JP5149167B2 - 極低温対応型移送ホース - Google Patents

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Description

本発明は極低温対応型移送ホースであって、内側ホースとホース内側壁から間隔を置いて中に位置付けられた外側ホースとを備えるホースに関する。
原油を移送するための潜水ホースが米国特許第3,809,128号明細書から既知である。この文書では、内側ホースと外側ホースの間の空間内の空気の量が、ホースの浮力を調整するように選択的に制御される。内側ホースと外側ホースの間に充分な空隙を維持し、外側ホースが水圧によって内側ホース上に崩落するのを防止するために、内側ホースの外側面のまわりに螺旋状スペーサ部材が巻き付けられている。ホースのセグメント同士は、外側ホースの端面を超えて長さ方向に突き出る内側ホースの端部フランジを介して相互連結されている。内側ホースは、連結フランジで外側ホースによって取り囲まれていないので、周囲環境に曝される。したがってこの既知の内側ホースは、−161℃の温度を有する場合のあるLNG、または−194℃の温度を有する場合のある液体窒素などの極低温流体の移送には適していない。
ドイツ特許第27 05 361号明細書からは、LNGの移送などに適した、2本の同心の炭化水素ダクトによるホース・イン・ホース構造体が開示されており、ここでは可撓性金属の強化ホースが使用されている。内側ホースと外側ホースは、内側ホースと外側ホースの壁に恒久的に接合された結合用端部フランジを介して相互に連結されている。この結合用フランジ同士は密閉係合し、複数のボルトによって相互連結される。ホース同士の間の空間をガスが循環できるように、結合フランジには流体通路が存在する。内側ホースと外側ホースの間隔はスペーサ要素によって保たれる。この既知のホースは、一実施形態では、結合用フランジが内側ホースと外側ホースに恒久的に溶接されていることから、内側ホース・セグメントを交換または修理のために外側ホース・セグメントから取り外すことができないという欠点を有する。さらに、外側ホースの結合が解除される際に内側ホースが取り外されるので、内側ホースの流体封じ込め特性を失わずにその検査を行うことができない。他の実施形態では、内側ホース・セグメントの結合要素が軸線方向に自由に摺動することができ、この結果、圧力変化および熱変動による大幅な収縮によって漏れが生じる場合がある。
米国特許第4,111,466号明細書からは、可撓性のエラストマ材料から作成された、内側ホースのまわりに環状空間を画定するように径方向に離隔された1対の同心のホースが既知である。2重ホースの連続した長さを一緒に固定するように、いずれのホースもこれらの各端部で共通の連結リングに固定されている。冷却時の内側ホースの収縮によって、内側フランジに漏れ経路が形成される場合がある。ここでも、連結リングを減結合すると、同時に内側ホースと外側ホースのいずれもが取り外されてしまう。
米国特許第4,108,476号明細書からは、同心構成の硬質管が開示されており、ここでは内側管の端部同士が摺動的に相互連結され、内側管の外側壁のフランジが外側管の2つの内部リングの間に締め付けられている。内側管は外側管のフランジを互いに引き寄せることにより圧縮力を受け、極低温流体により引き起こされる金属製の内側管の収縮は、流体輸送の使用時に内側管に作用する力を最小限のものにしている。内側管セグメントと外側管セグメントが一体的な部分を形成し、検査、交換、または修理のために内側管を外側管から取り外すことができない。また、外側管を取外すと内側管セグメント同士が離脱してしまう。欧州特許第0949444号明細書には、例えばポリテトラフルオロエチレン製の可撓性内側ホースとゴム製の周知の外側レースの組合せが開示されている。内側ホースと外側ホースは外周のスペースを解して相互に連結され、その中空スペースは断熱、漏れ検知のために形成されている。公知の同軸の複合ホースの内側ホースと外側ホースは単一長さの管状材料で形成されている。
ドイツ特許第27 05 361号明細書 米国特許第4,111,466号明細書 米国特許第4,108,476号明細書 欧州特許第0949444号明細書
発明の概要
本発明の目的は、浮遊式生産貯蔵出荷設備(FPSO)などの第1構造体から運搬船などの第2構造体に極低温流体を海上移送するのに適した、簡単に設置、修理、および/または交換することのできる極低温対応型移送ホースを提供することである。
本発明の他の目的は、使用中の与圧による、または温度変化による膨張と収縮の際にホース・セグメント同士の流体密連結を維持する極低温対応型移送ホースを提供することである。
本発明の他の目的は、比較的長い距離を安全に架橋することのできる、また長さが簡単に調整される極低温対応型移送ホースを提供することである。
本発明の他の目的は、内側ホースの流体密特性を失わずに、外側ホース・セグメントを取り外すことができる同心構成の極低温対応型移送ホースを提供することである。
重ねて、本発明の他の目的は、同心タイプの極低温対応型移送ホースであって、内側ホースの熱変動および/または与圧によって引き起こされた内側ホースの外側ホースに対する相対的な移動を許容すると同時に、この流体密特性を維持するホースを提供することである。
本明細書で、本発明による極低温対応型移送ホースは、使用時に海洋環境で延在し、少なくとも20m、好ましくは少なくとも100mの長さを有し、
少なくとも2つのセグメントを備えた内側ホースであって、内側ホースのセグメント同士は、横断方向に延在する少なくとも2つの内側連結部材を介して相互連結され、内側ホースは加圧時に膨張する可撓性の伸張可能な材料で形成され、少なくとも10cmの内径を有する可撓性の強化壁を備える内側ホースと、
内側ホースを取り囲む、水密のエラストマ材料または合成材料を備えた外側ホースであって、2つの外側連結部材を介して相互に連結された少なくとも2つのセグメントを備え、少なくとも2cmの壁厚、少なくとも2mの曲げ半径、および少なくとも20cmの内径を有する外側ホースとを備え、
内側ホースは、内側ホースの内径(D の0.1倍から0.8倍の間である内側ホースの外側壁と外側ホースの内側壁との間隔(H を架橋する多数のスペーサ要素を介して外側ホースから間隔を置かれており、1対の内側連結部材の縦方向位置は、1対の外側連結部材の縦方向位置、またはこの付近に位置付けられ、
内側連結部材は、内側ホースの外側壁と外側ホースの内側壁との間隔(H を架橋し、内側ホースの外側壁のフランジ・セクションを備え、フランジ・セクションは、外側ホースの内側壁に固定された2つの横断方向当接面同士の間で取外し可能に係合して、内側ホースのセグメントの膨張と収縮の際に、1対の外側連結部材と内側連結部材の縦方向位置またはこの付近での内側ホースのセグメント外側ホースのセグメントの、軸線両方向への相対的な軸線方向の移動を防止し、
内側ホースは、内側連結部材を軸線方向に外側ホースに取り付ける前に、軸線方向の引張力を受け、使用していないときは、外側ホースに対して軸線方向に収縮力を掛ける
この可撓性の内側ホースは連結部材を介して外側ホースに軸線方向に連結されていることから、内側ホース・セグメントを、周囲温度で予備応力を掛けられた形で、外側ホース・セグメントに取り付けることができる。このようにして、例えば10バールなどの圧力で行われるLNGの移送中に、内側ホースはこの圧力によってこの通常長さに膨張する。特に起動中、極低温内側ホースが低温ガスによってゆっくりと加圧される時、内側ホースと外側ホースの相互連結部の互いへの軸方向の固定によって、フランジに沿ったガスの漏れが防止される。相互連結部材を取り外すことによって、内側ホース・セグメントと外側ホース・セグメントを一体的ユニットとして取り除くことができ、ここで検査、保守、または交換のために陸上位置で内側ホース・セグメントを外側ホースから取り外し、引き抜くことができる。
他の実施形態では、フランジ・セクションは、内側ホースの壁から解放可能であり、かつ/あるいは当接面は外側ホースの壁から解放可能であって、フランジ・セクションおよび/または当接面を、内側ホースと外側ホースの隙間から取り外す際、内側ホースの全ての壁部が外側ホースの壁から間隔を置かれているようになる。
内側ホースのフランジ・セクションが内側ホースの壁から解放可能であり、かつ/あるいは当接面が外側ホースの壁から解放可能であることから、内側ホースの流体密の特性に悪影響を与えずに外側ホースを内側ホースから取り外すことができ、これによって検査または修理が可能になる。さらに、フランジ・セクションおよび/または当接面を取り外した後に、外側ホースを通して内側ホースを自由に動かすことができて、内側ホースセクションを、検査、修理、または交換のために外側ホースから引き抜くことができる。
内側ホースは、特に極低温流体の移送に適したホースであり、機械的には比較的脆弱であるが、外側ホースによって保護されている。外側ホースはこれ自体が原油の移送で既知であるホースであってよい。ホース・イン・ホース構造体は、航空、浮動、または水中の極低温移送に対して安全を向上させるが、これは、外側ホースが、内側ホースを他のホース、クレーン、LNG運搬船、または引船や作業船などの他の船との衝突から保護し、水の潜入を防止することによる。外側ホースは内側ホースと比べて比較的硬質であるが、使用していない時には浮標、塔、または船の垂直もしくは水平ホース・リールに保管するのに、あるいは船上で溝に保管するのに足りる程に可撓性である。
セグメント化して行うことによって、ホースを容易に所望の長さに組み立てることができる。さらにこれらのセグメントによって、容易にLNG移送システムの一部を沖合で変更して、検査、保守、または修理を行うことができる。
米国特許第4,417,603号明細書からは、沖合のプラットフォームをタンカー船に連結する極低温対応型移送ホースであって、内側の螺旋状金属バネと、半ピッチ分オフセットされた外側の螺旋状バネと、これらのバネ同士の間のポリマー材料の層とを備えるホースが既知である。内側金属ホースのまわりを断熱層が取り囲んでいる。この既知の極低温ホースは単一部から作られており、故障の場合には完全に交換する必要がある。さらに、この極低温金属ホースは比較的脆弱であるようであり、内側の強化合成ホースに直接取り付けられた外側の絶縁体によって効果的に保護されていない。
本明細書で使用する通り、「低温」によって、−162℃の温度を有するLNGなどの、−60℃未満の温度になる液化ガスをここで意図する。
本明細書で使用する通り、「可撓性強化壁」によって、合成または金属ホースの壁であって、例えば蛇腹様構造体によって可撓性が与えられた壁、またはシート材料の平壁と比較して大きな可撓性をホースにもたらす螺旋状バネ様の構成、もしくは類似の壁構造体を有する壁をここで示すものである。
本明細書で使用する通り、「海洋」環境によって、ホース使用中の水面上の、水面に浮遊した、水面下に潜水した、またはこれらの任意の組み合わせの位置をここで意図するものである。
「合成材料」によって、複数の別個の層を備える材料、例えば布地、ゴム、金属線、またはこれらの組み合わせなどによって強化された可撓性金属層などをここで意図するものである。
一実施形態では、内側ホースのフランジは、内側ホースの壁と一体の部分であり、一般にU字形状の断面を備えた軸方向固定リングの脚部同士の間に受け取られ、このリングは外側ホースの壁に解放可能に取り付けられている。このようにして外側ホース・セグメントとは別に、内側ホース・セグメントを容易に組み立てることができ、続いて固定リングを介して外側ホースに連結することができる。この固定リングは外側ホース壁の内側のリング形状の凹所に着座させることができる。代替方法として、この固定リングをリングの各側の1対の環状ノッチを介して外側ホースの壁に取り付けることができる。
さらなる実施形態では、内側ホースを適正に位置合わせし、これを外側ホースに対して画定された位置に維持するように、内側ホースの連結部材が取り付け部材を介して外側ホースの連結部材に取り付けられている。
内側ホースは、LNGによる加圧時に膨張する伸張可能な材料で作成することができるが、LNGは3バール〜4バール前後の圧力を有し、また例えば10バールに上昇する場合もある。このことによって引き起こされる長さの延張は3%〜4%分である場合がある。一実施形態では、内側連結部材を外側ホースの取り付け部材に軸線方向に取り付ける前に、内側ホースが予備応力を掛けられ、使用していない時は、内側ホースは外側ホースに対して軸線方向に収縮力を及ぼす。
このようにして、内側ホースを通って極低温流体がポンピングされるとき、内側ホースから外側ホースに及ぼされる軸線方向の力は最小限にされ、内側ホースを通って極低温流体が移送されないときは、外側ホースは収縮力を受ける。負荷が移送されていないときに収縮を避けるように、外側ホースは比較的硬質の材料で作成されるのが好ましい。
内側ホースと外側ホースの間の空間で、抗凍流体、不活性ガス、空気などの絶縁材が循環できるように、あるいは絶縁真空を作り出すために外側ホースを安全な温度、好ましくは−60℃以上に維持するように、取り付け部材同士に内側ホースと外側ホースの間の空間を架橋する軸線方向の経路が設けられている。
200メートルまでの水深の外部圧力に耐えるように、外側ホースに強化リングを設けてもよい。
本発明を構成するものではないが、本発明の理解に有効ないくつかの実施形態が、図1から11に記載されている。
限定しない例として、本発明による可撓性の極低温対応型移送ホースのいくつかの実施形態について、図12から14を参照して以下に詳しく述べる。
図1には、例えばFSRU(浮遊式貯蔵および再ガス化ユニット)2を備える沖合生産ユニット1を示しており、これはアンカー・ロープ4を介して海底3にしっかりと固定されている。天然ガスなどの炭化水素が海中井戸6から生産物立上がり管5を介して移送されてFSRU2で処理される。FSRU2は液化プラントを備えるが、これは−161℃の温度で天然ガスを冷却し、LNGに液化する。このLNGは極低温対応型移送ホース7を通って転送される。極低温対応型移送ホース7はこの実施形態では水中にあるが、完全にまたは部分的に空中ホースであってもよく、あるいはLNG運搬船8の中央部多岐管まで水面を浮動してよく、LNG運搬船8でホース7は船体中央部オフロード位置にてオフロードされる。この極低温対応型移送ホース7は、これが例えば10m以上、好ましくは約3m以上の曲げ半径まで湾曲することができるという意味で可撓性である。使用していないときは、ホース7は水平リールまたは垂直リールに巻き付け、あるいはFSRU2のデッキで保管することができる。
ホース7は相互連結されたセグメントから作られ、LNGを搬送する内側の強化ホースと、外側ホースを海水から保護し、合成ホースに対して機械的強度および保護をもたらす強化エラストマ材料または他の合成材料の外側ホースとを備える。このホースは内側ホースの故障の場合に、また検査やセグメントの移送中に安全バリアも提供する。
図2では、内側ホース10と外側ホース11のセグメントをより詳しく示している。内側ホース10が備えるセグメント12と13は、ボルト18を介して連結されたフランジ16、17を備える連結部14、15を介して相互連結されている。外側ホース11は、連結部22、23を介して相互連結されたセグメント20、21を備え、連結部22、23はボルト26によって連結されたフランジ24、25を備える。内側ホースと外側ホースのセグメントは、例えば10mの長さを有することができるが、同じ長さである必要はない。内側ホースのセグメントは例えば20mの長さを、外側ホースのセグメントは10mの長さを有することができ、あるいはその反対であることもできる。
外側ホース11と内側ホース10の間の空間27は、内側ホース10の外側面および/または外側ホース11の内側面で支持されたスペーサ28、29によって架橋されている。内側連結部材のフランジ16、17のまわりにスペーサ30が配置され、これが内側フランジ16、17の位置を外側フランジ24、25に対して固定し、これによって、内側ホース10の長さ方向での小さな動きを可能にしながらホース11をホース10に固定する。スペーサ30は、外側ホースの内側壁に溶接されたリングであることができる保持器65、66によって外側ホース11の内側壁に取り付けられている。スペーサ30が備える当接面34、35は、内側ホース10に固定連結されずに内側ホース・フランジ16、17の両側に位置付けられている。不活性ガスまたは空気などのガスがホース10、11の長さ方向に循環するのを可能にするように、スペーサ30に通路31が設けられている。
外側ホースの内側直径dは20cmから100cmに及ぶことがあり、外側ホース11の壁の厚みwは2cmから15cmの間であることができる。内側ホース10の内側直径dは10cmから60cmの間であり、環状空間27の幅hは2cmから20cmの間である。内側ホースの壁の厚みwは1cmから15cmの間であることがある。
内側ホース10は、1980年5月5〜8日に行われた海洋技術会議3844のKonrad Friedrichs、Fritz Papmhal、Herbert Backhausに記載されているような極低温用可撓性波形金属ホース、または米国特許第4,417,603号明細書およびWO01/96772号明細書に記載されているようなコイル状のクロム・ニッケル・スチール強化合成ホースであることができる。
外側ホース11は、トレリン(Trelline)という商標名でスウェーデン・トレレボリ(Trelleborg,Sweden)のトレレボリAB社(Trelleborg AB)によって、またダンロップ(Dunlop)という商標名で英国ノース・イースト・リンカンシャー州(North East Lincolnshire,United Kingdom)のダンロップ・オイル・アンド・マリン社(Dunlop Oil and Marine)によって製造されたもの、またはフランス・パリ(Paris,France)のコフレクシSA社(Coflexip SA)よって製造されたものなどの原油の移送のためのホースであることができる。外側ホース11はこの構造体とエラストマ強化材料の使用とによって、内側の極低温ホース10よりも極めて硬質である。外側ホースは内側ホースを環境的な力から保護し、ロード中またはオフロード中に内側ホース10と外側ホース11のアセンブリに作用する軸線方向の力の50%を超える、好ましくは95%を超える力を吸収する。
環状の空間27は、エラストマ製外側ホース11を冷たい内側ホース10から絶縁する働きをし、抗凍流体、不活性ガス、脱水空気、ゲル、軟質フォームを注入してもよく、または空にしてもよい。囲まれた空間27の中に不活性ガスを入れると、LNGの内側ホースの通過によって不活性ガスが液化される際に真空が生じる。また、空間27に空気を循環させて、外側ホース11が比較的高い安全な温度に保たれることを保証することもでき、漏れを検出する目的で空間27を使用することもできる。万一内側ホースが損傷を受けた場合にLNGが空間27内に漏れるのを回避するために、この空気に、転送LNGの圧力よりも僅かに高く加圧することもできる。
内側ホース10と外側ホース11を概ね同軸に保つスペーサ28、29は、例えばプラスチックまたはセラミック材料によって製造された「タホル」(Tufol)という商標名で販売されている絶縁材料から作成されるが、フォームまたはゲルと、あるいは1つまたは複数のきっちりと巻き付けられた螺旋状のプラスチック管と置き換えることもでき、螺旋状のプラスチック管は圧縮可能であって、LNG移送の際の温度によって誘発された収縮の差異による、内側ホースの外側ホースに対する相対的な移動または変位を許容できる。このような構造体が、米国特許第3,809,128号明細書で詳しく述べられている。スペーサ28、29を、例えば外側ホースの壁に溶接されたリングである保持器によって定位置にロックして、スペーサ28、29の位置を、これによってさらに内側ホース・フランジの位置を固定することができる。
図2bで示しているように、スペーサ30は、内側ホース10の外側直径のまわりに配置することができる2つの半円筒から形成されている。スペーサ30は、例えば英国バーミンガム(Birmingham,United Kingdom)のタフノル・コンポジット社(Tufnol Composites Ltd.)によって製造された、「タフノル」(Tufnol)という商標名で販売されている絶縁材料から作ることができる。
図3では、スペーサ30が、垂直線67に沿って分離された2つの半円筒30a、30bから作られている構造体を示している。外側ホースがフランジ24、25を介して組み合わされるとき、2つの半円筒30a、30bは、保持器65、66によって密閉式に圧迫される。これによって気密通気口または通気路31が形成されるとともに、フランジ16、17がスペーサ半円筒30aと30bの間で挟まれることによって内側ホース10の軸線方向位置が固定される。
図4の実施形態では、スペーサ30は軸線方向に単一部片を備え、肩部67およびスナップ・リング68を介して内側ホース10のフランジ16、17と係合する。
図5の実施形態では、スペーサ30は絶縁材料から作成され、外側ホース11のフランジ24、25に堅固に連結されて、内側ホース10の特にフランジでの軸線方向および半径方向の位置が外側ホースに対して正確に決定されるようになる。このことの利点は、修理や保守のために外側ホース・セグメントのフランジを開けることが必要な場合、内側ホースのフランジも直接アクセス可能なことである。これは、動的な海洋環境での使用中、内側ホースのフランジが外側ホース内で移動し、または変位される可能性のないことによる。この実施形態では、外側ホース11が軸線方向の負荷の大部分を取り上げる。
図6aおよび6bで示す実施形態では、内側ホース10は、外側フランジ24、25と内側フランジ16および17との位置では外側ホース11に固定されていない。スペーサ32、33は、例えば球の形態の丸みのある形状を有し、これは熱または圧力によって誘発された収縮と膨張によって生じる応力を回避するように、内側ホース10と外側ホース11の軸線方向の移動を可能にするように適合されている。
図7aおよび7bの実施形態では、スペーサ40は内側ホース10を外側ホース11内で径方向に位置決めする働きをし、また内側ホースのフランジ24、25を取り囲むスペーサ40の当接面40a、40bによって、外側ホース・セグメント20、21を内側ホースに対して軸方向に位置決めする働きをする。図6bで示すように、外側ホース11の2つの斜面42、43の間に結合リング41が挿入され、軸線方向ボルト45を介してこれらの斜面に連結される。
図8aおよび8bの実施形態では、内側ホース10のセグメント12は、セグメント13の端部が摺動可能に中に受け取られるスリーブ45を備えている。これらの2つの摺動面の間にシールが設けられて、漏れのない取り付けを保証する。スリーブ45の内側とセグメント13の端部の外側とには、ポリプロピレンまたは「テフロン」(登録商標)などの摺動可能な材料が塗布される。ここでも、ホース11の内側に固定される保持器を加えて、摺動距離を制限することができる。
図9の実施形態では、内側ホース10のセグメント12、13の端部47、48には密閉式蛇腹部49、50が設けられ、これは端部147、48のまわりに配置され、セグメントの端開口部51、52を通過して延びて、静止した密閉リング53と密閉係合する。
図10の実施形態では、内側ホース10のセグメント12、13の端部47、48は締め付けスリーブ55に配置され、締め付けスリーブ55は、多数の密閉リング56、57を介して内側ホース10の境界面と密閉係合する。締め付けスリーブ55のフランジ59は、絶縁材料60および保護用ジャケット61によって囲まれている。
図11の実施形態では、内側ホース10が(真っ直ぐな)外側ホース11の中で湾曲経路を有するのを示しており、内側ホース10は、スペーサ30、30’を介してフランジ16、16’17、17’と24、24’25、25’の位置で外側ホース11に連結されている。これによって内側ホースの外側ホースに対する伸張と収縮が可能になる。
外側ホース11の壁62には通路63が設けられ、これは空間27に例えば真空を加えるため、または空気や希ガスなどを循環させるためにポンプ64に連結されている。
図12が示す実施形態では、内側ホース10の内側フランジ16、17はスペーサ30の半円筒30a、30bの間でロックされ、スペーサ30は軸線方向に外側ホース11の肩部71に対して上方部70と係合して、例えば内側ホース10への予備ロードなどによる収縮力を外側ホース11に転送できるようになる。スペーサ30の当接面80、81は内側フランジ16、17と係合する。内側フランジ16、17の間に二重面シール78が組み込まれている。二重面シール78は、互いに接触しないスペーサ半円筒30a、30bの隙間の中に挿入される高圧金属シールを備えることが好ましい。このようにして、外側ホースのボルトからの締め付け力が内側ホースのフランジ16、17に直接伝えられる。スペーサ半円筒30a、30bの隙間内への海水の潜入を、スペーサ半円筒頂部のスチール/ゴム製密閉リング82が防止する。
図13の実施形態では、内側ホース10は、内側ホースの壁に取り付けられた断熱リング部材72、73によって形成された連結フランジを有する。二重ピストン・シール79は内側ホース10の当接セグメント同士の間に配置される。当接面80、81は外側ホース壁の凹所の肩部と係合する。
図14の実施形態では、リング部材72、73は外側ホース11の壁同士の間で径方向に延在し、外側ホース11の壁にボルト74を介して連結されている。
この場合、当接面80、81は外側ホースの壁の一部である。
LNG移送システムの概略図である。 ホース・イン・ホースの極低温移送アセンブリの縦断面図。 ホース・イン・ホースの極低温移送アセンブリの線AAに沿った横断面図。 ホース・イン・ホースの極低温移送アセンブリの平面図。 内側ホースの連結フランジが2つのスペーサ・ハーフの間に挟まれている一実施形態の図である。 内側ホースの連結フランジがスペーサ部材の肩部に対して当接する一実施形態の図である。 内側ホースの連結フランジが外側ホースの連結フランジに結合されている一実施形態の縦断面図である。 外側ホースに対して長さ方向に移動可能である内側ホースの縦断面図。 外側ホースに対して長さ方向に移動可能である内側ホースの平面図。 スペーサが内側ホースのフランジのまわりに構築されている一実施形態の縦断面図。 スペーサが内側ホースのフランジのまわりに構築されている一実施形態の平面図。 内側ホースが摺動可能な連結部材を備える一実施形態の縦断面図。 内側ホースが摺動可能な連結部材を備える一実施形態の平面図。 密閉蛇腹部を備える内側ホースの摺動連結部材の縦断面図である。 多数の端面シールを備える内側ホースの締め付け連結部材の縦断面図である。 伸張可能であるように外側ホース内で湾曲した軌道に沿って延在する内側ホースの概略的縦断面図である。 本発明に関する、プレストレス状態の内側ホースのセグメントと外側ホースのセグメントの取外し可能な結合の実施形態を示す図である。 本発明に関する、プレストレス状態の内側ホースのセグメントと外側ホースのセグメントの取外し可能な結合の異なった実施形態を示す図である。 本発明に関する、プレストレス状態の内側ホースのセグメントと外側ホースのセグメントの取外し可能な結合の異なった実施形態を示す図である。

Claims (13)

  1. 2つの極低温用設備を連結するための可撓性極低温対応型移送ホースにおいて、使用時に海洋環境で延在し、少なくとも20mの長さを有する極低温対応型移送ホースであって、
    少なくとも2つのセグメントを備えた内側ホース(10)であって、前記内側ホースのセグメント同士は、横断方向に延在する少なくとも2つの内側連結部材を介して相互連結され、前記内側ホースは加圧時に膨張する可撓性の伸張可能な材料で形成され、少なくとも10cmの内径を有する可撓性の強化壁を備える内側ホース(10)と、
    前記内側ホースを取り囲む、水密のエラストマ材料または合成材料を備えた外側ホース(11)であって、2つの外側連結部材を介して相互に連結された少なくとも2つのセグメントを備え、少なくとも2cmの壁厚、少なくとも2mの曲げ半径、および少なくとも20cmの内径を有する外側ホース(11)とを備え、
    前記内側ホースは、前記内側ホース(10)の内径(D)の0.1倍から0.8倍の間である前記内側ホースの外側壁と前記外側ホースの内側壁との間隔(H)を架橋する多数のスペーサ要素を介して前記外側ホースから間隔を置かれており、前記1対の内側連結部材の縦方向位置は、前記1対の外側連結部材の縦方向位置、またはこの付近に位置付けられ、
    前記内側連結部材は、前記内側ホースの外側壁と前記外側ホースの内側壁との間隔(H)を架橋し、内側ホースの外側壁の内側フランジ(16、17)またはリング部材(72、73)を備え、前記内側フランジ(16、17)またはリング部材(72、73)は、前記外側ホースの内側壁に固定された2つの横断方向当接面同士(80、81)の間で取外し可能に係合して、前記内側ホースのセグメントの膨張と収縮の際に、前記1対の外側連結部材と前記内側連結部材の縦方向位置またはこの付近での前記内側ホースのセグメントと前記外側ホースのセグメントの、軸線両方向への相対的な軸線方向の移動を防止し、
    前記内側ホース(10)は、前記内側連結部材を軸線方向に前記外側ホース(11)に取り付ける前に、軸線方向の引張力を受け、使用していないときは、前記外側ホース(11)に対して軸線方向に収縮力を掛ける、
    可撓性極低温対応型移送ホース。
  2. 前記リング部材(72、73)は、前記内側ホースの壁から取外し可能であり、または前記当接面(80、81)は前記外側ホースの壁から取外し可能であって、前記リング部材(72、73)または前記当接面(80、81)を前記内側ホース(10)と前記外側ホース(11)の隙間から取り外す際、前記内側ホース(10)の全ての壁部が前記外側ホース(11)の壁から間隔を置かれるようになる、請求項1に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  3. 前記内側ホースの前記内側フランジ(16、17)は、前記内側ホースの壁と一体の部分であり、略U字形状の断面を備えた軸方向固定リングの脚部同士の間に受け取られ、前記リングは前記外側ホースの壁に取外し可能に取り付けられている、請求項1または2に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  4. 前記固定リングは、前記外側ホースの壁の内側のリング形状の凹所に着座されている、請求項3に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  5. 前記固定リングは、前記リングの各側の1対の環状ノッチを介して前記外側ホースの壁に取り付けられている、請求項3に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  6. 前記リング部材(72、73)は、前記外側ホースの壁の連結部材同士の間に突出し、前記外側壁のセグメントによって取外し可能に係合されている、請求項1または2に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  7. 前記外側ホースは、使用中に前記極低温対応型移送ホースの長さ方向に掛かる軸線方向の力の少なくとも70%を吸収するのに適している、請求項1から6のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  8. 前記内側ホースの前記外側壁と前記外側ホースの前記内側壁との間に熱絶縁材料が設けられて、使用中に前記外側ホースの温度が−60℃より上に維持されるようになる、請求項1から7のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  9. 前記外側ホース(11)は、軸方向の引張力が解放された後に前記内側ホースの収縮によって曲がらないように、前記内側ホース(10)よりも硬質である、請求項1から8のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  10. 前記内側ホースと前記外側ホースの間の空間に不活性ガスが備えられている、請求項1から9のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  11. 前記内側ホースと前記外側ホースの間の空間に、流体ポンプが前記外側ホースの壁の開口部を介して連結され、不活性ガスまたは空気などの流体が前記ホース同士の間の空間に出入り可能である、請求項1から10のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  12. 前記外側ホースは、2バールから20バールの間の外部圧力に耐える外部の強化要素を備える、請求項1から11のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
  13. 前記内側ホースの壁の前記内側フランジ(16、17)またはリング部材(72、73)同士の間の隙間に少なくとも1つの密閉要素(78)が備えられている、請求項1から12のいずれか1項に記載の可撓性極低温対応型移送ホース。
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