JP5149558B2 - 過冷却水の製造方法 - Google Patents
過冷却水の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5149558B2 JP5149558B2 JP2007205070A JP2007205070A JP5149558B2 JP 5149558 B2 JP5149558 B2 JP 5149558B2 JP 2007205070 A JP2007205070 A JP 2007205070A JP 2007205070 A JP2007205070 A JP 2007205070A JP 5149558 B2 JP5149558 B2 JP 5149558B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pressure
- brine
- supercooler
- subcooler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
i=1(バイパス管41の流路)又は2(過冷却器4の水側流路)(a:無次元定数(流路の形状に応じた定数),v:流速,g:重力加速度)である。
したがってバイパス管41の損失水頭h1は、
h1 = a1・ξ1・v1 2/2g、
そして過冷却器4の水側流路の損失水頭h2は、
h2 = a2・ξ2・v2 2/2g、
となる。
Gi = vi・Ai ・・・(2)
i=1(バイパス管41の流路)又は2(過冷却器4の水側流路)である。
すなわち、
バイパス管41の流量G1は、
G1 = v1・A1
過冷却器4の水側流路の流量G2は、
G2 = v2・A2
となる。
すなわちG1、G2を計測の変動は抵抗係数ξ2の変化に起因するものであり、かかる抵抗係数ξ2の変化はプレートの変形、移動が起きていることを示すものに他ならない。したがって、抵抗係数ξ2が一定の値を示すようなプレート間差圧を、過冷却器4の運転条件とし、後はその差圧運転条件にしたがって、当該氷蓄熱システムを本運転させればよい。
2、6 ポンプ
4 過冷却器
5 冷凍機
8 過冷却解除装置
11 プレート
12 ガスケット
15 エンドプレート
20 水配管系
21 水往管
22 水還管
23 第1の圧力計
24、25 バルブ
26、35 流量計
27 第2の圧力計
28 膨張タンク
30 ブライン配管系
31 ブライン往管
32 ブライン還管
33 第3の圧力計
36 第4の圧力計
37 膨張タンク
41 バイパス管
42 バイパス流量計
Claims (13)
- ガスケットタイプのプレート式熱交換器を過冷却器として用いて冷却ブラインと水とを熱交換させて過冷却水を製造する方法において、
冷却ブラインまたは水の圧力を調整し、プレート式熱交換器におけるプレート間差圧を所定の差圧以上にして、圧力変動によるプレートの変形を抑えることを特徴とする、過冷却水の製造方法。 - ガスケットタイプのプレート式熱交換器を過冷却器として用いて冷却ブラインと水とを熱交換させて過冷却水を製造する方法において、
前記冷却ブラインまたは水の圧力を調整して、プレート式熱交換器におけるプレート間差圧が所定の差圧以上の状態で過冷却水を製造するようにし、
前記所定の差圧は、水とブラインを過冷却水の製造に必要な流量に設定して水を循環させた状態で、過冷却器に流入するブラインの圧力調整を行ない、過冷却器内の水流路の抵抗係数が水又はブラインの圧力変動や流量変動によらず一定となるプレート間差圧であることを特徴とする、過冷却水の製造方法。 - ガスケットタイプのプレート式熱交換器を過冷却器として用いて冷却ブラインと水とを熱交換させて過冷却水を製造する方法において、
前記冷却ブラインまたは水の圧力を調整して、プレート式熱交換器におけるプレート間差圧が所定の差圧以上の状態で過冷却水を製造するようにし、
前記所定の差圧は、水とブラインを過冷却水の製造に必要な流量に設定して水を循環させた状態で、過冷却器に流入するブラインの圧力調整を行ない、過冷却器に対して並列に流れる水のバイパス流路の流量と、過冷却器を流れる水の流量との流量比が水又はブラインの圧力変動によらず一定となるプレート間差圧であることを特徴とする、過冷却水の製造方法。 - ガスケットタイプのプレート式熱交換器を過冷却器として用いて冷却ブラインと水とを熱交換させて過冷却水を製造する方法において、
前記冷却ブラインまたは水の圧力を調整して、プレート式熱交換器におけるプレート間差圧が所定の差圧以上の状態で過冷却水を製造するようにし、
プレート間差圧を所定の差圧以上となるように前記冷却ブラインまたは水の圧力を調整するにあたっては、水とブラインを向流で熱交換させる場合には、過冷却器に対する水の入口圧力よりもブラインの出口圧力を大きくするか、又は過冷却器に対する水の出口圧力をブラインの入口圧力よりも大きくすることを特徴とする、過冷却水の製造方法。 - ガスケットタイプのプレート式熱交換器を過冷却器として用いて冷却ブラインと水とを熱交換させて過冷却水を製造する方法において、
前記冷却ブラインまたは水の圧力を調整して、プレート式熱交換器におけるプレート間差圧が所定の差圧以上の状態で過冷却水を製造するようにし、
プレート間差圧を所定の差圧以上となるように前記冷却ブラインまたは水の圧力を調整するにあたっては、水とブラインを並流で熱交換させる場合には、過冷却器に対するブラインの入口圧力を水の入口圧力よりも大きくするとともに過冷却器に対するブラインの出口圧力を水の出口圧力よりも大きくするか、又は過冷却器に対する水の入口圧力をブラインの入口圧力よりも大きくするとともに過冷却器に対する水の出口圧力をブラインの出口圧力よりも大きくすることを特徴とする、過冷却水の製造方法。 - ブラインの膨張タンクの位置を高くして、過冷却器に対する水の入口圧力よりもブラインの出口圧力を大きくして向流で熱交換させることを特徴とする、請求項4に記載の過冷却水の製造方法。
- ブラインの膨張タンクの位置を高くして、過冷却器に対するブラインの出口圧力を水の出口圧力よりもよりも大きくするとともに過冷却器に対するブラインの入口圧力を水の入口圧力よりも大きくして並流で熱交換することを特徴とする、請求項5に記載の過冷却水の製造方法。
- ブラインの配管に密閉式膨張タンクを取り付け、当該密閉式膨張タンク内のガス圧を調整することでブラインの静圧を調整して、過冷却器に対する水の入口圧力よりもブラインの出口圧力を大きくして向流で熱交換させることを特徴とする、請求項4に記載の過冷却水の製造方法。
- ブラインの配管に密閉式膨張タンクを取り付け、当該密閉式膨張タンク内のガス圧を調整することでブラインの静圧を調整して、過冷却器に対するブラインの出口圧力を水の出口圧力よりもよりも大きくするとともに過冷却器に対するブラインの入口圧力を水の入口圧力よりも大きくして並流で熱交換することを特徴とする、請求項5に記載の過冷却水の製造方法。
- ブラインポンプの揚程を、定格流量及び配管システムの抵抗に対して大きく選定し、過冷却器のブライン出口に設置した弁を絞ることで定格流量に調整して、過冷却器に対する水の入口圧力よりもブラインの出口圧力を大きくして向流で熱交換させることを特徴とする、請求項4に記載の過冷却水の製造方法。
- ブラインポンプの揚程を、定格流量及び配管システムの抵抗に対して大きく選定し、過冷却器のブライン出口に設置した弁を絞ることで定格流量に調整して、過冷却器に対するブラインの出口圧力を水の出口圧力よりもよりも大きくするとともに過冷却器に対するブラインの入口圧力を水の入口圧力よりも大きくして並流で熱交換することを特徴とする、請求項5に記載の過冷却水の製造方法。
- 過冷却器に対する水の出口圧力が、当該過冷却器の水側損失圧力とブライン側損失圧力の和よりも高くなるように、当該過冷却器の設置位置を、過冷却器からの過冷却水によって製造された氷を蓄える氷蓄熱槽の水面よりも低い位置に設置し、過冷却器に対する水の出口圧力をブラインの入口圧力よりも大きくして向流で熱交換させることを特徴とする、請求項4に記載の過冷却水の製造方法。
- 過冷却器に対する水の出口圧力が、当該過冷却器の水側損失圧力とブライン側損失圧力の和よりも高くなるように、当該過冷却器の設置位置を、過冷却器からの過冷却水によって製造された氷を蓄える氷蓄熱槽の水面よりも低い位置に設置し、過冷却器に対する水の出口圧力をブラインの出口圧力よりも大きくするとともに過冷却器に対する水の入口圧力をブラインの入口圧力よりも大きくして並流で熱交換することを特徴とする、請求項5に記載の過冷却水の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007205070A JP5149558B2 (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 過冷却水の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007205070A JP5149558B2 (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 過冷却水の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009041802A JP2009041802A (ja) | 2009-02-26 |
JP5149558B2 true JP5149558B2 (ja) | 2013-02-20 |
Family
ID=40442723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007205070A Active JP5149558B2 (ja) | 2007-08-07 | 2007-08-07 | 過冷却水の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5149558B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6146966B2 (ja) * | 2012-07-19 | 2017-06-14 | 三菱電機株式会社 | 冷温水熱源機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2519964Y2 (ja) * | 1989-03-30 | 1996-12-11 | 岩井機械工業 株式会社 | プレート式熱交換器 |
JPH0774700B2 (ja) * | 1991-09-26 | 1995-08-09 | 日立冷熱株式会社 | 氷蓄熱装置 |
JP2985070B2 (ja) * | 1997-09-05 | 1999-11-29 | 新菱冷熱工業株式会社 | 氷製造装置 |
JP2001012769A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 氷蓄熱方法及び装置 |
JP2002022321A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動製氷機 |
JP2002243218A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
-
2007
- 2007-08-07 JP JP2007205070A patent/JP5149558B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009041802A (ja) | 2009-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5492523B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5022155B2 (ja) | 氷製造方法 | |
JP5220045B2 (ja) | 冷却装置 | |
JPWO2015005352A1 (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP2019019997A (ja) | 圧縮式冷凍機 | |
JP5149558B2 (ja) | 過冷却水の製造方法 | |
CN106767115A (zh) | 换热管及换热器 | |
JP6239289B2 (ja) | ヒートポンプ給湯システム | |
JP2985070B2 (ja) | 氷製造装置 | |
JP2012137199A (ja) | 蓄冷機能付きエバポレータ | |
JP2012126149A (ja) | 蓄冷機能付きエバポレータ | |
WO2020230641A1 (ja) | 冷媒状態検知装置、冷媒状態検知方法及び温調システム | |
CN102449424B (zh) | 传热管 | |
JP6410660B2 (ja) | 蓄冷機能付きエバポレータ | |
CN114484912B (zh) | 多蒸发器并联的co2热管冷却系统的控制方法 | |
CN116428221A (zh) | 一种空压机冷却系统 | |
JP5202291B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2009243722A (ja) | 内面溝付管 | |
US20130111945A1 (en) | Heat Exchanger and Heat Pump Using Same | |
JP4328152B2 (ja) | 氷蓄熱装置 | |
JPH1137623A (ja) | 冷媒冷却装置 | |
JP2012102969A (ja) | 蓄冷機能付きエバポレータ | |
JP2010243135A (ja) | プレート式熱交換器及び冷凍空調装置 | |
CN106196736B (zh) | 制冷机 | |
CN114383449B (zh) | 一种主动调节型co2热管冷却系统及控制方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5149558 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207 Year of fee payment: 3 |