品質が劣化する場合がある。
具体的には、図8に示すように、画像処理によって、例えば、ビームaのみで描画されたライン1とビームdのみで描画されたライン4が平行に形成されることを想定すればよい。この場合、ビームの主走査方向Yのずれがそのままライン1とライン4の間隔のずれとなり、筋やむらとして視認されてしまうのである。
そこで、本第1実施例では、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更することとした。このような制御は、選択された画像処理モードでの画像パターンの周期がビーム本数と干渉し、画像に干渉による筋やむらが発生する場合に実行される。以下に詳述する。
制御手順は図9に示すとおりである。まず、画像処理モードが選択され(ステップS1)、選択された画像処理モードとビーム本数とが干渉するか否かを判定する(ステップS2)。干渉すると判定すると、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更する処理を行い(ステップS3)、画像を描画する(ステップS6)。干渉しなければ、使用ビーム数を変更することなく(ステップS4)、画像を描画する(ステップS6)。
図10は、通常の4本のビームによる各ビームa〜dの副走査方向Zの位置と走査回数を表している。図11は、本第1実施例によって、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更した場合に、各ビームa〜dの副走査方向Zの位置と走査回数を表している。図10及び図11において、斜線を付したラインは通常の描画ではビームaで露光されるラインである。図11において、(a),(d)は使用されないビームを示している。
図10に示す通常の描画時における各ビームの副走査方方向Zの位置は、n走査のビームdの次の副走査方向Zのラインにn+1走査のビームaが配置されている。図11に示す第1実施例では、n走査のビームdとn+1走査のビームaの副走査方向Zの位置を合わせている。即ち、全ての走査においてビームa,dの副走査方向Zの位置が合わされている。このように重ねられたビームa,dのいずれか一方を使用せずに描画する。使用するビームの選択はランダムであってよい。例えば、n走査ではビームa〜dを使用し、n+1走査ではビームb,cのみを使用し、n+2走査ではビームa〜dを使用し、n+3走査ではビームb,cのみを使用する。
図11に示した処理を実行することにより、通常の描画時にビームaが繰り返して走査していたライン5,9,13…はビームa以外で走査されることになり、干渉による筋やむらを解消することができる。
図12は第1実施例で描画した画像を示している。ライン1及びライン4は図8のライン1及びライン4に対応している。1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更することにより、ライン1はn走査ではビームaで描画され、n+1走査ではビームbで描画され、n+2走査ではビームcで描画され、さらに、n+4走査ではビームaで描画される。このように、ライン1はビームa以外のビームでも描画され、ライン4もビームd以外のビームでも描画され、各ラインも同様である。ビームはそれぞれ主走査方向Yにずれを生じているため(図6参照)、各ラインは厳密には直線とはならない。しかしながら、画像上でのずれ量は一律とはならず、画像パターンとの干渉が抑制され、筋やむらが目立たなくなる。
図13は、図8及び図12とは別の画像パターンを4本のビームa〜dで通常に描画した画像を示している。ライン1はビームaで、ライン2はビームbで、ライン3はビームcで、ライン4はビームdで固定的に描画された平行線である。各ビームが図6に示したずれを有しているため、この画像では、ライン1,4の間隔が他のライン間隔よりも大きくなり、これが筋やむらとして視認される。
図14は、比較例として、図13と同じ画像パターンを、使用するビームをa,b,cの3本に減らして描画した場合の画像を示している。ここでは、ライン1〜4はそれぞれ異なるビームで描画されるために平行に描画されず、筋やむらは目立たない。しかし、ライン1’,2’,3’のように、単一のビームで描画されるラインが発生し、ライン1’,3’の間隔が他のライン間隔よりも大きくなり、これが筋やむらとして視認されてしまう。このように、単に使用するビーム数を固定的に減らしたとしても、画像パターンと使用ビーム数とで干渉が発生する場合がある。
図15は、図13と同じ画像パターンを、本第1実施例と同様に、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更して描画した場合の画像を示している。ライン1〜4,1’〜3’は図14のライン1〜4,1’〜3’と同じ位置である。ここでは、ライン1〜4はそれぞれ異なるビームで描画されるために平行に描画されず、筋やむらは目立たない。ライン2’,3’は同一のビームb,cで描画されることになるが、ライン1’はビームa,dのいずれかを1走査ごとにランダムに切り換えて描画されるため、ライン1’,3’は厳密には直線とはならず、筋やむらは目立たない。
ところで、より好ましくは、本第1実施例において、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更するとき、特定のビームとポリゴンミラー4の偏向面との組み合わせを比較し、一方のビームを選択して使用する。このとき選択するのは、副走査方向Zの位置が重なるビームと偏向面との組合せで像面上のビーム位置のずれ量が小さいほうのビームである。ビームはポリゴンミラー4によって偏向されて感光体ドラム102を走査するため、像面上におけるビームのずれ量は、ポリゴンミラー4の偏向面の面倒れ、平行度などに影響される。よって、像面上におけるビームの位置ずれ量は、使用されるそれぞれのビームと偏向面との組合せに依存する。
以上のごとく、副走査方向Zの位置が重なるビームと偏向面との組合せで像面上のビーム位置のずれ量が小さいほうのビームを選択することにより、ランダムにビームを選択する場合よりも高品質な画像を得ることができる。
図16はこのような制御の手順を示す。まず、画像処理モードが選択され(ステップS1)、選択された画像処理モードとビーム本数とが干渉するか否かを判定する(ステップS2)。干渉すると判定すると、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更する処理を行う(ステップS3)。さらに、副走査方向Zの位置が重なるビームと偏向面との組合せで像面上のビーム位置のずれ量が小さいほうのビームを選択し(ステップS5)、画像を描画する(ステップS6)。干渉しなければ、使用ビーム数を変更することなく(ステップS4)、画像を描画する(ステップS6)。
ここで、副走査方向Zの位置が重なるビームと偏向面との組合せで像面上のビーム位置のずれ量が小さいほうのビームを選択することを具体的に説明する。図17は、図16に示した制御手順を実行した場合に各ビームの副走査方向Zの位置と走査回数を表している。ビーム数が4で偏向面が6面である場合に、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更するため、図11でも説明したように、n走査でのビームdとn+1走査でのビームaの副走査方向Zの位置を重ねている。
n走査のときに使用されるのが偏向面1、n+1走査のときに使用されるのが偏向面2とすると、図17でのライン4は、偏向面1とビームdとの組合せ又は偏向面2とビームaとの組合せが想定される。この2種の組合せにおいて、像面上のビーム位置のずれ量が小さいほうの組合せを選択する。
ところで、この種の画像形成装置においては、ポリゴンミラー4の回転速度が主走査の速度であり、感光体ドラム102の回転速度が副走査の速度(システム速度)である。通常状態での副走査速度は、1回の主走査時間に副走査方向Zへビームa〜dの副走査方向Zの距離を移動する速度としている。
従って、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更する場合、主走査速度を変更しないのであれば、副走査速度(システム速度)を、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせて変更する。このような制御は図18に示すフローチャートのステップS5で実行される。システム速度を変更するとは、具体的には、感光体ドラム102の回転速度、転写材を搬送する各種ローラの回転速度を変更することである。
また、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更する場合、システム速度を変更しないのであれば、4ビームでの副走査方向Zの距離を副走査方向Zに移動する時間に、1走査当たりに使用するビーム数の平均値で、変更されていないビーム数と同じ数の主走査ラインを形成できる走査時間となるように主走査速度を規定するポリゴンミラー4の回転速度を変更する。このような制御は図19に示すフローチャートのステップS5で実行される。同時に、変更したポリゴンミラー4の回転速度に対応した画像データ周波数、画像書込みタイミング、レーザ発光光量に変更する。
(第2実施例、図20〜図23参照)
本発明に係る画像形成装置の第2実施例について、その概略構成を図20を参照して説明する。この画像形成装置は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム方式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を形成するように構成したものである。画像は、各画像形成ステーション101で形成され、中間転写ベルト112上で合成される。なお、各図において、参照数字に付されているY,M,C,Kの文字はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを意味している。
画像形成ステーション101(101Y,101M,101C,101K)は、その概略を説明すると、感光体ドラム102(102Y,102M,102C,102K)、レーザ走査光学ユニット1、現像器104(104Y,104M,104C,104K)などを含む。
レーザ走査光学ユニット1から放射されたビームBY,BM,BC,BKが各感光体ドラム102を照射し、各色の画像を形成する。一方、画像形成ステーション101の直下には中間転写ベルト112がローラ113,114,115にて無端状に張り渡され、矢印A方向に回転駆動され、駆動ローラ113を設置した部分であって中間転写ベルト112に対向する部分(2次転写部)には2次転写ローラ116が配置されている。また、画像形成装置の下段には、積載されている転写材を1枚ずつ給紙する自動給紙部130が設置されている。
画像データは図示しない画像読取り装置(スキャナ)あるいはコンピュータなどからYMCKごとの画像データとして記憶手段31(図21参照)に送信され、これらの画像データに基づいてレーザ走査光学ユニット1が駆動され、それぞれの感光体ドラム102上にトナー画像を形成する。このような電子写真プロセスは周知であり、その説明は省略する。
各感光体ドラム102上に形成されたトナー画像は、矢印A方向に回転駆動される中間転写ベルト112上に順次1次転写され、4色の画像が合成される。一方、転写材は1枚ずつ給紙部130から上方に給紙され、2次転写部で転写ローラ116から付与される電界にて中間転写ベルト112から合成画像が2次転写される。その後、転写材は図示しない定着装置に搬送されてトナーの加熱定着が施され、画像形成装置の上面部に排出される。
2次転写部の直前には給紙された用紙を検出するためのTODセンサ106が設置され、転写材と中間転写ベルト112上の画像との同期をとっている。また、中間転写ベルト112上に形成されたレジスト補正用画像を検出するためのレジストセンサ105が設置されている。ベルト112上に各画像形成ステーション101ごとにレジスト補正用画像を形成し、該補正用画像をセンサ105で検出することで、各レーザビームBY,BM,BC,BKの発光タイミングを調整し、YMCKの画像がベルト112上で正確に合成されるようにしている。
レーザ走査光学ユニット1は、YMCK各色ごとに、LDアレイ2やその駆動回路を備え、単一のポリゴンミラー4にて4×4=16本のビームを同時に偏向/走査する。レーザ走査光学ユニット1の構成は基本的には図2と同様である。駆動回路は図21に示すとおりであり、LDアレイ2Y,2M,2C,2Kをそれぞれの画像データ変調部36Y,36M,36C,36Kで駆動する。なお、図21において、符号は図3と共通で使用されている。
SOSセンサ5から出力されるSOS信号は計16本のビームのうちいずれか一つのビーム、例えば、黒色を描画するLDアレイ2Kのいずれかのビームによって得られる。
YMCK各色に対応した四つのLDアレイ2とそれぞれの変調部36と単一のポリゴンミラー4からなるレーザ走査光学ユニット1においても前記第1実施例で説明した問題点が生じる。即ち、画像パターンがYMCK各色それぞれで異なり、いずれかの色の描画において画像パターンの周期とビーム本数とが干渉する場合、該当するLDアレイ2Y,2M,2C,2Kの4本のビームに主走査方向Yの位置ずれを生じていると、画像に筋やむらが発生して品質が劣化する。
このような画像品質の劣化を回避するため、本第2実施例では、1画像の描画に使用する各LDアレイ2のビーム数を1走査ごとに変更することにした。このような制御は、選択された画像パターンの周期がビーム本数と干渉するか否かの判断をYMCK各色ごとに行い、画像に干渉による筋やむらが発生する場合に実行される。以下に詳述する。
制御手順の第1例は図22に示すとおりである。まず、YMCK各色の画像処理モードが選択され(ステップS11)、選択された画像処理モードとビーム本数とが干渉するか否かをYMCK各色ごとに判定する(ステップS12)。干渉すると判定すると、1走査当たりに使用するビーム数の平均値がYMCK各色全て同じになるように各LDアレイ2において使用するビーム数を1走査ごとに変更する処理を行う(ステップS13)。そして、図18のステップS5と同様にシステム速度を変更し(ステップS15)、画像を描画する(ステップS16)。干渉しなければ、使用ビーム数を変更することなく(ステップS14)、画像を描画する(ステップS16)。
制御手順の第2例は図23に示すとおりであり、前記第1例と異なるのは、選択された画像処理モードとビーム本数とが干渉する場合には、1走査当たりに使用するビーム数の平均値がYMCK各色全て同じになるように各LDアレイ2において使用するビーム数を1走査ごとに変更するとともに(ステップS13)、ポリゴンミラー4の回転速度、画像データ周波数、画像書込み開始タイミング、レーザ発光光量を変更する(ステップS15)点であり、システム速度は変更しない。
なお、図22及び図23のステップS15での変更制御は図18及び図19で説明したように、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせる。
また、この第2実施例においても、前記第1実施例で説明したように、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、特定のビームとポリゴンミラーの偏向面との組合せを比較し、像面上でのビーム位置のずれ量が小さいビームを選択して使用することが好ましい。
(第3実施例、図24〜図27参照)
本発明に係る画像形成装置の第3実施例について、その概略構成を図24を参照して説明する。この画像形成装置は、前記第2実施例と同様に、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム方式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を形成するように構成したものである。第2実施例と異なるのは、YMCK各色ごとにレーザ走査光学ユニット1Y,1M,1C,1Kを備えている点である。
レーザ走査光学ユニット1は、YMCK各色ごとに、LDアレイ2やその駆動回路、ポリゴンミラー4を備え、4本のビームを同時に偏向/走査する。レーザ走査光学ユニット1の構成は基本的には図2と同様である。駆動回路は図25に示すとおりであり、LDアレイ2Y,2M,2C,2Kをそれぞれの画像データ変調部36Y,36M,36C,36Kで駆動する。なお、図25において、符号は図3及び図21と共通で使用されている。
YMCK各色に対応してそれぞれ独立して駆動される四つのレーザ走査光学ユニット1においても前記第1実施例で説明した問題点が生じる。即ち、画像パターンがYMCK各色それぞれで異なり、いずれかの色の描画において画像パターンの周期とビーム本数とが干渉する場合、該当するLDアレイ2Y,2M,2C,2Kの4本のビームに主走査方向Yの位置ずれを生じていると、画像に筋やむらが発生して品質が劣化する。
このような画像品質の劣化を回避するため、本第3実施例では、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更することにした。このような制御は、選択された画像パターンの周期がビーム本数と干渉するか否かの判断をYMCK各色ごとに行い、画像に干渉による筋やむらが発生する場合に実行される。以下に詳述する。
制御手順の第1例は図26に示すとおりである。まず、YMCK各色の画像処理モードが選択され(ステップS21)、選択された画像処理モードとビーム本数とが干渉するか否かをYMCK各色ごとに判定する(ステップS22)。干渉すると判定すると、1走査当たりに使用するビーム数の平均値がYMCK各色全て同じになるように各LDアレイ2において使用するビーム数を1走査ごとに変更する処理を行う(ステップS23)。そして、図18のステップS5と同様にシステム速度を変更し(ステップS25)、画像を描画する(ステップS26)。干渉しなければ、使用ビーム数を変更することなく(ステップS24)、画像を描画する(ステップS26)。
制御手順の第2例は図27に示すとおりであり、前記第1例と異なるのは、選択された画像処理モードとビーム本数とが干渉する場合には、干渉すると判定された色を描画するLDアレイ2において1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更するとともに(ステップS23)、干渉すると判定された色を描画するレーザ走査光学ユニット1のポリゴンミラー4の回転速度、画像データ周波数、画像書込み開始タイミング、レーザ発光光量のみを変更する(ステップS25)点であり、システム速度は変更しない。なお、ステップS25での変更制御は図19で説明したとおりである。
なお、図26及び図27のステップS25での変更制御は図18及び図19で説明したように、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせることは勿論である。
また、この第3実施例においても、前記第1実施例で説明したように、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、特定のビームとポリゴンミラーの偏向面との組合せを比較し、像面上でのビーム位置のずれ量が小さいビームを選択して使用することが好ましい。
(他の実施例)
なお、本発明に係る画像形成装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
特に、光源に内蔵される発光点数は4に限定されることはない。また、ビームを走査するための光学素子の種類や配置は任意である。
本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す概略構成図である。 レーザ走査光学ユニットを示す平面図である。 第1実施例におけるレーザ走査光学ユニットの制御部を示すブロック図である。 LDアレイの発光点を示す説明図である。 ビームの発光タイミングを示すチャート図である。 ビームの主走査方向のずれを示す説明図である。 ビームの前記ずれによる画像のずれを示す説明図である。 干渉による画像のずれを2次元的に示す説明図である。 画像のずれを補正するための基本となる制御手順を示すフローチャート図である。 通常の4本のビームによる描画を示す説明図である。 使用ビーム数を1走査ごとに変更した場合の描画を示す説明図である。 ずれを補正した画像を2次元的に示す説明図である。 図8とは別の画像パターンを通常の4本のビームで描画した画像を2次元的に示す説明図である。 比較例として、図13に示す画像パターンを3本のビームに減らして描画した画像を2次元的に示す説明図である。 図13に示す画像パターンを、使用ビーム数を1走査ごとに変更して描画した画像を2次元的に示す説明図である。 第1実施例での制御手順の第1例を示すフローチャート図である。 図16に示した制御手順による描画を示す説明図である。 第1実施例での制御手順の第2例を示すフローチャート図である。 第1実施例での制御手順の第3例を示すフローチャート図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施例を示す概略構成図である。 第2実施例におけるレーザ走査光学ユニットの制御部を示すブロック図である。 第2実施例での制御手順の第1例を示すフローチャート図である。 第2実施例での制御手順の第2例を示すフローチャート図である。 本発明に係る画像形成装置の第3実施例を示す概略構成図である。 第3実施例におけるレーザ走査光学ユニットの制御部を示すブロック図である。 第3実施例での制御手順の第1例を示すフローチャート図である。 第3実施例での制御手順の第2例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1…レーザ走査光学ユニット
2…LDアレイ
4…ポリゴンミラー
5…SOSセンサ
6a,6b…走査レンズ
10a〜10d…レーザ駆動回路
32…CPU
102…感光体ドラム
a〜d…発光点(ビーム)
Y…主走査方向
Z…副走査方向

Claims (18)

  1. 副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点を有する光源と、
    前記光源から出力された複数のビームを偏向器で偏向し、感光体上に走査する走査手段と、
    画像領域外に配置され、前記光源のうちいずれかのビームの照射により主走査同期信号を出力する同期信号出力手段と、
    前記光源を画像データに基づいて変調する駆動手段と、
    を有するレーザ走査光学装置を備え、
    前記複数のビームは同一色を描画し、
    前記レーザ走査光学装置を制御する制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更可能であること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は選択された画像処理モードに基づいて1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、選択された画像処理モードでの画像パターンの周期が前記光源のビーム本数と干渉し、各ビームが主走査方向の位置ずれがある場合に形成される画像に干渉による筋やむらが発生するか否かを判断すること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更するとき、特定のビームと前記偏向器の偏向面との組合せを比較し、像面上でのビーム位置のずれ量が小さいビームを選択して使用すること、を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更するとき、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせたシステム速度に変更すること、を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更するとき、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせた偏向器の回転速度、画像データ周波数、画像書込みタイミング、発光光量に変更すること、を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点を有する複数の光源と、
    前記複数の光源からそれぞれ出力された複数のビームを単一の偏向器にて偏向し、各光源ごとに対応する複数の感光体のそれぞれを走査する走査手段と、
    画像領域外に配置され、前記複数の光源のうちいずれかの光源から出力された一のビームの照射により主走査同期信号を出力する同期信号出力手段と、
    前記複数の光源を画像データに基づいて変調する駆動手段と、
    を有するレーザ走査光学装置を備え、
    前記複数の光源からそれぞれ出力される複数のビームは同一色を描画し、
    前記レーザ走査光学装置を制御する制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更可能であること、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は選択された画像処理モードに基づいて1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、選択された画像処理モードでの画像パターンの周期が前記各光源のビーム本数と干渉し、各ビームが主走査方向の位置ずれがある場合に形成される画像に干渉による筋やむらが発生するか否かを判断すること、を特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、特定のビームと前記偏向器の偏向面との組合せを比較し、像面上でのビーム位置のずれ量が小さいビームを選択して使用すること、を特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせたシステム速度に変更すること、を特徴とする請求項7ないし請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせた偏向器の回転速度、画像データ周波数、画像書込みタイミング、発光光量に変更すること、を特徴とする請求項7ないし請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 副走査方向に異なる位置で発光する複数の発光点を有する光源と、
    前記光源から出力された複数のビームを偏向器で偏向し、感光体上に走査する走査手段と、
    画像領域外に配置され、前記光源のうちいずれかのビームの照射により主走査同期信号を出力する同期信号出力手段と、
    前記光源を画像データに基づいて変調する駆動手段と、
    を有する複数のレーザ走査光学装置を備え、
    各レーザ走査光学装置の前記複数のビームは同一色を描画し、
    前記各レーザ走査光学装置を制御する制御手段は、1画像の描画に使用するビーム数を1走査ごとに変更可能であること、
    を特徴とする画像形成装置。
  14. 前記制御手段は選択された画像処理モードに基づいて1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御手段は、選択された画像処理モードでの画像パターンの周期が前記各光源のビーム本数と干渉し、各ビームが主走査方向の位置ずれがある場合に形成される画像に干渉による筋やむらが発生するか否かを判断すること、を特徴とする請求項13又は請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、特定のビームと前記偏向器の偏向面との組合せを比較し、像面上でのビーム位置のずれ量が小さいビームを選択して使用すること、を特徴とする請求項13ないし請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせたシステム速度に変更することを特徴とする請求項13ないし請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 前記制御手段は、1画像の描画に使用する各光源のビーム数を1走査ごとに変更するとき、1走査当たりに使用するビーム数の平均値に合わせた偏向器の回転速度、画像データ周波数、画像書込みタイミング、発光光量に変更することを特徴とする請求項13ないし請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
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