JP5146489B2 - 用紙処理装置 - Google Patents
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Description
また、このカッタの移動開始位置および/または移動停止位置を決定する移動位置決定手段を更に備え、処理時間算出手段は、移動位置決定手段により決定された移動開始位置および/または移動停止位置に基づいて紙面に沿った方向への用紙束の断裁処理にかかる処理時間を算出することを特徴とする。
また、この処理時間算出手段により算出された紙面に沿った方向への用紙束の断裁処理にかかる処理時間に基づいて、操作パネルに対して所定のメッセージを出力する操作パネル制御手段を更に含むことを特徴とすることができる。
図1は本実施の形態が適用される用紙処理装置の全体構成を示した図である。用紙処理装置10は、例えば、電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置7に接続され、後処理装置として用いられる。この用紙処理装置10は、後処理を施さない出力および端綴じ冊子の出力の他に、製本化された小冊子を作成する小冊子作成部20を備えている。
図5(a),(b)は、本実施の形態が適用されるロータリカッタユニット30の構成を説明するための図である。図5(a)は装置の側面から見たロータリカッタユニット30の構成を示しており、図5(b)は刃の状態を示している。図5(a)に示すように、本実施の形態が適用されるロータリカッタユニット30は、回転しながら用紙の紙面に沿った方向(水平方向)に移動して用紙束を断裁する丸刃31、この丸刃31に対向して設けられ、記録済み用紙の搬送方向と直交する方向に亘って伸びる固定刃32、丸刃31を移動させる動力源であって、例えばステッピングモータによって構成されるモータ33、モータ33により回動するベルト34、丸刃31等を保持して移動するキャリア35、キャリア35をベルト34に固定するベルト固定部36、キャリア35の移動を案内するガイドシャフト37、ベルト34を一定の張力に保つためにバネ等によってベルト34を引っ張るテンショナー38を備えている。更に、丸刃31の待機位置を決定するホームポジションセンサ39を備えている。
図6(a)〜(e)は、通常のカッタ動作を示した図である。通常の動作では、丸刃31は、冊子の搬入時に、図5に示したホームポジションセンサ39によって定められるホームポジション(Home Position)位置に待機している(図6(a))。図1に示した第2折りローラ27によって断裁位置に冊子が固定されると、図5に示したモータ33の回転が開始され、丸刃31が回転しながらスライド移動して、下刃である固定刃32との間で冊子の断裁(カット)がなされる(図6(b))。モータ33のステップ数をカウントしている制御部100(図1参照)は、丸刃31がエンドポジション(End Position)位置に到達したことをステップ数により認識し、モータ33の回転を停止させて、冊子が排出されるのを待機する(図6(c))。冊子が完全に排出された後に、制御部100は、モータ33を断裁時とは逆に回転させ、丸刃31をホームポジション位置まで戻す(図6(d))。その後、ホームポジション位置に待機して、次の冊子(2冊目)が搬入されるのを待つ(図6(e))。かかる動作が、必要部数のカット回数だけ繰り返される。
図10(a)〜(e)は、カット時における移動速度が速い場合を示した図である。束ねられる紙の枚数が少ない冊子や、紙が柔らかい紙が束ねられて冊子を構成する場合などでは、冊子を素早くカットすることが可能である。このときには、まず、ホームポジションで1冊目の冊子搬入を待った後(図10(a))、モータ33を駆動して、丸刃31の回転およびスライドによる冊子断裁が行われる(図10(b))。このとき、モータ33の回転数を上げて、冊子をすばやくカットする。その後、エンドポジションにて冊子の排出を待ち(図10(c))、冊子が排出された後、すばやい動きで戻り動作が実行され(図1010(d))、ホームポジションで次の冊子(2冊目)の冊子搬入を待つ(図10(e))。このように、薄い冊子や紙が柔らかい場合には、カットの力を強くする必要がなく、速度を上げても充分に断裁することができる。速度を上げることで、断裁時間を短縮することが可能となる。
図12は、制御部100にてカッタ動作を実行するための機能ブロック図である。用紙処理装置10に設けられる制御部100は、本体側である画像形成装置7の制御部8との間で各種制御情報の送受信を行う制御情報入出力部101、ユーザ(オペレータ)に対するメッセージの表示やユーザからの指示を入力するための操作パネルを制御する操作パネル制御部102、用紙処理装置10の電力状態や画像形成装置7の電力状態を認識する電力状態認識部103、カッタ動作が実行される用紙の枚数や用紙種類、サイドレジかセンタレジか等の用紙に関する各種情報を認識する用紙情報認識部104、電力状態や用紙情報、ユーザからの操作指示などに基づいて丸刃31の回転と移動の速度を決定するカッタ移動速度決定部105、断裁時における丸刃31の断裁開始位置(ジョブスタートポジション等)を決定するカッタ移動開始位置決定部106、断裁終了時における丸刃31の位置(ジョブエンドポジション等)を決定するカッタ移動停止位置決定部107、カッタ移動速度やカッタ移動距離に基づいて断裁に必要となる処理時間を算出する処理時間算出部108を備えている。尚、ここでは、操作パネル制御部102は、用紙処理装置10に設けられる操作パネル(図示せず)の制御を実行しているが、画像形成装置7の本体に設けられた操作パネル(図示せず)との間で、制御情報入出力部101を介して直接または間接的に制御を実行するように構成することもできる。
1セットの断裁にかかる処理時間 =
(カッタ移動距離÷断裁時カッタ移動速度)
+(カッタ移動距離÷戻り時カッタ移動速度)
+ 冊子搬送処理時間
ここで、算出された処理時間が、画像形成装置7本体における1セット(1冊子)の処理時間よりも長いか否かが判断される(ステップ206)。長い場合には、セット間スキップ時間を入れて、次のジョブを遅らせるように、制御情報入出力部101から制御部8へ指示を出す(ステップ207)。長くならない場合には、動作準備が整った旨の情報を制御情報入出力部101から制御部8へ出力する(ステップ208)。尚、セット間スキップ時間が非常に長くなるような場合には、画像形成装置7本体は、操作パネル(図示せず)へ、例えば、「処理に時間がかかっています。少々お待ちください。」といったメッセージを出すように構成することもできる。
図16は、カッタ移動開始位置決定部106にて実行されるカッタ移動開始位置の決定方法を示したフローチャートである。カッタ移動開始位置決定部106では、まず、画像形成装置7にて画像形成がなされる際の用紙走行位置(用紙レジストレーション)が用紙情報認識部104を介して認識される(ステップ401)。サイドレジで用紙が走行される場合には、例えば、サイドレジ外側30mmの位置をカッタ移動開始位置と決定する(ステップ410)。このカッタ移動開始位置は、図5に示すホームポジションセンサ39によって決定されるホームポジションと一致している場合が多い。
Claims (4)
- 画像形成装置から出力された用紙を束ね、紙面に沿った方向へ移動する所定のカッタを用いて束となった用紙に断裁処理を施す用紙処理装置であって、
用紙が束となった用紙束の断裁処理に関連して得られる条件に基づいて前記カッタの紙面に沿った方向への移動速度を決定する移動速度決定手段と、
前記移動速度決定手段により決定された前記紙面に沿った方向への移動速度に基づいて、用紙束の断裁処理の処理時間を算出する処理時間算出手段と、
前記処理時間算出手段により算出された前記紙面に沿った方向への用紙束の断裁処理にかかる処理時間に関わる情報を前記画像形成装置に出力する出力手段と
を含む用紙処理装置。 - 前記移動速度決定手段は、用紙処理装置および/または前記画像形成装置の電力状態、または断裁される用紙の枚数に基づいて前記紙面に沿った方向への前記移動速度を決定することを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
- 前記カッタの移動開始位置および/または移動停止位置を決定する移動位置決定手段を更に備え、
前記処理時間算出手段は、前記移動位置決定手段により決定された前記移動開始位置および/または前記移動停止位置に基づいて前記紙面に沿った方向への用紙束の断裁処理にかかる処理時間を算出することを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。 - 前記処理時間算出手段により算出された前記紙面に沿った方向への用紙束の断裁処理にかかる処理時間に基づいて、操作パネルに対して所定のメッセージを出力する操作パネル制御手段を更に含む請求項1記載の用紙処理装置。
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