JP5146659B2 - 車両のフロントピラーとインストルメントパネルの合わせ部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフロントピラーを覆うピラートリム下端のインストルメントパネルの車幅方向両端部との合わせ部構造に関するものである。
図8に車室内の前面側に配置されたインストルメントパネル101の右端部周辺の構成を示すが、インストルメントパネル101の車幅方向両端部(図8には右端部のみを示す)には、図示しないが、フロントガラスと車両側部のドアとの間に配置されてルーフまで延びるフロントピラーが設けられており、このフロントピラーの車室内側の意匠面はピラートリム102によって覆われている。
上記インストルメントパネル101のピラートリム102の下端との合わせ部には切欠き101aが形成されており、この切欠き101aは、車両後方に向かってピラートリム102の下端を回り込むように側端部まで延びている。この切欠き101aの車幅方向に沿って延びる範囲(図示角度θの範囲)は、乗員に対面する側に配置されているために乗員の目に付き易く、それ故に高い外観が要求される箇所であるが、この切欠き101aとピラートリム102との間に隙間が生じ、外観が損なわれる可能性がある。
そこで、特許文献1には、車両前後方向に延びる見切りに対してピラートリム側にインストルメントパネルへの係止構造を設ける構成が提案されている。
実公平6−029127号公報
しかしながら、ピラートリムとインストルメントパネルとの見切りは車両前後方向から車幅方向外側に向かって次第に湾曲しながら広がるため、乗員の目に付き易い車室内の側壁近くにおいては、フロントピラーの車両前方への規制がなく、又、インストルメントパネルとフロントピラーの車両前方への規制もなく、インストルメントパネルとフロントピラーの合わせ部の隙間が広がってしまって見栄えが悪くなってしまう。特に、図8に示すように、ピラートリム102に隣接するドアの開口部周縁にはオープニングトリム103が嵌着されており、このオープニングトリム103によってピラートリム102が車体前方方向の圧接力を受けているため、該ピラートリム102とインストルメントパネル101との見切りに隙間が発生し易い。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、乗員の目に付き易い箇所での隙の発生を防いで外観性と組付性の向上を図ることができる車両のフロントピラーとインストルメントパネルの合わせ部構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ドアの開口部周縁にオープニングトリムを嵌着して成る車両のフロントピラーを覆うピラートリム下端のインストルメントパネルの車幅方向両端部との合わせ部構造において、
合わせ部で車幅方向に互いに重合する前記ピラートリムと前記インストルメントパネルの一方の前記オープニングトリムによって覆われる位置に、他方の裏面に当接する突起と他方の側端部側の端縁を挟み込むための溝を設けるとともに、他方の端部に、前記突起に隣接する一方の意匠面の裏面に重なる片部を延設し、
前記ピラートリムと前記インストルメントパネルの合わせ部において両者を上下に入れ違いに重ねる構造とすることによって、前記ピラートリムの車両前後方向の規制を行うことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記突起を前記インストルメントパネルに設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ピラートリムとインストルメントパネルの一方に形成された突起を他方の裏面に当接させるとともに、他方の端部に、前記突起に隣接する意匠面の裏面に重なる片部を延設することによって、つまり、車幅方向に互いに重合するピラートリムとインストルメントパネルの合わせ部において両者を上下に入れ違いに重ねる構造とすることによって、ピラートリムの車両前後方向の規制を行うようにしたため、オープニングトリムによってピラートリムが車体前方の圧接力を受けても、該ピラートリムとインストルメントパネルとの見切りに隙間が発生せず、その部分の見栄えが高められる。又、ピラートリムとインストルメントパネルを上下に入れ違いに重ねる構造としたため、通常行われている上から下に向けてのピラートリムの取付方向に影響を受けることがなく、ピラートリムの組付性が高められる。
更に、請求項記載の発明によれば、突起と溝が設けられた箇所をオープニングトリムによって覆うようにしたため、肉厚の大きな意匠面に生じ易い樹脂材料の収縮によるヒケ(見栄え)を気にすることなく、高い剛性を有する突起を形成することができる。
請求項記載の発明によれば、嵩張る突起をインストルメントパネルに設けたため、ピラートリム側がシンプルな構造となり、該ピラートリムの組付性が高められる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る合わせ部構造を備えた車両のインストルメントパネル周辺の斜視図、図2は図1の矢視A方向の図、図3は図2の矢視B方向の図、図4は図2のC−C線拡大断面図、図5は図2のD−D線断面図である。
図1に示すように、車両の車室内の前面側にはインストルメントパネル1が車幅方向全幅に亘って配置されており、図示しないが、このインストルメントパネル1の左右両側端部には、不図示のフロントガラスと車両側部のドアとの間に配置されてルーフまで延びるフロントピラーが設けられている。そして、各フロントピラーの室内側の意匠面は、ピラートリム2によって覆われている。
ところで、図2に示すように、インストルメントパネル1のピラートリム2の下端との合わせ部には切欠き1aが形成されており、この切欠き1aは、車両後方に向かってピラートリム2の下端を回り込むように側端部まで延びている。この切欠き1aの車幅方向に沿って延びる範囲(図示角度θの範囲)は、乗員に対面する側に配置されて乗員の目に付き易いため、高い外観が要求される箇所である。
又、図2に鎖線にて示すように、ピラートリム2に隣接するドアの開口部周縁にはオープニングトリム3が嵌着されており、このオープニングトリム3によってピラートリム2が車体前方の圧接力を受けているため、ピラートリム2とインストルメントパネル1との見切りに隙間が発生し易いことは前述の通りである。尚、図2は一方(右側)の合わせ部構造のみを示すが、他方(左側)の合わせ部構造も同じであるため、これについての図示及び説明は省略する。
そこで、本実施の形態では、オープニングトリム3に隣接する箇所のインストルメントパネル1の外側端部に、ピラートリム2との係合構造を設けている。
具体的には、図2に示すように、インストルメントパネル1の外側端部の意匠面から一段下がった位置に突起1b(図3及び図5参照)を一体に突設しており、この突起1bの車室側の基部(インストルメントパネル1の意匠面との間)には溝1cが形成されている。尚、図2に示すように、突起1bは、不図示のドアの開口部周縁に嵌着されたオープニングトリム3によって覆われる最も外側端部の位置に形成されている。
而して、図5に示すように、インストルメントパネル1の突起1bの基部に形成された前記溝1cにピラートリム2の側端部側の下端縁を挟み込み、突起1bの後面をピラートリム3の側端部の下端前面に当接させることによって、ピラートリム2の車両前方側への規制がなされ、インストルメントパネル1とピラートリム2との合わせ部における隙間の発生が防がれている。
又、図3及び図4に示すように、ピラートリム2のインストルメントパネル1の突起1bよりも車室中央側の下端縁には片部2aが延設されており、この片部2aは、インストルメントパネル1の突起1bに隣接する意匠面の裏面(前面)に重なっている。従って、ピラートリム2の車両後方側への規制がなされ、突起1bによるピラートリム2の車両前方側への規制と併せて該ピラートリム2の面差が管理されることとなり、インストルメントパネル1とピラートリム2との合わせ部の見栄えが高められる。
以上のように、本実施の形態では、インストルメントパネル1に形成された突起1bをピラートリム2の裏面に当接されるとともに、ピラートリム2の下端部に、前記突起1bに隣接する意匠面の裏面に重なる片部2aを延設することによって、つまり、車幅方向に互いに重合するインストルメントパネル1とピラートリム2の合わせ部において両者を上下に入れ違いに重ねる構造とすることによって、ピラートリム2の車両前後方向の規制を行うようにしたため、オープニングトリム3によってピラートリム2が車体前方方向の圧接力を受けても、該ピラートリム2とインストルメントパネル1との見切りに隙間が発生せず、その部分の見栄えが高められる。尚、インストルメントパネル1に形成された突起1bに加えて、ピラートリム2の車両左右方向を規制するリブを設けることによって、インストルメントパネル1の車両前後方向に延びる見切りの隙を管理して外観の一層の向上を図ることができる。
ところで、通常、ピラートリム2はインストルメントパネル1を車両に組み付けた後に組み付けられるため、該ピラートリム2の組み付け軌跡は車両レイアウトによって制約を受けるが、本実施の形態では、ピラートリム2とインストルメントパネル1を上下に入れ違いに重ねる構造としたため、通常行われている上から下に向けてのピラートリム2の取付方向に影響を受けることがなく、ピラートリム2の組付性が高められる。
又、本実施の形態では、インストルメントパネル1の突起1bが設けられた箇所をオープニングトリム3によって覆うようにしたため、肉厚の大きな意匠面に生じ易い樹脂材料の収縮によるヒケ(見栄え)を気にすることなく、高い剛性を有する突起1bを形成することができる。
更に、本実施の形態では、嵩張る突起1bをインストルメントパネル1に設けたため、ピラートリム2側がシンプルな構造となり、該ピラートリム2の組付性が高められる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6は本発明の実施の形態2を示す図4と同様の図、図7は同じく図5と同様の図であり、これらの図においては図4及び図5に示したものと同一要素には同一符号を付している。
本実施の形態では、前記実施の形態1とは逆にピラートリム2側に突起2bに形成し、この突起2bの基端部に形成された溝2cにインストルメントパネル1の上端縁を挟みこむとともに、インストルメントパネル1のピラートリム2の突起2bよりも車室中央側の上端縁には片部1dを延設し、この片部1dをピラートリム2の突起2bに隣接する意匠面の裏面(前面)に重ねる構成を採用している。
而して、本実施の形態においても、ピラートリム2の車両前後方向への規制がなされるため、インストルメントパネル1とピラートリム2との合わせ部における隙間の発生が防がれ、その合わせ部の外観性が高められるという前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態1に係る合わせ部構造を備えた車両のインストルメントパネル周辺の斜視図である。 図1の矢視A方向の図である。 図2の矢視B方向の図である。 図2のC−C線拡大断面図である。 図2のD−D線断面図である。 本発明の実施の形態2を示す図4と同様の図である。 本発明の実施の形態2を示す図5と同様の図である。 従来のプラートリムとインストルメントパネルの合わせ部構造を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル
1a インストルメントパネルの切欠き
1b インストルメントパネルの突起
1c インストルメントパネルの溝
1d インストルメントパネルの片部
2 ピラートリム
2a ピラートリムの片部
2b ピラートリムの突起
2c ピラートリムの溝
3 オープニングトリム

Claims (2)

  1. ドアの開口部周縁にオープニングトリムを嵌着して成る車両のフロントピラーを覆うピラートリム下端のインストルメントパネルの車幅方向両端部との合わせ部構造において、
    合わせ部で車幅方向に互いに重合する前記ピラートリムと前記インストルメントパネルの一方の前記オープニングトリムによって覆われる位置に、他方の裏面に当接する突起と他方の側端部側の端縁を挟み込むための溝を設けるとともに、他方の端部に、前記突起に隣接する一方の意匠面の裏面に重なる片部を延設し、
    前記ピラートリムと前記インストルメントパネルの合わせ部において両者を上下に入れ違いに重ねる構造とすることによって、前記ピラートリムの車両前後方向の規制を行うことを特徴とする車両のピラートリムとインストルメントパネルの合わせ部構造。
  2. 前記突起を前記インストルメントパネルに設けたことを特徴とする請求項1記載の車両のピラートリムとインストルメントパネルの合わせ部構造。
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